JP5534948B2 - 画像処理装置及びその制御方法 - Google Patents
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そのため、動画像データに基づく映像(動画像)を表示中にバックグラウンドで静止画像データに対する処理を行うと、動画像のフレームを更新することができなくなる。その結果、静止画像データに対する処理の間、同一の画像(フレーム)が継続して表示(フリ
ーズ出力)されることになる。
以下、本発明の実施例1に係る画像処理装置及びその制御方法について説明する。本実施例に係る画像処理装置は、共通の画像処理回路を用いて、動画像データに対する画像処理のバックグラウンドで他の画像データに対する画像処理を行う。本実施例では他の画像データが静止画像データである場合について説明するが、他の画像データは動画像データであってもよい。
図1において、符号101は、表示する画像データの生成、制御を行う表示制御部を示す。表示制御部101は、例えば、ユーザ操作や保持された映像コンテンツの管理、装置全体の制御を行う。表示制御部101は、表示映像生成部102、映像出力部103、メモリ104、CPU(Central Processing Unit)105、操作入力部106、制御コマンド通信部107、バス108などを有する。
メモリ104は、プログラムデータ、画像データを格納する。
バス108は、各機能ブロック間のデータやコマンドの伝送を仲介するバスである。
コンテンツ保持部109は、画像データ(静止画像データ、動画像データ)を記憶する記憶媒体である。コンテンツ保持部109は、画像処理装置に内蔵された記憶媒体であってもよいし、着脱可能な外付けの記憶媒体であってもよい。コンテンツ保持部109としては、例えば、磁気ディスク、光ディスク、不揮発性メモリ等を利用できる。
映像出力部103は、表示映像生成部102で生成された動画像データやコンテンツ保持部109に格納された動画像データ、コンテンツ保持部109に格納された静止画像データを画像処理部111に出力する。具体的には、動画像データは動画像データバス121を経由して画像処理部111に出力され、静止画像データはJPEGデータバス122を経由して画像処理部111に出力される。本実施例では、静止画像データがJPEG圧縮されたJPEGデータであるものとするが、これに限定するものではない。例えば、静止画像データは、PNG,JPEG,GIF,BMP,TIFFなどの形式の画像データであってもよい。
ことである。
しかしながら、このような画像処理回路(高画質化処理部114)は表示部123で表示可能な画像サイズ(FHDサイズ)までの画像データしか処理することはできない。そこで、高画質化処理部114は、FHDサイズ以上のJPEGデータを縮小するために、画像処理用フレームメモリ118内からJPEGデータを処理可能なサイズ(分割データ)に分割して読み出し、分割データの縮小処理を行う。縮小処理された分割データ(縮小分割データ)は、再度画像処理用フレームメモリ118内に格納される。この分割、縮小処理を分割回数分繰り返し、画像処理用フレームメモリ118内で縮小分割データが結合される。以上のようにして、FHDサイズまでの画像データに対応した処理回路を流用してJPEGデータの画像サイズがFHDサイズに縮小処理される。
画像出力用フレームメモリ119は、画像処理された画像データを表示部123へ出力する(出力手段)。
表示部123は、入力された画像データを表示する表示装置である。表示部123としては、電子放出素子、液晶素子、プラズマ素子、有機EL素子などを有する表示装置を用いることができる。なお、表示部123は、画像処理装置の一部であってもよいし、画像処理装置とは別体の装置であってもよい。
手段)。本実施例では、静止シーンとして映像の動きの無いフレーム(静止フレーム)を検出する。具体的には、静止検出部112に入力されたフレームAの画像データが静止判定用フレームメモリ113に記憶され、静止判定用フレームメモリ113から1つ前のフレームBの画像データが読み出される。静止検出部112は、フレームAとフレームBの画像データの差分から、フレームAが静止フレームか否かの判定を行う。静止検出部112での判定結果は静止判定信号として高画質化処理部114及び画像出力用フレームメモリ119に出力される。また、静止フレームから出力される静止判定信号は1フレーム遅延した信号となるため、静止検出部112は、フレームBを画像データとして高画質化処理部114に出力する。
符号1121は、画素毎に、入力されたフレームと静止判定用フレームメモリ113から読み出されたフレームとの画像データの差分を求める減算器を示す。減算器1121は、連続する2つのフレーム間の画素毎の輝度値の差分を算出する。
符号1122は、減算器1121にて算出された差分の絶対値を求める絶対値器を示す。
符号1123は、絶対値器1122にて求まった絶対値と所定の閾値th1(0よりも大きな所定の輝度値)とを比較する画素閾値フィルタ回路を示す。画素閾値フィルタ回路1123は、絶対値器1122で求まった絶対値が閾値th1よりも小さい場合に、その画素が映像の動きの無い画素(静止画素)であると判断して“0”を出力する。絶対値器1122で求まった絶対値が閾値th1以上である場合には、その画素が映像の動きのある画素(動き画素)であると判断して“1”を出力する。
の数を計数する画素カウンタを示す。画素カウンタ1124は、動画像データバス121を介して入力されるデータ有効信号(DataEnable)が有効な期間に計数処理を行う。計数した値は動画像データバス121を介して入力される垂直同期信号(VSync)によりクリアされる。
符号1125は、画素カウンタ1124にて計数された値と所定の閾値th2(例えば、10個)とを比較するフレーム閾値フィルタ回路を示す。フレーム閾値フィルタ回路1125は、画素カウンタ1124にて計数された値が閾値th2よりも小さい場合に、そのフレームが静止フレームであると判断して“1”を出力する。画素カウンタ1124にて計数された値が閾値th2以上である場合には、そのフレームが映像の動きのあるフレーム(動きフレーム)であると判断して“0”を出力する。また、フレーム閾値フィルタ
回路1125の判断は、画素カウンタ1124にて計数された値がVSyncによりクリアされる直前に行われる。フレーム閾値フィルタ回路1125の出力信号は、静止判定信号として静止検出部112から出力される。
ユーザは、所望のサムネイル画像の位置へカーソル214を移動した後、例えば、当該サムネイル画像に対応するJPEGデータに基づく映像を表示部123の画面全体に表示するための操作(全画面表示操作)を行う。
しなかったり、メニュー画像302が表示されなかったりしてしまう。そこで、本実施例では、静止検出部112にて入力動画像データの静止シーンを検出し、静止シーンの処理を省略する。そして、その空き時間にJPEG先読み処理を行う。静止シーンでは映像の動きが無いため、静止シーンについてフリーズ出力しても動画像の表示に支障をきたすことは無い。
動画像データバス121には、垂直同期信号(VSync)、水平同期信号(HSync)、データ有効信号(DataEnable)、入力動画像データ、及び、入力動画像データに同期したクロック信号が表示制御部101から出力される。表示制御部101から出力される動画像データは、動きフレームだけで構成されているわけでなく、例えば、図3に示したようなサムネイルリスト画像201のように、1つ前のフレームに対して変化のない静止フレームを含むことがある。具体的には、サムネイルリスト画像内に動画像データに対応するサムネイル画像が含まれており、そのサムネイル画像が1/15秒毎に更新される場合、更新されない期間は前のフレームから変化がない静止フレームとなる。
高画質化処理部114は、上記JPEGデータに対する画像処理を完了すると、当該画像処理が完了したことをCPU116に通知する。そして、CPU116は、その通知に応じて静止画処理命令を解除する。
また、静止フレームか否かは、画素毎の動き情報から判定される。具体的には、図2に
示した通り、閾値th2よりも少ない数の画素が動き画素と判定されても、静止検出部112では静止フレームとして判定される。例えば、図3で示したサムネイルリスト画像201の中の一つのサムネイル画像が動画像であったとしても静止フレームと判断して、JPEG先読み処理を行うことが可能となる。具体的には、そのような構成は、サムネイルリスト画像201中の1つのサムネイル画像の画素数よりも少し大きな値を閾値th2として設定することで実現できる。
なお、本実施例では、高画質化処理部114及び画像出力用フレームメモリ119が、CPU116からの静止画処理命令と静止検出部112からの静止判定信号を受けてJPEG先読み処理を行う構成とした。しかしながら、構成はこれに限らない。例えば、CPU116が静止検出部112から静止判定信号を読み出し、静止画処理命令と静止判定信号の論理積(AND)の結果をVSyncに同期して出力する構成であってもよい。そして、高画質化処理部114及び画像出力用フレームメモリ119は、該論理積の結果に応じてJPEG先読み処理を行えばよい。
なお、本実施例では、JPEGデータの画像サイズをFHDサイズへ変換する解像度変換処理(縮小処理)をバックグラウンドで行う構成について説明したが、JPEGデータに対する処理は解像度変換処理に限らない。例えば、印刷用のデータに変換するための高画質化処理をバックグラウンドで行う構成であってもよい。
実施例1では、フレーム単位で動画像データに対する画像処理と他の画像データに対する画像処理を切り替える構成について説明した。本実施例では、動画像データの領域毎に処理を切り替える例として、ライン毎に処理を切り替える構成について説明する。具体的には、本実施例では、画像処理の対象である入力動画像データから映像の動きの無いライン(静止ライン)の検出を行う。そして、画像処理の対象となる入力動画像データから静止ラインが検出された場合に、静止ラインのデータが入力されている間に他の画像データに対する画像処理を行う。ただし、動きのない静止ラインを検出する代わりに、動きのない静止領域を検出する場合にも適用可能である。
符号1244は、画素閾値フィルタ回路1123から出力される“1”の数を計数する画素カウンタを示す。画素カウンタ1244は、動画像データバス121を介して入力されるデータ有効信号が有効な期間に計数処理を行う。計数した値は動画像データバス121を介して入力される水平同期信号(HSync)によりクリアされる。
符号1245は、画素カウンタ1244にて計数された値と所定の閾値th3とを比較するライン閾値フィルタ回路を示す。ライン閾値フィルタ回路1245は、画素カウンタ1244にて計数された値が閾値th3よりも小さい場合に、そのラインが静止ラインであると判断して“1”を出力する。画素カウンタ1244にて計数された値が閾値th3以上である場合には、そのラインが映像の動きのあるライン(動きライン)であると判断して“0”を出力する。また、ライン閾値フィルタ回路1245の判断は、画素カウンタ1244にて計数された値がHSyncによりクリアされる直前に行われる。
符号1246は、ライン閾値フィルタ回路1245から出力されるライン毎の動き判定結果を有効ライン数分(1フレーム分)保持するライン動き情報管理部を示す。ライン動き情報管理部1246は、VSyncのタイミングで、保持している上記判定結果を出力すると共にクリアする。ライン動き情報管理部1246の出力信号は、静止判定信号として静止検出部112から出力される。
静止検出部112は、表示制御部101から出力されるフレームに静止ラインがあるか否かを判定し、その結果を高画質化処理部114及び画像出力用フレームメモリ119に出力する。高画質化処理部114は、CPU116から静止画処理命令が発行されているときは、静止判定信号が“1”のラインに対する画像処理を行う期間にJPEGデータの縮小処理を行う。このとき、画像出力用フレームメモリ119は、表示部123へ前フレームの同じラインのデータを出力する。
実施例1,2では、図4で示したようなグラフィック画像(メニュー画像)を含む画像データが表示制御部101で生成されるものとした。しかしながら、グラフィック画像のデータ(グラフィックデータ)を画像処理部111が生成し、動画像データバス121を介して入力される動画像データと合成する構成が考えられる。具体的には、生成したグラフィックデータには画像処理の影響を及ぼさないように、入力動画像データに画像処理を施した後でグラフィック画像を合成する構成が考えられる。このような構成においては、グラフィック画像の変化(動き)が、動画像データバス121を介して入力される動画像データを監視しているだけでは判断できない。
本実施例では、入力される動画像データと画像処理部111で生成したグラフィックデータとを当該動画像データに対する画像処理の後で合成する構成においてJPEG先読み処理を行う構成について説明する。例えば、図3に示したようなサムネイルリスト画像内に、所定時間毎(例えば1秒毎)に更新されるアニメーション画像が含まれる場合を想定するものである。つまり、サムネイルリスト画像内に、静止画像データに対応するサムネイル画像の他、グラフィックデータに対応するアニメーション画像が含まれるような場合を想定する。
図8に示すように、本実施例に係る画像処理装置は、実施例1,2(図1)の構成に加え、グラフィック合成部115を更に有する。グラフィック合成部115は、画像処理された動画像データにグラフィックデータを合成する(合成手段)。具体的には、バス120を介してCPU116から送られる描画コマンドに従いグラフィックデータを生成し、高画質化処理部114から出力される画像データと合成して画像出力用フレームメモリ1
19に出力する。また、本実施例では、CPU116が、静止検出部112から静止判定信号を読み出し、高画質化処理部114及び画像出力用フレームメモリ119に出力するものとする。
CPU116は、CPU105から制御コマンド通信部107を介して図4に示したメニュー画像302の表示を指示されると、バス120を介してグラフィック合成部115へ描画コマンドを送信する。
グラフィック合成部115は、送信された描画コマンドに従いグラフィックデータを生成し、高画質化処理部114から出力される画像データと合成して画像出力用フレームメモリ119に出力する。
グラフィック合成部115で合成するグラフィックデータが更新されると、CPU116は、グラフィックデータが更新されたことを検出し、静止検出部112の検出結果(静止判定信号)を補正する。具体的には、CPU116は、グラフィックデータの更新の検出結果に基づいて、動画像データの少なくともグラフィックデータが合成されるシーン(または領域)が静止シーン(または領域)とならないように、静止判定信号を補正する(補正手段)。例えば、更新されたグラフィックデータを含むフレーム(またはライン)の動き情報を“0(動きあり)”に補正し、高画質化処理部114及び画像出力用フレームメモリ119に設定する。
114 高画質化処理部
119 画像出力用フレームメモリ
Claims (18)
- 共通の画像処理回路を用いて、動画像データに対する画像処理と他の画像データに対する画像処理とを行う画像処理装置であって、
複数の画像データを記憶する記憶媒体から取得した複数の画像データから複数のサムネイル画像を生成し、複数のサムネイル画像を並べたサムネイル一覧画像の一覧画像データを生成する生成手段と、
画像処理の対象である前記動画像データである前記一覧画像データから、映像の動きの無い静止シーンまたは静止領域を検出する検出手段と、
前記サムネイル一覧画像に含まれる少なくともいずれかのサムネイル画像に対応する画像データに対する画像処理の指示を出す指示手段と、
前記検出手段の検出結果に基づいて、前記画像処理回路で実行する画像処理を、前記動画像データに対する画像処理と、前記サムネイル画像に対応する画像データに対する画像処理との間で切り替える制御を行う制御手段と、
を有し、
画像処理の対象となる前記一覧画像データから前記静止シーンまたは静止領域が検出され、かつ、前記指示手段により前記サムネイル画像に対応する画像データに対する画像処理の指示が出された場合に、前記制御手段は、前記一覧画像データの前記静止シーンまたは静止領域に対する画像処理を省略して、その空き時間を前記サムネイル画像に対応する画像データに対する画像処理に割り当てるように前記画像処理回路を制御することを特徴とする画像処理装置。 - 前記サムネイル一覧画像に含まれる複数のサムネイル画像のうちいずれかを選択するユーザの操作を受け付ける入力手段を更に有し、
前記指示手段は、ユーザに選択されたサムネイル画像に対応する画像データに対する画像処理の指示を出す請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記指示手段は、前記サムネイル一覧画像に含まれる全てのサムネイル画像に対応する画像データに対する画像処理の指示を出す請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記生成手段は、動画像データから動画像のサムネイル画像を生成する請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 表示装置に、前記画像処理された一覧画像データを出力する出力手段を更に有し、
画像処理の対象となる前記一覧画像データから前記静止シーンまたは静止領域が検出された場合に、前記出力手段は、前記静止シーンまたは静止領域のデータとして、前フレームのデータを出力することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 前記検出手段は、前記一覧画像データから、映像の動きの無い静止シーンとして静止フレームを検出し、
画像処理の対象となる前記一覧画像データから前記静止フレームが検出された場合に、前記制御手段は、前記一覧画像データの前記静止フレームに対する画像処理を省略して、その空き時間を前記サムネイル画像に対応する画像データに対する画像処理に割り当てるように前記画像処理回路を制御することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 前記検出手段は、前記一覧画像データから、映像の動きの無い静止領域として静止ラインを検出し、
画像処理の対象となる前記一覧画像データから前記静止ラインが検出された場合に、前記制御手段は、前記一覧画像データの前記静止ラインに対する画像処理を省略して、その空き時間を前記サムネイル画像に対応する画像データに対する画像処理に割り当てるように前記画像処理回路を制御することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 前記画像処理された一覧画像データにグラフィックデータを合成する合成手段と、
合成するグラフィックデータが更新されたことを検出し、当該検出結果に基づいて、前記一覧画像データの少なくとも前記グラフィックデータが合成される領域が静止領域とならないように、前記検出手段の検出結果を補正する補正手段と、
を更に有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 前記サムネイル画像に対応する画像データに対する画像処理は、当該画像データをデコードする処理または解像度変換する処理を含むことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 共通の画像処理回路を用いて、動画像データに対する画像処理と他の画像データに対する画像処理とを行う画像処理装置の制御方法であって、
複数の画像データを記憶する記憶媒体から取得した複数の画像データから複数のサムネイル画像を生成し、複数のサムネイル画像を並べたサムネイル一覧画像の一覧画像データを生成する生成ステップと、
画像処理の対象である前記動画像データである前記一覧画像データから、映像の動きの無い静止シーンまたは静止領域を検出する検出ステップと、
前記サムネイル一覧画像に含まれる少なくともいずれかのサムネイル画像に対応する画像データに対する画像処理の指示を出す指示ステップと、
前記検出ステップでの検出結果に基づいて、前記画像処理回路で実行する画像処理を、前記動画像データに対する画像処理と、前記サムネイル画像に対応する画像データに対する画像処理との間で切り替える制御を行う制御ステップと、
を有し、
画像処理の対象となる前記一覧画像データから前記静止シーンまたは静止領域が検出さ
れ、かつ、前記指示ステップにより前記サムネイル画像に対応する画像データに対する画像処理の指示が出された場合に、前記制御ステップでは、前記一覧画像データの前記静止シーンまたは静止領域に対する画像処理を省略して、その空き時間を前記サムネイル画像に対応する画像データに対する画像処理に割り当てるように前記画像処理回路を制御することを特徴とする画像処理装置の制御方法。 - 前記サムネイル一覧画像に含まれる複数のサムネイル画像のうちいずれかを選択するユーザの操作を受け付ける入力ステップを更に有し、
前記指示ステップでは、ユーザに選択されたサムネイル画像に対応する画像データに対する画像処理の指示を出す請求項10に記載の画像処理装置の制御方法。 - 前記指示ステップでは、前記サムネイル一覧画像に含まれる全てのサムネイル画像に対応する画像データに対する画像処理の指示を出す請求項10に記載の画像処理装置の制御方法。
- 前記生成ステップでは、動画像データから動画像のサムネイル画像を生成する請求項10〜12のいずれか1項に記載の画像処理装置の制御方法。
- 表示装置に、前記画像処理された一覧画像データを出力する出力ステップを更に有し、
画像処理の対象となる前記一覧画像データから前記静止シーンまたは静止領域が検出された場合に、前記出力ステップでは、前記静止シーンまたは静止領域のデータとして、前フレームのデータを出力することを特徴とする請求項10〜13のいずれか1項に記載の画像処理装置の制御方法。 - 前記検出ステップでは、前記一覧画像データから、映像の動きの無い静止シーンとして静止フレームを検出し、
画像処理の対象となる前記一覧画像データから前記静止フレームが検出された場合に、前記制御ステップでは、前記一覧画像データの前記静止フレームに対する画像処理を省略して、その空き時間を前記サムネイル画像に対応する画像データに対する画像処理に割り当てるように前記画像処理回路を制御することを特徴とする請求項10〜14のいずれか1項に記載の画像処理装置の制御方法。 - 前記検出ステップでは、前記一覧画像データから、映像の動きの無い静止領域として静止ラインを検出し、
画像処理の対象となる前記一覧画像データから前記静止ラインが検出された場合に、前記制御ステップでは、前記一覧画像データの前記静止ラインに対する画像処理を省略して、その空き時間を前記サムネイル画像に対応する画像データに対する画像処理に割り当てるように前記画像処理回路を制御することを特徴とする請求項10〜14のいずれか1項に記載の画像処理装置の制御方法。 - 前記画像処理された一覧画像データにグラフィックデータを合成する合成ステップと、
合成するグラフィックデータが更新されたことを検出し、当該検出結果に基づいて、前記一覧画像データの少なくとも前記グラフィックデータが合成される領域が静止領域とならないように、前記検出ステップの検出結果を補正する補正ステップと、
を更に有することを特徴とする請求項10〜16のいずれか1項に記載の画像処理装置の制御方法。 - 前記サムネイル画像に対応する画像データに対する画像処理は、当該画像データをデコードする処理または解像度変換する処理を含むことを特徴とする請求項10〜17のいずれか1項に記載の画像処理装置の制御方法。
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