JP5545626B2 - 加飾部品の製造方法、部品の加飾方法 - Google Patents
加飾部品の製造方法、部品の加飾方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5545626B2 JP5545626B2 JP2009287692A JP2009287692A JP5545626B2 JP 5545626 B2 JP5545626 B2 JP 5545626B2 JP 2009287692 A JP2009287692 A JP 2009287692A JP 2009287692 A JP2009287692 A JP 2009287692A JP 5545626 B2 JP5545626 B2 JP 5545626B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pattern
- laser irradiation
- clear coat
- drawing layer
- forming step
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
- Decoration By Transfer Pictures (AREA)
- Laser Beam Processing (AREA)
Description
請求項5に記載の発明は、ワークの表面上に、基絵柄を模した絵柄が描画された描画層を形成する描画層形成工程と、前記描画層形成工程後に前記描画層を保護するクリアコート層を形成するクリアコート層形成工程とを経て、加飾部品を製造する方法であって、前記描画層形成工程後かつ前記クリアコート層形成工程後に実行され、前記描画層に描画された実際の絵柄の画像を撮像するとともに、前記実際の絵柄の画像を撮像して得た絵柄画像データを生成する撮像工程と、前記撮像工程において生成された絵柄画像データに基づいて、前記クリアコート層の異物付着部分を不良部分として検出する不良部分検出工程と、前記不良部分が検出された場合に、前記絵柄画像データを、レーザー照射を行うためのレーザー照射データに変換するデータ変換工程と、前記レーザー照射データに基づいて前記クリアコート層に対する前記レーザー照射を行うことにより、前記異物付着部分を除去するレーザー照射工程とを行うことを特徴とする加飾部品の製造方法をその要旨とする。
請求項6に記載の発明は、ワークの表面上に、基絵柄を模した絵柄が描画された描画層を形成する描画層形成工程と、前記描画層形成工程後に前記描画層を保護するクリアコート層を形成するクリアコート層形成工程とを経て製造された部品を加飾する方法であって、前記描画層形成工程後かつ前記クリアコート層形成工程後に実行され、前記描画層に描画された実際の絵柄の画像を撮像するとともに、前記実際の絵柄の画像を撮像して得た絵柄画像データを生成する撮像工程と、前記撮像工程において生成された絵柄画像データに基づいて、前記クリアコート層の異物付着部分を不良部分として検出する不良部分検出工程と、前記不良部分が検出された場合に、前記絵柄画像データを、レーザー照射を行うためのレーザー照射データに変換するデータ変換工程と、前記レーザー照射データに基づいて前記クリアコート層に対する前記レーザー照射を行うことにより、前記異物付着部分を除去するレーザー照射工程とを行うことを特徴とする部品の加飾方法をその要旨とする。
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図面に基づき詳細に説明する。
次に、本発明を具体化した第2実施形態を図面に基づき説明する。ここでは第1実施形態と相違する部分を中心に説明し、共通する部分については同じ部材番号を付す代わりに説明を省略する。
2…ワークとしての樹脂成形体
3…ワークの表面としてのワーク表面
10…描画層
15,15a,65…レーザー被加工部としての溝部
16…絵柄
17…クリアコート層
61…不良部分としての描画層の欠損部分
62…不良部分としての描画層の余剰部分
63…不良部分としての描画層の異物付着部分
64…不良部分としてのクリアコート層の異物付着部分
66…レーザー被加工部としての変色部
Claims (6)
- ワークの表面上に、基絵柄を模した絵柄が描画された描画層を形成する描画層形成工程と、前記描画層形成工程後に前記描画層を保護するクリアコート層を形成するクリアコート層形成工程とを経て、加飾部品を製造する方法であって、
前記絵柄を示す絵柄画像データを、レーザー照射を行うためのレーザー照射データに変換するデータ変換工程と、
前記クリアコート層形成工程後に実行され、前記レーザー照射データに基づいて前記クリアコート層に対する前記レーザー照射を行うことにより、前記絵柄を加飾するレーザー被加工部を前記絵柄を基準とした所定位置に形成するレーザー照射工程と
を行うとともに、
前記描画層形成工程では、基材上に前記描画層を形成してなる転写フィルムを水面に浮かべた状態で、前記転写フィルムの上方から前記ワークを押し付けることにより、前記ワークの表面上に前記描画層を水圧で転写し、
前記描画層形成工程後かつ前記クリアコート層形成工程の前または後に、前記描画層に描画された実際の絵柄の画像を撮像するとともに、前記実際の絵柄の画像を撮像して得た絵柄画像データを生成する撮像工程を行い、
前記データ変換工程では、前記撮像工程において生成された絵柄画像データを前記レーザー照射データに変換する
ことを特徴とする加飾部品の製造方法。 - ワークの表面上に、基絵柄を模した絵柄が描画された描画層を形成する描画層形成工程と、前記描画層形成工程後に前記描画層を保護するクリアコート層を形成するクリアコート層形成工程とを経て製造された部品を加飾する方法であって、
前記絵柄を示す絵柄画像データを、レーザー照射を行うためのレーザー照射データに変換するデータ変換工程と、
前記クリアコート層形成工程後に実行され、前記レーザー照射データに基づいて前記クリアコート層に対する前記レーザー照射を行うことにより、前記絵柄を加飾するレーザー被加工部を前記絵柄を基準とした所定位置に形成するレーザー照射工程と
を行うとともに、
前記描画層形成工程では、基材上に前記描画層を形成してなる転写フィルムを水面に浮かべた状態で、前記転写フィルムの上方から前記ワークを押し付けることにより、前記ワークの表面上に前記描画層を水圧で転写し、
前記描画層形成工程後かつ前記クリアコート層形成工程の前または後に、前記描画層に描画された実際の絵柄の画像を撮像するとともに、前記実際の絵柄の画像を撮像して得た絵柄画像データを生成する撮像工程を行い、
前記データ変換工程では、前記撮像工程において生成された絵柄画像データを前記レーザー照射データに変換する
ことを特徴とする部品の加飾方法。 - ワークの表面上に、基絵柄を模した絵柄が描画された描画層を形成する描画層形成工程と、前記描画層形成工程後に前記描画層を保護するクリアコート層を形成するクリアコート層形成工程とを経て、加飾部品を製造する方法であって、
前記描画層形成工程後かつ前記クリアコート層形成工程の前または後に実行され、前記描画層に描画された実際の絵柄の画像を撮像するとともに、前記実際の絵柄の画像を撮像して得た絵柄画像データを生成する撮像工程と、
前記撮像工程において生成された絵柄画像データに基づいて、前記描画層の欠損部分、余剰部分及び異物付着部分のうち、少なくとも1つの不良部分を検出する不良部分検出工程と、
前記不良部分が検出された場合に、前記絵柄画像データを、レーザー照射を行うためのレーザー照射データに変換するデータ変換工程と、
前記不良部分が前記欠損部分である場合に、前記レーザー照射データに基づいて前記クリアコート層に対する前記レーザー照射を行うことにより、レーザー被加工部を前記クリアコート層において前記欠損部分と対応する位置に形成して前記欠損部分に存在すべき描画層を補うか、あるいは、前記不良部分が前記余剰部分または前記異物付着部分である場合に、前記レーザー照射データに基づいて前記描画層及び前記クリアコート層の少なくとも一方に対する前記レーザー照射を行うことにより、前記余剰部分または前記異物付着部分を除去するレーザー照射工程と
を行うことを特徴とする加飾部品の製造方法。 - ワークの表面上に、基絵柄を模した絵柄が描画された描画層を形成する描画層形成工程と、前記描画層形成工程後に前記描画層を保護するクリアコート層を形成するクリアコート層形成工程とを経て製造された部品を加飾する方法であって、
前記描画層形成工程後かつ前記クリアコート層形成工程の前または後に実行され、前記描画層に描画された実際の絵柄の画像を撮像するとともに、前記実際の絵柄の画像を撮像して得た絵柄画像データを生成する撮像工程と、
前記撮像工程において生成された絵柄画像データに基づいて、前記描画層の欠損部分、余剰部分及び異物付着部分のうち、少なくとも1つの不良部分を検出する不良部分検出工程と、
前記不良部分が検出された場合に、前記絵柄画像データを、レーザー照射を行うためのレーザー照射データに変換するデータ変換工程と、
前記不良部分が前記欠損部分である場合に、前記レーザー照射データに基づいて前記クリアコート層に対する前記レーザー照射を行うことにより、レーザー被加工部を前記クリアコート層において前記欠損部分と対応する位置に形成して前記欠損部分に存在すべき描画層を補うか、あるいは、前記不良部分が前記余剰部分または前記異物付着部分である場合に、前記レーザー照射データに基づいて前記描画層及び前記クリアコート層の少なくとも一方に対する前記レーザー照射を行うことにより、前記余剰部分または前記異物付着部分を除去するレーザー照射工程と
を行うことを特徴とする部品の加飾方法。 - ワークの表面上に、基絵柄を模した絵柄が描画された描画層を形成する描画層形成工程と、前記描画層形成工程後に前記描画層を保護するクリアコート層を形成するクリアコート層形成工程とを経て、加飾部品を製造する方法であって、
前記描画層形成工程後かつ前記クリアコート層形成工程後に実行され、前記描画層に描画された実際の絵柄の画像を撮像するとともに、前記実際の絵柄の画像を撮像して得た絵柄画像データを生成する撮像工程と、
前記撮像工程において生成された絵柄画像データに基づいて、前記クリアコート層の異物付着部分を不良部分として検出する不良部分検出工程と、
前記不良部分が検出された場合に、前記絵柄画像データを、レーザー照射を行うためのレーザー照射データに変換するデータ変換工程と、
前記レーザー照射データに基づいて前記クリアコート層に対する前記レーザー照射を行うことにより、前記異物付着部分を除去するレーザー照射工程と
を行うことを特徴とする加飾部品の製造方法。 - ワークの表面上に、基絵柄を模した絵柄が描画された描画層を形成する描画層形成工程と、前記描画層形成工程後に前記描画層を保護するクリアコート層を形成するクリアコート層形成工程とを経て製造された部品を加飾する方法であって、
前記描画層形成工程後かつ前記クリアコート層形成工程後に実行され、前記描画層に描画された実際の絵柄の画像を撮像するとともに、前記実際の絵柄の画像を撮像して得た絵柄画像データを生成する撮像工程と、
前記撮像工程において生成された絵柄画像データに基づいて、前記クリアコート層の異物付着部分を不良部分として検出する不良部分検出工程と、
前記不良部分が検出された場合に、前記絵柄画像データを、レーザー照射を行うためのレーザー照射データに変換するデータ変換工程と、
前記レーザー照射データに基づいて前記クリアコート層に対する前記レーザー照射を行うことにより、前記異物付着部分を除去するレーザー照射工程と
を行うことを特徴とする部品の加飾方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009287692A JP5545626B2 (ja) | 2009-12-18 | 2009-12-18 | 加飾部品の製造方法、部品の加飾方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009287692A JP5545626B2 (ja) | 2009-12-18 | 2009-12-18 | 加飾部品の製造方法、部品の加飾方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011126179A JP2011126179A (ja) | 2011-06-30 |
JP5545626B2 true JP5545626B2 (ja) | 2014-07-09 |
Family
ID=44289299
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009287692A Expired - Fee Related JP5545626B2 (ja) | 2009-12-18 | 2009-12-18 | 加飾部品の製造方法、部品の加飾方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5545626B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5497093B2 (ja) * | 2012-03-28 | 2014-05-21 | トリニティ工業株式会社 | 車両用加飾部品の製造方法、車両用加飾部品 |
JP6359424B2 (ja) * | 2014-10-30 | 2018-07-18 | トリニティ工業株式会社 | 加飾部品及びその製造方法 |
DE102018128843A1 (de) * | 2018-11-16 | 2020-05-20 | Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft | Verfahren zur Erzeugung eines Ornamentes in einer Klarlackschicht |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002292754A (ja) * | 2001-03-29 | 2002-10-09 | Nissha Printing Co Ltd | 多色意匠を有する成形品とその製造方法、およびその製造方法に用いるレーザーエッチング転写箔 |
JP2006068760A (ja) * | 2004-08-31 | 2006-03-16 | Sunx Ltd | レーザマーキング方法及びレーザマーキング装置 |
JP4668083B2 (ja) * | 2006-02-14 | 2011-04-13 | 紀伊産業株式会社 | 模様付成形体の製法およびそれによって得られる模様付成形体 |
JP5202871B2 (ja) * | 2007-05-28 | 2013-06-05 | 紀伊産業株式会社 | コンパクト容器用加飾成形体の製法およびそれによって得られるコンパクト容器用加飾成形体。 |
JP5148964B2 (ja) * | 2007-10-16 | 2013-02-20 | 紀伊産業株式会社 | 組み合わせ成形体の製法およびそれによって得られる組み合わせ成形体 |
JP5207890B2 (ja) * | 2008-09-10 | 2013-06-12 | トリニティ工業株式会社 | 自動車用加飾部品の表面加飾システム |
-
2009
- 2009-12-18 JP JP2009287692A patent/JP5545626B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011126179A (ja) | 2011-06-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5424910B2 (ja) | 加飾部品の製造方法、部品の加飾方法 | |
JP5207890B2 (ja) | 自動車用加飾部品の表面加飾システム | |
JP5377246B2 (ja) | 自動車用加飾部品の製造方法 | |
CN102202882B (zh) | 包裹的三维成形制品及其制备方法 | |
JP5545626B2 (ja) | 加飾部品の製造方法、部品の加飾方法 | |
CA2458652A1 (en) | Digitally printed products and process | |
JP6262517B2 (ja) | 部品の加飾方法及び加飾部品 | |
JP5618769B2 (ja) | 樹脂成形体の加飾装置及び加飾方法 | |
WO2010103232A1 (fr) | Dispositif de marquage adhésif comportant un film support et procédé de réalisation d'un tel dispositif | |
JP5178418B2 (ja) | 自動車用加飾部品の製造方法、及び自動車用加飾部品 | |
WO2007063739A1 (ja) | 表面に凹凸模様を有する製品及び該凹凸模様を形成する方法 | |
TW202116583A (zh) | 車輛飾板及其成形方法 | |
JP5501200B2 (ja) | 部品の加飾装置及び加飾方法 | |
KR101102201B1 (ko) | 홀로그램 수압 전사 필름 및 홀로그램 수압 전사품 | |
JP6359424B2 (ja) | 加飾部品及びその製造方法 | |
JP6965037B2 (ja) | 加飾部品及びその製造方法 | |
WO2016056400A1 (ja) | 加飾部品の製造方法 | |
JP2018167422A (ja) | 立体成型加飾体およびその製造方法 | |
JPS6040397B2 (ja) | 部分蒸着転写シ−トの製造方法 | |
JP5918567B2 (ja) | 加飾パネルの製造方法 | |
JP2004202807A (ja) | 転写シート及びその製造方法 | |
JP2016068050A (ja) | 加飾部品の製造方法、加飾部品の製造設備 | |
JP2014184620A (ja) | 加飾品の製造方法 | |
EP3972820B1 (fr) | Système et procédé pour le traitement de surface sélectif et localisé de pièces, notamment par dépôt de matière | |
JP6312577B2 (ja) | 加飾部品及びその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20121101 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140204 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140331 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140507 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140507 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5545626 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |