JP5760577B2 - エステル化合物とその用途 - Google Patents
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- VJHOGWBAZKZHII-ZONUIFDKSA-N CC(C)([C@@H]1/C=C(/C=C)\C#N)[C@@H]1C(Cl)=O Chemical compound CC(C)([C@@H]1/C=C(/C=C)\C#N)[C@@H]1C(Cl)=O VJHOGWBAZKZHII-ZONUIFDKSA-N 0.000 description 1
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Description
[1]式(1)
〔式中、R1は水素原子、フッ素原子、C1−C4鎖式炭化水素基、C1−C4アルコキシ基、C1−C4アルコキシメチル基またはC1−C4アルキルチオメチル基を表し、R2は水素原子またはメチル基を表し、R3及びR4は同一または相異なり、水素原子またはC1−C4アルキル基を表す。〕
で示されるエステル化合物(以下、本発明化合物と記す。)。
[2]式(1)において、R1がC1−C4アルコキシメチル基である[1]記載のエステル化合物。
[3]式(1)において、R1がメトキシメチル基である[1]記載のエステル化合物。
[4]式(1)において、R2が水素原子であり、R3及びR4が同一または相異なり、水素原子またはメチル基である[1]〜[3]いずれかに記載のエステル化合物。
[5]式(1)において、R2が水素原子であり、R3がメチル基であり、R4が水素原子である[1]〜[3]いずれかに記載のエステル化合物。
[6]式(1)において、R2、R3及びR4が水素原子である[1]〜[3]いずれかに記載のエステル化合物。
[7][1]〜[6]いずれかに記載のエステル化合物を有効成分として含有する有害生物防除剤。
[8][1]〜[6]いずれかに記載のエステル化合物の有効量を有害生物又は有害生物の生息場所に施用する有害生物の防除方法。
C1−C4アルキル基としては、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基が挙げられ、
C2−C4アルケニル基としては、例えばビニル基、2−プロペニル基が挙げられ、
C2−C4アルキニル基としては、例えばエチニル基、プロパルギル基が挙げられる。
R1で示される「C1−C4アルコキシ基」としては、例えばメトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基及びブトキシ基が挙げられる。
R1で示される「C1−C4アルコキシメチル基」としては、例えばメトキシメチル基及び
エトキシメチル基が挙げられる。
R1で示される「C1−C4アルキルチオメチル基」としては、例えばメチルチオメチル基及びエチルチオメチル基が挙げられる。
R、R3及びR4で示される「C1−C4アルキル基」としては、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基が挙げられる。
式(1)において、シクロプロパン環1位の絶対立体配置がR配置であり、シクロプロパン環1位の置換基とシクロプロパン環3位の置換基との相対立体配置がトランス配置である化合物;
式(1)において、シクロプロパン環1位の置換基とシクロプロパン環3位の置換基との相対立体配置がトランス配置で、シクロプロパン環3位の置換基に存在する1’位の二重結合の相対配置がZ配置である化合物;
式(1)において、シクロプロパン環1位の絶対立体配置がR配置であり、シクロプロパン環1位の置換基とシクロプロパン環3位の置換基との相対立体配置がトランス配置であり、シクロプロパン環3位の置換基に存在する1’位の二重結合の相対配置がZ配置である化合物;
式(1)において、R1がC1−C4アルコキシメチル基であるエステル化合物;
式(1)において、R1がメトキシメチル基であるエステル化合物;
式(1)において、R2が水素原子であり、R3及びR4が同一または相異なり、水素原子またはメチル基であるエステル化合物;
式(1)において、R2が水素原子であり、R3がメチル基であり、R4が水素原子であるエステル化合物;
式(1)において、R2、R3及びR4が水素原子であるエステル化合物。
式(2)
〔式中、R1は前記と同じ意味を表す。〕で示されるアルコール化合物と、
式(3)
〔式中、R2、R3及びR4は前記と同じ意味を表す。〕で示されるカルボン酸化合物又はその反応性誘導体とを反応させる方法。
該反応性誘導体としては、式(3)で示されるカルボン酸化合物の酸ハロゲン化物、該カルボン酸化合物の酸無水物、該カルボン酸化合物のメチルおよびエチルエステル等が挙げられる。該酸ハロゲン化物としては、酸クロライド化合物が挙げられる。
縮合剤としては、例えば、ジシクロヘキシルカルボジイミド及び1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド ハイドロクロライドが挙げられる。
塩基としては、トリエチルアミン、ピリジン、N,N−ジエチルアニリン、4−ジメチルアミノピリジン、ジイソプロピルエチルアミン等の有機塩基が挙げられる。
溶媒としては、例えばベンゼン、トルエン及びヘキサン等の炭化水素、ジエチルエ−テル及びテトラヒドロフラン等のエ−テル、並びに、クロロホルム、ジクロロメタン、1,2−ジクロロエタン及びクロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素、及びこれらの混合溶媒等が挙げられる。
反応時間は、通常、5分間〜72時間の範囲である。
反応温度は、通常、−20℃〜100℃(但し、使用する溶媒の沸点が100℃未満の場合には、−20℃〜溶媒の沸点)の範囲であり、好ましくは−5℃〜100℃(但し、使用する溶媒の沸点が100℃未満の場合には、−5℃〜溶媒の沸点)の範囲である。
該反応において、式(2)で示されるアルコ−ルと、式(3)で示されるカルボン酸化合物又はその反応性誘導体の使用モル比は任意に設定できるが、好ましくは等モル又はそれに近い比である。
縮合剤又は塩基は、式(2)で示されるアルコ−ル1モルに対して、通常は0.25モルから過剰量まで任意の割合で使用することができ、好ましくは0.5モル〜2モルである。これらの縮合剤又は塩基は、式(3)で示されるカルボン酸化合物又はその反応性誘導体の種類により適宜選択される。
反応終了後の反応混合物は、これを濾過して濾液を濃縮する、又は、これを水に注加した後に有機溶媒抽出、濃縮する等の通常の後処理操作を施すことにより、本発明化合物を得ることができる。得られた本発明化合物はクロマトグラフィ−、蒸留等の操作によって精製することができる。
即ち、式(4−1)
〔式中、RはC1−C4アルキル基を表す。〕で示されるカロンアルデヒドエステル誘導体と、
式(5)
〔式中、R2、R3及びR4は前記と同じ意味を表す。〕で示されるニトリル誘導体とを、塩基の存在下に反応させることにより、
式(6−1)
〔式中、R、R2、R3及びR4は前記と同じ意味を表す。〕で示される化合物を得、
アルカリ金属水酸化物などで加水分解することにより、
式(3−1)
〔式中、R2、R3及びR4は前記と同じ意味を表す。〕で示されるカルボン酸化合物を製造することが出来る。
反応終了後は、反応混合物を水に加えた後、有機溶媒で抽出し、有機層を乾燥、濃縮する等の後処理操作を行うことにより、式(6−1)で示される化合物を得ることができる。
また、式(6−1)で示される化合物を加水分解反応させる工程においては、通常、式(6−1)で示される化合物1モルに対して、塩基を1〜10モルの割合で用い、0℃〜80℃、好ましくは0℃から30℃で溶媒中で反応させることにより、式(3−1)で示されるカルボン酸化合物を製造することができる。該塩基としては、例えば炭酸カリウム、炭酸ナトリウムなどの炭酸アルカリ金属塩、水素化ナトリウム等のアルカリ金属化合物が挙げられる。該溶媒としては、例えばテトラヒドロフラン等のエーテル、メタノール等のアルコール、水及びこれらの混合物が挙げられる。
反応終了後は、反応液を酸性にした後、有機溶媒で抽出し、有機層を乾燥、濃縮する等の後処理操作を行うことにより、式(3−1)で示されるカルボン酸化合物を得ることができる。
即ち、式(4−2)
で示されるカロンアルデヒドエステル誘導体と、
式(5)
〔式中、R2、R3及びR4は前記と同じ意味を表す。〕で示されるニトリル誘導体とを、塩基の存在下に反応させることにより、
式(6−2)
〔式中、R2、R3及びR4は前記と同じ意味を表す。〕で示される化合物を得、
酸触媒の存在下で加熱することにより、
式(3−2)
〔式中、R2、R3及びR4は前記と同じ意味を表す。〕で示されるカルボン酸化合物を製造することが出来る。
反応終了後は、反応混合物を水に加えた後、有機溶媒で抽出し、有機層を乾燥、濃縮する等の後処理操作を行うことにより、式(6−2)で示される化合物を得ることができる。
また、式(6−2)で示される化合物から式(3−2)を製造する工程においては、通常、式(6−2)で示される化合物1モルに対して、酸触媒を0.005〜0.05モルの割合で用い、反応温度は通常50℃〜150℃(但し、使用する溶媒の沸点が150℃未満の場合には、50℃〜溶媒の沸点)で反応させることにより、式(3−2)で示されるカルボン酸化合物を製造することができる。酸触媒としては、例えばp−トルエンスルホン酸などが挙げられる。該溶媒としては、例えばテトラヒドロフラン等のエーテル、トルエン等の炭化水素及びこれらの混合物が挙げられる。
反応終了後は、有機層を乾燥、濃縮する等の後処理操作を行うことにより、式(3−2)で示されるカルボン酸化合物を得ることができる。
式(4−1)で示されるカロンアルデヒドエステル誘導体は、Journal of American Chemical Society,1982, 104, 4282−4283に記載の化合物である。
式(5)で示されるニトリル誘導体は、Journal of American Chemical Society, 2008, 130, 3734に記載の化合物である。
双翅目害虫:アカイエカ(Culex pipiens pallens)、コガタアカイエカ(Culex tritaeniorhynchus)、ネッタイイエカ(Culex quinquefasciatus)等のイエカ類、ネッタイシマカ(Aedes aegypti)、ヒトスジシマカ(Aedes albopictus)等のエーデス属、(Anopheles sinensis)、(Anopheles gambiae)等のアノフェレス属、ユスリカ類、イエバエ(Musca domestica)、オオイエバエ(Muscina stabulans)等のイエバエ類、クロバエ類、ニクバエ類、ヒメイエバエ類、タネバエ(Delia platura)、タマネギバエ(Delia antiqua)等のハナバエ類、ミバエ類、ショウジョウバエ類、オオキモンノミバエ(Megaselia spiracularis)等のノミバエ類、オオチョウバエ(Clogmia albipunctata)チョウバエ類、ブユ類、アブ類、サシバエ類、ハモグリバエ類等;
ゴキブリ目害虫:チャバネゴキブリ(Blattella germanica)、クロゴキブリ(Periplaneta fuliginosa)、ワモンゴキブリ(Periplaneta americana)、トビイロゴキブリ(Periplaneta brunnea)、トウヨウゴキブリ(Blatta orientalis)等;
アザミウマ目害虫:ミナミキイロアザミウマ(Thrips palmi)、ネギアザミウマ(Thrips tabaci)、ミカンキイロアザミウマ(Frankliniella occidentalis)、ヒラズハナアザミウマ(Frankliniella intonsa)等;
膜翅目害虫:イエヒメアリ(Monomorium pharaosis)、クロヤマアリ(Formica fusca japonica)、ルリアリ(Ochetellus glaber)、アミメアリ(Pristomyrmex pungens)、オオズアリ(Pheidole noda)、アルゼンチンアリ(Linepithema humile)等のアリ類、フタモンアシナガバチ(Polistes chinensis antennalis)、セグロアシナガバチ(Polistes jadwigae)、キアシナガバチ(Polistes rothneyi)等のアシナガバチ類、オオスズメバチ(Vespa mandarinia japonica)、キイロスズメバチ(Vespa simillima)、コガタスズメバチ(Vespa analis insularis)、モンスズメバチ(Vespa crabro flavofasciata)、ヒメスズメバチ(Vespa ducalis)等のスズメバチ類、アリガタバチ類、クマバチ、ベッコウバチ、ジガバチ、ドロバチ等;
直翅目害虫:ケラ類、バッタ類等;
シラミ目害虫:コロモジラミ(Pediculus humanus corporis)、ケジラミ (Phthirus pubis)、ウシジラミ(Haematopinus eurysternus)、ヒツジジラミ(Dalmalinia ovis)等;
シロアリ目害虫:ヤマトシロアリ(Reticulitermes speratus)、イエシロアリ(Coptotermes formosanus)、イースタンサブテラニアンターマイト(Reticulitermes flavipes)、ウエスタンサブテラニアンターマイト(Reticulitermes hesperus)、ダークサザンサブテラニアンターマイト(Reticulitermes virginicus)、アリッドランドサブテラニアンターマイト(Reticulitermes tibialis)、デザートサブテラニアンターマイト(Heterotermes aureus)等のサブテラニアンターマイト類、アメリカカンザイシロアリ(Incisitermes minor)等のドライウッドターマイト類、およびネバダダンプウッドターマイト(Zootermopsis nevadensis)等のダンプウッドターマイト類等;
ダニ目害虫:ナミハダニ(Tetranychus urticae)、カンザワハダニ(Tetranychus kanzawai)、ミカンハダニ(Panonychus citri)、リンゴハダニ(Panonychus ulmi)、オリゴニカス属等のハダニ類、ミカンサビダニ(Aculops pelekassi)、リンゴサビダニ(Aculus schlechtendali)等のフシダニ類、チャノホコリダニ(Polyphagotarsonemus latus)等のホコリダニ類、ヒメハダニ類、ケナガハダニ類、フタトゲチマダニ(Haemaphysalis longicornis)、キチマダニ(Haemaphysalis flava)、アメリカンドッグチック(Dermacentor variabilis)、ヤマトマダニ(Ixodes ovatus)、シュルツマダニ(Ixodes persulcatus) 、ブラックレッグドチック(Ixodes scapularis)、オウシマダニ(Boophilus microplus)、ローンスターチック(Amblyomma americanum)、クリイロコイタマダニ(Rhipicephalus sanguineus)等のマダニ類、ケナガコナダニ(Tyrophagus putrescentiae)等のコナダニ類、コナヒョウヒダニ(Dermatophagoides farinae)、ヤケヒョウヒダニ(Dermatophagoides ptrenyssnus)等のヒョウヒダニ類、ホソツメダニ(Cheyletus eruditus)、クワガタツメダニ(Cheyletus malaccensis)、ミナミツメダニ(Cheyletus moorei)等のツメダニ類、イエダニ(Ornithonyssus bacoti)、トリサシダニ(Ornithonyssus sylvairum)、ワクモ(Dermanyssus gallinae)等のワクモ類、アオツツガムシ(Leptotrombidium akamushi)等のツツガムシ類等;
クモ類:カバキコマチグモ、セアカゴケグモ、ジョロウグモ、ゴミグモ、コガネグモ、ナガコガネグモ、オニグモ、クサグモ、ウヅキコモリグモ、イオウイロハシリグモ、ネコハエトリ、オオヒメグモ、シモフリイオグモ、ハエトリグモ、アシダカグモ等;
唇脚綱類:ゲジ(Thereuonema hilgendorfi)、トビスムカデ(Scolopendra subspinipes)、アオズムカデ、セスジアカムカデ、イッスンムカデ等のムカデ類等;
倍脚綱類:ヤケヤスデ(Oxidus gracilis)、アカヤスデ(Nedyopus tambanus)、オビババヤスデ、キシャヤスデ、ニクイロババヤスデ、ヒガシオビヤスデ等のヤスデ類等;
等脚目類:ホソワラジムシ、ワラジムシ等のワラジムシ類、オカダンゴムシ等のダンゴムシ類、フナムシ等のフナムシ類等;
腹足綱類:チャコウラナメクジ(Limax marginatus)、キイロコウラナメクジ(Limax flavus)等。
(1)本発明化合物を、固体担体、液体担体、ガス状担体、餌等と混合し、必要に応じて界面活性剤その他の製剤用補助剤を添加・加工する方法。
(2)本発明化合物を、有効成分を含有していない基材に含浸する方法。
(3)本発明化合物及び基材を混合した後に成形加工する方法。
これらの製剤には、製剤形態にもよるが、通常、本発明化合物を重量比で0.001〜98%含有する。
殺虫電気マットの基材としては、例えばコットンリンターを板状に固めたもの、及びコットンリンターとパルプとの混合物のフィリブルを板状に固めたものが挙げられる。
自己燃焼型燻煙剤の基材としては、例えば、硝酸塩、亜硝酸塩、グアニジン塩、塩素酸カリウム、ニトロセルロース、エチルセルロース、木粉等の燃焼発熱剤、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、重クロム酸塩、クロム酸塩等の熱分解刺激剤、硝酸カリウム等の酸素供給剤、メラミン、小麦デンプン等の支燃剤、珪藻土等の増量剤及び合成糊料等の結合剤が挙げられる。
本発明の有害生物防除剤の施用方法としては、例えば以下の方法が挙げられ、本発明の有害生物防除剤の形態、使用場所等に応じて適宜選択できる。
(1)本発明の有害生物防除剤をそのまま有害生物又は有害生物の生息場所に処理する方法。
(2)本発明の有害生物防除剤を水等の溶媒で希釈した後に、有害生物又は有害生物の生息場所に散布処理する方法。
この場合には、通常、乳剤、水和剤、フロアブル剤、マイクロカプセル製剤等に製剤化された本発明の有害生物防除剤を本発明化合物の濃度が0.1〜10000ppmとなるように希釈する。
(3)本発明の有害生物防除剤を有害生物の生息場所で加熱し、有効成分を揮散させる方法。
この場合、本発明化合物の施用量、施用濃度はいずれも本発明の有害生物防除剤の形態、施用時期、施用場所、施用方法、有害生物の種類、被害状況等に応じて適宜定めることができる。
本発明の有害生物防除剤を防疫用として施用する空間としては、例えばクローゼット、押入れ、和ダンス、食器棚、トイレ、浴場、物置、居間、食堂、倉庫、車内等が挙げられ、さらに野外の開放空間で施用することもできる。
農作物:トウモロコシ、イネ、コムギ、オオムギ、ライムギ、エンバク、ソルガム、ワタ、ダイズ、ピーナッツ、ソバ、テンサイ、ナタネ、ヒマワリ、サトウキビ、タバコ等。
野菜;ナス科野菜(ナス、トマト、ピーマン、トウガラシ、ジャガイモ等)、ウリ科野菜(キュウリ、カボチャ、ズッキーニ、スイカ、メロン等)、アブラナ科野菜(ダイコン、カブ、セイヨウワサビ、コールラビ、ハクサイ、キャベツ、カラシナ、ブロッコリー、カリフラワー等)、キク科野菜(ゴボウ、シュンギク、アーティチョーク、レタス等)、ユリ科野菜(ネギ、タマネギ、ニンニク、アスパラガス等)、セリ科野菜(ニンジン、パセリ、セロリ、アメリカボウフウ等)、アカザ科野菜(ホウレンソウ、フダンソウ等)、シソ科野菜(シソ、ミント、バジル等)、イチゴ、サツマイモ、ヤマノイモ、サトイモ等。
果樹:仁果類(リンゴ、セイヨウナシ、ニホンナシ、カリン、マルメロ等)、核果類(モモ、スモモ、ネクタリン、ウメ、オウトウ、アンズ、プルーン等)、カンキツ類(ウンシュウミカン、オレンジ、レモン、ライム、グレープフルーツ等)、堅果類(クリ、クルミ、ハシバミ、アーモンド、ピスタチオ、カシューナッツ、マカダミアナッツ等)、液果類(ブルーベリー、クランベリー、ブラックベリー、ラズベリー等)、ブドウ、カキ、オリーブ、ビワ、バナナ、コーヒー、ナツメヤシ、ココヤシ、アブラヤシ等。
果樹以外の樹木:チャ、クワ、花木類(サツキ、ツバキ、アジサイ、サザンカ、シキミ、サクラ、ユリノキ、サルスベリ、キンモクセイ等)、街路樹(トネリコ、カバノキ、ハナミズキ、ユーカリ、イチョウ、ライラック、カエデ、カシ、ポプラ、ハナズオウ、フウ、プラタナス、ケヤキ、クロベ、モミノキ、ツガ、ネズ、マツ、トウヒ、イチイ、ニレ、トチノキ等)、サンゴジュ、イヌマキ、スギ、ヒノキ、クロトン、マサキ、カナメモチ、等。
芝生:シバ類(ノシバ、コウライシバ等)、バミューダグラス類(ギョウギシバ等)、ベントグラス類(コヌカグサ、ハイコヌカグサ、イトコヌカグサ等)、ブルーグラス類(ナガハグサ、オオスズメノカタビラ等)、フェスク類(オニウシノケグサ、イトウシノケグサ、ハイウシノケグサ等)、ライグラス類(ネズミムギ、 ホソムギ等)、カモガヤ、オオアワガエリ等。
その他:花卉類(バラ、カーネーション、キク、トルコギキョウ、カスミソウ、ガーベラ、マリーゴールド、サルビア、ペチュニア、バーベナ、チューリップ、アスター、リンドウ、ユリ、パンジー、シクラメン、ラン、スズラン、ラベンダー、ストック、ハボタン、プリムラ、ポインセチア、グラジオラス、カトレア、デージー、シンビジューム、ベゴニア等)、バイオ燃料植物(ヤトロファ、ベニバナ、アマナズナ類、スイッチグラス、ミスカンサス、クサヨシ、ダンチク、ケナフ、キャッサバ、ヤナギ等)、観葉植物等。
(1)合成ピレスロイド化合物
アクリナトリン(acrinathrin)、アレスリン(allethrin)、ベータ−シフルトリン(beta−cyfluthrin)、ビフェントリン(bifenthrin)、シクロプロトリン(cycloprothrin)、シフルトリン(cyfluthrin)、シハロトリン(cyhalothrin)、シペルメトリン(cypermethrin)、エンペントリン(empenthrin)、デルタメトリン(deltamethrin)、エスフェンバレレート(esfenvalerate)、エトフェンプロックス(ethofenprox)、フェンプロパトリン(fenpropathrin)、フェンバレレート(fenvalerate)、フルシトリネート(flucythrinate)、フルフェンプロックス(flufenoprox)、フルメトリン(flumethrin)、フルバリネート(fluvalinate)、ハルフェンプロックス(halfenprox)、イミプロトリン(imiprothrin)、ペルメトリン(permethrin)、プラレトリン(prallethrin)、ピレトリン(pyrethrins)、レスメトリン(resmethrin)、シグマ−サイパーメトリン(sigma−cypermethrin)、シラフルオフェン(silafluofen)、テフルトリン(tefluthrin)、トラロメトリン(tralomethrin)、トランスフルトリン(transfluthrin)、テトラメトリン(tetramethrin)、フェノトリン(phenothrin)、シフェノトリン(cyphenothrin)、アルファシペルメトリン(alpha−cypermethrin)、ゼータシペルメトリン(zeta−cypermethrin)、ラムダシハロトリン(lambda−cyhalothrin)、ガンマシハロトリン(gamma−cyhalothrin)、フラメトリン(furamethrin)、タウフルバリネート(tau−fluvalinate)、メトフルトリン(metofluthrin)、2,3,5,6−テトラフルオロ−4−メチルベンジル=2,2−ジメチル−3−(1−プロペニル)シクロプロパンカルボキシレート、2,3,5,6−テトラフルオロ−4−(メトキシメチル)ベンジル=2,2−ジメチル−3−(2−メチル−1−プロペニル)シクロプロパンカルボキシレート、2,3,5,6−テトラフルオロ−4−(メトキシメチル)ベンジル=2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレート等;
(2)有機リン化合物
アセフェート(acephate)、りん化アルミニウム(Aluminium phosphide)、ブタチオホス(butathiofos)、キャドサホス(cadusafos)、クロルエトキシホス(chlorethoxyfos)、クロルフェンビンホス(ch1orfenvinphos)、クロルピリホス(chlorpyrifos)、クロルピリホスメチル(chlorpyrifos−methyl)、シアノホス(cyanophos:CYAP)、ダイアジノン(diazinon)、DCIP(dichlorodiisopropyl ether)、ジクロフェンチオン(dichlofenthion:ECP)、ジクロルボス(dichlorvos:DDVP)、ジメトエート(dimethoate)、ジメチルビンホス(dimethylvinphos)、ジスルホトン(disulfoton)、EPN、エチオン(ethion)、エトプロホス(ethoprophos)、エトリムホス(etrimfos)、フェンチオン(fenthion:MPP)、フエニトロチオン(fenitrothion:MEP)、ホスチアゼート(fosthiazate)、ホルモチオン(formothion)、りん化水素(Hydrogen phosphide)、イソフェンホス(isofenphos)、イソキサチオン(isoxathion)、マラチオン(malathion)、メスルフェンホス(mesulfenfos)、メチダチオン(methidathion:DMTP)、モノクロトホス(monocrotophos)、ナレッド(naled:BRP)、オキシデプロホス(oxydeprofos:ESP)、パラチオン(parathion)、ホサロン(phosalone)、ホスメット(phosmet:PMP)、ピリミホスメチル(pirimiphos−methy1)、ピリダフェンチオン(pyridafenthion)、キナルホス(quinalphos)、フェントエート(phenthoate:PAP)、プロフェノホス(profenofos)、プロパホス(propaphos)、プロチオホス(prothiofos)、ピラクロホス(pyraclorfos)、サリチオン(salithion)、スルプロホス(sulprofos)、テブピリムホス(tebupirimfos)、テメホス(temephos)、テトラクロルビンホス(tetrach1orvinphos)、テルブホス(terbufos)、チオメトン(thiometon)、トリクロルホン(trichlorphon:DEP)、バミドチオン(vamidothion)、フォレート(phorate)、カズサホス(cadusafos)等;(3)カーバメート化合物
アラニカルブ(alanycarb)、ベンダイオカルブ(bendiocarb)、ベンフラカルブ(benfuracarb)、BPMC、カルバリル(carbary1)、カルボフラン(carbofuran)、カルボスルファン(carbosulfan)、クロエトカルブ(cloethocarb)、エチオフェンカルブ(ethiofencarb)、フェノブカルブ(fenobucarb)、フェノチオカルブ(fenothiocarb)、フェノキシカルブ(fenoxycarb)、フラチオカルブ(furathiocarb)、イソプロカルブ(isoprocarb:MIPC)、メトルカルブ(metolcarb)、 メソミル(methomyl)、メチオカルブ(methiocarb)、NAC、オキサミル(oxamyl)、ピリミカーブ(pirimicarb)、プロポキスル(propoxur:PHC)、XMC、チオジカルブ(thiodicarb)、 キシリルカルブ(xylylcarb)、アルジカルブ(aldicarb)等;
(4)ネライストキシン化合物
カルタップ(cartap)、ベンスルタップ(bensu1tap)、チオシクラム(thiocyclam)、モノスルタップ(monosultap)、ビスルタップ(bisultap)等;
(5)ネオニコチノイド化合物
イミダクロプリド(imidac1oprid)、ニテンピラム(nitenpyram)、アセタミプリド(acetamiprid)、チアメトキサム(thiamethoxam)、チアクロプリド(thiacloprid)、ジノテフラン(dinotefuran)、クロチアニジン(clothianidin)等;
(6)ベンゾイル尿素化合物
クロルフルアズロン(chlorfluazuron)、ビストリフルロン(bistrifluron)、ジアフェンチウロン(diafenthiuron)、ジフルベンズロン(diflubenzuron)、フルアズロン(fluazuron)、フルシクロクスロン(flucycloxuron)、フルフェノクスロン(flufenoxuron)、ヘキサフルムロン(hexaflumuron)、ルフェヌロン(lufenuron)、ノバルロン(novaluron)、ノビフルムロン(noviflumuron)、テフルベンズロン(teflubenzuron)、トリフルムロン(triflumuron)、トリアズロン(triazuron)等;
(7)フェニルピラゾール化合物
アセトプロール(acetoprole)、エチプロール(ethiprole)、フィプロニル(fiproni1)、バニリプロール(vaniliprole)、ピリプロール(pyriprole)、ピラフルプロール(pyrafluprole)等;
(8)Btトキシン殺虫剤
バチルス・チューリンゲンシス菌由来の生芽胞および産生結晶毒素、並びにそれらの混合物;
(9)ヒドラジン化合物
クロマフェノジド(chromafenozide)、ハロフェノジド(halofenozide)、メトキシフェノジド(methoxyfenozide)、テブフェノジド(tebufenozide)等;
(10)有機塩素化合物
アルドリン(aldrin)、ディルドリン(dieldrin)、ジエノクロル(dienochlor)、エンドスルファン(endosulfan)、メトキシクロル(methoxychlor)等;
(11)天然系殺虫剤
マシン油(machine oil)、硫酸ニコチン(nicotine−sulfate);
(12)その他の殺虫剤
アベルメクチン(avermectin−B)、ブロモプロピレート(bromopropylate)、ブプロフェジン(buprofezin)、クロルフェナピル(chlorphenapyr)、シロマジン(cyromazine)、D−D(1,3−Dichloropropene)、エマメクチンベンゾエート(emamectin−benzoate)、フェナザキン(fenazaquin)、フルピラゾホス(flupyrazofos)、ハイドロプレン(hydroprene)、メトプレン(methoprene)、インドキサカルブ(indoxacarb)、メトキサジアゾン(metoxadiazone)、ミルベマイシンA(milbemycin−A)、ピメトロジン(pymetrozine)、ピリダリル(pyridalyl)、ピリプロキシフェン(pyriproxyfen)、スピノサッド(spinosad)、スルフラミド(sulfluramid)、トルフェンピラド(tolfenpyrad)、トリアゼメイト(triazamate)、フルベンジアミド(flubendiamide)、レピメクチン(lepimectin)、亜ひ酸(Arsenic acid)、ベンクロチアズ(benclothiaz)、石灰窒素(Calcium cyanamide)、石灰硫黄合剤(Calcium polysulfide)、クロルデン(chlordane)、DDT、DSP、フルフェネリウム(flufenerim)、フロニカミド(flonicamid)、フルリムフェン(flurimfen)、ホルメタネート(formetanate)、メタム・アンモニウム(metam−ammonium)、メタム・ナトリウム(metam−sodium)、臭化メチル(Methyl bromide)、オレイン酸カリウム(Potassium oleate)、プロトリフェンビュート(protrifenbute)、スピロメシフェン(spiromesifen)、硫黄(Sulfur)、メタフルミゾン(metaflumizone)、スピロテトラマット(spirotetramat)、ピリフルキナゾン(pyrifluquinazone)、スピネトラム(spinetoram)、クロラントラニリプロール(chlorantraniliprole)、トラロピリル(tralopyril)等が挙げられる。
4−メトキシメチル−2,3,5,6−テトラフルオロベンジルアルコール(594mg,2.65mmol)及び(1R)−トランス−3−[(1Z)−2−シアノ−1,3−ブタジエニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸(478mg,2.50mmol)のクロロホルム溶液(10mL)に、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド ハイドロクロライド(516mg,2.70mmol)、4−ジメチルアミノピリジン(15mg)を加えた。室温で3時間攪拌した後、反応液に水を注加し、これを酢酸エチルで抽出した。該有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧条件下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、下記式
で示される4−メトキシメチル−2,3,5,6−テトラフルオロベンジル=(1R)−トランス−3−[(1Z)−2−シアノ−1,3−ブタジエニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(以下、本発明化合物(1)と記す。)771mgを得た。
4−メトキシメチル−2,3,5,6−テトラフルオロベンジルアルコール(560mg,2.50mmol)をテトラヒドロフラン(10mL)に溶かし、ピリジン0.35mLを加えた。ここに氷冷下で、(1R)−トランス−3−[(1Z,3E)−2−シアノ−1,3−ペンタジエニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸クロリド(Z/E=85/15)(570mg,2.55mmol)のテトラヒドロフラン溶液(5mL)を加えた。室温で12時間攪拌した後、反応液に水を注加し、これを酢酸エチルで抽出した。該有機層を5%塩酸、飽和重曹水、飽和食塩水で順次洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧条件下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、下記式
で示される4−メトキシメチル−2,3,5,6−テトラフルオロベンジル=(1R)−トランス−3−[(1Z,3E)−2−シアノ−1,3−ペンタジエニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(以下、本発明化合物(3)と記す。)760mgを得た。
で示される4−メトキシ−2,3,5,6−テトラフルオロベンジル=(1R)−トランス−3−[(1Z,3E)−2−シアノ−1,3−ペンタジエニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート。
で示される4−(2−プロピニル)−2,3,5,6−テトラフルオロベンジル=(1R)−トランス−3−((1Z,3E)−2−シアノ−1,3−ペンタジエニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート。
で示される4−メチルチオメチル−2,3,5,6−テトラフルオロベンジル=(1R)−トランス−3−[(1Z,3E)−2−シアノ−1,3−ペンタジエニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート。
で示される4−(2−プロペニル)−2,3,5,6−テトラフルオロベンジル=(1R)−トランス−3−[(1Z,3E)−2−シアノ−1,3−ペンタジエニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート。
メチル=(1R)−トランス−3−ホルミル−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(2.53g、16.2mmol)、3−ペンテノニトリル(1.90g、23.5mmol)及び無水炭酸カリウム(3.22g、23.3mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド30mLに加え、室温で24時間攪拌した。反応液を氷水100mLに加え、酢酸エチル各々100mLで2回抽出した。得られた酢酸エチル層を合わせ、飽和食塩水50mLで1回洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧条件下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、下記式
で示されるメチル=(1R)−トランス−3−[(1Z,3E)−2−シアノ−1,3−ペンタジエニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート0.94gを得た。
無色液体:1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.22(s,3H)、1.35(s,3H)、1.75(d,1H,J = 5.2 Hz)、1.82(d,3H,J = 5.2 Hz)、2.5(m,1H,J = 10.0,5.2 Hz)、3.7(s、3H),5.82(d,1H,J = 10.0 Hz)、5.96(d,1H,J = 16.8 Hz)、6.10(m,1H)
メチル=(1R)−トランス−3−[(1Z,3E)−2−シアノ−1,3−ペンタジエニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(502mg、2.29mmol)をメタノール3mLおよび水1mLの混合液に溶かした後、水酸化カリウム(300mg、5.36mmol)を加え、室温で24時間攪拌した。反応液を氷水20mLに加え、酢酸エチル20mLで抽出した。得られた水層に、pH2となるまで5%塩酸を加えた後、酢酸エチル30mLで抽出した。酢酸エチル層を、飽和食塩水20mLで2回洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧条件下に濃縮し、下記式
で示される(1R)−トランス−3−[(1Z,3E)−2−シアノ−1,3−ペンタジエニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸452mgを得た。
無色液体:1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.23(s,3H)、1.38(s,3H)、1.76(d,1H,J = 5.2 Hz)、1.82(d,3H,J = 6.4 Hz)、2.54(dd,1H,J = 10.0,5.2 Hz)、5.82(d,1H,J = 10.0 Hz)、5.97(d,1H,J = 15.6 Hz)、6.11(m,1H)
メチル=(1R)−トランス−3−ホルミル−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(2.53g、16.2mmol)、3−ブテノニトリル(3.62g、54.0mmol)、無水炭酸カリウム(3.22g、23.3mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド30mLに加え、室温で24時間攪拌した。反応液を氷水100mLに加え、酢酸エチル各々100mLで2回抽出した。酢酸エチル層を合わせ、飽和食塩水50mLで1回洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧条件下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、下記式
で示されるメチル=(1R)−トランス−3−[(1Z)−2−シアノ−1,3−ブタジエニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート0.37gを得た。
無色液体:1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.24(s,3H)、1.35(s,3H)、1.81(d,1H,J = 5.2 Hz)、2.54(dd,1H,J = 10.4,5.2 Hz)、3.71(s、3H),5.30(d,1H,J = 10.8 Hz)、5.61(d,1H,J = 17.2 Hz)、5.98(d、1H,10.4 Hz)、6.26(dd,1H、J = 10.4,17.2 Hz)
メチル=(1R)−トランス−3−[(1Z)−2−シアノ−1,3−ブタジエニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(483mg、2.36mmol)をテトラヒドロフラン3mLおよび水1mLの混合液に溶かした後、水酸化カリウム(215mg、3.84mmol)を加え、室温で24時間攪拌した。反応液を氷水20mLに加え、酢酸エチル20mLで抽出した。得られた水層に、pH2となるまで5%塩酸を加えた後、酢酸エチル30mLで抽出した。酢酸エチル層を、飽和食塩水20mLで2回洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧条件下に濃縮し、下記式
で示される(1R)−トランス−3−[(1Z)−2−シアノ−1,3−ブタジエニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸440mgを得た。
無色液体:1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.25(s,3H)、1.38(s,3H)、1.82(d,1H,J = 5.2 Hz)、2.56(dd,1H,J = 10.4,5.2 Hz)、5.32(d,1H,J = 10.8 Hz)、5.62(d,1H,J = 17.2 Hz)、6.01(d、1H,10.4 Hz)、6.25(dd,1H、J = 10.4,17.2 Hz)
(1R)−トランス−3−[(1Z)−2−シアノ−1,3−ブタジエニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸(440mg、2.30mmol)をテトラヒドロフラン3mLに溶かした後、塩化チオニル(301mg、2.53mmol)、N,N−ジメチルホルムアミド10mgを加え、室温で1時間、さらに60℃で3時間攪拌した。反応液を減圧条件下に濃縮し、下記式
で示される(1R)−トランス−3−[(1Z)−2−シアノ−1,3−ブタジエニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸クロリド460mgを淡黄色液体で得た。
本発明化合物(1)〜(2)の各々20部をキシレン 65部に溶解し、ソルポール3005X(東邦化学登録商標) 15部を加え、よく攪拌混合して、乳剤を得る。
本発明化合物(1)〜(2)の各々40部にソルポール3005X 5部を加え、良く混合してカープレックス#80(合成含水酸化珪素、塩野義製薬登録商標) 32部及び300メッシュ珪藻土 23部を加え、ジュースミキサーで攪拌混合して、水和剤を得る。
本発明化合物(1)〜(2)の各々1.5部、トクシールGUN(合成含水酸化珪素、株式会社トクヤマ製) 1部、リアックス85A(リグニンスルホン酸ナトリウム、West vaco chemicals社製) 2部、ベントナイト富士(ベントナイト、ホウジュン社製) 30部及び勝光山Aクレー(カオリンクレー、勝光山鉱業所社製) 65.5部をよく粉砕混合し、水を加えてよく練り合わせた後、押出し造粒機で造粒し、乾燥して、1.5%粒剤を得る。
本発明化合物(1)〜(2)の各々10部、フェニルキシリルエタン 10部及びスミジュールL−75(トリレンジイソシアネート、住友バイエルウレタン社製) 0.5部を混合した後、アラビアガムの10%水溶液 20部中に加え、ホモミキサーで攪拌して、平均粒径20μmのエマルジョンを得る。ここにエチレングリコール 2部を加え、さらに60℃の温浴中で24時間攪拌してマイクロカプセルスラリーを得る。一方、ザンサンガム 0.2部及びビーガムR(アルミニウムマグネシウムシリケート、三洋化成製) 1.0部をイオン交換水 56.3部に分散させて増粘剤溶液を得る。上記マイクロカプセルスラリー 42.5部及び増粘剤溶液 57.5部を混合して、マイクロカプセル剤を得る。
本発明化合物(1)〜(2)の各々10部とフェニルキシリルエタン 10部とを混合した後、ポリエチレングリコールの10%水溶液 20部中に加え、ホモミキサーで攪拌して、平均粒径3μmのエマルジョンを得る。一方、ザンサンガム 0.2部及びビーガムR(アルミニウムマグネシウムシリケート、三洋化成製) 1.0部をイオン交換水 58.8部に分散させて増粘剤溶液を得る。上記エマルジョン溶液 40部及び増粘剤溶液 60部を混合してフロアブル剤を得る。
本発明化合物(1)〜(2)の各々5部をカープレックス#80(合成含水酸化珪素微粉末、塩野義製薬登録商標) 3部、PAP(モノイソプロピルホスフェートとジイソプロピルホスフェートとの混合物) 0.3部及びタルク(300メッシュ) 91.7部を加え、ジュースミキサーで攪拌混合し、粉剤を得る。
本発明化合物(1)〜(2)の各々0.1部をジクロロメタン 10部に溶解し、これを脱臭灯油 89.9部に混合して、油剤を得る。
本発明化合物(1)〜(2)の各々0.1部及び脱臭灯油 39.9部を混合溶解し、エアゾール容器に充填し、バルブ部分を取付けた後、該バルブ部分を通じて噴射剤(液化石油ガス) 60部を加圧充填して、油性エアゾールを得る。
本発明化合物(1)〜(2)の各々0.6部、キシレン 5部、脱臭灯油 3.4部及びレオドールMO−60 (乳化剤、花王株式会社登録商標)1部を混合溶解したものと、水 50部とをエアゾール容器に充填し、バルブ部分を通じて噴射剤(液化石油ガス) 40部を加圧充填して、水性エアゾールを得る。
本発明化合物(1)〜(2)の各々0.3gをアセトン20mlに溶解し、これと線香用基材(タブ粉:粕粉:木粉=4:3:3の割合で混合したもの) 99.7gとを均一に攪拌混合した後、水 100mlを加え、十分練り合わせたものを成型乾燥し、殺虫線香を得る。
本発明化合物(1)〜(2)の各々0.8g及びピペロニルブトキシド 0.4gにアセトンを加えて溶解し、全部で10mlとする。この溶液 0.5mlを2.5cm×1.5cm、厚さ0.3cmの電気殺虫マット用基材(コットンリンターとパルプの混合物のフィリブルを板状に固めたもの)に均一に含浸させて、電気殺虫マット剤を得る。
本発明化合物(1)〜(2)の各々3部を脱臭灯油 97部に溶解して得られる液剤を塩化ビニル製容器に入れ、上部をヒーターで加熱できるようにした吸液芯(無機粉体をバインダーで固め、焼結したもの)を挿入することにより、吸液芯型加熱蒸散装置に用いるパーツを得る。
本発明化合物(1)〜(2)の各々100mgを適量のアセトンに溶解し、4.0cm×4.0cm、厚さ1.2cmの多孔セラミック板に含浸させて、加熱燻煙剤を得る。
本発明化合物(1)〜(2)の各々100μgを適量のアセトンに溶解し、2cm×2cm、厚さ0.3mmの濾紙に均一に塗布した後、アセトンを風乾して、常温揮散剤を得る。
本発明化合物(1)〜(2)の各々10部、ポリオキシエチレンアルキルエーテルサルフェートアンモニウム塩50部を含むホワイトカーボン35部、及び水55部を混合し、湿式粉砕法で微粉砕することにより、10%フロアブル剤を得る。
前記製造例にて製造した本発明化合物(1)及び(2)の各々0.00625部をジクロロメタン10部に溶解し、これをイソパラフィン溶剤(アイソパーM、エクソン化学登録商標名)89.99375部に混合して、0.00625%(w/v)油剤を調製した。
その結果を、表1に示す。
Claims (8)
- 式(1)において、R1がC1−C4アルコキシメチル基である請求項1記載のエステル化合物。
- 式(1)において、R1がメトキシメチル基である請求項1記載のエステル化合物。
- 式(1)において、R2が水素原子であり、R3及びR4が同一または相異なり、水素原子またはメチル基である請求項1〜3いずれか一項記載のエステル化合物。
- 式(1)において、R2が水素原子であり、R3がメチル基であり、R4が水素原子である請求項1〜3いずれか一項記載のエステル化合物。
- 式(1)において、R2、R3及びR4が水素原子である請求項1〜3いずれか一項記載のエステル化合物。
- 請求項1〜6いずれか一項記載のエステル化合物を有効成分として含有する有害生物防除剤。
- 請求項1〜6いずれか一項記載のエステル化合物の有効量を有害生物又は有害生物の生息場所に施用する有害生物の防除方法。
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