JP5422330B2 - 歩行者検出システム - Google Patents
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Description
そこで、取捨選択部では、複数の歩行者候補の画像上の高さの平均値と、各歩行者候補の画像上の高さとに基づいて、適正であるか否かを判定し、不適なものは歩行者から棄却する。
歩行者候補を、相関するテンプレートごとにグループ分けする構成では、あるグループにおいて、歩行者候補として、歩行者以外の画像によるもの1つのみが検出された場合、その平均値は、本来歩行者の位置を示す値から離れた値となるおそれがある。
したがって、テンプレートの上下方向寸法にかかわらず、歩行者候補の高さ方向の中心も、画像の高さ方向の中心付近に配置される。
よって、テンプレートの上下方向寸法の違いにかかわらず、全歩行者候補の高さの平均値と各歩行者候補の高さとの乖離度に基づいて、歩行者候補が適正な位置に配置されているか否か判定することができる。
まず、実施例1の歩行者検出システム100の構成について説明する。
図1は、実施例1の歩行者検出システム100を示すブロック図であり、この歩行者検出システム100は、赤外線カメラ(撮像装置)10、歩行者検出部(歩行者検出手段)20、歩行者位置表示部30、画像表示部40を備えている。
本実施例1では、画像から歩行者Mを検知する手法としては、あらかじめ歩行者MのテンプレートT1〜T3(図3参照)を用意して、これらのテンプレートT1〜T3と画像内の歩行者Mが存在する可能性のあるエリアの類似性を求め、類似性が高い場合に、歩行者Mと判定するいわゆる「パターンマッチング」を用いている。
「物体のエッジ情報比較」は、画像全体の明るさに依存しないために、天候や太陽位置に左右される車両用などの野外での機器での使用に適している。また、エッジ情報は二値あるいは少ない階調で表現可能なために、扱うデータ量も少なく検知処理の多くの割合を占めるテンプレートとの類似度の計算が少なくて済む。そこで、本実施例1では、「物体のエッジ情報比較」を用いている。
エッジ検出部22は、輝度調整部21によりコントラストが高められた画像におけるエッジを検出する。
次に、相関値検出部24の相関値を求める演算について説明を加える。
この相関値を求める演算としては、いくつかの手法が使われているが、本実施例1では、そのひとつの例として差分絶対値積(SAD:Sum of Absolute Difference)を式(1)に示す。
SAD=Σ|Ser(i,j)−Temp(i,j)| ・・・(1)
ここで、Tmp(i,j) は、テンプレート画像の位置(i,j)の画素値、Ser(i,j)は、調査画像の相関値を求める画像位置の周囲をテンプレートと同じ大きさに切り出した画像中の位置(i,j)の画素値である。
SADn=1−(SAD/(I×J×D) ・・・(2)
以上の演算を、赤外線カメラ10の画像の調査領域全体に亘って求め、相関マップを作成する。
この相関関係を、図4を用いて説明する。
図4において、Mが歩行者、Rが赤外線カメラ10のレンズ、Sが赤外線カメラ10の撮像素子(スクリーン)である。また、Tが歩行者Mの高さ(身長)、Lが歩行者Mの赤外線カメラ10からの距離、fがレンズRの焦点距離、Hが赤外線カメラ10の取付高さ、yが歩行者Mの下端(足)が撮像素子(スクリーン)Sに結像する位置であって、撮像素子(スクリーン)S中心からの距離、ytが歩行者Mの高さTの撮像素子(スクリーン)S上の寸法である。なお、撮像素子(スクリーン)S上の結像位置は、カメラ映像の位置に対応する。ただし、撮像素子(スクリーン)S上の上下位置関係はカメラ映像では反転する。
y=f×H/L ・・・(3)
yt=y−{f×(H−T)}/L ・・・(4)
本実施例1では、これを利用して、得られた複数の歩行者検出処理による候補の傾向をみて、これらの関係から大きく外れている歩行者検出処理による候補を棄却することにより、誤検出を低減させるようにしている。
エッジ検出部22から画像が各入力されると、第1〜第3相関マップ作成部24a,24b,24cのそれぞれにおいて、各テンプレートT1〜T3に対応する相関マップが求められる。
この時、画面上の位置が、隣接した位置となった場合には、各テンプレートT1〜T3の大きさを考慮して、同じ対象物(歩行者)に対する重複したリストアップを避ける必要がある。そこで、このリストから、位置と相関値との大きさを考慮し、歩行者候補MKの範囲を絞り込む。
さらに、歩行者検出部20では、本発明の目的である誤検出低減を図るために、前述した取捨選択部26において、歩行者候補MKの中から、歩行者Mの可能性が高いものは残し、歩行者M以外である可能性が高いものを取り除く取捨選択処理を実行する。
以下、その詳細について説明する。
ステップS6では、全ての歩行者候補MK(a)〜(e)についてステップS3からの処理を終えたか否か判定し、終えていない場合はステップS3に戻り、終えた場合は、取捨選択処理を終了する。例えば、歩行者候補MK(a)からMK(e)に向けて順に処理を行う場合、歩行者候補MK(a)について処理を終えた場合は、歩行者候補MK(b)についてステップS3からの処理を行い、歩行者候補MK(b)についてステップS3からの処理を終えたら歩行者候補MK(c)について処理を行い、歩行者候補MK(e)の処理が終わった時点で、終了する。
また、ここで全ての歩行者候補MKの「全て」とは、第1〜第3テンプレートT1〜T3のいずれか1つのテンプレートに対して相関値の高い歩行者候補MKの「全て」のことであり、以上の処理を、各テンプレートT1〜T3についてそれぞれ実施する。
次に、実施例1の歩行者検出システム100の作用を説明する。
夜間走行時には、赤外線カメラ10で車両前方の撮影を行う。このとき、得られた画像の一例が図7に示す画像である。
歩行者検出部20では、輝度調整部21における輝度調整、エッジ検出部22におけるエッジ検出を行った画像に対し、相関値検出部24において、第1〜第3歩行者テンプレートT1〜T3のそれぞれとの相関値を求める。
さらに、相関領域最大値検出部25では、相関値があらかじめ設定された閾値(本実施例1では、0.8)よりも高い相関値を有し、かつ、データセットのx値およびy値が近接しないデータセットを、歩行者候補MK(a)〜(e)としてリストアップする。
なお、図7に示す例は、第3テンプレートT3との相関が高かった歩行者候補MK(a)〜(e)がリストアップされているものとし、他のテンプレートT1,T2についても、同様に歩行者候補MKがリストアップして、対応するテンプレートごとに歩行者候補MKのグループを形成する。
まず、歩行者候補グループの歩行者候補MK(a)〜(e)の高さデータ(y値)の平均値Yを求める。そして、この平均値Yと、各歩行者候補MK(a)〜(e)の高さデータ(y値)とを比較して差分絶対値DYを求め、この差分絶対値DYが差分閾値TH未満の歩行者候補MK(b)〜(e)を残し、差分閾値TH以上の歩行者候補MK(a)は棄却する。
以上説明してきた実施例1の歩行者検出システム100は、以下に列挙する効果を奏する。
a)取捨選択部26により、歩行者候補MK(a)〜(e)が複数存在する場合、各テンプレートT1〜T3との相関値は高くても、他の歩行者候補(MK(b)〜(e))とは異なる位置に配置されたもの(MK(a))は、歩行者M以外のものとして、候補から取り除くようにした。
これにより、非歩行者の画像に基づく歩行者候補MKが棄却され、歩行者Mの検出精度を向上させることができる。
よって、このように、本実施例1では、システムの処理量を大きく増やしたり、工程制約(取付精度向上)を付加したりすることなく、上記a)のように歩行者Mの検出率向上を実現可能とした。
以下に、他の実施例について説明するが、これら他の実施例は、実施例1の変形例であるため、その相違点についてのみ説明し、実施例1あるいは他の実施例と共通する構成については共通する符号を付けることで説明を省略する。
図11は取捨選択処理の全体の流れを示しており、まず、ステップS210では、全体基準ライン算出処理を行い、画面全体での全体基準ラインLZを求めた後、ステップS220に進む。
なお、詳細は後述するが、全体基準ラインLZは、各グループ基準ラインLA〜LCのいずれか1つのラインに一致している。また、図10に示すように、各グループ基準ラインLA〜LCの間の差分設定値Dca,Dcbがあらかじめ設定されている。したがって、全体基準ライン(平均値Y)LZを元に、差分設定値Dca,Dcbを加算あるいは減算して、各グループ基準ラインLA〜LCを求めることができ、これら各グループ基準ラインLA〜LCは、それぞれグループ平均値Ya,Yb,Ycを示している。
また、前述の差分設定値Dcaは、第1グループ基準ラインLAと第3グループ基準ラインLCとの差であり、差分設定値Dcbは、第2グループ基準ラインLBと第3グループ基準ラインLCとの差である。
まず、ステップS211において、最も小さいテンプレートである第3テンプレートT3に相関する相関リストデータセットを取り込んだ後、ステップS212に進む。なお、テンプレートの数が本実施例の「3」よりも多い場合、その最も小さなテンプレートに相関する相関リストデータを取り込む。
すなわち、相関リストデータセットのセット数が少ない場合には、この相関リストデータセットにより求めた基準ラインが誤差を含む確率が高くなるために、セット数がn個未満の場合は、この相関リストデータセットの使用を避け、次に小さいテンプレートの相関リストデータセットを読み込む。
まず、ステップS231では、各グループ基準ラインLA,LB,LCを読み込んだ後、ステップS232に進む。
次に、実施例2の作用を説明する。
実施例2にあっても、相関値検出部24において、第1〜第3テンプレートT1〜T3との相関値を求め、相関領域最大値検出部25において、相関値が相関閾値を越えるとともに、お互いに位置が近接しない相関値リストデータを抽出し、これを歩行者候補MKとして取捨選択部26に入力する点は、実施例1と同様である。
実施例2にあっても、実施例1と同様の理由から実施例1で述べたa)b)の効果が得られる。加えて、実施例2にあっては、以下に列挙する効果が得られる。
このように、本実施例2では、非歩行者の画像による誤検出を回避して、歩行者検出精度を、さらに向上できる。
この実施例3の歩行者検出システムは、実施例2の変形例であり、相違点は、基準ラインの設定の仕方に関し、実施例3では、各基準ラインLA,LB,LCから、全体基準ラインLZbを設定するようにしている。
まず、図14のフローチャートにより取捨選択処理の全体の流れを説明する。
ステップS310では、相関領域最大値検出部25から、第1〜第3テンプレートT1〜T3に、それぞれ相関する各相関リストデータセットの高さデータ(y値)を読み込み、第1テンプレートT1に相関する相関リストデータの高さデータ(y値)の平均値である第1平均高さYa、第2テンプレートT2に相関する相関リストデータの高さデータ(y値)の平均値である第2平均高さYb、第3テンプレートT3に相関する相関リストデータの高さデータ(y値)の平均値である第3平均高さYcを算出した後、ステップS320に進む。
なお、本実施例3では、各グループ基準ラインLA,LB,LCの算出は、以下のように行なう。実施例3では、実施例2と同様に、全体基準ラインLZbに対する各グループ基準ラインLA,LB,LCの差分値Daz,Dbz,Dczが設定されており、全体基準ラインLZbから差分値Daz,Dbz,Dczをそれぞれ減算して各基準ラインLA,LB,LCを算出する。
まず、ステップS321では、ステップS310で算出された第1〜第3平均高さYa〜Ycを読み込み、ステップS322に進む。
次に、実施例3の作用を説明する。
実施例3にあっても、相関値検出部24において、第1〜第3テンプレートT1〜T3との相関値を求め、相関領域最大値検出部25において、相関値が相関閾値を越えるとともに、お互いに位置が近接しない相関値リストデータを抽出し、これを歩行者候補MKとして取捨選択部26に入力する点は、実施例1と同様である。
この図16に示す例では、相関領域最大値検出部25において、第1テンプレートT1との相関値が大きな同図(a)に示す歩行者候補MK(a−1)(a−2)が得られ、第2テンプレートT2との相関値が大きな同図(b)に示す歩行者候補MK(b−1)〜(b−3)が得られ、第3テンプレートT3との相関値が大きな同図(c)に示す歩行者候補MK(c−1)(c−2)が得られている。
これに対し、例えば、第1テンプレートT1に相関性の高い歩行者候補として、実施例2で説明した図9(a)のように非歩行者による歩行者候補MK(a−1)が含まれる場合は、第1グループ平均値Yaは、図16(a)に示す位置よりも高い位置に設定されるが、このような場合でも、各グループ平均値Ya,Yb,Ycから得られた全体基準ラインLZbから第1グループ基準ラインLAが設定されることから、この第1グループ基準ラインLAは、図16(a)の第1グループ平均値Yaに近い位置に設定されることになる。
以上説明したように、実施例3の歩行者検出システムにあっても、実施例1,2と同様に、前述のa)b)の効果が得られる。
この実施例4では、赤外線カメラ10の取り付け高さを、歩行者Mの身長の1/2程度の高さに設置した例である。
なお、ステップS440において、歩行者候補MKを残すか、棄却するかの判定は、図18に示す全体基準ラインLKとの偏差が、あらかじめ設定された閾値ΔTH未満である場合は残し、閾値ΔTH以上の場合は棄却するものとする。
よって、上記a)b)の効果が得られるのに加え、実施例2の効果c)と同様に、この歩行者候補MKが、複数のテンプレートT1〜T3の1または2のものが、非歩行者による画像に基づくもののみしか存在しない場合であっても、誤検出が生じるのを抑制できる。
実施例5は、実施例4の変形例であり、歩行者Mに加え、子供を判別するようにした例である。
M1 歩行者
M2 歩行者
MK 歩行者候補
10 赤外線カメラ(撮像装置)
20 歩行者検出部(歩行者検出手段)
21 輝度調整部
22 エッジ検出部
23 歩行者テンプレート部
24 相関値検出部
25 相関領域最大値検出部(高相関領域検出部)
26 取捨選択部
30 歩行者位置表示部
40 画像表示部
100 実施例1の歩行者検出システム
T1 第1テンプレート
T2 第2テンプレート
T3 第3テンプレート
Claims (7)
- 車両に設置されて前記車両の進行方向を撮像する撮像装置と、
この撮像装置によって撮像して得られた画像に基づいて、歩行者を検出する歩行者検出手段と、
を備えた歩行者検出システムであって、
前記歩行者検出手段が、
前記画像と、あらかじめ記憶された歩行者の輪郭を模したテンプレートとのマッチングを行い、このテンプレートとの相関値を求める相関値検出部と、
前記画像のうち、前記相関値が歩行者とみなすことができるだけ高い画像領域を歩行者候補として検出する高相関領域検出部と、
複数の前記歩行者候補の前記画像上の高さの平均値を求め、この平均値と各歩行者候補の前記画像上の高さとに基づいて、前記歩行者候補が適性か否か判定し、不適正なものは歩行者候補から棄却する取捨選択処理を実行する取捨選択部と、
を備えていることを特徴とする歩行者検出システム。 - 前記相関値検出部は、前記画像の高さ方向寸法が異なる複数のテンプレートを備え、
前記取捨選択部は、前記取捨選択処理において、前記複数の歩行者候補を、相関性の高い前記テンプレートごとにグループ分けし、このグループごとに、前記平均値を求めるとともに、この平均値と、前記グループに含まれる各歩行者候補の高さとの比較に基づき、両者の乖離度があらかじめ設定された範囲外のものは不適正として歩行者候補から棄却する処理を行なうことを特徴とする請求項1に記載の歩行者検出システム。 - 前記相関値検出部は、前記画像の高さ方向寸法が異なる複数のテンプレートを備え、
前記取捨選択部は、前記取捨選択処理において、前記複数の歩行者候補を、相関性の高い前記テンプレートごとにグループ分けし、各グループのうちで複数の前記歩行者候補が存在するあるグループの前記平均値から全体基準高さを求め、この全体基準高さに基づいて、各グループに対応するグループ基準高さを設定し、前記グループごとに、前記グループ基準高さと前記歩行者候補の高さとの比較に基づき、両者の乖離度があらかじめ設定された範囲外のものは不適正として歩行者候補から棄却する処理を行なうことを特徴とする請求項1に記載の歩行者検出システム。 - 前記取捨選択部は、前記取捨選択処理において、前記平均値は、あらかじめ設定された設定値以上の歩行者候補が存在するグループのうちで最もサイズの小さなテンプレートとの相関性の高いグループから求めることを特徴とする請求項3に記載の歩行者検出システム。
- 前記相関値検出部は、前記画像の高さ方向寸法が異なる複数のテンプレートを備え、
前記取捨選択手段は、前記複数の歩行者候補を、相関性の高い前記テンプレートごとにグループ分けし、前記グループごとに前記歩行者候補の高さの平均値を求め、各平均値に基づいて全体基準高さを設定し、この全体基準高さに基づいて、各グループのグループ基準高さを求め、前記グループごとに、前記グループ基準高さと前記グループに含まれる各歩行者候補の高さとの比較に基づき、両者の乖離度があらかじめ設定された範囲外のものは不適正として歩行者候補から棄却する処理を行なうことを特徴とする請求項1に記載の歩行者検出システム。 - 前記赤外線カメラが、歩行者の高さ方向の中心位置とみなすことのできる高さに設置され、
前記取捨選択部は、全歩行者候補の高さデータの平均値である判定基準値を求め、この判定基準値と各歩行者候補の高さとの比較に基づき、両者の乖離度があらかじめ設定された範囲外のものは不適正として歩行者候補から棄却する処理を行なうことを特徴とする請求項1に記載の歩行者検出システム。 - 前記平均値から設定範囲内の低い歩行者候補を子供と判別する
ことを特徴とする請求項1〜6に記載の歩行者検出システム。
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