JP5703617B2 - 口臭消臭製剤 - Google Patents
口臭消臭製剤 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5703617B2 JP5703617B2 JP2010165563A JP2010165563A JP5703617B2 JP 5703617 B2 JP5703617 B2 JP 5703617B2 JP 2010165563 A JP2010165563 A JP 2010165563A JP 2010165563 A JP2010165563 A JP 2010165563A JP 5703617 B2 JP5703617 B2 JP 5703617B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- component
- laccase
- bad breath
- enzyme
- extract
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/30—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
- A61K8/64—Proteins; Peptides; Derivatives or degradation products thereof
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/96—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing materials, or derivatives thereof of undetermined constitution
- A61K8/97—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing materials, or derivatives thereof of undetermined constitution from algae, fungi, lichens or plants; from derivatives thereof
- A61K8/9783—Angiosperms [Magnoliophyta]
- A61K8/9789—Magnoliopsida [dicotyledons]
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q11/00—Preparations for care of the teeth, of the oral cavity or of dentures; Dentifrices, e.g. toothpastes; Mouth rinses
- A61Q11/02—Preparations for deodorising, bleaching or disinfecting dentures
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Public Health (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Birds (AREA)
- Mycology (AREA)
- Microbiology (AREA)
- Botany (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
- Cosmetics (AREA)
- General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
- Confectionery (AREA)
Description
ポリカチオン性物質について特許文献14,15(特開平5−310544号公報、特開平10−298048号公報)には、ε−ポリ−L−リシンもしくはその塩がう蝕又は歯周病原因菌に対し抗菌作用を有すること、ポリリジンに歯周病細菌内毒素の中和作用、歯周病原因菌の付着抑制効果があることが開示されている。また、酵素含有キャンディの製造法として特許文献16,17(国際公開第2007/105661号パンフレット、特開平2−86731号公報)が提案されている。
しかしながら、これら技術から口腔内でポリカチオン性物質によりラッカーゼの滞留性が向上し優れた消臭効果を持続できることは予想し難い。
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、その目的は、使用直後の口臭の消臭効果が高く、更にその消臭効果を持続させることができ、かつ使用感も良好な口腔ケア組成物を与える口臭消臭製剤を提供することである。
本発明では、更に(C)シソ科植物又はその抽出物を配合することでより高い消臭効果が発揮される。(A)成分のポリカチオン性物質を(B)ラッカーゼと併用し、かつ(C)シソ科植物又はその抽出物を配合することで、シソ科植物又はその抽出物に由来する消臭効果が相乗的に高まり、より高い消臭効果を速効かつ持続的に発揮させることができる。
また、本発明では、更に(D)デキストラナーゼ、ムタナーゼ、アクチニジン、パパイン、ブロメラインから選ばれる1種以上の酵素を配合でき、これら酵素を組成物中で安定化し、口腔内で十分に滞留させかつ保存時の活性低下を抑制できる。
請求項1:
(A)ポリリジン、ポリアルギニン及びポリヒスチジンから選ばれる1種以上の塩基性ペプチドを0.001〜5質量%、及び(B)ラッカーゼを360,000単位/g品として0.001〜3質量%含有し、(A)成分の配合量と(B)成分の360,000単位/g品としての配合量との配合比率を示す(A)/(B)が質量比として0.005〜100であることを特徴とする口臭消臭製剤。
請求項2:
更に、(C)シソ科植物又はその抽出物を含有し、(C)成分の配合量と(B)成分の360,000単位/g品としての配合量との配合比率を示す(B)/(C)が質量比として0.001〜100である請求項1記載の口臭消臭製剤。
請求項3:
(C)成分のシソ科植物が、ローズマリー、セージ、シソ、ミント、タイム及びメリッサから選ばれる1種以上である請求項2記載の口臭消臭製剤。
請求項4:
(C)成分を0.001〜5質量%含有する請求項2又は3記載の口臭消臭製剤。
請求項5:
更に、(D)デキストラナーゼ、ムタナーゼ、アクチニジン、パパイン、ブロメラインから選ばれる1種以上の酵素を含有する請求項1乃至4のいずれか1項記載の口臭消臭製剤。
請求項6:
製剤中の水分量が0〜5質量%である請求項1乃至5のいずれか1項記載の口臭消臭製剤。
カチオン性を示す官能基は分子中に2個以上有すればよいが、特に20〜420個有するものが好ましい。
GPC法は分子量分布を測定するが、分子量をポリスチレンなどの標準物質に換算する方法と低角度光散乱法(LALLS:Low Angle Laser Light Scattering)や多角度光散乱法(MALLS:Multi Angle Las er Light Scattering)により測定するGPC−LALLS法、GPC−MALLS法がある。また、GPCはSEC(Size Exclusion Chromatography)とも呼ばれる。本発明で用いられる数平均分子量の測定法は特に限定されないが、GPC−LALLS法ではたとえば下記条件で測定することができ、(A)ポリカチオン性物質の数平均分子量は下記条件での測定値である。
GPC−LALLS法
カラム:Tosoh Biosep G5000 PWXL、7.8mm×30cm
移動層:0.1mol/L リン酸ナトリウムバッファー(pH7.0)
流量 :0.5mL/min
カラム温度:40℃
また、ラッカーゼは、安定化のためカルボキシメチルセルロースナトリウム、アルギン酸ナトリウム、カルボキシビニルポリマー等でコーティングしたものを使用できる。
ラッカーゼとしては、市販品、例えば天野エンザイム(株)製のラッカーゼダイワ等が用いられる。これは、360,000単位/gの純分80%を20%のデキストリンで賦形したものである。
360,000単位/g品を基準とした場合、ラッカーゼの配合量は、純分換算で組成全体の0.001〜3%、好ましくは0.01〜3%、より好ましくは0.01〜1%である。0.001%未満では、酵素活性が低く消臭効果が不十分であったり、持続性に劣ることがあり、また、製造時、保存時にも活性が低下し易くなる場合がある。3%を超えると異味の原因になることがあり、キャンディでは外観の均一性が悪くなる場合がある。
なお、4−アミノアンチピリンとフェノールにpH4.5、30℃で作用するとき、ラッカーゼが触媒する酸化縮合反応により生成するキノンイミン色素の505nmにおける吸光度を、反応初期1分間に0.1増加させるのに必要な酵素量を1単位とする。
シソ科植物又はその抽出物としては、豊玉香料(株)製などの市販品を使用できる。
(D)成分の酵素として具体的には、多糖分解酵素、タンパク分解酵素等が挙げられ、特にデキストラナーゼ、ムタナーゼ、パパイン、アクチニジン、ブロメライン等から選ばれる1種又は2種以上が好適に使用できる。
具体的には、菓子、健康食品等の食品、口腔用製剤等として調製でき、例えば錠菓、グミ,ゼリー,キャラメル等の菓子、健康食品、キャンディ、チューインガム、トローチ,チュアブル錠,バッカル錠等の嚥下せず口腔内で溶解させて使用する口腔用錠剤などが挙げられる。中でも、キャンディ、錠菓、口腔用錠剤、又はチューインガム、特にキャンディ又はチューインガムとして調製されることが、保存後も高いラッカーゼ活性を維持できることから好適である。なお、形状は特に制限されず、例えば粒状、顆粒状、錠剤状、板状、フィルム状、カプセル状などの形態に調製できる。
なお、製剤中の水分量は少ないほうが望ましく、組成全体の5%以下、特に3%以下が好ましく、0%でもよい。5%を超えると保存時にラッカーゼの活性が低下し易くなり、保存後のラッカーゼの活性が低下する場合がある。
キャンディは常法で製造することができ、例えば下記方法で製造できる。
上記(A)成分、(B)成分、必要により(C)成分の機能成分、(D)成分の酵素、香料などの非耐熱性成分を除く各成分に組成物全体の約半量の水を加え、混合釜中で加熱溶解し、更に180℃になるまで加熱、濃縮し、キャンディベースを作製する。その後、ゆっくりとかき混ぜながら放冷し、90〜130℃の間で非耐熱性成分を添加して均一に混合し、更に冷却、成型し作製される。この場合、非耐熱性成分添加後の冷却は冷却板等に移して行うことが望ましい。なお、ラッカーゼ等の酵素は熱に非常に弱いため、冷却板での冷却工程中に70〜120℃の間で投入し、冷却板上で撹拌混合する方が、混合釜中で冷却するよりも、酵素の活性と、高い消臭効果を維持する上で好ましい。この場合の冷却板へのラッカーゼ等の酵素を含む粉体投入量は組成物全体の5%以下が好ましく、更に好ましくは3%以下である。5%を超えると、粉体が均一に混合されず外観均一性が悪くなる場合がある。
これら賦形剤は、1種を単独で又は2種以上を組み合わせて配合でき、その配合量は組成全体の50〜99%、特に70〜99%が望ましい。
これら界面活性剤の配合は任意であるが、配合する場合、その配合量は0.01〜3%が好ましい。
保存剤としては、安息香酸又はその塩、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベン等のパラベン類(パラオキシ安息香酸エステル)、ソルビン酸又はその塩等が挙げられる。光沢剤としては、シェラック、カルナウバロウ、キャンデリラロウ等のワックス類及びステアリン酸カルシウム等を、除電剤、流動化剤としては、微粒子二酸化ケイ素等を配合することができる。
これらの配合は任意であるが、配合する場合、着色剤は0.00001〜3%、その他の成分はそれぞれ0.01〜5%が好ましい。
また、滑沢剤としてはグリセリン脂肪酸エステル等を配合できる。
また、ポリカチオン性物質の数平均分子量は、GPC−LALLS法により上記と同様の条件での測定値である。
表1〜8に示す組成の口腔ケア組成物を下記方法でキャンディ、錠菓又はチューインガムの剤型に調製し、下記方法で評価した。結果を表1〜8に示す。
(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分、香料を除く各成分に組成物全体の約半量の水を加え、混合釜中で加熱溶解し、更に180℃になるまで加熱、濃縮した。その後、ゆっくりとかき混ぜながら放冷し、90〜130℃の間で(A)成分及び香料、更に必要に応じて(C)成分を添加しよく撹拌した。均一に混合されたら、冷却板にキャンディベースを移動させた後、70〜120℃の間で(B)成分と必要に応じて(D)成分を加えて1分間混合後、成型し、約1g/粒のキャンディを作製した。各工程では常法により作製した。なお、比較例1〜3のキャンディは上記方法に準じて作製した。
(A)成分、(B)成分、(C)成分、香料を除く各成分に組成物全体の約半量の水を加え、混合釜中で加熱溶解し、更に180℃になるまで加熱、濃縮した。その後、ゆっくりとかき混ぜながら放冷し、70〜120℃の間で(A)成分、(B)成分、(C)成分、香料を添加し1分間撹拌した。撹拌後、冷却板にキャンディベースを移動させた後、成型し、約1g/粒のキャンディを作製した。各工程では常法により作製した。
ガムベース(ナチュラルベース(株)製)に、その他の全成分を加え、50℃前後にて1L容量ニーダー(株式会社トーシン製TKI−1型)を用いて均一に混練した。次いで板状に加工を施したガム約1gを作製した。
全成分を加え、均一に混合した後、打錠機(株式会社富士薬品機会製)を用いて、約1,000kgの圧力で質量1g、直径13mmφの錠菓を作製した。
製造直後のサンプル約10gを容量50mLのアルミパウチに封入し、40℃、湿度75%で3ヶ月間保存した。
ラッカーゼ原体、製造直後及び保存後のサンプルについて、以下の方法でラッカーゼ活性を測定した。
室温に戻した原体及びサンプル約1粒を水30mLに溶解し、サンプル液を調製した。試験管に0.1M酢酸緩衝液(pH5.0)1mLにサンプル液100μL、水900μLを入れ、よく混合し、30℃で5分間保温した後、0.1g/Lシリングアルダジン液100μLを添加後すぐに混和し、セルに移して吸光度計((株)島津製作所製 UV−160A)で測定された、反応開始直後から30秒後まで30秒間における530nmの吸光度変化から、以下の式で酵素活性を算出した。それをもとに以下の式でラッカーゼの製造直後及び保存後のラッカーゼの酵素活性を算出した。
=ΔOD×2.1×60×0.001/0.065×0.05×30×D
=ΔOD×87.2×D
ΔOD:530nmにおける30秒間の吸光度変化
D:サンプル溶液の希釈倍数
製造直後のラッカーゼ活性の残存率(%)
={(製造直後の総活性値)/(原体の総活性値)}×100
保存後のラッカーゼ活性の残存率(%)
={(40℃75%3ヶ月後の総活性値)/(製造直後の総活性値)}×100
◎:ラッカーゼの活性残存率が70%以上
○:ラッカーゼの活性残存率が50%以上70%未満
△:ラッカーゼの活性残存率が30%以上50%未満
×:ラッカーゼの活性残存率が30%未満
健常な男女20名を対象に、サンプル摂取前に0.1%メチオニン水溶液で30秒間洗口した後、吐き出し、10分間安静にした。その後、サンプル1gを口中からなくなるまで噛まずに5分間程度口に含んで(ガムは5分間咀嚼)摂取した。洗口後のサンプル摂取前と、サンプルを摂取し口中からなくなった(ガムは5分間咀嚼した)直後、及び60分後について、それぞれ口を閉じた状態で1分後の口腔内の呼気をテドラーバックに200mL採取した。口臭の強さを専門評価者1名による臭気強度の比較と口臭の自覚で判定し、以下の基準で評価した。
5点:著しく消臭し、自覚的にも著しい消臭実感があった
4点:消臭し、自覚的にもかなり消臭実感があった
3点:やや消臭し、自覚的にもやや消臭実感があった
2点:わずかに消臭し、自覚的には消臭実感はなかった
1点:変わらなかった
以上の基準にて評価した結果より平均点を算出し、以下の基準にて評価し、○以上を良好なレベルと判断した。
◎:4.5点以上5点以下
○〜◎:4.0点以上4.5点未満
○:3.0点以上4.0点未満
△:2.0点以上3.0点未満
×:1.0点以上2.0点未満
サンプル1gを噛まずに5分間程度口に含んで(ガムは5分間咀嚼)摂取したときの味をパネル20名により以下の基準にて官能評価した。
5点:全く異味を感じなかった
4点:わずかに異味を感じたが問題ないレベル
3点:やや異味を感じた
2点:かなり異味を感じた
1点:非常に異味を感じ、食べられなかった
以上の基準にて評価した結果より平均点を算出し、下記の通り評価し、○以上を良好なレベルと判断した。
◎:4.5点以上5点以下
○:4.0点以上4.5点未満
△:3.0点以上4.0点未満
×:1.0点以上3.0点未満
製造直後のキャンディサンプルの外観を目視評価し、均一性について以下の基準で評価した。○以上を良好なレベルとした。
◎:均一に分散されていた
○:ごくわずかにムラを認めるが、問題ないレベル
△:ややムラが認められた
×:著しいムラが認められた
製造直後のサンプル約10gを容量50mLのアルミパウチに封入し、40℃、湿度75%で3ヶ月間保存した。
各酵素において、常法により製造直後及び保存後の酵素活性を算出し、保存安定性を以下の基準にて評価し、○以上を良好なレベルと判断した。
◎:酵素の活性残存率が70%以上
○:酵素の活性残存率が50%以上70%未満
△:酵素の活性残存率が30%以上50%未満
×:酵素の活性残存率が30%未満
・デキストラナーゼ
1%デキストラン溶液に上記各被験液を加え、35℃で10分間反応させて、生じた還元糖量をソモギーネルソン法を用いて測定した。そして、1分間に1μgのグルコースに相当する還元糖を遊離する酵素量を1ユニット(U)とした。
・ムタナーゼ
ストレプトコッカス・ミュータンス菌より調製した1%ムタン溶液に上記各被験液を加え、35℃で10分間反応させて、生じた還元糖量を、ソモギーネルソン法を用いて測定した。そして、1分間に1μgのグルコースに相当する還元糖を遊離する酵素量を1ユニット(U)とした。
・プロテアーゼ(パパイン、アクチニジン、ブロメライン)
ペプチジルp−ニトロアニリンを基質とし、加水分解により放出されるp−ニトロアニリンの増加率を405nmの吸光度を測定して求めた。
・ポリリジンA(50%品):
サンキーパーNo.381(商品名、数平均分子量:2,600)
ポリリジン50%+デキストラン50%〔三栄原エフ・エフ・アイ(株)製〕
・ポリリジンB:
ポリ−L−リジン塩酸塩(商品名、数平均分子量:30,000)〔シグマ アルドリ
ッチ ジャパン(株)製〕
・ポリリジンC:
0.1%ポリ−L−リジン水溶液(商品名、数平均分子量:300,000)〔シグマ
アルドリッチ ジャパン(株)製〕
・ポリアルギニン:
ポリ−L−アルギニン塩酸塩(商品名、数平均分子量15,000)〔シグマ アルド
リッチ ジャパン(株)製〕
・ポリヒスチジン:
ポリ−L−ヒスチジン(商品名、数平均分子量10,000)
・リゾチーム:
サンキーパーNo.657(商品名、数平均分子量14,300)〔三栄原エフ・エフ
・アイ(株)製〕
・キトサンオリゴ糖:
COS−YS(商品名、数平均分子量680)〔焼津水産化学工業(株)製〕
・ラッカーゼ(80%品):
ラッカーゼダイワ(108,000単位品)360,000単位/gの固形純分80%
をデキストリンで賦形〔天野エンザイム(株)製〕
・ローズマリー抽出物(80%品):
水・エタノール抽出物で、デキストリンで賦形〔豊玉香料(株)製〕
・セージ抽出物(50%品):
水抽出物で、デキストリンで賦形〔豊玉香料(株)製〕
・シソ抽出物(50%品):
水抽出物で、デキストリンで賦形〔豊玉香料(株)製〕
・ミント抽出物(50%品):
ミントポリフェノール50(商品名) 水抽出物で、デキストリンで賦形〔小川香料(
株)製〕
・タイム抽出物(50%品):
水抽出物で、デキストリンで賦形〔豊玉香料(株)製〕
・メリッサ抽出物(50%品):
水抽出物で、デキストリンで賦形〔豊玉香料(株)製〕
・デキストラナーゼ:
12,000単位/g〔三菱化学フードテック(株)製〕
・ムタナーゼ:
6,000単位品〔天野エンザイム(株)製〕
・アクチニジン:
酵素活性9000単位品〔アサヒフードアンドヘルスケア(株)製〕
・パパイン:
パパインW−40(商品名)〔天野エンザイム(株)製〕
・ブロメライン:
ブロメラインF(商品名)〔天野エンザイム(株)製〕
・リジン(比較品):
L−リジン〔シグマ アルドリッチ ジャパン(株)製〕
Claims (6)
- (A)ポリリジン、ポリアルギニン及びポリヒスチジンから選ばれる1種以上の塩基性ペプチドを0.001〜5質量%、及び(B)ラッカーゼを360,000単位/g品として0.001〜3質量%含有し、(A)成分の配合量と(B)成分の360,000単位/g品としての配合量との配合比率を示す(A)/(B)が質量比として0.005〜100であることを特徴とする口臭消臭製剤。
- 更に、(C)シソ科植物又はその抽出物を含有し、(C)成分の配合量と(B)成分の360,000単位/g品としての配合量との配合比率を示す(B)/(C)が質量比として0.001〜100である請求項1記載の口臭消臭製剤。
- (C)成分のシソ科植物が、ローズマリー、セージ、シソ、ミント、タイム及びメリッサから選ばれる1種以上である請求項2記載の口臭消臭製剤。
- (C)成分を0.001〜5質量%含有する請求項2又は3記載の口臭消臭製剤。
- 更に、(D)デキストラナーゼ、ムタナーゼ、アクチニジン、パパイン、ブロメラインから選ばれる1種以上の酵素を含有する請求項1乃至4のいずれか1項記載の口臭消臭製剤。
- 製剤中の水分量が0〜5質量%である請求項1乃至5のいずれか1項記載の口臭消臭製剤。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010165563A JP5703617B2 (ja) | 2010-07-23 | 2010-07-23 | 口臭消臭製剤 |
KR1020110072244A KR101849403B1 (ko) | 2010-07-23 | 2011-07-21 | 구강 소취 제제 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010165563A JP5703617B2 (ja) | 2010-07-23 | 2010-07-23 | 口臭消臭製剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012025695A JP2012025695A (ja) | 2012-02-09 |
JP5703617B2 true JP5703617B2 (ja) | 2015-04-22 |
Family
ID=45779072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010165563A Active JP5703617B2 (ja) | 2010-07-23 | 2010-07-23 | 口臭消臭製剤 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5703617B2 (ja) |
KR (1) | KR101849403B1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8946807B2 (en) | 2013-01-24 | 2015-02-03 | Micron Technology, Inc. | 3D memory |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10505592A (ja) * | 1994-09-01 | 1998-06-02 | ノボ ノルディスク アクティーゼルスカブ | 微生物細胞を殺傷又は抑制するための塩基性タンパク質組成物 |
JP3969272B2 (ja) * | 2002-10-03 | 2007-09-05 | チッソ株式会社 | 抗う蝕、抗歯周病用組成物 |
AU2003300126B2 (en) * | 2002-12-31 | 2010-04-01 | Altus Pharmaceuticals Inc. | Complexes of protein crystals and ionic polymers |
JP2004321077A (ja) * | 2003-04-24 | 2004-11-18 | Meiji Seika Kaisha Ltd | ラッカーゼ封入カプセルを含有するガム |
JP4761017B2 (ja) * | 2004-04-01 | 2011-08-31 | ライオン株式会社 | 口臭抑制用口腔内貼付剤 |
JP2007008824A (ja) * | 2005-06-28 | 2007-01-18 | Lion Corp | 口腔用組成物 |
JP4097228B2 (ja) * | 2006-07-26 | 2008-06-11 | 稲畑香料株式会社 | 新規なチューインガム |
JP2009136240A (ja) * | 2007-12-10 | 2009-06-25 | Lion Corp | チューインガム組成物 |
JP5447392B2 (ja) * | 2008-12-26 | 2014-03-19 | ライオン株式会社 | チューインガム組成物 |
-
2010
- 2010-07-23 JP JP2010165563A patent/JP5703617B2/ja active Active
-
2011
- 2011-07-21 KR KR1020110072244A patent/KR101849403B1/ko active IP Right Grant
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR20120010181A (ko) | 2012-02-02 |
KR101849403B1 (ko) | 2018-04-16 |
JP2012025695A (ja) | 2012-02-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
RU2581933C2 (ru) | Улучшенная устойчивость пероксида в композициях для ухода за полостью рта | |
RU2437651C2 (ru) | Кальцийфосфатный комплекс для кислотосодержащей жевательной резинки | |
RU2437652C2 (ru) | Воздействие кальцийфосфатного комплекса на зубной кариес | |
KR102627029B1 (ko) | 구강 관리 조성물 | |
BE1001394A5 (fr) | Composition solide antitartre desodorisant la bouche et son application. | |
US4992276A (en) | Antiseptic compositions containing hexahydro-5-pyrimidinamine compounds and thymol and methods for preparing same | |
JP2011511825A (ja) | カチオン性界面活性剤の酸蝕症から保護するための使用 | |
JP5845882B2 (ja) | 口腔用組成物及び口臭抑制剤 | |
JP5526751B2 (ja) | 口中ケア組成物及びその製造方法 | |
JP5447392B2 (ja) | チューインガム組成物 | |
JP5703617B2 (ja) | 口臭消臭製剤 | |
JP2013018757A (ja) | 口腔用組成物 | |
JP2011244703A (ja) | 口中ケア組成物 | |
JP2020203854A (ja) | 錠剤の製造方法 | |
JP2011162529A (ja) | 咀嚼用医薬品および咀嚼用医薬品の製造方法 | |
JP2011219386A (ja) | 口中ケア組成物 | |
JP2010265191A (ja) | 口中ケア組成物 | |
WO2021188056A1 (en) | Chewable gum compositions | |
JP2009219403A (ja) | ダイズペプチド含有チューインガム組成物 | |
JP2012229175A (ja) | 口中ケア組成物及び口中ケア組成物における金属タンパク質の口腔内滞留性向上方法 | |
JP2000178158A (ja) | 口腔用剤 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130121 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140422 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140513 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140709 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150127 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150209 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5703617 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |