JP5564399B2 - 電動工具用正転・逆転切替スイッチ - Google Patents
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Description
同じく、他方のオシボ162が第2シーソー式可動接片155の表面上を摺動し、コモン端子157で支持されている箇所を通過することで、第2シーソー式可動接片155が反転して、第2固定接片153との接触状態が離れると共に反対側の接点部が第1固定接片152に接触する。
このようにして、接点状態が反転することで、モータへの結線が反対となり、モータを逆回転に駆動させることができる。
更に、スライド動作をさせる可動接片と固定接片においては、切替フィーリングがなく、樹脂部品でのカム山・別部品で構成しており、その分フィーリング発生のための部品点数が増加しているという問題もある。
更に、切替フィーリングを発生させるためにオシボを使用してカム山に乗り越える構造となっているために、そのカム山の構造及びオシボの摺動範囲が広いため、中間位置で簡単に切替レバーを止めることができ、接触不安定が発生するという問題がある。
このバネ反転式のシーソー機構においては、先ず問題となるのが異極間の空間距離の確保を考慮しなければならず、通常のバネ反転では、可動接片の支持部接触位置の移動が限られているため、可動接片が傾いたときの異極間空間距離が短いという問題があり、その解決方法として、シーソー機構に支持部上でのスライド動作を加味した形状を採用することとし、バネ反転式シーソースライド機構とする必要がある。
切替レバーの操作により回動する回動部材と、
前記回動部材の回動軸に対して第1の方向に配置され前記回動軸と平行な第1支持部を有する第1支持接片と、
前記回動軸に対して前記第1の方向と反対の第2の方向に配置され前記回動軸と平行な第2支持部を有する第2支持接片と、
前記第1支持接片に前記第1支持部で当接する第1可動接片と、
前記第2支持接片に前記第2支持部で当接する第2可動接片と、
前記回動部材に係合し、前記第1可動接片を前記第1支持部に押し付ける方向へ付勢する第1バネと、
前記回動部材に係合し、前記第2可動接片を前記第2支持部に押し付ける方向へ付勢する第2バネと、
前記回動部材が正転位置に回動したとき前記第1可動接片に接触する第1の第1可動接触部と、
前記回動部材が逆転位置に回動したとき前記第2可動接片に接触する第1の第2可動接触部と、
前記回動部材が前記逆転位置に回動したとき前記第1可動接片に接触する第2の第1可動接触部と、
前記回動部材が前記正転位置に回動したとき前記第2可動接片に接触する第2の第2可動接触部と、
を備えた電動工具用正転・逆転切替スイッチであって、
前記回動部材は、
前記回動部材が前記正転位置と前記逆転位置との中間である中間位置に回動したとき前記第1支持部のほうへ向く向きに突設され、前記第1バネの一端に係合した第1バネ係合ボスと、
前記回動部材が前記中間位置に回動したとき前記第2支持部のほうへ向く向きに突設され、前記第2バネの一端に係合した第2バネ係合ボスと、
を備え、
前記第1可動接片は、
前記第1バネの他端が遊嵌され、前記第1バネによって前記第1支持部に押し付けられる第1バネ係合部と、
前記第1の第1可動接触部に接触する第1の第1接触部と、
前記第2の第1可動接触部に接触する第1の第2接触部と、
を備え、前記回動部材が回動することにより、前記第1バネ係合部が前記第1支持部に当接する第1当接位置がスライドするとともに、前記第1当接位置を軸として前記回動部材が回動する回転方向とは逆の回転方向へ揺動し、
前記第2可動接片は、
前記第2バネの他端が遊嵌され、前記第2バネによって前記第2支持部に押し付けられる第2バネ係合部と、
前記第1の第2可動接触部に接触する第2の第1接触部と、
前記第2の第2可動接触部に接触する第2の第2接触部と、
を備え、前記回動部材が回動することにより、前記第2バネ係合部が前記第2支持部に当接する第2当接位置がスライドするとともに、前記第2当接位置を軸として前記回動部材が回動する回転方向とは逆の回転方向へ揺動する。
(2)前記電動工具用正転・逆転切替スイッチにおいて、
前記回動部材が前記正転位置に回動したとき、前記第1バネが前記第1バネ係合ボスと前記第1バネ係合部とによって折り曲げられることにより、前記第1接触部を前記第1の第1可動接触部に押し付ける方向へ付勢し、前記第2バネが前記第2バネ係合ボスと前記第2バネ係合部とによって折り曲げられることにより、前記第2接触部を前記第2の第2可動接触部に押し付ける方向へ付勢し、
前記回動部材が前記逆転位置に回動したとき、前記第1バネが前記第1バネ係合ボスと前記第1バネ係合部とによって折り曲げられることにより、前記第1接触部を前記第2の第1可動接触部に押し付ける方向へ付勢し、前記第2バネが前記第2バネ係合ボスと前記第2バネ係合部とによって折り曲げられることにより、前記第2接触部を前記第1の第2可動接触部に押し付ける方向へ付勢する、ことが好ましい。
更に、シーソースライド動作するのに、バネの押圧力を利用する構造としたことで、フィーリング用の部品を別途用意する必要がなくバネの反転力でクリック感に似たフィーリングを出すことができる。
更に、可動接片を動かすためにバネを利用して、シーソーさせ且つバネの反転力を利用して切替えるため、切替レバーを中間位置で止めることができないため確実な切替えを行うことができる。
更に、可動接片を動かすために、可動接片上に直接バネが付設されている構造としたことで、例えば、可動接片を動かすための部品、オシボ等を削減することができる。
同様に、第1固定接片22は、切替ケース15の一方の側壁面に設けた第1固定接片収納部31に設けてある2つの貫通窓に第1可動接触部58及び第2可動接触部59を貫通させ、該接触部58、59を回動収納部33側に臨ませて装着する。
第2固定接片23は、第1固定接片22と同様に、切替ケース15の他方の側壁面に設けた第2固定接片収納部32に設けてある2つの貫通窓に第1可動接触部62及び第2可動接触部63を貫通させ、該接触部62、63を回動収納部33側に臨ませて装着する。
回動部16の第1及び第2バネ係合ボス44、45が第1及び第2バネ17、19と当接し、第1及び第2可動接片18、21の第1及び第2バネ係合部51、54の内壁に当接するため強制的にスライド動作させ乖離させる。
同じく、第1可動接片18のシーソースライド部48をシーソースライド支持部65に摺動させて第1可動接片18自体がシーソー状に動き、シーソースライド部48の端部まで摺動させる。
12 切替レバー
13 切替スイッチ部
14 トリガー
15 切替ケース
16 回動部
17 第1バネ
18 第1可動接片
19 第2バネ
21 第2可動接片
22 第1固定接片
23 第2固定接片
24 第1支持接片
25 第2支持接片
27 第1支持接片収納部
28 第2支持接片収納部
31 第1固定接片収納部
32 第2固定接片収納部
33 回動収納部
34 回動支持軸
35 回動溝
36 ガイド溝
41 支持部
42 上部回動板部
43 下部回動板部
44 第1バネ係合ボス
45 第2バネ係合ボス
46 回動中心凹部
47 回動ボス
48 シーソースライド部
49 シーソースライド部
50 接続片
51 第1バネ係合部
52 第1接触部
53 第2接触部
54 第2バネ係合部
55 第1接触部
56 第2接触部
57 端子接続部
58 第1可動接触部
59 第2可動接触部
61 端子接続部
62 第1可動接触部
63 第2可動接触部
64 接触部
65 シーソースライド支持部
66 接触部
67 シーソースライド支持部
Claims (2)
- 切替レバーの操作により回動する回動部材と、
前記回動部材の回動軸に対して第1の方向に配置され前記回動軸と平行な第1支持部を有する第1支持接片と、
前記回動軸に対して前記第1の方向と反対の第2の方向に配置され前記回動軸と平行な第2支持部を有する第2支持接片と、
前記第1支持接片に前記第1支持部で当接する第1可動接片と、
前記第2支持接片に前記第2支持部で当接する第2可動接片と、
前記回動部材に係合し、前記第1可動接片を前記第1支持部に押し付ける方向へ付勢する第1バネと、
前記回動部材に係合し、前記第2可動接片を前記第2支持部に押し付ける方向へ付勢する第2バネと、
前記回動部材が正転位置に回動したとき前記第1可動接片に接触する第1の第1可動接触部と、
前記回動部材が逆転位置に回動したとき前記第2可動接片に接触する第1の第2可動接触部と、
前記回動部材が前記逆転位置に回動したとき前記第1可動接片に接触する第2の第1可動接触部と、
前記回動部材が前記正転位置に回動したとき前記第2可動接片に接触する第2の第2可動接触部と、
を備えた電動工具用正転・逆転切替スイッチであって、
前記回動部材は、
前記回動部材が前記正転位置と前記逆転位置との中間である中間位置に回動したとき前記第1支持部のほうへ向く向きに突設され、前記第1バネの一端に係合した第1バネ係合ボスと、
前記回動部材が前記中間位置に回動したとき前記第2支持部のほうへ向く向きに突設され、前記第2バネの一端に係合した第2バネ係合ボスと、
を備え、
前記第1可動接片は、
前記第1バネの他端が遊嵌され、前記第1バネによって前記第1支持部に押し付けられる第1バネ係合部と、
前記第1の第1可動接触部に接触する第1の第1接触部と、
前記第2の第1可動接触部に接触する第1の第2接触部と、
を備え、前記回動部材が回動することにより、前記第1バネ係合部が前記第1支持部に当接する第1当接位置がスライドするとともに、前記第1当接位置を軸として前記回動部材が回動する回転方向とは逆の回転方向へ揺動し、
前記第2可動接片は、
前記第2バネの他端が遊嵌され、前記第2バネによって前記第2支持部に押し付けられる第2バネ係合部と、
前記第1の第2可動接触部に接触する第2の第1接触部と、
前記第2の第2可動接触部に接触する第2の第2接触部と、
を備え、前記回動部材が回動することにより、前記第2バネ係合部が前記第2支持部に当接する第2当接位置がスライドするとともに、前記第2当接位置を軸として前記回動部材が回動する回転方向とは逆の回転方向へ揺動する、
ことを特徴とする電動工具用正転・逆転切替スイッチ。 - 前記回動部材が前記正転位置に回動したとき、前記第1バネが前記第1バネ係合ボスと前記第1バネ係合部とによって折り曲げられることにより、前記第1接触部を前記第1の第1可動接触部に押し付ける方向へ付勢し、前記第2バネが前記第2バネ係合ボスと前記第2バネ係合部とによって折り曲げられることにより、前記第2接触部を前記第2の第2可動接触部に押し付ける方向へ付勢し、
前記回動部材が前記逆転位置に回動したとき、前記第1バネが前記第1バネ係合ボスと前記第1バネ係合部とによって折り曲げられることにより、前記第1接触部を前記第2の第1可動接触部に押し付ける方向へ付勢し、前記第2バネが前記第2バネ係合ボスと前記第2バネ係合部とによって折り曲げられることにより、前記第2接触部を前記第1の第2可動接触部に押し付ける方向へ付勢する、
ことを特徴とする請求項1記載の電動工具用正転・逆転切替スイッチ。
Priority Applications (1)
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JP2010239521A JP5564399B2 (ja) | 2010-10-26 | 2010-10-26 | 電動工具用正転・逆転切替スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010239521A JP5564399B2 (ja) | 2010-10-26 | 2010-10-26 | 電動工具用正転・逆転切替スイッチ |
Publications (2)
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Family Applications (1)
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JP2010239521A Active JP5564399B2 (ja) | 2010-10-26 | 2010-10-26 | 電動工具用正転・逆転切替スイッチ |
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2010
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