JP5710909B2 - 外装用シートおよび外装用シート積層鋼板並びにその製造方法 - Google Patents
外装用シートおよび外装用シート積層鋼板並びにその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5710909B2 JP5710909B2 JP2010180788A JP2010180788A JP5710909B2 JP 5710909 B2 JP5710909 B2 JP 5710909B2 JP 2010180788 A JP2010180788 A JP 2010180788A JP 2010180788 A JP2010180788 A JP 2010180788A JP 5710909 B2 JP5710909 B2 JP 5710909B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- exterior sheet
- exterior
- hydrophilic layer
- less
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
界面活性剤は、洗剤や乳化剤をはじめとして多くの分野で使用され、日常生活に欠かせない物質であり、1つの分子内に親水基と疎水基を合わせ持った化合物である。界面活性剤をコーティング剤に添加することで、界面活性剤の親水基の効果によりシート表面を親水化できることが知られている。しかしながら、界面活性剤は一般的に低分子組成であり経時変化で表面へ移行(ブリード)し、雨とともに流されてしまうため、長期的な親水性を保持するのは困難である。
このような表面改質は、塩化ビニルシートにも処理可能であり、低コストで親水性能を付与することが可能であるが、長期耐候性という点では、表面の親水性官能基が経時変化で失活して親水性を示さなくなることが知られており、本想定用途には適しているとは言えない。
光触媒の光励起に応じて表面が高度に親水化されることが知られており、シート表面に光触媒層を形成することで、シートに親水性による防汚効果が期待できる。また付着した汚れを光触媒効果で分解することができることからさらに高い防汚効果が期待できる。しかしながら、シートに直接光触媒層を形成すると、光触媒効果で付着した汚れだけでなく、シートそのものも分解されてしまうため、長期耐候性という点からは好ましくない。シートと光触媒層を分離するためにシート表面にプライマーコートを形成してから光触媒層を形成するなどの方法を行うことも可能であるが、光触媒コート剤は一般的に高価である上に、プライマーコートを形成する工程が増えることで、さらにコスト的に不利になるという問題がある。
このような親水層は、例えば、バインダーとしてアクリル系樹脂を含み、且つ、フッ素シリケート化合物を固形分として5wt%〜20wt%含むコート剤を塗布することで形成することができ、光触媒を配合することなく形成することができる点も特徴の一つである。
よって、本発明の外装用シートは、建築物の外装材に用いる外装用シートとして特に好適であり、例えば鋼板にラミネートすることで、外装用シート積層鋼板を作製することができる。
本実施形態の一例に係る外装用シート(以下「本外装用シート」という)は、エンボス面を備えた基材シートのエンボス面に親水層を形成してなる外装用シートである。
本外装用シートの基材シートとしては、例えばアクリル系、ポリカーボネート系、ポリエステル系、塩化ビニル系などの各種樹脂を主成分としたシートが使用可能である。中でも、耐候性に優れ、しかも低コストである点から、塩化ビニル樹脂を主成分とする塩化ビニルシートが好適である。塩化ビニルシートとしては、一般的に市販されている塩化ビニルシートを用いることができる。
本外装用シートにおいては、基材シートの表面をエンボス面とした上で、該エンボス面に親水層を設けることが重要である。エンボス面を設けないで親水層を形成した場合に比べて、親水性を顕著に高めることができる。
通常、塩化ビニルシートなどのシート表面にエンボスを形成すると、水との接触面積が増加し、逆に撥水性になってしまう傾向があるが、基材シートの表面をエンボス面とした上で、該エンボス面に親水層を設けると、親水性を顕著に高めることができることが判明した。
また、光沢度(グロス)が50%以下、特に30%以下、中でも10%以下であることがさらに好ましい。
また、光沢度は、JISZ8741−1997(鏡面光沢度−測定方法)に順じて測定するものとし、例えば、スガ試験機社製のUGV−5DP試験機を使用して測定することができる。光沢度測定における光源の入射角は60°に設定するものとする。
本外装用シートにおける親水層は、エンボス面を消失させないためにも、低温で形成可能な溶剤可溶型コーティング剤により形成するのが好ましい。
具体的には、バインダー及び親水化剤、必要に応じて硬化剤や硬化触媒などを含有する溶剤可溶型コーティング剤を、基材シートのエンボス面に塗布することで形成するのが好ましい。親水層を形成する際に、高温乾燥処理すると、エンボス面を消失させてしまう可能性がある。
このような特性の有無を判断する評価として、次のように5%塩酸に24時間浸漬した後の表面の水接触角を測定すると言った、加速試験によって評価することができる。
また、別の見方をすれば、5%塩酸に24時間浸漬した後の表面の水接触角が、浸漬前に比べて40%以下になる、特に45%以下、中でも特に50%以下となるものがさらに好ましい。
バインダー樹脂としては、溶剤可溶性で、水酸基および/またはカルボキシル基を含有するアクリルポリオール樹脂、アクリルシリコン樹脂、含フッ素シリコーン樹脂、ウレタン樹脂などを好ましい例として挙げることができる。中でも、外装用途である点及びコスト的な点からアクリル系樹脂が好ましい。
さらに上記以外に、次のようなモノマー、例えばアクリロニトリル、メタクリロニトリル、スチレン、ブチルビニルエーテル、マレイン酸およびイタコン酸のモノあるいはジアルキルエステル、メチルビニルケトン、塩化ビニル、塩化ビニリデン、酢酸ビニル、ビニルビリジン、ビニルピロリドン、ビニル基を有するアルコキシシラン、および不飽和結合を有するポリエステルなどを共重合成分としてもよい。
硬化剤としては、例えばイソシアネート化合物、ブロックイソシアネート化合物、メラミン樹脂、二塩基酸、シラン化合物、エポキシ樹脂などを用いることができる。中でも、耐候性などの点から、イソシアネート化合物が好ましい。
例えば、2つのイソシアネート基を有するジイソシアネート化合物としては、従来公知のもので特に制約はなく、例えば2,4−トリレンジイソシアネート、2,6−トリレンジイソシアネート、キシレン−1,4−ジイソシアネート、キシレン−1,3−ジイソシアネート、4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート、2,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート、4,4′−ジフェニルエーテルジイソシアネート、3,3′−ジメチルジフェニルメタン−4,4′−ジイソシアネート、m−フェニレンジイソシアネート、p−フェニレンジイソシアネート、ナフチレン−1,4−ジイソシアネート、ナフチレン−1,5−ジイソシアネート、3,3′−ジメトキシジフェニル−4,4′−ジイソシアネート、テトラメチルキシリレンジイソシアネート、ポリフェニレンポリメチレンポリイソシアネート、4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネートのカルボジイミド変性体、ウレトンイミン変性体等の芳香族ジイソシアネート、テトラメチレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、2−メチルペンタン−1,5−ジイソシアネート、リジンジイソシアネート等の脂肪族ジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、水添化トリレンジイソシアネート、水添化キシレンジイソシアネート、水添化ジフエニルメタンジイソシアネート等の脂環族ジイソシアネート等が挙げられる。これらのイソシアヌレート変性体、ビュレット変性体、ウレトンイミン変性体、カルボジイミド変性体等も同様に挙げられる。
以上のジイソシアネート化合物及びポリイソシアネート化合物は、単独で用いても2種以上を併用してもよい。
硬化触媒としては、例えば有機スズ化合物、有機酸性リン酸エステル、有機チタネート化合物、アルミニウムキレート化合物などが挙げられる。
親水化剤としては、シリケート化合物、中でも、分子量が250〜3000であるシリケート化合物が好ましい。分子量250以上であれば、塗膜を硬化させる際の加熱により揮散するようなことがなく、3000以下であれば、塗膜表面を十分に親水化することが可能である。なお、上記分子量の決定は、先に挙げたGPCで行うことができるほか、市販品の場合にはカタログなどの商品情報に記載された値を用いることができる。
上記シリケート化合物の中でも、表面に出やすく、親水化が速やかに進行する点を考慮すると、フッ素変性したシリケート(「フッ素シリケート」とも称する)化合物であることが好ましい。
シリケート化合物は、必要に応じて2種以上を混合して用いることができる。
親水層は、その表面の元素組成比に関し、Siを10at%(atomic%)以上含んでいるのが好ましい。親水層の表面がSiを10at%以上含んでいれば、十分な親水性が得られるため優れた防汚性機能を得ることができ、Siの比率が高まればさらにこの傾向は高まるから、かかる観点から、親水層の表面はSiを12at%以上含んでいるのがさらに好ましく、中でも特に15at%以上含んでいるのがより一層好ましい。
親水層の厚さは、低光沢性、加工性、耐久性、コストなどの観点から、1μm〜10μmであるのが好ましく、特に3μm〜7μmであるのが好ましい。
本外装用シートは、雨、特に酸性雨に長期間晒されることにより、加水分解反応を生じて親水性を発揮し、防汚効果を維持することができるため、建築物の外装材に用いる外装用シートとして特に好適である。
なお、さらに好ましい乾燥温度は60〜70℃の範囲であり、乾燥時間は少なくとも2分以上が好ましい。
本発明において「主成分」とは、特に記載しない限り、当該主成分の機能を妨げない範囲で他の成分を含有することを許容する意を包含する。この際、当該主成分の含有割合を特定するものではないが、主成分(2成分以上が主成分である場合には、これらの合計量)が組成物中の50質量%以上、特に70質量%以上、中でも特に90質量%以上(100%含む)を占めるのが好ましい。
また、本発明において、「X以上」(Xは任意の数字)と表現した場合、特にことわらない限り「好ましくはXより大きい」の意を包含し、「Y以下」(Yは任意の数字)と表現した場合、特にことわらない限り「好ましくはYより小さい」の意を包含する。
基材シートとして、平均重合度1000の塩化ビニル樹脂100質量部に対して、可塑剤30質量部、その他、安定剤及び顔料を適宜量混合し、この混合物をカレンダーリング加工により250μm厚みのシート状に成型してなるシートを使用した。
さらにこのシートを、一方のロール表面に約80μmピッチ、80μm深度のなし地模様のエンボスが刻設された100℃に加熱された一対のロール間を通過させ、エンボス面を形成した。
このようにして形成されたエンボス面は、Ra:2.3μm、Rz:12.0μm、Rz JIS:14.1μm、Rp:4.6μm、グロス:7%以下であった。
コート剤1:アクリル系コート剤(日本触媒社製「ユーダブルC3600」)10.00g、イソシアネート硬化剤(旭化成社製、TPA−100)0.78g、希釈溶剤(MEK)9.15gを混合・攪拌したもの。
コート剤2:アクリルシリコン系コート剤(カネカ社製「ゼムラック5920B」)10.00g、アルミキレート系硬化触媒(カネカ社製、CAT−101)2.00g、希釈溶剤(MEK)11.3gを混合・攪拌したもの。
フッ素シリケート系親水化剤A:フッ素変性シリケート(ダイキン社製「ゼッフルGH701」、分子量1200)
アルキルシリケート系親水化剤B:アルキルシリケート(三菱化学社製「MS−57」、分子量1400)
実施例及び比較例で得たシート(サンプル)の表面にコート層を形成後、コート層裏面と巻取りを行い、40℃×3日養生した後、次の基準でブロッキング性を評価した。
○:ブロッキングが発生しなかった。
×:ブロッキングが発生した。
実施例及び比較例で得たシート(サンプル)にコート層を形成した後、コート層の乾燥によるエンボス戻りによる外観低下などの外観不良を目視にて観察し、次の基準で評価した。
×:コート層の乾燥によるエンボス戻りによる外観低下などの外観不良が見られた。
○:外観に問題がなかった。
実施例及び比較例で得たシート(サンプル)の表面を、X線光電子分析装置(ESCA)により表面の元素組成比を測定し、表面層に占めるSiの量を計算した。
実施例及び比較例で得たシート(サンプル)の表面をエタノールで洗浄した後、23℃×50%の環境下で、前記表面に標準水(72mN/m)を滴下し、その30秒後に対水接触角測定器(協和界面科学(株)製「FACECA‐X型」)を用いて、水との接触角を計測した。
実施例及び比較例で得たシート(サンプル)を、5%塩酸(常温)に24時間浸漬し、浸漬後サンプルを流水洗浄した後、23℃×50%の環境下で前記表面に標準水(72mN/m)を滴下し、その30秒後に、対水接触角測定器(協和界面科学(株)製「FACECA‐X型」)を用いて水との接触角を計測した。
実施例及び比較例で得たシート(サンプル)を、アクリル系接着剤をコートし、300℃の乾燥炉を通した鋼板に熱ラミネートして試験サンプルを作製した。この試験サンプルを屋外の波板直下に設置し、3ヶ月間曝露試験を行い、3ヶ月後サンプル表面の汚れ状態を目視で確認し、次の基準で評価した。
△:雨垂れ跡が若干見られる。
×:著しい雨垂れ跡が見られる。
コート剤1にフッ素シリケート系親水化剤Aを固形分比で5wt%添加してコート組成物を調製した。
前記基材シート(250μm厚みの塩化ビニルシート)のエンボス面に、#10バーコーターで前記コート組成物を塗布してコート層を形成し、60℃×2分乾燥した。コート厚みは、接触式厚み測定機で測定した結果、約3μmであった。乾燥後、上記コート面と塩化ビニルシート裏面を重ね合わせて40℃×3日間養生を行い、シート(サンプル)を得た。
養生後、コート層密着性、外観、表面Si量、初期水接触角、塩酸浸漬後水接触角を測定した。また、サンプルを3ヶ月間屋外曝露し、曝露試験後の防汚性を評価した。試験結果を表1示す。
乾燥温度を70℃×2分とした以外は、実施例1と同様にしてシート(サンプル)を作製した。
フッ素シリケート系親水化剤Aを10wt%添加し、乾燥温度を70℃×2分とした以外は、実施例1と同様にしてシート(サンプル)を作製した。
コート剤として、コート剤2を使用し、乾燥温度を70℃×2分とした以外は実施例1と同様にしてシート(サンプル)を作製した。
塩化ビニルシートにコート層を設けなかったシート(サンプル)を作製し、参考例1とした。
コート剤1にフッ素シリケート系親水化剤Aを添加しなかった以外は、実施例1と同様にシート(サンプル)を作製した。
フッ素シリケート系親水化剤Aを2wt%添加した以外は、実施例1と同様にシート(サンプル)を作製した。
コート剤としてコート剤2を使用し、フッ素シリケート系親水化剤Aを添加しなかった以外は実施例1と同様にシート(サンプル)を作製した。
コート剤1にフッ素シリケート系親水化剤Aを添加せず、その代わりにアルキルシリケート系親水化剤Bを固形分比5wt%添加した以外は、実施例1と同様にシート(サンプル)を作製した。
このような結果から、少なくとも実施例1−4に係るシートは、親水層が酸性液と接触すると親水性が高まり、5%塩酸に24時間浸漬塩酸に浸漬する促進試験において水接触角が40°以下になることが分かった。そして、このようなシート、すなわちエンボス面を備えた基材シートのエンボス面に当該親水層を設けてなる外装用シートであれば、3カ月の曝露試験においても優れた防汚効果を維持することができることが判明した。
親水性が高まる程度としては、本実施例及びこれまでの試験結果から、5%塩酸に24時間浸漬した後の表面の水接触角が、浸漬前に比べて40%以下になるのが好ましいと考えることができる。
このような効果は、本外装用シートの親水層は、酸性液と接触することによって加水分解を起こして表面層の親水性が高まることと、エンボス面上にこの表面層を形成したこととによる相乗効果によるものと考えることができる。
Claims (8)
- エンボス面を備えた基材シートのエンボス面に、フッ素シリケート化合物を含む親水層を設けてなる外装用シートであって、5%塩酸に24時間浸漬した後の表面の水接触角が40°以下であなることを特徴とする外装用シート。
- 前記親水層は、5%塩酸に24時間浸漬した後の表面の水接触角が、浸漬前に比べて40%以下になることを特徴とする請求項1記載の外装用シート。
- 前記親水層の表面の元素組成比において、Siの元素組成比が10at%以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載の外装用シート。
- 前記親水層は、バインダーとしてアクリル系樹脂を含み、且つ、フッ素シリケート化合物を固形分として5wt%〜20wt%含むことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の外装用シート。
- 前記基材シートが塩化ビニル系樹脂を主成分とすることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の外装用シート。
- エンボス面を備えた基材シートのエンボス面に、フッ素シリケート化合物を含む溶剤可溶型コート剤をコートし、70℃以下で乾燥して親水層を形成することにより、5%塩酸に24時間浸漬した後の表面の水接触角が40°以下になる外装用シートを製造することを特徴とする外装用シートの製造方法。
- 請求項1〜5の何れかに記載の外装用シートを鋼板に積層してなる外装用シート積層鋼板。
- エンボス面を備えた基材シートのエンボス面に、フッ素シリケート化合物を含む溶剤可溶型コート剤をコートし、70℃以下で乾燥して親水層を形成するようにして外装用シートを一旦形成した後、この外装用シートを鋼板にラミネートすることにより、5%塩酸に24時間浸漬した後の表面の水接触角が40°以下になる外装用シートを製造することを特徴とする外装用シート積層鋼板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010180788A JP5710909B2 (ja) | 2010-08-12 | 2010-08-12 | 外装用シートおよび外装用シート積層鋼板並びにその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010180788A JP5710909B2 (ja) | 2010-08-12 | 2010-08-12 | 外装用シートおよび外装用シート積層鋼板並びにその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012040687A JP2012040687A (ja) | 2012-03-01 |
JP5710909B2 true JP5710909B2 (ja) | 2015-04-30 |
Family
ID=45897544
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010180788A Active JP5710909B2 (ja) | 2010-08-12 | 2010-08-12 | 外装用シートおよび外装用シート積層鋼板並びにその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5710909B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020017848A1 (ko) * | 2018-07-17 | 2020-01-23 | 에스케이씨 주식회사 | 입체적 패턴을 포함하는 데코필름 및 데코필름의 제조 방법 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6097155B2 (ja) * | 2013-05-28 | 2017-03-15 | 三菱樹脂株式会社 | 耐汚染性塩化ビニル樹脂成形体及び外装部材、並びに、耐汚染性塩化ビニル樹脂成形体の製造方法 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11124518A (ja) * | 1997-10-21 | 1999-05-11 | Nippon Paint Co Ltd | 耐雨垂れ汚染性塗膜、塗料組成物、塗膜形成方法及び塗装物 |
JP3676539B2 (ja) * | 1997-07-17 | 2005-07-27 | 関西ペイント株式会社 | 親水化被覆フィルム |
JP4124430B2 (ja) * | 2002-09-05 | 2008-07-23 | 大日本印刷株式会社 | 高親水性積層体 |
JP2005208290A (ja) * | 2004-01-22 | 2005-08-04 | Konica Minolta Opto Inc | 防汚性光学薄膜、防汚性反射防止フィルム及びそれを用いた偏光板、表示装置 |
CN102544149B (zh) * | 2005-11-30 | 2016-07-20 | 大金工业株式会社 | 太阳能电池以及太阳能电池的保护罩用层积膜 |
JP2007245369A (ja) * | 2006-03-13 | 2007-09-27 | Mitsubishi Chemicals Corp | 親水性表面層を有する積層体及びその製造方法 |
-
2010
- 2010-08-12 JP JP2010180788A patent/JP5710909B2/ja active Active
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020017848A1 (ko) * | 2018-07-17 | 2020-01-23 | 에스케이씨 주식회사 | 입체적 패턴을 포함하는 데코필름 및 데코필름의 제조 방법 |
KR20200008924A (ko) * | 2018-07-17 | 2020-01-29 | 에스케이씨 주식회사 | 입체적 패턴을 포함하는 데코필름 및 데코필름의 제조 방법 |
KR102180153B1 (ko) * | 2018-07-17 | 2020-11-17 | 에스케이씨 주식회사 | 입체적 패턴을 포함하는 데코필름 및 데코필름의 제조 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012040687A (ja) | 2012-03-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1433827B1 (en) | Water-borne resin composition for treating steel sheet plated with an aluminium-zinc alloy, coating method using the same and steel sheet plated with an aluminium-zinc alloy | |
CA2083235C (en) | Coating composition and metal coil coating process employing same | |
MX2008011452A (es) | Hoja de acero revestida, producto acabado, panel para uso en equipos de television plana, y metodo para la elaboracion de hoja de acero revestida. | |
JP3937739B2 (ja) | 上塗り塗料組成物、塗装仕上げ方法及び塗装物品 | |
WO2014000527A1 (zh) | 良导电、高耐蚀耐指纹镀锌钢带及表面处理剂、处理方法 | |
CN105733430A (zh) | 一种热镀铝锌钢板用表面处理剂、热镀铝锌钢板及其制造方法 | |
JP2020158670A (ja) | 塗料組成物および塗装金属板 | |
WO2010071150A1 (ja) | プレコートアルミニウム板 | |
JP5710909B2 (ja) | 外装用シートおよび外装用シート積層鋼板並びにその製造方法 | |
AU2005201315B2 (en) | Clear-coated stainless steel sheet | |
US11884833B2 (en) | Damage-tolerant coating | |
JP4860453B2 (ja) | クリヤ塗装ステンレス鋼板およびその製造方法 | |
JP3503383B2 (ja) | プレコート鋼板とその製造方法 | |
JP2011189687A (ja) | 塗装ステンレス鋼板およびその製造方法 | |
JPH10101995A (ja) | 一液低温硬化型クリヤー塗料 | |
JP5336824B2 (ja) | 撥水・撥油性皮膜形成用樹脂組成物、及び塗装品 | |
JP5513723B2 (ja) | 油易洗浄性樹脂組成物及び機能性内装部材 | |
WO2021014922A1 (ja) | 易接着性ポリエステルフィルム | |
JPH02300389A (ja) | レザー | |
JP5486906B2 (ja) | クリア塗装エンボスステンレス鋼板 | |
JP3966520B2 (ja) | プレコート金属板およびその製造方法 | |
JP2014113735A (ja) | アルミニウム樹脂被覆材 | |
JP3828014B2 (ja) | 加工性および耐加工部経時塗膜割れ性に優れた塗装鋼板 | |
CN115023476A (zh) | 金属板用涂料和使用该涂料的涂装金属板的制造方法 | |
JP6288160B2 (ja) | 窓貼り用積層ポリエステルフィルムの製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130228 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131129 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131210 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131219 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140729 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140807 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150203 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150305 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5710909 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |