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JP5576948B2 - 眼鏡型無線通信機 - Google Patents

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JP5576948B2
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Description

本発明は、眼鏡型無線通信機に関する。
近年、3Dテレビを視聴するための3D眼鏡、3Dゲームを楽しむための3D眼鏡及び眼鏡型のヘッドマウントディスプレイ等、眼鏡の体裁を有する電子機器が開発されている。これらの電子機器は、アンテナを備え、無線通信を行う場合がある。
従来、アンテナを備えた眼鏡型の無線通信機としては、例えば、特許文献1〜2に記載のような、眼鏡のフレームにアンテナを配置したものが知られている。すなわち、特許文献1には、レンズフレームの略中央部分の近傍にアンテナを配置する技術が記載されている。また、特許文献2には、テンプル部にアンテナを組み込むことが記載されている。
日本国公開特許公報「特開2007−174612号公報(平成19年7月5日公開)」 日本国公開実用新案公報「実開昭62−193220号公報(昭和62年12月8日公開)」
しかしながら、従来技術に係る眼鏡型の無線通信機では、アンテナ特性が劣化する場合がある。
図9及び図10は、従来技術に係る眼鏡型の無線通信機におけるアンテナのビームの概略の放射方向(ビーム方向)の例を示す模式図である。
特許文献1に記載のような眼鏡型の無線通信機では、アンテナのアンテナ素子90は、図9(a)に示すように、ユーザの鼻の近傍にある。この場合、アンテナ素子90がユーザの顔の前方にあるため、図9(b)に示すように、アンテナ素子90が送受信できるビーム方向の範囲は、ユーザの頭部の影響を受け、アンテナ素子90を中心に、ユーザの顔の前面方向の空間(全方向の半分程度の空間)になる。
また、特許文献2に記載のような眼鏡型の無線通信機では、アンテナのアンテナ素子90は、図10(a)に示すように、ユーザの耳の近傍にある。この場合、アンテナ素子90がユーザの顔の側面にあるため、図10(b)に示すように、アンテナ素子90が送受信できるビーム方向の範囲は、ユーザの頭部の影響を受け、アンテナ素子90を中心に、ユーザの顔の側面方向の空間(全方向の半分程度の空間)になる。
このように、従来技術では、アンテナのビーム方向が顔の前面方向または側面方向となるため、電波の到来方向次第では、送受信特性が低下するという問題がある。また、アンテナは、頭部に近接するため、アンテナ利得が低下するという問題がある。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、アンテナ利得がよい眼鏡型無線通信機を実現することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る眼鏡型無線通信機は、左右の接眼部、パッド、智、テンプル、及び、無線通信を行うためのアンテナ素子を備えている眼鏡型無線通信機であって、前記アンテナ素子が、前記接眼部の外周部に沿った領域であって、前記智を含み、かつ前記パッドとの接続部を含まない領域に配置されていることを特徴としている。
上記構成によれば、ユーザの頭部の影響によるシャドウイングが低減され、アンテナの開放空間が広がる。すなわち、アンテナのビーム方向の制限が緩和され、電波の到来方向による送受信性能の劣化が解消されるという効果を奏する。
すなわち、アンテナ素子を、前記接眼部の外周に沿った領域であって、前記智を含み、かつ前記パッドとの接続部を含まない領域に配置することにより、眼鏡において頭部に最も接近する部位(例えば、パッドおよびテンプル)を避け、頭部から離れており、ユーザの頭部の影響によるシャドウイングが低減され得る位置にアンテナ素子を配置することができるため、アンテナ利得が向上するという効果を奏する。
本発明に係る眼鏡型無線通信機によれば、ユーザの頭部の影響によるシャドウイングが低減され、電波の到来方向による送受信性能の劣化が解消される。また、アンテナ素子が頭部から離れた場所に位置するため、アンテナ利得が向上する。
実施形態1における眼鏡型無線通信機の内部構成の一例を示す図である。 眼鏡型無線通信機の概観図である。 図1の眼鏡型無線通信機のアンテナのビーム方向の一例を示す図である。 眼鏡型無線通信機の内部構成の他の例を示す図である。 図1の眼鏡型無線通信機の周波数に対するアンテナ利得を表したグラフである。 実施形態2における眼鏡型無線通信機の内部構成の一例を示す図である。 図6の眼鏡型無線通信機のアンテナのビーム方向の一例を示す図である。 実施形態2における眼鏡型無線通信機の内部構成の他の例を示す図である。 (a)は、アンテナ素子が前面に配置されたときの眼鏡型無線通信機の一例を示し、(b)は、(a)のアンテナ素子のビーム方向の一例を示す。 (a)は、アンテナ素子が側面に配置されたときの眼鏡型無線通信機の一例を示し、(b)は、(a)のアンテナ素子のビーム方向の一例を示す。 一変形例におけるアンテナ素子の配置を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。本発明に係る眼鏡型無線通信機は、眼鏡の体裁を有し、無線通信を行うものであれば、特に限定されず、3D眼鏡、ヘッドマウントディスプレイ、ヘッドセット、ラジオ受信機、個人識別装置等様々な用途に適用し得る。
〔実施形態1〕
以下、本発明の一実施形態(実施形態1)について、図1から図5を参照して説明すれば、以下のとおりである。
(眼鏡型無線通信機1の概略)
図2は、本実施形態における眼鏡型無線通信機1の概観図である。図2に示すように、眼鏡型無線通信機1は、眼鏡の体裁を有しており、接眼部11、リム12、ブリッジ13、テンプル14、モダン15、智16、蝶番17、パッド18、及び、クリングス19などを有する。
接眼部11は、左右の目の前に配置される光学部材であり、例えば、眼鏡型のレンズであり得、LCD(Liquid Crystal Display)、網膜操作ディスプレイなど、画像を表示するためのディスプレイに組み込まれているものであってもよい。
リム12は、接眼部11の周りを囲んで接眼部11を保持する保持部材である。リム12は、必ずしも接眼部11の周りの全てを保護している必要はなく、接眼部11の略半分、または一部のみを保護するものであってもよい。また、眼鏡型無線通信機1は、リム12を備えていなくともよい。
ブリッジ13は、左右の接眼部11を連結するための連結部材である。ブリッジ13は、リム12を介して、または介さずに、左右の接眼部11を所定の位置関係にて連結する。
テンプル14は、耳掛けを含んだ部材であり、ツルとも称される。また、テンプル14において、ユーザの耳に接する部分を、モダン15と称される被覆部材が被覆している場合もある。
智16は、接眼部11とテンプル14とを接続するための接続部材である。智16は、接眼部11の外周に沿った領域に設けられており、リム12と一体化されていてもよいし、独立して接眼部に結合していてもよい。
蝶番17は、接眼部11等に対してテンプル14を折りたたみ可能にするための開閉部材であり、智16とテンプル14との間に設けられている。
パッド18は、ユーザの鼻に接する部材である。
クリングス19は、パッド18と接眼部11とを連結する連結部材である。クリングス19は、リム12を介して、または介さずに、パッド18と接眼部11とを所定の位置関係にて連結する。また、眼鏡型無線通信機1は、クリングス19を備えていなくともよく、その場合、パッド18と接眼部11またはリム12とは直接結合され得る。
なお、各部は、例えば、一般の眼鏡と同じ材料で構成してもよいが、これに限定されない。例えば、リム12、ブリッジ13、及び、テンプル14の材料としては、例えば、金属(例えば、チタン、チタン合金、アルミニウム合金、マグネシウム合金、ニッケルクロム合金、及び、ステンレスなど)、プラスチック(例えば、エポキシ樹脂、セルロイド、アセテート、及び、ポリアミドなど)等を用いることができるが、これに限定されない。
(眼鏡型無線通信機1の内部構成)
次に、眼鏡型無線通信機1の内部構成について、図1を参照して説明する。図1は、眼鏡型無線通信機1の内部構成を示す図である。なお、図1では、リム12を含まない構成の眼鏡型無線通信機について説明するが、本実施形態はこれに限定されず、リム12を含む構成であってもよい。但し、本実施形態において、リム12を設ける場合には、リム12は、プラスチック等の絶縁体によって構成することが好ましい。これにより、アンテナ特性をより向上させることができる。
図1に示すように、眼鏡型無線通信機1は、アンテナ100を有している。アンテナ100は、アンテナ100に電力を供給する電源部101、電気信号を制御する制御部102、アンテナ素子105を介してデータの送受信を行う無線部103、電源部101からの電力をアンテナ素子105に供給する給電線路104、及び、アンテナ素子105を備えた、ダイポールアンテナである。
図1に示すように、電源部101、制御部102、及び、無線部103は、テンプル14に配置されている。給電線路104は、テンプル14から智16を介し、アンテナ素子105に接続している。
アンテナ素子105は、智16を中心に、接眼部11の外周に沿って配置されている。アンテナ素子105は、智16から接眼部11の鉛直上部側に延びるアンテナ素子(第1のアンテナ素子)105aと、智16から接眼部11の鉛直下部側に延びるアンテナ素子(第2のアンテナ素子)105bとから構成される。つまり、アンテナ素子105a及び105bは、対になって智16を挟むように配置されている。なお、接眼部11の外周とは、ユーザの眼に対向する面における外周を指す。
なお、本実施形態では、アンテナ素子105は、図1に示すように接眼部11の側端面に配置されているが、本発明はこれに限定されない。例えば、図11に示すように、アンテナ素子105は、接眼部11におけるユーザの眼に対向する面(レンズ面)上に設けられていてもよい。また、接眼部の外周をリムが囲んでいる場合、アンテナ素子105は、接眼部11とリム12との間に設けられていてもよいし、リム12の内部または外部に設けられていてもよい。このように、本発明において、アンテナ素子105は、接眼部11の外周に沿って配置されていればよく、設置される先の部材および面は特に限定されない。但し、アンテナ素子105の少なくとも一部を、接眼部11とリム12との間、または、リム12の中に形成することにより、アンテナ素子105が外部に露出することがないため、眼鏡型無線通信機1の美観、及び耐久性を向上させることができる。また、アンテナ素子105が突き出すなど、眼鏡の体裁が崩れることを好適に防ぐことができる。
また、本実施形態では、アンテナ素子105a及び105bは、図1に示すように、何れも角が丸くなったL字形状を有している。しかしながら、他の実施形態において、アンテナ素子105a及びアンテナ素子105bは、形状および長さの少なくとも何れかが互いに異なってもよい。アンテナ素子をこのように構成することにより、2つのアンテナの共振周波数を異ならせることができるため、複数の周波数帯に対応させることができる。
なお、図1では、アンテナ素子105は、眼鏡型無線通信機1の左の接眼部11の外周に沿うように配置されているが、アンテナ素子105は右の接眼部11の外周に沿うように配置されていても良い。また、アンテナ素子105は、顔に接するパッド18との接続部(クリングス19との接続部)には配置されない。つまり、アンテナ素子105は、パッド18との接続部を除く左右の接眼部11の少なくとも一方の外周に沿うように配置されている。
このように、アンテナ素子105aおよび105bは、夫々、接眼部11の外周に沿った領域であって、智16を含み、かつパッド18との接続部を含まない領域に配置されており、智16から接眼部11の外周に沿って互いに異なる方向に延びている。アンテナ素子105aおよび105bの配置領域を、接眼部11の外周に沿った領域であって、智16を含み、かつパッド18との接続部を含まない領域とすることにより、アンテナ素子105aおよび105bを、ユーザの頭から遠く、後述するように、ユーザの頭部の影響によるシャドウイングが低減され得る場所に配置することができる。
ここで、アンテナ素子105(アンテナ素子105a及び105b)の半分以上の部分が、眼鏡型無線通信機1の智16側に配置されている。詳細に述べれば、アンテナ素子105の半分以上の体積を占める部分が、パッド18に比べて、給電線路104が設けられている智16の方に近い位置に配置されている。図1に示す眼鏡型無線通信機1では、アンテナ素子105は、およそ5分の4が、智16側に配置されている。
(眼鏡型無線通信機1の効果)
図1の眼鏡型無線通信機1を用いた場合の、ビーム方向の範囲を図3に示す。
図3(a)は、眼鏡型無線通信機1を使用した時のユーザの顔を斜めから見たときの一例を示す図であり、(b)は、ユーザを真上から見た場合のアンテナ素子105のビーム方向の図を示す。
図3(a)に示すように、眼鏡型無線通信機1のアンテナ素子105は、智16を含み、かつパッド18との接続部を含まない領域に配置されている。すなわち、アンテナ素子105が、ユーザの頭部を上から見たときの外延部に配置されることになり、アンテナ素子105の概略のビーム方向は、図3(b)に示すように、アンテナ素子105を中心に、ユーザの顔の前面の方向と側面と方向とに及ぶ。このように、本実施形態に係る眼鏡型無線通信機1では、図9及び図10に示すような従来技術に係る眼鏡型の無線通信機に比べ、ユーザの頭部の影響によるシャドウイングが低減されており、アンテナの開放空間が広がっている。これにより、アンテナのビーム方向の制限が緩和され、電波の到来方向による送受信性能の劣化が解消される。
次に、図1の眼鏡型無線通信機1のアンテナ100のアンテナ利得を、図5を用いて説明する。図5は、周波数に対するアンテナ利得を示すグラフであり、アンテナ100のアンテナ利得を実線で示し、図9のように配置されたアンテナ90のアンテナ利得を点線で示す。また、図5において、横軸は周波数(MHz)を示し、縦軸はアンテナ利得(dBi)を示す。
図5に示すとおり、アンテナ100のアンテナ利得は、アンテナ90のアンテナ利得と比べ高くなっていることがわかる。これは、アンテナ素子105が、智16を含み、かつパッド18との接続部を含まない領域に配置されていることにより、アンテナ素子105が頭部から離れた場所に位置するため、ユーザの頭部のGNDとしての影響が低減し、アンテナ利得が向上するためである。特に、アンテナ素子105は、パッド18、テンプル14といったユーザに直接接触する場所には設けられていない。これにより、好適にアンテナ利得を向上させることができる。
また、アンテナ100(のアンテナ素子105a及び105b)は、ダイポールアンテナを構成する。このように、アンテナ100がダイポールアンテナとして働くことにより、GNDの形状(眼鏡型無線通信機1の形状)の影響を低減することができる。また、アンテナ100がダイポールアンテナとして働くことにより、アンテナ100のビームの方向の制御が容易になり、ユーザの顔の正面方向へのビームを絞ることができる。これによって、アンテナ100のアンテナ特性をより向上することができる。
また、アンテナ素子105a及びアンテナ素子105bは、ダイバーシチアンテナを構成してもよい。このように、アンテナ素子105aとアンテナ素子105bとでMIMO等のダイバーシチアンテナを構成することにより、さらに送受信特性を向上させることができる。
(変形例)
また、上記では、アンテナ素子105を2つのアンテナ素子(アンテナ素子105a及び105b)から構成する場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば、モノポールアンテナとして使用することになるが、アンテナ素子105は、智16の上方に設けられたもの(アンテナ素子105a)、及び、智16の下方に設けられたもの(アンテナ素子105b)の何れか一つであってもよい。この場合であっても、上述したように、アンテナ素子105は、ユーザの頭部の影響によるシャドウイングを低減することができる位置に配置されているため、良好なアンテナ特性を得ることができる。
また、更なるアンテナ素子を備えていてもよい。
なお、アンテナ素子105(のアンテナ素子105a及び105b)の長さは、図1に示すものに限定されず、パッド18との接続部を除く接眼部11の外周に沿った領域に配置されていると共に、アンテナ素子105が、智16を含み、かつパッド18との接続部を含まない領域に配置されている限り、無線通信を行う周波数帯に応じて適宜長さを設定することができる。
図4は、図1に示す眼鏡型無線通信機1よりも使用周波数帯が高い眼鏡型無線通信機1’の概略構成を示す図である。図4に示すように、アンテナ100’のアンテナ素子105’の長さは、図1のアンテナ素子105の長さより短い。このようなアンテナ素子105’は、全てが智16側に配置されている(アンテナ素子105a及び105bの全体が、パッド18に比べて、智16の方に近い位置に配置されている)。
このような眼鏡型無線通信機1’においても、眼鏡型無線通信機1と同様、図3に示すようなビーム方向の範囲を有し、電波の到来方向による送受信性能の劣化が解消される。また、アンテナ素子105’がユーザの頭部から離れた場所に位置するため、アンテナ利得が向上する。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態(実施形態2)について、図6から図8を参照して説明する。
実施形態1では、智16を中心に接眼部11の上部及び下部にアンテナ素子105が配置されているアンテナ100を有した眼鏡型無線通信機1について説明を行ったが、本発明はこれに限定されない。例えば、眼鏡型無線通信機1は、ブリッジ13を中心に接眼部11の上部及び/または下部にアンテナ素子が配置されているアンテナを有していてもよい。
本実施形態では、ブリッジ13を中心に左右の接眼部11夫々の上部及び/または下部にアンテナ素子205が配置されている眼鏡型無線通信機2について説明を行う。なお、本実施形態において、接眼部11、リム12、ブリッジ13、テンプル14、モダン15、智16、蝶番17、パッド18、及び、クリングス19といった部材は、実施形態1と同様の構成を有する。
(眼鏡型無線通信機2の内部構成)
眼鏡型無線通信機2の内部構成について、図6を参照して説明する。図6は、眼鏡型無線通信機2の内部構成を示す図である。なお、図6では、眼鏡型無線通信機2がリム12を含む構成について説明するが、本実施形態に係る眼鏡型無線通信機2は、リム12を含まない構成であってもよい。また、本実施形態において、リム12は、金属によって構成され得る。
図6に示すように、眼鏡型無線通信機2は、アンテナ200を有している。アンテナ200は、電源部201、制御部202、無線部203、給電線路204、及び、アンテナ素子205を備えている。なお、アンテナ200の各部はアンテナ100の各部と同様の処理を行う。また、アンテナ200は、リム12、ブリッジ13等の金属部を接地素子(GND)とした2つのモノポールアンテナから構成される。
図6に示すように、電源部201、制御部202、及び、無線部203は、接眼部11の間(ブリッジ13)に配置されている。給電線路204は、左右の接眼部11の間に位置するブリッジ13からリム12を介してアンテナ素子205に接続している。
アンテナ素子205は、ブリッジ13を中心に、左右の接眼部11の鉛直上部側の各々に配置されている。アンテナ素子105は、左の接眼部11の外周に沿うように配置されたアンテナ素子(第3のアンテナ素子)205Lと、右の接眼部11の外周に沿うように配置されたアンテナ素子(第4のアンテナ素子)205Rとから構成される。
図6に示すように、アンテナ素子205Lは、左の接眼部11の上部に配置され、アンテナ素子205Rは、右の接眼部11の上部に配置されている。つまり、アンテナ素子205は、ブリッジ13を中心に左右の接眼部11の各々の鉛直上部側の外周に沿って配置されている。
また、アンテナ素子205は、智16を含み、かつパッド18との接続部を含まない領域に配置されている。特に、アンテナ素子205の体積の半分以上を占める部分が、パッド18よりも智16に近い位置に配置されていることが好ましい。図6に示すように、アンテナ素子205(アンテナ素子205L及び205R)は、智16を含む領域に設けられているとともに、およそ5分の4が智16側に配置されている。
なお、アンテナ素子205の半分以上の部分が智16側に配置されているとは、詳細に述べれば、アンテナ素子205Lの半分以上の体積を占める部分が、パッド18よりも、アンテナ素子205Lが配置されている左の接眼部11の側部に設けられた智16の方に近い位置に配置されており、アンテナ素子205Rの半分以上の部分が、パッド18よりも、アンテナ素子205Rが配置されている右の接眼部11の側部に設けられた智16の方に近い位置に配置されていることを指す。
(眼鏡型無線通信機2の効果)
図6の眼鏡型無線通信機2を用いた場合の、ビーム方向の概略の範囲を図7に示す。
図7(a)は、眼鏡型無線通信機2を使用した時のユーザの顔を斜めから見たときの一例を示す図であり、(b)は、ユーザを真上から見た場合のアンテナ素子205のビーム方向の図を示す。
図7(a)に示すように、眼鏡型無線通信機2のアンテナ素子205は、眼鏡型無線通信機2の両サイドに夫々設けられ、智16を含み、かつパッド18との接続部を含まない領域に配置されている。すなわち、アンテナ素子205が、ユーザの頭部を上から見たときの外延部の両サイドに配置されることになり、このときのアンテナ素子205のビーム方向は、図7(b)に示すように、左右のアンテナ素子を中心に、ユーザの顔の周囲のほぼ全方向に及ぶ。
このように、本実施形態に係る眼鏡型無線通信機2では、図9及び図10に示すような従来技術に係る眼鏡型の無線通信機、及び、実施形態1に係る眼鏡型無線通信機1に比べ、ユーザの頭部の影響によるシャドウイングが低減されており、アンテナの開放空間が広がっている。これにより、アンテナのビーム方向の制限がより緩和され、電波の到来方向による送受信性能の劣化が好適に解消される。これにより、アンテナ素子205によって送受信する無線の強度を増強することができる。
また、実施形態1に係る眼鏡型無線通信機1と同様、智16を含み、かつパッド18との接続部を含まない領域に配置されていることにより、アンテナ素子205が頭部から離れた場所に位置するため、ユーザの頭部のGNDとしての影響が低減し、アンテナ利得が向上する。特に、アンテナ素子205は、パッド18、テンプル14といったユーザに直接接触する場所には設けられていない。これにより、好適にアンテナ利得を向上させることができる。
なお、アンテナ素子205R及びアンテナ素子205Lは、ダイバーシチアンテナを構成してもよい。このように、アンテナ素子205Rとアンテナ素子205LとでMIMO等のダイバーシチアンテナを構成することにより、さらに送受信特性を向上させることができる。
(変形例)
図6では、アンテナ素子205R及びアンテナ素子205Lは、同じ形状であるように描写されているが、本発明はこれに限定されず、アンテナ素子205R及びアンテナ素子205Lを、形状および長さの少なくとも何れかが互いに異なるように構成することにより、2つのアンテナの共振周波数を異ならせ、複数の周波数帯に対応させてもよい。
また、上記では、アンテナ素子205を2つのアンテナ素子(アンテナ素子205R及び205L)から構成する構成について説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば、アンテナの開放空間は減少するが、アンテナ素子205は、右の接眼部に設けられたもの(アンテナ素子205R、205R’)及び左の接眼部に設けられたもの(アンテナ素子205L、205L’)の何れか一つであってもよい。
また、さらなるアンテナ素子を備えていてもよい。例えば、実施形態1のアンテナ100と、実施形態2のアンテナ200とを組み合わせてもよい。すなわち、実施形態2に係る眼鏡型無線通信機2において、アンテナ素子105及び無線部103を更に備えていてもよい。
なお、図6に示す眼鏡型無線通信機2では、アンテナ素子205が左右の接眼部11の鉛直上部側の外周に沿うように配置されているが、アンテナ素子205は、鉛直下部側の外周に沿うように配置されてもよい。また、一方は、接眼部11の鉛直上部側の外周に沿うように配置され、他方は、接眼部11の鉛直下部側の外周に沿うように配置されるという、左右非対称な配置であってもよい。
図8に、アンテナ素子205R’が接眼部11の鉛直上部側の外周に沿うように配置され、アンテナ素子205L’が接眼部11の鉛直下部側の外周に沿うように配置された眼鏡型無線通信機2’(のアンテナ200’及びアンテナ素子205’)を示す。図8に示すように、アンテナ素子205R’は、右の接眼部11の鉛直上部側の外周に沿うように配置され、アンテナ素子205L’は、左の接眼部11の鉛直下部側の外周に沿うように配置されている。
このような眼鏡型無線通信機2’においても、眼鏡型無線通信機2と同様、図7に示すようなビーム方向の範囲を有し、電波の到来方向による送受信性能の劣化が解消される。また、アンテナ素子205’がユーザの頭部から離れた場所に位置するため、アンテナ利得が向上する。
なお、前述したようにまた、実施形態1及び2において、接眼部11の外周を囲むリム12を備え、アンテナ素子105及びアンテナ素子205の少なくとも一部が、接眼部11とリム12との間に設けられていてもよいし、リムの内部または外部に設けられていてもよい。このように、本発明において、アンテナ素子105及びアンテナ素子205は、接眼部11の外周に沿って配置されていればよく、設置される先の部材および面は特に限定されない。但し、アンテナ素子105及びアンテナ素子205の少なくとも一部を、接眼部11とリム12との間、または、リム12の中に形成することにより、アンテナ素子105及びアンテナ素子205が外部に露出することがないため、眼鏡型無線通信機1及び眼鏡型無線通信機2の美観、及び耐久性を向上させることができる。また、アンテナ素子105及びアンテナ素子205が突き出すなど、眼鏡の体裁が崩れることを好適に防ぐことができる。
(本発明の好ましい形態)
以上のように、本発明に係る眼鏡型無線通信機は、左右の接眼部、パッド、智、テンプル、及び、無線通信を行うためのアンテナ素子を備えている眼鏡型無線通信機であって、前記アンテナ素子が、前記接眼部の外周部に沿った領域であって、前記智を含み、かつ前記パッドとの接続部を含まない領域に配置されていることを特徴としている。
上記構成によれば、ユーザの頭部の影響によるシャドウイングが低減され、アンテナの開放空間が広がる。すなわち、アンテナのビーム方向の制限が緩和され、電波の到来方向による送受信性能の劣化が解消されるという効果を奏する。
すなわち、アンテナ素子を、前記接眼部の外周に沿った領域であって、前記智を含み、かつ前記パッドとの接続部を含まない領域に配置することにより、眼鏡において頭部に最も接近する部位(例えば、パッドおよびテンプル)を避け、頭部から離れており、ユーザの頭部の影響によるシャドウイングが低減され得る位置にアンテナ素子を配置することができるため、アンテナ利得が向上するという効果を奏する。
また、本発明に係る眼鏡型無線通信機では、前記アンテナ素子の半分以上の部分が、前記パッドよりも前記智に近い位置に配置されていることが好ましい。
上記構成によれば、アンテナ素子の半分以上の体積を占める部分が、よりユーザの頭部の影響によるシャドウイングが低減され得る智側に位置するため、好適にアンテナ利得を向上させることができる。
また、本発明に係る眼鏡型無線通信機では、前記アンテナ素子には、前記智から前記接眼部の外周に沿って一方向に延びる第1のアンテナ素子が含まれており、前記第1のアンテナ素子に電力を供給する給電線路は、前記テンプルに設けられている無線部から前記智を介して前記第1のアンテナ素子に接続していてもよい。
上記構成によれば、テンプルに無線部を実装した場合であっても、ユーザの頭部の影響によるシャドウイングが低減され得る場所にアンテナ素子を設けることができるため、電波の到来方向による送受信性能の劣化の解消、アンテナ利得の向上といった効果を好適に得ることができる。
また、上記眼鏡型無線通信機では、前記アンテナ素子には、前記智から前記接眼部の外周に沿って前記第1のアンテナ素子とは反対方向に延びる第2のアンテナ素子がさらに含まれており、前記第2のアンテナ素子に電力を供給する給電線路は、前記テンプルに設けられている無線部から前記智を介して前記第2のアンテナ素子に接続していてもよい。
上記構成によれば、テンプルに無線部を実装した場合であっても、ユーザの頭部の影響によるシャドウイングが低減され得る場所にアンテナ素子を設けることができるため、電波の到来方向による送受信性能の劣化の解消、アンテナ利得の向上といった効果を好適に得ることができるほか、ダイポールアンテナを容易に構成することができるため、GNDの形状(眼鏡型無線通信機の形状)の影響を低減することができる上、ビームの方向の制御が容易になる。すなわち、上記構成では、前記第1及び第2のアンテナ素子は、ダイポールアンテナを構成することが好ましい。
また、前記第1及び第2のアンテナ素子は、形状および長さの少なくとも何れかが互いに異なってもよい。上記構成によれば、2つのアンテナの共振周波数を異ならせることにより、複数の周波数帯に対応させることができる。
また、前記第1及び第2のアンテナ素子は、ダイバーシチアンテナを構成してもよい。このように、第1のアンテナと第2のアンテナとでMIMO等のダイバーシチアンテナを構成することにより、さらに送受信特性を向上させることができる。
また、本発明に係る眼鏡型無線通信機では、前記アンテナ素子には、前記左右の接眼部のうちの一方の接眼部の外周に沿って配置されている第3のアンテナ素子が含まれており、前記第3のアンテナ素子に電力を供給する給電線路は、前記左右の接眼部の間に設けられている無線部から前記第3のアンテナ素子に接続していてもよい。
上記構成によれば、左右の接眼部の間(例えば、ブリッジ)に無線部を実装した場合であっても、ユーザの頭部の影響によるシャドウイングが低減され得る場所にアンテナ素子を設けることができるため、電波の到来方向による送受信性能の劣化の解消、アンテナ利得の向上といった効果を好適に得ることができる。
また、上記眼鏡型無線通信機では、前記アンテナ素子には、前記第3のアンテナ素子とは異なる接眼部の外周に沿って配置されている第4のアンテナ素子が含まれており、前記第4のアンテナ素子に電力を供給する給電線路は、前記左右の接眼部の間に設けられている無線部から前記第4のアンテナ素子に接続していてもよい。
上記構成によれば、左右の接眼部の間(例えば、ブリッジ)に無線部を実装した場合であっても、ユーザの頭部の影響によるシャドウイングが低減され得る場所にアンテナ素子を設けることができるため、電波の到来方向による送受信性能の劣化の解消、アンテナ利得の向上といった効果を好適に得ることができる。特に、上記の構成によれば、ユーザの頭部の両サイドにアンテナ素子が配置されるため、開放空間をより広くすることができ、頭部のシャドーイングの影響をさらに低減することができる。これにより、電波の到来方向による送受信性能の劣化をより効果的に解消することができる。上記構成において、前記第3及び第4のアンテナ素子は、夫々、モノポールアンテナを構成することが好ましい。
また、前記第3及び第4のアンテナ素子は、形状および長さの少なくとも何れかが互いに異なってもよい。上記構成によれば、2つのアンテナの共振周波数を異ならせることにより、複数の周波数帯に対応させることができる。
また、前記第3及び第4のアンテナ素子は、ダイバーシチアンテナを構成してもよい。このように、第3のアンテナと第4のアンテナとでMIMO等のダイバーシチアンテナを構成することにより、さらに送受信特性を向上させることができる。
また、本発明における眼鏡型無線通信機は、前記接眼部の周りを囲むリムを備え、前記アンテナ素子の少なくとも一部が、前記接眼部と、前記リムとの間に配置されていてもよい。また、前記アンテナ素子の少なくとも一部が、前記リムの中に形成されていてもよい。
上記の構成によれば、眼鏡型無線通信機においてアンテナ素子を好適に配置することができる。すなわち、アンテナ素子が外部に露出することがないため、眼鏡型無線通信機の美観、及び耐久性を向上させることができる。また、アンテナ素子が突き出すなど、眼鏡の体裁が崩れることを好適に防ぐことができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、3次元眼鏡、ゲーム用眼鏡、ヘッドマウントディスプレイ、ヘッドセット、ラジオ受信機、個人識別装置等の製造分野において利用することができる。
1、1’ 眼鏡型無線通信機
11 接眼部
12 リム
13 ブリッジ
14 テンプル
15 モダン
16 智
17 蝶番
18 パッド
19 クリングス
100、100’ アンテナ
101 電源部
102 制御部
103 無線部
104 給電線路
105、105’ アンテナ素子
(105a 第1のアンテナ素子)
(105b 第2のアンテナ素子)
2、2’ 眼鏡型無線通信機
200、200’ アンテナ
201 電源部
202 制御部
203 無線部
204 給電線路
205、205’ アンテナ素子
(205R、205R’ 第3のアンテナ素子)
(205L、205L’ 第4のアンテナ素子)

Claims (13)

  1. 接眼部、パッド、智、及び、無線通信を行うためのアンテナ素子を備えている眼鏡型無線通信機であって、
    前記アンテナ素子が、前記接眼部の外周に沿った領域であって、前記智を含み、かつ前記パッドとの接続部を含まない領域に配置されており、
    テンプルをさらに備えており、
    前記アンテナ素子には、前記智から前記接眼部の外周に沿って一方向に延びる第1のアンテナ素子が含まれており、
    前記第1のアンテナ素子に電力を供給する給電線路は、前記テンプルに設けられている無線部から前記智を介して前記第1のアンテナ素子に接続しており、
    前記アンテナ素子には、前記智から前記接眼部の外周に沿って前記第1のアンテナ素子とは反対方向に延びる第2のアンテナ素子がさらに含まれており、
    前記第2のアンテナ素子に電力を供給する給電線路は、前記テンプルに設けられている無線部から前記智を介して前記第2のアンテナ素子に接続していることを特徴とする眼鏡型無線通信機。
  2. 前記第1及び第2のアンテナ素子は、ダイポールアンテナを構成することを特徴とする請求項に記載の眼鏡型無線通信機。
  3. 前記第1及び第2のアンテナ素子は、形状および長さの少なくとも何れかが互いに異なることを特徴とする請求項に記載の眼鏡型無線通信機。
  4. 前記第1及び第2のアンテナ素子は、ダイバーシチアンテナを構成することを特徴とする請求項に記載の眼鏡型無線通信機。
  5. 接眼部、パッド、智、及び、無線通信を行うためのアンテナ素子を備えている眼鏡型無線通信機であって、
    前記アンテナ素子が、前記接眼部の外周に沿った領域であって、前記智を含み、かつ前記パッドとの接続部を含まない領域に配置されており、
    前記接眼部には、左右の接眼部が含まれており、
    前記アンテナ素子には、前記左右の接眼部のうちの一方の接眼部の外周に沿って配置されている第3のアンテナ素子が含まれており、
    前記第3のアンテナ素子に電力を供給する給電線路は、前記左右の接眼部の間に設けられている無線部から前記第3のアンテナ素子に接続しており、
    前記アンテナ素子には、前記第3のアンテナ素子とは異なる接眼部の外周に沿って配置されている第4のアンテナ素子が含まれており、
    前記第4のアンテナ素子に電力を供給する給電線路は、前記左右の接眼部の間に設けられている無線部から前記第4のアンテナ素子に接続していることを特徴とする眼鏡型無線通信機。
  6. 前記第3及び第4のアンテナ素子は、夫々、モノポールアンテナを構成することを特徴とする請求項に記載の眼鏡型無線通信機。
  7. 前記第3及び第4のアンテナ素子は、形状および長さの少なくとも何れかが互いに異なることを特徴とする請求項に記載の眼鏡型無線通信機。
  8. 前記第3及び第4のアンテナ素子は、ダイバーシチアンテナを構成することを特徴とする請求項に記載の眼鏡型無線通信機。
  9. 接眼部、パッド、智、及び、無線通信を行うためのアンテナ素子を備えている眼鏡型無線通信機であって、
    前記アンテナ素子が、前記接眼部の外周に沿った領域であって、前記智を含み、かつ前記パッドとの接続部を含まない領域に配置されており、
    前記アンテナ素子は、ユーザに直接接触する場所には設けられていないことを特徴とする眼鏡型無線通信機。
  10. 前記アンテナ素子の半分以上の部分が、前記パッドよりも前記智に近い位置に配置されていることを特徴とする請求項1〜9の何れか一項に記載の眼鏡型無線通信機。
  11. 前記接眼部の周りを囲むリムを備え、
    前記アンテナ素子の少なくとも一部は、前記接眼部と、前記リムとの間に配置されていることを特徴とする請求項1〜10の何れか1項に記載の眼鏡型無線通信機。
  12. 前記接眼部の周りを囲むリムを備え、
    前記アンテナ素子の少なくとも一部は、前記リムの中に形成されていることを特徴とする請求項1〜10の何れか1項に記載の眼鏡型無線通信機。
  13. テンプルを備えており、
    前記アンテナ素子は、前記パッドおよび前記テンプルの少なくとも何れか一方には設けられていないことを特徴とする請求項1〜12の何れか一項に記載の眼鏡型無線通信機。
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