JP5697050B2 - 光接続構造及び光コネクタ - Google Patents
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Description
しかしながら、径内側方向に付勢力が作用する固定スリーブを、両方の光ファイバの外周面を跨ぐように装着することは困難であり、生産効率の低下を招いていた。
また、端子固定部材は、抗張力体を抗張力体台座部に対して固定するとともに、ケーブル外被覆部内部に挿入した挿入台座部と、ケーブル外被覆部とを固定することが可能であれば、例えばカシメリングや、筒状のバネ、割溝付きの筒状部材、接着剤等で固定してもよい。
この発明により、光ファイバケーブルを光ファイバ端子に対して確実かつ強固に固定することができる。
この発明により、確実な光伝送を行うとともに、水分の侵入による不具合の発生を防止することができる。
図1及び図2はワイヤー光接続Aについての斜視図による説明図を示し、図3はワイヤー光接続Aについての断面図による説明図を示している。
詳しくは、図1(a)及び図2(a)は雄型光コネクタケーブル10と雌型光コネクタケーブル100とを接続した接続状態のワイヤー光接続Aの斜視図を示し、図1(b)及び図2(b)は雄型光コネクタケーブル10と雌型光コネクタケーブル100とを接続するために配置した状態の斜視図を示している。
光ファイバ芯線404としては、石英系ガラスからなるコア407と、コア407の外側を被覆するクラッドとで構成するマルチモード(MMF)光ファイバである。なお、MMF光ファイバのみならず、例えば、石英系ガラスからなるコア407と、コア407よりも屈折率が低い硬質プラスチックのクラッドで構成する、いわゆるHCS(Hard Clad Silica)光ファイバを用いてもよい。
屈曲部203及び先細円筒部204は、光ファイバケーブル40のケーブル外被覆部403の外形と一致する内部空間を有する円筒状体であり、スリーブ装着部202よりひとまわり径小な環状部分203aを軸方向に所定間隔を隔てて備えている。
筒状本体部311の後端側に配置されたケブラー台座部312は筒状本体部311よりひとまわり径小の円筒体であり、その外周面に、環状の環状凸部312aを前後方向に所定間隔を隔てて配置している。なお、環状凸部312aは、筒状本体部311と同程度の径で形成している。
貫通孔314について詳述すると、貫通孔314は、先端から順に、カップフェルール320及びコーンフェルール330における挿入軸部321,331の挿入を許容する挿入孔部314a、光ファイバ芯線404の挿通を許容する芯線挿通孔部314b、及び、光ファイバ素線401の挿通を許容する素線挿通孔部314cがこの順で連通して構成している。
貫通孔324について詳述すると、貫通孔324は、後端から順に、光ファイバ芯線404の挿通を許容する芯線挿通孔部324a、コア407の挿通を許容するコア挿通孔部324b、後述するコーンフェルール330のコーン本体333の先端コーン部333aの挿入を許容するテーパ孔部324c、及び、コーン本体333の挿入を許容するコーン本体挿通孔部324dがこの順で連通して構成している。テーパ孔部324cは、対向面324caを有する円錐台形状であり、対向面324caの中央にコア挿通孔部324bが開口し、コア挿通孔部324bからコア407の端面が露出している。
貫通孔334について詳述すると、貫通孔334は、後端から順に、光ファイバ芯線404の挿通を許容する芯線挿通孔部334a、及びコア407の挿通を許容するコア挿通孔部334bがこの順で連通して構成している。
貫通孔324のテーパ孔部324cのテーパ角度θ1は、コーンフェルール330の先端コーン部333aのテーパ角度θ2より、挿入方向Xに対する角度が大きくなる。
また、先端コーン部333aの対向面333bは、貫通孔324の対向面324caより径大な円形形状で形成している。
クリアランスKによる許容された光伝送ロス率は、ワイヤー光接続Aを用いるシステム環境によって大きく変わるため、一概にクリアランスKの値を決定することはできない。
雄型光コネクタ20は、雌型光コネクタ120に挿入して嵌合する嵌合凸部21、雄側端子付光ファイバケーブル30を嵌合凸部21へ案内する案内部22とで構成し、嵌合凸部21から案内部22までの間で、雄側端子付光ファイバケーブル30の装着を許容するケーブル装着孔23を2本有している。また、嵌合凸部21の外周面には、ゴム製のOリング21aを装着している。
この発明のフェルールは、コーンフェルール330に対応し、
以下同様に、
光ファイバ端子は、凹状フェルール300aに対応し、
端子付光ファイバケーブルは、雌側端子付光ファイバケーブル130に対応し、
光接続構造は、ワイヤー光接続A、後述するFOT光接続Bに対応し、
接続対象部材は、雄側端子付光ファイバケーブル30に対応し、
被嵌着部は、カップフェルール320に対応し、
互いの対向面は、貫通孔324の対向面324ca及び先端コーン部333aの対向面333bに対応し、
芯線先端面は、コア407の端面に対応し、
嵌着部は、コーン本体333に対応し、
テーパ面は、テーパ孔部324c及び先端コーン部333aに対応し、
嵌着部のテーパ角度は、テーパ角度θ2に対応し、
被嵌着部のテーパ角度は、テーパ角度θ1に対応し、
離間距離は、クリアランスKの距離tに対応し、
コネクタハウジングは、雌型光コネクタ120に対応し、
光コネクタは、雌型光コネクタケーブル100に対応し、
抗張力体台座部は、ケブラー台座部312に対応し、
端子固定部材は、固定スリーブ240に対応し、
環状の凸部は、環状凸部312a,313aに対応し、
保護ブーツは、防水ブーツ200に対応し、
被保持部は、止水部201に対応し、
止水手段は、環状襞201aに対応するも、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、請求項に示される技術思想に基づいて応用することができ、多くの実施の形態を得ることができる。もちろん凹状フェルール300aを備えた雄型光コネクタケーブル10と凸状フェルール300bを備えた雌型光コネクタケーブル100とは入れ替わってもよく、どちらを主体としてもよい。
詳しくは、図7(a)及び図8(a)は雄型光コネクタケーブル10とFOTコネクタ400とを接続した接続状態のFOT光接続Bの斜視図を示し、図7(b)及び図8(b)は雄型光コネクタケーブル10とFOTコネクタ400とを接続するために配置した状態の斜視図を示し、図9(a)は上記接続状態のFOT光接続Bの断面図を示し、図9(b)は上記配置した状態のFOT光接続Bの断面図を示している。
40…光ファイバケーブル
100…雌型光コネクタケーブル
120…雌型光コネクタ
130…雌側端子付光ファイバケーブル
200…防水ブーツ
201…止水部
201a…環状襞
240…固定スリーブ
300a…凹状フェルール
300b…凸状フェルール
312…ケブラー台座部
312a,313a…環状凸部
313…挿入台座部
320…カップフェルール
324…貫通孔
324c…テーパ孔部
324ca…対向面
330…コーンフェルール
333…コーン本体
333a…先端コーン部
333b…対向面
401…光ファイバ素線
402…抗張力体
403…ケーブル外被覆部
404…光ファイバ芯線
405…芯線被覆部
407…コア
A…ワイヤー光接続
B…FOT光接続
θ…テーパ角度
k…クリアランス
t…距離
Claims (5)
- 光ファイバ芯線を有する光ファイバケーブルの先端に、フェルールを有する光ファイバ端子が装着された端子付光ファイバケーブルを光接続する光接続構造であって、
前記光ファイバ端子が接続される接続対象部材に形成された被嵌着部に、互いの対向面が対向するように嵌着するとともに、前記光ファイバケーブルの先端より露出した前記光ファイバ芯線の先端面である芯線先端面が前記対向面から露出する嵌着部を前記フェルールの先端側に備え、
前記嵌着部が前記被嵌着部に挿入可能に構成するとともに、
前記嵌着部及び前記被嵌着部の両側面を挿入方向に交差する方向のテーパ角度を有するテーパ面で構成し、
前記被嵌着部のテーパ面の前記テーパ角度を、前記嵌着部のテーパ面の前記テーパ角度より大きな角度で構成し、
前記嵌着部を前記挿入方向に沿った凸状の円錐台形状で形成し、前記被嵌着部を前記挿入方向に沿った凹状の円錐台形状で形成し、
前記嵌着部の対向面を、前記被嵌着部の対向面より大きな径で形成した円形面で構成した
光接続構造。 - 接続状態における対向面同士の離間距離を、所定の光伝送ロス率に基づいて設定するとともに、
設定された前記離間距離に基づいて、
前記嵌着部の対向面に対する前記被嵌着部の対向面の縮径率、及び前記テーパ角度の少なくとも一方を設定した
請求項1に記載の光接続構造。 - 請求項1または2に記載の光接続構造における前記端子付光ファイバケーブルと、前記光ファイバ端子を挿着するコネクタハウジングとで構成する光コネクタであって、
前記光ファイバケーブルを、
前記光ファイバ芯線の外周を長手方向に沿って覆う芯線被覆部及び前記光ファイバ芯線で構成する光ファイバ素線、該光ファイバ素線の外周に長手方向に沿って配置する抗張力体、並びに抗張力体の外側を長手方向に沿って覆うケーブル外被覆部で構成し、
前記フェルールの後側に、前記抗張力体の前記光ファイバケーブルの先端より露出する露出側端部の載置を許容する筒状の抗張力体台座部と、
該抗張力体台座部の後側に、ケーブル外被覆部内部に挿入可能な筒状の挿入台座部とを備え、
前記抗張力体台座部に載置した前記抗張力体の該露出側端部と前記抗張力体台座部とをカシメて固定するとともに、
ケーブル外被覆部内部に挿入した挿入台座部と、ケーブル外被覆部とを固定する端子固定部材を備えた
光コネクタ。 - 前記抗張力体台座部及び挿入台座部の少なくとも一方の外周面に、
環状の凸部を長手方向に複数配置した
請求項3に記載の光コネクタ。 - 前記光ファイバケーブルにおける前記コネクタハウジング側の部位を被覆する保護ブーツを備え、
前記保護ブーツの先端側部分に、前記コネクタハウジング内に保持される被保持部が形成され、
被保持部の外周に、前記コネクタハウジング内に配置した状態で変形して止水する止水手段を備えた
請求項3または4に記載の光コネクタ。
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