JP5434329B2 - 処理液供給装置及び処理液供給方法 - Google Patents
処理液供給装置及び処理液供給方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5434329B2 JP5434329B2 JP2009169471A JP2009169471A JP5434329B2 JP 5434329 B2 JP5434329 B2 JP 5434329B2 JP 2009169471 A JP2009169471 A JP 2009169471A JP 2009169471 A JP2009169471 A JP 2009169471A JP 5434329 B2 JP5434329 B2 JP 5434329B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flow rate
- container
- liquid
- processing liquid
- level
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
- Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)
Description
特許文献1〜3には、落下してくる液体の液滴を光電センサーにより検出することが記載されているが、処理液の供給ラインにおける機器の数を低減させることに関しては記載されていない。
気密な容器と、
この容器内の上部に開口し、前記送り出し部から処理液が送り出される第1の流路と、
前記第1の流路から容器内に処理液が供給されたときに当該液量分の処理液が容器内から押し出されてノズル側に送り出されるために当該容器の底部に接続され、途中に開閉バルブが設けられた第2の流路と、
この第1の流路から容器内に滴下される液滴を検知するために液滴の落下軌跡を横切るように光軸が形成された光電センサーと、
この光電センサーからの検知信号に基づいて処理液の流量を計測する流量監視部と、
前記容器の上部に設けられ、排気バルブを介して大気に開口する排気路と、
前記容器内の液面レベルが下限レベルに達したか否かを監視し、下限レベルに達したことを検知したときに、前記第2の流路の開閉バルブを閉じると共に排気バルブを開放し、容器内の液面が予め設定したレベルとなるように前記送り出し部から当該容器内に処理液を送り出すように制御信号を出力する制御部と、を備えたことを特徴とする。
前記送り出し部から処理液を第1の流路を介して気密な容器内にその上部から滴下し、当該液量分の処理液が容器内から押し出されて、容器の底部に接続された第2の流路を介して前記供給ノズルに送り出される工程と、
前記容器内における液滴の落下軌跡を横切るように光軸が形成された光電センサーからの検知信号に基づいて処理液の流量を計測する工程と、
前記容器内の液面レベルが下限レベルに達したか否かを監視し、下限レベルに達したことを検知したときに、前記第2の流路の開閉バルブを閉じると共に前記容器の上部に接続された排気路を大気に開放し、容器内の液面が予め設定したレベルとなるように前記送り出し部から当該容器内に処理液を送り出す工程と、を含むことを特徴とする。
前記カップ体41の上方には供給ノズル45が設けられている。供給ノズル45は、アーム45aに支持された状態で、スピンチャック42に保持されたウエハWの中央にレジスト液を吐出することができるように構成されている。
また、吐出圧と口径サイズが同じであれば、液滴のサイズはレジスト液の粘度により異なるため、前記補正値はレジスト液の種類(薬液成分の種類あるいは溶媒による希釈率)ごとに既述のように実測に基づいて求めて記憶部に記憶しておくことができる。
液面レベルが下限レベルを下回るときには通常レジスト液の吐出がされているときであるから、その吐出を続行、終了した上で排気バルブV4の開放が行われる場合が多いと考えられる。
ここで「H」の期間について上述のように単位パルス数ごとに平均値を求めても良いが、平均値を求めずに各パルスごとに求めた「H」の期間をそのまま落下間隔ΔTとして取り扱ってもよい。また落下間隔ΔTは、前記パルス列において「H」の期間とする代わりに、例えば「H」の立ち上がりの間隔(光軸に対して液滴が通過し終えた時点から次の液滴が通過し終える時点までの間隔)あるいは「H」の立ち下がりの間隔(光軸に対して液滴が通過し始めた時点から次の液滴が通過し始めた時点までの間隔)としてもよい。この第2の実施形態においても第1の実施形態と同様の効果が得られる。そして既述のように第1の実施形態ではレジスト液の液滴の体積が大きい場合には分解能が低下するが、第2の実施の形態では、液滴の体積が大きい場合であっても精度高く流量の測定を行うことができる。
11 薬液ボトル
13 バッファタンク
15 ポンプ
24 第1の供給管
25 第2の供給管
3 流量計測部
31 容器
33 光電センサー
33c 光軸
34 下限レベル検知部
35 上限レベル検知部
40 液処理モジュール
42 スピンチャック
8 制御部
81 流量監視プログラム
82 記憶部
83 液面制御プログラム
84 アラーム発生部
Claims (10)
- 処理液の送り出し部と送り出された処理液を基板に吐出する供給ノズルとの間に設けられた処理液供給装置において、
気密な容器と、
この容器内の上部に開口し、前記送り出し部から処理液が送り出される第1の流路と、
前記第1の流路から容器内に処理液が供給されたときに当該液量分の処理液が容器内から押し出されてノズル側に送り出されるために当該容器の底部に接続され、途中に開閉バルブが設けられた第2の流路と、
この第1の流路から容器内に滴下される液滴を検知するために液滴の落下軌跡を横切るように光軸が形成された光電センサーと、
この光電センサーからの検知信号に基づいて処理液の流量を計測する流量監視部と、
前記容器の上部に設けられ、排気バルブを介して大気に開口する排気路と、
前記容器内の液面レベルが下限レベルに達したか否かを監視し、下限レベルに達したことを検知したときに、前記第2の流路の開閉バルブを閉じると共に排気バルブを開放し、容器内の液面が予め設定したレベルとなるように前記送り出し部から当該容器内に処理液を送り出すように制御信号を出力する制御部と、を備えたことを特徴とする処理液供給装置。 - 前記流量監視部は、計測した流量が設定流量から外れたときにアラームを出力するアラーム発生部を備えたことを特徴とする請求項1記載の処理液供給装置。
- 前記流量監視部は、送り出し部の送り出し流量が設定流量となるように制御信号を出力することを特徴とする請求項1または2記載の処理液供給装置。
- 前記流量監視部は、光電センサーからの検知信号に基づいて液滴をカウントし、予め求めた液滴の体積と単位時間当たりのカウント数とに基づいて処理液の流量を求めることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一つに記載の処理液供給装置。
- 前記流量監視部は、予め処理液の流量と第1の流路から容器内に滴下される液滴の間隔時間との関係データを記憶する記憶部と、光電センサーからの検知信号に基づいて前記間隔時間を計測し、計測結果と前記関係データとに基づいて処理液の流量を求めることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一つに記載の処理液供給装置。
- 処理液の送り出し部から処理液を送り出し、供給ノズルから基板に吐出する処理液の供給方法において、
前記送り出し部から処理液を第1の流路を介して気密な容器内にその上部から滴下し、当該液量分の処理液が容器内から押し出されて、容器の底部に接続された第2の流路を介して前記供給ノズルに送り出される工程と、
前記容器内における液滴の落下軌跡を横切るように光軸が形成された光電センサーからの検知信号に基づいて処理液の流量を計測する工程と、
前記容器内の液面レベルが下限レベルに達したか否かを監視し、下限レベルに達したことを検知したときに、前記第2の流路の開閉バルブを閉じると共に前記容器の上部に接続された排気路を大気に開放し、容器内の液面が予め設定したレベルとなるように前記送り出し部から当該容器内に処理液を送り出す工程と、を含むことを特徴とする処理液の供給方法。 - 計測した処理液の流量が設定流量から外れたときにアラームを出力する工程を含むことを特徴とする請求項6記載の処理液供給方法。
- 送り出し部の送り出し流量が設定流量となるように制御する工程を含むことを特徴とする請求項6または7記載の処理液供給方法。
- 処理液の流量を計測する工程は、光電センサーからの検知信号に基づいて液滴をカウントし、予め求めた液滴の体積と単位時間当たりのカウント数とに基づいて処理液の流量を求める工程であることを特徴とする請求項6ないし8のいずれか一つに記載の処理液供給方法。
- 処理液の流量を計測する工程は、光電センサーからの検知信号に基づいて前記間隔時間を計測する工程と、予め処理液の流量と第1の流路から容器内に滴下される液滴の間隔時間との関係データを用い、計測結果と前記関係データとに基づいて処理液の流量を求める工程とを含むことを特徴とする請求項6ないし8のいずれか一つに記載の処理液供給方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009169471A JP5434329B2 (ja) | 2009-07-17 | 2009-07-17 | 処理液供給装置及び処理液供給方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009169471A JP5434329B2 (ja) | 2009-07-17 | 2009-07-17 | 処理液供給装置及び処理液供給方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011023669A JP2011023669A (ja) | 2011-02-03 |
JP5434329B2 true JP5434329B2 (ja) | 2014-03-05 |
Family
ID=43633456
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009169471A Expired - Fee Related JP5434329B2 (ja) | 2009-07-17 | 2009-07-17 | 処理液供給装置及び処理液供給方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5434329B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5872983B2 (ja) | 2012-08-23 | 2016-03-01 | 東京エレクトロン株式会社 | 塗布装置 |
KR102262111B1 (ko) * | 2014-05-30 | 2021-06-10 | 세메스 주식회사 | 처리 유체 공급 유닛 |
CN105944182B (zh) * | 2016-04-26 | 2023-12-29 | 上海金标生物科技有限公司 | 一种滴式输液控制系统 |
CN105983158B (zh) * | 2016-04-26 | 2023-10-20 | 上海金标生物科技有限公司 | 一种输液控制系统 |
JP7149111B2 (ja) * | 2017-06-30 | 2022-10-06 | 株式会社Screenホールディングス | 基板処理装置および基板処理方法 |
JP7220577B2 (ja) * | 2019-02-01 | 2023-02-10 | 東京エレクトロン株式会社 | 基板処理装置、基板処理装置の制御方法及び記憶媒体 |
CN118090082B (zh) * | 2024-04-24 | 2024-08-13 | 成都蓉城慧数测控技术有限公司 | 一种漏油定量监测系统及方法 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0231785Y2 (ja) * | 1985-08-26 | 1990-08-28 | ||
JPH03275161A (ja) * | 1990-03-26 | 1991-12-05 | Tokai Rika Co Ltd | チューブ圧送式吐出装置の吐出量自動制御システム |
JPH07144020A (ja) * | 1991-08-23 | 1995-06-06 | Genshiro Ogawa | 輸液の点滴量調節装置 |
JP3532330B2 (ja) * | 1995-10-26 | 2004-05-31 | 大日本スクリーン製造株式会社 | 半導体製造装置における薬液自動供給機構 |
JP4117667B2 (ja) * | 1998-07-02 | 2008-07-16 | 株式会社ジェイ・エム・エス | 点滴筒 |
JP4659345B2 (ja) * | 2003-07-25 | 2011-03-30 | 芝浦メカトロニクス株式会社 | 塗布装置および塗布方法 |
JP5015655B2 (ja) * | 2007-05-09 | 2012-08-29 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 液体材料供給装置およびこれを用いた液体材料供給方法 |
-
2009
- 2009-07-17 JP JP2009169471A patent/JP5434329B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011023669A (ja) | 2011-02-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5434329B2 (ja) | 処理液供給装置及び処理液供給方法 | |
TWI742392B (zh) | 補正方法、基板處理裝置及基板處理系統 | |
KR101811469B1 (ko) | 액처리 장치, 액처리 방법 및 기억 매체 | |
JP5030767B2 (ja) | 基板処理装置、および基板処理装置の異常処理方法 | |
TWI664350B (zh) | 多級泵及泵送系統 | |
JP6487168B2 (ja) | 基板処理装置および基板処理方法 | |
KR20230121027A (ko) | 처리 장치, 처리 방법 및 기억 매체 | |
JP6553353B2 (ja) | 基板処理方法及びその装置 | |
US20180236510A1 (en) | Substrate processing apparatus and substrate processing method | |
US10083845B2 (en) | Substrate processing apparatus, substrate processing method and storage medium | |
KR20110004278A (ko) | 액처리 장치, 액처리 방법 및 기억 매체 | |
JP2019012824A (ja) | 基板処理装置および基板処理方法 | |
JP2008098426A (ja) | 基板処理装置 | |
US20070207259A1 (en) | Track lithography system with integrated photoresist pump, filter, and buffer vessel | |
JP3390314B2 (ja) | 基板処理装置 | |
KR20070093696A (ko) | 반도체 제조설비의 진공 시스템 | |
KR102480255B1 (ko) | 처리 장치, 이상 검지 방법 및 기억 매체 | |
KR102723941B1 (ko) | 기판 처리 장치, 기판 처리 방법 및 기억 매체 | |
WO2023182064A1 (ja) | 基板処理装置 | |
JP7487006B2 (ja) | 基板液処理装置及び基板液処理方法 | |
JP7253961B2 (ja) | 基板処理装置及び異常検出方法 | |
JPH06347394A (ja) | 流動体の粘度測定方法および装置 | |
KR20020083296A (ko) | 스핀코팅장치의 포토레지스트 용액 공급장치 및 방법 | |
JP2005207963A (ja) | 流体供給監視装置及び基板処理装置 | |
JP6534577B2 (ja) | 基板処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110808 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130729 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130813 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131015 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131112 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131125 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5434329 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |