[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP5618289B2 - ゲル化剤及びゲル - Google Patents

ゲル化剤及びゲル Download PDF

Info

Publication number
JP5618289B2
JP5618289B2 JP2010154717A JP2010154717A JP5618289B2 JP 5618289 B2 JP5618289 B2 JP 5618289B2 JP 2010154717 A JP2010154717 A JP 2010154717A JP 2010154717 A JP2010154717 A JP 2010154717A JP 5618289 B2 JP5618289 B2 JP 5618289B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gel
gelling agent
room temperature
liquid
organic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010154717A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012017384A (ja
Inventor
岡本 浩明
浩明 岡本
由紀 森田
由紀 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NATIONAL UNIVERSITY CORPORATION YAMAGUCHI UNIVERSITY
Original Assignee
NATIONAL UNIVERSITY CORPORATION YAMAGUCHI UNIVERSITY
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NATIONAL UNIVERSITY CORPORATION YAMAGUCHI UNIVERSITY filed Critical NATIONAL UNIVERSITY CORPORATION YAMAGUCHI UNIVERSITY
Priority to JP2010154717A priority Critical patent/JP5618289B2/ja
Publication of JP2012017384A publication Critical patent/JP2012017384A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5618289B2 publication Critical patent/JP5618289B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K3/00Materials not provided for elsewhere

Landscapes

  • Pyrane Compounds (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)

Description

本発明は有機化合物をゲル化又は増粘するためのゲル化剤及び該ゲル化剤を用いたゲルに関する。
従来各種産業分野において、ゲル化剤は液体状物質を固化、すなわちゼリー状に固める目的、又は増粘する目的でゲル化剤が用いられている。例えば接着剤、塗料、印刷インキ、化粧品等の流動性の制御、チクソトロピー性の付与、海上への石油類の流出対策、家庭等における食用油の処分、その他食品製造業、医療分野等において使用されている。これらのゲル化剤としては、水分を固化させるもの、例えばコラーゲン、ゼラチン、寒天、アガー(カラギーナン)、ペクチン等があり、また有機物、特に炭化水素、アルコール類、ケトン類、エステル類その他の有機溶剤及びそれらを主として含む溶液等を固化させるゲル化剤がある。
これらのうち、有機溶液を固化させるためのゲル化剤としては、低分子量又は高分子量の有機化合物があり、高分子ゲル化剤としては、親油性を有する高分子ポリマーの絡み合った分子中に油類を取り込み膨潤はするが、固体状を保つものとして例えばポリビニルアルコール/ポリエチレン/各種エラストマーや、尿素樹脂、ポリオレフィン不織布などが知られている。また低分子量ゲル化剤としては、例えばアミノ基、イミド基、尿素基など水素結合性官能基を分子内に有する低分子量有機化合物群が知られている。
これらの低分子量ゲル化剤は、溶媒に混入して、加熱溶解させ、冷却すると、水素結合のような非共有結合を生じ、会合して、三次元網目構造を形成し、その中に溶媒分子を取り込み、ゲル化する。しかし、再び加熱すると、非共有結合は、切れて、ゲルは溶液状のゾルに戻る。
本発明者らは、以上の如き低分子量ゲル化剤のうち、比較的少量の使用で多種多様な有機液体をゲル化することができ、しかも比較的高温下でもゲルの状態を保つことが可能なゲル化剤として、含フッ素系ゲル化剤を提供した(特許文献1〜3)。
これらのゲル化剤の一般的使用方法は、ゲル化すべき有機液体にゲル化剤を加え、これを加熱して均一な液体混合物のゾルとし、目的とする容器に注入し、これを放冷又は冷却してゲルを形成させるものであった。
しかるに、ゲル化しようとする有機液体又は、該液体中に溶解している物質が熱により変質する場合や、注入する鋳型となる容器がゲル化剤を含む有機液体ゾルの温度に十分に耐えられない場合等では、従来のゲル化手法は使用することができなかった。
特開2007−191661号公報 特開2007−191627号公報 特開2007−191626号公報
本発明は室温又はそれ以下の温度下にゲル→ゾルの転移を生ぜしめることが可能なゲル化剤を提供することを目的とする。
勿論、本発明のゲル化剤を用いた場合であっても、加熱によりゲルをゾルに転移させることは可能であり、従来の使用方法も採用可能なゲル化剤である。
本発明の第1の態様は、下記一般式(1)で表わされる化合物よりなるゲル化剤を提供するにある。
Figure 0005618289
(但し、nは2〜18の整数)
本発明の別の態様は前記一般式(1)で表わされるゲル化剤と、室温下に液状の有機物質を含むゲルを提供する。
更に本発明の別の態様は、前記一般式(1)で表わされるゲル化剤を分散した室温下に液状の有機物質に紫外線を照射することにより均質なゾルを得た後、放置することによりゲルとすることを特徴とするゲルの製造方法をも提供する。

本発明のゲル化剤は、室温(25℃)で液状である極めて多くの有機物質をゲル化し得る。一般に従来知られている低分子量ゲル化剤と同様に加熱により、ゾルとなり、冷却するとゲルとすることができるのは勿論であるが、本発明のゲル化剤を用いたゲルは、これに紫外線を照射することにより、何等熱を加えることなく、ゾルとすることができる。そして、紫外線照射を中止し、放置することにより、再びゲル化するのである。かかるゾル−ゲル転移機能を利用して、熱を加えることなく、ゾルとして鋳型に注入し、その後ゲル化させることが可能とする。
は、本発明のゲル化剤におけるゾル−ゲル転移温度とゲル化剤濃度の関係を示すグラフである。 は、本発明のゲル化剤における一例のIRスペクトル図である。 は、本発明のゲル化剤における図2と同じ化合物のNMRスペクトル図である。 は、本発明のゲル化剤の別の例のIRスペクトル図である。 は、本発明のゲル化剤における図4と同じ化合物のNMRスペクトル図である。
本発明の最大の特徴は、下記一般式で表わされる化合物よりなるゲル化剤である。
Figure 0005618289



ここで、nは2〜18の整数、好ましくは4〜18の整数であり、nが1の場合は、ゲル化能がほとんど見られず、4以上で優れたゲル化能を示す。
また、C2n+1で示される基は分枝を有してもよいアルキル基であり、炭素数は長い程一般にゲル化能は高いが、あまりに長い場合はゲル化させる有機液体の種類によっては、染まない場合があり、更に合成上も難しい場合もあるので、一般に炭素数は18以下とするのがよい。
また本発明の化合物中の芳香族基はアルキル基やハロゲン原子等の置換基を有してもよい。
本発明のゲル化剤は、比較的少量の使用、例えば2重量%(ゲル全体を100%とした場合)程度の使用で室温液状の有機物質をゲル化することができる。しかも、ゲル化剤の使用量を増加させることにより一般にゾル−ゲル転移温度を高くすることができ、一般に10重量%以上でほぼ一定となる。
本発明のゲル化剤は極めて多種類の室温下に液状である有機物質をゲル化させることができる。
ここで、有機物質とは単一の有機化合物、有機化合物の混合物ばかりでなく、有機化合物に無機物やイオン又は、有機金属化合物等が溶解又は分散した室温下に液状の有機化合物等の混合物をも含む総称である。
これらの有機物質の代表例としては、ヘキサン、へプタン、ベンゼン、トルエン、キシレン、石油等の炭化水素類、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール(2−プロパノール)、オクタノール等のアルコール類、エチルエーテル、プロピルエーテル、プロピレンオキサイド、テトラヒドロフラン等のエーテル類、ジメチルケトン、ジエチルケトン、メチルエチルケトン等のケトン類、蟻酸、酢酸、フェノール類の有機酸類、ジメチルアセトアニリド、ジメチルホルムアミド等のアミド類、プロピレンカーボネート、メチルエチルカーボネート等のカーボネート類、アセトニドリル等のニトリル類、γ−ブチロラクトン、γ−バレロラクトン等のラクトン類、ジアルキルイミダゾリウム、トリアルキルイミダゾリウム等のイミダゾリウム類、テトラアルキルアンモニウム等アンモニウム類、アルキルピリジニウム、ジアルキルピリジニウム等のピリジニウム類(これら、イオン性の有機液体は、種々のカウンターイオンを含むことができる)、大豆油、オリーブ油、椿油、菜種油、ゴマ油等の油脂類、及びその廃油類、更にはこれらの室温化に液状の有機物に固体物質やガス等が溶解又は分散したものなどである。
本発明のゲル化剤は従来公知の低分子量ゲル化剤と同様に室温下に液状の有様物中に加え、これを加熱して均一なゾルとした後、冷却してゲルを得ることもできるが、更にゲルは、紫外線(ピーク波長が400nm以下の電磁波)、特にUVA(400〜315nm)にピークを有する紫外線により効率よく、ゾル化することができる。
かかる機能を生ずる理由は、本発明におけるクマリン基と芳香族基がアゾ基を介して結合していることに由来するものと思われる。
すなわち、これらの化合物は、一般にエネルギーレベルの低いトランス型の構造をとり安定化しているが、これに紫外線を照射することにより、活性化され、シス型構造となる。他方、室温下に液状である有機物をゲル化させるためには、或る程度の直線状の分子長が必要であり、これらが水素結合や、配位結合その他の分子間インタラクションにより、緩やかな結合作用を有し、該分子間に液状の有機物質を包含することが必要である。本発明のゲル化剤にあっては、芳香族基にエーテル結合を介して比較的長いアルキル鎖(少なくとも炭素数2以上)が結合しており、前記アゾ基がトランス型となっている場合は、ほぼ直線状にゲル化に必要な長さを示すが、紫外線の照射により、シス型となった場合には分子は縮まった型となり、液状の有機物質は、自由度を増し、ゾル化するものと思われる。
そして、紫外線照射を停止し、放置するか又は熱を加えることにより、前記アゾ基は再び安定なトランス型に戻るのである。但し、熱を加える場合、逆にトランス型として分子間に形成させる分子間インタラクションも切断され、所謂ゾル−ゲル転移温度を越えることにより、ゲル化剤はトランス型でありながらも、ゾルの状態となるが、これを冷却するとゲルとなるのである。
本発明は、前記一般式(1)で示す化合物よりなるゲル化剤に最大の特徴があり、その製法は何等限定されないが、これらを合成する一例を次のスキームに示す。
Figure 0005618289
以上の如き方法により合成することができる。
かくして得られた本発明のゲル化剤は、通常2重量%以上室温下に液状の有機物質中に混合することによってゲルを得ることができる。ゲル化の方法は従来知られている手段、例えば、単に混合し攪拌するだけでなく、好ましくは加熱下に行い、これを冷却することで達成される。
更に一旦ゲル化した有機物質に対して、紫外線を照射することによってゾルとし、これを鋳型となる容器に注入し、これを放置又はゲル化を促進するため加熱してトランス型とした後、冷却するなどによって再びゲル化させることができる。
以下に実施例を示すが、本発明のゲル化剤又は該ゲル化剤を用いたゲルはこれらの実施例に限定されるものではない。
Figure 0005618289


300mLのナスフラスコにConc.HNO34.5mLとConc.HSO34.5mLの混合溶液を氷浴で冷却し、クマリン15.0gを溶液の温度が20℃を超えないように除々に加えた。全部加え終えたら氷浴を外し、室温で1時間攪拌した。反応物を水200mLに注ぎ、析出している固体を濾取し、トルエンで再結晶を行った。その結果、淡黄色の固体化合物(a)を得た。

目的物:13.1g
融点:188−189℃ <文献値 193−196℃>
収率:66%
IR(KBr)
νN−O=1350,1530cm−1
νC=O=1700cm−1

H NMR(DMSO−d6)
δ=6.69(1H,d,J=8.9Hz),7.62(1H,d,J=8.9Hz),8.23(1H,d,J=9.9Hz),8.41(1H,dd,J=9.9,2.6Hz),8.73(1H,d,J=2.6Hz)ppm

Figure 0005618289



300mLのナスフラスコに化合物(a)5.02gをエタノール100mL、トルエン100mLの混合溶液に溶かして水素添加を行った。反応後、Pd/Cを濾取し、ろ液をエバポレーターで濃縮し析出した固体をトルエンで再結晶を行った。その結果、黄色固体化合物(b)を得た。

目的物:1.97g
融点:160−162℃ <文献値 145−147℃>

収率:78%

IR(KBr)
νC=O=1700cm−1
νN−H=3360,3470cm−1

H NMR(DMSO)
δ=5.24(2H,s),6.33(1H,d,J=9.6Hz),6.72(1H,d,J=2.6Hz),6.83(1H,dd,J=8.6,2.6Hz),7.09(1H,d,J=8.6Hz),7.87(1H,d,J=9.6Hz)ppm

Figure 0005618289



300mLのナスフラスコに5℃氷冷下で12NHCl2.7mL、水14.4mLの水溶液を作り、それに化合物(b)を1.97g加え、NaNO1.13gを加えて20分間攪拌し、フェノール1.93g、NaOH0.96g、水14.7mLの混合溶液を加え攪拌し、析出した固体をトルエンで再結晶を行い、化合物(c)を得た。

目的物:2.69g
融点:250℃以上
収率:84%

IR(KBr)
νC=O=1680cm−1
νO−H=3200cm−1

H NMR(DMSO)
δ=4.24(1H,s)6.55(1H,d,J=9.6Hz),6.77(2H,d,J=8.9Hz),7.51(1H,d,J=8.9Hz),7.73(2H,d,J=8.9Hz),8.02(1H,dd,J=8.9,2.3Hz),8.15(1H,d,J=2.3Hz),8.20(1H,d,J=9.6Hz)ppm
Figure 0005618289



300mLのナスフラスコに化合物(c)2.03gを3−Pentanone150mLに溶解し、1−ブロモオクタン1.66g,炭酸カリウム1.07g加えて15時間還流を行った。得られた固体をトルエンで再結晶を行った後、カラムクロマトグラフィーで精製した。充填剤としてシリカゲル、展開溶媒としてクロロホルムをそれぞれ使用した。その結果、本発明の化合物(I)1.40gを得た。

目的物:1.40g
融点:136−138℃ (新規物質であり文献値なし)
収率:44%

IR(KBr)
νC=O=1720cm−1
νC−H=3070cm−1
赤外吸収スペクトル図を図2に示す。

H NMR(CDCl3
δ=0.89(3H,t,J=6.6Hz),1.27−1.58(10H,m),1.83(2H,q,J=6.6Hz),4.05(2H,q,J=6.6Hz),6.49(1H,d,J=9.6Hz),7.01(2H,d,J=8.9Hz),7.43(1H,d,J=8.6Hz),7.81(1H,d,J=9.6Hz),7.91(2H,d,J=8.9Hz),8.00(1H,d,J=2.3Hz),8.10(1H,dd,J=8.9,2.3Hz)ppm
NMRスペクトル図を図3に示す。

Figure 0005618289




300mLのナスフラスコに化合物(c)3.00gを3−Pentanone 150mLに溶解し、1−ブロモヘキサン1.99g、炭酸カリウム1.57g加えて15時間還流を行った。得られた固体をトルエンで再結晶を行った後、カラムクロマトグラフィーで精製した。充填剤としてシリカゲル、展開溶媒としてクロロホルムをそれぞれ使用した。その結果、本発明の化合物(II)1.00gを得た。

目的物:1.00g
融点:140−143℃ (新規化合物であり、文献値なし)
収率:43%

IR(KBr)
νC=O=1730cm−1
νN−H=2940cm−1

赤外吸収スペクトル図を図4に示す。


H NMR(CDCl
δ=0.92(3H,t,J=6.9Hz),1.33−1.57(6H,m),1.83(2H,quin.,J=6,6Hz),4.03(2H,q,J=6.6Hz),6.52(1H,d,J=9.5Hz),7.02 (2H,d,J=8.9Hz),7.46(1H,d,J=8.6Hz),7.80(1H,d,J=9.5Hz),7.92(2H,d,J=8.9Hz),8.00(1H,d,J=2.3Hz),8.09(1H,dd,J=8.6、2.3Hz)ppm

NMRスペクトル図を図5に示す。
<ゲル化試験>
10mmφのサンプル管に化合物(I)0.0039gをGBL(γ−butyrolactone) 0.0695gに加熱溶解して5.3重量%のゲルを作成した。これに18.4W、366nmの紫外線を2cmの距離から12時間室温で照射した。このゲルは一部がゾルに転移した。室温に放置すると再びゲルになった。このゲルを室温で一晩放置したが、ゲルのままでゾルにはならなかった。
<比較例>
比較例として、6−(4−メトキシ−フェニルアゾ)−クロメン−2−オン「英文名;6-(4-Methoxy-phenylazo)-chromen-2-one」(下記化合物(III):CAS No.372156−87−1)をエタノール、トルエン、1−オクタノール、PC(propylene carbonate)に対して5wt%になるように調整し、加熱溶解したところ、エタノール、トルエン、1−オクタノールにおいてはいずれも溶解せず、GBLにおいては5.3重量%程度溶けたが、ゲル化しなかった。

Figure 0005618289



Claims (4)

  1. 下記一般式(1)で表わされる化合物よりなるゲル化剤
    Figure 0005618289
    (但し、nは2〜18の整数)
  2. 前記請求項1記載の一般式(1)で表わされるゲル化剤2重量%以上を含む室温下に液体である有機物質のゲル。
  3. 前記請求項1記載の一般式(1)で表わされるゲル化剤2〜10重量%と室温下に液体である有機物質98〜90重量%よりなる請求項2記載のゲル。
  4. 室温下に前記請求項1記載の一般式(1)で表わされるゲル化剤を分散した室温下に液状の有機物質に紫外線を照射することにより均質ゾルを得た後、放置することにより、ゲルとすることを特徴とする請求項2又は3記載のゲルの製造方法。
JP2010154717A 2010-07-07 2010-07-07 ゲル化剤及びゲル Active JP5618289B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010154717A JP5618289B2 (ja) 2010-07-07 2010-07-07 ゲル化剤及びゲル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010154717A JP5618289B2 (ja) 2010-07-07 2010-07-07 ゲル化剤及びゲル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012017384A JP2012017384A (ja) 2012-01-26
JP5618289B2 true JP5618289B2 (ja) 2014-11-05

Family

ID=45602870

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010154717A Active JP5618289B2 (ja) 2010-07-07 2010-07-07 ゲル化剤及びゲル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5618289B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5598850B2 (ja) * 2010-08-17 2014-10-01 旭化成イーマテリアルズ株式会社 電解液及びリチウムイオン二次電池
WO2014035763A1 (en) * 2012-08-31 2014-03-06 Univation Technologies, Llc Polymerization processes using reactor components suspended in hydrocarbon gels
CN113773668B (zh) * 2021-09-10 2023-06-16 大连工业大学 一类含有氨基的香豆素类染料在超临界co2中的合成与染色方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3898897B2 (ja) * 2001-02-23 2007-03-28 独立行政法人科学技術振興機構 糖誘導体から成る新規ゲル化剤
JP2003073374A (ja) * 2001-08-31 2003-03-12 Kaken Pharmaceut Co Ltd 2環性芳香族アミン誘導体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012017384A (ja) 2012-01-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5376453B2 (ja) フルオロアルキル基誘導体を含むゲル化剤
Mohsenzadeh et al. Benign approaches for the microwave-assisted synthesis of quinoxalines
JP5618289B2 (ja) ゲル化剤及びゲル
Zarei et al. Microwave-assisted click chemistry synthesis of 1, 2, 3-triazoles from aryldiazonium silica sulfates in water
Shamsaddini et al. Synthesis of 3, 3-arylidene bis (4-hydroxycoumarin) catalyzed by p-dodecylbenzenesulfonic acid (DBSA) in aqueous media and microwave irradiation
Kheirkhah et al. HAp‐encapsulated γ‐Fe2O3‐supported dual acidic heterogeneous catalyst for highly efficient one‐pot synthesis of benzoxanthenones and 3‐pyranylindoles
Gharib et al. Synthesis and characterization of new ferrocene‐containing ionic liquids
JP5217457B2 (ja) アジド−アルキン付加環化反応触媒及びそれを用いたトリアゾール化合物の製造方法
Esfandiari et al. Synthesis of benzodiazepines catalyzed by chitosan functionalized by triacid imide as a superior catalyst
JP6494206B2 (ja) ヒドロゲル化剤
Azimi et al. [BMIm] BF4-LiCl as an effective catalytic system for the synthesis of dicoumarols
JP6347948B2 (ja) 3,3’−ジアリル−4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホンの製造方法
JP2010077037A (ja) 尿素化合物、尿素化合物の自己集合体及び自己集合体を含有するオルガノゲル並びにオルガノゲルの製造方法
CN109896918A (zh) 不饱和羰基化合物及其制备方法和应用
JP2013035837A (ja) 一種のイリジウムキラル触媒によって3−アルケニレン置換インドロンを不斉水素添加する方法
CN109293700A (zh) 手性双膦配体、其制备方法、中间体及应用
CN104045592A (zh) 制备5-氟吲哚-2-酮的方法
CN114213312B (zh) 一种可见光促进3-硒氰基吲哚类化合物的合成方法
CN112876416B (zh) 一种二芳甲酰基取代的吡唑类化合物及其制备方法
CN105949079B (zh) 一种可见光催化制备n‑(2‑甲酰基苯基)n‑取代甲酰胺衍生物的方法
Rafiee et al. Coumarins: Facile and Expeditious Synthesis via Keggin‐Type Heteropolycompounds under Solvent‐Free Condition
CN106995374A (zh) 一种氧气氧化取代烷基硝基苯制备硝基芳香酸/硝基α‑芳基醇的方法
CN107382819A (zh) 一种3‑硫代吲哚类化合物的制备方法
Aghapoor et al. Efficient and practical procedures for the synthesis of bis-benzimidazoles in dry media under various reaction conditions
CN106810537A (zh) 一种适用于水油两相体系手性催化剂及其制备和应用

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130524

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140515

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140603

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140730

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140819

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140909

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5618289

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250