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JP5647396B2 - 空気調和装置 - Google Patents

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Description

本発明は、空気調和装置に関する。
従来より、電磁誘導加熱方式による冷媒加熱装置を備えた空気調和装置が提案されている。
例えば、以下の特許文献1(特開2007−255736号公報)では、誘導加熱による冷媒の加熱を効率的に行うために、冷媒の循環量をある程度確保させた状態で誘導加熱を開始する制御を行う空気調和装置が提案されている。
上述の特許文献1(特開2007−255736号公報)に記載の技術では、冷媒の効率的な加熱を行う観点から循環量を確保させているが、冷媒は直接的に誘導加熱されるものではなく、磁性体等の誘導加熱による発熱部材からの熱伝達を受けることで加熱される。このため、仮に、循環量がある程度確保されている場合であっても、誘導加熱を行うために必要な循環量を確保できていない場合がある。
本発明は上述した点に鑑みてなされたものであり、本発明の課題は、誘導加熱によって発熱させる部材が過度に発熱することを抑制することが可能な空気調和装置を提供することにある。
第1発明に係る空気調和装置は、圧縮機構、冷媒冷却器、膨張機構および冷媒加熱器を少なくとも含む空気調和装置であって、冷媒回路、磁界発生部、循環量把握部および制御部を備えている。冷媒回路は、圧縮機構と冷媒冷却器と膨張機構と冷媒加熱器に冷媒を循環させる。磁界発生部は、冷媒回路のうち冷媒加熱器の出口から圧縮機構の吸入側の間である加熱対象配管を誘導加熱させるために磁界を生じさせる、および/または、加熱対象配管中を流れる冷媒と熱的接触をする部材を誘導加熱させるために磁界を生じさせる。循環量把握部は、冷媒回路の冷媒循環量を把握する。制御部は、循環量把握部が把握する冷媒循環量が所定の異常加熱抑制量以上になった場合に、磁界発生部に磁界を生じさせるか磁界発生部に生じさせる磁界を増大させ磁界出力制御を行う。
この空気調和装置では、圧縮機構の吸入冷媒量が少ない場合には、磁界発生部が生じさせる磁界の大きさを大きくして誘導加熱の程度を増大させてしまうと、誘導加熱の対象となる部分が過度に発熱してしまうおそれがある。
これに対して、この空気調和装置では、冷媒循環量が所定の異常加熱抑制量以上になった場合に磁界を生じさせたり生じさせる磁界を増大させたりすることで磁界を調節するため、誘導加熱部分を過度に加熱してしまうことを抑制することができる。
また、この空気調和装置では、圧縮機構からかなり離れた冷媒配管を流れる冷媒ではなくて圧縮機構に吸入される直前の冷媒を迅速に加熱させている。そして、圧縮機構の吸入側を流れる冷媒は、乾き度が大きいかもしくは過熱状態となっており、より上流側を流れている気液二相状態等の冷媒が潜熱変化する場合と比べると、顕熱変化を行いやすいため、温度が上昇しやすい。
これに対して、この空気調和装置では、磁界出力制御は、冷媒循環量が増大した後に行われるため、冷媒循環量が少ない状態での過度の誘導加熱を防止することができる。これにより、温度上昇が生じやすい圧縮機構の吸入側を通過する冷媒を加熱する場合であっても、誘導加熱部分を過度に加熱してしまうことを抑制することができる。
第2発明の空気調和装置は、第1発明の空気調和装置において、磁界発生部は、冷媒加熱器の出口から圧縮機構の吸入側に向かうガス冷媒を加熱している。
第3発明の空気調和装置は、第1発明もしくは第2発明の空気調和装置において、循環量把握部は、少なくとも、圧縮機構の所定のピストン押しのけ量、圧縮機構の駆動周波数、および、圧縮機構の吸入冷媒密度に基づいて定める。
この空気調和装置では、圧縮機構の吸入側を通過する冷媒の状態に応じた磁界出力制御を行うことが可能になる。
第4発明の空気調和装置は、第3発明の空気調和装置において、低圧把握部と吸入冷媒温度把握部をさらに備えている。低圧把握部は、冷媒回路の低圧部分を流れる冷媒の圧力を把握する。吸入冷媒温度把握部は、圧縮機構の吸入冷媒温度を把握する。循環量把握部は、低圧把握部が把握する圧力と吸入冷媒温度把握部が把握する温度を用いて圧縮機構の吸入冷媒密度を求める。
この空気調和装置では、冷媒循環量をより正確に把握することができるようになる。
第5発明の空気調和装置は、第4発明の空気調和装置において、吸入冷媒温度把握部は、冷媒回路中の圧縮機構の吸入側であって、磁界発生部によって誘導加熱される部分よりも下流側を通過する冷媒の状態量を検知する。
この空気調和装置では、誘導加熱による発熱部分の上流側を流れている冷媒の状態量を把握することで、誘導加熱による影響を受けない値を把握することができるようになる。
第6発明の空気調和装置は、第4発明または第5発明の空気調和装置において、制御部は、循環量把握部が把握する冷媒循環量が所定の異常加熱抑制量以上になり、かつ、圧縮機構の吸入冷媒が湿り状態であるかもしくは所定過熱度以下の過熱状態である場合に、磁界出力制御を行う。
この空気調和装置では、圧縮機構の吸入冷媒の過熱度が高い場合には、誘導加熱によって発熱する部分の温度上昇が顕著になってしまうおそれがある。
これに対して、この空気調和装置では、循環量把握部が把握する冷媒循環量が所定の異常加熱抑制量以上になり、かつ、所定過熱度以下の過熱状態かもしくは湿り状態となっている場合に限って誘導加熱が行われる。このため、圧縮機構の駆動周波数が高く冷媒流れ速度が速くなっていたとしても、所定過熱度以下の過熱状態かもしくは湿り状態になっていなければ磁界出力制御が行われないため、過度の過熱をより抑制させることができるようになる
第1、2発明の空気調和装置では、誘導加熱部分を過度に加熱してしまうことを抑制することができる。また、温度上昇が生じやすい圧縮機構の吸入側を通過する冷媒を加熱する場合であっても、誘導加熱部分を過度に加熱してしまうことを抑制することができる。
第3発明の空気調和装置では、圧縮機構の吸入側を通過する冷媒の状態に応じた磁界出力制御を行うことが可能になる。
第4発明の空気調和装置では、冷媒循環量をより正確に把握することができるようになる。
第5発明の空気調和装置では、誘導加熱による影響を受けない値を把握することができるようになる。
第6発明の空気調和装置では、過度の過熱をより抑制させることができるようになる
本発明の一実施形態にかかる空気調和装置の冷媒回路図である。 電磁誘導加熱ユニットの外観斜視図である。 電磁誘導加熱ユニットから遮蔽カバーを取り除いた状態を示す外観斜視図である。 電磁誘導サーミスタの外観斜視図である。 ヒューズの外観斜視図である。 電磁誘導サーミスタおよびヒューズの取付状態を示す概略断面図である。 電磁誘導加熱ユニットの断面構成図である。 湿り保護誘導加熱制御のフローチャートを示す図である。 異常過熱抑制制御のフローチャートを示す図である。 他の実施形態(H)の冷媒配管の説明図である。 他の実施形態(I)の冷媒配管の説明図である。 他の実施形態(J)のフェライトケースの配置例を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の一実施形態における電磁誘導加熱ユニット6を備えた空気調和装置1を例に挙げて説明する。
<第1実施形態>
<1−1>空気調和装置1
図1に、空気調和装置1の冷媒回路10を示す冷媒回路図を示す。
空気調和装置1は、熱源側装置としての室外機2と、利用側装置としての室内機4とが冷媒配管によって接続されて、利用側装置が配置された空間の空気調和を行うものであって、圧縮機21、四路切換弁22、室外熱交換器23、電動膨張弁24、アキュームレータ25、室外ファン26、室内熱交換器41、室内ファン42、ホットガスバイパス弁27、キャピラリーチューブ28および電磁誘導加熱ユニット6等を備えている。
圧縮機21、四路切換弁22、室外熱交換器23、電動膨張弁24、アキュームレータ25、室外ファン26、ホットガスバイパス弁27、キャピラリーチューブ28および電磁誘導加熱ユニット6は、室外機2内に収容されている。室内熱交換器41および室内ファン42は、室内機4内に収容されている。
冷媒回路10は、吐出管A、室内側ガス管B、室内側液管C、室外側液管D、室外側ガス管E、アキューム管F、吸入管Gおよびホットガスバイパス回路Hを有している。室内側ガス管Bおよび室外側ガス管Eは、ガス状態の冷媒が多く通過するものではあるが、通過する冷媒をガス冷媒に限定しているものではない。室内側液管Cおよび室外側液管Dは、液状態の冷媒が多く通過するものではあるが、通過する冷媒を液冷媒に限定しているものではない。
吐出管Aは、圧縮機21と四路切換弁22とを接続している。吐出管Aには、通過する冷媒温度を検知する吐出温度センサ29dが設けられている。なお、圧縮機21には、電流供給部21eが電流の供給を行う。この電流供給部21eの供給電力量は、圧縮機電力検知部29fが検知している。なお、圧縮機21のピストンの駆動回転数は、回転数把握部29rが検知する。室内側ガス管Bは、四路切換弁22と室内熱交換器41とを接続している。この室内側ガス管Bの途中には、通過する冷媒の圧力を検知する第1圧力センサ29aが設けられている。室内側液管Cは、室内熱交換器41と電動膨張弁24とを接続している。室外側液管Dは、電動膨張弁24と室外熱交換器23とを接続している。室外側ガス管Eは、室外熱交換器23と四路切換弁22とを接続している。この室外側ガス管Eの途中には、通過する冷媒の圧力を検知する第2圧力センサ29gが設けられている。
アキューム管Fは、四路切換弁22とアキュームレータ25とを接続しており、室外機2の設置状態で鉛直方向に伸びている。アキューム管Fの一部に対して、電磁誘導加熱ユニット6が取り付けられている。アキューム管Fのうち、少なくとも後述するコイル68によって周囲を覆われている発熱部分は、内側に冷媒を流している銅管F1の周囲を覆うように設けられた磁性体管F2によって構成されている。この磁性体管F2は、SUS(Stainless Used Steel:ステンレス鋼)430によって構成されている。このSUS430は、強磁性体材料であって、磁界に置かれると渦電流を生じつつ、自己の電気抵抗によって生ずるジュール熱により発熱する。冷媒回路10を構成する配管のうち磁性体管F2以外の部分は、銅管で構成されている。このように電磁誘導加熱を行うことで、アキューム管Fを電磁誘導によって加熱させることができ、アキュームレータ25を介して圧縮機21に吸入される冷媒を暖めることができる。これにより、空気調和装置1の暖房能力を向上させることができる。また、例えば、暖房運転の起動時においては、圧縮機21が十分に暖まっていない場合であっても、電磁誘導加熱ユニット6による迅速な加熱によって起動時の能力不足を補うことができる。さらに、四路切換弁22を冷房運転用の状態に切り換えて、室外熱交換器23等に付着した霜を除去するデフロスト運転を行う場合には、電磁誘導加熱ユニット6がアキューム管Fを迅速に加熱することで、圧縮機21は迅速に暖められた冷媒を対象として圧縮することができる。このため、圧縮機21から吐出するホットガスの温度を迅速に上げることができる。これにより、デフロスト運転によって霜を解凍させるのに必要とされる時間を短縮化させることができる。これにより、暖房運転中に適時デフロスト運転を行うことが必要となる場合であっても、できるだけ早く暖房運転に復帰させることができ、ユーザの快適性を向上させることができる。
なお、このアキューム管Fには、電磁誘導加熱ユニット6と四路切換弁22との間を流れる冷媒の温度を検知する吸入温度センサ19が儲けられている。この吸入温度センサ19は、冷凍サイクルが暖房運転を行う状態において、電磁誘導加熱ユニット6の誘導加熱によって冷媒が暖められる前の、電磁誘導加熱ユニット6の下流側を流れている冷媒温度を検知する。
吸入管Gは、アキュームレータ25と圧縮機21の吸入側とを接続している。
ホットガスバイパス回路Hは、吐出管Aの途中に設けられた分岐点A1と室外側液管Dの途中に設けられた分岐点D1とを接続している。ホットガスバイパス回路Hは、途中に冷媒の通過を許容する状態と許容しない状態とを切換可能なホットガスバイバス弁27が配置されている。なお、ホットガスバイパス回路Hは、ホットガスバイバス弁27と分岐点D1との間に、通過する冷媒圧力を下げるキャピラリーチューブ28が設けられている。このキャピラリーチューブ28は、暖房運転時の電動膨張弁24による冷媒圧力の低下後の圧力に近づけることができるため、ホットガスバイパス回路Hを通じた室外側液管Dへのホットガスの供給による室外側液管Dの冷媒圧力上昇を抑えることができる。
四路切換弁22は、冷房運転サイクルと暖房運転サイクルとを切換可能である。図1では、暖房運転を行う際の接続状態を実線で示し、冷房運転を行う際の接続状態を点線で示している。暖房運転時には、室内熱交換器41が冷媒の冷却器として、室外熱交換器23が冷媒の加熱器として機能する。冷房運転時には、室外熱交換器23が冷媒の冷却器として、室内熱交換器41が冷媒の加熱器として機能する。
室外熱交換器23は、一端が室外熱交換器23の室外側ガス管E側の端部と接続されており、他端が室外熱交換器23の室外側液管D側の端部と接続されている。また、室外熱交換器23には、空気調和装置1を流れる冷媒温度を検知する室外熱交温度センサ29cが設けられている。さらに、室外熱交換器23に対して、空気流れ方向下流側には、室外の気温を検知する室外温度センサ29bが設けられている。
室内機4内には、室内温度を検知する室内温度センサ43が設けられている。また、室内熱交換器41には、電動膨張弁24が接続されている室内側液管C側の冷媒温度を検知する室内熱交温度センサ44が設けられている。
室外機2内に配置される機器を制御する室外制御部12と、室内機4内に配置されている機器を制御する室内制御部13とが、通信線11aによって接続されることで、制御部11を構成している。この制御部11は、空気調和装置1を対象とした種々の制御を行う。
また、室外制御部12には、各種制御を行う際に経過時間をカウントするタイマ95が設けられている。
なお、制御部11には、ユーザからの設定入力を受け付けるコントローラ90が接続されている。
<1−2>電磁誘導加熱ユニット6
図2に、アキューム管Fに取り付けられた電磁誘導加熱ユニット6概略斜視図を示す。図3に、電磁誘導加熱ユニット6から遮蔽カバー75を取り除いた状態の外観斜視図を示す。図4に、電磁誘導サーミスタ14の概略構成図を示す。図5に、ヒューズ15の概略構成図を示す。図6に、電磁誘導サーミスタ14およびヒューズ15のアキューム管Fへの取付状態についての断面図を示す。図7に、アキューム管Fに取り付けられた電磁誘導加熱ユニット6の断面図を示す。
電磁誘導加熱ユニット6は、アキューム管Fのうち発熱部分である磁性体管F2を径方向外側から覆うように配置されており、電磁誘導加熱によって磁性体管F2を発熱させる。このアキューム管Fの発熱部分は、内側の銅管F1と外側の磁性体管F2とを有する二重管構造となっている。
電磁誘導加熱ユニット6は、第1六角ナット61、第2六角ナット66、第1ボビン蓋63、第2ボビン蓋64、ボビン本体65、第1フェライトケース71、第2フェライトケース72、第3フェライトケース73、第4フェライトケース74、第1フェライト98、第2フェライト99、コイル68、遮蔽カバー75、電磁誘導サーミスタ14およびヒューズ15等を備えている。
第1六角ナット61および第2六角ナット66は、樹脂製であって、図示しないC型リングを用いて、電磁誘導加熱ユニット6とアキューム管Fとの固定状態を安定させる。第1ボビン蓋63および第2ボビン蓋64は、樹脂製であって、アキューム管Fをそれぞれ上端位置および下端位置において径方向外側から覆っている。この第1ボビン蓋63および第2ボビン蓋64は、後述する第1〜第4フェライトケース71〜74をネジ69を介して螺着させるための、ネジ69用の螺着孔を4つ有している。さらに、第2ボビン蓋64は、電磁誘導サーミスタ14を差し込んで、磁性体管F2の外表面に取り付けるための電磁誘導サーミスタ差し込み開口64fを有している。また、第2ボビン蓋64は、ヒューズ15を差し込んで、磁性体管F2の外表面に取り付けるためのヒューズ差し込み開口64eを有している。電磁誘導サーミスタ14は、図4に示すように、電磁誘導サーミスタ検知部14a、外側突起14b、側面突起14cおよび電磁誘導サーミスタ検知部14aの検知結果を信号にして制御部11まで伝える電磁誘導サーミスタ配線14dを有している。電磁誘導サーミスタ検知部14aは、アキューム管Fの外表面の湾曲形状に沿うような形状を有しており、実質的な接触面積を有している。ヒューズ15は、図5に示すように、ヒューズ検知部15a、非対称形状15bおよびヒューズ検知部15aの検知結果を信号にして制御部11まで伝えるヒューズ配線15dを有している。ヒューズ15から所定制限温度を超えた温度検知の知らせを受けた制御部11は、コイル68への電力供給を停止させる制御を行って、機器の熱損傷を回避させる。ボビン本体65は、樹脂製であって、コイル68が巻き付けられる。コイル68は、ボビン本体65の外側においてアキューム管Fの延びる方向を軸方向として螺旋状に巻き付けられている。コイル68は、図示しない制御用プリント基板18に接続されており、高周波電流の供給を受ける。制御用プリント基板は、制御部11によって出力制御される。図6に示すように、ボビン本体65と第2ボビン蓋64とが勘合している状態で、電磁誘導サーミスタ14およびヒューズ15が取り付けられる。ここで、電磁誘導サーミスタ14の取り付け状態では、板バネ16によって磁性体管F2の径方向内側に押されることで、磁性体管F2の外表面との良好な圧接状態を維持している。また、ヒューズ15の取り付け状態も同様に、板バネ17によって磁性体管F2の径方向内側に押されることで、磁性体管F2の外表面との良好な圧接状態を維持している。このように、電磁誘導サーミスタ14およびヒューズ15がアキューム管Fの外表面との密着性を良好に保たれているために、応答性を向上させ、電磁誘導加熱による急激な温度変化も迅速に検出できるようにしている。第1フェライトケース71は、第1ボビン蓋63と第2ボビン蓋64とをアキューム管Fの延びている方向から挟み込み、ネジ69によって螺着固定されている。第1フェライトケース71〜第4フェライトケース74は、透磁率の高い素材であるフェライトによって構成された第1フェライト98および第2フェライト99を収容している。第1フェライト98および第2フェライト99は、図7のアキューム管Fおよび電磁誘導加熱ユニット6の断面図において示すように、コイル68によって生じる磁界を取りこんで磁束の通り道を形成することで、磁界が外部に漏れ出しにくいようにしている。遮蔽カバー75は、電磁誘導加熱ユニット6の最外周部分に配置されており、第1フェライト98および第2フェライト99だけでは呼び込みきれない磁束を集める。この遮蔽カバー75の外側にはほとんど漏れ磁束が生じず、磁束の発生場所について自決することができている。
<1−3>電磁誘導加熱制御
上述した電磁誘導加熱ユニット6は、冷凍サイクルを暖房運転させる場合に暖房運転を開始させる起動時、暖房能力補助時、および、デフロスト運転を行う時にアキューム管Fの磁性体管F2を発熱させる制御を行う。
ここでは、暖房能力補助時の電磁誘導加熱ユニット6の制御のうち、アキューム管Fの磁性体管F2の温度が異常上昇することを抑制するための制御について例に挙げて説明する。
(異常過熱抑制制御)
異常過熱抑制制御は、圧縮機21等の起動時の制御が終了した後であって空気調和装置1の冷媒回路10における冷媒分布状況が安定してきた定常制御状態において、暖房運転能力の補助等の目的で電磁誘導加熱ユニット6による誘導加熱を開始する場合に、アキューム管Fを流れている冷媒循環量が十分に確保されていることを確認するための制御である。
ここで、冷凍サイクルにおける冷媒循環量(アキューム管Fの磁性体管F2部分を通過する冷媒量)は、予め定まっている量として図示しないメモリに格納されている圧縮機21のピストン押しのけ量、回転数把握部29rが把握する圧縮機21の駆動回転数、および、圧縮機21の吸入冷媒密度を乗じることで、制御部11が算出する。この吸入冷媒密度は、第2圧力センサ29gの検知する冷媒圧力と、吸入温度センサ19が検知する冷媒温度に基づいて制御部11が算出する。
定常制御状態では、空気調和装置1の起動時の各種制御が終了した後であって、圧縮機21の駆動周波数が定格である最大周波数で維持された状態において、制御部11が、電動膨張弁24の開度を調節することで冷媒循環量を変更し、外気温の変化やユーザによる設定温度の変化などの状況変化に対応する制御が行われている。ここで、制御部11は、暖房運転状態の冷媒流れにおける室内熱交換器41と電動膨張弁24との間を通過する冷媒の過冷却度が5℃で維持されるように、電動膨張弁24の開度を制御している。この過冷却度は、第2圧力センサ29gの検知圧力に相当する飽和温度と室内熱交温度センサ44が検知する温度との差を制御部11が算出することで得られる。
以下、図8に示す湿り異常過熱抑制制御のフローチャートを用いて説明する。
ステップS11では、制御部11は、定常制御状態にあるか否かを判断する。ここで、定常制御状態にあると判断された場合は、ステップS12に移行する。なお、定常制御状態では、電磁誘導加熱ユニット6の出力は0となっている。
ステップS12では、制御部11は、冷凍サイクルの冷媒循環量が所定の異常過熱抑制量以上であるか否か判断する。異常過熱抑制量未満の場合には、ステップS12を繰り返す。異常過熱抑制量以上の場合には、ステップS13に移行する。
ステップS13では、制御部11は、電磁誘導加熱ユニット6によるアキューム管Fの誘導加熱を開始させる。
ステップS14では、制御部11は、制御状態を維持したままで、所定時間が経過するのを待つ。
ステップS15では、制御部11は、再度、冷凍サイクルの冷媒循環量が所定の異常過熱抑制量以上であるか否か判断する。異常過熱抑制量以上の場合には、ステップS14に戻る。異常過熱抑制量未満の場合には、ステップS16に移行する。
ステップS16では、制御部11は、電磁誘導加熱ユニット6によるアキューム管Fの誘導加熱を停止させる。
このようにして、電磁誘導加熱ユニット6による誘導加熱を行う場合のアキューム管Fの冷媒流動量を確保することで、アキューム管Fの温度の異常上昇を防止することができている。
<第1実施形態の空気調和装置1の特徴>
空気調和装置1では、電磁誘導加熱ユニット6によってアキューム管Fが誘導加熱される前に、異常過熱抑制制御が行われることで、冷凍サイクルにおける冷媒循環量が異常過熱抑制量以上確保されている状況にあるかどうか確認される。このため、電磁誘導加熱ユニット6による誘導加熱は、冷凍サイクルに異常過熱抑制量以上の冷媒が流れている状態でのみ行われ、冷媒循環量が異常過熱抑制量よりも少ない状態では、電磁誘導加熱ユニット6による誘導加熱が行われない。
このため、電磁誘導加熱ユニット6の誘導加熱によりアキューム管Fに供給される熱が、循環している冷媒に奪われ、この冷媒量が十分に確保されているためにアキューム管Fの温度の異常上昇を防止することができている。
<第2実施形態>
第2実施形態の空気調和装置の構成は、上述した第1実施形態の空気調和装置1と同様であるため、説明を省略する。
第2実施形態の空気調和装置では、第1実施形態の異常過熱抑制制御の代わりに、異常過熱抑制湿り保護制御を行う。
異常過熱抑制湿り保護制御は、圧縮機21等の起動時の制御が終了した後であって暖房能力補助のために電磁誘導加熱ユニット6による誘導加熱が行われている際に、圧縮機21で液圧縮が生じないように電磁誘導加熱ユニット6による誘導加熱を開始する場合に、アキューム管Fを流れている冷媒循環量が十分に確保されていることを確認するための制御である。ここでの暖房能力補助のために電磁誘導加熱ユニット6による誘導加熱では、コイル68に対する供給電力が最大出力の50%となるように設定されている。
暖房能力補助のために電磁誘導加熱ユニット6による誘導加熱が行われている状況は、空気調和装置1の起動時の各種制御が終了した後であって、圧縮機21の駆動周波数が定格である最大周波数で維持された状態において、制御部11が、電動膨張弁24の開度を調節することで冷媒循環量を変更し、外気温の変化やユーザによる設定温度の変化などの状況変化に対応する制御が行われている。ここで、制御部11は、暖房運転状態の冷媒流れにおける室内熱交換器41と電動膨張弁24との間を通過する冷媒の過冷却度が5℃で維持されるように、電動膨張弁24の開度を制御している。この過冷却度は、第2圧力センサ29gの検知圧力に相当する飽和温度と室内熱交温度センサ44が検知する温度との差を制御部11が算出することで得られる。
圧縮機21の吸入冷媒の乾き度もしくは過熱度は、第2圧力センサ29gが検知する圧力に相当する飽和温度と、電磁誘導サーミスタ14が検知する温度との差によって制御部11が算出する。
圧縮機21の吐出冷媒の乾き度もしくは過熱度は、第1圧力センサ29aが検知する圧力に相当する飽和温度と、吐出温度センサ29dが検知する温度との差によって制御部11が算出する。
以下、図9に示す異常過熱抑制湿り保護制御のフローチャートを用いて説明する。
ステップS21では、制御部11は、電磁誘導加熱ユニット6による誘導加熱が実行中であるか否か判断する。ここで、誘導加熱が実行中であると判断された場合は、ステップS22に移行する。誘導加熱が実行中でない場合には、ステップS21を繰り返す。
ステップS22では、制御部11は、吸入冷媒の過熱度が4℃未満となり、かつ、吐出冷媒の過熱度が10℃未満となっている、という誘導加熱開始条件を満たしているか否か判断する。誘導加熱開始条件を満たしていない場合には、ステップS22を繰り返す。誘導加熱開始条件を満たしている場合には、ステップS23に移行する。
ステップS23では、制御部11は、冷凍サイクルの冷媒循環量が所定の最大出力時異常過熱抑制量以上であるか否か判断する。最大出力時異常過熱抑制量未満の場合には、ステップS23を繰り返す。最大出力時異常過熱抑制量以上の場合には、ステップS24に移行する。
ステップS24では、制御部11は、電磁誘導加熱ユニット6によるアキューム管Fの誘導加熱の程度を増大させる。すなわち、電磁誘導加熱ユニット6のコイル68に対する供給で力を増大させる。ここでは、コイル68に対する供給電力が、最大出力の50%の状態から、最大出力となるまで上げられる。
ステップS25では、制御部11は、制御状態を維持したままで、所定時間が経過するのを待つ。
ステップS26では、制御部11は、再度、冷凍サイクルの冷媒循環量が所定の最大出力時異常過熱抑制量以上であるか否か判断する。最大出力時異常過熱抑制量以上の場合には、ステップS27に移行する。最大出力時異常過熱抑制量未満の場合には、ステップS28に移行する。
ステップS27では、制御部11は、吸入冷媒の過熱度が5℃以上になるか、もしくは、吐出冷媒の過熱度が12℃以上になっている誘導加熱終了条件を満たしているか否か判断する。誘導加熱終了条件を満たしていない場合には、ステップS25に戻る。誘導加熱終了条件を満たしている場合には、ステップS28に移行する。
ステップS28では、制御部11は、電磁誘導加熱ユニット6によるアキューム管Fの誘導加熱の出力を、暖房能力補助の状態である最大出力の50%の状態まで低下させる。
このようにして、電磁誘導加熱ユニット6による誘導加熱の出力を増大する場合においてもアキューム管Fの冷媒流動量を確保することで、圧縮機21での液圧縮の発生を防止しつつアキューム管Fの温度の異常上昇を防止することができている。
<第2実施形態の空気調和装置1の特徴>
第2実施形態の異常過熱抑制湿り保護制御では、上記第1実施形態の特徴だけでなく、圧縮機21での液圧縮の発生防止とアキューム管Fの温度の異常上昇防止とを両立させることができている。
なお、第2実施形態における暖房能力補助のための電磁誘導加熱ユニット6による50%出力での誘導加熱が行われている最中に、さらに電磁誘導加熱ユニット6による出力を上げる場合には、すでに電磁誘導サーミスタ14が検知する温度が上昇しているため、電磁誘導加熱ユニット6によって誘導加熱される対象部分の冷媒循環量が確保されているか否かを判断することが難しい。これに対して、第2実施形態の空気調和装置1では、吸入温度センサ19の設置位置を、電磁誘導加熱ユニット6による誘導加熱対象部分よりも下流側としている。このため、冷凍サイクルの冷媒循環量のうち、電磁誘導加熱ユニット6による誘導加熱対象部分の下流側を流れている冷媒の密度を求めることで、誘導加熱対象部分と圧縮機21との間を流れる暖められた後の状態の冷媒量ではなく、誘導加熱対象部分の下流側を流れる冷媒量を把握することができる。そして、制御部11は、この循環量が最大出力時異常過熱抑制量である場合に、電磁誘導加熱ユニット6の出力を最大とすることを許可している。これにより、電磁誘導加熱ユニット6による誘導加熱を最大出力で行う場合であっても、誘導加熱対象部分の異常温度上昇を抑制することができている。
<他の実施形態>
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
(A)
上記実施形態では、磁性体管F2の材質としてSUS430が用いられる場合について例に挙げて説明した。
しかし、本発明はこれに限られるものではない。例えば、鉄、銅、アルミ、クロム、ニッケル等の導体およびこれらの群から選ばれる少なくとも2種以上の金属を含有する合金等とすることができる。
また、磁性体材料としては、例えば、フェライト系、マルテンサイト系およびこれらの種類を組み合わせたものが例として挙げられるが、強磁性体であって電気抵抗が比較的高いものであり使用温度範囲よりもキュリー温度が高い材料が好ましい。
なお、ここでのアキューム管Fは、より多くの電力が必要とされるが、磁性体および磁性体を含有する材料を備えていなくてもよく、誘導加熱が行われる対象となる材質を含有するものであってもよい。
なお、磁性体材料は、例えば、アキューム管Fのすべてを構成していてもよいし、アキューム管Fの内側表面のみに形成されていてもよく、アキューム管F配管を構成する材料中に含有されることで存在していてもよい。
(B)
上記第2実施形態では、電磁誘導サーミスタ14の検知温度を利用して圧縮機21の吸入冷媒の乾き度もしくは過熱度を把握する場合を例に挙げて説明した。
しかし、本発明はこれに限られるものではない。
例えば、電磁誘導サーミスタ14では、電磁誘導加熱ユニット6による誘導加熱が行われている最中の誘導加熱部分を流れる冷媒温度を検知することは困難で、磁性体管F2の発熱によってより高い温度を検出してしまうことがある。
このような場合には、電磁誘導サーミスタ14の代わりに、誘導加熱対象部分と圧縮機21の吸入側との間であって、誘導加熱による熱伝導の誤差を無視できる程度だけ誘導加熱対象部分から離れた箇所のアキューム管Fの温度を検知するセンサをさらに設けてもよい。これにより、誘導加熱されている最中であっても、圧縮機21の吸入冷媒の乾き度もしくは過熱度をより正確に把握することができるようになる。
(C)
上記第1実施形態の誘導加熱開始条件および誘導加熱終了条件と、第2実施形態の誘導加熱開始条件および誘導加熱終了条件とは、同じ条件設定とした場合について例に挙げて説明した。
しかし、本発明はこれに限られるものではない。例えば、第2実施形態の異常過熱抑制湿り保護制御では、すでに誘導加熱を50%で出力中の電磁誘導加熱ユニット6の出力を、さらに最大出力まで上げる制御である。このため、この最大出力まで上げるための誘導加熱開始条件(第2実施形態の誘導加熱開始条件)は、第1実施形態の誘導加熱開始条件よりも、圧縮機21の吸入冷媒がより湿り状態にあることを条件とするようにしてもよい。
(D)
上記第2実施形態では、異常過熱抑制量の冷媒循環量が確保された場合に電磁誘導加熱ユニット6による出力を50%から最大出力に上げる場合について例に挙げて説明した。
しかし、本発明はこれに限られるものではない。例えば、電磁誘導加熱ユニット6の出力を、求められた冷媒循環量に応じて調整するようにしてもよい。
(E)
上記第1、第2実施形態では、異常過熱抑制量に達しているか否か、最大出力時異常過熱抑制量に達しているか否かをそれぞれ判断する場合について例に挙げて説明した。
しかし、本発明はこれに限られるものではない。例えば、異常過熱抑制量や最大出力時異常過熱抑制量に満たないために電磁誘導加熱ユニット6による出力を上げることができない場合には、圧縮機21の回転周波数を上げる制御を行って、誘導加熱対象部分の異常温度上昇を伴うことなく、積極的に電磁誘導加熱ユニット6による誘導加熱の能力の増大ができる状況を作り出すようにしてもよい。
(F)
上記第1実施形態では、冷凍サイクルの冷媒状態の安定化を過冷却度一定制御により行う場合について例に挙げて説明した。
しかし、本発明はこれに限られるものではない。
例えば、冷凍サイクルにおける冷媒の分布状態の変化の程度を、所定分布状態で、もしくは、所定分布範囲内で所定時間の間維持させる制御を行うようにしてもよい。この冷媒分布状態の検知としては、例えば、冷凍サイクルの凝縮器にサイトグラスを設けておく等して冷媒の液面を把握することで冷媒分布状態を把握し、この分布状態が所定分布状態もしくは所定分布範囲内となるように行われる安定化の制御であってもよい。
(G)
上記実施形態では、冷媒回路10のうち、アキューム管Fに対して電磁誘導加熱ユニット6が取り付けられる場合について説明した。
しかし、本発明はこれに限られるものではない。
例えば、アキューム管F以外の他の冷媒配管に設けられていてもよい。この場合には、電磁誘導加熱ユニット6を設ける冷媒配管部分に磁性体管F2等の磁性体を設ける。
(H)
上記実施形態では、アキューム管Fは、銅管F1と磁性体管F2との二重管として構成されている場合を挙げて説明した。
しかし、本発明はこれに限られるものではない。
図10に示すように、例えば、磁性体部材F2aと、2つのストッパーF1aと、がアキューム管Fや加熱対象となる冷媒配管の内部に配置されていてもよい。ここで、磁性体部材F2aは、磁性体材料を含有しており、上記実施形態における電磁誘導加熱によって発熱を生じる部材である。ストッパーF1aは、銅管F1の内側二カ所において、冷媒の通過を常時許容するが、磁性体部材F2aの通過は許容しない。これにより、磁性体部材F2aは、冷媒が流れても移動しない。このため、アキューム管F等の目的の加熱位置を加熱させることができる。さらに、発熱する磁性体部材F2aと冷媒とが直接接触するため、熱伝達効率を向上させることができる。
(I)
上記他の実施形態(H)で説明した磁性体部材F2aは、ストッパーF1aを用いることなく配管に対して位置が定まるようにしてもよい。
図11に示すように、例えば、銅管F1に二カ所で曲げ部分FWを設け、当該二カ所の曲げ部分FWの間の銅管F1の内側に磁性体部材F2aを配置させてもよい。このようにしても、冷媒を通過させつつ、磁性体部材F2aの移動を抑制させることができる。
(J)
上記実施形態では、コイル68がアキューム管Fに対して螺旋状に巻き付けられている場合について説明した。
しかし、本発明はこれに限られるものではない。
例えば、図12に示すように、ボビン本体165に巻き付けられたコイル168が、アキューム管Fに巻き付くことなく、アキューム管Fの周囲に配置されていてもよい。ここでは、ボビン本体165は、軸方向がアキューム管Fの軸方向に対して略垂直となるように配置されている。また、ボビン本体165およびコイル168は、アキューム管Fを挟むように2つに別れて配置されている。この場合には、図12に示すように、アキューム管Fが貫通している第1ボビン蓋163および第2ボビン蓋164は、ボビン本体165に対して勘合した状態で配置されていてもよい。また、図12に示すように、第1ボビン蓋163および第2ボビン蓋164は、第1フェライトケース171および第2フェライトケース172によって挟み込まれて固定されていてもよい。
この図12に示す例では、2つのフェライトケース171、172がアキューム管Fを挟み込むように配置されている場合を例に挙げたが、上記実施形態と同様に、4方向に配置されていてもよい。また、上記実施形態と同様に、フェライトを収容させていてもよい。
<その他>
以上、本発明の実施形態について、いくつかの例を挙げて説明したが、本発明はこれらに限られない。例えば、上記記載から当業者が実施可能な範囲で、上述の実施形態の異なる部分を適宜組み合わせて得られる組合せ実施形態も、本発明に含まれる。
本発明を利用すれば、誘導加熱によって発熱させる部材が過度に発熱することを抑制することが可能なため、電磁誘導加熱による冷媒の加熱が可能な空気調和装置において特に有用である。
1 空気調和装置
11 制御部
19 吸入温度センサ(吸入冷媒温度把握部)
21 圧縮機(圧縮機構)
23 室外熱交換器(冷媒加熱器)
24 電動膨張弁(膨張機構)
29a 第1圧力センサ
29g 第2圧力センサ(低圧把握部)
29r 回転数把握部(循環量把握部)
41 室内熱交換器(冷媒冷却器)
44 室内熱交温度センサ(過冷却度把握部)
68 コイル(磁界発生部)
F アキューム管(冷媒配管)
特開2007−255736号公報

Claims (6)

  1. 圧縮機構(21)、冷媒冷却器(41)、膨張機構(24)および冷媒加熱器(23)を少なくとも含む空気調和装置(1)であって、
    前記圧縮機構(21)と前記冷媒冷却器(41)と前記膨張機構(24)と前記冷媒加熱器(23)に冷媒を循環させるための冷媒回路を備え、
    前記冷媒回路のうち前記冷媒加熱器(23)の出口から前記圧縮機構(21)の吸入側の間である加熱対象配管(F)を誘導加熱させるために磁界を生じさせる、および/または、前記加熱対象配管(F)中を流れる前記冷媒と熱的接触をする部材を誘導加熱させるために磁界を生じさせる磁界発生部(68)と、
    前記冷媒回路の冷媒循環量を把握する循環量把握部(29r)と、
    前記循環量把握部(29r)が把握する冷媒循環量が所定の異常加熱抑制量以上になった場合に、前記磁界発生部(68)に磁界を生じさせるか、前記磁界発生部(68)に生じさせる磁界を増大させ磁界出力制御を行う制御部(11)と、
    を備えた空気調和装置(1)。
  2. 前記磁界発生部(68)は、前記冷媒加熱器(23)の出口から前記圧縮機構(21)の吸入側に向かうガス冷媒を加熱している、
    請求項1に記載の空気調和装置(1)。
  3. 前記循環量把握部(29r)は、少なくとも、前記圧縮機構(21)の所定のピストン押しのけ量、前記圧縮機構(21)の駆動周波数、および、前記圧縮機構(21)の吸入冷媒密度に基づいて定める、
    請求項1または2に記載の空気調和装置(1)。
  4. 前記冷媒回路の低圧部分を流れる冷媒の圧力を把握する低圧把握部(29g)と、
    前記圧縮機構(21)の吸入冷媒温度を把握する吸入冷媒温度把握部(19)と、
    をさらに備え、
    前記循環量把握部(11)は、前記低圧把握部(29g)が把握する圧力と前記吸入冷媒温度把握部(19)が把握する温度を用いて前記圧縮機構(21)の吸入冷媒密度を求める、
    請求項3に記載の空気調和装置(1)。
  5. 前記吸入冷媒温度把握部(19)は、前記冷媒回路中の前記圧縮機構(21)の吸入側であって、前記磁界発生部(68)によって誘導加熱される部分よりも下流側を通過する冷媒の状態量を検知する、
    請求項4に記載の空気調和装置(1)。
  6. 前記制御部(11)は、前記循環量把握部(29r)が把握する冷媒循環量が前記所定の異常加熱抑制量以上になり、かつ、前記圧縮機構(21)の吸入冷媒が湿り状態であるかもしくは所定過熱度以下の過熱状態である場合に、前記磁界出力制御を行う、
    請求項4または5に記載の空気調和装置(1)。
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