JP5648521B2 - 吸気ダクト接続構造及びエアクリーナ装置 - Google Patents
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Description
特許文献1では、外気ダクトとエアクリーナとを接続する場合に十分な吸入空気量と高い気流音の消音効果とを実現するために、エアクリーナ内に突出している外気ダクトの下流側開口端を、近傍の外気ダクトの軸心に直交する平面に対し所定の角度を持たせて、拡張比を拡大している。
請求項1に記載の吸気ダクト接続構造は、接続部に接続した吸気ダクトを介して内燃機関用の吸気を導入するエアクリーナにおける吸気ダクト接続構造であって、前記接続部は、同一の流入口に、流路断面積が異なる複数段を吸気流方向に配列して形成していると共に、吸気流の上流に行くほど、流路形状が一方側に偏って拡大されることで各段の流路断面積に差が設けられていることを特徴とする。
接続開口径の小さい吸気ダクトの場合には、上流側の段を通過させて下流側の段の位置にてエアクリーナの流入口に接続することができ、このことにより、外部からエアクリーナ内部に吸気を導入することができると共に、接続開口径が小さいために省スペースや騒音低減効果が高くなる。
ところがこのように接続開口径の大きい吸気ダクトを上流側の段の位置にてエアクリーナの流入口に接続しても、その下流側の段の位置では流路断面積が小さくなってしまう。
このように本発明の吸気ダクト接続構造は、1つのエアクリーナにて接続開口径の異なる吸気ダクトに接続可能で、それぞれの要求性能に対応できるものとなる。
このように段は2段として大小2つの流路断面積にて省スペースや騒音低減と大量吸気量確保とのそれぞれに対して十分に対応可能である。
請求項4に記載の吸気ダクト接続構造では、請求項3に記載の吸気ダクト接続構造において、前記接続部の2段のうち、大径側の段は流路に直交状態に形成され、小径側の段は流路に斜めに形成されていることで、前記反対側の内周面が共通化されていることを特徴とする。
請求項5に記載のエアクリーナ装置では、請求項2〜4のいずれか一項に記載の吸気ダクト接続構造を備えたエアクリーナの前記接続部において、吸気流上流側の流路断面積が大きい方の段に、この流路断面積に対応する大径の湾曲状吸気ダクトを、この湾曲状吸気ダクトの湾曲内側を、前記流路形状の拡大側にして接続したことを特徴とする。
請求項6に記載のエアクリーナ装置では、請求項2〜4のいずれか一項に記載の吸気ダクト接続構造を備えたエアクリーナの前記接続部において、吸気流の下流側の流路断面積が小さい方の段に、この流路断面積に対応する小径の湾曲状吸気ダクトを、この湾曲状吸気ダクトの湾曲内側を前記流路形状の拡大側にして接続したことを特徴とする。
このことから小径の湾曲状吸気ダクトを、大径の段の奥にある小径の段に取り付ける際に、特に小径の湾曲状吸気ダクトの曲率が大きくても大径の段の縁が、小径の湾曲状吸気ダクトに干渉することがない。したがって小径の湾曲状吸気ダクトの曲率が大きくてもエアクリーナ装置の組立が可能になると共に、エアクリーナ装置の小型化に貢献できる。
〈構成〉図1〜6は上述した発明が適用されたエアクリーナ2の吸気ダクト接続構造を示すものであり、吸気ダクト接続部4とその周辺の構成を表す。吸気ダクト接続部4は、同一の流入口4aにおいて、流路断面積が異なる複数段、ここでは第1段6と第2段8との2段が、吸気流方向に配列して形成されている。
このように形成されたエアクリーナ2の吸気ダクト接続部4には、図7の(a)、(b)に示すごとく、第1段6の流路断面積に対応する大径の湾曲状吸気ダクト12と、第2段8の流路断面積に対応する小径の湾曲状吸気ダクト14とのいずれかを選択して接続することができる。
〈作用〉図7の(a)のごとく大径の湾曲状吸気ダクト12を第1段6に取り付けることにより、湾曲状吸気ダクト12内を流れた吸気流Gfは、吸気ダクト接続部4からエアクリーナハウジング2a内に流れ込む。大径の湾曲状吸気ダクト12からエアクリーナハウジング2a内に吸気が流れ込む際に、第1段6と第2段8との間の段差8aにより、流路断面積が湾曲内側にて縮小する。
〈効果〉(1)エアクリーナ2において、同一の流入口4aには、吸気流方向に配列して、流路断面積が異なる複数段6,8が形成され、吸気流の上流に行くほど、第2段8から第1段6へと、段の流路断面積は拡大されている。このことにより前述したごとく各段6,8の位置で、接続開口径の異なる各種の吸気ダクト12,14を接続できる。
(2)吸気ダクト接続部4の2段6,8は、下流側の第2段8を流路に対して斜めに配置することで、流路形状の拡大側とは反対側において共用面10を形成することで内周面を共通化している。このことにより拡大側とは反対側において吸気ダクト接続構造を短くでき、エアクリーナ2の小型化に貢献できる。
〈構成〉本実施の形態におけるエアクリーナ102の吸気ダクト接続部104を、図8の(a)に示す。この吸気ダクト接続部104は、同一の流入口104aにおいて、流路断面積が異なる複数段、ここでは第1段106、第2段108、及び第3段110の3段が、吸気流方向に配列して形成されている。
〈作用〉この吸気ダクト接続部104には、図8の(b)〜(d)に示すごとく、第1段106の流路断面積に対応する大径の湾曲状吸気ダクト112、第2段108の流路断面積に対応する中径の湾曲状吸気ダクト114、及び第3段110の流路断面積に対応する小径の湾曲状吸気ダクト116のいずれかを選択して接続することができる。このことにより3段106〜110であっても、前記実施の形態1にて述べた作用を生じさせることができる。
〈効果〉(1)3段106〜110であっても、前記実施の形態1にて述べたごとくの効果を生じる。すなわち、特に接続開口径の最小の吸気ダクト116の場合には、図8の(d)に示すごとく、上流の第1段106及び第2段108を通過させて最下流側の第3段110の位置にてエアクリーナ102の流入口104aに接続することができる。このことにより、外部からエアクリーナ102内部に吸気を導入することができると共に、接続開口径が小さいために省スペースや騒音低減効果が高くなる。
[その他の実施の形態]
・前記実施の形態1において、図7の(b)に示したごとく小径の吸気ダクト14は湾曲していたが、図9の(a)に示すごとく、小径の第2段8に湾曲していない直管状の小径の吸気ダクト214を配置しても良い。前記実施の形態2の第3段110についても同じである。
Claims (7)
- 接続部に接続した吸気ダクトを介して内燃機関用の吸気を導入するエアクリーナにおける吸気ダクト接続構造であって、
前記接続部は、同一の流入口に、流路断面積が異なる複数段を吸気流方向に配列して形成していると共に、吸気流の上流に行くほど、流路形状が一方側に偏って拡大されることで各段の流路断面積に差が設けられていることを特徴とする吸気ダクト接続構造。 - 請求項1に記載の吸気ダクト接続構造において、前記接続部は2段に形成されていることを特徴とする吸気ダクト接続構造。
- 請求項2に記載の吸気ダクト接続構造において、前記接続部の2段は前記流路形状の拡大側とは反対側が内周面を共通化していることを特徴とする吸気ダクト接続構造。
- 請求項3に記載の吸気ダクト接続構造において、前記接続部の2段のうち、大径側の段は流路に直交状態に形成され、小径側の段は流路に斜めに形成されていることで、前記反対側の内周面が共通化されていることを特徴とする吸気ダクト接続構造。
- 請求項2〜4のいずれか一項に記載の吸気ダクト接続構造を備えたエアクリーナの前記接続部において、吸気流上流側の流路断面積が大きい方の段に、この流路断面積に対応する大径の湾曲状吸気ダクトを、この湾曲状吸気ダクトの湾曲内側を、前記流路形状の拡大側にして接続したことを特徴とするエアクリーナ装置。
- 請求項2〜4のいずれか一項に記載の吸気ダクト接続構造を備えたエアクリーナの前記接続部において、吸気流の下流側の流路断面積が小さい方の段に、この流路断面積に対応する小径の湾曲状吸気ダクトを、この湾曲状吸気ダクトの湾曲内側を前記流路形状の拡大側にして接続したことを特徴とするエアクリーナ装置。
- 請求項6に記載のエアクリーナ装置において、前記湾曲状吸気ダクトは接続側の先端がダクト中心軸に対して斜めに切断されていることにより、接続側開口部がエアクリーナ中心側に向けられていることを特徴とするエアクリーナ装置。
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