JP5640733B2 - エンコーダ装置、駆動装置、及びロボット装置 - Google Patents
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また、本発明は、駆動部によって回転される入力軸の回転位置に応じた第1信号を出力する第1のエンコーダと、前記入力軸と動力伝達部を介して連結される出力軸の回転位置に応じた第2信号を出力する第2のエンコーダと、前記第1信号に基づいて、前記第1のエンコーダの回転位置情報を示す第1位置情報を生成する第1位置情報生成部と、前記第2信号と前記第2のエンコーダの回転位置情報の補正値を示す第1の補正テーブルとに基づいて、前記第2のエンコーダの回転位置情報を示す第2位置情報を生成する第2位置情報生成部と、前記第1位置情報と前記第2位置情報とを用いて、前記第1位置情報に対する前記第2位置情報の相対的な変位を検知する判定部と、前記判定部によって前記第2位置情報の相対的な変位を検知した場合に、前記第2位置情報の相対的な変位に応じて予め生成されている複数の補正テーブルの中から、前記第2位置情報の相対的な変位に応じて第2の補正テーブルを選択し、選択した前記第2の補正テーブルに基づいて、前記第1位置情報が予め定められた位置情報と一致するタイミングに同期して、前記第1の補正テーブルを変更する補正テーブル変更部とを備えることを特徴とするエンコーダ装置である。
図1は、本発明の一実施形態による駆動装置1を示すブロック図である。
この図において、駆動装置1は、ギヤ2、第1のエンコーダ3、第2のエンコーダ4、モータ7、入力軸10、及び出力軸11を備えている。なお、駆動装置1は、エンコーダ装置20を備え、エンコーダ装置20は、第1のエンコーダ3及び第2のエンコーダ4を備えている。
なお、この図において、エンコーダ装置20aは、図8及び図9を用いて後述する別の実施形態におけるエンコーダ装置である。
第2のエンコーダ4は、1回転型のアブソリュートエンコーダであって、入力軸10とギヤ2を介して連結される出力軸11の回転位置に応じた第2の検出信号(第2信号)を出力する。
すなわち、第1のエンコーダ3は、モータ7の入力軸10の位置変位を検知する機能を有しており、機械角360度の何処に位置するのかを検知できる1回転型のアブソリュートエンコーダである。なお、1回転型のアブソリュートエンコーダとは、回転情報として何回転、回ったかを示す多回転情報を検知する事が出来ないエンコーダのことである。ここで、第1のエンコーダ3は、例えば、13ビットの分解能(0〜8191)のアブソリュートエンコーダである。
図2は、図1の駆動装置1におけるエンコーダ装置20の構成を示すブロック図である。
まず、図2を用いて、第1のエンコーダ3と第2のエンコーダ4との構成について説明する。
また、受光センサ303から出力される二種類の信号における他方の信号であって、インクリメンタルパターンから検出される信号は、第1のインクリメンタル信号(又は、2相擬似正弦波)として、信号処理回路6(後述する第1の内挿回路612)に出力される。
第2のエンコーダ4は、ディスク面上においてN極とS極とに2分割されている領域を有する回転ディスク401(円盤)を備えている。すなわち、回転ディスク401は、N極とS極との磁極構成を持つ円盤である。この回転ディスク401は、出力軸11の回転に伴い、回転する。
図3は、エンコーダ装置20おける信号処理回路6の構成を示すブロック図である。
この図において、信号処理回路6は、第1の位置データ検出回路61、第2の位置データ検出回路62、位置データ合成回路63、位置データ比較・照合回路64、外部通信回路65、補正テーブル変更部67、及び補正テーブル記憶部68を備えている。
また、第1の位置データ検出回路61は、絶対位置検出回路611、第1の内挿回路612、位置検出回路613、及び変換テーブル記憶部614を備えている。
変換テーブル記憶部614には、絶対位置検出用信号(M系列信号)と、入力軸の一回転内における絶対位置を示す情報であって、所定の分解能である絶対位置情報とが関連付けて予め記憶されている。この絶対位置情報とは、入力軸10の回転における絶対位置を示す情報である。
位置検出回路613は、絶対位置検出回路611が検出した絶対位置情報と第1の内挿回路612が内挿処理した第1のインクリメンタル信号とに基づいて、第1の位置データを検出する。一例として、位置検出回路613は、絶対位置検出回路611が検出した絶対位置情報と、第1の内挿回路612が細分化したインクリメンタル信号とを、予め定められている算出方法により、整合をとりながら合成する。これによって、位置検出回路613は、絶対位置検出回路611が検出した絶対位置情報より高い分解能の絶対位置情報である第1の位置データを生成する。
また、第2の位置データ検出回路62は、第2の内挿回路621を備えている。
ここで、入力軸10と出力軸11との間の伝達誤差とは、ギヤ2自体が本質的に有する誤差を示している。例えば、理想的な出力軸11の回転中心に対して、ギヤ2の回転系の中心がずれていた場合に、後述する偏心誤差成分が累積誤差として現れる。本実施形態では、第2の内挿回路621が、主に偏心誤差による上述の伝達誤差を、補正テーブルを用いて補正する。
なお、位置データ比較・照合回路64は、例えば、第2の位置データのずれ量が予め定められた閾値以上であると判定した場合に、「相対的なずれを検知した」と判定する。
各補正テーブルにおいて、第2のインクリメンタル信号(2相擬似正弦波)によって検知された伝達誤差を含んだ第2の位置データと、補正された第2の位置データとが関連づけられている。補正テーブル記憶部68は、補正テーブルによって補正された第2の位置データを、第2の内挿回路621に出力する。なお、補正に使用される補正テーブル(第1の補正テーブル)は、この複数の補正テーブルのうち、補正テーブル変更部67によって変更された補正テーブルである。
第2のエンコーダ4によって検出される第2の位置データは、入力軸10と出力軸11との間の伝達誤差を含んでいる。この入力軸10と出力軸11との間の主な伝達誤差として、偏心誤差成分が考えられる。
この偏心誤差成分は、偏心情報に基づいて算出することが可能である。この偏心情報は、入力軸10と出力軸11との間の伝達誤差の主要な要因である偏心誤差成分に関する情報である。偏心情報は、例えば、第2のエンコーダ4に設けられた回転ディスク401(円盤)の半径Rと、予め測定されている入力軸10の中心と出力軸11の中心との偏心量εとである。なお、この半径Rは、位置情報を示すパターンを有するこの回転ディスク401の中心からパターンまでの距離情報である。
この図において、ポイントP0は、出力軸11の中心点を示している。また、円状の軌跡L1は、第2のエンコーダ4の回転ディスク401(出力軸11)がポイントP0を中心に回転した場合に、回転ディスク401の中心が描く軌跡を示している。ここで、回転ディスク401の中心とポイントP0とのずれ量を示す変位量を偏心量εとした場合、偏心誤差成分θは、関係式(1)によって表現される。
なお、ノイズによる誤動作や使用による磨耗、衝突、滑り(例、出力軸やギヤの滑り)や負荷などの何らかの要因によって、入力軸10と出力軸11との回転において、上述した相対的なずれが生じた場合に、この偏心誤差では、偏心誤差成分θは変化せずに、第2の位置データに対応する誤差量がシフトする。例えば、入力軸10と出力軸11との回転において、45度の相対的なずれが発生した場合、第2の位置データに対する偏心誤差量は、波形W2に示すようにシフトする。
また、波形W5は、45度の相対的なずれが発生した場合に適用する補正テーブルを示している。この波形W5は、図5(a)の波形W2に対応している。
すなわち、複数の補正テーブルは、第2の位置データのずれ量と、入力軸10と出力軸11との間の伝達誤差を示す伝達誤差情報と、に基づいて予め生成されている。ここで、伝達誤差情報は、例えば、上述した偏心誤差成分であり、回転ディスク401の中心からパターンまでの距離情報Rと、入力軸10の中心と出力軸11の中心との偏心量εと、に基づき算出される。
なお、本実施形態において、補正テーブル変更部67が切り換え情報S1を出力することによって、第2の内挿回路621において使用される補正テーブルを変更する場合の例について説明する。
この場合、図3における補正テーブル変更部67は、位置データ比較・照合回路64によって相対的な変位を検知した場合に、複数の補正テーブルの中から1つの補正テーブル(第2の補正テーブル)を選択する。そして、補正テーブル変更部67は、選択した補正テーブルに変更させる切り換え情報S1を補正テーブル記憶部68に対して出力する。
図6(a)及び(b)は、第2の位置データのずれ量に対応する8個の補正テーブルT1〜T8を示している。
同様に、補正テーブルT2がずれ量“256”に、補正テーブルT3がずれ量“512”に、補正テーブルT4がずれ量“768”に、補正テーブルT5がずれ量“1024”に応じて、それぞれ生成されている。また、補正テーブルT6がずれ量“−768(1280)”に、補正テーブルT7がずれ量“−512(1536)”に、補正テーブルT8がずれ量“−256(1792)”に応じて、それぞれ生成されている。
また、補正テーブルT2〜T8におけるずれ量の範囲についても図6(a)及び(b)に示すように、設定されている。つまり、複数の補正テーブルT1〜T8は、互いに範囲の異なる予め定められたずれ量の範囲(変位量の範囲)に対応している。
まず、エンコーダ装置20が、第1のエンコーダ3と第2のエンコーダ4とを用いて出力軸11における合成位置データを検出する動作を説明する。
これにより、コントローラ8は、生成した合成位置データを検出することができ、コントローラ8は、検出した合成位置データに基づいて、駆動装置1の様々な制御を行うことができる。
そして、位置データ比較・照合回路64は、第2の位置データ検出回路62が検出した第2の位置データと、算出したこの第2の位置データの推定値とを比較及び照合する。なお、位置データ比較・照合回路64は、この比較及び照合する際に、第2の位置データのずれ量を算出する。位置データ比較・照合回路64は、例えば、この第2の位置データのずれ量が予め定められた閾値以上(例えば、“128”以上)であると判定した場合に上述のテーブル変更指令を補正テーブル変更部67に出力する。
なお、位置データ比較・照合回路64は、テーブル変更指令を出力するとともに、テーブル変更を実行する警告をエラーステータス情報として、外部通信回路65を介して、通信ライン9を通じてコントローラ8に出力してもよい。
そして、補正テーブル変更部67は、この補正テーブルT2(第2の補正テーブル)を第2の位置データ検出回路62において使用される補正テーブル(第1の補正テーブル)に変更するために、切り換え情報S1を“0”から“1”に変更する。これにより、第2の位置データ検出回路62は、補正テーブル変更部67によって選択された補正テーブルT2を第1補正テーブルとして、第2の位置データを生成する。すなわち、第2の位置データのずれ量に対応した新しい補正テーブルT2に変更され、エンコーダ装置20は、第2の位置データの相対的なずれを補正することが可能になる。
これにより、本実施形態におけるエンコーダ装置20は、範囲を持ったずれ量に対応する補正テーブルを予め生成しておくため、上述の補正テーブルの数を低減することができる。そのため、補正テーブル記憶部68の記憶容量を低減することができる。
これにより、補正テーブル変更部67は、入力軸10及び出力軸11の回転状態において補正テーブルを変更して更新することができる。したがって、本実施形態におけるエンコーダ装置20は、入力軸10及び出力軸11の回転状態において上述のような位置情報の変位が生じた場合に、常に(又は動的に)位置情報を高精度に検出することができる。
これにより、第2の位置データのずれ量に応じて補正テーブルをシフトすることによって、複数の補正テーブル(T1〜T8)は、予め生成されている。そのため、エンコーダ装置20では、複数の補正テーブル(T1〜T8)を生成することができる。
これにより、第2の位置データのずれ量に許容範囲が設けられるため、エンコーダ装置20は、ノイズなどにより第1のエンコーダ3及び第2のエンコーダ4に誤検出が発生した場合に、誤って補正テーブルを変更して更新してしまうことを低減できる。また、エンコーダ装置20は、第2の位置データの相対的なずれが、既に選択されている補正テーブルによって対応できる範囲のずれである場合に、不要な補正テーブルの変更を防止することができる。
また、テーブル記憶部78は、不揮発性メモリ(不揮発性記憶部)である。また、本実施形態におけるエンコーダ装置20は、第2のエンコーダ4の第2位置情報と第1のエンコーダ3の分解能B1と第2のエンコーダ4の分解能B2とに基づいて、入力軸10の多回転情報(例、回転回数)を算出する構成である。したがって、エンコーダ装置20は、入力軸10の多回転情報を不揮発性メモリに保持させるためのバックアップ用バッテリを備える必要がない。
これにより、入力軸10の回転位置情報であり、第1のエンコーダ3の回転位置情報を示す第1の位置データを正確に検知することができる。
この場合、図3における補正テーブル変更部67は、位置データ比較・照合回路64によって相対的な変位を検知した場合に、複数の補正テーブルの中から2つの補正テーブルを選択する。そして、補正テーブル変更部67は、選択した2つの補正テーブルに基づいて補正テーブル(第2の補正テーブル)を合成し、第2の内挿回路621において使用される補正テーブルの記憶領域であって、補正テーブル記憶部68の記憶領域に、合成した補正テーブルを記憶させる。
図7(a)及び(b)は、第2の位置データのずれ量に対応する8個の補正テーブルT1〜T8を示している。
同様に、補正テーブルT2がずれ量“256”に、補正テーブルT3がずれ量“512”に、補正テーブルT4がずれ量“768”に、補正テーブルT5がずれ量“1024”に応じて、それぞれ生成されている。また、補正テーブルT6がずれ量“−768(1280)”に、補正テーブルT7がずれ量“−512(1536)”に、補正テーブルT8がずれ量“−256(1792)”に応じて、それぞれ生成されている。
なお、図7における補正テーブルT1〜T8におけるずれ量の範囲と、図6における補正テーブルT1〜T8におけるずれ量の範囲との違いは、図7(a)に示すように、互いに範囲が重複している点である。これにより、ずれ量に対応した補正テーブルが2つ存在し、補正テーブル変更部67は、補正テーブルT2〜T8の中から、第2の位置データのずれ量に基づいて、2つの補正テーブルを選択する。
まず、エンコーダ装置20が、第1のエンコーダ3と第2のエンコーダ4とを用いて出力軸11における合成位置データを検出する動作は、上述した図6に示される実施形態の場合と同様である。
そして、補正テーブル変更部67は、補正テーブルT1と補正テーブルT2とを補正テーブル記憶部68から読み出して、2つの補正テーブルを合成した補正テーブルを生成する。この合成する方法は、例えば、2つの補正テーブル(T1、T2)に対応するずれ量と、第2の位置データのずれ量との位置関係によって加重平均する。一例として、補正テーブルT1に対応するずれ量が“0”であり、補正テーブルT2に対応するずれ量が“256”である。つまり、第2の位置データのずれ量“128”は、2つの補正テーブル(T1、T2)に対応するずれ量の中点に対応する。そのため、補正テーブル変更部67は、次の式(2)を用いて補正テーブルを合成する。
ここで、変数Nは、0〜2047の補正前の位置データD1に対応する。
これにより、補正テーブル記憶部68は、補正前の位置データD1をアドレス情報として供給され、補正テーブルT0においてアドレス情報に対応する補正位置データD2を第2の位置データ検出回路62に出力する。そして、第2の位置データ検出回路62は、補正テーブル変更部67によって変更された補正テーブルT0を第1補正テーブルとして、第2の位置データを生成する。すなわち、第2の位置データのずれ量に対応した新しい補正テーブルT0に変更して更新され、エンコーダ装置20は、第2の位置データの相対的なずれを補正することが可能になる。
これにより、本実施形態におけるエンコーダ装置20は、少なくとも2つの補正テーブルに基づいて合成した補正テーブル(T0)を用いて補正するため、精度よく補正することができるとともに、補正テーブルの数を低減することができる。そのため、補正テーブル記憶部68の記憶容量を低減することができる。
これにより、補正テーブル変更部67は、容易に補正テーブルを変更して更新することができる。
例えば、補正テーブル変更部67にテーブル変更指令を出力する位置データ比較・照合回路64は、ノイズなどの外乱により、誤検出する場合がある。また、第2の位置データ検出回路62が第2の位置データを生成している間に、補正テーブル変更部67によって補正テーブルを変更する場合、位置データの位置とびが発生する場合がある。そのため、補正テーブル変更部67は、補正テーブルを変更するタイミングを後述のようにしてもよい。
また、この場合、補正テーブル変更部67は、上記の第1の位置データが予め定められた位置データと一致するタイミングに同期して変更する形態と組み合わせて変更する形態でもよい。
図8は、図1の駆動装置1におけるエンコーダ装置20の構成の別の一例を示す第2のブロック図である。この図において、図2と同一の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。エンコーダ装置20aは、第1のエンコーダ3aと第2のエンコーダ4とを備えている。
また、図9は、図1の駆動装置における信号処理回路6の構成の別の一例を示す第2のブロック図である。この図において、図3と同一の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
そして、受光センサ303は、アブソリュートパターンから検出される信号と、インクリメンタルパターンから検出される信号との二種類の信号を信号処理回路6aに出力する。また、また、磁気センサ304は、磁気パターン305が通過したことを検出する信号(多回転検出信号)を、信号処理回路6aに出力する。
多回転検出回路69は、磁気センサ304から出力された多回転検出信号に基づいて、入力軸10の回転回数を示す多回転情報を検出する。多回転検出回路69は、検出した多回転情報を位置データ合成回路63及び位置データ比較・照合回路64に出力する。
なお、本実施形態において、入力軸10の回転回数を検出することにより、出力軸11の多回転に対応させる形態を説明したが、第2のエンコーダ4における出力軸11の回転回数を検出する形態でもよい。この場合も同様に、出力軸11の多回転に対応した回転位置情報を検出することができる。
また、本実施形態において、磁気センサ305を用いて回転回数を検出する形態を説明したが、絶対位置検出用信号を用いて回転回数を検出する形態でもよい。この場合、回転位置データ“0”を通過する回数をカウントすることにより、実現してもよい。
図10は、図1の駆動装置1を備えるロボット装置5の一例を示すブロック図である。
この図において、ロボット装置5は、多軸駆動形ロボットアームであり、2つの駆動装置(1A、1B)と、2つのアーム部(51、52)と、制御装置55とを備えている。なお、この図において、図1に示される駆動装置1を駆動装置(1A、1B)として示す。
上記の各実施形態において、位置データ比較・照合回路64(又は64a)は、第2の位置データと、第1の位置データとから算出される第2の位置データの推定値とを比較及び照合する形態を説明したが、他の形態でもよい。例えば、位置データ比較・照合回路64(又は64a)は、第1の位置データと、第2の位置データから算出される第1の位置データの推定値(第1の推定値)とを比較及び照合する形態でもよい。この場合、位置データ比較・照合回路64(又は64a)は、第1の位置データのずれ量(変位量)を用いて第2の位置データのずれ量を算出する。つまり、第2の位置データの推定値を用いる形態と、第2の位置データの推定値を用いる形態とのいずれの場合も、第2の位置データのずれ量を算出することができる。
また、動力伝達部であれば、ギヤ2に限定されるものでななく、例えば、減速機、プーリ、伝達方向変換等でもよい。また、動力伝達部は、過負荷(トルク)を逃がす滑り機構を有する形態でもよい。
また、上記の各実施形態において、エンコーダ装置20(又は20a)は、補正テーブル記憶部68を備えている形態を説明したが、エンコーダ装置20(又は20a)は補正テーブル記憶部68を備えずに、駆動装置1が備えている形態でもよいし、駆動装置1の外部に備える形態でもよい。
また、伝達誤差情報は、出力軸10を一回転させて検出した第1の位置データと第2の位置データとに基づいて取得される誤差情報としてもよい。この場合実際に測定した誤差情報に基づいて、補正テーブルが生成される。そのため、この方法によって生成された補正テーブルは、補正テーブル偏心誤差成分を用いて算出により生成された補正テーブルよりも、精度よく補正することができる。
また、上記の各実施形態において、エンコーダ装置20(又は20a)は、第1のエンコーダ3と第2のエンコーダ4とがアブソリュートエンコーダである形態で説明したが、他のエンコーダを用いる形態でもよい。また、本実施形態における光学式のエンコーダは、透過式であっても反射式であってもよい。なお、本実施形態における入力軸10は、中空状の軸部材であってもよい。入力軸10が中空の場合、出力軸11を入力軸10の軸内に延伸し、第2のエンコーダ4を第1のエンコーダ3と同様にモータ7側に配置してもよい。また、本実施形態における出力軸11は、中空状の軸部材であってもよい。また、例えば、本実施形態におけるエンコーダ装置20(又は20a)の位置データ比較・照合回路64による入力軸10と出力軸11との相対位置関係の変位の検知は、位置情報の検出と同期させて行ってもよいし、第1のエンコーダ3又は第2のエンコーダ4の分解能に応じて所定間隔と同期させて行ってもよい。
Claims (16)
- 駆動部によって回転される入力軸の回転位置に応じた第1信号を出力する第1のエンコーダと、
前記入力軸と動力伝達部を介して連結される出力軸の回転位置に応じた第2信号を出力する第2のエンコーダと、
前記第1信号に基づいて、前記第1のエンコーダの回転位置情報を示す第1位置情報を生成する第1位置情報生成部と、
前記第2信号と前記第2のエンコーダの回転位置情報の補正値を示す第1の補正テーブルとに基づいて、前記第2のエンコーダの回転位置情報を示す第2位置情報を生成する第2位置情報生成部と、
前記第1位置情報と前記第2位置情報とを用いて、前記第1位置情報に対する前記第2位置情報の相対的な変位を検知する判定部と、
前記判定部によって前記第2位置情報の相対的な変位が、予め定められた期間継続して検知された場合に、前記第2位置情報の相対的な変位に応じて予め生成されている複数の補正テーブルの中から、前記第2位置情報の相対的な変位に応じて第2の補正テーブルを選択し、選択した前記第2の補正テーブルに基づいて、前記第1の補正テーブルを変更する補正テーブル変更部と
を備えることを特徴とするエンコーダ装置。 - 前記複数の補正テーブルは、互いに範囲の異なる予め定められた変位量の範囲に対応し、
前記判定部は、前記第1位置情報に対する前記第2位置情報の相対的な変位を検知した場合、前記第1位置情報と前記第2位置情報とに基づき、前記第2位置情報の変位量を算出し、
前記補正テーブル変更部は、前記第2位置情報の変位量に基づいて前記第2の補正テーブルを選択する
ことを特徴とする請求項1に記載のエンコーダ装置。 - 前記補正テーブル変更部は、
前記判定部によって前記第2位置情報の相対的な変位を検知した場合に、前記複数の補正テーブルの中から1つの前記第2の補正テーブルを選択し、
前記第2位置情報生成部は、
前記補正テーブル変更部によって選択された前記第2の補正テーブルを前記第1の補正テーブルとして、前記第2位置情報を生成する
ことを特徴とする請求項2に記載のエンコーダ装置。 - 前記補正テーブル変更部は、
前記判定部によって前記第2位置情報の相対的な変位を検知した場合に、前記複数の補正テーブルの中から前記変位量に基づき少なくとも2つの前記補正テーブルを選択し、
前記第2位置情報生成部は、
前記補正テーブル変更部によって選択された前記少なくとも2つの補正テーブルに基づいて合成した補正テーブルを前記第1の補正テーブルとして、前記第2位置情報を生成する
ことを特徴とする請求項2に記載のエンコーダ装置。 - 前記複数の補正テーブルは、
前記第2位置情報の変位量と、前記入力軸と前記出力軸との間の伝達誤差を示す伝達誤差情報と、に基づいて予め生成されている
ことを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか1項に記載のエンコーダ装置。 - 前記伝達誤差情報は、
前記第2のエンコーダに設けられた円盤であって、位置情報を示すパターンを有する該円盤の中心から前記パターンまでの距離情報と、予め測定されている前記入力軸の中心と前記出力軸の中心との偏心量と、に基づき算出される
ことを特徴とする請求項5に記載のエンコーダ装置。 - 前記伝達誤差情報は、
前記出力軸を一回転させて検出した前記第1位置情報と前記第2位置情報とに基づいて取得される
ことを特徴とする請求項5に記載のエンコーダ装置。 - 前記補正テーブル変更部は、
前記判定部によって前記第2位置情報の変位量が予め定められた閾値以上であると判定された場合に、前記第1の補正テーブルを変更する
ことを特徴とする請求項2から請求項7のいずれか1項に記載のエンコーダ装置。 - 前記判定部は、
前記第2位置情報と、前記第1位置情報から算出される第2の推定値と、に基づき前記第2位置情報の変位量を算出する
ことを特徴とする請求項2から請求項8のいずれか1項に記載のエンコーダ装置。 - 前記判定部は、
前記第1位置情報と、前記第2位置情報から算出される第1の推定値と、に基づく前記第1位置情報の変位量を用いて前記第2位置情報の変位量を算出する
ことを特徴とする請求項2から請求項9のいずれか1項に記載のエンコーダ装置。 - 前記補正テーブル変更部は、
前記第1位置情報が予め定められた位置情報と一致するタイミングに同期して、前記第1の補正テーブルを変更する
ことを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載のエンコーダ装置。 - 前記複数の補正テーブルを記憶する記憶部を備える
ことを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1項に記載のエンコーダ装置。 - 前記第1のエンコーダは、前記入力軸の回転における絶対位置情報を検出するアブソリュートエンコーダであることを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか1項に記載のエンコーダ装置。
- 駆動部によって回転される入力軸の回転位置に応じた第1信号を出力する第1のエンコーダと、
前記入力軸と動力伝達部を介して連結される出力軸の回転位置に応じた第2信号を出力する第2のエンコーダと、
前記第1信号に基づいて、前記第1のエンコーダの回転位置情報を示す第1位置情報を生成する第1位置情報生成部と、
前記第2信号と前記第2のエンコーダの回転位置情報の補正値を示す第1の補正テーブルとに基づいて、前記第2のエンコーダの回転位置情報を示す第2位置情報を生成する第2位置情報生成部と、
前記第1位置情報と前記第2位置情報とを用いて、前記第1位置情報に対する前記第2位置情報の相対的な変位を検知する判定部と、
前記判定部によって前記第2位置情報の相対的な変位を検知した場合に、前記第2位置情報の相対的な変位に応じて予め生成されている複数の補正テーブルの中から、前記第2位置情報の相対的な変位に応じて第2の補正テーブルを選択し、選択した前記第2の補正テーブルに基づいて、前記第1位置情報が予め定められた位置情報と一致するタイミングに同期して、前記第1の補正テーブルを変更する補正テーブル変更部と
を備えることを特徴とするエンコーダ装置。 - 請求項1から請求項14のいずれか1項に記載のエンコーダ装置を備えることを特徴とする駆動装置。
- 請求項15に記載の駆動装置を備えることを特徴とするロボット装置。
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