JP5757694B2 - 搬送装置、搬送方法、搬送プログラム、分析装置、分析方法、および試料分析プログラム - Google Patents
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ルされることを可及的に回避することができる。仮に両タイミングが衝突したとしても、この意図的なばらつきにより、衝突の発生を一時的なものとすることができる。
容器側から、該搬送方向とは逆方向で隣接する別の搬送容器側へ、その試料の採取位置を変更する形態が挙げられる。この場合、第二採取部への試料搬送は行えないものの、第一採取部によって周期的な試料採取を行うことが可能であるため、スループットの低下を防止することができる。
に、一連の分析のスループットの低下を回避し、良好な状態を維持することが可能となる。また、上記搬送装置について開示した技術的思想は、同様に本発明に係る搬送プログラムにも適用可能である。また、上記プログラムを記録する記録媒体であってコンピュータに読取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に属する。
処理のために前記試料容器から前記試料を採取する第一採取ステップと、前記搬送方向において前記第一採取ステップでの試料採取位置より下流側で、第二の分析処理のために前記試料容器から前記試料を採取する第二採取ステップと、前記容器搭載部上の試料容器を前記第一採取ステップでの採取位置から前記第二採取ステップでの採取位置へ搬送する搬送ステップと、前記搬送ステップでの搬送が可能か否かを判定する搬送判定ステップと、前記第一採取ステップでの試料採取と前記第二採取ステップでの試料採取のうち一方の試料採取は前記試料容器から試料を所定の周期で採取する周期的採取であって、該周期的採取の実行を、前記搬送判定ステップでの判定結果に基づいて制御する採取制御ステップと、前記搬送ステップでの搬送のタイミングを、前記周期的採取のタイミングに対して非同期となるように制御する搬送タイミング制御ステップと、を実行せしめる。
図1は、試料の所定の分析を行う分析システムSの概略構成を示す図であり、図2は、分析システムSの上面図である。また、図3は、分析システムSで行われる、分析のため
の試料の採取に関連するシステム構成要素の動作状態を示す図である。図1および図2に示すように、分析システムSは、1つの筐体1内に収容されて集約された第一および第二の分析装置A1およびA2と、試料容器としての複数の採尿管30を試料ラック3で支持した状態で分析装置間で搬送するための搬送装置2と、を有している。本実施例では、試料ラック3には8本の採尿管30が直線状に配列されている。
れており、分析システムSは、この識別コード31を読み取るためのバーコードリーダ71を備えている。このバーコードリーダ71によって読み取られた個体識別データは、各採尿管の個体を識別するためのデータであり、読み取られた後には分析システムS内の制御部61に送信され、第一および第二の分析装置A1およびA2において尿Bの分析処理結果のデータと関連付けられる参照データとして利用される。さらに、個体識別データは、分析装置A1、A2間の採尿管30の搬送を担う搬送装置2の制御部である搬送制御部70にも送信される。なお、図3に示した第一の分析装置A1の制御部61は、第二の分析装置A2における各種のデータ処理や動作制御をも実行するものとして共用させることが可能であり、このことにより第二の分析装置A2には固有の制御部を具備させない構成とすることも可能である。
<搬送装置の構成>
ここで搬送装置2は、最大で8本の採尿管30を試料ラック3に起立保持させた状態で第一の分析装置A1から第二の分析装置A2へ搬送するものであり、これにより試料を各分析装置での分析処理に供させることが可能となる。搬送装置2は、筐体1の前面下部に連結されたフレーム20、このフレーム20の上面部20a上に位置する3組の循環駆動自在なベルト21a、21b、および水平方向に移動自在な2つのレバー22aおよび22b(図2を参照)を備えている。搬送装置2においては、符号n1で示す位置に試料ラック3を供給すると、この試料ラック3は、ベルト21aによって矢印N1方向に搬送された後に、レバー22aによって矢印N2方向に押されて搬送される。なお、後述するように、この矢印N2方向への移動過程において、採尿管30に収容されている尿Bは、各分析装置内へと採取されることになる。次いで、試料ラック3は、ベルト21bによって矢印N3方向に搬送される。
端部との距離はΔL/2となっており、したがって、試料ラック3の搬送方向に沿ったその長さは8Lとなる。また、試料ラック3の下部の分析用搬送経路の床面に対向する位置であって、試料ラック3の左右端部と隣接する採尿管30同士の間にリブ部6が等間隔で設けられている。図4からも分かるように、この隣接するリブ部6の間隔は、採尿管30同士の間隔と同じΔLである。
とができる。
の点を踏まえると、図5Aに示す状態では、二番目の第一分析処理が終わったタイミングから、二番目の第二分析処理が開始されるまでの期間(図中矢印で示される期間)が、試料ラック3の搬送が可能となる候補期間として特定される。この候補期間中に、試料ラック3をレバー22aによって押すことでその搬送が行われる。
るかもしくは変更の余地が無いことから搬送要求が出されるものとする。なお、試料ラック3を可能な限り第二分析装置A2側に搬送することを前提とし、搬送要求は常に存在しているものとして、S102の処理は実質的に搬送制御から外しても構わない。S102で肯定判定されるとS103へ進み、否定判定されると本制御を終了する。
判定されるとS203へ進み、否定判定されるとS201以降の処理が繰り返される。
ーブル上に搭載してもよい。この場合、回転テーブルの回転により、その上の採尿管が第一分析装置A1の試料採取位置から、第二分析装置A2の試料採取位置に搬送される構成となり、その搬送に係る制御に、図6、図7に開示した搬送制御および搬送タイミング制御を実質的に適用することが可能である。
本発明は、上述の通り、その実施形態に搬送制御および搬送タイミング制御を行うコンピュータプログラムを含む。さらには、これらのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録させた媒体も、本発明の範疇に属する。当該プログラムが記録された記録媒体については、コンピュータに、この記録媒体のプログラムを読み込ませて実行させることにより、上記搬送制御および搬送タイミング制御が可能となる。
2・・・・搬送装置
3・・・・試料ラック
4A・・・・第一のノズル
4B・・・・第二のノズル
22a、22b・・・・レバー
24・・・・駆動モータ
30・・・・採尿管
63・・・・操作スイッチ
64・・・・ディスプレイ
70・・・・搬送制御部
74・・・・通過センサ
A1・・・・第一の分析装置
A2・・・・第二の分析装置
Claims (36)
- 分析の対象である試料を収容する複数の試料容器を容器搭載部に搭載した状態で、搬送方向において上流側に位置し且つ第一の分析処理のために前記試料容器から試料を採取する第一採取部から、該搬送方向において該第一採取部の下流側に位置し且つ第二の分析処理のために該試料容器から試料を採取する第二採取部へ搬送する搬送装置であって、
前記第一採取部と前記第二採取部のうち一方の採取部は前記試料容器からの試料採取を所定の周期で実行する周期的採取部であり、
前記搬送装置は、
前記容器搭載部上の試料容器を前記第一採取部側から前記第二採取部側へ搬送する搬送部と、
前記搬送部による搬送が可能か否かを判定する搬送判定部と、
前記搬送部が前記容器搭載部を、前記第二採取部側から前記第一採取部側へ戻すことなく、前記搬送判定部の判定結果に基づいて実行される、前記周期的採取部の前記所定の周期での試料採取のタイミングに対して、前記搬送部による搬送のタイミングを非同期となるように制御する搬送タイミング制御部と、
を備える、搬送装置。 - 前記搬送判定部によって前記搬送部による搬送が可能でないと判定されると、前記周期的採取部による前記所定の周期での試料採取が回避され、該搬送が優先して行われる、
請求項1に記載の搬送装置。 - 前記第一採取部による試料採取の位置と前記第二採取部による試料採取の位置との間の採取位置間距離は、前記容器搭載部での前記搬送方向における試料容器間の最大距離以下である、
請求項1又は請求項2に記載の搬送装置。 - 前記搬送タイミング制御部は、前記搬送判定部によって搬送の可否を判定する所定判定時間、および前記第一採取部と前記第二採取部のうち前記周期的採取部に相当しない採取部による試料採取に関する所定採取時間のうち少なくとも何れかの時間を変化させることで、前記搬送部による搬送のタイミングを、前記周期的採取部による試料採取のタイミングに対して非同期とする、
請求項1から請求項3の何れか一項に記載の搬送装置。 - 前記搬送タイミング制御部は、該搬送タイミング制御部による搬送タイミングの非同期制御が行われていないときの前記所定判定時間である基準判定時間より、該所定判定時間を長くすることで、又は搬送タイミング制御部による搬送タイミングの非同期制御が行われていないときの前記所定採取時間である基準採取時間より、該所定採取時間を長くすることで、前記搬送部による搬送のタイミングを、前記周期的採取部による試料採取のタイミングに対して非同期とする、
請求項4に記載の搬送装置。 - 前記第一採取部が、前記周期的採取部であって、
前記第一採取部は、前記搬送部による搬送方向に沿って試料の採取位置を変更可能であり、採取位置を変更することで前記容器搭載部において該搬送方向に並べられた二箇所以上の前記試料容器のそれぞれにアクセス可能である、
請求項1から請求項5の何れか一項に記載の搬送装置。 - 前記搬送判定部が前記容器搭載部の搬送が可能ではないと判定した場合、前記第一採取部は、該容器搭載部を搬送させない状態で、該容器搭載部において前記搬送方向に沿って並べられた一の搬送容器側から、該搬送方向とは逆方向で隣接する別の搬送容器側へ、その試料の採取位置を変更する、
請求項6に記載の搬送装置。 - 前記容器搭載部は、前記複数の試料容器を直線状に並べて搭載する試料ラックである、請求項1から請求項7の何れか一項に記載の搬送装置。
- 前記容器搭載部は回転テーブルであって、該回転テーブルの周囲に沿って前記複数の試料容器を搭載し、
前記搬送部は、前記回転テーブルを回転させることで該回転テーブル上の前記試料容器を前記第一採取部側から前記第二採取部側へ搬送する、
請求項1から請求項7の何れか一項に記載の搬送装置。 - 分析の対象である試料を収容する複数の試料容器を容器搭載部に搭載した状態で、搬送方向において上流側に位置し且つ第一の分析処理のために前記試料容器から試料を採取する第一採取部から、該搬送方向において該第一採取部の下流側に位置し且つ第二の分析処理のために該試料容器から試料を採取する第二採取部へ搬送する搬送方法であって、
前記第一採取部と前記第二採取部のうち一方の採取部は前記試料容器からの試料採取を所定の周期で実行する周期的採取部であり、
前記搬送方法は、
前記容器搭載部上の試料容器の前記第一採取部側から前記第二採取部側への搬送が可能か否かを判定する搬送判定ステップと、
前記容器搭載部を、前記第二採取部側から前記第一採取部側へ戻すことなく、前記搬送判定ステップにおける判定結果に基づいて実行される、前記周期的採取部の該所定の周期での試料採取のタイミングに対して、前記容器搭載部上の試料容器の前記第一採取部側から前記第二採取部側への搬送のタイミングを非同期となるように制御する搬送タイミング制御ステップと、
を含む、搬送方法。 - 前記搬送判定ステップにおいて前記搬送が可能でないと判定されると、前記周期的採取部による前記所定の周期での試料採取が回避され、該搬送が優先して行われる、
請求項10に記載の搬送方法。 - 前記第一採取部による試料採取の位置と前記第二採取部による試料採取の位置との間の採取位置間距離は、前記容器搭載部での前記搬送方向における試料容器間の最大距離以下である、
請求項10又は請求項11に記載の搬送方法。 - 前記搬送タイミング制御ステップでは、前記搬送判定ステップにおける前記搬送の可否を判定する所定判定時間、および前記第一採取部と前記第二採取部のうち前記周期的採取部に相当しない採取部による試料採取に関する所定採取時間のうち少なくとも何れかの時間が変化させられることで、前記容器搭載部上の試料容器の前記第一採取部側から前記第二採取部側への搬送のタイミングを、前記周期的採取部による試料採取のタイミングに対して非同期とする、
請求項10から請求項12の何れか一項に記載の搬送方法。 - 前記搬送タイミング制御ステップでは、該搬送タイミング制御ステップでの搬送タイミングの非同期制御が行われていないときの前記所定判定時間である基準判定時間より、該所定判定時間が長くされることで、又は搬送タイミング制御ステップでの搬送タイミングの非同期制御が行われていないときの前記所定採取時間である基準採取時間より、該所定採取時間が長くされることで、前記容器搭載部上の試料容器の前記第一採取部側から前記第二採取部側への搬送のタイミングを、前記周期的採取部による試料採取のタイミングに対して非同期とする、
請求項13に記載の搬送方法。 - コンピュータによって、分析の対象である試料を収容する複数の試料容器を容器搭載部に搭載した状態で、搬送方向において上流側に位置し且つ第一の分析処理のために前記試料容器から試料を採取する第一採取部から、該搬送方向において該第一採取部の下流側に位置し且つ第二の分析処理のために該試料容器から試料を採取する第二採取部へ搬送するための搬送プログラムであって、
前記第一採取部と前記第二採取部のうち一方の採取部は前記試料容器からの試料採取を所定の周期で実行する周期的採取部であり、
前記搬送プログラムは、
前記コンピュータに、
前記容器搭載部上の試料容器の前記第一採取部側から前記第二採取部側への搬送が可能か否かを判定する搬送判定ステップと、
前記容器搭載部を、前記第二採取部側から前記第一採取部側へ戻すことなく、前記搬送判定ステップにおける判定結果に基づいて実行される、前記周期的採取部の該所定の周期での試料採取のタイミングに対して、前記容器搭載部上の試料容器の前記第一採取部側から前記第二採取部側への搬送のタイミングを非同期となるように制御する搬送タイミング制御ステップと、
を実行せしめる、搬送プログラム。 - 前記搬送判定ステップにおいて前記搬送が可能でないと判定されると、前記周期的採取部による前記所定の周期での試料採取が回避され、該搬送が優先して行われる、
請求項15に記載の搬送プログラム。 - 前記第一採取部による試料採取の位置と前記第二採取部による試料採取の位置との間の採取位置間距離は、前記容器搭載部での前記搬送方向における試料容器間の最大距離以下である、
請求項15又は請求項16に記載の搬送プログラム。 - 前記搬送タイミング制御ステップでは、前記搬送判定ステップにおける前記搬送の可否を判定する所定判定時間、および前記第一採取部と前記第二採取部のうち前記周期的採取部に相当しない採取部による試料採取に関する所定採取時間のうち少なくとも何れかの時間が変化させられることで、前記容器搭載部上の試料容器の前記第一採取部側から前記第二採取部側への搬送のタイミングを、前記周期的採取部による試料採取のタイミングに対して非同期とする、
請求項15から請求項17の何れか一項に記載の搬送プログラム。 - 前記搬送タイミング制御ステップでは、該搬送タイミング制御ステップでの搬送タイミングの非同期制御が行われていないときの前記所定判定時間である基準判定時間より、該所定判定時間が長くされることで、又は搬送タイミング制御ステップでの搬送タイミングの非同期制御が行われていないときの前記所定採取時間である基準採取時間より、該所定採取時間が長くされることで、前記容器搭載部上の試料容器の前記第一採取部側から前記第二採取部側への搬送のタイミングを、前記周期的採取部による試料採取のタイミングに対して非同期とする、
請求項18に記載の搬送プログラム。 - 請求項15から請求項19の何れか一項に記載の搬送プログラムを記録する、コンピュータに読み取り可能な記録媒体。
- 分析の対象である試料を収容する複数の試料容器を容器搭載部に搭載した状態で、該試料容器内の試料の分析を行う分析装置であって、
前記容器搭載部の搬送方向において上流側に位置し、第一の分析処理のために前記試料容器から前記試料を採取する第一採取部と、
前記搬送方向において前記第一採取部の下流側に位置し、第二の分析処理のために前記試料容器から前記試料を採取する第二採取部と、
前記容器搭載部上の試料容器を前記第一採取部側から前記第二採取部側へ搬送する搬送部と、
前記搬送部による搬送が可能か否かを判定する搬送判定部と、
前記第一採取部と前記第二採取部のうち一方の採取部は前記試料容器からの試料採取を所定の周期で実行する周期的採取部であって、該周期的採取部の該所定の周期での試料採取の実行を、前記搬送判定部の判定結果に基づいて制御する採取制御部と、
前記搬送部が前記容器搭載部を、前記第二採取部側から前記第一採取部側へ戻すことなく、前記搬送部による搬送のタイミングを、前記周期的採取部による試料採取のタイミングに対して非同期となるように制御する搬送タイミング制御部と、
を備える、分析装置。 - 前記採取制御部は、前記搬送判定部によって前記搬送部による搬送が可能でないと判定されると、前記周期的採取部による前記所定の周期での試料採取が回避され、該搬送が優先して行われる、
請求項21に記載の分析装置。 - 前記第一採取部による試料採取の位置と前記第二採取部による試料採取の位置との間の採取位置間距離は、前記容器搭載部での前記搬送方向における試料容器間の最大距離以下である、
請求項21又は請求項22に記載の分析装置。 - 前記搬送タイミング制御部は、前記搬送判定部によって搬送の可否を判定する所定判定時間、および前記第一採取部と前記第二採取部のうち前記周期的採取部に相当しない採取部による試料採取に関する所定採取時間のうち少なくとも何れかの時間を変化させること
で、前記搬送部による搬送のタイミングを、前記周期的採取部による試料採取のタイミングに対して非同期とする、
請求項21から請求項23の何れか一項に記載の分析装置。 - 前記搬送タイミング制御部は、該搬送タイミング制御部による搬送タイミングの非同期制御が行われていないときの前記所定判定時間である基準判定時間より、該所定判定時間を長くすることで、又は搬送タイミング制御部による搬送タイミングの非同期制御が行われていないときの前記所定採取時間である基準採取時間より、該所定採取時間を長くすることで、前記搬送部による搬送のタイミングを、前記周期的採取部による試料採取のタイミングに対して非同期とする、
請求項24に記載の分析装置。 - 分析の対象である試料を収容する複数の試料容器を容器搭載部に搭載した状態で、該試料容器内の試料の分析を行う分析方法であって、
前記容器搭載部の搬送方向において上流側で、第一の分析処理のために前記試料容器から前記試料を採取する第一採取ステップと、
前記搬送方向において前記第一採取ステップでの試料採取位置より下流側で、第二の分析処理のために前記試料容器から前記試料を採取する第二採取ステップと、
前記容器搭載部上の試料容器を前記第一採取ステップでの採取位置から前記第二採取ステップでの採取位置へ搬送する搬送ステップと、
前記搬送ステップでの搬送が可能か否かを判定する搬送判定ステップと、
前記第一採取ステップでの試料採取と前記第二採取ステップでの試料採取のうち一方の試料採取は前記試料容器から試料を所定の周期で採取する周期的採取であって、該周期的採取の実行を、前記搬送判定ステップでの判定結果に基づいて制御する採取制御ステップと、
前記第二採取部側から前記第一採取部側へ戻すことなく、前記搬送ステップでの搬送のタイミングを、前記周期的採取のタイミングに対して非同期となるように制御する搬送タイミング制御ステップと、
を含む、分析方法。 - 前記採取制御ステップでは、前記搬送判定ステップにおいて前記搬送ステップでの搬送が可能でないと判定されると、前記周期的採取が回避され、該搬送が優先して行われる、請求項26に記載の分析方法。
- 前記第一採取ステップでの試料採取位置と前記第二採取ステップでの試料採取位置との間の採取位置間距離は、前記容器搭載部での前記搬送方向における試料容器間の最大距離以下である、
請求項26又は請求項27に記載の分析方法。 - 前記搬送タイミング制御ステップでは、前記搬送判定ステップで搬送の可否を判定する所定判定時間、および前記第一採取ステップでの試料採取と前記第二採取ステップでの試料採取のうち前記周期的採取に相当しない試料採取に関する所定採取時間のうち少なくとも何れかの時間を変化させることで、前記搬送ステップでの搬送のタイミングを、前記周期的採取のタイミングに対して非同期とする、
請求項26から請求項28の何れか一項に記載の分析方法。 - 前記搬送タイミング制御ステップでは、該搬送タイミング制御ステップでの搬送タイミングの非同期制御が行われていないときの前記所定判定時間である基準判定時間より、該所定判定時間を長くすることで、又は搬送タイミング制御ステップでの搬送タイミングの非同期制御が行われていないときの前記所定採取時間である基準採取時間より、該所定採
取時間を長くすることで、前記搬送ステップでの搬送のタイミングを、前記周期的採取のタイミングに対して非同期とする、
請求項29に記載の分析方法。 - コンピュータによって、分析の対象である試料を収容する複数の試料容器を容器搭載部に搭載した状態で、該試料容器内の試料の分析を行うための試料分析プログラムであって、
前記コンピュータに、
前記容器搭載部の搬送方向において上流側で、第一の分析処理のために前記試料容器から前記試料を採取する第一採取ステップと、
前記搬送方向において前記第一採取ステップでの試料採取位置より下流側で、第二の分析処理のために前記試料容器から前記試料を採取する第二採取ステップと、
前記容器搭載部上の試料容器を前記第一採取ステップでの採取位置から前記第二採取ステップでの採取位置へ搬送する搬送ステップと、
前記搬送ステップでの搬送が可能か否かを判定する搬送判定ステップと、
前記第一採取ステップでの試料採取と前記第二採取ステップでの試料採取のうち一方の試料採取は前記試料容器から試料を所定の周期で採取する周期的採取であって、該周期的採取の実行を、前記搬送判定ステップでの判定結果に基づいて制御する採取制御ステップと、
前記第二採取部側から前記第一採取部側へ戻すことなく、前記搬送ステップでの搬送のタイミングを、前記周期的採取のタイミングに対して非同期となるように制御する搬送タイミング制御ステップと、
を実行せしめる、試料分析プログラム。 - 前記採取制御ステップでは、前記搬送判定ステップにおいて前記搬送ステップでの搬送が可能でないと判定されると、前記周期的採取が回避され、該搬送が優先して行われる、請求項31に記載の試料分析プログラム。
- 前記第一採取ステップでの試料採取位置と前記第二採取ステップでの試料採取位置との間の採取位置間距離は、前記容器搭載部での前記搬送方向における試料容器間の最大距離以下である、
請求項31又は請求項32に記載の試料分析プログラム。 - 前記搬送タイミング制御ステップでは、前記搬送判定ステップで搬送の可否を判定する所定判定時間、および前記第一採取ステップでの試料採取と前記第二採取ステップでの試料採取のうち前記周期的採取に相当しない試料採取に関する所定採取時間のうち少なくとも何れかの時間を変化させることで、前記搬送ステップでの搬送のタイミングを、前記周期的採取のタイミングに対して非同期とする、
請求項31から請求項33の何れか一項に記載の試料分析プログラム。 - 前記搬送タイミング制御ステップでは、該搬送タイミング制御ステップでの搬送タイミングの非同期制御が行われていないときの前記所定判定時間である基準判定時間より、該所定判定時間を長くすることで、又は搬送タイミング制御ステップでの搬送タイミングの非同期制御が行われていないときの前記所定採取時間である基準採取時間より、該所定採取時間を長くすることで、前記搬送ステップでの搬送のタイミングを、前記周期的採取のタイミングに対して非同期とする、
請求項34に記載の試料分析プログラム。 - 請求項31から請求項35の何れか一項に記載の試料分析プログラムを記録する、コンピュータに読み取り可能な記録媒体。
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