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JP5420578B2 - 蓄光化粧板 - Google Patents

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本発明は、建材、家具、その他内装材の表面材として使用される、とくに高い残光輝度を有する熱硬化性樹脂化粧板に関する。
近年、非常時において、非常用照明を補完する、電源に依存しない避難誘導構造が提案されている(特許文献1)。
一般住宅やビルなどの内装材に使用されている化粧材には、意匠性付与や誘導用として、夜間や暗闇の中で光る蓄光顔料を印刷、塗工したものがある(特許文献2)。とくに明るさを重視する場合には、厚く印刷、塗工する必要があり、熱硬化性樹脂化粧板自体に高い残光輝度を持たせたものはなかった。
熱硬化性樹脂化粧板は、建材、家具、その他内装材の表面材として使用され、一般的に、樹脂含浸表面紙、樹脂含浸化粧板用原紙、樹脂含浸コア紙を順次積層し、熱圧プレスにより一体成型化する。このとき化粧板用原紙には、品質、生産性の点で樹脂浸透性が要求される。
化粧板用原紙には、意匠性を付与するために、目的に応じてグラビア印刷が施される。グラビア印刷でのインキ付着量は一般的に15g/m以下である。またグラビア印刷に適した蓄光顔料の粒径は4μm以下と比較的小さく、充分な残光輝度が得られない。
そこで蓄光顔料を化粧板用原紙に内添することが考えられる(特許文献3)。
しかしながら化粧板用原紙は、化粧板において下地を隠すための遮蔽性が要求され、その要求に合わせて二酸化チタンが抄き込まれる。従って、単に蓄光顔料を抄き込むだけでは、充分な残光輝度が得られない。
また、ストックインレット(抄紙機原料噴射装置)直後に蓄光顔料を含むパルプ懸濁液を連添する方法や(特許文献4)、蓄光体の層を表面に設けた多層抄紙法(特許文献5)が考案されている。しかしながら、これらの方法では化粧板原紙層が厚くなるため、樹脂浸透性に不利となる。また、とくに抄紙機が大型の場合、充分な残光輝度を得るために、蓄光顔料の損失が大きくなる。
特開2007−213266 特開2009−142998 特開平8−266902 特開2005−273110 特開2004−274209
本発明は、建材、家具、その他内装材の表面材として使用される、特に高い残光輝度を有する熱硬化性樹脂化粧板を提供する。
上記課題を解決すべく、本発明の化粧板は蓄光顔料を抄き込んだ蓄光顔料紙に熱硬化性樹脂を主な成分とする樹脂液を含浸した樹脂含浸蓄光顔料紙の直下に、遮蔽紙に熱硬化性樹脂を主な成分とする樹脂液を含浸した樹脂含浸遮蔽紙、又は白色コア紙に熱硬化性樹脂を主な成分とする樹脂液を含浸した樹脂含浸白色コア紙を配した構成とすることで解決した。本願発明は、白色下地の上に単独の蓄光顔料含有層を設けることにより、樹脂浸透性を阻害することなく、残光輝度の高い熱硬化性樹脂化粧板を得ることを主要な特徴とする。また用いられる遮蔽紙、白色コア紙が、二酸化チタンを内添することを特徴とする。
すなわち本発明は、蓄光顔料を抄き込んだ蓄光顔料紙に熱硬化性樹脂を含む樹脂液を含浸した樹脂含浸蓄光顔料紙を蓄光顔料含有量合計が90g/m以上となる枚数配した直下に、パルプ100重量部に対して二酸化チタンを50〜150重量部配合した調成紙料を湿式抄紙してなる坪量80〜150g/m の白色の遮蔽紙に熱硬化性樹脂を主な成分とする樹脂液を含浸した樹脂含浸遮蔽紙を1枚以上、又はパルプ100重量部に対して二酸化チタンを5〜10重量部配合した調成紙料を湿式抄紙してなる坪量190〜250g/m 白色コア紙に熱硬化性樹脂を主な成分とする樹脂液を含浸した樹脂含浸白コア紙を4枚以上配し、積層成型してなる残光輝度がJIS Z 9107(2008)で定められた蓄光安全標識の残光輝度規格値(副分類JA)を満たすことを特徴とする熱硬化性樹脂化粧板、を提供する。
本発明によれば、熱硬化性樹脂化粧板において、基材上に設けた蓄光顔料層から高い残光輝度が得られ、JIS Z 9107(2008)で定められた蓄光安全標識の残光輝度規格値(副分類JA)を満たす。また蓄光顔料紙に印刷を施したり、種々の色相の蓄光顔料を組み合わせることで、意匠性を持ち合わせた蓄光化粧板を提供することができる。
本願の蓄光化粧の代表的な構成を模した図(実施例4) 本願の蓄光化粧の代表的な構成を模した図(実施例6)
以下本発明を詳細に説明する。
本発明で用いられる蓄光顔料紙は、パルプ繊維に蓄光顔料を抄き込んだものである。また本発明で用いられる遮蔽紙、白色コア紙は、パルプ繊維に二酸化チタンを抄き込んだものであり、遮蔽性を有する白色の紙である。
パルプ繊維としては、通常の化粧板用原紙に用いられるパルプであれば制限はないが、α−セルロース成分の多い木材パルプ繊維が望ましく、例えば、針葉樹晒しクラフトパルプ(NBKP)、広葉樹晒しクラフトパルプ(LBKP)、針葉樹晒しサルファイトパルプ(NBSP)、広葉樹晒しサルファイトパルプ(LBSP)等があり、これらを単独若しくは混合して使用することができる。叩解度は、樹脂浸透性、強度の点から、c.s.f.400〜600mlにすることが望ましい。
抄紙する際には、意匠性を付与するために、ポリエステル、ビニロン、アクリル、レーヨン、ポリプロピレン、ポリエチレンなどの合成繊維や、ガラス長繊維(チョップドストランド)、ガラス短繊維(マイクロガラス)、アルミナシリカ繊維(セラミックファイバー)、アルミナ繊維、ムライト繊維、石英繊維、珪酸ガラス繊維、ロックウール、チタン酸カリ繊維、ジルコニアファイバー、硫酸カルシウム繊維等の無機繊維や、麻、竹、藁、ケナフパルプ等の非木材パルプを混抄したものであってもよい。
蓄光顔料としては、色調や発光効率の点から、[MxAlyOz](式中、Mは、Ca、Sr、Baのいずれかであり、小文字のx、y、zは自然数を示す)で表される化合物を母結晶とし、共賦活剤(共賦活性助剤含む)としてランタノイドに属する元素(Eu、Dy、Ndなど)を含むアルミン酸系のものやケイ素系のものが好適に使用することができる。
具体的には、[SrAl2O4;Eu、Dy]、[Sr4Al14O25;Eu、Dy]、[CaAl2O4;Eu、Nd(+)]などを挙げることができ、単独又は2種類以上を併用することができる。なお、「ZnS;Cu」や[(Sr、Ca)S;Bi]なども使用することができ、これらを単独又は2種類以上併用しても構わない。
この蓄光顔料の粒径としては、発光強度や残光時間の点からは5μm以上が好ましく、化粧板用原紙の表面平滑性の点からは150μm以下のものが好ましい。特に10〜60μmの範囲のものが好ましい。
この蓄光顔料は、強い発光強度で、残光時間(光の供給を止めてから発光の明るさが0.32mcd/mまで下がる時間)の長いものは、青や緑の発光をする冷寒色に限られるが、黄色や赤などの暖色系の色を含めた広範囲な色相の発色光を得るために蛍光顔料と混合したり、有機蛍光色素(ローダミン6G、ローダミンB、キトンなど)を混合して使用しても構わない。
なお、蓄光顔料を抄き込むとき、発光効率を高めるために光透過性粉末(ガラスビーズ、プラスチックビーズ、マイカなど)を添加することもできる。
蓄光顔料は、パルプ繊維100重量部に対して、100〜200重量部添加される。蓄光顔料の種類、粒径等によっても異なるが、充分な残光輝度を得るために、蓄光顔料含有量合計が90g/m以上必要である。
二酸化チタンとしては、化粧板用原紙に用いられるいずれでもよい。
二酸化チタンは、遮蔽紙についてパルプ100重量部に対して50〜150重量部添加される。白色コア紙についてはパルプ100重量部に対して5〜10重量部添加される。また遮蔽紙、白色コア紙について、必要に応じて着色顔料を添加してもよい。
蓄光顔料紙、遮蔽紙、及び白色コア紙は公知の方法により抄造することができる。すなわち、叩解したパルプスラリーに、蓄光顔料紙には、蓄光顔料を、遮蔽紙、白色コア紙には、二酸化チタンを添加分散させて調成種を得、これを抄紙機等にて、分散、脱水、乾燥させてシート状の蓄光顔料紙および遮蔽紙、白色コア紙を得ることができる。蓄光顔料紙を抄造するとき、蓄光顔料の損失を抑えるため、抄紙機は、できるだけ小型が望ましく、ラボレベルの大型手漉き装置が最適である。
パルプスラリー中には蓄光顔料、二酸化チタンの定着性向上と樹脂含浸時での湿潤紙力増強を目的として薬品を添加することができる。内添薬品としては、ポリアミドポリアミンエピクロロヒドリン樹脂などのカチオン性の水溶性高分子、硫酸バンドの様なカチオン性凝結剤、カルボキシメチルセルロースなどのアニオン性の水溶性高分子、pH調整としてのアルミン酸ソーダ等を例示することができる。
蓄光顔料紙の坪量は、蓄光顔料の種類、添加量、蓄光顔料紙の使用枚数等によっても異なるが、それぞれ100〜250g/m程度である。遮蔽紙の坪量は、二酸化チタンの種類、添加量、遮蔽紙の使用枚数等によっても異なるが、80〜150g/m程度である。また同様に白色コア紙の坪量は190〜250g/m程度である。
樹脂含浸蓄光顔料紙、樹脂含浸遮蔽紙、樹脂含浸白色コア紙は、得られた蓄光顔料紙、遮蔽紙、白色コア紙に、熱硬化性樹脂を含む樹脂液を含浸したものである。用いられる熱硬化性樹脂としては、メラミン樹脂、尿素樹脂、グアナミン樹脂、ジアリルフタレート樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂等を例示することができるが、中でもメラミン樹脂が好ましい。
含浸率は、数1で示される算出方法で50〜200%とすることが望ましい。
(数1)
含浸率(%)=(含浸後重量−含浸前重量)÷含浸前重量×100
含浸方法は公知の方法、例えばバーコーター法、スクイズ法等で充分である。
本発明で用いられる樹脂含浸表面紙、コア材は、通常の積層体や熱硬化性樹脂化粧板に用いられるものが用いられる。
すなわち、樹脂含浸表面紙としては、坪量20〜50g/mで、α−セルロース成分の多い木材パルプ繊維が好ましく用いられ、抄紙後、熱硬化性樹脂を主な成分とする樹脂液を含浸し、乾燥したもので、加熱加圧成形後に無色透明性の高いものが特に好ましい。用いられる熱硬化性樹脂としては、メラミン樹脂、尿素樹脂、グアナミン樹脂、ジアリルフタレート樹脂等を例示することができ、含浸する際には水、有機溶剤にて希釈し、粘度調整される。含浸率は100〜400%とするのが好ましい。
本発明で用いられるコア材としては、合板、MDF、パーティクルボードなどの木質系基材、石膏ボード、珪カル板などの無機質系基材、アルミニウムの如き金属製基材、樹脂含浸コア紙などが挙げられるが、耐熱性、耐水性、強度などに優れる樹脂含浸コア紙が好ましく、樹脂含浸コア紙は、坪量150〜250g/mのクラフト紙に熱硬化性樹脂を主な成分とする樹脂液を含浸し、乾燥したものである。用いられる熱硬化性樹脂としては、メラミン樹脂、尿素樹脂、グアナミン樹脂、フェノール樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ジアリルフタレート樹脂などが挙げられ、含浸率は50〜200%でよい。
本発明の積層板及び熱硬化性樹脂化粧板において、樹脂含浸表面紙、樹脂含浸蓄光顔料紙、樹脂含浸遮蔽紙、樹脂含浸白色コア紙、樹脂含浸コア紙の他に、化粧板のソリを押さえるバランス紙、熱圧成形時の剥離性の改善、裏面の表面性改善のための樹脂含浸紙等を用いることができる。
これらバランス紙、樹脂含浸紙は、通常の熱硬化性樹脂化粧板に用いられるもので充分である。
本発明の熱硬化性樹脂化粧板は、通常のメラミン化粧板に準じ、例えば、以下の方法により製造される。
すなわち、樹脂含浸表面紙、樹脂含浸蓄光顔料紙、樹脂含浸遮蔽紙、樹脂含浸白色コア紙、樹脂含浸コア紙などを順次積層し、これらを加熱加圧プレスで、加熱温度110〜180℃、加圧条件50〜100kg/mの成形条件で熱圧成形することにより得ることができる。この際、熱硬化性樹脂化粧板の残光輝度を高めるために樹脂含浸蓄光顔料紙を1枚以上配し、直下に樹脂含浸遮蔽紙を少なくとも1枚、又は白色コア紙を少なくとも4枚配することが重要である。
本願発明の熱硬化性樹脂化粧板の残光輝度は、JIS Z 9107の2008年基準によると、副分類(輝度ランク)JAを満たすことができる。
以下、本発明による蓄光化粧材を実施例、比較例を示しながら説明する。なお、本実施例、比較例における評価は以下の方法で行った。
(1)坪量は、JIS P 8124に基づき測定した。
(2)灰分は、JIS P 8128に基づき測定した。
(3)蓄光成型板の残光輝度は、JIS Z 9107(2008)に基づき測定した。
(実施例1)
広葉樹晒しクラフトパルプ(LBKP)100重量部に対し、蓄光顔料(根元特殊化学製:N夜光GLL−300M、平均粒子径26.3μm)を200重量部、内添薬品としてポリアミドポリアミンエピクロロヒドリン樹脂2重量部、カルボキシメチルセルロース0.2重量部、硫酸バンド3重量部、アルミン酸ソーダ0.76重量部を添加し調成紙料とした。この調成紙料を角型手漉き機にて手漉きし、坪量が208g/m、灰分58%の蓄光顔料紙を得た。
この蓄光顔料紙にメラミン樹脂からなる樹脂液を含浸して樹脂含浸蓄光顔料紙:Aを得た。樹脂含浸率は117%であった。
(実施例2)
広葉樹晒しクラフトパルプ(LBKP)100重量部に対し、二酸化チタンを55重量部、内添薬品としてポリアミドポリアミンエピクロロヒドリン樹脂2重量部、カルボキシメチルセルロース0.2重量部、硫酸バンド3重量部、アルミン酸ソーダ0.76重量部を添加し調成紙料とした。この調成紙料を角型手漉き機にて手漉きし、坪量102g/m、灰分34%の遮蔽紙を得た。
この遮蔽紙にメラミン樹脂からなる樹脂液を含浸して樹脂含浸遮蔽紙:Bを得た。樹脂含浸率は85%であった。
(実施例3)
広葉樹晒しクラフトパルプ(LBKP)100重量部に対し、二酸化チタンを5重量部、内添薬品としてポリアミドポリアミンエピクロロヒドリン樹脂2重量部、カルボキシメチルセルロース0.2重量部、硫酸バンド3重量部、アルミン酸ソーダ0.76重量部を添加し調成紙料とした。この調成紙料を角型手漉き機にて手漉きし、坪量203g/m、灰分4%の白色コア紙を得た。
この白色コア紙にメラミン樹脂からなる樹脂液を含浸して樹脂含浸白色コア:Cを得た。樹脂含浸率は105%であった。

(実施例4〜6)
実施例1〜3で得られた樹脂含浸蓄光顔料紙と樹脂含浸遮蔽紙、樹脂含浸白色コア紙を用い、表1に記載された構成でメラミン化粧板を作製した。
なお、用いた樹脂含浸表面紙、樹脂含浸コア紙は以下の通りである。
(a)樹脂含浸表面紙:太田産業(株)製、OL−22
(b)樹脂含浸コア紙:太田産業(株)製、太田コア
また熱圧成型条件は、加熱温度130〜140℃、加圧条件60〜80kg/cm、加熱時間15分、冷却時間7分である。
(比較例1)
広葉樹晒しクラフトパルプ(LBKP)100重量部に対し、蓄光顔料(根元特殊化学製:N夜光GLL−300M、平均粒子径26.3μm)を200重量部、内添薬品としてポリアミドポリアミンエピクロロヒドリン樹脂2重量部、カルボキシメチルセルロース0.2重量部、硫酸バンド3重量部、アルミン酸ソーダ0.76重量部を添加し調成紙料とした。この調成紙料を角型手漉き機にて手漉きし、坪量が105g/m、灰分53%の蓄光顔料紙を得た。
この蓄光顔料紙にメラミン樹脂からなる樹脂液を含浸して樹脂含浸蓄光顔料紙:Dを得た。樹脂含浸率は123%であった。
(比較例2〜3)
実施例1、実施例2、比較例1で得られた樹脂含浸蓄光顔料紙と樹脂含浸遮蔽紙を用い、表1に記載された構成でメラミン化粧板を作製した。
メラミン化粧板の作製方法は実施例4〜6と同じである。

Figure 0005420578
※括弧内の数値は蓄光安全標識の残光輝度JIS規格値(副分類JA)。
実施例4〜6で得られたメラミン化粧板の残光輝度は比較例2〜3で得られた化粧板に比べ高く、JIS Z 9107(2008)で定められた蓄光安全標識の残光輝度規格値(副分類JA)を満たしている。
以上説明してきたように、本発明によれば、残光輝度の高い蓄光化粧板の製造が可能となる。この化粧板は、建材、家具、その他内装材の表面材として好適に用いることができる。

Claims (1)

  1. 蓄光顔料を抄き込んだ蓄光顔料紙に熱硬化性樹脂を含む樹脂液を含浸した樹脂含浸蓄光顔料紙を蓄光顔料含有量合計が90g/m以上となる枚数配した直下に、パルプ100重量部に対して二酸化チタンを50〜150重量部配合した調成紙料を湿式抄紙してなる坪量80〜150g/m の白色の遮蔽紙に熱硬化性樹脂を主な成分とする樹脂液を含浸した樹脂含浸遮蔽紙を1枚以上、又はパルプ100重量部に対して二酸化チタンを5〜10重量部配合した調成紙料を湿式抄紙してなる坪量190〜250g/m 白色コア紙に熱硬化性樹脂を主な成分とする樹脂液を含浸した樹脂含浸白コア紙を4枚以上配し、積層成型してなる残光輝度がJIS Z 9107(2008)で定められた蓄光安全標識の残光輝度規格値(副分類JA)を満たすことを特徴とする熱硬化性樹脂化粧板。
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