JP5702089B2 - オイルダンパ - Google Patents
オイルダンパ Download PDFInfo
- Publication number
- JP5702089B2 JP5702089B2 JP2010194635A JP2010194635A JP5702089B2 JP 5702089 B2 JP5702089 B2 JP 5702089B2 JP 2010194635 A JP2010194635 A JP 2010194635A JP 2010194635 A JP2010194635 A JP 2010194635A JP 5702089 B2 JP5702089 B2 JP 5702089B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil chamber
- piston
- oil
- cylinder
- hydraulic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
- Forging (AREA)
Description
前記下部取り付け機構部31は、前記シリンダ本体1を詳細は後述する鍛造用防振装置61の固定部材80に垂直配置に取り付け固定するものである。
なお、図1においては、第1油室51に「A」の文字を、第2油室51に「B」の文字を、第3油室51に「C」の文字を各々付して示している。後述する図2、図3及び図6に示す場合も各々同様である。
次に、図4、図5を参照して本実施例1に係るオイルダンパ41が組み込まれる鍛造用防振装置61の概略構成について説明する。
そして、上述した鍛造用防振装置61において、前記空気バネ74により鍛造機71における鍛造用ハンマー71aの下降時の大きな衝撃を十分に吸収し、防振を図るように構成している。
本実施例1に係るオイルダンパ41は、鍛造機71の鍛造用ハンマー71aの下降動作時には、小さな減衰力を発生させ、鍛造機71のハンマーの上昇動作時には、大きな減衰力を発生するように構成している。
また、前記第2油室52内において、ピストン3の押し込みに伴うピストンロッド2の押し込み体積分の油量は隔壁板4のオリフィス4aを通り、第3油室53へ流れ込むが、その油量は少ないためにオリフィス4aの絞りによるオイルダンパ41のピストン押し込み時の減衰力は小さい。
図7において、点線は特許文献1のオイルダンパの特性を、実線は本実施例1、2に係るオイルダンパ41、41Aの特性を示している。
図7に示すように、本実施例1、2に係るオイルダンパ41、41Aは、特許文献1のオイルダンパに比べ、ピストン押し込み時(圧側)の減衰力は小さく、ピストン上昇時(伸側)には、単純なオリフィス特性とし、リリーフバルブを使用しない特性としたものである。
2 ピストンロッド
2a 第3油室側開口部
2b ピストンロッド内流路
3 ピストン
3a ピストン内流路
4 隔壁板
4a オリフィス
4b 流路
5 シリンダ蓋部
6A 上部防振ゴム
6B 下部防振ゴム
7 蓋筒部
7a 蓋板
8 耐熱板
9 チェック弁
10 ニードルバルブ
11 チェック板
14 端部座金
16 中間座金
21 ブシュ
22 パッキン
23 パッキン
27 ナット
28 割ピン
31 下部取り付け機構部
32 上部取り付け機構部
33 装着体
34 突出ネジ体
35 下部取り付け具
41 オイルダンパ
41A オイルダンパ
51 第1油室
52 第2油室
53 第3油室
61 鍛造用防振装置
71 鍛造機
71a 鍛造用ハンマー
72 基台
72a 凹部
73 床面
74 空気バネ
75 上架台
76 下架台
77 スペーサ
78 空気管
79 レベル調整部
80 固定部材
Ca 油面
Cb 気体
Claims (3)
- 単筒式で下端部が下部取り付け機構部により閉塞され、上端部がシリンダ蓋部により閉塞されるとともに、下部取り付け機構部を介して固定配置されるシリンダ本体と、
前記シリンダ本体内で下端側に作動油を収納する第1油室を形成する状態でピストン下端面を臨ませたピストンと、
前記ピストンと一体構成で、かつ、下端部を前記第1油室に臨ませるとともに、前記シリンダ本体内からシリンダ蓋部を貫通して上方に突設され、突出端側に下降時の衝撃力が大きい要素である鍛造機のハンマーの上下動に連動する上架台が連結されて前記ピストンをシリンダ本体内で上下方向に往復駆動する片側ロッド式のピストンロッドと、
前記シリンダ本体内において、前記ピストンの上端面と前記シリンダ蓋部との間をピストン側の作動油を収納する第2油室と、シリンダ蓋部側の作動油を収納する第3油室とに区画する隔壁板と、
前記ピストンに貫通配置に設けた第1油室から第2油室へのみ作動油を流通させる板弁付きの流路と、
前記隔壁板に設けた第2油室から第3油室へのみ作動油を流通させるオリフィス式流路と、
を有し、
前記鍛造機のハンマーに連動する上架台の下降時には、ピストンの押し込みに伴う第1油室内の油圧の上昇に応じて板弁付きの流路により第1油室から第2油室に作動油を流し込むとともに、第2油室におけるピストンの押し込みに伴うピストンロッドの押し込み体積分の少量の作動油を隔壁板に設けたオリフィスの絞りを利用して第3油室に流し込んで、ピストン押し込み時の減衰力を小さくし、
前記鍛造機のハンマーに連動する上架台の上昇時には、ピストンの上昇に伴う第2油室内の容積分の大量の作動油を隔壁板に設けたオリフィスの絞りを利用して第3油室に流し込んで、ピストン上昇時の減衰力を大きくするように構成したこと、
を特徴とするオイルダンパ。 - 単筒式で下端部が下部取り付け機構部により閉塞され、上端部がシリンダ蓋部により閉塞されるとともに、下部取り付け機構部を介して固定配置されるシリンダ本体と、
前記シリンダ本体内で下端側に作動油を収納する第1油室を形成する状態でピストン下端面を臨ませたピストンと、
前記ピストンと一体構成で、かつ、下端部を前記第1油室に臨ませるとともに、前記シリンダ本体内からシリンダ蓋部を貫通して上方に突設され、突出端側に下降時の衝撃力が大きい要素である鍛造機のハンマーの上下動に連動する上架台が連結されて前記ピストンをシリンダ本体内で上下方向に往復駆動する片側ロッド式のピストンロッドと、
前記シリンダ本体内において、前記ピストンの上端面と前記シリンダ蓋部との間をピストン側の作動油を収納する第2油室と、シリンダ蓋部側の作動油を収納する第3油室とに区画する隔壁板と、
前記ピストンに貫通配置に設けた第1油室から第2油室へのみ作動油を流通させる板弁付きの流路と、
前記隔壁板に設けた第2油室から第3油室へのみ作動油を流通させるオリフィス式流路と、
前記ピストンロッドの第3油室内の位置とこのピストンロッド内を経て第1油室に連通するピストンロッド内流路と、このピストンロッド内流路の一部に設けた第3油室から第1油室へのみ作動油を流通させる板弁式のチェック弁とからなる作動油還流流路と、
を有し、
前記鍛造機のハンマーに連動する上架台の下降時には、ピストンの押し込みに伴う第1油室内の油圧の上昇に応じて板弁付きの流路により第1油室から第2油室に作動油を流し込むとともに、第2油室におけるピストンの押し込みに伴うピストンロッドの押し込み体積分の少量の作動油を隔壁板に設けたオリフィスの絞りを利用して第3油室に流し込んで、ピストンの仕込み時の減衰力を小さくし、
前記鍛造機のハンマーに連動する上架台の上昇時には、ピストンの上昇に伴う第2油室内の容積分の大量の作動油を隔壁板に設けたオリフィスの絞りを利用して第3油室に流し込んで、ピストン上昇時の減衰力を大きくし、かつ、前記作動油還流流路のピストンロッド内流路及びチェック弁を経て第3油室から第1油室内へ作動油を還流させるように構成したこと、
を特徴とするオイルダンパ。 - 単筒式で下端部が下部取り付け機構部により閉塞され、上端部がシリンダ蓋部により閉塞されるとともに、下部取り付け機構部を介して固定配置されるシリンダ本体と、
前記シリンダ本体内で下端側に作動油を収納する第1油室を形成する状態でピストン下端面を臨ませたピストンと、
前記ピストンと一体構成で、かつ、下端部を前記第1油室に臨ませるとともに、前記シリンダ本体内からシリンダ蓋部を貫通して上方に突設され、突出端側に下降時の衝撃力が大きい要素である鍛造機のハンマーの上下動に連動する上架台が連結されて前記ピストンをシリンダ本体内で上下方向に往復駆動する片側ロッド式のピストンロッドと、
前記シリンダ本体内において、前記ピストンの上端面と前記シリンダ蓋部との間をピストン側の作動油を収納する第2油室と、シリンダ蓋部側の作動油を収納する第3油室とに区画する隔壁板と、
前記ピストンに貫通配置に設けた第1油室から第2油室へのみ作動油を流通させる板弁付きの流路と、
前記隔壁板に設けた第2油室から第3油室へのみ作動油を流通させるオリフィス式流路と、
前記ピストンロッドの第3油室内の位置とこのピストンロッド内を経て第1油室に連通するピストンロッド内流路と、このピストンロッド内流路の一部に設けた第3油室から第1油室へのみ作動油を流通させる板弁式のチェック弁とからなる作動油還流流路と、
前記シリンダ本体の外周側から前記オリフィス式流路に臨ませて嵌装され、第2油室から第3油室へ流れる油量を調整するニードルバルブと、
を有し、
前記鍛造機のハンマーに連動する上架台の下降時には、ピストンの押し込みに伴う第1油室内の油圧の上昇に応じて板弁付きの流路により第1油室から第2油室に作動油を流し込むとともに、第2油室におけるピストンの押し込みに伴うピストンロッドの押し込み体積分の少量の作動油を隔壁板に設けたオリフィスの絞りを利用して第3油室に流し込んで、ピストン押し込み時の減衰力を小さくし、
前記鍛造機のハンマーに連動する上架台の上昇時には、ピストンの上昇に伴う第2油室内の容積分の大量の作動油を隔壁板に設けたオリフィスの絞りを利用して第3油室に流し込んで、ピストン上昇時の減衰力を大きくし、かつ、前記作動油還流流路のピストンロッド内流路及びチェック弁を経て第3油室から第1油室内へ作動油を還流させ、
前記ニードルバルブの操作により前記減衰力を調整可能に構成したこと、
を特徴とするオイルダンパ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010194635A JP5702089B2 (ja) | 2010-08-31 | 2010-08-31 | オイルダンパ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010194635A JP5702089B2 (ja) | 2010-08-31 | 2010-08-31 | オイルダンパ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012052587A JP2012052587A (ja) | 2012-03-15 |
JP5702089B2 true JP5702089B2 (ja) | 2015-04-15 |
Family
ID=45906139
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010194635A Expired - Fee Related JP5702089B2 (ja) | 2010-08-31 | 2010-08-31 | オイルダンパ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5702089B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112153432A (zh) * | 2020-09-25 | 2020-12-29 | 南京维卓杰电子商务有限公司 | 一种适用于新一代液晶电视的可折弯机顶盒 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103584703B (zh) * | 2013-11-11 | 2015-12-09 | 芜湖美特美机械科技有限公司 | 电动窗帘用限位手动端 |
CN104819241A (zh) * | 2015-04-29 | 2015-08-05 | 淮阴工学院 | 内置叶片马达式能量回收减振器 |
CN105240442B (zh) * | 2015-11-03 | 2017-05-10 | 株洲时代装备技术有限责任公司 | 一种油压减振器 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0313647Y2 (ja) * | 1988-02-18 | 1991-03-28 | ||
JPH0637219Y2 (ja) * | 1988-03-02 | 1994-09-28 | 三菱自動車工業株式会社 | オートテンショナ用アクチュエータ |
JP3016168U (ja) * | 1995-03-23 | 1995-09-26 | ヤクモ株式会社 | 鍛造用防振装置 |
JP3080213B2 (ja) * | 1996-06-04 | 2000-08-21 | 株式会社ショーワ | 油圧緩衝器 |
JP2007002983A (ja) * | 2005-06-27 | 2007-01-11 | Ntn Corp | 油圧式オートテンショナ |
-
2010
- 2010-08-31 JP JP2010194635A patent/JP5702089B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112153432A (zh) * | 2020-09-25 | 2020-12-29 | 南京维卓杰电子商务有限公司 | 一种适用于新一代液晶电视的可折弯机顶盒 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012052587A (ja) | 2012-03-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR20140022583A (ko) | 쇽 업소버의 밸브 조립체 | |
JP5535871B2 (ja) | フロントフォーク | |
JP5702089B2 (ja) | オイルダンパ | |
JPH03125044A (ja) | 緩衝機構 | |
KR102671509B1 (ko) | 쇽업소버 | |
CN105972139B (zh) | 一种减震器阻尼阀的制造方法 | |
CN107143613B (zh) | 一种具有准零刚度的减振平台 | |
JP5370650B2 (ja) | 制振ダンパ及び構造物 | |
KR101362930B1 (ko) | 음강성 방진 시스템 | |
US11352095B2 (en) | Front fork | |
CN211343837U (zh) | 一种电动车用的稳定液压减震器 | |
CN209228929U (zh) | 一种固定汽车减震装置 | |
JP2012117586A (ja) | フロントフォーク | |
CN204900652U (zh) | 一种减振器、减振器悬架系统及使用该减振器的车辆 | |
KR100832494B1 (ko) | 쇽업소버의 밸브장치 | |
CN207393831U (zh) | 减振器、汽车悬架系统及汽车 | |
KR101276868B1 (ko) | 쇽업소버의 바디 밸브 조립체 | |
CN217926920U (zh) | 一种石油化工仪表的减震装置 | |
KR102674680B1 (ko) | 승차감이 뛰어난 하이브리드 쇽업쇼바 | |
CN221143137U (zh) | 一种用于建筑设计的抗震结构 | |
CN113002568B (zh) | 一种减震装置 | |
CN211951309U (zh) | 一种机械设备减震设备 | |
JPS6146272Y2 (ja) | ||
KR20110067531A (ko) | 유압 스토핑 구조를 가지는 쇽업소버 | |
JP2542932Y2 (ja) | 減衰力可変型液圧緩衝器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130830 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140220 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140805 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20141003 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150121 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150219 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5702089 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |