JP5548577B2 - 触媒装置 - Google Patents
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Description
図11(a)に示すように、触媒装置100は、内部に排気ガスが流され触媒を担持する触媒担体101と、この触媒担体101の外周に沿って設けられる外皮部材102と、この外皮部材102の外周に沿って設けられ外皮部材102を介して触媒担体101を保持するマット103と、このマット103を覆うように設けられるケース部材104とからなる。
外皮部材は、排気ガスの流れ方向を基準として、触媒担体の上流側から下流側に向かって径が連続的に広がる第1テーパ部と、この第1テーパ部よりも下流側に触媒担体の下流側から上流側に向かって径が連続的に広がる第2テーパ部とを有する触媒装置において、
ケース部材は、触媒担体の上流側から軸方向中央まで設けられる上流側ケースと、触媒担体の軸方向中央から下流側まで設けられる下流側ケースとからなり、
上流側ケースは、下流側の端部に、触媒担体から離れるように立上げられる第1立上げ部と、この第1立上げ部の先端から軸に沿って下流側に延ばされる第1延長部とが設けられ、
下流側ケースは、上流側の端部に、触媒担体から離れるように立上げられる第2立上げ部と、この第2立上げ部の先端から軸に沿って上流側に延ばされる第2延長部とが設けられ、
第1延長部と第2延長部とが溶接され、マットは、触媒担体の軸方向中央近傍に配置される部位に切込み部が形成されていることを特徴とする。
外皮部材は、排気ガスの流れ方向を基準として、触媒担体の上流側から下流側に向かって径が連続的に広がる第1テーパ部と、この第1テーパ部よりも下流側に触媒担体の下流側から上流側に向かって径が連続的に広がる第2テーパ部とを有する触媒装置において、
ケース部材は、触媒担体の上流側から軸方向中央まで設けられる上流側ケースと、触媒担体の軸方向中央から下流側まで設けられる下流側ケースとからなり、上流側ケースの下流側端部に設けられた第1の合わせ部と、下流側ケースの上流側端部に設けられた第2の合わせ部とが溶接されてなり、
マットは、第1の合わせ部よりも上流側であって第1テーパ部に巻かれる第1のマットと、第2の合わせ部よりも下流側であって第2テーパ部に巻かれる第2のマットとからなり、第1のマットは、下流側の縁部から触媒担体の軸に沿って切込み部が設けられ、第2のマットは、上流側の縁部から触媒担体の軸に沿って切込み部が設けられることを特徴とする。
下流側ケースは、触媒担体の下流に設けられ排気ガスを排出する排ガス排出部と、この排ガス排出部の上流側端部から軸に対して垂直に広げられ触媒担体の下流側を覆う下流側蓋部とを有することを特徴とする。
さらに、マットは、触媒担体の軸方向中央近傍に配置される部位に切込み部が形成されている。切込み部が形成されるため、マットの中央近傍は広がりやすい。広がりやすいマットの中央近傍に、外皮部材の最も径の大きい部位が配置される。最も径の大きい部位に、マットの切込み部を接触させ、マットを広げながら巻く。マットを広げながら巻くことで、マットが外皮部材から浮き上がることを防止できる。
図1に示されるように、触媒装置10は、内部に排気ガスが流され触媒を担持する触媒担体11と、この触媒担体11の外周に沿って設けられる外皮部材12と、この外皮部材12の外周に沿って設けられ外皮部材12を介して触媒担体11を保持するマット13と、このマット13を覆うように設けられるケース部材14とからなる。
第1テーパ部17は、外皮部材12の厚さを軸方向に沿って変えることで形成される。第2テーパ部18も同様である。
マット13は、金属繊維やセラミックス繊維を含有し、外皮部材12を介して触媒担体11を保持する。
マット13には、抄造マット、バーミキュライトを含んだマット、ニードル、グラスファイバー等任意のマットを用いることができる。
上流側差込部27と下流側差込部33との詳細について次図で説明する。
第1延長部36と第2延長部38とを溶接することで、上流側ケース22と下流側ケース23とは、接合される。
このような触媒装置の組立方法について詳細を次図以降で説明する。
マット13は、触媒担体11の軸方向中央近傍に配置される部位に、菱形の切込み部39が形成されている。また、一端が凸形状部41、他端が凹形状部42とされる。
押し治具44、44は、最大径部21に対応する位置を抑えることでマット13が浮き上がることを防止する。
(b)に示すように、第1ガイドリング45がマット13を押圧し凹ませることで、上流側ケース22を押し込みやすくなる。
上流側ケース22及び下流側ケース23を、押し治具44、44の近傍まで押し込んだら、押し治具44、44を後退させ、第1ガイドリング45、45を上流側ケース22から外し、第2ガイドリング46、46を下流側ケース23から外す。
即ち、触媒担体11の上流側及び下流側への両方向への移動を防止しつつ、マット13の噛込みを防ぐことができる。
このような触媒装置の組立方法について、次図で変更例を説明する。
また、テープ47を貼り付けた上で押し治具で抑える等、これらの手段を組み合わせることもできる。即ち、任意の手段でマット13を抑え、ケース部材へ収納する際に発生し得るマット13が浮き上がることを防止することができる。
図7に示されるように、触媒担体51は、上流側に配置される上流側の端部51aから軸方向中央まで径が連続的に拡大し、下流側の端部51bから軸方向中央まで径が連続的に拡大する形状を呈する。
触媒担体及び外皮部材の変更例について次図以降で説明する。
Claims (4)
- 内部に排気ガスが流され触媒を担持する触媒担体と、この触媒担体の外周に沿って設けられる外皮部材と、この外皮部材の外周に沿って設けられ前記外皮部材を介して前記触媒担体を保持するマットと、このマットを覆うように設けられるケース部材とからなり、
前記外皮部材は、前記排気ガスの流れ方向を基準として、前記触媒担体の上流側から下流側に向かって径が連続的に広がる第1テーパ部と、この第1テーパ部よりも下流側に前記触媒担体の下流側から上流側に向かって径が連続的に広がる第2テーパ部とを有する触媒装置において、
前記ケース部材は、前記触媒担体の上流側から軸方向中央まで設けられる上流側ケースと、前記触媒担体の軸方向中央から下流側まで設けられる下流側ケースとからなり、
前記上流側ケースは、下流側の端部に、前記触媒担体から離れるように立上げられる第1立上げ部と、この第1立上げ部の先端から前記軸に沿って下流側に延ばされる第1延長部とが設けられ、
前記下流側ケースは、上流側の端部に、前記触媒担体から離れるように立上げられる第2立上げ部と、この第2立上げ部の先端から前記軸に沿って上流側に延ばされる第2延長部とが設けられ、
前記第1延長部と前記第2延長部とが溶接され、
前記マットは、前記触媒担体の軸方向中央近傍に配置される部位に切込み部が形成されていることを特徴する触媒装置。 - 前記第1延長部の先端は、前記第2立上げ部から所定の長さだけ離して設けられることを特徴とする請求項1記載の触媒装置。
- 内部に排気ガスが流され触媒を担持する触媒担体と、この触媒担体の外周に沿って設けられる外皮部材と、この外皮部材の外周に沿って設けられ前記外皮部材を介して前記触媒担体を保持するマットと、このマットを覆うように設けられるケース部材とからなり、
前記外皮部材は、前記排気ガスの流れ方向を基準として、前記触媒担体の上流側から下流側に向かって径が連続的に広がる第1テーパ部と、この第1テーパ部よりも下流側に前記触媒担体の下流側から上流側に向かって径が連続的に広がる第2テーパ部とを有する触媒装置において、
前記ケース部材は、前記触媒担体の上流側から軸方向中央まで設けられる上流側ケースと、前記触媒担体の軸方向中央から下流側まで設けられる下流側ケースとからなり、前記上流側ケースの下流側端部に設けられた第1の合わせ部と、前記下流側ケースの上流側端部に設けられた第2の合わせ部とを合わせて溶接することで形成され、
前記マットは、前記第1の合わせ部よりも上流側であって前記第1テーパ部に巻かれる第1のマットと、前記第2の合わせ部よりも下流側であって前記第2テーパ部に巻かれる第2のマットとからなり、
前記第1のマットは、下流側の縁部から前記触媒担体の軸に沿って切込み部が設けられ、前記第2のマットは、上流側の縁部から前記触媒担体の軸に沿って切込み部が設けられることを特徴とする触媒装置。 - 前記上流側ケースは、前記触媒担体の上流に設けられ前記排気ガスを導入する排ガス導入部と、この排ガス導入部の下流側端部から前記触媒担体の軸に対して垂直に広げられ前記触媒担体の上流側を覆う上流側蓋部とを有し、
前記下流側ケースは、前記触媒担体の下流に設けられ前記排気ガスを排出する排ガス排出部と、この排ガス排出部の上流側端部から前記軸に対して垂直に広げられ前記触媒担体の下流側を覆う下流側蓋部とを有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の触媒装置。
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