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JP5786833B2 - 駐車支援装置 - Google Patents

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JP5786833B2
JP5786833B2 JP2012200700A JP2012200700A JP5786833B2 JP 5786833 B2 JP5786833 B2 JP 5786833B2 JP 2012200700 A JP2012200700 A JP 2012200700A JP 2012200700 A JP2012200700 A JP 2012200700A JP 5786833 B2 JP5786833 B2 JP 5786833B2
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Description

本発明は、駐車スペースへの前進アプローチを提示する、駐車支援装置に関する。
駐車スペースに車両を駐車する際のアプローチには、車両を後退させて後ろ向きで駐車させる場合と、車両を前進させて前向きで駐車させる場合とがある。
そして、特許文献1には、後ろ向き駐車させる際の後退アプローチを演算し、その演算結果にしたがって操舵輪(前輪)を自動で駆動させる駐車支援装置が開示されている。また、特許文献2には、前向き駐車させる際の前進アプローチを演算し、その演算結果を表示装置に表示する駐車支援装置が開示されている。
特開平11−1177号公報 特開2011−93495号公報
ここで、自車両の走行方向斜め前方に位置する駐車スペースへ駐車する状況(図3(b1)参照)において、後ろ向き駐車する場合には、現在位置から前進して駐車スペースの前を通過し、その後、後退して駐車スペースへ進入するアプローチとなる。そのため、駐車スペースの前を通過する時に、車載カメラやソナー等により駐車スペースを検知することができ、その検知結果に基づき、駐車スペースへ後退して進入する際のアプローチを設定できる。つまり、後ろ向き駐車の場合には、駐車スペースへ進入するに先立ち、駐車スペースの前を通過する時に駐車スペースを検知できるので、当該検知を高精度で実施でき、ひいては後退アプローチを高精度で設定できる。
これに対し、前記状況(図3(b1)参照)で前向き駐車する場合には、駐車スペースへ向けて舵角操作しながら、現在位置から前進して駐車スペースへ進入するアプローチとなる場合がある(図3(b1)〜(b4)参照)。したがって、この場合には駐車スペースへ進入するに先立ち駐車スペースの前を通過することがないので、駐車スペースを高精度で検知することが困難であり、前進アプローチを高精度で設定することが困難であった。
本発明は、上記問題を鑑みてなされたもので、その目的は、前向き駐車する際の前進アプローチを高精度で設定することを可能にした駐車支援装置を提供することにある。
開示されたひとつの発明は上記目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。なお、特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、ひとつの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、開示された発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成する発明は以下の点を特徴とする。すなわち、駐車スペースへ前進して進入するための車両経路である前進アプローチを提示する駐車支援装置であって、自車両の斜め前方に駐車スペースが位置する状況下で、自車両の進行方向をX方向、X方向に垂直な方向をY方向とした場合において、駐車スペースのX方向手前側に存在する目標物の、X方向位置およびY方向位置を取得する目標物取得手段と、目標物取得手段により取得された目標物の位置に基づき、駐車スペースのX方向位置およびY方向位置を推定する駐車スペース推定手段と、駐車スペース推定手段により推定された駐車スペースの位置に基づき、前進アプローチを設定するアプローチ設定手段と、を備え、目標物取得手段は、目標物のうちX方向の手前側のエッジ部分(Ve)の位置を取得し、駐車スペース推定手段は、目標物が特定の幅寸法の他車両であり、かつ、駐車スペースが特定の幅寸法であるとみなし、取得したエッジ部分の位置、他車両の特定の幅寸法、および駐車スペースの特定の幅寸法に基づき、駐車スペースの位置を推定することを特徴とする。
これによれば、駐車スペースのX方向手前側に存在する目標物のX方向位置およびY方向位置を取得し、取得した目標物位置に基づき駐車スペースのX方向位置およびY方向位置を推定する。そのため、駐車スペースを直接検知することなく駐車スペース位置を推定でき、その推定位置に基づき前進アプローチを設定するので、前進アプローチを高精度で設定することが可能となる。
本発明の一実施形態にかかる駐車支援装置を示す図。 エッジ部分Veの推定手法を説明する図。 直接アプローチおよび切返しアプローチを説明する図。 直接アプローチの設定手法を説明する図。 切返しアプローチの設定手法を説明する図。 駐車スペース位置の推定ずれに基づき、アプローチを再設定する状況を示す図。 駐車スペースが推定位置に存在していなかった場合に、アプローチを再設定する状況を示す図。 アプローチを設定する手順を示すフローチャート。 アプローチを再設定する手順を示すフローチャート。
以下、本発明にかかる駐車支援装置の各実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
(第1実施形態)
図1は、駐車支援装置として機能する電子制御装置(ECU10)が搭載された車両Vを示すとともに、駐車スペースPSへ車両Vを並列駐車する状況を示す平面図である。この車両Vは、操舵輪11(前輪)を電動モータ12で駆動させる構造であり、通常走行時には、運転者のステアリング操作量に応じた操舵角となるよう、ECU10は電動モータ12の駆動を制御して操舵角を制御する。
さらにECU10は、以下に説明する自動操舵を実施することで、駐車支援装置として機能する。すなわち、操作スイッチ16を運転者がオン操作して駐車支援システムを起動させると、運転者がステアリングを操作していなくても、電動モータ12を駆動させて操舵輪11を最適操舵角に自動で作動(自動操舵)させる。したがって、運転者がステアリングを操作することなくアクセルペダルを踏み込んで走行させると、最小の切返し回数で駐車スペースPSへ駐車できる。
車両Vには、複数のソナー13、14、15(障害物検知センサ)が取り付けられている。これらのソナー13〜15は、探査波を送信し、障害物で反射されるその探査波の反射波を受信することで障害物までの距離を検知する。図1中の点線は、ソナー13〜15の各々に対する障害物の検知可能範囲を示す。なお、符号13、14に示すソナーは、車両Vの側方に位置する障害物を検知する「側方センサ」に相当する。
ECU10は、ソナー13〜15による検知結果に基づき、駐車スペースPSの位置(厳密には、自車両Vに対する駐車スペースPSの相対位置)を推定する。そして、その推定位置に基づき、駐車スペースPSへ車両Vを進入させるのに最適な駐車アプローチを演算する。この駐車アプローチには、車両を後退させて後ろ向きで駐車させる場合の後退アプローチと、車両を前進させて前向きで駐車させる前進アプローチとがある。そして、操作スイッチ16は、後ろ向き駐車と前向き駐車とを選択できるように構成されている。つまり、後ろ向きおよび前向きのいずれで自動操舵させるかが運転者により選択され、その選択に応じてECU10は後退アプローチまたは前進アプローチのいずれかを演算する。
以下、自車両Vの斜め前方に駐車スペースPSが位置する図1の状況下で、前進アプローチが選択された場合における、駐車スペース位置の推定手法および前進アプローチの設定手法について説明する。
<駐車スペース位置の推定手法>
図1(a)は、操作スイッチ16の操作により駐車支援システムが起動された時の、駐車スペースPSおよび自車両Vのレイアウトを示し、図1(b)は、(a)の位置から前方へ直進した後の状態を示す。この時の自車両Vの進行方向をX方向とし、X方向に垂直な方向をY方向とする。
ECU10(目標物取得手段)は、(a)の位置から(b)の位置まで自車両Vが前進する期間中におけるソナー13〜15の検知結果に基づき、駐車スペースPSのX方向手前側に存在する目標物の、X方向位置およびY方向位置を取得する。図1の例では、駐車スペースPSの手前側隣に駐車されている他車両V1が目標物となっている。そして、他車両V1のうちX方向手前側のエッジ部分Veの位置を、ソナー13〜15の検知結果に基づき推定している。
ソナー13〜15で検知された目標物が一般車両(他車両V1)である蓋然性は高く、その場合には、目標物のX方向長さW1は一般車両の車幅(例えば約1.8m)ということになる(図1(b)参照)。すると、エッジ部分VeからX方向に1.8m前進した位置が、駐車スペースPSの手前側角部PS1ということになる。
そして、駐車スペースPSの幅寸法W2は特定の値(例えば3.2m)である蓋然性が高いため、エッジ部分VeからX方向に1.8m+3.2m前進した位置が、駐車スペースの奥側角部PS2ということになる。したがって、目標物(他車両V1)のエッジ部分Veの位置を取得すれば、その位置を基準にして駐車スペースPSの角部PS1、PS2の位置を精度よく推定できる。
図2(a1)(a2)(a3)は、エッジ部分Veの推定手法を説明する図であり、(a1)中の点線13aは、車両VのX方向位置が図1(a)の位置にある時のソナー13の検知距離を示し、点線13bは、その時のソナー13の検知可能範囲を示す。そして、駐車スペースPSへ向けて車両Vが前進して(図中の矢印参照)ソナー13のX方向位置が変化すると、ソナー13がエッジ部分Veに近づくことに伴い、ソナー13による検知距離が短くなっていく。
(a2)中の符号Vfは、他車両V1のうちX方向奥側のエッジ部分Vfの位置を示す。そして、(a2)では、手前側エッジ部分Veより前方(奥側)、かつ奥側エッジ部分Vfより後方(手前側)にソナー13が位置する時の、ソナー13の検知可能範囲および検知距離を示す。(a2)に図示されるように、この期間中は車両Vを前進させても検知距離は変化しない。
(a3)中の点線13eは、車両VのX方向位置が図1(b)よりさらに前進した位置にある時のソナー13の検知距離を示し、点線13fは、その時のソナー13の検知可能範囲を示す。そして、駐車スペースPSへ向けて車両Vが前進して(図中の矢印参照)ソナー13のX方向位置が変化すると、ソナー13が奥側エッジ部分Vfから離れていくことに伴い、ソナー13による検知距離が長くなっていく。
したがって、(a1)に示す如く、車両Vを前進させることに伴い検知距離が短くなっていく場合には、手前側エッジ部分Veに近づいていることを検知できる。具体的には、(b1)に示すソナー13出力の変曲点Ve(x)位置が、手前側エッジ部分VeのX方向位置である。また、変曲点Ve(x)でのソナー13出力に基づき演算される検知距離が、手前側エッジ部分VeのY方向位置である。
(a2)および(b2)に示す如く、車両Vを前進させても検知距離が変化しない場合には、手前側エッジ部分Veと奥側エッジ部分Vfの間にソナー13が位置していることを検知できる。
(a3)に示す如く、車両Vを前進させることに伴い検知距離が長くなっていく場合には、奥側エッジ部分Vfから離れていることを検知できる。具体的には、(b3)に示すソナー13出力の変曲点Vf(x)位置が、奥側エッジ部分VfのX方向位置である。また、変曲点Vf(x)でのソナー13出力に基づき演算される検知距離が、奥側エッジ部分VfのY方向位置である。
以上により、ECU10は、車両V前進に伴い生じる検知距離の推移に基づき、車両Vとエッジ部分Ve、Vfとの相対位置関係を把握でき、エッジ部分Ve、VfのX方向位置およびY方向位置を取得できる。そして、先述したように、駐車スペースPSの角部PS1、PS2位置を推定できる。なお、(b2)に示す変曲点Ve(x)位置を検知した時点で、手前側エッジ部分Veの位置を取得でき、駐車スペースPSの角部PS1、PS2位置を推定できる。
ちなみに、手前側エッジ部分Veの位置を取得した後、車両Vがさらに前進して奥側エッジ部分Vfの位置を取得できた時点で、他車両V1の車幅(例えば約1.8m)が検知されることになる。そのため、(b2)に示す変曲点Vf(x)位置が検知可能な位置まで前進すれば、角部PS1、PS2位置をより高精度で推定できるようになる。
ところで、図1に示す如く車両Vの斜め前方に駐車スペースPSが位置する状況下で前向き駐車する場合には、以下に説明する直接アプローチおよび切返しアプローチのいずれかのアプローチで駐車することとなる。直接アプローチとは、図3(a1)(a2)(a3)に示すように、駐車スペースPSへ向けて舵角操作して前進することにより、駐車スペースPSへ直接的に前進駐車するアプローチである。切返しアプローチとは、図3(b1)に示す如く駐車スペースPSが車両Vの斜め前方に位置する場合において、先ず、(b1)に示す現在位置から前進して駐車スペースPSの前を通過する((b2)参照)。その後、直接アプローチが可能な位置へ向けて舵角操作して後退する((b3)参照)。その後、駐車スペースPSへ向けて舵角操作して前進することにより、駐車スペースPSへ進入する((b4)参照)。
ECU10は、手前側エッジ部分Veの位置取得に伴い駐車スペースPS位置を推定できた時点で、自車両Vと他車両V1とのY方向距離L1(図3(a1)(b1)参照)を算出する。そして、算出した距離L1(第1距離)が閾値th1(所定値)以上であれば、直接アプローチで自動操舵するように最適操舵角を演算する。一方、距離L1が閾値th1未満であれば、切返しアプローチで自動操舵するように最適操舵角を演算する。
図4は、閾値th1の設定手法を説明する図である。図中の一点鎖線K1は、車両Vのうち非操舵輪11r(後輪)の車両左右方向中央部分(以下、「車両中心」と記載)の軌跡を示す。一点鎖線K2、K3は、直接アプローチの場合における車両Vの外側軌跡と内側軌跡を示す。
車両中心軌跡K1の半径R1は、操舵角を最大にした時が最小となる。したがって、半径R1の中心が、Y方向において所定位置P1よりも駐車スペース側(図4の下側)に位置していると、直接アプローチができない。したがって、先述した閾値th1は、半径R1の中心が所定位置P1に一致する場合におけるY方向距離L1の値に設定されている。
また、半径R1の中心が、所定位置P1よりもX方向において駐車スペース側(図4の左側)に位置していると、L1≧th1であっても直接アプローチができない。そのため、半径R1の中心が所定位置P1よりもX方向右側に位置していることも、直接アプローチが可能となる条件の1つである。また、駐車スペースPSの奥側隣に存在する障害物(他車両V2)に、車両Vの外側軌跡K2が干渉しないよう、ECU10は直接アプローチ(車両中心軌跡K1)を設定する。
図5は、Y方向のうち自車両Vに対して駐車スペースPSの反対側に障害物(図5の例では壁W)が存在する状況下で、図3(b3)の如く切返しアプローチで後退する場合の説明図である。図中の一点鎖線K4は、前記後退時の車両中心軌跡を示し、車両中心軌跡K4の半径R2は、操舵角を最大にした時が最小となる。そして、切返しアプローチの後退時の軌跡K4が、直接アプローチが可能である場合の軌跡K1に接する状態、或いは交差する状態になるまで後退すれば、図3(b4)に示す前進に切り替えて、直接アプローチと同様に駐車スペースPSへ前向き駐車できることを意味する。
また、駐車スペースPSの奥側隣に存在する障害物(他車両V2)に、車両Vの外側軌跡K5が干渉しないよう、ECU10は直接アプローチ(車両中心軌跡K1)を設定する。
したがって、図3(b2)のアプローチを設定するにあたり、軌跡K4が軌跡K1に接するまたは交差することが可能となるよう、Y方向においてできるだけ駐車スペースPSの位置であり、かつ、外側軌跡K5が他車両V2に干渉しない位置(図5の点線位置)へ誘導するよう、ECU10は切返しアプローチを設定する。
図3(b3)のアプローチを設定するにあたり、軌跡K4が軌跡K1に接するよう、ECU10は切返しアプローチを設定する。なお、両軌跡K4、K1が接することができない場合には軌跡K4が軌跡K1に交差するよう、ECU10は切返しアプローチを設定する。
図3(b4)のアプローチを設定するにあたり、駐車スペースPSの奥側隣に存在する障害物(他車両V2)に、車両Vの外側軌跡K2が干渉しないよう、ECU10はアプローチを設定する。
また、半径R2の中心が、Y方向において所定位置P2よりも駐車スペース側(図5の下側)に位置していると、自車両Vが他車両V2に干渉して後退できない。そのため、自車両Vと壁WとのY方向距離L2(第2距離)が閾値th2未満でなければ、切返しアプローチで実施する切返し回数が2回以上となる。この場合には、図3の(b3)(b4)を2回以上繰り返すよう、アプローチを設定する。なお、先述した閾値th2は、半径R2の中心が所定位置P2に一致する場合におけるY方向距離L2の値に設定されている。
図6(a)は、他車両V1のエッジ部分Veが検知されて駐車スペース位置の推定が為された時の、駐車スペースPSおよび自車両Vのレイアウトを示し、図1(b)は、(a)の位置から直接アプローチにより前進した状態を示す。(a)にて駐車スペース位置が推定された後においても、ソナー13〜15による障害物探査をECU10は継続して実行する。その結果、直接アプローチの途中で他車両V2の位置が検知され、その検知位置が、推定した駐車スペース位置に干渉する場合には、駐車スペースPSの推定位置を補正する。
図6(b)は、点線位置に存在すると推定されていた他車両V2が実線位置に存在することが検知され、矢印Aの如く位置ずれが判明した例である。この場合、駐車スペースPSの奥側角部PS2のX方向位置を、前記位置ずれの量だけ矢印Bの如く手前側に補正する。そして、補正後の駐車スペースPS位置に基づき、直接アプローチに係る車両中心軌跡K1をECU10は再設定し、再設定後の軌跡K1に基づき最適操舵角をECU10は最演算する。
図6は、駐車スペース位置の推定ずれが生じていた状況を示すのに対し、図7は、駐車スペースPSが推定位置に存在していなかった場合の状況を示す。すなわち、他車両V1のエッジ部分Veを検知したことに伴い、図中の一点鎖線に示す位置に駐車スペースPSが存在すると推定した場合において、障害物探査を継続した結果、その推定位置に他車両V3が存在していることが検知された状況を図7は示す。
この場合、直接アプローチの軌跡K1で前進している最中に他車両V3の存在を検知した時点で、X方向に前進する軌跡K6に変更している。そして、エッジ部分Veの検知と、その検知に基づく駐車スペースPS位置の推定を再び実行する。図7の例では、他車両V4のエッジ部分Veを検知し、その検知結果に基づき、図中の実線位置に駐車スペースPSが存在すると推定している。
図8は、自動操舵に係る最適操舵角の演算に用いるアプローチを設定する手順を示すフローチャートであり、図8の処理は、ECU10が有するマイクロコンピュータにより所定周期で繰り返し実行される。
先ず、図8のステップS10において、操作スイッチ16がオン操作されて駐車支援システムが起動しているか否かを判定する。起動していれば(S10:YES)、次のステップS11(目標物取得手段)において、図2に示す如く目標物(他車両V1)のエッジ部分Veの検知を実行する。このエッジ検知が終了するまでは、自車両VはX方向奥側への前進を継続することとなる。エッジ検知が終了すると(S12:YES)、続くステップS13(駐車スペース推定手段)において、エッジ部分VeのX方向位置およびY方向位置に基づき、駐車スペースPSの角部PS1、PS2のX方向位置およびY方向位置を推定する。
続くステップS14(直接アプローチ判定手段)では、エッジ部分VeのY方向位置から算出される、自車両Vと目標物V1との離間距離L1(図3に示すY方向距離L1)が、先述した閾値th1未満であるか否かを判定する。L1≧th1と判定されれば(S14:NO)、直接アプローチが可能であるとみなし、続くステップS15において、駐車スペース位置PS1、PS2に基づき直接アプローチ(図3に示す軌跡Ka、Kb)を設定する。軌跡Kaは図4のK1にしたがって設定される。そして、車両VがY方向に平行になるまでは軌跡Kaにしたがって自動操舵し、平行になった以降は、操舵角を0度にして直進する軌跡Kbに切換えるのが直接アプローチの軌跡である。
L1<th1と判定されれば(S14:YES)、直接アプローチは不可であるとみなし、切返し側に障害物Wが存在するか否かに応じて、切返しアプローチに係る軌跡を算出する。すなわち、ソナー13〜15の検知結果に基づき障害物Wが存在しないと判定されれば(S16:NO)、続くステップS17に進み、駐車スペース位置PS1、PS2に基づき、切返しアプローチに係る車両中心軌跡Kc、Kd、Ke(図3参照)を算出する。
一方、障害物Wが存在すると判定されれば(S16:YES)、障害物Wおよび他車両V2と後退時に干渉しないように切返しアプローチを設定する。具体的には、ステップS18において、自車両Vと障害物Wとの離間距離L2(図5に示すY方向距離L2)が、先述した閾値th2未満であるか否かを判定する。L2≧th1と判定されれば(S18:NO)、1回の切返しで切返しアプローチが可能であるとみなし、続くステップS19において、駐車スペース位置PS1、PS2および離間距離L1、L2に基づき、切返しアプローチに係る車両中心軌跡Kc、Kd、Ke(図5および図3参照)を算出する。
L2<th1と判定されれば(S18:YES)、1回の切返しでは不可能とみなし、続くステップS20において、図3(b3)に示す後退と(b4)に示す前進とを複数回実行するアプローチを、切返しアプローチとして設定する。
図9は、図8で設定したアプローチを再設定する手順を示すフローチャートであり、図9の処理は、ECU10が有するマイクロコンピュータにより所定周期で繰り返し実行される。
先ず、図9のステップS30にて直接アプローチ実行中であると判定されれば(S30:YES)、続くステップS31(探査手段)において、図8のステップS13で推定した駐車スペースPSが推定位置に存在するか否かを、障害物探査の結果に基づき判定する。存在しないと判定されれば(S31:NO)、ステップS32(再設定手段)に進み、図8のステップS15で設定された直接アプローチを、X方向に前進する軌跡K6に変更する(図7参照)。そして、図8の処理にしたがってアプローチを再設定する。
推定した位置に駐車スペースPSが存在すると判定され(S31:YES)、かつ、実際に検知された駐車スペースPS位置(実PS位置)と推定位置とのずれが所定値未満であれば(S33:NO)、図9の処理を終了する。なお、障害物探査による駐車スペースPS位置は、駐車スペースPSの奥側隣に位置する障害物(図7の例では他車両V5)のエッジ部分を検知することで取得すればよい。
実PS位置と推定位置とのずれが所定値以上であれば(S33:YES)、続くステップS34において、操舵角を最大にして前進しても、駐車スペースPSの奥側隣に位置する障害物(他車両V5)に自車両Vが干渉する状態であるか否かを判定する。
干渉しないと判定されれば(S34:NO)、ステップS35(再設定手段)に進み、実PS位置に基づいて、自車両Vが他車両V5に干渉しないように直接アプローチを再設定する。干渉すると判定されれば(S34:YES)、続くステップS36(判定手段)において、直接アプローチが可能であるか否かを図4の手法にしたがって判定する。直接アプローチが可能と判定されれば(S36:YES)、前記ステップS35にて直接アプローチを再設定する。
直接アプローチが不可能と判定されれば(S36:NO)、続くステップS37において、Y方向のうち自車両Vに対して駐車スペースPSの反対側に障害物Wが存在するか否かを判定する。障害物Wが存在しないと判定されれば(S37:NO)、ステップS38(再設定手段)に進み、直接アプローチから切返しアプローチに変更し、他車両V5に自車両Vが干渉しないよう、実PS位置に基づき切返しアプローチを設定する。
障害物Wが存在すると判定されれば(S37:YES)、ステップS39(再設定手段)に進み、直接アプローチから切返しアプローチに変更し、他車両V5および障害物Wに自車両Vが干渉しないよう、実PS位置および離間距離L1、L2に基づき切返しアプローチを設定する。
以上により、本実施形態によれば、駐車スペースPSのX方向手前側に存在する目標物の、手前側エッジ部分Veの位置を取得し、取得した目標物位置に基づき駐車スペース位置(PS位置)を推定する。そのため、駐車スペースPSを直接検知することなくPS位置を推定でき、その推定位置に基づき前進アプローチ(直接アプローチまたは切返しアプローチ)を設定するので、前進アプローチを高精度で設定することが可能となる。
さらに本実施形態によれば、以下に列挙する作用効果も奏する。
<作用効果1>
自車両Vには、該自車両の側方に位置する障害物を検知する側方センサ13、14が搭載されており、前記目標物取得手段S11は、側方センサ13、14の検知結果に基づき、目標物のうちX方向手前側のエッジ部分Veの位置を取得する。そして、駐車スペース推定手段S13は、取得したエッジ部分Veの位置に基づき駐車スペース位置を推定する。
ここで、前記目標物が一般車両である蓋然性は高く、その場合には、目標物のX方向長さは一般車両の車幅(例えば約1.8m)ということになる。すると、目標物のうちX方向手前側のエッジ部分Veから、X方向に1.8m前進した位置が、駐車スペースの手前側角部PS1ということになる。そして、駐車スペースPSの幅寸法は特定の値(例えば3.2m)である蓋然性が高いため、前記エッジ部分Veから、X方向に1.8m+3.2m前進した位置が、駐車スペースPSの奥側角部PS2ということになる。したがって、前記エッジ部分Veの位置を取得すれば、その位置を基準にして駐車スペースPSの位置を精度よく推定できる。
この点を鑑み、本実施形態では、取得したエッジ部分Veの位置に基づき駐車スペースPSの位置を推定するので、駐車スペースPSの前を通過することがない場合であっても、駐車スペースPSの位置を精度よく推定できる。
<作用効果2>
アプローチ設定手段は、推定した駐車スペース位置に基づき、直接アプローチが可能であるか否かを判定する直接アプローチ判定手段S14を有する。つまり、ECU10は、アプローチ設定手段および直接アプローチ判定手段としての機能を有する。これによれば、直接アプローチおよび切返しアプローチのうち適切なアプローチを前進アプローチとして設定することができる。
<作用効果3>
アプローチ設定手段により設定された前進アプローチにしたがった前進駐車の実行中に、駐車スペースPSを探査する探査手段と、探査手段による探査結果に基づき前進アプローチを再設定する再設定手段S33、S35、S38、S39と、を備える。これによれば、前進駐車開始前に推定しておいた駐車スペース位置が実位置からずれていたり(S33:YES)、駐車スペースが存在していなかったり(S31:NO)等の誤推定の有無を、前進駐車の実行中に探査することで確認できる。そして、探査結果に基づき前進アプローチを再設定するので、誤推定があった場合のリカバリーが可能となる。
<作用効果4>
直接アプローチにしたがった前進駐車の実行中に実施された探査手段の探査結果に基づき、当該前進駐車の継続が可能であるか否かを判定する判定手段S36を備え、再設定手段S33、S35、S38、S39は、判定手段S36により継続不可と判定された場合に、直接アプローチから切返しアプローチに変更するよう前進アプローチを再設定する。
ここで、切返しアプローチの場合には、駐車スペースPSへ進入するに先立ち駐車スペースPSの前を通過する機会があるので、その通過時に駐車スペースPSを検知できる。これに対し、直接アプローチの場合には前記機会がないので、切返しアプローチの場合に比べると駐車スペースPSの位置推定精度が悪くなることが懸念される。この懸念解消を図ったのが上記特徴点であり、これによれば、直接アプローチによる前進駐車が継続できない場合(S31:NO、S36:NO)に、切返しアプローチに変更するように再設定される。そのため、誤推定に起因して直接アプローチによる前進駐車が継続できない場合のリカバリーが可能となる。
<作用効果5>
駐車スペースPSが自車両の進行方向斜め前方に位置する時の、駐車スペースPSと自車両VとのY方向離間距離を第1距離L1と呼ぶ場合において、アプローチ設定手段は、第1距離L1が所定値th1以上である(S14:NO)ことを条件として、直接アプローチを前進アプローチとして設定する。
ここで、第1距離L1が十分に確保されていなければ、駐車スペースPSの両隣に別車両等の障害物が存在する場合、直接アプローチでは駐車スペースPSへ前進駐車させることはできない。この点を鑑みた上記特徴点によれば、第1距離L1が所定値th1以上である(S14:NO)ことを条件として直接アプローチを選択するので、最適なアプローチを精度よく設定できるようになる。
<作用効果6>
駐車スペースPSが自車両Vの進行方向斜め前方に位置し、かつ、自車両Vから見て駐車スペースPSの反対側の斜め前方に障害物Wが存在する状況下で、駐車スペースPSと自車両VとのY方向離間距離を第1距離L1、障害物Wと自車両VとのY方向離間距離を第2距離L2と呼ぶ。そして、アプローチ設定手段は、切返しアプローチを前進アプローチとして設定した場合、第1距離L1および第2距離L2に基づき切返しアプローチを設定する。
ここで、第1距離L1が十分に確保されていなければ、先述した通り直接アプローチでは駐車できないので、切返しアプローチを選択することとなる。但し、駐車スペースの反対側の斜め前方に障害物が存在する場合には、切返しアプローチの過程のうち直接アプローチが可能な位置へ後退する過程(後退過程)で、自車両が障害物に干渉することが懸念される。特に、前記第2距離が十分に確保されていなければ、切返しアプローチの過程のうち駐車スペースの前を通過する過程(通過過程)および前記後退過程のアプローチを設定するにあたり、前記干渉の回避を鑑みて設定する必要が生じる。この点を鑑みた上記特徴点によれば、第1距離および第2距離に基づき切返しアプローチを設定するので、前記干渉を回避する最適なアプローチを精度よく設定できる。
(第2実施形態)
上記第1実施形態では、目標物V1のエッジ部分Veの位置を検出し、その検出位置に基づき駐車スペース位置を推定している。これに対し本実施形態では、ECU10(目標物取得手段)は、ソナー13〜15の検知結果に基づき目標物V1と自車両VとのY方向距離L1を取得する。
また、自車両運転者の指示に基づき目標物のX方向位置を取得する。例えば、X方向において、目標物V1のエッジ部分Veまたは駐車スペースの手前側角部PS1の位置(所定位置)と、自車両Vの特定部位との距離が所定距離になった時点、或いは、前記所定位置と前記特定部位とが一致した時点で、操作スイッチ16をオン操作するように運転者へ操作を促しておく。そして、そのオン操作タイミングに基づき駐車スペース位置を推定する。
ところで、先述したように、目標物V1が一般車両である蓋然性は高く、その場合には、目標物V1のX方向長さは一般車両の車幅(例えば約1.8m)ということになる。また、駐車スペースPSの幅寸法は特定の値(例えば3.2m)である蓋然性が高い。そのため、目標物V1のX方向位置を取得できれば、その位置を基準に駐車スペースPSのX方向位置を精度よく推定できる。また、駐車スペースPSのY方向位置は、目標物V1のY方向位置と同じである蓋然性が高いため、目標物V1のY方向位置を取得できれば、その位置を基準に駐車スペースのY方向位置を精度よく推定できる。
これらの点を鑑み、本実施形態では、運転者の指示により目標物V1のX方向位置を取得するとともに、ソナー13〜15の検知結果に基づき目標物V1と自車両VとのY方向距離L1(Y方向位置)を取得する。そして、取得した目標物V1のX方向位置およびY方向位置に基づき、駐車スペースPSの位置を推定する。そのため、前向き駐車につき駐車スペースPSの前を通過することがない場合であっても、駐車スペース位置を精度よく推定できる。
なお、上述した「自車両運転者の指示」の具体例としては、X方向において目標物V1の特定位置で車両を一時停止させることによる指示や、前記特定位置で運転者がスイッチ16を操作することによる指示等が挙げられる。
(他の実施形態)
本発明は上記実施形態の記載内容に限定されず、以下のように変更して実施してもよい。また、各実施形態の特徴的構成をそれぞれ任意に組み合わせるようにしてもよい。
・障害物検知センサはソナー13〜15の如く音波を用いるものでなくてもよく、例えば、光波を用いるものであっても、電波を用いるものであってもよい。例えば測距センサ13としては、超音波センサ、レーザレーダ、ミリ波レーダ等のセンサを用いることができる。
・車両Vに搭載されたカメラにより車両Vの周囲を撮影し、その撮影画像に基づき目標物V1の位置をECU10が取得するように構成してもよい。
・図1に示す例では、図8の処理により設定したアプローチに基づく最適操舵角で自動操舵することにより、駐車スペースPSへ前進して進入するための車両経路である前進アプローチを提示している。これに対し、設定したアプローチをディスプレイに表示させることで、車両Vの運転者へ前進アプローチを提示してもよいし、設定したアプローチにしたがった音声案内により、車両Vの運転者へ前進アプローチを提示してもよい。
13、14…ソナー(側方センサ)、PS…駐車スペース、S11…目標物取得手段、S13…駐車スペース推定手段、S14…直接アプローチ判定手段、S17、S19、S20…アプローチ設定手段、S31…探査手段、S33、S35、S38、S39…再設定手段、V…自車両、V1…目標物、Ve…エッジ部分。

Claims (8)

  1. 駐車スペース(PS)へ前進して進入するための車両経路である前進アプローチを提示する駐車支援装置であって、
    自車両(V)の進行方向斜め前方に前記駐車スペースが位置する状況下で、自車両の進行方向をX方向、前記X方向に垂直な方向をY方向とした場合において、
    前記駐車スペースのX方向手前側に存在する目標物(V1)の、X方向位置およびY方向位置を取得する目標物取得手段(S11)と、
    前記目標物取得手段により取得された前記目標物の位置に基づき、前記駐車スペースのX方向位置およびY方向位置を推定する駐車スペース推定手段(S13)と、
    前記駐車スペース推定手段により推定された前記駐車スペースの位置に基づき、前記前進アプローチを設定するアプローチ設定手段(S17、S19、S20)と、
    を備え
    前記目標物取得手段は、前記目標物のうち前記X方向の手前側のエッジ部分(Ve)の位置を取得し、
    前記駐車スペース推定手段は、前記目標物が特定の幅寸法の他車両であり、かつ、前記駐車スペースが特定の幅寸法であるとみなし、取得した前記エッジ部分の位置、前記他車両の特定の幅寸法、および前記駐車スペースの特定の幅寸法に基づき、前記駐車スペースの位置を推定することを特徴とする駐車支援装置。
  2. 前記自車両には、該自車両の側方に位置する障害物を検知する側方センサ(13、14)が搭載されており、
    前記目標物取得手段は、前記側方センサの検知結果に基づき、前記目標物のうちX方向手前側のエッジ部分(Ve)の位置を取得することを特徴とする請求項1に記載の駐車支援装置。
  3. 前記自車両には、該自車両の側方に位置する障害物を検知する側方センサ(13、14)が搭載されており、
    前記目標物取得手段は、前記側方センサの検知結果に基づき前記目標物のY方向位置を取得するとともに、自車両運転者の指示に基づき前記目標物のX方向位置を取得し、
    前記駐車スペース推定手段は、取得した前記目標物のX方向位置およびY方向位置に基づき、前記駐車スペースの位置を推定することを特徴とする請求項1に記載の駐車支援装置。
  4. 前記駐車スペースが自車両の進行方向斜め前方に位置する場合に、前記駐車スペースへ向けて舵角操作して前進することにより、前記駐車スペースへ直接的に前進駐車するアプローチを直接アプローチと呼び、
    前記駐車スペースが自車両の進行方向斜め前方に位置する場合に、現在の自車両位置から前進して前記駐車スペースの前を通過し、その後、前記直接アプローチが可能な位置へ向けて舵角操作して後退し、その後、前進して前記駐車スペースへ前進駐車するアプローチを切返しアプローチと呼ぶ場合において、
    前記アプローチ設定手段は、推定した前記駐車スペースの位置に基づき、前記直接アプローチが可能であるか否かを判定する直接アプローチ判定手段(S14)を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の駐車支援装置。
  5. 前記アプローチ設定手段により設定された前記前進アプローチにしたがった前進駐車の実行中に、前記駐車スペースを探査する探査手段(S31)と、
    前記探査手段による探査結果に基づき前記前進アプローチを再設定する再設定手段(S33、S35、S38、S39)と、
    を備えることを特徴とする請求項4に記載の駐車支援装置。
  6. 前記直接アプローチにしたがった前進駐車の実行中に実施された前記探査手段の探査結果に基づき、当該前進駐車の継続が可能であるか否かを判定する判定手段(S36)を備え、
    前記再設定手段は、前記判定手段により継続不可と判定された場合に、前記直接アプローチから前記切返しアプローチに変更するよう前記前進アプローチを再設定することを特徴とする請求項5に記載の駐車支援装置。
  7. 前記駐車スペースが自車両の進行方向斜め前方に位置する時の、前記駐車スペースと自車両とのY方向離間距離を第1距離(L1)と呼ぶ場合において、
    前記アプローチ設定手段は、前記第1距離が所定値(th1)以上であることを条件として、前記直接アプローチを前記前進アプローチとして設定することを特徴とする請求項4〜6のいずれか1つに記載の駐車支援装置。
  8. 前記駐車スペースが自車両の進行方向斜め前方に位置し、かつ、自車両から見て前記駐車スペースの反対側の斜め前方に障害物(W)が存在する状況下で、前記駐車スペースと自車両とのY方向離間距離を第1距離(L1)、前記障害物と自車両とのY方向離間距離を第2距離(L2)と呼ぶ場合において、
    前記アプローチ設定手段は、前記切返しアプローチを前記前進アプローチとして設定した場合、前記第1距離および前記第2距離に基づき前記切返しアプローチを設定することを特徴とする請求項4〜7のいずれか1つに記載の駐車支援装置。
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