JP5788678B2 - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
半導体装置およびその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5788678B2 JP5788678B2 JP2011000605A JP2011000605A JP5788678B2 JP 5788678 B2 JP5788678 B2 JP 5788678B2 JP 2011000605 A JP2011000605 A JP 2011000605A JP 2011000605 A JP2011000605 A JP 2011000605A JP 5788678 B2 JP5788678 B2 JP 5788678B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- trench
- region
- polysilicon
- insulating film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2924/00—Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
- H01L2924/0001—Technical content checked by a classifier
- H01L2924/0002—Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00
Landscapes
- Electrodes Of Semiconductors (AREA)
- Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Description
このような構造の半導体装置を製造するときには、トレンチ内に導電性ポリシリコン層を埋め込む工程と、その後に、トレンチ外に導電性ポリシリコン膜を別途形成する工程とが必要となる。トレンチに導電性ポリシリコンを埋め込む工程は、たとえば、半導体基板の全面にポリシリコン膜を形成する工程と、その後に、トレンチ外のポリシリコンをエッチバックして除去する工程とを含む。また、トレンチ外に導電性ポリシリコン膜を形成する工程は、たとえば、半導体基板の全面にポリシリコン膜を形成する工程と、このポリシリコン膜をフォトリソグラフィによってパターニングする工程とを含む。このように、工程数が多いので、生産性が悪く、それに応じてコスト高になる欠点がある。
請求項6記載の発明は、前記トレンチは、当該トレンチの深さ方向に沿う側壁を有しており、前記半導体層は、前記側壁に隣接するように、ソース領域、チャネル領域およびドレイン領域を有しており、前記トレンチ内のポリシリコン膜は、前記絶縁膜を介してチャネル領域に対向するゲート電極である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法である。
請求項10記載の発明は、前記第1絶縁膜の膜厚と、前記熱酸化膜の膜厚とが異なる、請求項9に記載の半導体装置である。
図1A〜1Eは、一参考形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。図1Aに示すように、半導体層1の表面にトレンチ2が形成される。次に、図1Bに示すように、トレンチ2の内壁およびトレンチ2外の半導体層1の表面を覆うように、半導体層1上に絶縁膜3(たとえば酸化膜)が形成される。その後、図1Cに示すように、トレンチ2を埋め尽くし、トレンチ2外の絶縁膜3上にも堆積されるように、導電性のポリシリコン膜4が形成される。そして、図1Dに示すように、トレンチ2外の絶縁膜3上の所定領域にレジスト5が選択的に形成される。このレジスト5をマスクとしてポリシリコン膜4がエッチングされる。このエッチングは、トレンチ2外においてレジスト5で覆われていない領域のポリシリコン膜4がなくなるまで行われる。その後、レジスト5を剥離することにより、図1Eに示すように、前記所定領域に導電性ポリシリコン膜4が残される。すなわち、トレンチ2内に第1導電性ポリシリコン層41が形成され、トレンチ2外の前記所定領域に第2導電性ポリシリコン層42が形成される。
図2A〜2Fは、他の参考形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。図2A〜2Fにおいて、図1A〜1Eの各部に対応する部分には、同一参照符号を付す。
下ポリシリコン電極膜44のはみ出し領域44aおよび上ポリシリコン電極膜188は、層間絶縁膜108で覆われている。層間絶縁膜108には、上ポリシリコン電極膜188に対応する位置と、下ポリシリコン電極膜44のはみ出し領域44aに対応する位置とに、複数のコンタクト孔118が形成されている。そして、層間絶縁膜108上には、コンタクト孔118を介して、上ポリシリコン電極膜188および下ポリシリコン電極膜44のはみ出し領域44aにそれぞれ電気的に接続された複数の電極128が形成されている。電極128は、前述の層間絶縁膜131によって覆われている。
図5Aに示す工程では、n+型シリコン基板16上に、n型不純物(たとえばAs:砒素)を添加しながら行うシリコンエピタキシャル成長によって、n型エピタキシャル層17が成長させられる。そして、n型エピタキシャル層17の表面に厚い(たとえば4500Å程度)の熱酸化膜250が形成される。
図5Dに示す工程では、フォトリソグラフィによって、n型ウェル203,205に対応した開口263,265を有するレジストマスク261(二点鎖線で示す)がパッド酸化膜260上に形成される。このレジストマスク261をマスクとしてn型不純物イオン(たとえばP+:燐イオン)が注入される。その後、レジストマスク261を剥離し、アニール処理(熱処理)を行って、注入されたn型不純物イオンを活性化することにより、n型ウェル203,205が各領域に形成される。そして、パッド酸化膜260を剥離するためのエッチングが行われる。
図5Iに示す工程では、フォトリソグラフィによって形成されたレジストをマスクとしたエッチングによって、窒化膜278およびUSG膜279に、トレンチ20に対応した開口280が形成される。そして、レジストを剥離した後、窒化膜278およびUSG膜279の積層膜をエッチングマスクとしたエッチングによって、n型エピタキシャル層17にトレンチ20が形成される。トレンチ20は、たとえば、1.8μm程度の深さに形成されてもよい。
図5Kに示す工程では、全面に熱酸化膜50が形成される。この熱酸化膜50は、トレンチ20の内壁全域を覆い、さらに、トレンチ20外におけるn型エピタキシャル層17の表面を含む基板表面全域を覆うように形成される。熱酸化膜50の膜厚は、たとえば250Å程度であってもよい。さらに、熱酸化膜50上に積層して、基板表面全域に導電性のポリシリコン膜40が形成される。この導電性ポリシリコン膜40の形成は、減圧CVDによるポリシリコンの堆積と、堆積されたポリシリコン膜に対して導電性を付与するための不純物拡散(たとえば燐の拡散)とによって行ってもよい。堆積されるポリシリコン膜の膜厚は、たとえば、1μm程度であってもよい。この膜厚は、たとえば、トレンチ20の内部がポリシリコンによって埋め尽くされるように定められることが好ましい。さらに、ポリシリコン膜40の膜厚は、トレンチ20の上方部に生じる窪み(図1および図2におけるリセス4aと同様なリセス)が、後のエッチングにおける均一性に大きな影響を与えないように、十分に大きく定めることが好ましい。
図5Rに示す工程では、ポリシリコンゲート182−186、ポリシリコン層187および上ポリシリコン電極膜188に対応する領域を覆うレジストマスク295がフォトリソグラフィによって形成される。このレジストマスク295をマスクとしてエッチングを行うことにより、ポリシリコンゲート182−186、ポリシリコン層187および上ポリシリコン電極膜188が形成される。このエッチングは、ゲート絶縁膜172−175、フィールド酸化膜161−167、ならびにポリシリコン配線47および下ポリシリコン電極膜44上の窒化膜285(絶縁膜43)で停止する。次いで、レジストマスク295を剥離し、表面のエッチングを行って、露出している部分の熱酸化膜(ゲート絶縁膜172−175の露出部分、およびフィールド酸化膜161−167の表層部)が除去される。
さらに、この実施形態では、キャパシタ15の上ポリシリコン電極膜188は、MOSFET52−56のポリシリコンゲート182−186およびポリシリコン抵抗57のポリシリコン層187と同一工程で形成される。これによっても、工程数を削減できるので、生産性を一層向上できる。
この明細書および添付図面の記載から抽出され得る特徴を以下に記す。
1.半導体層にトレンチを形成する工程と、
前記トレンチの内壁および前記トレンチ外の表面を覆うように前記半導体層上に絶縁膜を形成する工程と、
前記トレンチを埋め尽くし、前記トレンチ外の前記絶縁膜上に堆積されるように導電性のポリシリコン膜を形成する工程と、
前記トレンチ内、および前記トレンチ外の前記絶縁膜上の所定領域に前記ポリシリコン膜が残るように、当該ポリシリコン膜を選択的に除去するポリシリコンエッチング工程とを含む、半導体装置の製造方法。
この方法によれば、半導体層にトレンチを形成した後、トレンチの内壁およびトレンチ外の半導体層表面を覆う絶縁膜が形成される。そして、この絶縁膜上に、トレンチを埋め尽くし、さらにトレンチ外の絶縁膜上に堆積されるように導電性のポリシリコン膜が形成される。そして、トレンチ内およびトレンチ外の所定領域以外のポリシリコン膜が選択的に除去される。こうして、トレンチ内の導電性ポリシリコン層と、トレンチ外の所定領域における導電性ポリシリコン層とを同時に形成することができる。これにより、工程数を削減できるから、半導体装置の生産性を向上できる。この場合、トレンチ内の導電性ポリシリコン層と前記所定領域の導電性ポリシリコン層とは同じ組成を有することになる。
前記絶縁膜は、酸化膜であってもよい。この酸化膜は、より具体的には、半導体層の表面を熱酸化して形成した熱酸化膜であってもよい。
2.前記トレンチの内壁および前記所定領域に前記絶縁膜が残るように、当該絶縁膜をエッチングする絶縁膜エッチング工程をさらに含む、項1記載の半導体装置。
この方法により、トレンチ付近の構造の形成と同時に、絶縁膜上に導電性ポリシリコン層を積層した構造をトレンチ外に形成できる。これにより、工程数を削減できるので、半導体装置の生産性を向上できる。トレンチの内壁を覆う絶縁膜と、前記所定領域の絶縁膜とは、同一工程で形成されるので、等しい膜厚に形成できる。
3.前記絶縁膜エッチング工程の後に、前記半導体層の露出した表面に熱酸化膜を形成する工程をさらに含む、項1または2に記載の半導体装置の製造方法。
この方法により、半導体層の表面を熱酸化膜で保護できる。この熱酸化膜は、導電性ポリシリコン層の下の絶縁膜とは別工程で形成されるから、当該絶縁膜とは異なる膜厚を有する。
4.前記ポリシリコンエッチング工程の前に、前記ポリシリコン膜の膜厚を減少させる膜厚減少工程をさらに含む、項1〜3のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
トレンチを埋め尽くすように導電性のポリシリコン膜を形成すると、トレンチ外のポリシリコン膜が必要以上に厚くなる場合がある。そこで、膜厚減少工程を行うと、トレンチ外のポリシリコン膜の膜厚を適正化できる。これにより、トレンチ付近と、前記所定領域とにおける高低差を少なくすることができるから、その後の工程を精密に行うことができる。より具体的には、フォトリソグラフィの際にマスクパターンを精密に形成できる。さらに詳細に説明すると、フォトリソグラフィの露光工程において、露光すべき表面に大きな高低差が生じていると、露光のプロセスマージンが低下する。これにより、配線間のショート等の様々な異常が発生するおそれがある。膜厚減少工程は、この問題に対する解決手段を提供する。
また、ポリシリコン膜を厚く形成することによって、トレンチの直上においてポリシリコン膜の表面に生じるリセス(窪み)を小さくすることができる。すなわち、ポリシリコン膜が薄いと、トレンチの直上においてポリシリコン膜の表面に明瞭なリセスができる。これに対して、ポリシリコン膜を厚く形成すると、リセスのプロファイルを鈍らせることができ、それに応じてリセス量が小さくなる。よって、その後に、ポリシリコン膜をエッチングして絶縁膜を露出させるときに、トレンチ内におけるポリシリコン層の窪みも小さくなる。したがって、半導体層に多数のトレンチを形成する場合には、その多数のトレンチ内におけるポリシリコン層の窪み量の均一性を高めることができる。トレンチ外の半導体層表面に残されるポリシリコン膜の膜厚は、膜厚減少工程によって適正化できる。
5.前記膜厚減少工程は、化学的機械的研磨工程、エッチバック工程、ならびに熱酸化膜形成およびそのエッチングの組み合わせ工程のうちのいずれか一つを含む、項4に記載の半導体装置の製造方法。
6.前記トレンチは、当該トレンチの深さ方向に沿う側壁を有しており、前記半導体層は、前記側壁に隣接するように、ソース領域、チャネル領域およびドレイン領域を有しており、前記トレンチ内のポリシリコン膜は、前記絶縁膜を介してチャネル領域に対向するゲート電極である、項1〜5のいずれか一項に記載の半導体装置。
この方法により、トレンチゲート型のMISFETを有する半導体装置を製造できる。そして、ゲート電極とトレンチ外の導電性ポリシリコン層とを同時に形成できるから、工程数が少なくなり、生産性を向上できる。
7.前記トレンチ外の半導体層に形成されたポリシリコン膜に接するように積層された容量膜と、この容量膜に接するように積層された導電膜とを形成して、前記ポリシリコン膜を含むキャパシタ構造を形成する工程をさらに含む、項1〜6のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
この方法により、トレンチ内の導電性ポリシリコン層の形成と同時に形成されたトレンチ外の導電性ポリシリコン層を利用して、キャパシタ構造を形成できる。したがって、工程数を削減できるから、生産性を向上できる。
8.前記キャパシタ構造および前記トレンチ上に層間絶縁膜を形成する工程をさらに含む、項7に記載の半導体装置の製造方法。
この特徴は、特に、項4に記載した特徴と組み合わせることが好ましい。これにより、トレンチ上およびキャパシタ構造上における層間絶縁膜の高低差が少なくなるから、層間絶縁膜に微細なコンタクト孔を精密に形成したり、層間絶縁膜上に微細なパターンを精密に形成したりすることができる。
9.トレンチが形成された半導体層と、
前記トレンチの内壁を覆う第1絶縁膜と、
前記トレンチ外の所定領域において前記半導体層の表面を覆い、前記第1絶縁膜と等しい膜厚を有する第2絶縁膜と、
前記トレンチ内に埋め込まれ、前記第1絶縁膜を介して前記トレンチの内壁面に対向する第1導電性ポリシリコン層と、
前記トレンチ外の前記第2絶縁膜上に形成され、前記第1導電性ポリシリコン層と同じ組成の第2導電性ポリシリコン層と
を含む、半導体装置。
この構成の半導体装置は、項1または2の方法によって作製することができる。したがって、少ない工程数で、トレンチ内に埋め込まれた第1導電性ポリシリコン層と、トレンチ外の絶縁膜上に第2導電性ポリシリコン層とを有する構造の半導体装置を作製できる。
10.前記半導体層の前記第2絶縁膜から露出した表面に形成された熱酸化膜をさらに含む、項9に記載の半導体装置。
この構成の半導体装置は、項3の方法によって作製できる。
11.前記第1絶縁膜の膜厚と、前記熱酸化膜の膜厚とが異なる、項10に記載の半導体装置。
この構成の半導体装置は、項3の方法によって作製できる。すなわち、第1および第2絶縁膜と熱酸化膜とは別の工程で形成されるので、異なる膜厚を有することになる。
12.前記トレンチは、当該トレンチの深さ方向に沿う側壁を有しており、
前記半導体層は、前記側壁に隣接するように、ソース領域、チャネル領域およびドレイン領域を有しており、
前記トレンチ内のポリシリコン膜は、前記第1絶縁膜を介してチャネル領域に対向するゲート電極である、項9〜11のいずれか一項に記載の半導体装置。
この構成の半導体装置は、項6の方法によって作製できる。
13.前記第2導電性ポリシリコン層に接するように積層された容量膜と、この容量膜に接するように積層された導電膜とをさらに含み、前記第2導電性ポリシリコン層、前記容量膜および前記導電膜を含むキャパシタ構造が備えられている、項9〜12のいずれか一項に記載の半導体装置。
この構成の半導体装置は、項7の方法によって作製できる。したがって、トレンチ内に埋め込まれた第1導電性ポリシリコン層と、トレンチ外に形成されたキャパシタ構造とを有する半導体装置を、少ない工程数で作製できる。
14.前記キャパシタ構造の前記第2導電性ポリシリコン層の膜厚が、1μm以下である、項13に記載の半導体装置。
前記半導体装置は、前記キャパシタ構造および前記第1導電性ポリシリコン層を覆う層間絶縁膜をさらに含んでいてもよい。項14の構成によれば、層間絶縁膜の高低差が少ないので、層間絶縁膜に微細なコンタクト孔を精密に形成したり、層間絶縁膜上の微細パターンを高精度に形成したりすることができる。このような構造は、たとえば、項4または5の方法と項8の方法とを組み合わせて適用することによって作製できる。
2 トレンチ
3 絶縁膜
4 ポリシリコン膜
4a リセス
5 レジスト
10 半導体装置
11 半導体基板
12 パワー素子領域
13 キャパシタ領域
14 ロジック領域
15 キャパシタ
16 n+型シリコン基板
17 n型エピタキシャル層
18 電極膜
19 トレンチVDMOS型トランジスタ
20 トレンチ
21 相互接続トレンチ
22 引出トレンチ
23 コンタクト部
31 第1絶縁膜
32 第2絶縁膜
40 導電性のポリシリコン膜
41 第1導電性ポリシリコン層
41a 窪み
42 第2導電性ポリシリコン層
43 絶縁膜(容量膜)
44 下ポリシリコン電極膜
44a はみ出し領域
45 ポリシリコンゲート
46 ゲート酸化膜
47 ポリシリコン配線
48 金属層
49 熱酸化膜
50 熱酸化膜
52 低耐圧nチャンネル型MOSFET
53 低耐圧pチャンネル型MOSFET
54 低耐圧デプレッションnチャンネル型MOSFET
55 高耐圧nチャンネル型MOSFET
56 フィールドpチャンネル型MOSFET
57 ポリシリコン抵抗
61−65,67−68 p型ウェル
71 p型ベース層
81 n+型ソース層
82−85 n+型ソース・ドレイン層
91−92,94−95 p+型コンタクト層
93.96 p+型ソース・ドレイン層
97 p+型コンタクト領域
99 TEOS膜
100−108 層間絶縁膜
111−118 コンタクト孔
120 電極膜
121 ソース電極
122−128 電極
131 層間絶縁膜
132 コンタクト孔
133 金属配線層
134 パッシベーション膜
134A 下層
134B 上層
135 パッド開口
136 パッド
142,144−146 p型ウェル
152,154−155 チャネルストップ層
161−167 フィールド酸化膜
165a 開口
172−175 ゲート絶縁膜
180 ポリシリコン膜
182−186 ポリシリコンゲート
187 ポリシリコン層
188 上ポリシリコン電極膜
192−196 コンタクト孔
203,205 n型ウェル
224 n−型層
250 厚い酸化膜
268 窒化膜
278 窒化膜
279 USG膜
285 窒化膜
Claims (12)
- 半導体基板上の半導体層のパワー素子領域に素子分離のためのウェルを形成する工程と、
前記半導体層の前記ウェルに囲まれた領域にトレンチを形成する工程と、
前記トレンチの内壁および前記トレンチ外の表面を覆うように前記半導体層上に絶縁膜を形成する工程と、
前記トレンチを埋め尽くし、前記トレンチ外の前記絶縁膜上に堆積され、さらに前記半導体基板上の前記パワー素子領域外に設けられたキャパシタ領域にも形成されるように導電性のポリシリコン膜を形成する工程と、
前記トレンチ内、および前記トレンチ外の前記絶縁膜上において前記ウェルの上方の所定領域、ならびに前記キャパシタ領域に前記ポリシリコン膜が残るように、当該ポリシリコン膜を選択的に除去するポリシリコンエッチング工程と、
前記キャパシタ領域の前記ポリシリコン膜に接するように積層された容量膜と、この容量膜に接するように積層された導電膜とを形成して、前記ポリシリコン膜を含むキャパシタ構造を前記キャパシタ領域に形成する工程と
を含む、半導体装置の製造方法。 - 前記トレンチの内壁および前記所定領域に前記絶縁膜が残るように、当該絶縁膜をエッチングする絶縁膜エッチング工程をさらに含む、請求項1記載の半導体装置の製造方法。
- 前記半導体基板上の前記パワー素子領域外にロジック領域が設けられ、
前記絶縁膜が前記ロジック領域の前記半導体層の表面にも形成され、
前記絶縁膜エッチング工程において、前記ロジック領域の前記半導体層上の前記絶縁膜がエッチングされ、
前記絶縁膜エッチング工程の後に、前記ロジック領域において前記半導体層の露出した表面に熱酸化膜を形成する工程をさらに含む、請求項1または2に記載の半導体装置の製造方法。 - 前記ポリシリコンエッチング工程の前に、前記ポリシリコン膜の膜厚を減少させる膜厚減少工程をさらに含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記膜厚減少工程が、化学的機械的研磨工程、エッチバック工程、ならびに熱酸化膜形成およびそのエッチングの組み合わせ工程のうちのいずれか一つを含む、請求項4に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記トレンチは、当該トレンチの深さ方向に沿う側壁を有しており、
前記半導体層は、前記側壁に隣接するように、ソース領域、チャネル領域およびドレイン領域を有しており、
前記トレンチ内のポリシリコン膜は、前記絶縁膜を介してチャネル領域に対向するゲート電極である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。 - 前記キャパシタ構造および前記トレンチ上に層間絶縁膜を形成する工程をさらに含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
- 半導体基板上に、パワー素子領域と、前記パワー素子領域外に設けられたキャパシタ領域とを有し、
前記パワー素子領域が、
トレンチおよび素子分離のためのウェルが形成された半導体層と、
前記トレンチの内壁を覆う第1絶縁膜と、
前記トレンチ外の所定領域において前記半導体層の表面を覆い、前記第1絶縁膜と等しい膜厚を有する第2絶縁膜と、
前記トレンチ内に埋め込まれ、前記第1絶縁膜を介して前記トレンチの内壁面に対向する第1導電性ポリシリコン層と、
前記トレンチ外の前記第2絶縁膜上において前記ウェルの上方に形成され、前記第1導電性ポリシリコン層と同じ組成の第2導電性ポリシリコン層と
を含み、
前記キャパシタ領域が、
前記第1導電性ポリシリコン層と同じ組成の第3導電性ポリシリコン層と、
前記第3導電性ポリシリコン層に接するように積層された容量膜と、この容量膜に接するように積層された導電膜とを含み、
前記第3導電性ポリシリコン層、前記容量膜および前記導電膜を含むキャパシタ構造が前記キャパシタ領域に備えられている、半導体装置。 - 前記半導体基板上の前記パワー素子領域外に形成されたロジック領域をさらに含み、
前記半導体層が前記ロジック領域まで延びており、
前記ロジック領域において前記半導体層の前記第2絶縁膜から露出した表面に形成された熱酸化膜をさらに含む、請求項8に記載の半導体装置。 - 前記第1絶縁膜の膜厚と、前記熱酸化膜の膜厚とが異なる、請求項9に記載の半導体装置。
- 前記トレンチは、当該トレンチの深さ方向に沿う側壁を有しており、
前記半導体層は、前記側壁に隣接するように、ソース領域、チャネル領域およびドレイン領域を有しており、
前記トレンチ内のポリシリコン膜は、前記第1絶縁膜を介してチャネル領域に対向するゲート電極である、請求項8〜10のいずれか一項に記載の半導体装置。 - 前記キャパシタ構造の前記第3導電性ポリシリコン層の膜厚が、1μm以下である、請求項8〜11のいずれか一項に記載の半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011000605A JP5788678B2 (ja) | 2011-01-05 | 2011-01-05 | 半導体装置およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011000605A JP5788678B2 (ja) | 2011-01-05 | 2011-01-05 | 半導体装置およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012142487A JP2012142487A (ja) | 2012-07-26 |
JP5788678B2 true JP5788678B2 (ja) | 2015-10-07 |
Family
ID=46678448
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011000605A Active JP5788678B2 (ja) | 2011-01-05 | 2011-01-05 | 半導体装置およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5788678B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6274968B2 (ja) | 2014-05-16 | 2018-02-07 | ローム株式会社 | 半導体装置 |
JP6896821B2 (ja) * | 2018-01-09 | 2021-06-30 | ローム株式会社 | 半導体装置 |
JP7279393B2 (ja) * | 2019-02-15 | 2023-05-23 | 富士電機株式会社 | 半導体集積回路の製造方法 |
CN114784099B (zh) * | 2022-06-21 | 2022-09-02 | 南京融芯微电子有限公司 | 一种mosfet电流路径优化结构及其制备方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3576144B2 (ja) * | 2002-03-15 | 2004-10-13 | 沖電気工業株式会社 | 半導体装置の製造方法 |
JP4600936B2 (ja) * | 2007-06-20 | 2010-12-22 | 三菱電機株式会社 | 半導体装置およびその製造方法 |
JP2010109047A (ja) * | 2008-10-29 | 2010-05-13 | Fujitsu Microelectronics Ltd | 半導体装置及びその製造方法 |
JP5331497B2 (ja) * | 2008-11-27 | 2013-10-30 | 株式会社東芝 | 半導体装置およびその製造方法 |
DE112009004595B4 (de) * | 2009-03-24 | 2015-04-09 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Halbleitervorrichtung |
-
2011
- 2011-01-05 JP JP2011000605A patent/JP5788678B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012142487A (ja) | 2012-07-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9153666B1 (en) | LDMOS with corrugated drift region | |
KR102057340B1 (ko) | 반도체 소자 및 그 제조방법 | |
JP6130755B2 (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
CN101154685B (zh) | 高耐压沟槽mos晶体管及其制造方法 | |
TWI455287B (zh) | 功率半導體元件之終端結構及其製作方法 | |
JP2006344943A (ja) | トレンチ分離領域を有するmos電界効果トランジスタ及びその製造方法 | |
WO2011111133A1 (ja) | 半導体装置及びその製造方法 | |
KR20120056956A (ko) | 반도체 장치 및 그 제조 방법 | |
CN105321824A (zh) | 半导体装置的制造方法 | |
WO2015174197A1 (ja) | 半導体装置および半導体装置の製造方法 | |
JP2008135474A (ja) | 半導体装置 | |
JP2009099863A (ja) | 半導体装置、及び半導体装置の製造方法 | |
TWI384621B (zh) | 高耐壓電晶體、及使用其之半導體裝置、以及高耐壓電晶體之製造方法 | |
US20050093060A1 (en) | A structure of a lateral diffusion mos transistor in widespread use as a power control device | |
JP5788678B2 (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
JP2012049466A (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
CN107301971A (zh) | 半导体器件及其制造方法 | |
JP5367390B2 (ja) | 半導体装置及びその製造方法 | |
JP2008085205A (ja) | 半導体装置及びその製造方法 | |
JP2012216577A (ja) | 絶縁ゲート型半導体装置 | |
JP2004335812A (ja) | 高耐圧半導体装置及びその製造方法 | |
JP5385567B2 (ja) | 半導体装置および半導体装置の製造方法 | |
JP2013191808A (ja) | 半導体装置及び半導体装置の製造方法 | |
JP4623656B2 (ja) | 縦型ゲート半導体装置およびその製造方法 | |
JP2007053399A (ja) | 半導体装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20131227 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20141211 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20141211 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150209 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150709 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150730 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5788678 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |