JP5770591B2 - アセプティック充填用キャップ付スパウト - Google Patents
アセプティック充填用キャップ付スパウト Download PDFInfo
- Publication number
- JP5770591B2 JP5770591B2 JP2011228157A JP2011228157A JP5770591B2 JP 5770591 B2 JP5770591 B2 JP 5770591B2 JP 2011228157 A JP2011228157 A JP 2011228157A JP 2011228157 A JP2011228157 A JP 2011228157A JP 5770591 B2 JP5770591 B2 JP 5770591B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spout
- cap
- thin film
- connecting portion
- film portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000012371 Aseptic Filling Methods 0.000 title description 5
- 239000010409 thin film Substances 0.000 claims description 32
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 11
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 7
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 5
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 27
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 22
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 6
- 230000001954 sterilising effect Effects 0.000 description 5
- 238000004659 sterilization and disinfection Methods 0.000 description 5
- 238000011049 filling Methods 0.000 description 3
- 239000000796 flavoring agent Substances 0.000 description 3
- 235000019634 flavors Nutrition 0.000 description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 3
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 3
- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 description 2
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000002985 plastic film Substances 0.000 description 2
- 229920006255 plastic film Polymers 0.000 description 2
- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
- 230000003313 weakening effect Effects 0.000 description 2
- 208000032484 Accidental exposure to product Diseases 0.000 description 1
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- 235000013361 beverage Nutrition 0.000 description 1
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 238000000748 compression moulding Methods 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
- 239000011888 foil Substances 0.000 description 1
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 description 1
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 229920006300 shrink film Polymers 0.000 description 1
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 1
- 229920005992 thermoplastic resin Polymers 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Bag Frames (AREA)
Description
一般に、飲食品等を内容物とするスパウトを備えて成る袋状包装体においては、高温に加熱された内容物を包装体内に充填することによって衛生性を保っている。
しかしながら、内容物によっては高温にすることによって風味が変わってしまう場合があると共に、熱間充填後に冷却する必要があることから生産性の点で、スパウトが溶着されてなる袋状包装体においても、内容物を予め殺菌された包装体に無菌状態で充填する、所謂アセプティック充填に対応できることの要求が高まっている。
すなわち、スパウト或いはキャップ内に薬液が残存すると、内容物の風味を損なう等の問題を有することから、付着した薬液を完全に除去する必要があるが、かかる部分の薬液は風圧で吹き飛ばす等の簡易な方法では完全に除去することが困難であり、加熱乾燥等の煩雑な除去工程を経ると生産性やコストの点で十分満足するものではない。従って、薬液の残存を防止するためには、注出筒内部等に予め薬液が浸入しないようにすることが望ましい。
また下記特許文献2には、パウチ(2)内の内容物の注出を行う注出筒(3)と、該注出筒(3)に連接して形成され、パウチ(2)の内面縁部に溶着固定される取付部(6)と、を備えたスパウト(1)において、注出筒(3)の下端部には封止底部(5)と摘み片(9)が設けられ、前記封止底部(5)の上方に位置する注出筒には破断可能な弱化部(8)が形成されていることを特徴とするスパウトが提案されている。
これらはいずれも使用に際して前記隔膜或いは摘み片を破断することにより内容物の注出が可能になる。
1.薄膜部の周縁部に、連結部と成るべき部分を除いて上面からスコアが形成されていること、
2.係合突起が、軸方向に延びるリブであり、薄膜部の連結部と成るべき部分の両端に形成され、前記切り欠きが連結部となるべき部分の両端に形成されていること、
が好適である。
しかも内容物を注出する際には、破断された薄膜部が注出路を閉塞することがないので、優れた注出性も確保されている。
図1乃至図6に示すように、本発明のキャップ付スパウトは、それぞれ別々に成形されたスパウト1とスパウト1に螺子係合により脱着可能に適用されるキャップ30から成っている。
スパウト1は、概略的に言って、内部に内容物の注出路となる空間2が貫通している筒状本体3と、筒状本体3の下部に位置し、スパウト1を袋状包装体(図示せず)に固着するための溶着部4から成っている。筒状本体3の上部外面には、キャップ30と螺子係合するための螺子部5、後述するキャップ30のキャップ本体下端と密着してキャップ内への薬液の浸入を防止するための環状突起6及びキャップ30のタンパーエビデントバンドを破断するための複数個の突起7,7,・・・が形成されている。溶着部4は、頂板部8及びこの頂板部8の周縁から下方に延びる溶着面9を有しており、この溶着面9に袋状包装体が溶着される。図に示す具体例においては、溶着部4には、使用樹脂を削減するために、図面の奥行き方向に延びる貫通孔10,10,・・・が複数個設けられている。
キャップ本体33の天面の31の内面には、スパウトの筒状本体3の上部11の内面と密着するインナーリング36が形成されている。またスカート部32の内面には、スパウトの筒状本体3の螺子部5と係合する螺子部37が形成されている。
更にタンパーエビデントバンド35の内面には、スパウトの筒状本体3の外面に形成された複数個の突起7,7,・・・と係合する複数個のフラップ片38,38,・・・が形成されている。これにより、開封のためにキャップ30を旋回すると、突起7,7,・・・とフラップ片38,38,・・・が係合してタンパーエビデントバンド35はキャップ本体33の旋回に追従することなく弱化部34が破断する。開封後にはタンパーエビデントバンド35は連結部39でのみキャップ本体33に連結される形態となり、リシ−ルによっても開封前の形態に戻ることはない。これにより、一旦開封されたものであることを明示することができる。
この薄膜部13の周縁部の一部、すなわち前記2つの係合突起12a,12bの間を連結部14とし、また係合突起12a,12bに対応する位置に切り欠き15a,15bを形成し得るように、周縁部の上面、すなわち筒状本体内部側からスコア16が形成されている。薄膜部13の上面からスコア16が形成されていることにより、スコア16の溝に薬液が付着することがなく、薬液の残存を確実に防止できる。
スパウトの薬液による洗浄が終了した後、この薄膜部13はカッター等の切断手段により、連結部14を除いた周縁部を切断し、次いで、連結部14を軸として切り欠き15が形成された薄膜部13を注出路内部に押し込む。薄膜部13には切り欠き15が形成されているので、係合突起12にぶつかることなく、連結部14を軸として薄膜部13を上方に向かって回転することができる。最初の位置からほぼ90度回転すると、図7及び図8に示すように、薄膜部13の切り欠き15が形成されていない部分が折畳まれるようにして係合突起12a,12bの間に嵌め込まれ、薄膜部13を係合突起12a,12bの間に係合させることが可能になり、薄膜部13は注出路2の内側面に沿って軸方向に維持され、注出路2を閉塞することがないので、内容物の注出性が阻害されることが有効に防止されている。
例えば、図に示す具体例では、係合突起は角柱状であったが、切断された薄膜部を固定し得る限りこれに限定されず、頂点が相対する係合突起の方向に向いた三角柱の形状等種々の変更が可能である。
また係合突起の大きさや突出量等は薄膜部の弾性や係合突起間の角度などによって種々変更できる。同様に、切り欠きも係合突起の大きさや形状に応じて種々変更できる。
また2つの係合突起の間隔、すなわち連結部の角度は、筒状本体の内径、係合突起の形状等によっても異なるが、60乃至120°の範囲にあることが、薄膜部を確実に保持する上で望ましい。
また図に示した具体例では、タンパーエビデントバンドが形成されていたが、必ずしもタンパーエビデントバンドを設けなくてもよく、またキャップ部分をシュリンクフィルム等で覆う等して用いてもよい。
更にまた、溶着部には使用樹脂量を削減すると共に成形時のヒケ等の発生を抑制するためには凹部を形成することが望ましいが、薬液が残存することを防止すべく、図に示したような貫通孔とするか、或いは凹部に微細な角部が存在しないように曲面とすることが望ましい。
Claims (3)
- 内部に内容液の注出路となる空間が貫通している筒状本体と、該筒状本体の下部に位置し、頂板部及び該頂板部周縁から下方に延びる溶着面を有する溶着部とから成るスパウト、及び該スパウトに係合するキャップとから成るキャップ付スパウトであって、
前記溶着部の注出路の下部側面には2つの係合突起が形成され、溶着部の底面には、内容物の注出路となる開口を閉塞し且つ開口に沿ってその周縁部が切断可能な薄膜部が形成されており、該薄膜部の周縁部は、前記2つの係合突起の間を連結部とし該連結部を除いて切断すると共に連結部の端部に切り欠きを形成した後、連結部を支点として該切り欠きが形成された薄膜部を注出路内部に押し込むことにより、前記薄膜部が前記2つの係合突起の間に係合することを特徴とするキャップ付スパウト。 - 前記薄膜部の周縁部に、連結部と成るべき部分を除いて上面からスコアが形成されている請求項1記載のキャップ付スパウト。
- 前記係合突起が、軸方向に延びるリブであり、薄膜部の連結部と成るべき部分の両端に形成され、前記切り欠きが連結部となるべき部分の両端に形成されている請求項1又は2記載のキャップつきスパウト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011228157A JP5770591B2 (ja) | 2011-10-17 | 2011-10-17 | アセプティック充填用キャップ付スパウト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011228157A JP5770591B2 (ja) | 2011-10-17 | 2011-10-17 | アセプティック充填用キャップ付スパウト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013086830A JP2013086830A (ja) | 2013-05-13 |
JP5770591B2 true JP5770591B2 (ja) | 2015-08-26 |
Family
ID=48531143
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011228157A Active JP5770591B2 (ja) | 2011-10-17 | 2011-10-17 | アセプティック充填用キャップ付スパウト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5770591B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2267896B (en) * | 1992-06-16 | 1996-01-17 | Tetra Pak Ltd | Reclosable containers |
WO1996039332A1 (en) * | 1995-06-05 | 1996-12-12 | Elopak Systems Ag | Pouring attachment |
DE60024772T2 (de) * | 2000-02-25 | 2006-08-10 | Sig Combibloc International Ag | Selbstöffnender Ausgiessaufsatz |
JP2006069642A (ja) * | 2004-09-03 | 2006-03-16 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | カップ型容器の開封部材 |
JP2007161254A (ja) * | 2005-12-09 | 2007-06-28 | Dainippon Printing Co Ltd | スパウト付き容器 |
-
2011
- 2011-10-17 JP JP2011228157A patent/JP5770591B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013086830A (ja) | 2013-05-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8113374B2 (en) | Closure for container having removable portion and sealing membrane | |
JP5857668B2 (ja) | 容器用口栓 | |
US20170158382A1 (en) | Fitment And Overcap Therefor | |
JP6650947B2 (ja) | 開封装置のための蓋 | |
JP6618545B2 (ja) | 開封装置のための蓋 | |
JP6307599B2 (ja) | 切断要素を有するキャップ | |
US20140319142A1 (en) | Membrane, and a neck including such membrane | |
JP5937331B2 (ja) | アセプティック充填用キャップ付スパウト | |
US20100294812A1 (en) | Internal container bore mount fitment | |
JP6096463B2 (ja) | アセプティック充填用キャップ付スパウト | |
JP4912689B2 (ja) | キャップ保持部を有するスパウト | |
WO2018105686A1 (ja) | 容器の注出用スパウト | |
JP5861408B2 (ja) | 容器用口栓 | |
JP5770590B2 (ja) | アセプティック充填用キャップ付スパウト | |
JP5696374B2 (ja) | パウチ用注出口栓およびこれを用いたパウチ | |
JP5770591B2 (ja) | アセプティック充填用キャップ付スパウト | |
JP7259228B2 (ja) | 注出口栓及び注出口栓を備える包装容器 | |
JP2006341908A (ja) | スパウト | |
WO2019031608A1 (ja) | 注出口栓及び注出口栓を備える包装容器 | |
JP7386709B2 (ja) | 食品パッケージ用のスパウト | |
JP2012076786A (ja) | 開封刃付きキャップ | |
JP2006176144A (ja) | スパウト | |
JP4745749B2 (ja) | スパウト | |
JP2024122128A (ja) | 注出口部材、及び注出口部材付き袋 | |
JP2013230866A (ja) | 袋状容器用口栓および袋状容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140918 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150430 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150602 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150625 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5770591 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |