JP5573266B2 - 車両用対象物画像認識装置、車両用対象物画像認識方法及びコンピュータプログラム - Google Patents
車両用対象物画像認識装置、車両用対象物画像認識方法及びコンピュータプログラム Download PDFInfo
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Description
尚、「対象オブジェクト」や「基準オブジェクト」としては、道路上又は道路付近において位置や角度が固定されている物が該当し、障害物、建造物、道路標識(路面標示含む)等がある。
現在位置検出部11は、GPS21、車速センサ22、ステアリングセンサ23、ジャイロセンサ24、高度計(図示せず)等からなり、現在の車両の位置、方位、車両の走行速度等を検出することが可能となっている。ここで、特に車速センサ22は、車両の移動距離や車速を検出する為のセンサであり、車両の車輪の回転に応じてパルスを発生させ、パルス信号をナビゲーションECU13に出力する。そして、ナビゲーションECU13は発生するパルスを計数することにより車輪の回転速度や移動距離を算出する。尚、上記4種類のセンサをナビゲーション装置1が全て備える必要はなく、これらの内の1又は複数種類のセンサのみをナビゲーション装置1が備える構成としても良い。
また、地図データは、具体的には、道路(リンク)形状に関するリンクデータ、ノード点に関するノードデータ、施設等の地点に関する情報であるPOIデータ、各交差点に関する交差点データ、経路を探索するための探索データ、地点を検索するための検索データ、地図、道路、交通情報等の画像を液晶ディスプレイ15に描画するための画像描画データ等から構成されている。
尚、基準オブジェクトは、バックカメラ19に対する相対角度が常時確実に検出できるオブジェクトとする。本実施形態では上述のように区画線(車道中央線、車線境界線、車道外側線等)を用いる。ここで、区画線は、背景である道路路面の色と明度が大きく異なる白線であって、また直線部分が多い。その結果、エッジ処理のベクトルのズレ量が小さく、角度の検出が容易になる利点がある。また、区画線は、ほとんどの道路に配置されているので、どのような道路を車両が走行する場合であっても検出できる利点がある。
そして、ナビゲーションECU13はオブジェクトDB33に記憶された対象オブジェクトに関する情報に基づいて、車両周辺に位置する対象オブジェクトのバックカメラ19の光軸に対する相対角度を予め検出する。そして、予め検出された相対角度に基づいてバックカメラ19で撮像した撮像画像に含まれる対象オブジェクトの簡略化した画像認識処理を行う。具体的には、パターンマッチングによる画像認識処理が行われ、その際のテンプレートマッチングにおけるテンプレートの角度の初期角度として算出された相対角度を設定して走査を開始する。
尚、路面標示DB32とオブジェクトDB33は同一のDBにより構成しても良い。
θ=β−α・・・・(1)
(α:対象相対角度、β:基準相対角度、θ:比較相対角度)
φ=γ−θ・・・・(2)
(φ:第2相対角度、γ:第1相対角度、θ:比較相対角度)
尚、簡略化したパターンマッチングによる画像認識処理(S15)では、テンプレートマッチングにおけるテンプレートの角度の初期角度として算出された第2相対角度を設定して走査を開始する。そして、第2相対角度を中心にテンプレートの角度を変化させることによってテンプレートマッチングを行う。その結果、初期角度を固定角度(例えば0度)から開始する通常のパターンマッチングによる画像認識処理と比較して処理時間を簡略化することができる。
例えば、本実施形態では、対象オブジェクトとして路面標示(停止線、横断歩道、文字列、最高速度等)を検出する構成としているが、対象オブジェクトは路面標示に限られることなく、道路上又は道路付近において位置や角度が固定されている物であればよく、障害物、建造物、他の道路標識などでも良い。
13 ナビゲーションECU
41 CPU
42 ROM
43 RAM
19 バックカメラ
33 オブジェクトDB
51 対象オブジェクト
52 基準オブジェクト
Claims (5)
- 車両に設置された撮像装置により前記車両の周辺を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段により撮像された撮像画像中に含まれる基準オブジェクトの前記撮像装置に対する相対角度を基準相対角度として検出する基準相対角度検出手段と、
前記撮像手段により撮像された撮像画像中に含まれる対象オブジェクトの前記撮像装置に対する相対角度を対象相対角度として検出する対象相対角度検出手段と、
前記基準相対角度と前記対象相対角度とに基づいて、前記基準オブジェクトに対する前記対象オブジェクトの相対角度を比較相対角度として算出する比較相対角度算出手段と、
前記比較相対角度を前記対象オブジェクトに対応づけて記憶媒体に記憶する相対角度記憶手段と、
前記記憶媒体に記憶された前記比較相対角度を用いて、前記撮像装置の光軸方向に対する前記対象オブジェクトの相対角度を予め把握し、前記車両の周辺に位置する前記対象オブジェクトを検出する為の前記撮像画像に対する画像認識処理を行う対象オブジェクト認識手段と、を有することを特徴とする車両用対象物画像認識装置。 - 前記車両の周辺に前記対象オブジェクトが位置するか否かを判定する対象オブジェクト判定手段と、
前記対象オブジェクト判定手段によって前記車両の周辺に前記対象オブジェクトが位置すると判定された場合に、前記撮像手段により撮像された撮像画像中に含まれる基準オブジェクトの前記撮像装置に対する相対角度を第1相対角度として検出する第1相対角度検出手段と、
前記記憶媒体に記憶された前記比較相対角度の内、前記対象オブジェクト判定手段によって前記車両の周辺に位置すると判定された前記対象オブジェクトに対応づけて記憶された前記比較相対角度を抽出する角度抽出手段と、
前記角度抽出手段によって抽出された前記比較相対角度と前記第1相対角度とに基づいて、前記対象オブジェクト判定手段によって前記車両の周辺に位置すると判定された前記対象オブジェクトの前記撮像装置に対する相対角度を第2相対角度として検出する第2相対角度検出手段と、を有し、
前記対象オブジェクト認識手段は、前記第2相対角度に基づいて、前記対象オブジェクト判定手段によって前記車両の周辺に位置すると判定された前記対象オブジェクトを検出する為の前記撮像画像に対する画像認識処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の車両用対象物画像認識装置。 - 車両に設置された撮像装置により車両の周辺を撮像する撮像手段と、
基準オブジェクトに対する対象オブジェクトの相対角度を比較相対角度として前記対象オブジェクトに対応づけて記憶媒体に記憶する相対角度記憶手段と、
車両の周辺に前記対象オブジェクトが位置するか否かを判定する対象オブジェクト判定手段と、
前記対象オブジェクト判定手段によって前記車両の周辺に前記対象オブジェクトが位置すると判定された場合に、前記撮像手段により撮像された撮像画像中に含まれる基準オブジェクトの前記撮像装置に対する相対角度を第1相対角度として検出する第1相対角度検出手段と、
前記記憶媒体に記憶された前記比較相対角度の内、前記対象オブジェクト判定手段によって前記車両の周辺に位置すると判定された前記対象オブジェクトに対応づけて記憶された前記比較相対角度を抽出する角度抽出手段と、
前記角度抽出手段によって抽出された前記比較相対角度と前記第1相対角度とに基づいて、前記対象オブジェクト判定手段によって前記車両の周辺に位置すると判定された前記対象オブジェクトの前記撮像装置に対する相対角度を第2相対角度として検出する第2相対角度検出手段と、
前記第2相対角度に基づいて、前記対象オブジェクト判定手段によって前記車両の周辺に位置すると判定された前記対象オブジェクトを検出する為の前記撮像画像に対する画像認識処理を行う対象オブジェクト認識手段と、を有することを特徴とする車両用対象物画像認識装置。 - 撮像手段が、車両に設置された撮像装置により車両の周辺を撮像するステップと、
基準相対角度検出手段が、前記撮像手段により撮像された撮像画像中に含まれる基準オブジェクトの前記撮像装置に対する相対角度を基準相対角度として検出するステップと、
対象相対角度検出手段が、前記撮像手段により撮像された撮像画像中に含まれる対象オブジェクトの前記撮像装置に対する相対角度を対象相対角度として検出するステップと、
比較相対角度算出手段が、前記基準相対角度と前記対象相対角度とに基づいて、前記基準オブジェクトに対する前記対象オブジェクトの相対角度を比較相対角度として算出するステップと、
相対角度記憶手段が、前記比較相対角度を前記対象オブジェクトに対応づけて記憶媒体に記憶するステップと、
対象オブジェクト認識手段が、前記記憶媒体に記憶された前記比較相対角度を用いて、前記撮像装置の光軸方向に対する前記対象オブジェクトの相対角度を予め把握し、前記車両の周辺に位置する前記対象オブジェクトを検出する為の前記撮像画像に対する画像認識処理を行うステップと、を有することを特徴とする車両用対象物画像認識方法。 - コンピュータを、
車両に設置された撮像装置により車両の周辺を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段により撮像された撮像画像中に含まれる基準オブジェクトの前記撮像装置に対する相対角度を基準相対角度として検出する基準相対角度検出手段と、
前記撮像手段により撮像された撮像画像中に含まれる対象オブジェクトの前記撮像装置に対する相対角度を対象相対角度として検出する対象相対角度検出手段と、
前記基準相対角度と前記対象相対角度とに基づいて、前記基準オブジェクトに対する前記対象オブジェクトの相対角度を比較相対角度として算出する比較相対角度算出手段と、
前記比較相対角度を前記対象オブジェクトに対応づけて記憶媒体に記憶する相対角度記憶手段と、
前記記憶媒体に記憶された前記比較相対角度を用いて、前記撮像装置の光軸方向に対する前記対象オブジェクトの相対角度を予め把握し、前記車両の周辺に位置する前記対象オブジェクトを検出する為の前記撮像画像に対する画像認識処理を行う対象オブジェクト認識手段と、
して機能させる為のコンピュータプログラム。
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JP2010063790A JP5573266B2 (ja) | 2010-03-19 | 2010-03-19 | 車両用対象物画像認識装置、車両用対象物画像認識方法及びコンピュータプログラム |
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