JP5711551B2 - モータ駆動装置 - Google Patents
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Description
実施例1のモータ駆動装置は、自動車の操舵系に設けられたパワーステアリング装置(以下、装置PSという。)に適用される。図1は、パワーステアリング装置PSのシステム構成図である。操舵系は、操作機構とギヤ機構とリンク機構を有している。操作機構は、ステアリングホイールSWとステアリングシャフト(コラムシャフト)SSを有している。ステアリングシャフトSSは第1シャフトS1と第2シャフトS2(中間シャフト)からなる。ギヤ機構はラック&ピニオン型であり、ラックRkとピニオンPnを有している。ピニオンPnは、第2シャフトS2に連結されたピニオンシャフトS3の先端に設けられており、ラックRkと噛み合っている。リンク機構は、ラックRkに連結されたタイロッドTRと、タイロッドTRに連結された転舵輪FL,FRとを有している。
(センサ検出精度の向上)
ハウジング4の筒状部45に軸受451が設けられ、軸受451,420によってモータ2のロータ21を両持ち支持するため、回転軸22(回転中心O)の位置精度を向上することができる。そして、筒状部45と一体の隔壁部44に回転位置センサ5が設けられている。すなわち、回転位置センサ5のロータ51(回転軸22)は軸受451を介して筒状部45(隔壁部44)に対して軸支されている。また、回転位置センサ5のステータ50(コイル500)は、隔壁部44に対して位置決めされている。このように、回転位置センサ5のロータ51とステータ50が同じ部材であるハウジング4に対して位置決めされているため、両者の中心軸同士の位置決め性が良く、これにより回転位置センサ5の検出精度を向上することができる。より具体的には、隔壁部44の回転位置センサ設置部441と筒状部45の軸受451はz軸方向に隣接して設けられているところ、xy平面内で、ステータ50(コイル500)は回転位置センサ設置部441により位置決めされ、ロータ51(回転軸22)は軸受451により位置決めされる。このように回転位置センサ5のロータ51とステータ50の位置決め部位が(z軸方向で)隣接し、互いの距離が短いため、両者の中心軸のズレがより効果的に抑制される。よって、回転位置センサ5の検出精度がより向上する。
装置1は、モータ2を収容するモータ収容部と、ECU3(基板30〜33)を収容する基板収容部とが一体に設けられたハウジング4を有し、モータ2とECU3とをハウジング4の内部で接続する。これにより、両者の接続用の防水コネクタ等が不要となり、装置1の小型化を図ることができる。ここで、パワー系基板(電源基板31と金属基板32)は、ハウジング4においてモータ2の径方向外側に設置されている。よって、パワー系基板をz軸方向でモータ2と重なるように(モータ2の軸上に)設けた場合と異なり、装置1の軸方向寸法の増大を抑制することができる。そして、パワー系基板とモータ2の端子20とを接続する中継端子7(7u,7v)を、モータ2の回転軸22の周りに沿って略円弧状に形成することで、コイル200の複数の相に対応して複数設けられた中継端子7をコンパクトに配置することができる。装置1は、モータ2の端子20(端子台203〜205)が隔壁部44の貫通孔440からz軸正方向側に露出し、ボルトb1〜b3で中継端子7に締結固定される構成であるため、ECU3(基板30〜33)を組付けた後も、装置1のz軸正方向側からボルトb1〜b3を取り外し、モータ2をハウジング4から取り外すことが可能である。よって、モータ2が組付けられていない状態でのECU3の検査が可能であり、検査を行う際、ECU3への通電によりモータ2が回転するおそれがないため、検査作業性を向上することができる。また、制御系基板33とパワー系基板(電源基板31と金属基板32)はz軸方向に重なり合って互いに略平行に設けられている。よって、装置1の径方向寸法の増大を抑制できると共に、制御系基板33とパワー系基板31,32との接続が容易である。例えば、両者を接続する接続部材は、回転位置センサ5と制御系基板33とを接続するセンサ出力端子6と同様、直線状の部材で足り、接続作業を容易化することができる。
パワー系基板とモータ2とを接続する中継端子7は、モータ2の駆動のためにトランジスタ(FET)351〜356によって高速でスイッチングされた電力(比較的大きな振幅と周波数をもった電流)が供給されると、ノイズを発生してしまう。このノイズの発生源である中継端子7で囲まれる領域(複数の中継端子7u〜7wにより取り囲まれる領域のほか、この領域から外側に所定距離だけ離れた周辺の領域を含む。以下同様。)の面積が大きければ、それだけノイズの拡散も大きくなり、ノイズの影響が大きくなる。比較例の装置では、中継端子7u〜7wは、回転軸22に対して異なる側に、すなわち回転軸22の周りに異なる回転方向に延びるように、配置される。そのため、図9(b)に破線で示すように、中継端子7u〜7wで囲まれる領域αの面積が、モータ2の軸方向端面全てを含んでおり、大きい。よって、ノイズの拡散が大きくなる。例えば、領域α内にセンサ出力端子6が位置するため、センサ出力端子6を流れる信号にノイズが混入し、回転位置センサ5の検出精度が低下するおそれがある。また、制御系基板33と領域αとのオーバーラップ部分が大きいため、制御系基板33を流れる信号にノイズが混入し、制御が不安定になるおそれがある。
図9(b)に示すように、比較例の装置では、中継端子7u〜7wは回転軸22に対して夫々異なる側に配置されており、各端子7u〜7wのECU3側の接続部70は、x軸方向において回転軸22を挟んで広い範囲に設けられている。よって、ECU3が(x軸方向に)大型化するおそれがある。これに対し、本実施例1の装置1では、図5に示すように、中継端子7u〜7wのECU3側の接続部70は、回転軸22(回転中心O)よりもx軸方向一方側(x軸負方向側)に集約して設けられている。このように、中継端子7を一方側に寄せることにより、ECU3における中継端子7との接続部位が占める範囲が小さくなるため、ECU3の(x軸方向の)小型化を図ることができる。
本実施例1の装置1では、中継端子7を、電源基板31内のバスバーを経由せずに、金属基板32に直接接続することとした。よって、中継端子7(腕部71)が長くなると共に、中継端子7の支持剛性が低下するおそれがある。また、中継端子7を回転軸22に対して同じ側に配置したことにより、複数の中継端子7u〜7wのうち何れか(本実施例1では端子7u)の腕部71が最も長くなり、その支持が不安定になるおそれがある。これに対し、支持部材9を追加した。よって、少なくとも、腕部71の長くなった中継端子7uの支持剛性不足を補強し、これを向上することができる。従って、例えば、組付時において、端子溶接部に掛かる応力を軽減し、接続性を向上することができる。なお、本実施例1の支持部材9は、3本の中継端子7u〜7wの全てを支持することとしたが、少なくとも腕部71の最も長い中継端子7に支持部材を設ければ、上記作用効果を得ることができる。また、本実施例1の支持部材9は、複数の中継端子7u〜7wを一体にユニット化することとした。これにより、中継端子7u〜7wの組付性を向上することができる。また、支持部材9に固定部90を設けることで、組付性をより向上できる。すなわち、固定部90をボルト穴900を介してハウジング4に金属基板32と共に固定するだけで、中継端子7u〜7wのトランジスタ側接続部70を金属基板32の端子接続部373〜375に接続することが可能である。よって、組立工数を低減できる。なお、支持部材9は、中継端子7u〜7wと別部材として構成し、中継端子7u〜7wを一体に保持可能な構造としてもよいし、中継端子7u〜7wと支持部材9を最初から一体にモールド成形することとしてもよい。また、本実施例1の支持部材9は、腕部71を覆う被覆部91を設けたため、中継端子7間の絶縁性を向上しつつ、これらの支持剛性を高めることができる。また、橋部92を設けたことで、中継端子7同士の相対位置を固定し、これらの支持剛性をより向上できる。橋部92は、腕部71が長くなるときには、特に有効である。なお、支持部材9を省略することとしてもよい。
以下、実施例1の装置1が奏する効果を列挙する。
(1)内部にモータ収容部40及びモータ収容部40の径方向外側に配置されモータ収容部40と内部空間同士が連続するように形成された基板収容部41を有するハウジング4と、モータ収容部40内に回転自在に支持されるモータ回転軸22と、モータ収容部40内に収容され、モータ回転軸22と共に回転するロータ21と、ハウジング4内に固定される3相のコイル200を有するステータ20と、から構成されるモータ要素と、基板収容部41内に収容され、3相のコイル200への通電を制御するトランジスタ351〜356とバッテリBATTからの電力をトランジスタ351〜356へ供給するための電力供給回路が搭載された電源基板31とから構成されるパワー系回路30と、モータ収容部40内であってモータ回転軸22の外周側に設けられ、ロータ21の回転位置を検出する回転位置センサ5と、基板収容部41内に収容され、回転位置センサ5の信号に基づきトランジスタ351〜356を駆動制御するマイクロコンピュータが搭載された制御系基板33と、回転位置センサ5に設けられ、制御系基板33と径方向にオーバーラップするようにモータ回転軸22に対して基板収容部41側に配置され、制御系基板33と直接接続され、回転位置センサ5によって検出されたロータ21の回転位置信号を制御系基板33に出力するセンサ出力端子6と、ハウジング4内に設けられ、第1、第2、および第3の金属端子7u,7v,7wから構成され、第1、第2、および第3の金属端子7u,7v,7wの夫々は、モータ要素と径方向にオーバーラップするように周方向に並んで配置された3つの接続部(モータ側接続部72)において3相のコイル200の夫々と接続され、3つの接続部(モータ側接続部72)からトランジスタ351〜356側へ延びる3本の腕部71はモータ回転軸22に対して同じ側に配置され、3相のコイル200の夫々とトランジスタ351〜356とを電気的に接続することによりトランジスタ351〜356から3相のコイル200へ通電する中継端子7と、を有する。
よって、中継端子7によるノイズの拡散を抑制することができる。
実施例2の装置1は、中継端子7を回転軸22に対して同じ側に配置したことにより回転軸22の周りに発生した空きスペースを有効利用する点で実施例1と異なる。具体的には、ハウジング4にリブを設けた。他の構成は実施例1と同様であるため、説明を省略する。
図4に示すように、中継端子7u〜7wを回転軸22に対して同じ側に配置したことにより、中継端子7u〜7wが設置される隔壁部44のz軸正方向側において、中継端子7u〜7wと径方向反対側、具体的には中継端子7u〜7wとセンサ出力端子6との間に、空きスペース(部材や構造が存在しない空間)を得ることができる。本実施例2では、この空きスペースにリブ443,444を設けた。よって、ハウジング4の剛性を高めることができる。また、モータ収容部40の筒状部45は、モータ2の回転軸22と、ECU3を収容する基板収容部41a内とを隔成する部位であるため、高いシール性が求められる。また、筒状部45は、モータ2の回転軸22だけでなくポンプ8の回転軸80との同軸を出すための部位でもある。よって、筒状部45の高い鋳造精度が必要となる。本実施例2では、外壁部43から筒状部45へ向かうリブ443,444を設けたことにより、ハウジング4の鋳型内に注入された溶湯が筒状部45へ向かって流れる際の流路断面積が、リブ443,444の分だけ大きくなる。よって、筒状部45への湯流れが向上するため、鋳巣の発生が抑制され、筒状部45の鋳造精度を高めることができる。従って、回転軸22と基板収容部41aとのシール性を向上したり、ポンプ回転軸80の位置精度を向上したりすることができる。なお、リブの本数は2に限らず、1でも3以上でもよい。また、リブの周方向両側に隔壁部を設けず、例えばリブ443,444同士の間を貫通孔としてもよい。本実施例2では、リブ443,444の周方向両側に隔壁部44を設けた。よって、ハウジング4の剛性を向上できるだけでなく、モータ2が挿入設置されるモータ挿入孔400内と基板収容部41a内とを隔離して、モータ2側からコンタミがECU3側に侵入することを抑制できる。また、外壁部43と筒状部45とを接続する部分がリブ443,444と隔壁部44の合計となるため、溶湯の流路断面積を増大し、筒状部45への湯流れを更に向上させることができ、上記作用効果を向上できる。
以下、実施例2の装置1が奏する効果を列挙する。
(1)ハウジング(ハウジング本体4a)は金属材料で鋳造によって形成され、ハウジングのモータ収容部40aに設けられ、モータ回転軸22に対し基板収容部41aの反対側かつ3つの接続部(モータ側接続部72)とセンサ出力端子6の間の領域に配置され、モータ回転軸22の外周に設けられる筒状部45とモータ収容部40aの外壁部43とを径方向に接続するリブ443,444を有する。
よって、ハウジング(ハウジング本体4a)の剛性を高めることができる。また、筒状部45の鋳造精度を向上し、回転軸22と基板収容部41aとのシール性等を向上することができる。
実施例3の装置1は、実施例2と同様、回転軸22の周りに発生した空きスペースを有効利用する点で実施例1と異なる。具体的には、上記空きスペースにポンプヒータ用のコネクタを配置した。他の構成は実施例1と同様であるため、説明を省略する。
以上、本発明を実現するための形態を、実施例1〜3に基づいて説明してきたが、本発明の具体的な構成は実施例1〜3に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。例えば、モータがギヤを駆動して補助力を直接発生する所謂電動直結式のパワーステアリング装置PSに、本発明のモータ駆動装置を適用してもよい。また、パワーステアリング装置PS以外にも、ブレーキ制御装置や、自動車以外に搭載される装置に、本発明のモータ駆動装置を適用してもよい。
2 モータ
20 ステータ
200 コイル
21 ロータ
22 回転軸(モータ回転軸)
30 パワー系回路
31 電源基板
32 金属基板
33 制御系基板
351〜356 トランジスタ
4 ハウジング
40 モータ収容部
41 基板収容部
5 回転位置センサ
6 センサ出力端子
7 中継端子(金属端子)
71 腕部
72 モータ側接続部(接続部)
BATT バッテリ
Claims (3)
- 内部にモータ収容部及び前記モータ収容部の径方向外側に配置され前記モータ収容部と内部空間同士が連続するように形成された基板収容部を有するハウジングと、
前記モータ収容部内に回転自在に支持されるモータ回転軸と、前記モータ収容部内に収容され、前記モータ回転軸と共に回転するロータと、前記ハウジング内に固定される3相のコイルを有するステータと、から構成されるモータ要素と、
前記基板収容部内に収容され、前記3相のコイルへの通電を制御するトランジスタとバッテリからの電力を前記トランジスタへ供給するための電力供給回路が搭載された電源基板とから構成されるパワー系回路と、
前記モータ収容部内に設けられ、前記ロータの回転位置を検出する回転位置センサと、
前記基板収容部内に収容され、前記回転位置センサの信号に基づき前記トランジスタを駆動制御するマイクロコンピュータが搭載された制御系基板と、
前記回転位置センサに設けられ、前記制御系基板と径方向にオーバーラップするように前記モータ回転軸に対して前記基板収容部側に配置され、前記制御系基板と直接接続され、前記回転位置センサによって検出された前記ロータの回転位置信号を前記制御系基板に出力するセンサ出力端子と、
前記ハウジング内に設けられ、前記3相のコイルの夫々と前記トランジスタとを電気的に接続することにより前記トランジスタから前記3相のコイルへ通電する第1、第2、および第3の金属端子から構成される中継端子と、を有し、
前記第1の金属端子は、一端側において前記パワー系回路と接続される第1のトランジスタ側接続部と、他端側において前記モータ要素と径方向にオーバーラップするように配置され前記3相のコイルのうちの1相と接続される第1のモータ側接続部と、前記第1のトランジスタ側接続部と前記第1のモータ側接続部とを接続する第1の腕部とから構成され、
前記第2の金属端子は、一端側において前記パワー系回路と接続される第2のトランジスタ側接続部と、他端側において前記モータ要素と径方向にオーバーラップすると共に周方向において前記第1のモータ側接続部よりも前記第2のトランジスタ側接続部に近い側に配置され前記3相のコイルのうち前記第1の金属端子が接続される相とは異なる1相と接続される第2のモータ側接続部と、前記第2のトランジスタ側接続部と前記第2のモータ側接続部とを接続する第2の腕部とから構成され、
前記第3の金属端子は、一端側において前記パワー系回路と接続される第3のトランジスタ側接続部と、他端側において前記モータ要素と径方向にオーバーラップすると共に周方向において前記第2のモータ側接続部よりも前記第3のトランジスタ側接続部に近い側に配置され前記3相のコイルのうち前記第1および第2の金属端子が接続される相とは異なる1相と接続される第3のモータ側接続部と、前記第3のトランジスタ側接続部と前記第3のモータ側接続部とを接続する第3の腕部とから構成され、
前記第1、第2、および第3の腕部は、前記モータ回転軸に対して同じ側に配置され、
前記第1の腕部は、前記第2のモータ側接続部に対し径方向内側に配置され、
前記第2の腕部は、前記第3のモータ側接続部に対し径方向外側に配置される
ことを特徴とするモータ駆動装置。 - 請求項1に記載のモータ駆動装置において、
前記基板収容部内に収容され前記トランジスタが搭載される金属基板を更に備え、前記金属基板と前記電源基板とは、別部材によって構成されることを特徴とするモータ駆動装置。 - 請求項1に記載のモータ駆動装置において、
前記ハウジングは、金属材料で鋳造によって形成され、
前記モータ収容部に設けられ、前記モータ回転軸に対し前記基板収容部の反対側かつ前記第1、第2、および第3のモータ側接続部と前記センサ出力端子との間の領域に配置され、前記モータ回転軸の外周に設けられる筒状部と前記モータ収容部の外壁部とを径方向に接続するリブと、
前記リブの周方向両側かつ前記モータ要素の軸方向一方側に配置され、軸方向厚さが前記リブよりも小さくなるように形成された隔壁部と、
を有することを特徴とするモータ駆動装置。
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