JP5518427B2 - 塗布装置 - Google Patents
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Description
この構成によれば、千鳥状に配置された気体噴出口から噴射された気体は基板に対して良好に噴射されることとなる。よって、基板上の塗布膜に転写跡が生じるのをより良好に抑制することができる。
この構成によれば、気体噴出口が基板の搬送方向の直交方向に沿って複数列配置されているので、気体を気体噴出口から基板に対してより均一に噴射することができる。
この構成によれば、ランダムに配置された気体噴出口から気体が噴射されるので、基板面に対して略均一な状態で気体を噴射することができる。
この構成によれば、基板対向部の各々において単位面積当たり同数の前記気体噴出口が配置されているので、基板の単位面積辺りに噴射される気体の量を略同一とすることができる。
この構成によれば、基板搬入領域にも複数の基板対向部及び複数の気体噴出口が設けられているので、基板搬入領域においても基板に対して気体を良好に噴射することで信頼性の高い搬送を行うことができる。
この構成によれば、基板搬入領域側において基板に気体が噴射される位置と、基板搬出側において基板に気体が噴射される位置とが異なるので、気体噴射によって基板に生じている温度分布を均一化することができる。よって、均一な膜厚の塗布膜を基板上に形成することができる。
この構成によれば、搬入側基板対向部と、搬出側基板対向部とが基板の搬送方向の直交方向にずれた状態で配置されるので、基板搬入領域側において基板に気体が噴射される位置と、基板搬出側において基板に気体が噴射される位置とが異なるようになる。よって、気体噴射によって基板に生じている温度分布を均一化することができる。よって、均一な膜厚の塗布膜を基板上に形成することができる。
この構成によれば、基板搬出領域及び基板搬入領域の少なくとも一方には外部搬送機構との間で基板を受け渡す際に当該外部搬送機構の一部を収容する収容部をなす凹部が設けられているので、外部搬送機構の一部を収容させる際に基板の受け渡しを行うことができる。これにより、昇降ピンを設けなくても基板の受け渡しを行うことができるので、その分のコストを低下させることができる。また、昇降ピンを設けなくても基板の受け渡しを行うことができるので、処理タクトを短縮化することが可能となる。また、基板搬入領域又は基板搬出領域において直接基板の受け渡しを行うことができるため、基板搬送部上のスペースを効率的に利用することができる。これにより、塗布装置を小型化することができる。
図1は本実施形態に係る塗布装置1の斜視図である。図1に示すように、本実施形態に係る塗布装置1は、例えば液晶パネルなどに用いられるガラス基板上にレジストを塗布する塗布装置であり、基板搬送部2と、塗布部3と、管理部4とを主要な構成要素としている。この塗布装置1は、基板搬送部2によって基板を浮上させて搬送しつつ塗布部3によって当該基板上にレジストが塗布されるようになっており、管理部4によって塗布部3の状態が管理されるようになっている。
まず、基板搬送部2の構成を説明する。
基板搬送部2は、基板搬入領域20と、塗布処理領域21と、基板搬出領域22と、搬送機構23と、これらを支持するフレーム部24とを有している。この基板搬送部2では、搬送機構23によって基板Sが基板搬入領域20、塗布処理領域21及び基板搬出領域22へと順に搬送されるようになっている。基板搬入領域20、塗布処理領域21及び基板搬出領域22は、基板搬送方向の上流側から下流側へこの順で配列されている。搬送機構23は、基板搬入領域20、塗布処理領域21及び基板搬出領域22の各部に跨るように当該各部の一側方に設けられている。
搬入側ステージ25は、フレーム部24の上部に設けられており、例えばSUSなどからなる平面視で矩形の板状部材である。この搬入側ステージ25は、X方向が長手になっている。搬入側ステージ25には、基板の搬送方向に沿って延在するとともに基板Sに対向する複数の基板対向部(搬入側基板対向部)51と、基板Sを浮上させるためのエアを噴出する複数のエア噴出孔(気体噴出口)25aと、が設けられている。
処理ステージ27は、ステージ表面27cが例えば硬質アルマイトを主成分とする光吸収材料で覆われた平面視で矩形の板状部材であり、搬入側ステージ25に対して+X方向側に設けられている。処理ステージ27のうち光吸収材料で覆われた部分では、レーザ光などの光の反射が抑制されるようになっている。この処理ステージ27は、Y方向が長手になっている。処理ステージ27のY方向の寸法は、搬入側ステージ25のY方向の寸法とほぼ同一になっている。処理ステージ27には、ステージ表面27c上にエアを噴出する複数のエア噴出孔27aと、ステージ表面27c上のエアを吸引する複数のエア吸引孔27bとが設けられている。これらエア噴出孔27a及びエア吸引孔27bは、処理ステージ27を貫通するように設けられている。
この搬送機23aは、所定の部分23dが平面視で基板Sの−Y方向端部に重なるように配置されている。この基板Sに重なる部分23dは、基板Sを浮上させたときの基板裏面の高さ位置よりも低い位置に設けられている。
次に、塗布部3の構成を説明する。塗布部3は、基板S上にレジストを塗布する部分であり、門型フレーム31と、ノズル32とを有している。
門型フレーム31は、支柱部材31aと、架橋部材31bとを有しており、処理ステージ27をY方向に跨ぐように設けられている。支柱部材31aは処理ステージ27のY方向側に1つずつ設けられており、各支柱部材31aがフレーム部24のY方向側の両側面にそれぞれ支持されている。各支柱部材31aは、上端部の高さ位置が揃うように設けられている。架橋部材31bは、各支柱部材31aの上端部の間に架橋されており、当該支柱部材31aに対して昇降可能となっている。
なお、ノズル32の開口部32a、すなわち、ノズル32の先端と当該ノズル32先端に対向する対向面との間のZ方向上の距離を測定するセンサ33が架橋部材31bに取り付けられている。
管理部4の構成を説明する。
管理部4は、基板Sに吐出されるレジスト(液状体)の吐出量が一定になるようにノズル32を管理する部位であり、基板搬送部2に平面視で重なるように塗布部3に対して−X方向側(基板搬送方向の上流側)に設けられている。この管理部4は、予備吐出機構41と、ディップ槽42と、ノズル洗浄装置43と、これらを収容する収容部44と、当該収容部を保持する保持部材45とを有している。保持部材45は、移動機構45aに接続されている。当該移動機構45aにより、収容部44がX方向に移動可能になっている。
次に、上記のように構成された塗布装置1の動作を説明する。図5〜図10は、塗布装置1の動作過程を示す図である。各図を参照して、基板Sにレジストを塗布する動作を説明する。この動作では、外部搬送機構によって基板Sを基板搬入領域20に搬入し、当該基板Sを浮上させて搬送しつつ塗布処理領域21でレジストを塗布し、当該レジストを塗布した基板Sを基板搬出領域22から搬出する。図6〜図9には門型フレーム31及び管理部4の輪郭のみを示し、ノズル32及び処理ステージ27の構成を判別しやすくした。以下、各部分における詳細な動作を説明する。
基板Sの移動に伴い、図8に示すように基板S上にレジスト膜Rが塗布されていく。基板Sがレジストを吐出する開口部32aの下を通過することにより、基板Sの所定の領域にレジスト膜Rが形成される。
次に、塗布装置に係る変形例について説明する。なお、後述する変形例では、基板対向部51及び基板対向部52の構成が異なっており、それ以外の構成については上記実施形態と同一となっている。よって、以下の説明においては、簡単のため、エア噴出孔25a,28aが配置される基板対向部51、52のみを図示するものとする。図13、14は第1、第2変形例に係る塗布装置の構成を示す図である。
本変形例においては、搬入側ステージ25の基板対向部51におけるエア噴出孔25aと、この基板対向部51に対応する搬出側ステージ28の基板対向部52におけるエア噴出孔28aとの配置が異なっている。ここで、基板対向部51に対応する基板対向部52とは、基板Sの搬送方向に沿って直線状に並ぶように配置される位置関係を満たすことを意味する。
本変形例においては、搬入側ステージ25の基板対向部51と、搬出側ステージ28の基板対向部52とが、基板Sの搬送方向(X方向)と直交する方向(Y方向)にずれた状態となっている。
例えば、上記実施形態においては、搬入側ステージ25における基板対向部51においても複数のエア噴出孔25aが平面視した状態で基板Sの搬送方向に沿って配置されるとともに少なくとも一つが基板Sの搬送方向と直交する方向にずれた状態とするようにしたが、本発明は搬出側ステージ28のエア噴出孔28aのみが上述したように配置されていればよい。
Claims (6)
- 基板を浮上させて搬送する基板搬送部と、当該基板搬送部によって搬送させつつ前記基板に液状体を塗布する塗布部とを備える塗布装置であって、
前記基板搬送部には、前記基板を搬入する基板搬入領域と、前記基板を搬出する基板搬出領域とが設けられており、
前記基板搬入領域及び前記基板搬出領域は、前記基板の搬送方向に延在するとともに前記基板に対向する複数の基板対向部と、前記基板を浮上させるための気体を噴出する複数の気体噴出口とをそれぞれ有し、
前記気体噴出口は、前記基板対向部の各々において前記基板の搬送方向に沿って配置されるとともに少なくとも一つが前記基板の搬送方向の直交方向にずれており、
前記基板搬入領域における搬入側基板対向部と、前記基板搬出領域における搬出側基板対向部とは、前記基板の搬送方向の直交方向にずれた状態で配置されていることを特徴とする塗布装置。 - 前記気体噴出口の少なくとも一部が千鳥状に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の塗布装置。
- 前記基板対向部の各々において、前記気体噴出口が前記基板の搬送方向の直交方向に沿って複数列配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の塗布装置。
- 前記基板対向部の各々において、前記気体噴出口がランダムに配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の塗布装置。
- 前記基板対向部の各々において、単位面積当たり同数の前記気体噴出口が配置されていることを特徴とする請求項4に記載の塗布装置。
- 前記基板搬出領域及び前記基板搬入領域の少なくとも一方には、隣接する前記基板対向部をそれぞれ隔てる凹部が設けられており、該凹部は外部搬送機構との間で前記基板を受け渡す際に当該外部搬送機構の一部を収容する収容部をなすことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の塗布装置。
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