JP5563879B2 - コンバイン - Google Patents
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Description
この種のコンバインとして、従来、たとえば特許文献1に記載されたものがあった。特許文献1に記載されたコンバインでは、穀粒タンクの下部後端に連結された搬出ケースの下端が機体フレーム上に立設した支点軸に回動可能に外嵌され、穀粒タンクが縦軸芯を中心にして旋回可能となっている。
つまり、機体フレームが穀粒タンクの揺動に対する障害物にならないようにする必要があることから、穀粒タンクが機体上下方向での全体(全高)にわたって機体フレームよりも高い配置高さに位置する状態で穀粒タンクを支持する構成が採用されており、穀粒タンクに貯留された穀粒の重量が機体フレームに対して低い配置高さで掛かるようにするには、タンク内穀粒の重心高さが低くなるように穀粒タンクの全高を低くする必要が生じ、穀粒タンクの容量が小になりがちであった。
前記機体フレームにタンク収容空隙を走行機体横外側向きに開口した状態で設け、
前記穀粒タンクが前記閉じ姿勢に支持された状態で前記穀粒タンクの底部が前記タンク収容空隙に入り込むように構成し、
前記穀粒タンクの前記底部に設けられたメンテナンス開口の蓋体に作用する泥除けカバーを前記底部の下方で、かつ前記タンク収容空隙に配設し、
前記泥除けカバーを走行機体横方向に脱着するカバー支持手段を、前記機体フレームの前記タンク収容空隙の走行機体横外側向き開口に対して走行機体横方向での反対側に位置する部位と前記泥除けカバーにわたって設け、
前記泥除けカバーに設けた走行機体横向きの連結軸と、前記連結軸が抜き差しされるように前記機体フレームに設けた連結孔と、前記連結孔に対して走行機体下方側に離れた箇所で前記機体フレームに当接して前記連結軸の連結孔に対する差込み限界を設定するよう泥除けカバー側に設けた当り部とを備えて前記カバー支持手段を構成してある。
図1は、本発明の実施例に係るコンバインの全体を示す側面図である。図2は、本発明の実施例に係るコンバインの全体を示す平面図である。これらの図に示すように、本発明の実施例に係るコンバインは、左右一対のクローラ走行装置1,1が装備された機体フレーム2を有し、かつ機体フレーム2の前部の横一端側に設けられた運転部3を有した走行機体と、機体フレーム2の前部に連結された刈取り部4と、機体フレーム2の後部に設けられた脱穀装置5と、機体フレーム2の後部の脱穀装置5が位置する側とは反対側の横端部に設けた穀粒タンク6とを備えている。
つまり、走行機体は、運転部3に設けた運転キャビン3aを備えており、運転キャビン3aの内部に搭乗して操縦するよう乗用型になっている。走行機体は、運転座席3bの下方に設けたエンジン7aを有した原動部7、及び機体フレーム2の前端部に設けたミッションケース8を備え、エンジン7aが出力する駆動力をミッションケース8を介して左右一対のクローラ走行装置1,1のクローラ駆動輪1eに伝達して、左右一対のクローラ走行装置1,1を駆動して自走する。
穀粒タンク6は、脱穀装置5の選別部(図示せず)から排出された脱穀粒を、揚穀装置9によって供給されて貯留する。穀粒タンク6に貯留された脱穀粒は、穀粒タンク6の底部6aに内装された底スクリュー10と、この底スクリュー10の搬送終端側に接続された走行機体上下向きの縦スクリューコンベヤ11を備えた穀粒排出オーガ12とによって穀粒タンク6から搬出する。
泥除けカバー35の脱着は、穀粒タンク6を開き姿勢に切り換えた状態で行なう。
図12は、クローラ走行装置1を示す側面図である。この図に示すように、クローラ走行装置1には、トラックフレーム1aの走行装置前後方向に並ぶ複数箇所(例えば三箇所)に前後一対の接地転輪51,51を備えたクローラガイド装置50を設けてある。
(1)図16は、第1の別実施形態を備えた泥除けカバー35及びカバー支持手段40を示す縦断正面図である。この図に示すように、第1の別実施形態を備えた泥除けカバー35は、樹脂板で構成されたシート状で、かつ走行機体横方向での2つの屈曲箇所K,Kで屈曲した形状のカバー本体35aと、このカバー本体35aの下面側に走行機体前後方向に適宜間隔を隔てて並べ取付けられた複数本(例えば3本)の走行機体横向きの丸棒材でなる保形部材36とを備えて構成してある。
えば3本)の走行機体横向きの丸棒材でなる保形部材36とを備えて構成してある。
(1)上記した実施例では、当り部44を連結軸41の基部に設けた例を示したが、当り部44をカバー本体35aの端部に設けて実施してもよい。
(2)上記した実施例では、保形部材36を丸棒材で構成した例を示したが、角棒材やアングル材など異なる材質のものを採用してもよい。この場合、連結孔42の孔形状も保形部材に合わせて適宜変更できる。
(3)上記した実施例では、泥除けカバー35を保形部材36と共にメインフレーム20に対し着脱できるように構成した例を示したが、保形部材36をメインフレーム20側に固定し、泥除けカバー35を保形部材36及びメインフレーム20に対して着脱できるように構成してもよい。
2 機体フレーム
6 穀粒タンク
6a 穀粒タンクの底部
6b メンテナンス開口
15 タンク支持部
22 タンク収容空隙
22a 走行機体横外側向き開口
30 蓋体
35 泥除けカバー
P 走行機体上下向き軸芯
40 カバー支持手段
41 連結軸
42 連結孔
44 当り部
Claims (1)
- 左右一対のクローラ走行装置を有した走行機体を備え、穀粒タンクを前記走行機体の横端部に配置して走行機体上下向き軸芯まわりに揺動自在に支持し、かつ前記穀粒タンクの前後向きが走行機体前後向きになった閉じ姿勢と、前記穀粒タンクの前端側が走行機体の横外側に位置した開き姿勢とに前記穀粒タンクを揺動させるタンク支持部を、前記走行機体の機体フレームに設けたコンバインであって、
前記機体フレームにタンク収容空隙を走行機体横外側向きに開口した状態で設け、
前記穀粒タンクが前記閉じ姿勢に支持された状態で前記穀粒タンクの底部が前記タンク収容空隙に入り込むように構成し、
前記穀粒タンクの前記底部に設けられたメンテナンス開口の蓋体に作用する泥除けカバーを前記底部の下方で、かつ前記タンク収容空隙に配設し、
前記泥除けカバーを走行機体横方向に脱着するカバー支持手段を、前記機体フレームの前記タンク収容空隙の走行機体横外側向き開口に対して走行機体横方向での反対側に位置する部位と前記泥除けカバーにわたって設け、
前記泥除けカバーに設けた走行機体横向きの連結軸と、前記連結軸が抜き差しされるように前記機体フレームに設けた連結孔と、前記連結孔に対して走行機体下方側に離れた箇所で前記機体フレームに当接して前記連結軸の連結孔に対する差込み限界を設定するよう泥除けカバー側に設けた当り部とを備えて前記カバー支持手段を構成してあるコンバイン。
Priority Applications (1)
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JP2010101040A JP5563879B2 (ja) | 2010-04-26 | 2010-04-26 | コンバイン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010101040A JP5563879B2 (ja) | 2010-04-26 | 2010-04-26 | コンバイン |
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JP5563879B2 true JP5563879B2 (ja) | 2014-07-30 |
Family
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Family Applications (1)
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JP2010101040A Active JP5563879B2 (ja) | 2010-04-26 | 2010-04-26 | コンバイン |
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