JP5500419B2 - ピラートリムの取り付け構造 - Google Patents
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Description
そこで、この構造に換えて、クリップによりセンターピラーパネルにピラートリムの上端部を固定するとともに、ピラートリムの上端部の裏側に設けたフックをセンターピラーパネルの係止孔に挿入係止させる構造が提案されていた(特許文献1参照)。
センターピラーパネルへのピラートリムの取り付け構造であって、
前記センターピラーパネルの上端部に車幅方向に貫通する係止孔が形成され、
前記ピラートリムの上端部の裏面にフックが形成され、
前記フックは前記係止孔に下側から挿入されて、前記係止孔の上側の前記センターピラーパネルの裏面に係止し、
前記係止孔は下側ほど幅広に形成され、
前記フックの根元部は前記ピラートリムの上端部から車幅方向外側に棚状に張り出して、前記係止孔の上端部の幅方向の両内周縁に内嵌し、
前記フックのフック本体は前記根元部に対して上方に立ち上がっている点にある。(請求項1)
つまり、ピラートリムの上端部の裏面側の作業者が見え難い位置にフックを設けてあっても、フックを係止孔に簡単かつ確実に挿入係止させることができて、フックの挿入係止作業の作業性を向上させることができ、組み付け性を向上させることができる。
そして、センターピラーパネルに対してピラートリムを幅方向(車両前後方向)で位置決めすることができて、前記幅方向でのピラートリムの位置ずれを防止することができる。
また、車両前後方向にピラートリムに荷重が加わった場合でも、係止孔の内周縁(エッジ)からの荷重をフックの根元部で受けて、フック本体の下端部に荷重が直接集中するのを防ぐことができる。その結果、フックの破損を防止することができてフックの耐久性を向上させることができる。(請求項1)
前記根元部の下側の前記ピラートリムの裏面に、前記係止孔に入り込んで前記係止孔の下側の内周縁に上側から当接する第1当接部が形成されていると、センターピラーパネルに対してピラートリムを上下方向で位置決めすることができて、ピラートリムの下方への位置ずれを防止することができる。(請求項2)
前記第1当接部は上下方向に沿う複数の第1リブから成り、
前記複数の第1リブの上端部が前記根元部の下面に連なっていると、第1リブでフックを支持し補強することができて、フックの耐久性を向上させることができる。また、第1当接部の構造を簡素化することができる。(請求項3)
前記フックの車幅方向外側の背面に、前記複数の第1リブに各別に連なる複数の第2リブが上下方向に沿う状態に形成されていると、第2リブでフックを補強することができて、フックの耐久性をより向上させることができる。そして、第2リブで第1リブを補強することができて、複数の第1リブから成る第1当接部の剛性強度を強くすることができる。(請求項4)
前記フックの幅方向両側の前記ピラートリムの裏面に、前記センターピラーパネルの表側の面に当接する第2当接部が棚状に張り出し形成されていると、ピラートリムが乗員やカーテンエアバッグから車室外側(車幅方向外側)に向かう荷重を受けた際に、第2当接部がフックの幅方向両側からセンターピラーパネルに当接して荷重を受けることができる。これにより、フックの根元部に荷重が集中することなく、フックの破損や変形によるピラートリムの外れを防ぐことができる。(請求項5)
前記第2当接部は、前記根元部の幅方向両側に位置して前記根元部に連なっていると、第2当接部でフックの根元部を支持し補強することができて、フックの耐久性をより向上させることができる。(請求項6)
本発明において、
前記第2当接部は棚状の接続部を介して前記根元部に連なり、前記第2当接部の張り出し量は前記根元部の張り出し量よりも短く設定され、前記接続部の張り出し量は前記第2当接部の張り出し量よりも短く設定されている構成にすることができる。(請求項7)
図1に示すように、車両側部を形成するボディパネルに前側のドア開口部2と後側のドア開口部3が形成され、それらの間にセンターピラー1が形成されている。センターピラー1は、車幅方向外側W2から順に前記ボディパネルとセンターピラーリンフォースとセンターピラーインナーパネル9(センターピラーパネルに相当)とを備え、ルーフサイドパネル4と、フロアパネル8に繋がるサイドシル5とに架け渡されている。
図2に示すように、センターピラーインナーパネル9の膨出した背部11の上端部に、下側の背部部分よりも車幅方向外側W2に一段低くなった段差面部12が形成され、この段差面部12に車幅方向に貫通する係止孔13が形成されている。前記段差面部12の上方には、段差面部12よりもさらに車幅方向外側W2に一段低くなった第2の段差面部17が形成されている(図3,図4参照)。つまり、前記段差面部12と第2の段差面部17とでセンターピラーインナパネル9の上端部が階段状に形成されている。
9 センターピラーパネル(センターピラーインナーパネル)
9M センターピラーパネルの表側の面
9U センターピラーパネルの裏面
13 係止孔
13K 係止孔の下側の内周縁
13S 係止孔の上端部の幅方向の内周縁
29 第1当接部
33S ピラートリムの裏面(ピラートリムの上端部の裏面,背壁の外側壁面)
34 第2当接部
35 フックの根元部
37 フック
37H フックの車幅方向外側の背面
L1 第1リブ
L2 第2リブ
W2 車幅方向外側
Claims (7)
- センターピラーパネルへのピラートリムの取り付け構造であって、
前記センターピラーパネルの上端部に車幅方向に貫通する係止孔が形成され、
前記ピラートリムの上端部の裏面にフックが形成され、
前記フックは前記係止孔に下側から挿入されて、前記係止孔の上側の前記センターピラーパネルの裏面に係止し、
前記係止孔は下側ほど幅広に形成され、
前記フックの根元部は前記ピラートリムの上端部から車幅方向外側に棚状に張り出して、前記係止孔の上端部の幅方向の両内周縁に内嵌し、
前記フックのフック本体は前記根元部に対して上方に立ち上がっているピラートリムの取り付け構造。 - 前記根元部の下側の前記ピラートリムの裏面に、前記係止孔に入り込んで前記係止孔の下側の内周縁に上側から当接する第1当接部が形成されている請求項1記載のピラートリムの取り付け構造。
- 前記第1当接部は上下方向に沿う複数の第1リブから成り、
前記複数の第1リブの上端部が前記根元部の下面に連なっている請求項2記載のピラートリムの取り付け構造。 - 前記フックの車幅方向外側の背面に、前記複数の第1リブに各別に連なる複数の第2リブが上下方向に沿う状態に形成されている請求項3記載のピラートリムの取り付け構造。
- 前記フックの幅方向両側の前記ピラートリムの裏面に、前記センターピラーパネルの表側の面に当接する第2当接部が棚状に張り出し形成されている請求項4記載のピラートリムの取り付け構造。
- 前記第2当接部は、前記根元部の幅方向両側に位置して前記根元部に連なっている請求項5記載のピラートリムの取り付け構造。
- 前記第2当接部は棚状の接続部を介して前記根元部に連なり、前記第2当接部の張り出し量は前記根元部の張り出し量よりも短く設定され、前記接続部の張り出し量は前記第2当接部の張り出し量よりも短く設定されている請求項6記載のピラートリムの取り付け構造。
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JP2009252689A JP5500419B2 (ja) | 2009-11-04 | 2009-11-04 | ピラートリムの取り付け構造 |
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JP2009252689A JP5500419B2 (ja) | 2009-11-04 | 2009-11-04 | ピラートリムの取り付け構造 |
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Family Applications (1)
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