JP5573481B2 - ヒータ制御装置、画像形成装置、ヒータ制御方法、およびコンピュータが実行可能なプログラム - Google Patents
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Description
図1は、実施の形態1に係る画像形成装置10の要部構成を示すブロック図である。同図においては、画像形成装置のうち定着ユニットに関する構成のみを示しており、他の構成(読み取りユニット、エンジンユニット等)の図示を省略している。画像形成装置10は、画像形成装置10に設けられた定着ユニット等のヒータを制御するヒータ制御装置を含んでいる。具体的には、画像形成装置10は、メイン電源100と、制御基板110とを主に備えている。さらに、画像形成装置10は、さらに、定着ユニット120と、電源SW141と、ドアSW142と、トライアック(TRI)143とを備えている。
フリッカが発生する点灯周期は、約10Hz(8.8Hz)を中心とした帯域となっているのが知られている。そこで、本実施の形態では、フリッカを生じさせる約10Hz(8.8Hz)の帯域の周波数成分を含まないようなフリッカ抑制パターンを設定している。
現状の搭載するハロゲンヒータ121の定格は、大容量化の傾向にあり、待機時の供給電力は小さくて済むため、従来はフリッカ対策用に実装しているソフトスタート時の電力供給部分も考慮する必要がある。そこで、本実施の形態では、ソフトスタート波形とフリッカ抑制パターンを組み込んだ合成パターンを使用して、ソフトスタート波形による電力供給過多を抑制し、かつ、温度リップルの低減とフリッカを抑制する。
実施の形態1では、点灯デューティ10%の場合は、点灯デューティ60%の点灯パターンに基づく、フリッカ抑圧パターンおよび合成パターンを使用することとしたが、点灯デューティ10%の場合は、点灯デューティ60%または点灯デューティ70%に基づく、フリッカ抑圧パターンおよび合成パターンを使用することにしてもよい。ハロゲンヒータ121の定格電力が大きい場合は、突入電流が大きくなるため位相角を徐々に増やしていくためには、分割数が多いほど有利になる。他方、ハロゲンヒータの定格電力が小さい場合は、分割数が多いと昇温時間が長くなってしまうため、分割数が少ない方が有利である。
100 メイン電源
101 AC電源
102 フィルタ
103 整流ダイオード
104 平滑コンデンサ
106 電磁リレー
107 スイッチ
108 ゼロクロス検知回路
110 制御基板
111 点灯パターン記憶部
112 制御部
113 点灯デューティ決定部
114 点灯制御部
120 定着ユニット
121 ハロゲンヒータ
122 サーミスタ
141 電源SW
142 ドアSW
143 TRI
Claims (7)
- 所定の制御周期を単位とし、前記制御周期内の交流電圧の半波長に全点灯または全消灯が点灯デューティ毎に割り当てられた点灯パターンに基づいて、ヒータを点灯制御するヒータ制御装置であって、
前記ヒータの温度とその目標温度に基づいて、前記ヒータの点灯デューティを決定する点灯デューティ決定手段と、
前記点灯デューティ決定手段で決定された点灯デューティに対応する前記点灯パターンに基づいて、ヒータの点灯制御を行うヒータ点灯制御手段と、
を備え、
前記ヒータ点灯制御手段は、前記決定された点灯デューティが所定値以下の場合には、
前記決定された点灯デューティに対応する前記点灯パターンと電力消費が同等となるように、前記決定された点灯デューティより高い点灯デューティの点灯パターンの点灯期間内で一部点灯する位相角を徐々に広げていく合成パターンを使用して、前記ヒータの点灯制御を行うことを特徴とするヒータ制御装置。 - 前記ヒータ点灯制御手段は、前記決定された点灯デューティが所定値以下の場合で、かつ、前記ヒータのオフ期間が所定期間以上の場合に、前記合成パターンを使用して、前記ヒータの点灯制御を行うことを特徴とする請求項1に記載のヒータ制御装置。
- 前記ヒータ点灯制御手段は、前記ヒータのオフ期間または前記ヒータの定格電力に応じて、使用する前記合成パターンの種類を切り替えることを特徴とする請求項2に記載のヒータ制御装置。
- 前記ヒータ点灯制御手段は、前記決定された点灯デューティが所定値以下の場合で、かつ、前記ヒータのオフ期間が所定期間以上の場合には、最初の1制御周期では、前記合成パターンを使用し、その後の制御周期では、前記フリッカ抑圧パターンを使用して前記ヒータを点灯制御し、
前記フリッカ抑圧パターンは、前記決定された点灯デューティに対応する前記点灯パターンと電力消費が同等となるように、前記決定された点灯デューティより高い点灯デューティの点灯パターンを使用して、その点灯期間内で等分割して一部点灯させるパターンであることを特徴とする請求項2に記載のヒータ制御装置。 - 請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載のヒータ制御装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
- 所定の制御周期を単位とし、前記制御周期内の交流電圧の半波長に全点灯または全消灯が点灯デューティ毎に割り当てられた点灯パターンに基づいて、ヒータを点灯制御するヒータ制御装置のヒータ制御方法であって、
前記ヒータの温度とその目標温度に基づいて、前記ヒータの点灯デューティを決定する点灯デューティ決定工程と、
前記点灯デューティ決定工程で決定された点灯デューティに対応する前記点灯パターンに基づいて、ヒータの点灯制御を行うヒータ点灯制御工程と、
を含み、
前記ヒータ点灯制御工程では、前記決定された点灯デューティが所定値以下の場合には、前記決定された点灯デューティに対応する前記点灯パターンと電力消費が同等となるように、前記決定された点灯デューティより高い点灯デューティの点灯パターンの点灯期間内で一部点灯する位相角を徐々に広げていく合成パターンを使用して、前記ヒータの点灯制御を行うことを特徴とするヒータ制御装置のヒータ制御方法。 - 所定の制御周期を単位とし、前記制御周期内の交流電圧の半波長に全点灯または全消灯が点灯デューティ毎に割り当てられた点灯パターンに基づいて、ヒータを点灯制御するヒータ制御装置に搭載されるプログラムであって、
コンピュータを、
前記ヒータの温度とその目標温度に基づいて、前記ヒータの点灯デューティを決定する点灯デューティ決定手段と、
前記点灯デューティ決定手段で決定された点灯デューティに対応する前記点灯パターンに基づいて、ヒータの点灯制御を行うヒータ点灯制御手段と、
として機能させ、
前記ヒータ点灯制御手段は、前記決定された点灯デューティが所定値以下の場合には、
前記決定された点灯デューティに対応する前記点灯パターンと電力消費が同等となるように、前記決定された点灯デューティより高い点灯デューティの点灯パターンの点灯期間内で一部点灯する位相角を徐々に広げていく合成パターンを使用して、前記ヒータの点灯制御を行うことを特徴とするコンピュータが実行可能なプログラム。
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Family Applications (1)
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JP2010179452A Active JP5573481B2 (ja) | 2010-08-10 | 2010-08-10 | ヒータ制御装置、画像形成装置、ヒータ制御方法、およびコンピュータが実行可能なプログラム |
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