JP3016168U - 鍛造用防振装置 - Google Patents
鍛造用防振装置Info
- Publication number
- JP3016168U JP3016168U JP1995003479U JP347995U JP3016168U JP 3016168 U JP3016168 U JP 3016168U JP 1995003479 U JP1995003479 U JP 1995003479U JP 347995 U JP347995 U JP 347995U JP 3016168 U JP3016168 U JP 3016168U
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- Japan
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- fluid
- forging machine
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本考案は、鍛造用ハンマーの降下により生じる
大きな衝撃に対しても十分に防振を図ることができ、鍛
造機自体のレベル調整も可能であり、しかも鍛造用ハン
マーの規模の大小にも対応できる鍛造用防振装置を提供
する。 【構成】本考案は、鍛造機2の底部と設置面との間に配
置される鍛造用防振装置1であって、前記鍛造機2の底
部と設置面との間に配置した流体ばね部6と、この流体
ばね部6に対して流体を供給する流体供給部7と、この
流体供給部7から前記流体ばね部6に対して供給する流
体の圧力を調整して前記流体ばね部6の圧力の増減によ
り前記鍛造機2自体のレベル調整を行うレベル調整部9
とからなる防振手段10を前記鍛造機2の底部と設置面
との間に複数箇所に亘って設けたものである。
大きな衝撃に対しても十分に防振を図ることができ、鍛
造機自体のレベル調整も可能であり、しかも鍛造用ハン
マーの規模の大小にも対応できる鍛造用防振装置を提供
する。 【構成】本考案は、鍛造機2の底部と設置面との間に配
置される鍛造用防振装置1であって、前記鍛造機2の底
部と設置面との間に配置した流体ばね部6と、この流体
ばね部6に対して流体を供給する流体供給部7と、この
流体供給部7から前記流体ばね部6に対して供給する流
体の圧力を調整して前記流体ばね部6の圧力の増減によ
り前記鍛造機2自体のレベル調整を行うレベル調整部9
とからなる防振手段10を前記鍛造機2の底部と設置面
との間に複数箇所に亘って設けたものである。
Description
本考案は、鍛造用防振装置に関し、詳しくは、鍛造機の作動時における鍛造用 ハンマー(エアーハンマー)の降下時における床面(又は地面)への振動伝達の 防止を図った鍛造用防振装置に関する。
従来における鍛造用防振装置においては、鍛造機の作動時における鍛造用ハン マーによる振動を防止するために、リーフバネ式のサスペンションのような防振 装置を鍛造機の底部に配置していた。
しかしながら、鍛造機の作動時における鍛造用ハンマーの降下により生じる衝 撃は極めて大きく、このため、当該防振装置のリーフバネが衝撃に耐えられずば らばらに破壊されてしまうという事態が頻発していた。 そこで、本考案は、鍛造用ハンマーの降下により生じる大きな衝撃に対しても 十分に防振を図ることができ、鍛造機自体のレベル調整も可能であり、しかも鍛 造用ハンマーの規模の大小にも対応できる鍛造用防振装置を提供することを目的 とする。
請求項1記載の本考案は、鍛造機の底部と設置面との間に配置される鍛造用防 振装置であって、前記鍛造機の底部と設置面との間に配置した流体ばね部と、こ の流体ばね部に対して流体を供給する流体供給部と、この流体供給部から前記流 体ばね部に対して供給する流体の圧力を調整して前記流体ばね部の圧力の増減に より前記鍛造機自体のレベル調整を行うレベル調整部とからなる防振手段を前記 鍛造機の底部と設置面との間に複数箇所に亘って設けたものである。 請求項2記載の本考案は、鍛造機の底部と設置面との間に配置される鍛造用防 振装置であって、前記鍛造機の底部と設置面との間に配置した流体ばね部と、こ の流体ばね部に対して流体を供給する流体供給部と、この流体供給部から前記流 体ばね部に対して供給する流体の圧力を調整して前記流体ばね部の圧力の増減に より前記鍛造機自体のレベル調整を行うレベル調整部とからなる防振手段を前記 鍛造機の底部と設置面との間に複数箇所に亘って設けたとともに、前記鍛造機の 加工時における衝撃振動時には減衰力が弱く、ダンパーの反発力でもって鍛造機 が揺れる(浮き上る)時には減衰力が強く、鍛造機の揺れを素早く減衰できる機 能を有するオイルダンパ−を設けてなるものである。
請求項1記載の鍛造用防振装置によれば、前記鍛造機の底部と設置面との間に 複数箇所に亘って配置した前記防振手段における流体供給部からレベル調整部を 介して流体ばね部に圧力を調整しつつ流体を供給して、この流体ばね部により鍛 造機における鍛造用ハンマーの降下時の衝撃を吸収するようにしたものであるか ら、鍛造用ハンマーの降下により生じる大きな衝撃に対しても十分に防振を図る ことができる。また、レベル調整部により前記流体ばね部の圧力を種々に調整す ることにより鍛造機自体のレベル調整が可能となるとともに、前記鍛造機におけ る鍛造用ハンマーの規模の大小にも対応することができる。 請求項2記載の鍛造用防振装置によれば、上記請求項1記載の鍛造用防振装置 による作用に加えて、オイルダンパ−をもって鍛造機の揺れを素早く減衰できる 。
以下に、添付図面を参照して本考案に係る鍛造用防振装置の実施例を詳細に説 明する。 図1に示す基本的構成を示す本実施例の鍛造用防振装置1は、図2に示すよう な鍛造機2の底面を形成する基台3と設置面である床面(又は地面)4との間に 例えば図1に示すような配置で3箇所に亘って配置されている。 この鍛造用防振装置1は、前記基台3と床面4との間に配置した空気ばね5a 、5bからなる流体ばね部6と、これら各流体ばね部6の空気ばね5a及び5b に対して各々流体である空気を供給する流体供給部7と、この流体供給部7と各 流体ばね部6との間を連通する管8に接続され、流体供給部7から前記各空気ば ね5a、5bに対して供給する空気の圧力を調整して前記各流体ばね部6内の圧 力の増減により前記鍛造機2自体の垂直方向のレベル調整を行うレベル調整部9 とを有する防振手段10を具備している。 前記流体供給部7は、図1に示すように、供給管12を介して連結される1台 の流体供給源11を備え、この流体供給源11から各流体供給部7を経て各レベ ル調整部9に空気を供給するようになっている。 上述した鍛造用防振装置1によれば、前記鍛造機2の基台3と床面4との間に 3箇所に亘って配置した前記防振手段10における流体供給部7から各レベル調 整部9を介して流体ばね部6の各空気ばね5a、5bに圧力を調整しつつ空気を 供給して、各流体ばね部6により鍛造機2における鍛造用ハンマーの降下時の衝 撃を吸収するようにしたものであるから、鍛造用ハンマーの降下により生じる大 きな衝撃に対しても各空気ばね5a、5bの衝撃吸収作用により十分に防振を図 ることができる。 図3は前記防振手段10の具体的構成を示すものであり、鍛造用防振装置1の 基台3に凹部3aを形成するとともに、防振手段10の上架台15を前記基台3 に密接させ、防振手段10の下架台16上にスペーサ17を介して前記流体ばね 部6を構成する空気ばね5a及び5bを所定の間隔で配置し、この空気ばね5a 及び5bの間に空気ばね5a及び5bとともに前記鍛造機2における鍛造用ハン マーの衝撃を吸収する3個構成で垂直配置のオイルダンパ−18を配置している 。 上記オイルダンパ−18は図示例に限らず、前記鍛造機2の重量、鍛造機2に おける鍛造用ハンマーの規模の大小や加工能力に応じてその配置個数が決定され る。また、本実施例において用いられるオイルダンパ−18は、鍛造機2の加工 時における衝撃振動時には減衰力が弱く、ダンパーの反発力でもって鍛造機2が 揺れる(浮き上る)時には減衰力が強く、鍛造機2の揺れを素早く減衰できる機 能を有する。 また、前記空気ばね5a、5bに対しては、流体供給部7からの空気の圧力を レベル調整部9により種々調整した後圧力調整後の空気を管8を経て供給するよ うになっている。 このような図3に示す構成の防振手段10を図1に示すように基台3の下部に 3箇所配置することによって、鍛造用ハンマーの降下により生じる大きな衝撃に 対しても各空気ばね5a、5b及びオイルダンパ−18の衝撃吸収作用により十 分に防振を図ることができる。 このような構成の防振手段10Aを図1に示すように基台3の下部に3箇所配 置することによっても、鍛造用ハンマーの降下により生じる大きな衝撃に対して 空気ばね5a、5bの衝撃吸収作用により十分に防振を図ることができる。 本考案は、上述した実施例に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で種 々の変形が可能である。
以上詳述した本考案によれば、以下の各効果を奏する。 請求項2記載の鍛造用防振装置によれば、鍛造用ハンマーの降下により生じる 大きな衝撃に対しても十分に防振を図ることができる。また、レベル調整部によ り前記流体ばね部の圧力を種々に調整することにより鍛造機自体のレベル調整が 可能となるとともに、鍛造用ハンマーの規模の大小にも対応することができる鍛 造用防振装置を提供することができる。 請求項2記載の鍛造用防振装置によれば、上記請求項1記載の鍛造用防振装置 による効果に加えて、オイルダンパ−をもって鍛造機の揺れを素早く減衰できる 。
【図1】本考案の実施例装置の鍛造機に対する配置状態
を示す概略説明図である。
を示す概略説明図である。
【図2】本考案の実施例装置を適用する鍛造機の概略図
である。
である。
【図3】本考案の実施例装置における防振手段の拡大断
面図である。
面図である。
1 鍛造用防振装置 2 鍛造機 3 基台 4 床面 5a、5b 空気ばね 6 流体ばね部 7 流体供給部 9 レベル調整部 10 防振手段
Claims (2)
- 【請求項1】鍛造機の底部と設置面との間に配置される
鍛造用防振装置であって、前記鍛造機の底部と設置面と
の間に配置した流体ばね部と、この流体ばね部に対して
流体を供給する流体供給部と、この流体供給部から前記
流体ばね部に対して供給する流体の圧力を調整して前記
流体ばね部の圧力の増減により前記鍛造機自体のレベル
調整を行うレベル調整部とからなる防振手段を前記鍛造
機の底部と設置面との間に複数箇所に亘って設けたこと
を特徴とする鍛造用防振装置。 - 【請求項2】鍛造機の底部と設置面との間に配置される
鍛造用防振装置であって、前記鍛造機の底部と設置面と
の間に配置した流体ばね部と、この流体ばね部に対して
流体を供給する流体供給部と、この流体供給部から前記
流体ばね部に対して供給する流体の圧力を調整して前記
流体ばね部の圧力の増減により前記鍛造機自体のレベル
調整を行うレベル調整部とからなる防振手段を前記鍛造
機の底部と設置面との間に複数箇所に亘って設けたとと
もに、前記鍛造機の加工時における衝撃振動時には減衰
力が弱く、ダンパーの反発力でもって鍛造機が揺れる
(浮き上る)時には減衰力が強く、鍛造機の揺れを素早
く減衰できる機能を有するオイルダンパ−を設けてなる
ことを特徴とする鍛造用防振装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995003479U JP3016168U (ja) | 1995-03-23 | 1995-03-23 | 鍛造用防振装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995003479U JP3016168U (ja) | 1995-03-23 | 1995-03-23 | 鍛造用防振装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3016168U true JP3016168U (ja) | 1995-09-26 |
Family
ID=43151704
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995003479U Expired - Lifetime JP3016168U (ja) | 1995-03-23 | 1995-03-23 | 鍛造用防振装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3016168U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012052587A (ja) * | 2010-08-31 | 2012-03-15 | Yakumo Kk | オイルダンパ |
-
1995
- 1995-03-23 JP JP1995003479U patent/JP3016168U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012052587A (ja) * | 2010-08-31 | 2012-03-15 | Yakumo Kk | オイルダンパ |
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