[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP5627271B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents

誘導加熱調理器 Download PDF

Info

Publication number
JP5627271B2
JP5627271B2 JP2010087648A JP2010087648A JP5627271B2 JP 5627271 B2 JP5627271 B2 JP 5627271B2 JP 2010087648 A JP2010087648 A JP 2010087648A JP 2010087648 A JP2010087648 A JP 2010087648A JP 5627271 B2 JP5627271 B2 JP 5627271B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermal power
heating
mode
power output
induction heating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010087648A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011222174A (ja
Inventor
荒川 正広
正広 荒川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Priority to JP2010087648A priority Critical patent/JP5627271B2/ja
Publication of JP2011222174A publication Critical patent/JP2011222174A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5627271B2 publication Critical patent/JP5627271B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Induction Heating Cooking Devices (AREA)

Description

本発明は、細かな火力出力の表示及び調整ができる誘導加熱調理器に関するものである。
従来の誘導加熱調理器の火力調整は、通常、最低火力(100W)から最高火力(2500W)に設定されており、設定値として大まかとなっており、火力微調整を実施する際には、火力微調整入力手段により100W〜2500Wの間で細かな火力調整を設定できるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−297541号公報(第5頁、図1−2)
しかしながら、従来の誘導加熱調理器では、火力がどの程度変更されているのかを視覚的に確認することが難しく、また、視覚的に確認するために数値表示部を設けるとするとコストアップにつながるという問題点があった。
また、同じ火力設定でも、実際に鍋等の被加熱物によって、その被加熱物に加わる火力出力が異なり、火力設定の表示では、実際の火力出力が不明であるという問題点もあった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、第1の目的は、被加熱物に対する実際の火力出力、及び、その火力調整の度合いを視覚的に把握できる誘導加熱調理器を得ることである。
また、第2の目的は、実際の火力出力を微調整することができる誘導加熱調理器を得ることである。
本発明に係る誘導加熱調理器は、被加熱物を誘導加熱させる加熱コイルと、加熱コイルに流れる出力電流を検出する出力電流検出手段と、被加熱物に対する火力出力を調整するための火力調整操作手段と、動作モードを切り替えるための動作モード切替操作手段と、火力出力を表示する表示手段と、加熱コイルによる誘導加熱動作を制御する制御装置と、を備え、制御装置は、動作モード切替操作手段から受信した動作モードを切り替えるための切替情報に基づいて、動作モードを切り替え、動作モードが微調整モードである場合、火力調整操作手段による所定の操作量によって、動作モードが通常モードである場合よりも火力出力を小さく増減させ、動作モードが通常モードである場合、火力調整操作手段による所定の操作量によって、動作モードが微調整モードである場合よりも火力出力を大きく増減させ、出力電流検出手段によって検出された出力電流に基づいて、火力出力を算出し、表示手段に算出した火力出力を表示させ、微調整モードにおいて、火力調整操作手段を用いて設定された通常モードにおける火力レベルに基づいて、火力レベルの全領域において、火力レベル毎に火力出力の調整幅を変更することを特徴とする。
本発明によれば、同じ火力設定でも、鍋等の被加熱物の材質又は形状の相違によって実際の火力出力が異なる場合においても、加熱コイルに流れる出力電流に基づいて算出される被加熱物に対する火力出力を表示するようにしたので、その実際の火力出力を確認することができる。
また、微調整モードによって同じ火力レベルでもその火力出力の微調整することができるので、上記のように実際の火力出力を確認することができることと合わせて、緻密な加熱動作を実施することができる。
本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器の外観斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器の上面図である。 本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器の制御ブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器の火力設定操作のフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器の火力表示部の表示動作を示す図である。
実施の形態1.
(誘導加熱調理器の構成)
図1は、本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器の外観斜視図であり、図2は、同誘導加熱調理器の上面図である。
図1及び図2で示される本実施の形態に係る誘導加熱調理器100において、本体1の上面には、トッププレート2が設置されており、そのトッププレート2上には、鍋等の被加熱物を載置するための左加熱口3、右加熱口4及び中央加熱口5が形成されている。また、本体1の前部上面には、各種設定値及び異常情報等を表示する中央LCD6、左側LCD6a及び右側LCD6b、火力出力をLED等で表示する左加熱口火力表示部7及び右加熱口火力表示部8、並びに、各種設定等の操作を実施するための上面操作部9が設置されている。この上面操作部9は、火力調整操作及び火力出力表示に関する動作モードを後述する通常モード又は微調整モードに切り替えるためのモード切替スイッチ9aが備えられている。また、本体1の後方の上面には、本体1の後面に設置された吸気口(図示せず)から、後述するグリル部12内に取り込まれた空気、及び、グリル部12内の調理物から発生する煙を外部に排出するため排気口10が設置されている。また、本体1の前面図には、左加熱口3における後述する誘導加熱の火力動作のON/OFF操作及び火力調整操作をするためのエンコーダーノブで構成された左加熱口操作ダイヤル11a、右加熱口4における後述する誘導加熱の火力動作のON/OFF操作及び火力調整をするためのエンコーダーノブで構成された右加熱口操作ダイヤル11b、本体内部に形成されたグリル部12内に調理物を投入するための扉、並びに、誘導加熱調理器100の電源をON/OFF操作するための電源スイッチ13が設置されている。
なお、左加熱口操作ダイヤル11a及び右加熱口操作ダイヤル11bは、本発明の「火力調整操作手段」に相当し、モード切替スイッチ9aは、本発明の「動作モード切替操作手段」に相当する。また、中央LCD6、左加熱口火力表示部7及び右加熱口火力表示部8は、本発明の「表示手段」に相当する。
図3は、本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器の制御ブロック図である。
図3で示されるように、本体1内部に設置された制御装置25は、駆動回路24に接続されており、駆動回路24に制御信号を送信する。駆動回路24は、インバーター回路23に接続されており、制御装置25から受信した制御信号に基づいて、駆動信号を生成し、インバーター回路23に出力する。このインバーター回路23には、左加熱口3の下方に配置され、その左加熱口3の上に載置された鍋等の被加熱物を誘導加熱する加熱コイル21と、共振コンデンサー22との直列共振回路が接続されている。インバーター回路23は、駆動回路24から受信した駆動信号に基づいて、加熱コイル21を含む直列共振回路に高周波電流を供給する。また、上記の加熱コイル21に流れる電流(以下、「出力電流」という)を検出して、その電流情報を制御装置25に送信する出力電流検出手段26が設置されている。
なお、上記の加熱コイル21、共振コンデンサー22、インバーター回路23、駆動回路24及び出力電流検出手段26は、左加熱口3において、載置された鍋等の被加熱物を誘導加熱するためのものであるが、左加熱口3のみならず右加熱口4及び中央加熱口5についても同様のものが備えられているものとする。なお、例えば、中央加熱口5については、誘導加熱動作ではなく、放射線によって被加熱物を加熱するラジエントヒーター等によって加熱動作が実施されるものとしてもよい。
以下、後述する誘導加熱動作、火力調整操作、及び火力出力表示については、左加熱口3に係るものについて説明する。
また、制御装置25には、中央LCD6、左加熱口火力表示部7、上面操作部9及び左加熱口操作ダイヤル11aが接続されている。また、図3には図示していないが、左側LCD6a、右側LCD6b、右加熱口火力表示部8、及び右加熱口操作ダイヤル11bについても、制御装置25に接続されているものとする。
左加熱口火力表示部7は、前述のように本体1の前部上面に設置されており、例えば、8つ分割された表示窓7aが設けられている。この各表示窓7aには、例えば、「1」〜「8」の火力レベルが付されており、また、各表示窓7aの下部にはLEDが備えられており、このLEDが点灯することによって、各表示窓7aが点灯する。上記の火力レベルについては、例えば、火力レベル「1」は150W、火力レベル「2」は300W、火力レベル「3」は500W、火力レベル「4」は750W、火力レベル「5」は1000W、火力レベル「6」は1500W、火力レベル「7」は2000W、そして、火力レベル「8」は2500Wに割り付けられている。また、火力レベル「1」〜「3」の表示窓7aは低火力領域、火力レベル「4」及び「5」は中火力領域、そして、火力レベル「6」〜「8」は高火力領域として分割されている。
(誘導加熱調理器の誘導加熱動作)
次に、図1〜図3を参照しながら、本実施の形態に係る誘導加熱調理器の誘導加熱動作について説明する。
使用者は、調理物等が投入された鍋等の被加熱物を左加熱口3に載置する。そして、使用者により左加熱口操作ダイヤル11aにおいて加熱開始操作がなされることによって、その操作情報が左加熱口操作ダイヤル11aから制御装置25に送信される。制御装置25は、受信した操作情報に基づいて、駆動回路24に制御信号を送信する。駆動回路24は、受信した制御信号に基づいて、インバーター回路23に駆動信号を出力する。インバーター回路23は、駆動信号に基づいて、加熱コイル21と共振コンデンサー22との直列共振回路に高周波電流を供給する。加熱コイル21は、この高周波電流によって、左加熱口3に載置された被加熱物を誘導加熱する。このとき、制御装置21は、出力電流検出手段26によって受信した加熱コイル21に流れる出力電流値に基づいて、被加熱物に対する火力出力を算出して、これを中央LCD6及び左加熱口火力表示部7に送信する。中央LCD6は、受信した火力出力を表示し、左加熱口火力表示部7は、受信した火力出力に対応する火力レベルを表示する。この火力出力の表示、及び火力レベルの表示の詳細は、後述する。
(誘導加熱調理器の動作モード切り替え操作、火力調整操作及び火力出力表示動作)
図4は、本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器の火力設定操作のフローチャートであり、図5は、同誘導加熱調理器の火力表示部の表示動作を示す図である。
まず、動作モードの切り替え操作について説明する。図2で示されるモード切替スイッチ9aにおける「微調」スイッチが使用者によって押下されると、その切替情報がモード切替スイッチ9aから制御装置25に送信される。その切替情報を受信した制御装置25は、動作モードを微調整モードに設定する。同様に、モード切替スイッチ9aにおける「通常」スイッチが使用者によって押下された場合、制御装置25は、動作モードを通常モードに設定する。
次に図4及び図5を参照しながら、誘導加熱調理器100の火力調整操作及び火力出力表示動作について説明する。
(S11)
使用者によって、本体1の前面に設置された電源スイッチ13が操作され、誘導加熱調理器100の電源がON状態となっている場合、ステップS12へ進む。このとき、図5(a)で示されるように、誘導加熱調理器100の電源がON状態で、かつ、誘導加熱動作が実施されていない待機状態においては、左加熱口火力表示部7は、低火力領域の火力レベル「1」〜「3」の表示窓7aを緑色、中火力領域の火力レベル「4」及び「5」の表示窓7aを橙色、そして、大火力領域の火力レベル「6」〜「8」の表示窓7aを赤色で点灯している。
なお、待機状態における左加熱口火力表示部7の点灯色は、上記で示した色に限定されるものではなく、他の色によって点灯するものとしてもよい。
(S12)
使用者は、左加熱口3に鍋等の被加熱物を載置し、左加熱口操作ダイヤル11aを押下する。左加熱口操作ダイヤル11aは、その加熱動作開始の内容を含む操作情報を制御装置25に送信する。制御装置25は、その操作情報に基づいて、駆動回路24を介して、インバーター回路23及び加熱コイル21に、左加熱口3に載置された被加熱物に対する誘導加熱動作を開始させる。
(S13)
制御装置25は、電源ON直後の最初の加熱動作時においては、デフォルト設定として、動作モードを通常モード、かつ、火力レベル「5」(1000W)の火力出力となるように加熱動作を制御する。具体的には、制御装置25は、出力電流検出手段26によって検出される出力電流に基づいて算出した被加熱物に対する火力出力が火力レベル「5」(1000W)となるように制御する。このとき、制御装置25は、図5(b)で示されるように、中央LCD6に「左IH 1000W」と表示させ、さらに、左加熱口火力表示部7における火力レベル「1」〜「5」の表示窓7aを赤色に、そして、火力レベル「6」〜「8」の表示窓7aを青色に、待機状態における点灯状態よりも明るく点灯させる。
なお、加熱動作状態における左加熱口火力表示部7の点灯色は、上記で示した色に限定されるものではなく、他の色によって点灯するものとしてもよい。
(S14)
使用者は、被加熱物に対する火力出力を所望の量に調整するために、左加熱口操作ダイヤル11aを操作する。
(S15)
制御装置25は、現状の動作モードが微調整モードか通常モードかを判定する。この判定の結果、動作モードが微調整モードである場合、ステップS16へ進む。一方、動作モードが通常モードである場合、ステップS17へ進む。
(S16)
微調整モードにおいて、使用者によって左加熱口操作ダイヤル11aをプラス方向にワンクリック動作させた場合、制御装置25は、例えば、火力レベル「1」〜「3」の場合は火力出力を10W増加させ、火力レベル「4」及び「5」の場合は50W増加させ、そして、火力レベル「6」〜「8」の場合は火力出力を100W増加させる。一方、使用者によって左加熱口操作ダイヤル11aをマイナス方向にワンクリック動作させた場合、制御装置25は、例えば、火力レベル「1」〜「3」の場合は火力出力を10W減少させ、火力レベル「4」及び「5」の場合は50W減少させ、そして、火力レベル「6」〜「8」の場合は火力出力を100W減少させる。図5(b)は、使用者によって左加熱口操作ダイヤル11aをプラス方向に4回クリック動作させた場合の中央LCD6の表示状態、及び、左加熱口火力表示部7の点灯状態を示している。この場合、制御装置25は、中央LCD6に「左IH 1200W」と表示させる。このとき、火力出力が火力レベル「6」に対応する1500Wに達していないので、制御装置25は、左加熱口火力表示部7の点灯状態は、ステップS13と同様の点灯状態のままとする。
そして、図5(c)は、使用者によって、さらに、左加熱口操作ダイヤル11aをプラス方向に6回クリック動作させた場合の中央LCD6の表示状態、及び、左加熱口火力表示部7の点灯状態を示している。この場合、制御装置25は、中央LCD6に「左IH 1500W」と表示させる。このとき、火力出力が火力レベル「6」に対応する1500Wに達したので、制御装置25は、左加熱口火力表示部7における火力レベル「1」〜「6」の表示窓7aを赤色に、そして、火力レベル「7」及び「8」の表示窓7aを青色に、待機状態における点灯状態よりも明るく点灯させる。
なお、加熱動作状態における左加熱口火力表示部7の点灯色は、上記で示した色に限定されるものではなく、他の色によって点灯するものとしてもよい。
(S17)
通常モードにおいて、使用者によって左加熱口操作ダイヤル11aをプラス方向にワンクリック動作させた場合、制御装置25は、火力出力について火力レベルを1つ増加させる。ここでは、制御装置25は、火力出力について火力レベル「5」(1000W)の状態から火力レベル「6」(1500W)の状態になるように火力出力を増加させる。この場合、制御装置25は、中央LCD6に「左IH 1500W」と表示させ、さらに、左加熱口火力表示部7における火力レベル「1」〜「6」の表示窓7aを赤色に、そして、火力レベル「7」及び「8」の表示窓7aを青色に、待機状態における点灯状態よりも明るく点灯させる。一方、使用者によって左加熱口操作ダイヤル11aをマイナス方向にワンクリック動作させた場合、制御装置25は、火力出力について火力レベルを1つ減少させる。ここでは、制御装置25は、火力出力について火力レベル「5」(1000W)の状態から火力レベル「4」(750W)の状態になるように火力出力を減少させる。この場合、制御装置25は、中央LCD6に「左IH 750W」と表示させ、さらに、左加熱口火力表示部7における火力レベル「1」〜「4」の表示窓7aを赤色に、そして、火力レベル「5」〜「8」の表示窓7aを青色に、待機状態における点灯状態よりも明るく点灯させる。
以上のように、左加熱口操作ダイヤル11aが操作された場合、動作モードに応じて火力出力の増減、及び火力出力の表示をさせる。
なお、以上のように、左加熱口3に載置された被加熱物について、左加熱口操作ダイヤル11aが操作されることによって、火力出力が調整され、中央LCD6及び左加熱口火力表示部7にその火力出力が表示される動作を示したが、右加熱口4に載置された被加熱物について、右加熱口操作ダイヤル11bが操作されることによっても同様の動作がなされる。この場合、中央LCD6及び右加熱口火力表示部8にその火力出力が表示されるものとすればよい。これによって、例えば、左加熱口3における調理においては、微調整モードによって火力出力の微調整が必要な調理を実施し、右加熱口4における調理においては、通常モードによって火力出力の大まかな調整による調理を実施するといったように、各加熱口の調理形態に応じて動作モードを個別に設定することができ、調理における使い勝手を向上させることができる。
また、モード切替スイッチ9aの操作によって、動作モードを切り替えるものとしたが、このモード切替スイッチ9aの操作によって、左加熱口3及び右加熱口4において連動して共通の動作モードに切り替えられるものとしてもよく、あるいは、左加熱口3用及び右加熱口4用にそれぞれ独立してモード切替スイッチが設置されるものとして、動作モードは各加熱口によって個別に切り替えられるものとしてもよい。
また、上記のように、制御装置25は、算出した火力出力の値を中央LCD6に表示させるものとしているが、これに限定されるものではなく、例えば、左加熱口3における加熱動作実施中の場合は、左側LCD6aに表示させ、右加熱口4における加熱動作実施中の場合は、右側LCD6bに表示させるものとしてもよい。この場合、左側LCD6a及び右側LCD6bは、本発明の「表示手段」に相当する。
(実施の形態1の効果)
以上の構成及び動作のように、同じ火力設定でも、鍋等の被加熱物の材質又は形状の相違によって実際の火力出力が異なる場合においても、出力電流検出手段によって検出された出力電流に基づいて算出される被加熱物に対する火力出力を表示するようにしたので、その実際の火力出力を確認することができる。
また、実際の火力出力値をLCDに表示させているので、使用者は、正確な火力出力値を把握することができ、被加熱物としての鍋の加熱動作に対する適正を確認することができる。
また、火力表示部におけるLED表示によって実際の火力出力を表示しているので、火力出力の調整の度合いを視覚的に把握できる。
また、加熱動作を実施している場合、加熱動作を実施していない待機状態における火力表示部のLCDの点灯状態よりも、明るく点灯させることによって、使用者は、加熱動作が実施していることを確認しやすくなり、また、その火力出力を容易に認識することができる。
さらに、火力レベルを切り替える通常モードの他、微調整モードによって同じ火力レベルでもその火力出力を微調整することができるので、上記のように実際の火力出力を確認することができることと合わせて、緻密な加熱動作を実施することができる。
なお、上記の構成においては、通常モード及び微調整モードにおける火力出力の調整を実施する操作手段として、左加熱口操作ダイヤル11a及び右加熱口操作ダイヤル11bについて説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、上下キーを有する操作スイッチ等に置換するものとしてもよい。
1 本体、2 トッププレート、3 左加熱口、4 右加熱口、5 中央加熱口、6 中央LCD、6a 左側LCD、6b 右側LCD、7 左加熱口火力表示部、7a 表示窓、8 右加熱口火力表示部、9 上面操作部、9a モード切替スイッチ、10 排気口、11a 左加熱口操作ダイヤル、11b 右加熱口操作ダイヤル、12 グリル部、13 電源スイッチ、21 加熱コイル、22 共振コンデンサー、23 インバーター回路、24 駆動回路、25 制御装置、26 出力電流検出手段、100 誘導加熱調理器。

Claims (9)

  1. 被加熱物を誘導加熱させる加熱コイルと、
    該加熱コイルに流れる出力電流検出する出力電流検出手段と、
    前記被加熱物に対する火力出力を調整するための火力調整操作手段と、
    動作モードを切り替えるための動作モード切替操作手段と、
    前記火力出力を表示する表示手段と、
    前記加熱コイルによる誘導加熱動作を制御する制御装置と、
    を備え、
    前記制御装置は、
    前記動作モード切替操作手段から受信した前記動作モードを切り替えるための切替情報に基づいて、前記動作モードを切り替え、
    該動作モードが微調整モードである場合、前記火力調整操作手段による所定の操作量によって、前記動作モードが通常モードである場合よりも前記火力出力を小さく増減させ、前記動作モードが前記通常モードである場合、前記火力調整操作手段による前記所定の操作量によって、前記動作モードが前記微調整モードである場合よりも前記火力出力を大きく増減させ、
    前記出力電流検出手段によって検出された前記出力電流に基づいて、前記火力出力を算出し、前記表示手段に算出した前記火力出力を表示させ
    前記微調整モードにおいて、前記火力調整操作手段を用いて設定された前記通常モードにおける火力レベルに基づいて、前記火力レベルの全領域において、前記火力レベル毎に前記火力出力の調整幅を変更する
    ことを特徴とする誘導加熱調理器。
  2. 前記制御装置は、
    前記火力レベルが大きくなるに従って、前記微調整モードにおける前記火力出力の調整幅を大きくする
    ことを特徴とする請求項1記載の誘導加熱調理器。
  3. 前記表示手段は、前記制御装置によって算出された前記火力出力を、段階分けした火力レベルとして表示する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の誘導加熱調理器。
  4. 前記表示手段は、前記制御装置によって算出された前記火力出力の値を表示する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
  5. 前記表示手段は、
    前記火力レベルを表示するものとしてLED装置を備え、
    前記加熱コイルによる加熱動作が実施されている場合、加熱動作が実施されていない待機状態よりも明るく前記LED装置を点灯させる
    ことを特徴とする請求項記載の誘導加熱調理器。
  6. 前記動作モードが前記通常モードに設定されている場合、前記火力調整操作手段における前記火力出力の調整操作は、前記火力レベルごとの切り替えによって実施される
    ことを特徴とする請求項又は請求項記載の誘導加熱調理器。
  7. 前記動作モードが前記微調整モードに設定されている場合、前記火力調整操作手段における前記火力出力の調整操作は、前記火力レベル間の前記火力出力差よりも小さい量の増減によって実施される
    ことを特徴とする請求項、請求項又は請求項記載の誘導加熱調理器。
  8. 前記加熱コイルは、複数の加熱口の下方にそれぞれ配置され、
    前記動作モード切替操作手段は、複数の前記加熱コイルについて個別に前記動作モードの切り替え操作を可能とする
    ことを特徴とする請求項1〜請求項のいずれかに記載の誘導加熱調理器。
  9. 前記火力調整操作手段は、エンコーダーノブによって構成された操作ダイヤルである
    ことを特徴とする請求項1〜請求項のいずれかに記載の誘導加熱調理器。
JP2010087648A 2010-04-06 2010-04-06 誘導加熱調理器 Expired - Fee Related JP5627271B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010087648A JP5627271B2 (ja) 2010-04-06 2010-04-06 誘導加熱調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010087648A JP5627271B2 (ja) 2010-04-06 2010-04-06 誘導加熱調理器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011222174A JP2011222174A (ja) 2011-11-04
JP5627271B2 true JP5627271B2 (ja) 2014-11-19

Family

ID=45038951

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010087648A Expired - Fee Related JP5627271B2 (ja) 2010-04-06 2010-04-06 誘導加熱調理器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5627271B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58111294A (ja) * 1981-12-24 1983-07-02 株式会社東芝 誘導加熱調理器の出力表示装置
JP3039177B2 (ja) * 1993-01-20 2000-05-08 松下電器産業株式会社 誘導加熱調理器
JP3927839B2 (ja) * 2002-02-27 2007-06-13 株式会社東芝 加熱調理器
JP3978650B2 (ja) * 2002-03-29 2007-09-19 三菱電機株式会社 誘導加熱調理器
JP4863920B2 (ja) * 2007-04-13 2012-01-25 三菱電機株式会社 電磁調理器システム
JP4929143B2 (ja) * 2007-12-10 2012-05-09 株式会社東芝 誘導加熱調理器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011222174A (ja) 2011-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010205720A (ja) 加熱調理器
EP2983451B1 (en) Induction cooker
KR102407943B1 (ko) 유도 가열 조리기 및 그 표시 제어방법
JP7094417B2 (ja) 加熱調理器
WO2011161869A1 (ja) 加熱調理器
JP5627271B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP5223782B2 (ja) 誘導加熱装置
JP2012097913A (ja) 加熱調理器
JP3830735B2 (ja) 加熱調理器
JP2018173246A (ja) 調理システム
JP2004039375A (ja) 加熱調理器
JP4654735B2 (ja) 誘導加熱装置
JP5680158B2 (ja) 加熱調理器
JP5899404B2 (ja) 誘導加熱調理機器
KR101003614B1 (ko) 전기 호브
JP4981107B2 (ja) 加熱調理器
EP3001108B1 (en) Electronic household appliance
JP5425259B2 (ja) 加熱調理器
JP2003257600A (ja) 加熱調理器
JP5316484B2 (ja) 誘導加熱調理器、誘導加熱調理器の制御方法
JP6535587B2 (ja) 誘導加熱調理器
CN114041324A (zh) 具有不同温度加热区的烹饪灶具
WO2020016965A1 (ja) 加熱調理器
JP2013061101A (ja) 電気ストーブ
JP2012220091A (ja) 加熱調理器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130116

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140121

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140306

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140902

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140930

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5627271

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees