JP5703579B2 - 印刷装置、印刷方法、印刷データ生成プログラム、ディザマスクの生成方法 - Google Patents
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画像を構成する画像データを入力する入力部と、
前記入力した画像データに基づいて、ドットの形成の有無を表すドットデータを生成するハーフトーン処理部と、
前記生成したドットデータに基づいて、前記印刷媒体の共通の印刷領域に、前記印刷媒体に対する前記インクの吐出位置を変えつつ、複数の異なるタイミングで前記印刷ヘッドから前記インクを吐出してドットを形成し、該複数の異なるタイミングで形成されたドットが相互に組み合わせられることによって形成された印刷画像を出力する印刷部と
を備え、
前記ハーフトーン処理部は、少なくとも所定の印刷階調範囲において、前記異なるタイミングで形成されるドットが所定の方向に隣接するペアドットの数を制御して、前記ドットデータを生成する
印刷装置。
かかる構成の印刷装置は、異なるタイミングで形成されるドットの並び順を区分して、ペアドットの数を制御する。ペアドットは、位置ずれが生じた際に、その並び順によって、印刷媒体上のドットの形成面積が大きくなるものと、小さくなるものとがあるが、かかる構成によれば、その両方の数を制御することができるので、印刷媒体におけるドットが形成される面積の変化を抑制することができる。その結果、濃度ムラの発生を抑制することができる。
かかる構成の印刷装置は、位置ずれが生じた際に濃度ムラの要因となるペアドットが分散して配置されるように制御するので、ペアドットが局所的に集中することがない。したがって、位置ずれが生じた場合でも、局所的に大きな濃度ムラが発生することを抑制することができる。
かかる構成の印刷装置は、異なるタイミングで形成されるドットの並び順を区分して、それぞれの並び順のペアドットが分散して配置されるように制御するので、位置ずれが生じた際に印刷媒体上のドットの形成面積が大きくなるペアドットのみ、あるいは、小さくなるペアドットのみが局所的に集中することがない。したがって、位置ずれが生じた場合でも、局所的に大きな濃度ムラが発生することを抑制することができる。
[適用例6]印刷媒体の共通の印刷領域に、前記印刷媒体に対するインクの吐出位置を変えつつ、複数の異なるタイミングで印刷ヘッドから前記インクを吐出してドットを形成し、該複数の異なるタイミングで形成されたドットが相互に組み合わせられることによって形成された印刷画像を出力する印刷方法であって、画像を構成する画像データを入力し、前記生成したドットデータに基づいて、少なくとも所定の印刷階調範囲において、前記異なるタイミングで形成されるドットが所定の方向に隣接するペアドットの数を制御して、ドットの形成の有無を表すドットデータを生成し、前記生成したドットデータに基づいて、前記印刷画像を出力する印刷方法。
[適用例7]印刷媒体の共通の印刷領域に、前記印刷媒体に対するインクの吐出位置を変えつつ、複数の異なるタイミングで印刷ヘッドから前記インクを吐出してドットを形成し、該複数の異なるタイミングで形成されたドットが相互に組み合わせられることによって形成された印刷画像を出力する印刷装置で印刷を行う印刷データを生成する印刷データ生成プログラムであって、画像を構成する画像データを入力する入力機能と、前記生成したドットデータに基づいて、少なくとも所定の印刷階調範囲において、前記異なるタイミングで形成されるドットが所定の方向に隣接するペアドットの数を制御して、ドットの形成の有無を表すドットデータを生成するハーフトーン処理機能とをコンピューターに実現させる印刷データ生成プログラム。
かかるディザマスクの生成方法は、ディザマスクのドットの形成パターンに現れるペアドットの数を、異なるタイミングで形成されるドットの並び順を区分して、制御することができる。したがって、かかる方法によって生成したディザマスクを用いてハーフトーン処理を行えば、適用例2と同様の効果を奏する。
かかるディザマスクの生成方法は、ディザマスクのドットの形成パターンに現れるペアドットの配置を分散させることができる。したがって、かかる方法によって生成したディザマスクを用いてハーフトーン処理を行えば、適用例3と同様の効果を奏する。
かかるディザマスクの生成方法は、ディザマスクのドットの形成パターンに現れるペアドットの配置を、異なるタイミングで形成されるドットの並び順を区分して、それぞれの並び順のペアドットが分散するように制御することができる。したがって、かかる方法によって生成したディザマスクを用いてハーフトーン処理を行えば、適用例4と同様の効果を奏する。
本発明の第1実施例について説明する。
A−1.装置構成:
図1は、本発明の第1実施例としてのプリンター20の概略構成図である。プリンター20は、双方向印刷を行うシリアル式インクジェットプリンタであり、図示するように、プリンター20は、紙送りモータ74によって印刷媒体Pを搬送する機構と、キャリッジモータ70によってキャリッジ80をプラテン75の軸方向に往復動させる機構と、キャリッジ80に搭載された印刷ヘッド90を駆動してインクの吐出およびドット形成を行う機構と、これらの紙送りモータ74,キャリッジモータ70,印刷ヘッド90および操作パネル99との信号のやり取りを司る制御ユニット30とから構成されている。
プリンター20における印刷処理について説明する。図2は、プリンター20における印刷処理の流れを示すフローチャートである。ここでの印刷処理は、ユーザーが操作パネル99等を用いて、メモリカードMCに記憶された所定の画像の印刷指示操作を行うことで開始される。印刷処理を開始すると、CPU40は、まず、入力部41の処理として、メモリカードスロット98を介してメモリカードMCから印刷対象であるRGB形式の画像データORGを読み込んで入力する(ステップS110)。
上述したディザマスク62の生成方法を以下に説明し、プリンター20のハーフトーン処理における制御の内容を明らかにする。ディザマスク62は、そのサイズ(閾値の数)に対応する格納要素を有している。格納要素とは、ディザマスク62を構成する閾値を格納する要素である。これらの格納要素の全てに1つずつ閾値を格納することで、ディザマスク62は生成される。以下に説明する生成方法は、メインフレーム等のCPUによって、ディザマスク62を生成する処理である。なお、以下に説明する工程の一部または全部をユーザーが手計算等によって行っても差し支えない。
CE=a×E1+b×E2+c×E3・・・(1)
上述したディザマスク生成処理における第1のディザマスク評価処理について、図5を用いて説明する。第1のディザマスク評価処理では、図5に示すように、まず、グループ化処理を行う(ステップS310)。グループ化処理とは、ディザマスク62を構成する複数の格納要素を、当該複数の格納要素に格納された閾値がハーフトーン処理で適用されるドット形成位置でのドットの形成を往動と復動のうちのいずれで行うかに着目して、複数のグループに区分する処理である。つまり、上述した往動ドットと復動ドットの配置の態様(本実施例では、カラム交互モード)に基づいて、格納要素のグループを設定する処理である。なお、設定するグループは、印刷媒体の共通の印刷領域に、印刷媒体に対するインクの吐出位置を変えつつ、複数の異なるタイミングで印刷ヘッドからインクを吐出してドットを形成する場合の、当該異なるタイミングに基づいて設定すればよい。複数の異なるタイミングとしては、往動と復動に代えて、あるいは、加えて、共通の印刷領域にN回(Nは3以上の整数)の主走査でドットを形成する場合の、主走査の順番(何回目の主走査であるか)としてもよい。
E1=d×E11+e×E12+f×E13・・・(4)
上述したディザマスク生成処理における第2のディザマスク評価処理について、図9を用いて説明する。第2のディザマスク評価処理では、図9に示すように、まず、決定格納要素のドットをONにし(ステップS410)、候補格納要素選択処理を行い(ステップS420)、候補格納要素のドットをONにする(ステップS430)。ステップS410〜S430の処理は、第1のディザマスク評価処理におけるステップS320〜S340(図5参照)の処理と同様であり、詳しい説明は省略する。
E21=|PDNt−目標値|・・・(5)
E22=|PDN1−PDN2|・・・(6)
E2=g×E21+h×E22・・・(7)
上述したディザマスク生成処理における第3のディザマスク評価処理について、図12を用いて説明する。第3のディザマスク評価処理では、図12に示すように、まず、決定格納要素のドットをONにし(ステップS510)、候補格納要素選択処理を行い(ステップS520)、候補格納要素のドットをONにする(ステップS530)。ステップS510〜S530の処理は、第1のディザマスク評価処理におけるステップS320〜S340(図5参照)の処理と同様であり、詳しい説明は省略する。
E3=i×E31+j×E32+k×E33・・・(8)
かかる構成のプリンター20は、往動ドット、復動ドット、往動ドットと復動ドットとを組み合わせた印刷画像全体のいずれに対しても、ドットが分散して配置されるドット形成パターンを有するディザマスク62を用いてハーフトーン処理を行うので、往動ドットと復動ドットとの間で位置ずれが生じても、画像全体のドットの分散性が確保され、印刷画質の粒状性の悪化を抑制することができる。しかも、プリンター20は、ペアドット総数PDNtが低階調においても所定の程度発生するドット形成パターンを有するディザマスク62を用いてハーフトーン処理を行うので、低階調の印刷領域から高階調の印刷領域にかけて、ペアドットの数が急激に増加することを抑制することができる。その結果、位置ずれが生じたドットが濃度ムラとして視認されることを抑制することができる。しかも、プリンター20は、第1のペアドット数PDN1と第2のペアドット数PDN2とがほぼ同数となるドット形成パターンを有するディザマスク62を用いてハーフトーン処理を行うので、往動ドットと復動ドットとの間で位置ずれが生じても、印刷媒体におけるドットが形成される面積の変化を抑制することができる。その結果、濃度ムラの発生を抑制することができる。
本発明の第2実施例について説明する。第2実施例としてのプリンター20の概略構成は、第1実施例と基本的に同様である。第2実施例が第1実施例と異なる点は、ハーフトーン処理を誤差拡散法によって行う点である。以下、第1実施例と異なる点についてのみ説明し、第1実施例と共通する点については、説明を省略する。第2実施例としてのハーフトーン処理の流れを図14及び図15に示す。図示するように、第2実施例としてのハーフトーン処理が開始されると、CPU40は、まず、ステップS120で色変換処理が行われた画像データについて、注目画素を1つ選択し、注目画素位置の座標データn(x,y)と、注目画素データDnと、ペアドットデータPDnとを取得する(ステップS610)。注目画素とは、ドットのON/OFFを決定する画素である。本実施例では、この注目画素は、画像データの左上端の画素から右に向かって順次選択され、一つのラスター(主走査方向)の画素が全て選択されると、副走査方向に1画素分下がったラスターの画素が、同様に順次選択される。ペアドットデータPDnとは、ハーフトーン処理の対象となる画像データの色階調値に応じた、ペアドットの発生率を所定の階調で予め設定した目標値である。この目標値は、色階調値とペアドットの発生率とを対応付けたテーブルとしてEEPROM60に記憶されている。CPU40は、このテーブルを参照して、注目画素データDnに対応するペアドットの目標発生率を示す階調値を取得する。
DnX>TH−PDnX・k1+PBDnX・k2・・・(9)
DnX>TH−PDnX・k1−PBDnX・k2・・・(10)
P1Dn=1/2×PDn・・・(11)
P2Dn=1/2×PDn・・・(12)
DnX>TH−PDnX・k3−P1DnX・k4・・・(13)
DnX>TH−PDnX・k3−P2DnX・k4・・・(14)
上述の実施形態の変形例について説明する。
C−1.変形例1:
上述の実施形態においては、第1のペアドット数PDN1と第2のペアドット数PDN2とが、ほぼ同数になるように制御する構成について示したが、第1のペアドット数PDN1と第2のペアドット数PDN2とは、必ずしも、同数に制御しなくてもよい。例えば、プリンター20の特性として、所定の距離の位置ずれが生じやすい場合には、当該所定距離の位置ずれが生じた場合の、第1のペアドット及び第2のペアドットにおけるドットの重畳部分の面積が変化する程度に応じて、所定の割合、例えば、PDN1:PDN2=6:4となるように制御してもよい。この場合、例えば、第1実施例であれば、評価値E22は、所望の第1のペアドット数PDN1及び第2のペアドット数PDN2の比率と、空白格納要素に着目閾値を格納した場合の第1のペアドット数PDN1及び第2のペアドット数PDN2の比率との差としてもよい。あるいは、第2実施例であれば、式(11),(12)に代えて、所望の比率で、第1のペアドットデータP1Dn及び第2のペアドットデータP2Dnを算出すればよい。
上述の実施形態においては、全ての印刷階調の範囲において、ペアドットの数や配置を制御する構成について示したが、一部の印刷階調の範囲において、ペアドットの数や配置を制御する構成としてもよい。
上述の実施形態においては、往動の方向において、往動ドット、復動ドットの順に隣接する第1のペアドットと、復動ドット、往動ドットの順に隣接する第2のペアドットとについて、その数や配置を制御する構成について示したが、ペアドットの制御は、必ずしも、往動ドットと復動ドットの並びに着目したものに限らない。例えば、共通の印刷領域が、4回の主走査で形成するドットが相互に組み合わされることにより形成される場合には、この4回の主走査で形成する第1〜第4のドットの並びに着目して、ペアドットの制御を行ってもよい。この場合、第1〜第4のドットの並びは16通りとなるので、16通りのペアドットについて、上述した制御を行ってもよい。
上述の実施形態においては、主走査方向に隣接するペアドットの数や配置について制御する構成としたが、かかる構成に限るものではなく、ドットを形成する異なるタイミングに起因して、当該異なるタイミングで形成されたドット間の相対的な位置関係が目標位置からずれる位置ずれが生じる場合の、当該位置ずれの方向の少なくとも1つについて、隣接するペアドットを制御すればよい。例えば、紙送り精度に起因して、副走査方向に位置ずれが生じ得る場合には、副走査方向に隣接するペアドットを制御してもよい。もちろん、主走査方向に隣接するペアドット及び副走査方向に隣接するペアドットの両方を制御する構成としてもよい。
上述の第1実施例において、評価値E1〜E3の算出に用いる係数a〜kは一定値として示したが、これらのうちの少なくとも一部は、画像データの色階調値に応じて、変化させる構成としてもよい。こうすれば、階調値に応じて、より最適なディザマスク62を生成することができる。
上述の第1実施例においては、ドットの分散の程度を示す評価値E1qとして、粒状性指数を用いたが、評価値E1qは、ドット配置の分散の程度を評価できるものであればよい。例えば、評価値E1qは、RMS粒状度を用いてもよい。RMS粒状度は公知の技術であるため(例えば、特開2007−174272号公報)、詳しい説明は省略するが、ドット密度値に対して、ローパスフィルターを用いてローパスフィルター処理を行うとともに、ローパスフィルター処理がなされた密度値の標準偏差を算出するものである。あるいは、ローパスフィルター処理後のドット密度を評価値E1qとしてもよい。これは、いわゆるポテンシャル法に用いられる評価値である。
上述した実施形態においては、双方向印刷を行うシリアル方式のインクジェット式プリンターについて示したが、本発明は、印刷媒体の共通の印刷領域に複数の異なるタイミングで印刷ヘッドからインクを吐出してドットを形成し、当該複数のタイミングで形成されたドットが相互に組み合わせられることによって形成された印刷画像を出力する印刷装置に広く適用することができる。例えば、複数の印刷ヘッドを印刷媒体の幅方向の全体に亘って千鳥形状に配列し、隣接する印刷ヘッド同士の一部をオーバーラップさせたラインプリンターにも適用することができる。あるいは、ラインプリンターにおいて、印刷媒体の幅方向の全体に亘って設けられた1つの印刷ヘッドが備えるノズル列が、千鳥形状に配列されている場合にも適用することができる。
上述した実施形態においては、プリンター20において、図2に示した印刷処理の全てを実行する構成としたが、プリンターとコンピューター(端末としてのコンピューター、プリントサーバーとしてのコンピューターなど)とが接続された印刷システム(広義の印刷装置)において印刷処理を行う場合には、印刷処理やハーフトーン処理の全部または一部が、コンピューターとプリンターとのうちのいずれで行われてもよい。
30…制御ユニット
40…CPU
41…入力部
42…ハーフトーン処理部
43…印刷部
51…ROM
52…RAM
60…EEPROM
62…ディザマスク
70…キャリッジモータ
71…駆動ベルト
72…プーリ
73…摺動軸
74…紙送りモータ
75…プラテン
80…キャリッジ
82〜87…インクカートリッジ
90…印刷ヘッド
98…メモリカードスロット
99…操作パネル
P…印刷媒体
MC…メモリカード
Claims (9)
- 印刷ヘッドからインクを印刷媒体に吐出して印刷を行う印刷装置であって、
画像を構成する画像データを入力する入力部と、
前記入力した画像データに基づいて、ドットの形成の有無を表すドットデータを生成するハーフトーン処理部と、
前記生成したドットデータに基づいて、前記印刷媒体の共通の印刷領域に、前記印刷媒体に対する前記インクの吐出位置を変えつつ、複数の異なるタイミングで前記印刷ヘッドから前記インクを吐出してドットを形成し、該複数の異なるタイミングで形成されたドットが相互に組み合わせられることによって形成された印刷画像を出力する印刷部と
を備え、
前記ハーフトーン処理部は、第1の印刷階調の場合、前記異なるタイミングで形成されるドットが所定の方向に隣接するペアドットの数が、前記第1の印刷階調よりも高い第2の印刷階調の場合に比べて少なくなるように前記ドットデータを生成する
印刷装置。 - 前記ハーフトーン処理部は、前記少なくとも所定の印刷階調範囲において、前記ペアドットの数の制御と併せて、前記ペアドットが分散して配置されるように、該ペアドットの配置を制御して、前記ドットデータを生成する請求項1記載の印刷装置。
- 前記ペアドットは、前記印刷ヘッドの往動の方向に向かって、往動ドット、復動ドットの順序でドットが隣接する第1のペアドットと、復動ドット、往動ドットの順序でドットが隣接する第2のペアドットとに少なくとも分類され、
前記ハーフトーン処理部は、前記第1及び第2のペアドットのそれぞれについて、前記ペアドットの配置を制御する請求項2記載の印刷装置。 - 請求項1ないし請求項3のいずれか記載の印刷装置であって、
前記印刷部は、前記印刷ヘッドを前記印刷媒体に対して主走査方向及び副走査方向に相対移動させながら印刷を行い、
前記複数のタイミングは、前記印刷ヘッドが前記主走査方向のうちの一方の方向に相対移動する往動のタイミングと、該一方の方向とは反対の方向に相対移動する復動のタイミングである
印刷装置。 - 印刷媒体の共通の印刷領域に、前記印刷媒体に対するインクの吐出位置を変えつつ、複数の異なるタイミングで印刷ヘッドから前記インクを吐出してドットを形成し、該複数の異なるタイミングで形成されたドットが相互に組み合わせられることによって形成された印刷画像を出力する印刷方法であって、
画像を構成する画像データを入力し、
前記入力した画像データに基づいて、少なくとも所定の印刷階調範囲において、前記異なるタイミングで形成されるドットが所定の方向に隣接するペアドットの数を制御して、ドットの形成の有無を表すドットデータを生成し、
前記生成したドットデータに基づいて、前記印刷画像を出力し、
前記ドットデータの形成において、第1の印刷階調の場合、前記異なるタイミングで形成されるドットが所定の方向に隣接するペアドットの数が、前記第1の印刷階調よりも高い第2の印刷階調の場合に比べて少なくなるように前記ドットデータを生成する
印刷方法。 - 印刷媒体の共通の印刷領域に、前記印刷媒体に対するインクの吐出位置を変えつつ、複数の異なるタイミングで印刷ヘッドから前記インクを吐出してドットを形成し、該複数の異なるタイミングで形成されたドットが相互に組み合わせられることによって形成された印刷画像を出力する印刷装置で印刷を行う印刷データを生成する装置に、
画像を構成する画像データを入力する入力機能と、
前記入力した画像データに基づいて、少なくとも所定の印刷階調範囲において、前記異なるタイミングで形成されるドットが所定の方向に隣接するペアドットの数を制御して、ドットの形成の有無を表すドットデータを生成するハーフトーン処理機能と
を実現させるための印刷データ生成プログラムであって、
前記ハーフトーン処理機能は、第1の印刷階調の場合、前記異なるタイミングで形成されるドットが所定の方向に隣接するペアドットの数が、前記第1の印刷階調よりも高い第2の印刷階調の場合に比べて少なくなるように前記ドットデータを生成する
印刷データ生成プログラム。 - 複数の格納要素の各々に閾値が格納されたディザマスクの生成方法であって、
前記ディザマスクは、印刷媒体の共通の印刷領域に、前記印刷媒体に対するインクの吐出位置を変えつつ、複数の異なるタイミングで印刷ヘッドから前記インクを吐出してドットを形成し、該複数の異なるタイミングで形成されたドットが相互に組み合わせられることによって形成された印刷画像を出力する印刷装置において、前記印刷画像の所定の階調値に対して、前記閾値が格納された格納要素の配置に基づいて、前記印刷媒体上に所定の形成パターンでドットを生じさせるハーフトーン処理に用いられ、
第1の印刷階調の場合、前記ドットの形成パターンに現れる、前記異なるタイミングで形成されるドットが所定の方向に隣接するペアドットの数が、前記第1の印刷階調よりも高い第2の印刷階調の場合に比べて少なくなるように、前記閾値の少なくとも一部が格納される前記格納要素の配置を決定する
ディザマスクの生成方法。 - 前記ペアドットの数と併せて、前記ドットの形成パターンに現れる、前記ペアドットの分散の程度を指標として、前記格納要素の配置を決定する請求項7記載のディザマスクの生成方法。
- 前記ペアドットは、前記印刷ヘッドの往動の方向に向かって、往動ドット、復動ドットの順序でドットが隣接する第1のペアドットと、復動ドット、往動ドットの順序でドットが隣接する第2のペアドットとに少なくとも分類され、
前記指標となるペアドットの分散の程度は、前記分類ごとのペアドットの分散の程度を含む請求項8記載のディザマスクの生成方法。
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