JP5566718B2 - 車体カバー - Google Patents
車体カバー Download PDFInfo
- Publication number
- JP5566718B2 JP5566718B2 JP2010025127A JP2010025127A JP5566718B2 JP 5566718 B2 JP5566718 B2 JP 5566718B2 JP 2010025127 A JP2010025127 A JP 2010025127A JP 2010025127 A JP2010025127 A JP 2010025127A JP 5566718 B2 JP5566718 B2 JP 5566718B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- air
- air guide
- vehicle
- vehicle body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
Description
このような構造の場合,サイドカバー(50)の側面に開口(52)が設けられるため,サイドカバー(50)が大きくなりがちであり,また,ボディカバー(48)とサイドカバー(50)との合わせ部は開口(52)を避けて配置する必要があるため,設計の自由度が低くなる。
前記上側カバーの下部に設けた第1風路構成部と前記下側カバーの上部に設けた第2風路構成部とを側面視にて重ねるように配置し,その重なり部分の上部および下部において上側カバーと下側カバーとを当接または近接させるとともにその上部および下部の間の中間部を車幅方向に関し内外へ離間させることで前記重なり部分で導風路を形成し,かつ,この導風路の前側開口を,前記重なり部分の前縁部と,前記上側カバーと下側カバーのうち前記重なり部分において内側に位置するカバーの外側面とで形成して、該前側開口の一部を前記重なり部分において内側に位置するカバーの外側面と一体に形成し、該前側開口を車体カバー外側に開口させて,該導風路を,カバー外側から内側へ空気を導く導風路としたことを特徴とする。
この発明の車体カバーによれば,上側カバーの下部に設けた第1風路構成部と前記下側カバーに設けた第2風路構成部とを側面視にて重ねるように配置し,その重なり部分の上部および下部において上側カバーと下側カバーとを当接または近接させるとともにその上部および下部の間の中間部を車幅方向に関し内外へ離間させることで前記重なり部分で導風路を形成し,かつ,この導風路の前側開口を,前記重なり部分の前縁部と,前記上側カバーと下側カバーのうち前記重なり部分において内側に位置するカバーの外側面とで形成し,該前側開口を車体カバー外側に開口させて,該導風路を,カバー外側から内側へ空気を導く導風路として構成したので,上側カバー,下側カバーのいずれの側面にも開口を設ける必要が無くなる。したがって,上側カバー,下側カバーのいずれについても,必要に応じて小型化を図ることができるようになる。したがってまた,上側カバーと下側カバーとの合わせ部を構成する上で,カバー側面の開口を考慮する必要もなくなるから,設計の自由度も高めることができる。
しかも,前記第1風路構成部と第2風路構成部とを側面視にて重ねるように配置し,その重なり部分の上部および下部において上側カバーと下側カバーとを当接または近接させるとともにその上部および下部の間の中間部を車幅方向に関し内外へ離間させることで前記重なり部分で導風路を形成し,かつ,この導風路の前側開口を,前記重なり部分の前縁部と,前記上側カバーと下側カバーのうち前記重なり部分において内側に位置するカバーの外側面とで形成し,該前側開口を車体カバー外側に開口させて,該導風路を,カバー外側から内側へ空気を導く導風路としたので,カバー外側から内側へ空気を導く導風路を簡単な構造で形成することができると同時に,開口を通してカバーの内部が見えてしまうということも極力避けられ,カバーの外観性も向上させることができる。
望ましくは,前記導風路の後側開口を,前記重なり部分の後縁部と,前記上側カバーと下側カバーのうち前記重なり部分において外側に位置するカバーの内側面とで形成した構成とする。
このように構成すると,前記導風路の出口部分を簡単な構造で形成することができる。
また望ましくは,前記第1風路構成部と第2風路構成部のうち,車幅方向内側に位置する方の風路構成部を車幅方向内側に凹ませて前記導風路を形成し,かつ,その凹部は,他方の風路構成部の前縁よりも前方まで延ばした構成とする。
このように構成すると,カバーの外側面に導風路が凸状には形成されないから,上側カバーと下側カバーの側面(外観面)を概ね連続した状態とすることができ,外観性をより向上させることができる。
しかも,車幅方向内側に凹ませて導風路を形成したその凹部を,他方の風路構成部の前縁よりも前方まで延ばしたことで,導風路の入口面積を大きくすることができる。
すなわち,この構成によると,外観性を向上させると同時に導風路の入口面積を大きくすることが可能となる。
また,上記課題を解決するために本発明の車体カバーは,車両の側面に配置される上側カバーと,車両の側面において前記上側カバーの下方に配置される下側カバーとを備えた車体カバーであって,
前記上側カバーの下部に設けた第1風路構成部と前記下側カバーの上部に設けた第2風路構成部とを側面視にて重ねるように配置し,その重なり部分の上部および下部において上側カバーと下側カバーとを当接または近接させるとともにその上部および下部の間の中間部を車幅方向に関し内外へ離間させることで前記重なり部分で導風路を形成し,かつ,この導風路の後側開口を,前記重なり部分の後縁部と,前記上側カバーと下側カバーのうち前記重なり部分において内側に位置するカバーの外側面とで形成して、該後側開口の一部を前記重なり部分において内側に位置するカバーの外側面と一体に形成し、該後側開口を車体カバー外側に開口させて,該導風路を,カバー内側から外側へ空気を導く導風路としたことを特徴とする。
この発明の車体カバーによれば,上側カバーの下部に設けた第1風路構成部と前記下側カバーの上部に設けた第2風路構成部とを側面視にて重ねるように配置し,その重なり部分の上部および下部において上側カバーと下側カバーとを当接または近接させるとともにその上部および下部の間の中間部を車幅方向に関し内外へ離間させることで前記重なり部分で導風路を形成し,かつ,この導風路の後側開口を,前記重なり部分の後縁部と,前記上側カバーと下側カバーのうち前記重なり部分において内側に位置するカバーの外側面とで形成し,該後側開口を車体カバー外側に開口させて,該導風路を,カバー内側から外側へ空気を導く導風路として構成したので,上側カバー,下側カバーのいずれの側面にも開口を設ける必要が無くなる。したがって,上側カバー,下側カバーのいずれについても,必要に応じて小型化を図ることができるようになる。したがってまた,上側カバーと下側カバーとの合わせ部を構成する上で,カバー側面の開口を考慮する必要もなくなるから,設計の自由度も高めることができる。
しかも,上側カバーの下部に設けた第1風路構成部と前記下側カバーの上部に設けた第2風路構成部とを側面視にて重ねるように配置し,その重なり部分の上部および下部において上側カバーと下側カバーとを当接または近接させるとともにその上部および下部の間の中間部を車幅方向に関し内外へ離間させることで前記重なり部分で導風路を形成し,かつ,この導風路の後側開口を,前記重なり部分の後縁部と,前記上側カバーと下側カバーのうち前記重なり部分において内側に位置するカバーの外側面とで形成し,該後側開口を車体カバー外側に開口させて,該導風路を,カバー内側から外側へ空気を導く導風路としたので,カバー内側から外側へ空気を導く導風路を簡単な構造で形成することができると同時に,開口を通してカバーの内部が見えてしまうということも極力避けられ,カバーの外観性も向上させることができる。
望ましくは,前記導風路の前側開口を,前記重なり部分の前縁部と,前記上側カバーと下側カバーのうち前記重なり部分において外側に位置するカバーの内側面とで形成した構成とする。
このように構成すると,前記導風路の入口部分を簡単な構造で形成することができる。
また望ましくは,前記第1風路構成部と第2風路構成部のうち,車幅方向内側に位置する方の風路構成部を車幅方向内側に凹ませて前記導風路を形成し,かつ,その凹部は,他方の一部の後縁よりも後方まで延ばした構成とする。
このように構成すると,カバーの外側面に導風路が凸状には形成されないから,上側カバーと下側カバーの側面(外観面)を概ね連続した状態とすることができ,外観性をより向上させることができる。
しかも,車幅方向内側に凹ませて導風路を形成したその凹部を,他方の一部の後縁よりも後方まで延ばしたことで,導風路の出口面積を大きくすることができる。
すなわち,この構成によると,外観性を向上させると同時に導風路の出口面積を大きくすることが可能となる。
望ましくは,前記第1風路構成部と第2風路構成部のうち,下側カバーの上部の風路構成部を車幅方向内側に凹ませた凹部で前記導風路を形成し,かつ,前記上側カバーと下側カバーとの接合部の少なくとも一部を,前記延ばされた凹部の上側の縁に沿うように配置した構成とする。
このように構成すると,凹部の上側縁に沿う上記接合部の少なくとも一部は,斜め上方からの視線に対して影の部分になりやすくなるため,目立たないようにすることができる。
さらに望ましくは,前記上側カバーの裏面には,前記凹部上縁接合部の上方の位置に,前後方向に延びるリブを,その内縁が前記凹部上縁接合部よりも車両内側に達するように突出させた構成とする。
このように構成すると,洗車や雨の時に,上側カバーの裏面に付着して垂れてくる水がリブにあたり,前記凹部上縁接合部から車幅方向内側に離間した位置で水が下に落ちるので,前記凹部上縁接合部から流れ出る水の量を少なくすることができる。
また望ましくは,前記車両が,運転者が着座するシートと,このシートの下方に配置された,クランクケースから後方に延びるスイングアームを一体的に有するユニットスイングエンジンと,このユニットスイングエンジンのスイングアームの上方に配置されたエアクリーナーとを備えた車両である場合には,前記上側カバーと下側カバーとで,前記シートの下方,前記ユニットスイングエンジンの少なくとも一部,および前記エアクリーナの吸入口の側方を覆うとともに,前記導風路を前記エアクリーナーの吸入口よりも前方に配置した構成とする。
このように構成すると,上記車両におけるシートの下方,ユニットスイングエンジンの少なくとも一部,およびエアクリーナの吸入口の側方を前記上側カバーと下側カバーとで覆うことができると同時に,前記導風路を用いてエアクリーナーに空気を導くことができる。
また,望ましくは,前記車両が,運転者が着座するシートと,このシートの下方に配置されたエンジンとを備えた車両である場合には,前記上側カバーと下側カバーとで,前記シートの下方および前記エンジンの少なくともシリンダブロックの側方を覆うとともに,前記導風路を前記シリンダブロックの後方に配置した構成とする。
このように構成すると,上記車両における前記シートの下方および前記エンジンの少なくともシリンダブロックの側方を前記上側カバーと下側カバーとで覆うことができると同時に,前記導風路を用いてエンジンの熱をカバーの外に排出することができる。
図1は,本発明に係る車体カバーの一実施の形態を用いた車両の一例であるスクータ型の自動二輪車の側面図である。
この自動二輪車1は,車体フレーム2の後部に,ピボット軸3とリアクッションユニット4とでユニットスイングエンジン10をピボット軸3回りに揺動自在に懸架した車両である。
フレーム2のヘッドパイプ2hに操舵自在にフロントフォーク5を取り付け,このフロントフォーク5の下端に前輪6Fを回転可能に取り付けてある。
ユニットスイングエンジン10は,クランクケース11の前部に前方やや上向き方向に指向したシリンダブロック12が結合され,同シリンダブロック12の前端にシリンダヘッド13が結合され,同シリンダヘッド13の前端にシリンダヘッドカバー14が結合されている。また,クランクケース11の後部に,変速機ケースを兼ねるスイングアーム15が一体的に延びており,このスイングアーム15の後端に後輪6Rが回転可能に支持されている。スイングアーム15の上方には,エアクリーナー20が配置されている。
車体フレーム2の後部上方には,運転者が着座するシート7が設けられており,このシート7の下方左右両側(図1においては左側のみ図示)に,車体カバー30をなす上側カバー40と,下側カバー50とが設けられている。なお,シート7の前部下方はボディセンターカバー31で覆われている。
図2〜図7はカバー外側から内側へ空気を導く導風路60を構成する基本構造の代表例を示したもので,いずれの例も,上側カバー40の下部41に設けた第1風路構成部42と下側カバー50の上部51に設けた第2風路構成部52とを側面視にて重ねるように配置し,その重なり部分(図において破線の斜線で示す部分)OLの上部61および下部62において上側カバー40と下側カバー50とを当接または近接させるとともにその上部61および下部62の間の中間部を車幅方向(図2(a)において紙面と直交する方向)に関し内外へ離間させることで前記重なり部分OLで導風路60を形成し,かつ,この導風路60の前側開口60fを,前記重なり部分OLの前縁部42c(または52c)と,前記上側カバー40と下側カバー50のうち前記重なり部分OLにおいて内側に位置するカバー50(または40)の外側面とで形成し,該前側開口60fを車体カバー30(40,50)の外側30b(図2(b)参照)に開口させて,該導風路60を,カバー外側30bから内側30iへ空気を導く導風路としたことを特徴としている。
しかも,上側カバー40の下部41に設けた第1風路構成部42と下側カバー50の上部51に設けた第2風路構成部52とを車幅方向に離間させて重ねるように配置し,その重なり部分の上部61および下部62において上側カバー40と下側カバー50とを当接または近接させることで重なり部分で導風路60を形成し,かつ,この導風路60の前側開口60fを車体カバー30(40および50)外側30bに開口させて,該導風路60を,カバー外側30bから内側30iへ空気を導く導風路60としたので,カバー外側30bから内側30iへ空気を導く導風路60を簡単な構造で形成することができると同時に,開口を通してカバーの内部が見えてしまうということも極力避けられ,カバー30の外観性も向上させることができる。
なお,いずれの例も,導風路60の後側開口60rはカバー(40,50)の内側30iに開口している。導風路60の後側開口60rは,重なり部分OLの後縁部52d(または42d)と,上側カバー40と下側カバー50のうち重なり部分OLにおいて外側に位置するカバー40(または50)の内側面とで形成されている。
重なり部分OLの上部61および下部62における上側カバー40と下側カバー50とは当接させることが望ましいが,多少離れていても導風路として十分機能することも多いから,近接させるだけでもよい。
図2(a)(b)に示す例は,上側カバー40の第1風路構成部42を車幅方向外側に配置し,下側カバー50の第2風路構成部52を車幅方向内側に配置し,車幅方向内側に位置する方の第2風路構成部52を車幅方向内側に凹ませてその凹部53で導風路60を形成したものである。
このように構成すると,カバー30の外側面に導風路60が凸状には形成されない(車体カバー30の外側面に導風路60が凸状となって現れない)から,上側カバー40と下側カバー50の側面(外観面)を概ね連続した状態とすることができ,外観性を向上させることができる。
すなわち,この構成によると,外観性を向上させると同時に導風路60の入口面積A1を大きくすることが可能となる。
このように構成しても,図2(a)(b)に示した例と同様な効果が得られる。
しかも,上側カバー40の下部41に設けた第1風路構成部42と下側カバー50の上部51に設けた第2風路構成部52とを車幅方向に離間させて重ねるように配置し,その重なり部分の上部61および下部62において上側カバー40と下側カバー50とを当接または近接させることで重なり部分で導風路60’を形成し,かつ,この導風路60’の後側開口60rを車体カバー30(40および50)外側30bに開口させて,該導風路60’を,カバー内側30iから外側30bへ空気を導く導風路60’としたので,カバー内側30iから外側30bへ空気を導く導風路60’を簡単な構造で形成することができると同時に,開口を通してカバーの内部が見えてしまうということも極力避けられ,カバー30の外観性も向上させることができる。
なお,いずれの例も,導風路60’の前側開口60fはカバー(40,50)の内側30iに開口している。導風路60’の前側開口60fは,重なり部分OLの前縁部52c(または42c)と,上側カバー40と下側カバー50のうち重なり部分OLにおいて外側に位置するカバー40(または50)の内側面とで形成されている。
図8(a)(b)に示す例は,上側カバー40の第1風路構成部42を車幅方向外側に配置し,下側カバー50の第2風路構成部52を車幅方向内側に配置し,車幅方向内側に位置する方の第2風路構成部52を車幅方向内側に凹ませてその凹部53で導風路60’を形成したものである。
このように構成すると,カバー30の外側面に導風路60’が凸状には形成されない(車体カバー30の外側面に導風路60’が凸状となって現れない)から,上側カバー40と下側カバー50の側面(外観面)を概ね連続した状態とすることができ,外観性を向上させることができる。
すなわち,この構成によると,外観性を向上させると同時に導風路60’の出口面積A2を大きくすることが可能となる。
このように構成しても,図8(a)(b)に示した例と同様な効果が得られる。
上側カバー40における下部41の前後には,下側カバー50との結合部46f,46rが設けられている。前側の結合部46fの後方には,係合爪47が設けられている。
下側カバー50における上部51の前後には,上側カバー40の結合部46f,46rとそれぞれ合致する結合部56f,56rが設けられている。前側の結合部56fの後方には,前記係合爪47と係合可能な係合穴57が設けられている。
また,導風路60を例えば図3に示したようなカバー内側から外側へ空気を導く導風路60’として構成した場合には,図1に示される位置関係からも分かるように,その導風路60’はシリンダブロック12の後方に配置された状態となるから,導風路60’を用いてエンジンの熱をカバーの外に排出することができることとなる。
このように構成すると,凹部53の上側縁53uに沿う上記接合部32cは,例えば図15に示す斜め上方からの視線Eに対して影の部分になりやすくなるため,目立たないようにすることができる。
しかし,上記接合部32cを,カバー内側から外側に向かって下がるような単純な合わせ面で構成した場合,仮に何らの方策も講じないとしたならば,洗車や雨の時に,上側カバー40の内面に付着して垂れてくる水が上記接合部32の合わせ面を通ってカバー外へと流れ出やすくなるおそれがある。
このように構成すると,洗車や雨の時に,上側カバーの裏面に付着して垂れてくる水がリブ48にあたり,前記凹部上縁接合部32cから車幅方向内側に離間した位置で下に落ちるので,凹部上縁接合部32cから流れ出る水の量を少なくすることができる。
このため,リブ48の最下部48bから下に落ちる水の一部が,リブ48の下面やカバーの裏面をつたって上記接合部32fに到達したとしても,その水は傾斜している接合部32fに沿って下流側(図14(b)および図16において右側)に流れて上記係合爪47と係合穴57との係合部に達した時点で,係合穴57を通って下側カバー50の内側面に落ちやすくなる。結果として,前記接合部32fから表面側に水が出てくるということを抑制しやすくなる。
10 ユニットスイングエンジン
11 クランクケース
12 シリンダブロック
15 スイングアーム
20 エアクリーナー
23 吸入口
30 車体カバー
32c 凹部上縁接合部
40 上側カバー
42 第1風路構成部
42c 前縁
48 リブ
50 下側カバー
52 第2風路構成部
60,60’ 導風路
60f 前側開口
60r 後側開口
Claims (10)
- 車両の側面に配置される上側カバーと,車両の側面において前記上側カバーの下方に配置される下側カバーとを備えた車体カバーであって,
前記上側カバーの下部に設けた第1風路構成部と前記下側カバーの上部に設けた第2風路構成部とを側面視にて重ねるように配置し,その重なり部分の上部および下部において上側カバーと下側カバーとを当接または近接させるとともにその上部および下部の間の中間部を車幅方向に関し内外へ離間させることで前記重なり部分で導風路を形成し,かつ,この導風路の前側開口を,前記重なり部分の前縁部と,前記上側カバーと下側カバーのうち前記重なり部分において内側に位置するカバーの外側面とで形成して、該前側開口の一部を前記重なり部分において内側に位置するカバーの外側面と一体に形成し、該前側開口を車体カバー外側に開口させて,該導風路を,カバー外側から内側へ空気を導く導風路としたことを特徴とする車体カバー。 - 前記導風路の後側開口を,前記重なり部分の後縁部と,前記上側カバーと下側カバーのうち前記重なり部分において外側に位置するカバーの内側面とで形成したことを特徴とする請求項1記載の車体カバー。
- 前記第1風路構成部と第2風路構成部のうち,車幅方向内側に位置する方の風路構成部を車幅方向内側に凹ませて前記導風路を形成し,かつ,その凹部は,他方の風路構成部の前縁よりも前方まで延ばしたことを特徴とする請求項1または2記載の車体カバー。
- 車両の側面に配置される上側カバーと,車両の側面において前記上側カバーの下方に配置される下側カバーとを備えた車体カバーであって,
前記上側カバーの下部に設けた第1風路構成部と前記下側カバーの上部に設けた第2風路構成部とを側面視にて重ねるように配置し,その重なり部分の上部および下部において上側カバーと下側カバーとを当接または近接させるとともにその上部および下部の間の中間部を車幅方向に関し内外へ離間させることで前記重なり部分で導風路を形成し,かつ,この導風路の後側開口を,前記重なり部分の後縁部と,前記上側カバーと下側カバーのうち前記重なり部分において内側に位置するカバーの外側面とで形成して、該後側開口の一部を前記重なり部分において内側に位置するカバーの外側面と一体に形成し、該後側開口を車体カバー外側に開口させて,該導風路を,カバー内側から外側へ空気を導く導風路としたことを特徴とする車体カバー。 - 前記導風路の前側開口を,前記重なり部分の前縁部と,前記上側カバーと下側カバーのうち前記重なり部分において外側に位置するカバーの内側面とで形成したことを特徴とする請求項4記載の車体カバー。
- 前記第1風路構成部と第2風路構成部のうち,車幅方向内側に位置する方の風路構成部を車幅方向内側に凹ませて前記導風路を形成し,かつ,その凹部は,他方の風路構成部の後縁よりも後方まで延ばしたことを特徴とする請求項4または5記載の車体カバー。
- 前記第1風路構成部と第2風路構成部のうち,第2風路構成部を車幅方向内側に凹ませた凹部で前記導風路を形成し,かつ,前記上側カバーと下側カバーとの接合部の少なくとも一部を,前記延ばされた凹部の上側の縁に沿うように配置したことを特徴とする請求項1〜6のうちいずれか一項に記載の車体カバー。
- 前記上側カバーの裏面には,前記凹部上縁接合部の上方の位置に,前後方向に延びるリブを,その内縁が前記凹部上縁接合部よりも車両内側に達するように突出させたことを特徴とする請求項7記載の車体カバー。
- 前記車両は,運転者が着座するシートと,このシートの下方に配置された,クランクケースから後方に延びるスイングアームを一体的に有するユニットスイングエンジンと,このユニットスイングエンジンのスイングアームの上方に配置されたエアクリーナーとを備えた車両であり,
前記上側カバーと下側カバーとで,前記シートの下方,前記ユニットスイングエンジンの少なくとも一部,および前記エアクリーナの吸入口の側方を覆うとともに,前記導風路を前記エアクリーナーの吸入口よりも前方に配置したことを特徴とする請求項1,2,3,7,8のうちいずれか一項に記載の車体カバー。 - 前記車両は,運転者が着座するシートと,このシートの下方に配置されたエンジンとを備えた車両であり,
前記上側カバーと下側カバーとで,前記シートの下方および前記エンジンの少なくともシリンダブロックの側方を覆うとともに,前記導風路を前記シリンダブロックの後方に配置したことを特徴とする請求項4〜8のうちいずれか一項に記載の車体カバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010025127A JP5566718B2 (ja) | 2010-02-08 | 2010-02-08 | 車体カバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010025127A JP5566718B2 (ja) | 2010-02-08 | 2010-02-08 | 車体カバー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011161997A JP2011161997A (ja) | 2011-08-25 |
JP5566718B2 true JP5566718B2 (ja) | 2014-08-06 |
Family
ID=44593193
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010025127A Active JP5566718B2 (ja) | 2010-02-08 | 2010-02-08 | 車体カバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5566718B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107878630A (zh) * | 2016-09-30 | 2018-04-06 | 本田技研工业株式会社 | 跨骑型车辆的导风构造 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5922730B2 (ja) * | 2014-09-01 | 2016-05-24 | 本田技研工業株式会社 | スクーター型車両 |
US10272965B2 (en) | 2015-04-24 | 2019-04-30 | Honda Motor Co., Ltd. | Saddled-vehicle cowl structure |
JP6268134B2 (ja) * | 2015-09-08 | 2018-01-24 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両のフェンダー構造 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0524567A (ja) * | 1991-07-25 | 1993-02-02 | Suzuki Motor Corp | 自動二輪車のフレームサイドカバー |
JP3125575B2 (ja) * | 1994-04-21 | 2001-01-22 | スズキ株式会社 | スクータ型車輛のフレームカバー |
JP3609121B2 (ja) * | 1994-06-11 | 2005-01-12 | 本田技研工業株式会社 | スクーターの吸気装置 |
JP3751077B2 (ja) * | 1996-05-17 | 2006-03-01 | 本田技研工業株式会社 | スクータ型車両における吸入空気取入構造 |
JP2006096088A (ja) * | 2004-09-28 | 2006-04-13 | Yamaha Motor Co Ltd | 自動二輪車 |
JP5118523B2 (ja) * | 2007-05-30 | 2013-01-16 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車のレッグシールド構造 |
-
2010
- 2010-02-08 JP JP2010025127A patent/JP5566718B2/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107878630A (zh) * | 2016-09-30 | 2018-04-06 | 本田技研工业株式会社 | 跨骑型车辆的导风构造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011161997A (ja) | 2011-08-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5894898B2 (ja) | 鞍乗型車両のフロントカウル構造 | |
JP3723792B2 (ja) | 車両用エンジンの空気取入装置 | |
JP4340500B2 (ja) | 自動二輪車の吸気装置 | |
JP5378250B2 (ja) | 鞍乗型車両の力ウリング構造 | |
JP6997662B2 (ja) | 鞍乗型車両の吸気部構造 | |
JP6848312B2 (ja) | 鞍乗型車両の導風構造 | |
US9598135B2 (en) | Cowl of saddle-ridden type vehicle | |
JPH09254853A (ja) | 自動2輪車の冷却装置 | |
JP5566718B2 (ja) | 車体カバー | |
JP3154590U (ja) | 自動二輪車 | |
JP6088259B2 (ja) | ウインドスクリーンを備えた車両 | |
JP6130212B2 (ja) | 自動二輪車の吸気装置 | |
JP6268134B2 (ja) | 鞍乗り型車両のフェンダー構造 | |
EP3599149B1 (en) | Straddled vehicle | |
JP2017074862A (ja) | 鞍乗り型車両のエアクリーナ構造 | |
JP5961086B2 (ja) | 鞍乗り型車両の前部構造 | |
JP2010247818A (ja) | 自動二輪車 | |
JP5060895B2 (ja) | 鞍乗り型車両の風防装置 | |
JP2002302083A (ja) | 自動二輪車のエア吸入口構造 | |
JP6221125B2 (ja) | 鞍乗り型車両の吸気系構造 | |
JP6200912B2 (ja) | 自動二輪車のフロントカウル構造 | |
JP5772149B2 (ja) | 自動二輪車 | |
JP6312339B2 (ja) | 車両のサイドカバー | |
JP4569435B2 (ja) | 車両吸気ダクトの吸気取入構造 | |
JP7155941B2 (ja) | 車両の前部構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20121127 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131028 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131112 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140109 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140610 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140618 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5566718 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |