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JP5557699B2 - 電子内視鏡装置 - Google Patents

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JP5557699B2
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Description

本発明は、照明光を内視鏡先端から被写体に照射する電子内視鏡装置であって、特に内視鏡先端部の異物付着を検出可能な電子内視鏡装置に関する。
内視鏡の挿入管の先端部に対物光学系及び撮像素子を内蔵した電子内視鏡と、該電子内視鏡から出力される映像信号を処理してモニタに表示可能なビデオ信号を生成する電子内視鏡用プロセッサとを備えた電子内視鏡装置が、体腔内の診断等に広く利用されている。
電子内視鏡装置においては、照明光を内視鏡の先端から被写体に照明するために光ファイバによって形成されるライトガイドが設けられている。このライトガイドの基端部は電子内視鏡用プロセッサに内蔵される光源装置に連結されている。また、電子内視鏡の先端部にはライトガイドからの光を被写体に照射するための照明レンズが配設されており、光源装置から出射された照明光をライトガイドを通して内視鏡の挿入管の先端部に導き、照明レンズから被写体に向けて出射するように構成されている。そして、光源装置とライトガイドとの間に設けられた絞りを制御することによって、被写体が所定の明るさとなるようにフィードバック制御される。
被写体が所定の明るさであるか否かは、電子内視鏡から出力される映像信号の平均的な輝度レベルにより判断され、輝度レベルが基準値よりも高い場合には絞りが閉められ、輝度レベルが基準値よりも低い場合には絞りが開放されるように制御される。この絞りの開閉駆動により、モニタ上の映像の明るさが常に一定に維持される。
このような構成の電子内視鏡装置において、電子内視鏡先端の照明レンズに血液などの異物が付着して照明光が遮られた場合には、映像信号の輝度レベルが低下し、それを補うために絞りが全開まで変化することがある。そして、この場合、付着物が照明光を吸収して温度上昇し、それに伴って内視鏡先端部が高温となり、最悪の場合には、内視鏡の先端で生体内の組織を損傷させてしまうことが考えられる。
このような照明光による発熱の問題を解決するため、電子内視鏡先端部の温度を検知し、検知温度が所定の温度になった場合に冷却手段で冷却する構成が提案されている(特許文献1)。
特開2001−29314号公報
しかし、特許文献1の構成は、電子内視鏡の先端部の温度上昇を抑えるために温度センサや冷却手段が必要となり、電子内視鏡の挿入管が太くなるという問題がある。また、電子内視鏡の先端部に異物が付着したことによる温度上昇を温度センサによって検出するものであるため、温度センサがある程度の温度上昇を検出しないと電子内視鏡の先端部に異物が付着しているか否かを検出することができないという問題がある。
本発明は上記の問題を解決するためになされたものである。すなわち、本発明は、内視鏡先端部に温度センサ及び冷却手段を組み込むことなく、内視鏡先端部の異物の付着を検出し、内視鏡先端部の温度上昇を抑えることが可能な電子内視鏡装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の電子内視鏡装置は、内視鏡画像を映像信号として出力する電子内視鏡と、モニタと、映像信号を処理してモニタに表示可能なビデオ信号を生成する電子内視鏡用プロセッサとを備えた電子内視鏡装置であって、照明光を出射する光源と、光源から出射される照明光を電子内視鏡の先端部に導光する複数のライトガイドと、光源と複数のライトガイドとの間に配置され、光源から出射される照明光の一部を遮光することによって、光源から複数のライトガイドのそれぞれに入射する照明光の光量を制御する光量制御手段と、光量制御手段を制御し、複数のライトガイドのそれぞれに入射する照明光の光量を所定の割合で変化させると共に、光量の変化の前後で内視鏡画像の平均輝度値を取得し、光量を変化させる前の平均輝度値に対する光量を変化させた後の平均輝度値の比に基づいて電子内視鏡の先端部に異物が付着しているか否かを判断する制御手段とを有することを特徴とする。
このような構成により、内視鏡先端部に温度センサ及び冷却手段を組み込むことなく、内視鏡先端部の異物の付着を検出することが可能となる。
また、複数のライトガイドは第1ライトガイド及び第2ライトガイドの2本のライトガイドであり、光量制御手段が照明光を遮光しないときに第1ライトガイド及び第2ライトガイドから略等しい光量の照明光が出射されるように構成されていて、制御手段は、照明光を遮光しないように光量制御手段を制御した状態で第1平均輝度値を取得し、第1ライトガイドに入射する照明光のみを遮光するように光量制御手段を制御した状態で第2平均輝度値を取得し、第1平均輝度値に対する第2平均輝度値の比が40〜60%であれば、異物が付着していないと判断する構成としてもよい。
また、制御手段は、第1平均輝度値に対する第2平均輝度値の比が0〜10%であれば、第2ライトガイドの出射端の前方に異物が付着していると判断し、第1平均輝度値に対する第2平均輝度値の比が90〜100%であれば、第1ライトガイドの出射端の前方に異物が付着していると判断する構成としてもよい。
また、この場合、光量制御手段は、複数のライトガイドのそれぞれに入射する照明光の光量が略同一となるように複数のライトガイドのそれぞれを部分的に遮光する第1の遮光部と、複数のライトガイドの少なくとも一つを除いた残りの少なくとも一つを遮光する第2の遮光部とを有する構成としてもよい。このような構成により、電子内視鏡先端部に新たな部品を組み込むことなく、電子内視鏡の先端部に異物が付着しているか否かを判断することが可能となる。
また、制御手段は、電子内視鏡の先端部に異物が付着していると判断した場合に、モニタ上に警告を表示する構成としてもよい。このような構成により、術者は、電子内視鏡の先端部に異物が付着していることを容易に認識することが可能となる。
また、電子内視鏡の先端部を洗浄する洗浄手段をさらに有し、制御手段は、電子内視鏡の先端部に異物が付着していると判断した場合に、洗浄手段によって電子内視鏡の先端部を洗浄する構成としてもよい。このような構成により、電子内視鏡の先端部の異物を除去することが可能となり、内視鏡先端部の温度上昇を抑えることが可能となる。
また、複数のライトガイドが、照明光が入射される入射端面において1つに束ねられて形成されていることが好ましい。
また、制御手段は、ビデオ信号に基づいて照明光の平均輝度値を求めることが好ましい。
以上のように、本発明によれば、内視鏡先端部の異物の付着を検出し、内視鏡先端部の温度上昇を抑えることが可能な電子内視鏡装置が実現される。
図1は、本発明の実施の形態による電子内視鏡装置のブロック図である。 図2は、本発明の実施の形態による電子内視鏡装置で用いられる電子内視鏡の先端部の正面図である。 図3は、本発明の実施の形態による電子内視鏡装置で実行される調光動作及び異物検出処理時の光源部の絞りの動作を説明する図である。 図4は、本発明の実施の形態による電子内視鏡装置で実行される異物検出処理のフローチャートである。 図5は、図4の異物検出処理時の映像信号の様子を模式的に示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本実施形態の電子内視鏡装置のブロック図である。図1に示されるように、本実施形態の電子内視鏡装置1は、電子内視鏡100と、電子内視鏡用プロセッサ200と、モニタ300と、給水装置400とを有する。また、図2は、電子内視鏡100の先端部の正面図である。
プロセッサ200は、システムコントローラ202、タイミングコントローラ204を有している。システムコントローラ202は、電子内視鏡装置1を構成する各要素を制御する。タイミングコントローラ204は、信号の処理タイミングを調整するクロックパルスを電子内視鏡装置1内の各種回路に出力する。
ランプ208は、ランプ電源イグナイタ206による始動後、白色光を放射する。ランプ208には、キセノンランプ、ハロゲンランプ、水銀ランプ、メタルハライドランプ等の高輝度ランプが適している。ランプ208から放射された照明光は、集光レンズ210によって集光されつつ羽絞り212を介して適正な光量に制限されて、LCB(light carrying bundle)102の入射端に入射する。
羽絞り212には、図示省略されたアームやギヤ等の伝達機構を介してモータ214が機械的に連結している。モータ214は例えばステッピングモータであり、ドライバ216の制御下で駆動する。羽絞り212は、モニタ300に表示される映像を適正な明るさにするため、モータ214の駆動によって開度が変化するように構成されており、ランプ208から放射された照明光の光量を開度に応じて制限する。適正とされる映像の明るさの基準は、術者によるフロントパネル218の輝度調節操作に応じて設定変更される。そして、後述する信号処理回路220が映像の平均輝度値を求め、ドライバ216は、この平均輝度値が設定された基準よりも高い(明るい)場合には、羽絞り212を閉じる方向に制御し、平均輝度値が設定された基準よりも低い(暗い)場合には、羽絞り212を開く方向に制御する。かくして、術者が所望する一定の明るさの映像が得られるように構成される。
LCB102の入射端に入射した照明光は、LCB102内を全反射を繰り返すことによって伝播する。LCB102は、電子内視鏡100内に延設されており、電子内視鏡100内で、左側LCB102aと右側LCB102bに分岐している。左側LCB102a及び右側LCB102b内を伝播した照明光は、電子内視鏡100の先端に配された左側LCB102a及び右側LCB102bの出射端から出射する。左側LCB102a及び右側LCB102bの出射端から出射した照明光は、それぞれ左側配光レンズ103及び右側配光レンズ104を介して被写体を照明する。被写体からの反射光は、対物レンズ106を介して固体撮像素子108の受光面上の各画素で光学像を結ぶ。なお、後述するように、左側LCB102aと右側LCB102bは、LCB102の入射端において一つに束ねられており、LCB102の入射端には左側LCB102aと右側LCB102bのそれぞれに同じ光量の照明光が入射されるように羽絞り212が配置されている。すなわち、本実施形態においては、左側配光レンズ103及び右側配光レンズ104から出射される照明光の光量が略等しくなるように構成されている。
固体撮像素子108は、IR(InfraRed)カットフィルタ108a、ベイヤ配列カラーフィルタ108bの各種フィルタが受光面前面に配置された単板式カラーCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサであり、受光面上の各画素で結像した光学像を光量に応じた電荷として蓄積して、R、G、Bの各色に応じた撮像信号に変換する。変換された撮像信号は、ドライバ信号処理回路112に入力されAD変換、信号増幅等の処理後、信号処理回路220に出力される。なお、別の実施形態では、固体撮像素子108は、CMOSイメージセンサに限らず、CCDイメージセンサであってもよい。
ドライバ信号処理回路112は、メモリ114にアクセスして電子内視鏡100の固有情報を読み出す。電子内視鏡100の固有情報には、例えば固体撮像素子108の画素数や感度、対応可能なレート、型番等が含まれる。ドライバ信号処理回路112は、メモリ114から読み出した固有情報をシステムコントローラ202に出力する。
システムコントローラ202は、電子内視鏡100の固有情報に基づいて各種演算を行い、制御信号を生成する。システムコントローラ202は、不図示のメモリに格納されたプログラム(後述の異物検出処理を含む)に従い、生成された制御信号を用いて、プロセッサ200に接続中の電子スコープに適した処理がなされるようにプロセッサ200内の各種回路の動作やタイミングを統括的に制御する。なお、システムコントローラ202は、電子スコープの型番と、この型番の電子スコープに適した制御情報とを対応付けたテーブルを有した構成としてもよい。この場合、システムコントローラ202は、対応テーブルの制御情報を参照して、プロセッサ200に接続中の電子スコープに適した処理がなされるようにプロセッサ200内の各種回路の動作やタイミングを制御する。
タイミングコントローラ204は、システムコントローラ202によるタイミング制御に従って、ドライバ信号処理回路112にクロックパルスを供給する。ドライバ信号処理回路112は、タイミングコントローラ204から供給さるクロックパルスに従って、固体撮像素子108をプロセッサ200側で処理される映像のフレームレートに同期したタイミングで駆動制御する。
信号処理回路220は、ドライバ信号処理回路112から出力されるデジタルの画像データを画像メモリ(不図示)に記憶する。また、信号処理回路220は、画像メモリに記憶された画像データを所定の(すなわち、モニタ300の水平及び垂直同期周波数に対応した)タイミングで読み出し、読み出した画像データに所定の画像処理(例えば、エンハンス処理など)を行い、画像処理が行われた後の画像データを、所定の形式のビデオ信号(例えば、NTSC形式)に変換し、モニタ300に出力する。この結果、電子内視鏡100の固体撮像素子108によって撮像された被写体の内視鏡画像が、モニタ300に表示されることになる。なお、上述の信号処理回路220の各動作は、タイミングコントローラ204及びシステムコントローラ202の制御によって行われる。
また、信号処理回路220は、モニタ300に出力するビデオ信号を平均化して平均輝度値を求める。そして、求められた平均輝度値は、術者によってフロントパネル218から入力された基準輝度値と比較される。信号処理回路220は、平均輝度値が設定された基準輝度値よりも高い(明るい)場合には、ドライバ216を制御して羽絞り212を閉じる方向に駆動し、左側配光レンズ103及び右側配光レンズ104から出射される照明光の光量を下げ、平均輝度値が設定された基準よりも低い(暗い)場合には、ドライバ216を制御して羽絞り212を開く方向に駆動し、左側配光レンズ103及び右側配光レンズ104から出射される照明光の光量を上げる。このように、モニタ300に出力されるビデオ信号の輝度値が左側配光レンズ103及び右側配光レンズ104から出射される照明光の光量にフィードバックされることにより、術者が所望する一定の明るさの映像がモニタ300上に得られる。
また、信号処理回路220は、後述する異物検出処理時、システムコントローラ202からの指示に基づいてドライバ216を制御し、羽絞り212を所定の位置(異物検出位置)に移動させる。
電子内視鏡100には、その基端部から先端部にわたって鉗子チャネル105が延設されている。鉗子チャネル105は、生検鉗子や処置具を挿通するためのチャネルであり、鉗子挿入口105aに挿入された生検鉗子や処置具は、電子内視鏡100の前面に設けられた鉗子口105bから突出して電子内視鏡の前面の生体組織にアクセスできるように構成されている。
また、電子内視鏡100には、その基端部から先端部にわたって給水チャネル107が延設されている。給水チャネル107の基端部は給水装置400に接続されており、術者の指示に従って給水装置400からの水が、給水チャネル107を通って電子内視鏡100の前面に設けられた給水口107aから噴射される。給水口107aから噴射される水は、周知の色素内視鏡検査によって用いられるインジコカルミン(青色の着色料)等を洗い流すために用いられるほか、電子内視鏡100の先端部の左側配光レンズ103及び右側配光レンズ104を洗浄し、左側配光レンズ103及び右側配光レンズ104に付着した異物を除去する。
次に、本実施形態の電子内視鏡装置1で実行される調光動作及び異物検出処理について説明する。図3は、本実施形態の電子内視鏡装置1で実行される調光動作及び異物検出処理時の羽絞り212とLCB102の入射端との相対的な位置関係を示す図である。なお、図3は、図1における羽絞り212とLCB102を集光レンズ210側から見たときの図であり、図1と共通する構成要素には共通する符号を付している。
左側LCB102aと右側LCB102bは、LCB102の入射端において一つに束ねられており、LCB102の入射端の下側半分には左側LCB102aが配置され、LCB102の入射端の上側半分には右側LCB102bが配置されている。
羽絞り212は、略L字形状の絞りである。羽絞り212は、絞り駆動機構(不図示)に連結される支持部212aと、左側LCB102aに入射する照明光の一部を遮光する第1遮光板212bと、右側LCB102bに入射する照明光の一部を遮光する第2遮光板212cと、第1遮光板212bと第2遮光板212cとの間に形成される調光スリット212dと、左側LCB102aに入射する照明光の全部を遮光する第3遮光板212eと、右側LCB102bに入射する照明光を全部通過させる異物検出スリット212fとを有する。モータ214が回転することによって絞り駆動機構が駆動され、羽絞り212は、図3中、左右方向に平行に移動する。
第1遮光板212b、第2遮光板212c及び調光スリット212dは、調光動作で用いられる遮光板とスリットである。調光スリット212dは、左側LCB102aと右側LCB102bとをまたがるようにLCB102の半分の高さに位置し左右方向に延びるスリットである。第1遮光板212b、第2遮光板212cが左右方向に進退することにより、ランプ208から左側LCB102a及び右側LCB102bに入射される照明光の一部が遮光され、左側LCB102aと右側LCB102bによって導光される照明光の光量が制御される。なお、本実施形態においては、第1遮光板212b及び第2遮光板212cは同一形状であり、それぞれ左側LCB102aと右側LCB102bに対する進退量は同一となるように構成されているため、ランプ208から左側LCB102aと右側LCB102bにそれぞれ入射される照明光の光量は常に略等しくなる。
羽絞り212が図3(a)の位置にある場合、ランプ208から放射された照明光は、集光レンズ210によって集光され、第1遮光板212b及び第2遮光板212cに遮光されることなくLCB102の入射端に一様に入射される。そして、左側LCB102aと右側LCB102bとで導光された照明光は、左側配光レンズ103及び右側配光レンズ104から出射される。羽絞り212が図3(a)の位置にある場合、照明光は調光スリット212dに遮光されないため、最大光量の照明光が左側配光レンズ103及び右側配光レンズ104から出射されることとなる。
羽絞り212が図3(b)の位置にある場合、ランプ208から放射された照明光は、集光レンズ210によって集光され、第1遮光板212b及び第2遮光板212cによって略半分の光量が遮光される。従って、ランプ208の最大光量の約半分の光量の照明光が左側LCB102aと右側LCB102bとによって導光され、左側配光レンズ103及び右側配光レンズ104から出射される。
羽絞り212が図3(c)の位置にある場合、ランプ208から放射された照明光は、集光レンズ210によって集光され、第1遮光板212b及び第2遮光板212cによってほぼ遮光される。すなわち、調光スリット212dを通過した照明光のみが左側LCB102aと右側LCB102bのそれぞれに入射され、左側配光レンズ103及び右側配光レンズ104から出射される。羽絞り212が図3(c)の位置にある場合、照明光は第1遮光板212b及び第2遮光板212cによってほぼ遮光されるため、最小光量の照明光が左側配光レンズ103及び右側配光レンズ104から出射されることとなる。
以上のように、本実施形態における調光動作においては、第1遮光板212b及び第2遮光板212cが、左側LCB102aと右側LCB102bに対して進退することにより、左側LCB102aと右側LCB102bによって導光される照明光の光量(すなわち、左側配光レンズ103及び右側配光レンズ104から出射される照明光の光量)が制御されるように構成されている。そして、信号処理回路220が、モニタ300に出力されるビデオ信号の輝度値に基づいて図3(a)〜(c)に示すように羽絞り212を制御することにより、術者が所望する一定の明るさの映像がモニタ300上に得られることとなる。
次に、図3(a)、(d)、図4及び図5を参照しながら本実施形態の電子内視鏡装置1で実行される異物検出処理を説明する。図3(d)は、本実施形態の電子内視鏡装置1で実行される異物検出処理時の羽絞り212とLCB102の入射端との相対的な位置関係を示す図である。図4は、本発明の実施の形態による電子内視鏡装置1で実行される異物検出処理のフローチャートである。また、図5は、図4の異物検出処理時のビデオ信号(NTSC信号)の様子を模式的に示す図であり、水平同期信号(負のパルス)に重畳された1フィールド分の輝度信号の振幅を模式的に示している。
異物検出処理は、通常の調光動作中において定期的(例えば、5分ごと)に実行されるシステムコントローラ202による割り込み処理である。異物検出処理が実行されると、ステップS101が実行される(図4)。ステップS101では、上述の調光動作が停止される。すなわち、システムコントローラ202は、信号処理回路220を制御し、図3(a)〜(c)に示す羽絞り212の制御を停止し、モニタ300には現在表示している画像を繰り返し表示する。次いで、ステップS103に進む。
ステップS103では、システムコントローラ202は、信号処理回路220を制御し、ドライバ216を介してモータ214を駆動し、羽絞り212を開放状態(図3(a)の位置)に移動させる。羽絞り212を開放状態にすると、最大光量の照明光が左側LCB102a及び右側LCB102bによって導光されて左側配光レンズ103及び右側配光レンズ104から出射されることとなるため、信号処理回路220からモニタ300に出力されるビデオ信号は、図5(a)に模式的に示されるように輝度振幅αの大きな信号となる。次いで、ステップS105に進む。
ステップS105では、システムコントローラ202は、信号処理回路220を制御し、信号処理回路220からモニタ300に出力されるビデオ信号に基づいて画像の平均輝度値を取得する。次いで、ステップS107に進む。
ステップS107では、システムコントローラ202は、信号処理回路220を制御し、ドライバ216を介してモータ214を駆動し、羽絞り212を異物検出位置(図3(d)の位置)に移動させる。図3(d)に示されるように、羽絞り212が異物検出位置にある場合、左側LCB102aは羽絞り212の第3遮光板212eによって遮光され、右側LCB102bのみにランプ208からの照明光が入射されるように異物検出スリット212fが配置される。従って、ランプ208から出射される照明光は、右側LCB102bによってのみ導光されて右側配光レンズ104から出射され、左側配光レンズ103からは出射されない。以上のように、羽絞り212を異物検出位置にすると、最大光量の1/2の照明光が右側配光レンズ104から出射されることとなるため、信号処理回路220からモニタ300に出力されるビデオ信号は、図5(b)に模式的に示されるように、図5(a)の輝度振幅αの1/2の信号となる。
ここで、右側配光レンズ104の前面に異物が付着し、右側LCB102bからの照明光が照射されない状態の場合、ステップS103で出力されるビデオ信号は、左側LCB102aからの照明光によって得られた輝度振幅αと考えられる。そして、ステップS107では、左側配光レンズ103からは照明光が出射されないため、信号処理回路220からモニタ300に出力されるビデオ信号は、図5(c)に模式的に示されるように、ステップS103で出力されるビデオ信号の輝度振幅αの1/2よりもはるかに小さな輝度振幅の信号となる。
また、左側配光レンズ103の前面に異物が付着し、左側LCB102aからの照明光が照射されない状態の場合、ステップS103で出力されるビデオ信号は、右側LCB102bからの照明光によって得られた輝度振幅αと考えられる。そして、ステップS107では、左側配光レンズ103からは照明光が出射されず右側配光レンズ104のみから照明光が出射されるため、信号処理回路220からモニタ300に出力されるビデオ信号は、図5(d)に模式的に示されるように、ステップS103で出力されるビデオ信号の輝度振幅αとほぼ等しい輝度振幅の信号となる。
すなわち、羽絞り212が異物検出位置にある場合、ビデオ信号の輝度振幅を求めることにより、右側配光レンズ104の前面に異物が付着しているか否か、及び、左側配光レンズ103の前面に異物が付着しているか否かを検出することが可能である。
次いで、ステップS109に進む。ステップS109では、システムコントローラ202は、信号処理回路220を制御し、信号処理回路220からモニタ300に出力されるビデオ信号に基づいて画像の平均輝度値を取得する。次いで、ステップS111に進む。
ステップS111では、ステップS105で取得した平均輝度値と、ステップS109で取得した平均輝度値との比を求める。ステップS105で取得した平均輝度値と、ステップS109で取得した平均輝度値との比を求めることによって、左側LCB102aから左側配光レンズ103を通して照射される照明光の光量と、右側LCB102bから右側配光レンズ104を通して照射される照明光の比率を求め、この比率に基づいて右側配光レンズ104の前面に異物が付着しているか否か、及び、左側配光レンズ103の前面に異物が付着しているか否かを判断する。具体的には、本実施形態では、ステップS105で取得した平均輝度値と、ステップS109で取得した平均輝度値との比が40〜60%である場合、左側配光レンズ103及び右側配光レンズ104のどちらにも異物付着がないと判断し、処理を終了する(S111:40〜60%)。一方、ステップS105で取得した平均輝度値と、ステップS109で取得した平均輝度値との比が0〜10%である場合、右側配光レンズ104に異物付着があると判断し、90〜100%である場合、左側配光レンズ103に異物付着があると判断し(S111:0〜10% or 90〜100%)、処理はステップS113に進む。
ステップS113では、システムコントローラ202は、信号処理回路220を制御し、警告表示を行う。具体的には、「レンズ洗浄」を促す警告表示をモニタ300に表示している画像にスーパーインポーズする。そして、異物検出処理は終了する。
そして、異物検出処理が終了し、「レンズ洗浄」を促す警告表示がモニタ300に表示されている場合、術者は、給水装置400を操作し、電子内視鏡100の先端部の給水口107aから水を噴射することによって、左側配光レンズ103又は右側配光レンズ104の前面に付着した異物を除去することが可能となる。
以上のように、本実施形態の異物検出処理によれば、内視鏡先端部に異物が付着しているか否かを定期的に検出することができる。そして、異物が付着している場合には該異物を容易に除去することが可能であるため、異物付着の影響によって内視鏡先端部が温度上昇することはなく、内視鏡の先端で生体内の組織を損傷させてしまうこともない。
以上が本発明の実施形態の説明であるが、本発明は上記実施形態の構成に限定されるものではない。例えば、本実施形態においては、「レンズ洗浄」を促す警告表示を見た術者が給水装置400を操作し、左側配光レンズ103又は右側配光レンズ104の前面に付着した異物を除去する構成としたが、ステップS113において、自動で給水装置400を操作する構成としてもよい。
また、本実施形態においては、羽絞り212が、調光動作で用いる第1遮光板212b、第2遮光板212c及び調光スリット212dと、異物検出処理で用いる第3遮光板212e及び異物検出スリット212fとを有する構成としたが、この構成に限定されるものではない。異物検出処理において、左側LCB102a又は右側LCB102bのいずれか一方を遮光する構成とすればよく、例えば、調光動作を行うための羽絞りとは異なる羽絞りを異物検出処理のために用いる構成としてもよい。
また、本実施形態においては、羽絞り212は、左右に移動する構成としたが、この構成に限定されるものではない。例えば、羽絞り212は、モータ214によって回転駆動する構成としてもよい。
また、本実施形態においては、左側LCB102aと右側LCB102bとを照明光の入射端において一つに束ねた構成として説明したが、この構成に限定されるものではない。電子内視鏡の先端部にそれぞれ光量の等しい光を導光するLCBであればよく、それぞれ独立したLCBであってもよい。また、LCBは、複数あればよく、2つに限定されるものでもない。LCBが3つ以上ある場合、LCBを1つずつ順に遮光して画像の平均輝度値を求める構成としてもよく、またLCBを1つずつ遮光しながら画像の平均輝度値を求める構成としてもよい。
また、本実施形態の異物検出処理においては、モニタ300に出力されるビデオ信号の平均輝度値を取得する構成として説明したが、左側LCB102a及び右側LCB102bとによって導光される照明光の光量を検出することができればよく、例えば、電子内視鏡画像から出力される映像信号の平均輝度値を取得する構成としてもよい。
1 電子内視鏡装置
100 電子内視鏡
102 LCB
102a 左側LCB
102b 右側LCB
103 左側配光レンズ
104 右側配光レンズ
107 給水チャネル
107a 給水口
200 電子内視鏡用プロセッサ
202 システムコントローラ
208 ランプ
210 集光レンズ
212 羽絞り
212a 支持部
212b 第1遮光板
212c 第2遮光板
212d 調光スリット
212e 第3遮光板
212f 異物検出スリット
214 モータ
216 ドライバ
220 信号処理回路
300 モニタ
400 給水装置

Claims (8)

  1. 内視鏡画像を映像信号として出力する電子内視鏡と、モニタと、前記映像信号を処理して前記モニタに表示可能なビデオ信号を生成する電子内視鏡用プロセッサとを備えた電子内視鏡装置であって、
    照明光を出射する光源と
    前記光源から出射される前記照明光を前記電子内視鏡の先端部に導光する複数のライトガイドと、
    前記光源と前記複数のライトガイドとの間に配置され、前記光源から出射される前記照明光の一部を遮光することによって、前記光源から前記複数のライトガイドのそれぞれに入射する前記照明光の光量を制御する光量制御手段と、
    前記光量制御手段を制御し、前記複数のライトガイドのそれぞれに入射する前記照明光の光量を所定の割合で変化させると共に、前記光量の変化の前後で前記内視鏡画像の平均輝度値を取得し、前記光量を変化させる前の前記平均輝度値に対する前記光量を変化させた後の前記平均輝度値の比に基づいて前記電子内視鏡の先端部に異物が付着しているか否かを判断する制御手段と、
    を有することを特徴とする電子内視鏡装置。
  2. 前記複数のライトガイドは、第1ライトガイド及び第2ライトガイドの2本のライトガイドであり、前記光量制御手段が前記照明光を遮光しないときに前記第1ライトガイド及び前記第2ライトガイドから略等しい光量の前記照明光が出射されるように構成されていて、
    前記制御手段は、
    前記照明光を遮光しないように前記光量制御手段を制御した状態で第1平均輝度値を取得し、
    前記第1ライトガイドに入射する前記照明光のみを遮光するように前記光量制御手段を制御した状態で第2平均輝度値を取得し、
    前記第1平均輝度値に対する前記第2平均輝度値の比が40〜60%であれば、異物が付着していないと判断することを特徴とする請求項1に記載の電子内視鏡装置。
  3. 前記制御手段は、
    前記第1平均輝度値に対する前記第2平均輝度値の比が0〜10%であれば、前記第2ライトガイドの出射端の前方に異物が付着していると判断し、
    前記第1平均輝度値に対する前記第2平均輝度値の比が90〜100%であれば、前記第1ライトガイドの出射端の前方に異物が付着していると判断することを特徴とする請求項2に記載の電子内視鏡装置。
  4. 前記光量制御手段は、前記複数のライトガイドのそれぞれに入射する前記照明光の光量が略同一となるように前記複数のライトガイドのそれぞれを部分的に遮光する第1の遮光部と、前記複数のライトガイドの少なくとも一つを除いた残りの少なくとも一つを遮光する第2の遮光部とを有することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の電子内視鏡装置。
  5. 前記制御手段は、前記電子内視鏡の先端部に異物が付着していると判断した場合に、前記モニタ上に警告を表示することを特徴とする請求項1から請求項のいずれか一項に記載の電子内視鏡装置。
  6. 前記電子内視鏡の先端部を洗浄する洗浄手段をさらに有し、
    前記制御手段は、前記電子内視鏡の先端部に異物が付着していると判断した場合に、前記洗浄手段によって前記電子内視鏡の先端部を洗浄することを特徴とする請求項1から請求項のいずれか一項に記載の電子内視鏡装置。
  7. 前記複数のライトガイドが、前記照明光が入射される入射端面において1つに束ねられて形成されていることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか一項に記載の電子内視鏡装置。
  8. 前記制御手段は、前記ビデオ信号に基づいて前記平均輝度値を求めることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか一項に記載の電子内視鏡装置。
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