JP5511628B2 - フレームレート変換装置及びプログラム - Google Patents
フレームレート変換装置及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP5511628B2 JP5511628B2 JP2010246459A JP2010246459A JP5511628B2 JP 5511628 B2 JP5511628 B2 JP 5511628B2 JP 2010246459 A JP2010246459 A JP 2010246459A JP 2010246459 A JP2010246459 A JP 2010246459A JP 5511628 B2 JP5511628 B2 JP 5511628B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- time
- pixel
- series
- frame rate
- peripheral
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Television Systems (AREA)
Description
時間位置合わせ手段5は、画素時系列読出手段3から指定画素の時系列G(t;x,y)を入力すると共に、周辺画素時系列読出手段4から周辺画素の時系列G(t;ξ,η)を入力し、指定画素の画素時系列(G(t;x,y))t∈Uと周辺画素の画素時系列(G(t;ξ,η))t∈Sとの間で、時間方向の時間位置合わせを行う。時間位置合わせとは、両画素時系列の波形が最も重なるように、いずれかの画素時系列を時間方向に平行移動させ、その時間移動量Δtを求める操作である。
図5は、時間位置合わせ手段5による第1の処理(不等時間間隔及び等時間間隔のいずれの場合にも適用可能な位置合わせ法)を示すフローチャートである。時間位置合わせ手段5は、画素時系列読出手段3から指定画素の時系列G(t;x,y)を入力すると共に、周辺画素時系列読出手段4から周辺画素の時系列G(t;ξ,η)を入力する(ステップS501)。そして、時間位置合わせ手段5は、指定画素の画素時系列(G(t;x,y))t∈U及び周辺画素の画素時系列(G(t;ξ,η))t∈Sに対し、時間方向に内挿補間する。指定画素の画素時系列(G(t;x,y))t∈Uの内挿結果を、時刻tに関する連続関数g(t;x,y)とする。同様に、周辺画素の画素時系列(G(t;ξ,η))t∈Sの内挿結果を、時刻tに関する連続関数g(t;ξ,η)とする(ステップS502)。内挿には、例えば、一次内挿または三次内挿を用いることができる。
図6は、時間位置合わせ手段5による第2の処理(等時間間隔の場合に適用可能な位置合わせ法)を示すフローチャートである。時間位置合わせ手段5は、前記式(1)(2)のような画素時系列波形の内挿を行わずに、時間移動量Δtを求める。以下の説明において、時間軸の標本点は、単位時間間隔(1刻みの間隔)とする。
図1に戻って、内挿手段6は、指定画素の画素時系列(G(t;x,y))t∈Uと、周辺画素の画素時系列(G(t;ξ,η))t∈Sと、時間移動量Δtとに基づいて、画素位置(x,y)の時刻tにおける画素値の内挿値F(t;x,y)を推定する。内挿値F(t;x,y)は、指定画素の画素時系列(G(t;x,y))t∈U、及び周辺画素の画素時系列(G(t;ξ,η))t∈Sを時刻移動量Δtずらした画素時系列(G(t+Δt;ξ,η))の両波形を共に近似するような滑らかな波形上の、時刻tにおける標本点として定義することができる。
図7は、内挿手段6による第1の処理(内挿補間により連続関数を生成し、内挿値を求める手法)を示すフローチャートである。内挿手段6は、画素時系列読出手段3から指定画素の時系列G(t;x,y)を入力し、周辺画素時系列読出手段4から周辺画素の時系列G(t;ξ,η)を入力すると共に、時間位置合わせ手段5から時間移動量Δtを入力する(ステップS701)。そして、内挿手段6は、指定画素の画素時系列(G(t;x,y))t∈Uを時間方向に内挿補間し、時刻tに関する連続関数g(t;x,y)に変換する(ステップS702)。例えば、1次内挿による場合には、以下の式により連続関数g(t;x,y)を生成する。
図8は、内挿手段6による第2の処理(劣化モデルに基づく復元処理により内挿値を求める手法)を示すフローチャートである。内挿手段6は、画素時系列読出手段3から指定画素の時系列G(t;x,y)を入力し、周辺画素時系列読出手段4から周辺画素の時系列G(t;ξ,η)を入力すると共に、時間位置合わせ手段5から時間移動量Δtを入力する(ステップS801)。
図1に戻って、画素時系列書込手段7は、計数手段2から画素位置(t;x,y)を入力すると共に、内挿手段6から内挿値F(t;x,y)を入力し、画素位置(t;x,y)に応じて書き込みアドレスを変化させることにより、時刻数列(t0,t1,・・・,tL−1)(出力動画像時間標本点列(Tk)k∈{0,1,・・,L-1}という。)における内挿値列(F(Tk;x,y))k∈{0,1,・・,L-1}を出力動画像記憶手段8に記憶させる。これにより、出力動画像記憶手段8には、入力動画像記憶手段1に記憶された動画像に比べて、フレームレートが変換された動画像の時空間ボリューム10が記憶される。ここで、時刻Tkはk番目の時刻標本点であり、Lは時刻列の標本点総数である。
2 計数手段
3 画素時系列読出手段
4 周辺画素時系列読出手段
5 時間位置合わせ手段
6 内挿手段
7 画素時系列書込手段
8 出力動画像記憶手段
10 時空間ボリューム
11,15,23,24 フレーム
12,12−1,12−2,12−3,13,13−1,13−2,13−3,14,14−1,14−2,14−3 物体
16,20 テクスチャ
21,21−1,21−2 指定画素位置
22,22−1,22−2 周辺画素位置
23,24 フレーム
25 周辺画素の画素時系列波形
26 指定画素の画素時系列波形
27 時間位置合わせ後の画素時系列波形
100 フレームレート変換装置
Claims (6)
- 動画像のフレームレートを変換するフレームレート変換装置において、
複数時点のフレームにより構成される動画像が格納された動画像記憶手段と、
前記動画像記憶手段に格納された動画像における所定の時間範囲に含まれるフレームから、予め指定された画素位置の画素値を、指定画素時系列データとして読み出す画素時系列読出手段と、
前記動画像記憶手段に格納された動画像における所定の時間範囲に含まれるフレームから、前記指定された画素位置を基準にした所定範囲内の周辺位置に存在する画素値を、周辺画素時系列データとして読み出す周辺画素時系列読出手段と、
前記画素時系列読出手段により読み出された指定画素時系列データと、前記周辺画素時系列読出手段により読み出された周辺画素時系列データとが最も類似する時間位置を求め、前記時間位置を時間移動量として出力する時間位置合わせ手段と、
前記画素時系列読出手段により読み出された指定画素時系列データ、または前記周辺画素時系列読出手段により読み出された周辺画素時系列データのうちのいずれか一方を、前記時間位置合わせ手段により出力された時間移動量だけ移動させ、前記移動させた後の時系列データ及び前記移動させていない時系列データに基づいて、所望時間における画素値を内挿値として求める内挿手段と、
を備えることを特徴とするフレームレート変換装置。 - 請求項1に記載のフレームレート変換装置において、
前記時間位置合わせ手段が、前記画素時系列読出手段により読み出された指定画素時系列データを時間方向に内挿補間し、時間方向に連続した画素値を有する指定画素の連続関数を生成し、前記周辺画素時系列読出手段により読み出された周辺画素時系列データを時間方向に内挿補間し、時間方向に連続した画素値を有する周辺画素の連続関数を生成し、前記指定画素の連続関数または前記周辺画素の連続関数のうちのいずれか一方を時間方向にずらしたときに、前記指定画素の連続関数及び前記周辺画素の連続関数が最も類似する時間ずれ量を求め、前記時間ずれ量を時間移動量として出力することを特徴とするフレームレート変換装置。 - 請求項1に記載のフレームレート変換装置において、
前記時間位置合わせ手段が、前記画素時系列読出手段により読み出された指定画素時系列データ、または前記周辺画素時系列読出手段により読み出された周辺画素時系列データのうちのいずれか一方を時間方向に内挿補間し、時間方向に連続した画素値を有する連続関数を生成し、前記生成された連続関数、または前記連続関数が生成されていない時系列データのうちのいずれか一方を時間方向にずらしたときに、前記連続関数及び前記時系列データが最も類似する時間ずれ量を求め、前記時間ずれ量を時間移動量として出力することを特徴とするフレームレート変換装置。 - 請求項1に記載のフレームレート変換装置において、
前記時間位置合わせ手段が、前記画素時系列読出手段により読み出された指定画素時系列データ、または前記周辺画素時系列読出手段により読み出された周辺画素時系列データのうちのいずれか一方を、前記フレームの時間間隔の自然数倍毎にずらしたときに、前記指定画素時系列データと前記周辺画素時系列データとの間の、前記フレームの時間間隔の自然数倍毎の離散的な誤差を示す評価値が最小となる時間を求め、前記時間を含む所定時間範囲において、時間的に連続した値を有する所定の複数の連続関数と、前記離散的な評価値と間の誤差をそれぞれ求め、前記誤差が最小となる連続関数を特定し、前記特定した連続関数の極値を求め、前記極値の時間を時間移動量として出力することを特徴とするフレームレート変換装置。 - 請求項4に記載のフレームレート変換装置において、
前記時間位置合わせ手段が、パラボラフィッティングまたは最小自乗フィッティングにより、前記誤差が最小となる連続関数を特定することを特徴とするフレームレート変換装置。 - コンピュータを、請求項1から5までのいずれか一項に記載のフレームレート変換装置として機能させるためのフレームレート変換プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010246459A JP5511628B2 (ja) | 2010-11-02 | 2010-11-02 | フレームレート変換装置及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010246459A JP5511628B2 (ja) | 2010-11-02 | 2010-11-02 | フレームレート変換装置及びプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012100099A JP2012100099A (ja) | 2012-05-24 |
JP5511628B2 true JP5511628B2 (ja) | 2014-06-04 |
Family
ID=46391521
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010246459A Active JP5511628B2 (ja) | 2010-11-02 | 2010-11-02 | フレームレート変換装置及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5511628B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012100189A (ja) * | 2010-11-05 | 2012-05-24 | Univ Of Tokyo | 高時間分解能映像の生成方法及び装置 |
KR101473428B1 (ko) | 2012-07-03 | 2015-01-16 | 삼성테크윈 주식회사 | 영상 정합 방법 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3898606B2 (ja) * | 2002-09-12 | 2007-03-28 | 株式会社東芝 | 動きベクトル検出方法及び装置並びにフレーム補間画像作成方法及び装置 |
JP2006020108A (ja) * | 2004-07-02 | 2006-01-19 | Sony Corp | 画像処理装置および方法、記録媒体並びにプログラム |
JP2010087611A (ja) * | 2008-09-29 | 2010-04-15 | Sony Corp | 画像処理装置、画像処理方法、その方法を実行するためのプログラム及びそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
-
2010
- 2010-11-02 JP JP2010246459A patent/JP5511628B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012100099A (ja) | 2012-05-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11595653B2 (en) | Processing of motion information in multidimensional signals through motion zones and auxiliary information through auxiliary zones | |
US11354541B2 (en) | Method, apparatus, and device for video frame interpolation | |
JP4968259B2 (ja) | 画像高解像度化装置及び画像高解像度化方法並びにプログラム | |
KR101613176B1 (ko) | 움직임 추정 방법 및 장치 | |
JP4265237B2 (ja) | 画像処理装置および方法、学習装置および方法、記録媒体、並びにプログラム | |
US8098962B2 (en) | Signal processing method, apparatus, and program | |
JP5727873B2 (ja) | 動きベクトル検出装置、符号化装置、及びこれらのプログラム | |
GB2553782A (en) | Predicting depth from image data using a statistical model | |
JP2006260527A (ja) | 画像マッチング方法およびこれを用いた画像補間方法 | |
TW201146011A (en) | Bi-directional, local and global motion estimation based frame rate conversion | |
JP2000244851A (ja) | 画像処理装置、方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 | |
KR20100118978A (ko) | 초 해상도 비디오 프로세싱을 위한 스파스 지오메트리 | |
CN116745813A (zh) | 室内环境的自监督式深度估计框架 | |
EP2126627B1 (en) | Method of improving the video images from a video camera | |
US20100026888A1 (en) | Image processing method and system with repetitive pattern detection | |
JP5566199B2 (ja) | 画像処理装置およびその制御方法、並びにプログラム | |
JP5511628B2 (ja) | フレームレート変換装置及びプログラム | |
Gour et al. | Hardware accelerator for real-time image resizing | |
JP5410232B2 (ja) | 画像復元装置、そのプログラム、及び、多次元画像復元装置 | |
CN103618904A (zh) | 基于像素的运动估计方法及装置 | |
JP2013126123A (ja) | 画像処理装置、撮像装置及び画像処理方法 | |
JP6059899B2 (ja) | フレーム補間装置及びプログラム | |
Li et al. | Resolution enhancement from document images for text extraction | |
JP2009118456A (ja) | 画像補間装置および方法 | |
US20090324115A1 (en) | Converting the frame rate of video streams |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140206 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140227 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140325 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5511628 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |