JP5566601B2 - 段ボールシート製函機 - Google Patents
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Description
上記の目的を達成するために、請求項1に係る本発明態様は、搬送経路に沿って搬送される段ボールシートに加工を施すために搬送経路を横切るシート幅方向に配列された多数の加工ユニットであって、各加工ユニットが、搬送経路の上下に配置された上部加工具および下部加工具と、シート幅方向に移動可能に配置され、上部加工具および下部加工具をそれぞれ支持する上部可動フレームおよび下部可動フレームとを有する多数の加工ユニットと、前記多数の加工ユニットがそれぞれ有する多数の上部可動フレームを前記シート幅方向に案内するために前記シート幅方向に延び、装置フレームに固定された1つの上部ガイド部材と、前記多数の加工ユニットがそれぞれ有する多数の下部可動フレームを前記シート幅方向にガイドするために前記シート幅方向に延び、装置フレームに固定された1つの下部ガイド部材と、前記多数の上部可動フレームに回転可能にそれぞれ設けられ、前記上部ガイド部材とそれぞれ係合する多数の上部回転体と、前記多数の下部可動フレームに回転可能にそれぞれ設けられ、前記下部ガイド部材とそれぞれ係合する多数の下部回転体と、前記多数の上部可動フレームにそれぞれ固定され、前記多数の上部回転体をそれぞれ回転駆動する多数の上部駆動モータと、前記多数の下部可動フレームにそれぞれ固定され、前記多数の下部回転体をそれぞれ回転駆動する多数の下部駆動モータと、前記上部加工具および下部加工具が、互いに対向する加工可能位置状態と、前記シート幅方向において離間する加工不能位置状態との間で位置状態を切り換えるために、前記多数の上部駆動モータおよび多数の下部駆動モータの駆動を制御するモータ制御部と、前記各加工ユニットの上部可動フレームおよび下部可動フレームを前記シート幅方向に移動可能にそれぞれ支持するために、前記搬送経路と平行な方向に所定の間隔を置いて装置フレームに架設された一対の上部支持バーおよび一対の下部支持バーと、を備え、前記各上部駆動モータは、前記一対の上部支持バーにより支持された各上部可動フレーム上の2個所の支持部分の間に存在する中間領域に位置するように固定され、前記各下部駆動モータは、前記一対の下部支持バーにより支持された各下部可動フレーム上の2個所の支持部分の間に存在する中間領域から前記搬送経路に平行な方向に延びる延出領域に位置するように固定される構成である。
本発明態様において、多数の可動フレームに設けられた多数の回転体が1つのガイド部材と係合し、各可動フレームに固定された駆動モータが各回転体を回転させる。各回転体の回転により、上部加工具と下部加工具とが相対的に移動され、両加工具の位置状態は段ボールシートに加工が行われない加工不能位置状態に切り換えられる。この結果、駆動モータが可動フレームに固定されると共に、多数の回転体が1つのガイド部材と係合する構成であることから、可動フレームの数に応じた多数のガイド部材を設ける必要がなく、上部加工具と下部加工具とを相対的に移動させる移動機構が簡単で小型な構成となる。
請求項2の具体的態様において、隣り合う2つの可動フレームにそれぞれ固定される2つの駆動モータがガイド部材を挟んで互いに反対側に位置することから、段ボールシートに加工を行わない場合に隣り合う2つの可動フレームを接近させたときでも、駆動モータ同士が衝突することはない。
段ボールシートに罫入れおよび溝切りなどの加工を行うダブルスロッタ方式の段ボールシート製函機に本発明を適用した第1の実施形態について、添付図面を参照して以下に説明する。なお、図面において矢印で示す方向に従って、上下方向、左右方向および前後方向が定められる。
図1は、本実施形態の段ボールシート製函機1の全体的構成を示す図面である。段ボールシート製函機1は、段ボールシートSSを搬送経路PLに向かって1枚ずつ供給する供給装置2と、その供給装置2から供給された段ボールシ−トSSを搬送経路PLに沿って搬送する搬送装置3と、その搬送される段ボールシートSSに順次加工を行うために搬送経路PLに沿って配列された複数の加工装置とからなる。本実施形態では、複数の加工装置として、段ボールシートSSに印刷を行う印刷装置4と、段ボールシートSSに搬送方向の罫線を施すクリーザ装置5と、段ボールシートSSに溝切りを行うスロッタ装置6と、段ボールシートSSに打ち抜き加工を施すダイカッタ装置7とが設けられる。
供給装置2は、ホッパ20と、ベルトキッカ機構21と、一対のフィードロール22A、22Bとを備える。両フィードロール22A、22Bは、公知の動力伝達機構を介して主駆動モータ8に連結され、その主駆動モータ8の回転に伴い回転する。供給装置2は、搬送経路PLと同じ高さで水平方向に延びる給紙テーブル23を備える。また、供給装置2は、ベルトキッカ機構21の下方に設けられたサクションチャンバと、サクションチャンバに接続されたサクションブロアとを備える。
搬送装置3は、図1に示すように、印刷用搬送部30と、クリーザ用搬送部31と、スロッタ用搬送部32とからなる。これらの搬送部30〜32は、右から左へ向かう搬送方向に段ボールシートSSを搬送するために搬送経路PLに沿って配置される。搬送部30〜32の基本的な構成は同じである。各搬送部は、搬送経路PLに沿って配列された多数の搬送ローラと、これらの搬送ローラの下方に設けられたサクションチャンバと、サクションチャンバに接続されたサクションブロアとからなる。多数の搬送ローラは、公知の動力伝達機構を介して主駆動モータ8に連結され、その主駆動モータ8の回転に伴い回転する。
本実施形態では、印刷装置4は、ロールカット方式の公知のフレキソ印刷機から構成される。印刷装置4は、印刷シリンダ40と、段ボールシートSSに印刷するための印版部材41と、インキ塗布装置42と、プレスロール43とから主に構成される。印刷シリンダ40は、印刷装置4のフレームに回転可能に支持され、公知の動力伝達機構を介して主駆動モータ8に連結され、その主駆動モータ8の回転により図1に示す矢印の方向に回転する。プレスロール43は、搬送経路PLを挟んで印刷シリンダ40と対向する位置に配設され、公知の動力伝達機構を介して主駆動モータ8に連結され、その主駆動モータ8の回転により図1に示す矢印の方向に回転する。プレスロール43は、搬送されてくる段ボールシートSSを、印刷シリンダ40に巻装された印刷部材41の印刷版との間で狭持して所望の印刷を行う。
クリーザ装置5は、図1に示すように、搬送経路PLを挟んで上部罫線ロール50と、下部罫線ロール51とを有する。両ロール50、51は、公知の動力伝達機構を介して主駆動モータ8に連結され、その主駆動モータ8の回転により図1に示す矢印の方向に回転する。両ロール50、51は、搬送されてくる段ボールシートSSの所望の位置に、搬送方向の罫線を施す。クリーザ装置5の詳細な構成については後述する。
スロッタ装置6は、搬送経路PLに沿って、上流側に配置された第1のスロッタサブユニット61と、下流側に配置された第2のスロッタサブユニット62とを有するダブルスロッタ方式の構成である。第1のスロッタサブユニット61は、搬送経路PLを挟んで配設された上部第1スロッタ610と下部第1スロッタ611とからなる溝切りのためのスロッタ組を備える。両スロッタ610、611は、公知の動力伝達機構を介して主駆動モータ8に連結され、その主駆動モータ8の回転により図1に示す矢印の方向に回転する。また、第2のスロッタサブユニット62は、搬送経路PLを挟んで配設された上部第2スロッタ620と下部第2スロッタ621とからなる溝切りのためのスロッタ組を備える。両スロッタ620、621は、公知の動力伝達機構を介して主駆動モータ8に連結され、その主駆動モータ8の回転により図1に示す矢印の方向に回転する。スロッタ装置6の詳細な構成については後述する。
ダイカッタ装置7は、ロータリーダイカッタ方式の構成であり、搬送経路PLを挟んでダイシリンダ70と、アンビルシリンダ71とを有する。段ボールシートSSを打ち抜くための一対の打ち抜きダイ73、74が合板ベニヤなどの板状体に取り付けられ、この板状体が、両ダイが点対称となる位置関係でダイシリンダ70の外周面に巻装される。打ち抜きダイ73、74の各々は、連続して搬送される段ボールシートSSの所望の位置に打ち抜き加工を施す。ダイシリンダ70およびアンビルシリンダ71は、公知の動力伝達機構を介して主駆動モータ8に連結され、その主駆動モータ8の回転により図1に示す矢印の方向に回転する。
クリーザ装置5の詳細な構成について、図2〜図6を参照して以下に説明する。図2は、図1に示すクリーザ装置5を右側から見た部分断面正面図であり、図3は、図2に示すクリーザ装置5の内部を前側から見た部分断面側面図である。図2において、クリーザ装置5は、前方装置フレーム500と後方装置フレーム501とを備えている。一対の上部支持バー510、511が、両装置フレーム500、501の上方端部の間に架設されると共に、一対の下部支持バー520、521が、両装置フレーム500、501の下方端部の間に架設されている。図3に示すように、両上部支持バー510、511は、搬送経路PLと平行な方向に所定の間隔を置いて配置され、両下部支持バー520、521も同様に、搬送経路PLと平行な方向に所定の間隔を置いて配置されている。
図2に示す5組のクリーザユニット5A〜5Eの基本的な構成がほぼ同じであるので、クリーザユニット5Cを例にして、その詳細な構成について図3を参照して説明する。なお、図2において、図3に示すクリーザユニット5C以外の他のクリーザユニットの構成について、クリーザユニット5Cと同じ構成部分は、同じ番号に各クリーザユニットに対応するアルファベット文字を付して示されている。クリーザユニット5Cは、搬送経路PLを挟んで上部可動フレーム530および下部可動フレーム550を有している。上部ねじ軸512および上部クリーザ駆動軸513は、上部可動フレーム530を貫通して延びており、下部ねじ軸522および下部クリーザ駆動軸523は、下部可動フレーム550を貫通して延びている。
5組のクリーザユニット5A〜5Eの上部駆動モータ538および下部駆動モータ558の配列について図5および図6を参照して説明する。各クリーザユニットの各部分は、図3に示すクリーザユニット5Cと同じ構成部分について、そのクリーザユニット5Cの各部分を示す番号に、各クリーザユニットに対応するアルファベット文字A〜Eを付して示されている。図5は、上部ねじ軸512に関する5つの上部駆動モータ538A〜538Eの配列を、ねじ軸512の上方から見た平面図であり、図6は、下部ねじ軸522に関する5つの下部駆動モータ558A〜558Eの配列を、ねじ軸522の上方から見た平面図である。なお、図5および図6において、上部伝達ベルト542および下部伝達ベルト562は除かれている。
スロッタ装置6の詳細な構成について、図7〜図10を参照して以下に説明する。図7は、図1に示すスロッタ装置6の内部を右側から見た部分断面正面図であり、図8は、図7に示すスロッタ装置6の内部を前側から見た部分断面側面図である。図7において、スロッタ装置6は、前方装置フレーム700と後方装置フレーム701とを備えている。一対の上部支持バー710、711が、両装置フレーム700、701の上方端部の間に架設されると共に、一対の下部支持バー720、721が、両装置フレーム700、701の下方端部の間に架設されている。図8に示すように、両上部支持バー710、711は、搬送経路PLと平行な方向に所定の間隔を置いて配置され、両下部支持バー720、721も同様に、搬送経路PLと平行な方向に所定の間隔を置いて配置されている。
5組のスロッタユニット6A〜6Eの基本的な構成がほぼ同じであるので、スロッタユニット6Cを例にして、その詳細な構成について図8を参照して説明する。なお、図7において、図8に示すスロッタユニット6C以外の他のスロッタユニットの構成について、スロッタユニット6Cと同じ構成部分は、同じ番号に各スロッタユニットに対応するアルファベット文字を付して示されている。スロッタユニット6Cは、搬送経路PLを挟んで上部可動フレーム730および下部可動フレーム750を有している。上部ねじ軸712および上部スロッタ駆動軸713、714は、上部可動フレーム730を貫通して延びており、下部ねじ軸722および下部スロッタ駆動軸723、724は、下部可動フレーム750を貫通して延びている。上部可動フレーム730および下部可動フレーム750は、本発明の上部可動フレームおよび下部可動フレームの一例である。
5組のスロッタユニット6A〜6Eの上部駆動モータ738の配列について図10を参照して説明する。各スロッタユニットの各部分は、図8に示すスロッタユニット6Cと同じ構成部分について、そのスロッタユニット6Cの各部分を示す番号に、各スロッタユニットに対応するアルファベット文字A〜Eを付して示されている。図10は、上部ねじ軸712に関する5つの上部駆動モータ738A〜738Eの配列を、ねじ軸712の上方から見た平面図である。なお、図10において、上部伝達ベルト742は除かれている。
第1の実施形態の段ボールシート製函機1の電気的構成について、添付図面を参照して以下に説明する。図11は、本実施形態の段ボールシート製函機1の電気的構成を示すブロック図である。図11に示すように、段ボールシート製函機1において段ボールシートの加工を全般的に管理するために、上位管理装置1000および下位管理装置1100が設けられる。本実施形態では、上位管理装置1000は、予め決められた多数のオーダに関する加工管理計画に従って、主駆動モータ8の回転速度、段ボールシートのサイズおよび加工数量などに関する制御指令情報を、下位管理装置1100に送る。
(通常の罫入れおよび溝切りの加工)
第1の実施形態の段ボールシート製函機1の動作および作用について以下に説明する。まず、本実施形態において、通常の罫入れおよび溝切りの加工が段ボールシートSSに施される場合の動作および作用について説明する。多数のオーダに関する加工管理計画中の所定オーダを実行する際には、上位管理装置1000は、所定のオーダを実行するために必要な制御指令情報、たとえば、段ボールシートのシートサイズや加工位置を指令する情報を下位管理装置1100に供給する。下位管理装置1100は、罫入れの加工位置を指令する指令情報をクリーザ制御装置1200に供給し、溝切りの加工位置を指令する指令情報をスロッタ制御装置1300に供給する。
本実施形態において、段ボールシートSSがダイカッタ装置7により特殊形状に裁断される場合、段ボールシートSSは、クリーザ装置5およびスロッタ装置6により何ら加工されることなく、素通しされる。この素通し動作について、図12および図13を参照して以下に説明する。図12は、段ボールシートSSが素通しされる場合におけるクリーザユニット5A〜5Eの位置状態を示す説明図である。図13は、段ボールシートSSが素通しされる場合におけるスロッタユニット6A〜6Eの位置状態を示す説明図である。
段ボールシートに印刷および溝切りなどの加工を行う段ボールシート製函機に本発明を適用した第2の実施形態について、図14および図15を参照して以下に説明する。第2の実施形態は、クリーザ装置における上部罫線ロールの上部加工具の構成に関して第1の実施形態と相違する。第2の実施形態の構成について、第1の実施形態と同一の構成部分には、同一の番号が付されている。図14は、第2の実施形態におけるクリーザ装置5の内部構成を示す部分断面正面図であり、第1の実施形態を示す図2に対応する図面である。図15は、クリーザユニット5Cの上部罫線ロール50の上部加工具50aC−1と下部罫線ロール51の下部加工具51aCとを拡大して示す図面である。
図14において、クリーザ装置5は、5組のクリーザユニット5A〜5Eを有している。各クリーザユニットは、第1の実施形態と同様に、ねじ軸とナット部材との螺合により、各駆動モータの回転に伴ってシート幅方向(前後方向)に移動可能に構成されている。各クリーザユニットの上部罫線ロール、たとえば、クリーザユニット5Cの上部罫線ロール50は、上部加工具50aC−1を備えている。図15に示すように、2つの受面52、53が、シート幅方向に並んで上部加工具50aC−1の外周面に形成されている。受面52は、比較的硬いウレタンゴムから構成され、受面53は、比較的軟らかいウレタンゴムから構成されている。たとえば、受面52の硬度は90度で、受面53の硬度は70度である。受面52は、パルプなどの上質紙を原材料として構成され弾力性のある段ボールシートSSに罫入れ加工を施すときに使用される。受面53は、古紙を原材料として構成された段ボールシートSSに罫入れ加工を施すときに使用され、罫入れ加工時の段ボールシートSSの割れを防止するために有効である。
第2の実施形態の段ボールシート製函機の電気的構成について以下に説明する。第2の実施形態は、図11に示す第1の実施形態の電気的構成と同じ構成であるが、上位管理装置、下位管理装置およびクリーザ制御装置の制御動作に関して第1の実施形態と相違する。なお、第2の実施形態の電気的構成については、第1の実施形態と同一番号を使用して説明する。
本発明の実施形態について以上説明したが、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において当業者であれば種々の変形を加えることができる。
5 クリーザ装置
5A〜5E クリーザユニット
6 スロッタ装置
6A〜6E スロッタユニット
50aA〜50aD、50a−1 上部加工具
51aA〜51aD 下部加工具
50bA、50bE 上部押圧体
51bA、51bE 下部押圧体
52、53 受面
500、501、700、701 装置フレーム
512、712 上部ねじ軸
522、722 下部ねじ軸
530A〜530E、730A〜730E 上部可動フレーム
550A〜550E、750 下部可動フレーム
537A〜537E、737A〜737E 上部ナット部材
557A〜557E、757 下部ナット部材
538A〜538E、738A〜738E 上部駆動モータ
558A〜558E、758 下部駆動モータ
610aA〜610aD、620a スロッタ刃
611aA〜611aD、621a スロッタ受刃
610bA、610bE 上部押圧体
611bA、611bE 下部押圧体
クリーザ制御装置 1200
スロッタ制御装置 1300
SS 段ボールシート
Claims (10)
- 搬送経路に沿って搬送される段ボールシートに加工を施すために搬送経路を横切るシート幅方向に配列された多数の加工ユニットであって、各加工ユニットが、搬送経路の上下に配置された上部加工具および下部加工具と、シート幅方向に移動可能に配置され、上部加工具および下部加工具をそれぞれ支持する上部可動フレームおよび下部可動フレームとを有する多数の加工ユニットと、
前記多数の加工ユニットがそれぞれ有する多数の上部可動フレームを前記シート幅方向に案内するために前記シート幅方向に延び、装置フレームに固定された1つの上部ガイド部材と、
前記多数の加工ユニットがそれぞれ有する多数の下部可動フレームを前記シート幅方向にガイドするために前記シート幅方向に延び、装置フレームに固定された1つの下部ガイド部材と、
前記多数の上部可動フレームに回転可能にそれぞれ設けられ、前記上部ガイド部材とそれぞれ係合する多数の上部回転体と、
前記多数の下部可動フレームに回転可能にそれぞれ設けられ、前記下部ガイド部材とそれぞれ係合する多数の下部回転体と、
前記多数の上部可動フレームにそれぞれ固定され、前記多数の上部回転体をそれぞれ回転駆動する多数の上部駆動モータと、
前記多数の下部可動フレームにそれぞれ固定され、前記多数の下部回転体をそれぞれ回転駆動する多数の下部駆動モータと、
前記上部加工具および下部加工具が、互いに対向する加工可能位置状態と、前記シート幅方向において離間する加工不能位置状態との間で位置状態を切り換えるために、前記多数の上部駆動モータおよび多数の下部駆動モータの駆動を制御するモータ制御部と、
前記各加工ユニットの上部可動フレームおよび下部可動フレームを前記シート幅方向に移動可能にそれぞれ支持するために、前記搬送経路と平行な方向に所定の間隔を置いて装置フレームに架設された一対の上部支持バーおよび一対の下部支持バーと、を備え、
前記各上部駆動モータは、前記一対の上部支持バーにより支持された各上部可動フレーム上の2個所の支持部分の間に存在する中間領域に位置するように固定され、
前記各下部駆動モータは、前記一対の下部支持バーにより支持された各下部可動フレーム上の2個所の支持部分の間に存在する中間領域から前記搬送経路に平行な方向に延びる延出領域に位置するように固定される段ボールシート製函機。 - 前記多数の上部可動フレームまたは前記多数の下部可動フレームにそれぞれ固定された前記多数の上部駆動モータまたは前記多数の下部駆動モータは、前記シート幅方向において隣り合う2つの上部可動フレームまたは2つの下部可動フレームにそれぞれ固定された2つの上部駆動モータまたは2つの下部駆動モータが前記上部ガイド部材または前記下部ガイド部材を挟んで互いに反対側に位置するように配列される請求項1に記載の段ボールシート製函機。
- 前記上部ガイド部材は、前記一対の上部支持バーにより支持された上部可動フレーム上の2個所の支持部分を結ぶ線上に位置するように固定される請求項1または請求項2に記載の段ボールシート製函機。
- 前記上部ガイド部材は、前記一対の上部支持バーにより支持された各上部可動フレーム上の2個所の支持部分の中央位置に固定され、
前記下部ガイド部材は、前記一対の下部支持バーにより支持された各下部可動フレーム上の2個所の支持部分の中央位置に固定される請求項1〜3のいずれかに記載の段ボールシート製函機。 - 前記多数の加工ユニット中の特定の加工ユニットが有する上部加工具および下部加工具の位置状態が前記加工不能位置状態に切り換えられる場合、前記モータ制御部は、前記上部加工具および下部加工具の一方の加工具が、その特定の加工ユニットと隣り合う別の加工ユニットが有する上部加工具および下部加工具の前記シート幅方向における配置位置よりも、他方の加工具の配置位置に近い所定の位置に、他方の加工具から離間して位置決めされるように、前記多数の上部駆動モータおよび前記多数の下部駆動モータの駆動を制御する請求項1〜4のいずれかに記載の段ボールシート製函機。
- 前記多数の上部駆動モータまたは前記多数の下部駆動モータの駆動力を前記多数の上部回転体または前記多数の下部回転体にそれぞれ伝達するために、前記多数の上部可動フレームまたは前記多数の下部可動フレームにそれぞれ設けられた多数の動力伝達機構を備え、
前記多数の動力伝達機構は、前記シート幅方向において隣り合う2つの上部可動フレームまたは2つの下部可動フレームが互いに対向する面に配置される請求項1〜5のいずれかに記載の段ボールシート製函機。 - 前記段ボールシートのシート幅方向に広がるシート面に加工を行わない場合に、前記モータ制御部は、前記加工不能位置状態にある少なくとも1組の上部加工具および下部加工具が、シート面に対向して位置するように前記多数の上部駆動モータおよび前記多数の下部駆動モータの駆動を制御する請求項1〜6のいずれかに記載の段ボールシート製函機。
- 前記各上部駆動モータは、前記上部可動フレーム上で前記上部加工具が支持された支持部分より上方において前記上部可動フレームに固定され、
前記各下部駆動モータは、前記下部可動フレーム上で前記下部加工具が支持された支持部分より下方において前記下部可動フレームに固定される請求項1〜7のいずれかに記載の段ボールシート製函機。 - 前記各加工ユニットは、段ボールシートに罫入れの加工を施す罫入れユニットから構成され、
前記罫入れユニットは、罫入れのための突条が形成された第1加工ロールと、その突条との間で段ボールシートを挟持する少なくとも2つの受面を有する第2加工ロールとを搬送経路を挟んで上下方向に有しており、
前記第2加工ロールの少なくとも2つの受面は、前記シート幅方向に配置され、異なる硬さの材料から形成され、
前記モータ制御部は、前記突条が前記少なくとも2つの受面のいずれかと選択的に対向するように、前記上部駆動モータおよび下部駆動モータの少なくとも一方の駆動を制御する請求項1〜8のいずれかに記載の段ボールシート製函機。 - 前記上部ガイド部材および下部ガイド部材は、前記搬送経路に垂直な共通の線上に位置するように装置フレームに固定される請求項1〜9のいずれかに記載の段ボールシート製函機。
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