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JP5405956B2 - 欠陥検査装置 - Google Patents

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JP5405956B2
JP5405956B2 JP2009219264A JP2009219264A JP5405956B2 JP 5405956 B2 JP5405956 B2 JP 5405956B2 JP 2009219264 A JP2009219264 A JP 2009219264A JP 2009219264 A JP2009219264 A JP 2009219264A JP 5405956 B2 JP5405956 B2 JP 5405956B2
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Description

本発明は試料表面に存在する微小な欠陥を高感度かつ高速に検査する欠陥検査方法および検査装置に関する。
半導体デバイスの製造ラインでは、製品の製造歩留まりの維持向上を目的として、その製造工程中に基板(ウェハ)上に付着する異物や、その表面に生じる疵或いは結晶欠陥等の検査が行われている。例えば、エッチング装置やスパッタ装置の発塵管理を行う場合には、表面の清浄度(異物の数や表面における分布等)が既知のダミーウェハをプロセス装置に投入し、装置内でウェハを搬送、ダミー動作後にウェハを搬出しその表面を検査する。処理前後のウェハ表面の清浄度を比較し、装置での処理によって異物数が増大する傾向が把握されれば、対象装置の稼動を即座に停止して装置の清掃やメンテナンスを行う。
現在の半導体製造工程では、直径数十nm程度の異物の存在が製造歩留まりの低下に影響を与える場合がある。半導体基板の製造歩留まりを高水準に維持するためには、製造装置での異常発生(装置発塵等)をいち早く検知対策し、製造工程中での不良の造り込みを抑制することが重要である。また同時に、ウェハの表面検査装置においては、高感度化(微小な異物の検出)の要求が高い。
このような用途に用いられる検査装置の一例は、特許文献1に開示されている。特許文献1では、回転併進するウェハ表面にレーザ光を照射し、ウェハ表面に付着した異物から発生するレーザ散乱光を検出する装置構成と、高感度化を目的とした検出信号の処理方式が示されている。本従来例では、ウェハ上のレーザ照射点を中心として散乱光検出光学系を複数配置(多方位・多仰角)しており、ウェハの表面粗さに起因する散乱光成分(背景ノイズ成分)に指向性が存在することを利用し、複数の検出信号を重み付き加算処理することで高感度化を図っている。
また特許文献2では、回転併進するウェハ表面にレーザ光を照射し、ウェハ表面に付着した異物から発生するレーザ散乱光を検出する装置構成において、レーザ照射領域をラインセンサで分割検出する方式が示されている。本従来例においても、ウェハ上のレーザ照射点を中心に散乱光検出光学系を複数配置(多方位・多仰角)している。ただし、受光器として多画素のラインセンサを使用し、ウェハ上のレーザ照射位置とラインセンサの受光面を共役関係に維持することによって、ウェハ上のレーザ照射位置を結像観察し、ウェハの表面粗さに起因する散乱光成分(背景ノイズ成分)をラインセンサの各画素に振り分けで検出する。これにより、ラインセンサ1画素当りで検出される背景ノイズが減少する。また同一の欠陥(異物)を複数回繰り返して検出し、それぞれの検出信号成分を加算することによって、高感度化を図っている。
また、特許文献3には、シリンドリカルレンズで線状に成形した光を回転しているウェハの表面に斜め方向から照射し、ウェハの表面の線状に照射された領域から線状の方向に直角な方向、即ち側方に散乱した光をCCDで検出して欠陥を検出する検査装置の構成について記載されている。
また特許文献4には、被検査体表面を斜方観察するための光学系構成が示されている。本従来例では、被検査体表面に対して30度の仰角方向にリレーレンズを配置し、回折格子上に被検査体表面の中間像を形成する。この中間像を回折格子と対向して配置した対物レンズで拡大し、イメージセンサで観察する。以上の構成により、試料面を異なる方位角から斜方観察する場合であっても、全ての観察光学系の観察視野を一致させることが可能である。なお、回折格子の周期構造(溝本数とブレーズ角)を最適化することによって、回折格子に入射した光線は回折格子の法線方向に1次回折光として回折し、対物レンズに効率良く入射する。
特開2008−58239号公報 特開2008−268140号公報 米国特許第6,608,676号 米国特許第6,778,267号
特許文献1に開示されている検査方式では、欠陥検出感度がレーザ照射寸法に大きく影響を受ける。即ち、レーザ照射領域を大きくする程、ウェハ上に付着した異物から発生する散乱光成分(信号成分)に対して、ウェハの表面粗さに起因する散乱光成分(背景ノイズ成分)の比率が大きくなり、欠陥検出感度が低下する。欠陥検出感度を向上させるためには、レーザ照射領域を縮小し背景ノイズ成分に対する信号成分の割合を高めることが効果的である。しかしレーザ照射領域を縮小した場合、ウェハ表面を全面検査するのに必要な検査時間が長くなる。即ち、特許文献1の従来例では、検査スループットを維持したまま欠陥検出感度の向上を図ることが困難である。
また特許文献2に記載されている構成では、ウェハ上のレーザ照射領域を複数の画素(ラインセンサ)で分割検出しているため、欠陥検出感度はレーザ照射寸法の大小に影響されることはなく、検査スループットを維持したまま高感度化を図る目的に適した検出方式である。しかしながら、特許文献2で開示された検出光学系構成では、検出方位の異なる複数の検出光学系(6式)の視野全てをウェハ上で一致させることができない。よって同一の欠陥から発生するレーザ散乱光を全ての検出方位で同時に検出することができず、6方位の信号加算による欠陥検出感度向上効果は得られない。
また、特許文献3に記載されている装置の構成では、ウェハ上の線状に照明された領域に対して直角方向に散乱した光しか検出されず、前方散乱光及び後方散乱光、並びに上方への散乱光など、より多くの散乱光を検出することについては配慮されていない。
また特許文献4に記載されている構成では、試料表面からの検出光に偏光特性が存在する場合、回折格子での回折効率(光利用効率)が検出光の偏光状態によって変化し、結果として検出光学系全体の光利用効率が変動する問題がある。回折格子の回折効率は、一般的に入射光の偏光方向(電場ベクトルの振動方向)によって異なる特性を示す。試料表面に対して偏光照明を行う場合や、試料表面の形状、或いはその表面に存在する異物や欠陥等によって、試料表面からの反射光や散乱光に偏光特性が存在する場合、観察像の明度が変化したり、観察のために十分な光量が得られなくなる可能性があり、欠陥検出感度向上の効果は得られない。また本従来例ではリレーレンズの観察倍率が1倍であるから、試料表面を基準とした検出仰角と、回折格子表面への入射光(主光軸)の入射仰角は等しい。よって試料側の検出仰角を更に小さくすると、回折格子側の入射仰角もそれに伴って小さくなる。回折格子への入射光の入射仰角が小さくなった場合、回折効率が低下する問題もある。
本発明の目的は、検査スループットを低下させることなく欠陥検出感度の向上を図ることができる表面検査方法及び装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明では、試料を載置するテーブル手段と、テーブル手
段に載置された試料上の線状の領域を照明する照明手段と、照明手段で照明された試料上
の線状の領域からの散乱光のうち高角度方向に散乱した光を複数の方位角方向から検出す
る高角度検出光学系手段と、照明手段で照明された試料上の線状の領域からの散乱光のう
ち低角度方向に散乱した光を複数の方位角方向から検出する複数の光学像検出部を備えた
低角度検出光学系手段と、高角度検出光学系手段で試料からの散乱光を検出して得た信号
と低角度検出光学系手段で前記試料からの散乱光を検出して得た信号とを処理して試料上
の欠陥を検出する信号処理部とを備えた欠陥検査装置において、低角度検出光学系手段の光学像検出部を第1の結像レンズ群と、回折格子、第2の結像レンズ群と複数の受光面を持つ光学像検出器とを組合わせて構成し、低角度検出光学系手段の複数の光学像検出部は、それぞれ検出方位角と並行となるように回折格子の法線と直交する面内で回転配置されており、信号処理部を、低角度検出光学系の複数の光学像検出部のそれぞれの光学像検出器からの信号を、それぞれの光学像検出器間で対応する受光面からの信号を加算して処理するように構成した。
また、上記目的を達成するために、本発明では、試料を載置するテーブル手段と、テーブル手段に載置された試料上の線状の領域を照明する照明手段と、照明手段で照明された試料上の線状の領域からの散乱光のうち高角度方向に散乱した光を複数の方位角方向から検出する高角度検出光学系手段と、照明手段で照明された試料上の線状の領域からの散乱光のうち低角度方向に散乱した光を複数の方位角方向から検出する複数の光学像検出部を備えた低角度検出光学系手段と、高角度検出光学系手段で試料からの散乱光を検出して得た信号と低角度検出光学系手段で試料からの散乱光を検出して得た信号とを処理して試料上の欠陥を検出する信号処理部とを備えた欠陥検査装置において、低角度検出光学系手段の光学像検出部は第1の結像レンズ群と、検光子と、1/2波長板と、回折格子と、第2の結像レンズ群と複数の受光面を持つ光学像検出器とを組合わせて構成され、低角度検出光学系手段の複数の光学像検出部で、検光子の回転角度に応じて1/2波長板の回転を調節し、回折格子に入射する光の偏光方向を常に一定に保とものであり、信号処理部は、低角度検出光学系の複数の光学像検出部のそれぞれの光学像検出器からの信号を、それぞれの光学像検出器間で対応する受光面からの信号を加算して処理するように構成した。
本発明によれば,複数の方向に結像光学系を配置しても,ウエハ高さ変動による画素ずれを発生させない,または画素ずれの影響を抑制可能となり,概略同一の領域から発生する散乱光信号同士を加算可能となり,検出感度を向上させることのできる欠陥検査方法及び装置を提供することができる。
第1の実施例における欠陥検査装置の概略構成を示すブロック図である。 第1の実施例における欠陥検査装置の照明光学系と高角度検出光学系及び低角度検出光学系の配置を示す平面図である。 斜方照明光学系とウェハ及び低角度検出光学系の位置関係を示す斜視図である。 斜方検出光学系の概略の構成を示す側面図である。 ラインセンサの斜視図である。 回折格子板と回折格子板の上に投影されるウェハ上の線状の照明領域の像と、回折格子板の側から見たラインセンサの受光素子の位置関係を示す回折格子板の平面図である。 回折格子板の側面の断面図である。 照明光の入射角に対してθ1傾いた方向に設置した低角度検出光学系における回折格子板と回折格子板の上に投影されるウェハ上の線状の照明領域の像と、回折格子板の側から見たラインセンサの受光素子の位置関係を示す回折格子板の平面図である。 照明光の入射角に対してθ2傾いた方向に設置した低角度検出光学系における回折格子板と回折格子板の上に投影されるウェハ上の線状の照明領域の像と、回折格子板の側から見たラインセンサの受光素子の位置関係を示す回折格子板の平面図である。 照明光の入射角に対してθ3傾いた方向に設置した低角度検出光学系における回折格子板と回折格子板の上に投影されるウェハ上の線状の照明領域の像と、回折格子板の側から見たラインセンサの受光素子の位置関係を示す回折格子板の平面図である。 照明光の入射角に対してθ4傾いた方向に設置した低角度検出光学系における回折格子板と回折格子板の上に投影されるウェハ上の線状の照明領域の像と、回折格子板の側から見たラインセンサの受光素子の位置関係を示す回折格子板の平面図である。 照明光の入射角に対してθ5傾いた方向に設置した低角度検出光学系における回折格子板と回折格子板の上に投影されるウェハ上の線状の照明領域の像と、回折格子板の側から見たラインセンサの受光素子の位置関係を示す回折格子板の平面図である。 照明光の入射角に対してθ6傾いた方向に設置した低角度検出光学系における回折格子板と回折格子板の上に投影されるウェハ上の線状の照明領域の像と、回折格子板の側から見たラインセンサの受光素子の位置関係を示す回折格子板の平面図である。 ラインセンサ面に投影されたときのウェハの併進ピッチをセンサの2画素分とし、4回スキャンさせたときに異物の画像がラインセンサ面上を通過する状態を示したラインセンサの受光面の平面図である。 4回スキャンさせたときの異物検出信号を重ね合わせた結果を示すグラフである。 第1の実施例における光電子増倍管からの出力を処理する信号処理部の概略の構成を示すブロック図である。 ウェハの線状照明領域に対して直角な方向に配置した低角度検出光学系を集束レンズと結像レンズの組み合わせで構成した例を示す低角度検出光学系の変形例の概略の構成を示す側面の断面図である。 第2の実施例における高角度検出光学系をシングルアノードタイプの光電子増倍管とスリット板集光レンズで構成した状態を示す側面の断面図である。 第2の実施例における光電子増倍管からの出力を処理する信号処理部の概略の構成を示すブロック図である。
本発明の実施例を、図を用いて説明する。
本発明による表面検査装置の第1の実施例に係る構成を図1を用いて説明する。
表面検査装置は、ステージ部100、照明光学系110、検出光学系120及び処理制御部130を備えて構成されている。
ステージ部100は、検査対象の基板(ウェハ)1を載置して回転可能な回転テーブル2と平面内で少なくとも1方向に移動可能なステージ3を備えている。
照明光学系110は、波長域が紫外(UV)又は深紫外(DUV)のレーザ20を発射するレーザ光源4、このレーザ光源4から発射されたレーザ20のビーム径を拡大して成形するビーム光学系5、ビーム光学系5を出射したレーザ20の光路中に図していない駆動機構により出し入れされるレーザ20の光路を切替える光路切替えミラー6、光路切替えミラー6がレーザ20の光路から退避した状態で直進したレーザ20を成形するレーザ成形部(1)7、レーザ成形部(1)7を透過したレーザ20を反射させてウェハ1上の線状の領域21をほぼ垂直方向から照明するミラー8、、光路切替えミラー6がレーザ20の光路中に入って光路切替えミラー6により反射されたレーザ20を成形するレーザ成形部(2)9、レーザ成形部(2)9を透過したレーザ20を反射してウェハ1に斜め方向から入射させて線状の領域21を斜方から照明するミラー10を備えている。
検出光学系120は照明光学系110で線状の領域21が照明された基板1からの反射散乱光のうち比較的低角度の方向に反射散乱した光を検出する低角度検出光学系121と比較的高角度の方向に反射散乱した光を検出する高角度検出光学系122を備えている。
低角度検出光学系121は、基板1から比較的低角度方向に反射散乱した光を集光して結像する第1の結像光学系330、第1の結像光学系330の結像位置に配置された回折格子板340、回折格子板340で回折された光を結像させる第2の結像光学系333、この第2の結像光学系333で形成した光学像を検出する光検出器350、および光検出器350からの出力をA/D変換するA/D変換部371を備えている。
一方、高角度検出光学系122は、基板1から比較的高角度方向に反射散乱した光を集光する光学系360、光学系360で集光されたウェハ1からの反射散乱光を検出する光検出器361、および光検出器361からの出力をA/D変換するA/D変換部372を備えている。
ここで、低角度検出光学系121と高角度検出光学系122は、図2に示すように、照明光学系110によって照明されるウェハ1の線状の領域21を中心としてそれぞれ複数の組が配置されている。即ち、低角度検出光学系121は基板1の線状の領域21を中心として121−1から121−6の6のユニットが配置されており、高角度検出光学系122は基板1の線状の領域21を中心として122−1から122−4の4のユニットが配置されている。
処理制御部130は、検出光学系120から出力されたウェハ1からの散乱光の検出信号を処理する信号処理部381と、信号処理部381で処理した結果を受けるとともにステージ部100を制御するステージ制御部383、光源部110、検出光学系120及び信号処理部381を制御する制御部382を備えている。
次に、低角度検出光学系121の詳しい構成について説明する。
図2に示したように光角度及び低角度の検出光学系を配置した場合、レーザ20により照明されるウェハ1上の線状の領域21を撮像するときに、ウェハ1上の線状の領域21に対して直角な方向から撮像する場合(図2の121−2と121−5の方向)には、通常の集光レンズと結像レンズとの組み合わせでセンサ面上にウェハ1上の線状の領域21に焦点を合わせて光学像を結像させて検出することができるが、ウェハ1上の線状の領域21に対して直角でない方向から撮像する場合(図2の121−1,3,4及び6の方向)には、通常の集光レンズと結像レンズとを単に組み合わせただけではセンサ面上にウェハ1上の線状の領域21の撮像範囲に亘って焦点を合わせることが難しく、センサ面上に焦点が合った状態の光学像を結像させて検出することが難しい。
そこで、本実施例では、ウェハ1上の線状の領域21に対して何れの方向から撮像してもウェハ1上のレーザ20で照明された線状の領域21の撮像範囲に亘って焦点を合わせることが可能な光学系を採用することにした。
図3は本発明に係る低角度検出光学系121の基本構成を示す斜視図である。図3に示す構成は、検出光学系120の平面的な配置を示した図2における低角度検出光学系121−1と照明光学系110のレーザ光源4及びビーム光学系5との関係を示す。図3に示した照明光学系110は、図1に示した構成において、レーザ光源4から発射されたレーザ20は光路切替えミラー6により反射されて更にミラー10で反射されてウェハ1に斜め方向から入射させて線状の領域21を斜方から照明している状態を示している。
ステージ部100の回転ステージ2上に図示していない手段により真空吸着されたウェハ1の表面に対し、レーザ光源4から発射されたレーザ20を仰角φiの入射角度方向から線状の領域21に照射する。レーザ20として、本実施例ではレーザ光源4の内部に装着されたレーザ発振器から出射したYAGレーザの第3高調波(波長355nm)を使用している。レーザ20は、前記レーザ光源4から出射後、ビーム成型光学系5によってビーム径が拡大されて成型され、Y軸と平行な方位からウェハ1の表面の線状領域21に照射されている。レーザ20がウェハ1表面に照射される領域21の寸法は30μm×400μm(X軸方向×Y軸方向)、レーザ20のウェハ1表面への入射角(仰角)φiは20°である。
回転ステージ2は一定の角速度で矢印11方向に回転し、それと同時にステージ4がY軸方向(矢印12)に沿って平行移動することで、レーザ20により照明されるウェハ1上の線状の領域21がウェハ1表面を螺旋状に移動し、その全面が走査される。
レーザ20により照明されたウェハ1表面の線状の領域21から発生した散乱光のうち、レーザ20の入斜方位を基準として、検出方位θ3の方向に散乱した光は検出方位θ3の位置に配置した低角度検出光学系121−1で検出される。330は第1群の結像光学系であり、対物レンズ331と結像レンズ332を備えている。360は特定の偏光方向の散乱光成分のみを透過する検光子(偏光フィルタ)、361は1/2波長板である。以降、図4も使用して低角度検出光学系121−1の構成を説明する。図4は図3の面300(ウェハ1の表面と直交した検出方位θ3方向の面)上の低角度検出光学系121−1の光路を示している。対物レンズ331の開口数(NA;Numerical Aperture)は0.3である。対物レンズ331の検出視野はウェハ1上で線状の領域21をカバーするφ0.5mmであり、結像レンズ332によってウェハ1上のレーザ20が照射された線状の領域21からの反射散乱光による中間像321を回折格子板340上に結像する。この時の結像倍率m1は1倍である。
ここで、対物レンズ331による線状の領域21の検出仰角φ1と、回折格子板340への主光軸の入射仰角φ2と、第1群の結像光学系330による結像倍率m1との間には、数1に示す相関がある。
tanφ1/tanφ2=m1 (数1)
数1に示すように、第1群の結像光学系330による結像倍率m1が1倍の時、φ1とφ2は同一の角度となる。本実施例ではφ1、φ2共に30°である。
また、結像光学系330の角倍率(物体側と像側の開口数の比率)と結像倍率m1は数1と同じ相関となるため、回折格子板340への入射光は対物レンズ331の検出NAと同一のNA(0.3)で入射する。
なお、結像光学系330でウェハ1表面を拡大観察した場合、回折格子板340への主光軸の入射仰角φ2は小さくなる傾向にある。例えば、φ1=30°、結像倍率m1=2倍の際は、φ2=16.1となる。回折格子板340はブレーズド回折格子であり、その表面には微小周期の溝パターンが形成され、入射光の+1次回折光の回折効率が最大となるようにデザインされたものを用いる。回折格子板340の構造については後述する。
第1群の結像光学系330により回折格子板340上に形成された中間像321は、回折格子板340の法線方向に配置した第2群の結像光学系333により拡大され、光検出器350の受光面上に結像される。ここで第2群の結像光学系333による結像倍率をm2とする。
図5に光検出器350の概略の構成を示す。光検出器350は複数の受光面を持つ光電子増倍管(マルチアノードタイプ)である。本実施例では、7mm×1.5mm(W寸法×L寸法)の画素を8ch(151〜158)配列した構造の検出器を用いている。8chの信号は、後段の信号検出回路で並列検出され、それぞれを独立して信号処理に用いることができる。
図6Aと図6Bとに回折格子板340上におけるレーザ20により照明されたウェハ1表面の線状の領域21の中間像321と、光検出器350の各受光面(351〜358)との対応を示す。図6Aに示すように、回折格子板340上において、ウェハ面上のY軸(中間像321の長手方向)は、回折格子板340面内の軸a−bとθ3の角度をなす。このθ3は、低角度検出光学系121−1の検出方位角θ3と等しい。なお軸a−bは、回折格子板340の表面と面300とが交わる直線である。これに対して光検出器350を、各受光面(351’〜358’)の配列方向がY軸と平行となるように回転させた角度に調節する。光検出器350の回転は、回折格子板340の法線と直交する面内で行う。
図6Aでは、第2群の結像光学系333の結像倍率m2が50倍の状態を示している。即ち、回折格子板340面を基準に考えると、光検出器350の各受光面(351〜358)が1/50に縮小されて回折格子板340上に結像している(351’〜358’)ことになるから、各受光面の寸法は140μm×30μm(W’×L’)となる。一方、レーザスポット21の中間像321の寸法は、30μm×400μm(X軸方向×Y軸方向)である。
前述の通り、回折格子板340の表面には微小周期の鋸歯状の溝パターンが形成されている。図6Bは回折格子板340の表面に入射角α(90°−φ2に相当)で光が入射した場合に発生する回折光を模式的に示した。ここで、ブレーズド回折格子において特定の回折次数の回折効率を最大化するとき、回折光の出射角β、回折次数m、波長λとの間で、数2及び数3に示す相関を満たす必要がある。
sinα+sinβ=Nmλ (数2)
数2において、Nは1mm当りの溝本数である。
本実施例ではφ2=30°であるためα=60°、回折光を回折格子板340の法線方向に出射させるためβ=0°、+1次回折光を利用するためm=1、照明波長λ=355×10−3mmをそれぞれ代入した場合、N=2440本/mm(溝ピッチP=0.41μm)が得られる。
θB=(α+β)/2 (数3)
数3において、θBは回折格子板340表面に形成された個々の溝の斜面の角度である。
本実施例ではα=60°、β=0°をそれぞれ代入した場合、θB=30°が得られる。以上のように、数2及び数3から、1次回折光の回折効率を最大化するための回折格子の構造を求めることができる。なお図4で説明した通り、回折格子板340への入射光は対物レンズ331の検出NAと同一のNA(0.3)をもって入射する。このため、回折格子板340表面から発生する回折光についても同等の広がりが生じる。第2群の結像光学系333では、回折格子板340への入射光の入射NAと同等もしくはそれ以上の検出NAが必要である。本実施例では、第2群の結像光学系333の検出NAを0.4として構成している。
図7A〜図7Fに低角度検出光学系121−1〜121−6の回折格子上に結像したレーザ20により照明されたウェハ1表面の線状の領域21の中間像と光検出器の画素の対応関係を示した。
図7Aは図2の低角度検出光学系121−1の回折格子340−1上に結像したレーザ20により照明されたウェハ1表面の線状の領域21の中間像321−1と、光検出器350−1の画素(351’−1〜358’−1)の対応を示す図である。軸a−bは低角度検出光学系121−1の検出方位と一致しており、ウェハ1の面上のY軸(レーザ20により照明されたウェハ1表面の線状の領域21の長手方向であって、レーザ20の中間像321−1の長手方向)は、軸a−bとθ1の角度をなす。
図7Bは図2の低角度検出光学系121−2の回折格子340−2上に結像したレーザ20により照明されたウェハ1表面の線状の領域21の中間像321−2と、光検出器350−1の画素(351’−1〜358’−1)の対応を示す図である。軸a−bは低角度検出光学系2121−2の検出方位と一致しており、ウェハ1の面上のY軸(レーザ20により照明されたウェハ1表面の線状の領域21の長手方向であって、レーザ20の中間像321−1の長手方向)は、軸a−bとθ2の角度をなす。
以下同様に、図7C〜図7Fに図2の低角度検出光学系121−3〜6のそれぞれの回折格子板340−3〜6上に結像したレーザ20により照明されたウェハ1表面の線状の領域21の中間像321−2と、光検出器350−1の画素(351’−1〜358’−1)の対応を示す。軸a−bは低角度検出光学系121−3〜6の検出方位と一致しており、ウェハ1の面上のY軸(レーザ20により照明されたウェハ1表面の線状の領域21の長手方向であって、レーザ20の中間像321−3〜6の長手方向)は、軸a−bとθ3〜θ6の角度をなす。
図7A〜図7Fに示したように、本実施例で説明した照明及び検出光学系を用いることで、レーザ20により照明されたウェハ1表面の線状の領域21の長手方向(Y方向)に対して直角とは異なる方位角方向に検出光学系を配置した場合であっても全ての検出光学系の視野(各光検出器の画素)をウェハ1表面で一致させることができ、より高い検出感度でウェハ上の欠陥を検出することができる。
上記に低角度検出光学系121の構成について詳しく説明したが、図2で説明したように配置した高角度検出光学系122についても図3で説明した低角度検出光学系と同様の構成とすることによりレーザ20で照明されたウェハ1表面の線状の領域21を撮像することができる。即ち、図1の高角度検出光学系122における光学系360を、図3で説明した第1の結像光学系330と回折格子板340及び第2の結像光学系333とを備えて構成し、図1の高角度検出光学系122における光検出器361を図5で説明したマルチアノードタイプの複数の受光面を持つ光電子増倍管で構成することにより、低角度検出光学系121と同様の構成とすることができる。
本実施例に拠れば、レーザ20で照明されたウェハ1表面の線状の領域21を複数の方位角方向及び複数の仰角方向からそれぞれの検出光学系の視野を合わせて撮像して線状の領域21の画像を得ることができるので、それぞれの検出光学系で撮像して得た画像を組合わせて処理することが可能になり、より詳細に欠陥を検出し、分類することが可能になった。
また、低角度検出光学系121からの欠陥検出信号と高角度検出光学系122からの欠陥検出信号とを組合わせて欠陥検出を行うことにより、それぞれの検出光学系を単独で用いる場合に比べて欠陥の検出感度及び欠陥分類性能を向上させることができる。
更にまた、図2に示したように、低角度検出光学系121及び高角度検出光学系122をそれぞれ複数の方位角方向に配置してレーザ20で照明されたウェハ1表面の線状の領域21からの反射散乱光による像を複数の方位角方向及び複数の仰角方向から撮像することにより、欠陥の種類や大きさ、形状などの違いにより異なる欠陥からの散乱光をより多く検出できる検出系を選択して欠陥検出を行うことにより、欠陥検出感度を向上させることができるとともに、検出した欠陥の分類精度も向上させることができる。また、欠陥からの反射散乱光が弱い方向の検出器からは、ウェハ表面粗さによるノイズ信号成分を抽出することも可能で、これを用いて欠陥検出信号を処理することにより、ノイズ信号に埋もれてしまうような小さな欠陥を検出することを可能にし、欠陥検出感度を向上させることができる。
なお、図3及び図4に示した構成において、検出光軸を中心として、検光子360を任意の角度に回転・固定することで、特定の偏光成分のみを選択的に検出しても良い。検光検出によって、ウェハ1表面から生じる散乱光成分(ノイズ成分)に対する、欠陥(異物や表面傷など)からの散乱光成分(信号成分)の割合が高まるケースがあり、欠陥検出感度を向上させることができる。
しかしながら、例えば照明領域21から生じる散乱光のP偏光成分(ウェハ1に対して鉛直方向;面300と平行方向)を検出する場合と、これと直交するS偏光成分を検出する場合で、回折格子340に入射する検出光の偏光方向が90度異なる。回折格子は入射光の偏光状態によって回折効率が変化するため、検光検出条件(検光子360の回転角度)に応じて、1/2波長板361の回転方向を調節し、回折格子340に入射する検出光の偏光方向を常に一定に保つことで、回折格子341での回折効率(光利用効率)を一定に制御できる。
例えば図6Aにおいて、回折格子340への入射光が、その軸a−bと常に直行する方向となるよう、1/2波長板の回転を調節すれば最大の回折効率を得ることができる。
照明光学系110においては、図1に示したように、光路切替えミラー6によりレーザ光源4から発射されたレーザ20の光路を垂直照明と斜方照明とに切替える構成としているが、斜方照明光学系を用いた場合には比較的小さな欠陥を検出するのに有利であり、垂直照明光学系を用いた場合には斜方照明の検出結果と組合わせることにより欠陥分類の精度を向上させることができる。
次に、本実施例で説明した照明及び検出光学系を用いてウェハ上の欠陥を検出する方法について説明する。本実施例においては、欠陥検査時に、ウェハ1を回転テーブル2に載置した状態で回転テーブル2の回転と同期させてステージ3を駆動して1方向即ち照明光学系によるウェハ上の線状の照明領域の長手方向に連続的に移動させる構成になっているが、回転テーブル2が1回転する間にウェハをこのステージ3を駆動して線状の照明領域の長手方向に移動させる量を線状の照明領域の長手方向の長さの半分以下に設定することによりウェハ上に存在する欠陥は、検査中に複数回線状の照明領域を通過することになり、同じ検出光学系からの信号を複数回分足し合わせて処理することができる。これにより欠陥の検出感度を上げることができるとともに、欠陥位置の検出精度も高くすることができる。
図8を用いて信号検出原理を説明する。ウェハ1を一定の角速度で矢印11方向に回転させると、ウェハ表面に付着した異物はビームスポット21をX軸方向に横切る(スキャン)。ウェハ1は回転と同時に併進(矢印12方向:線状の照明領域21の長手方向)しているので、ウェハ1の回転周期とY軸方向の併進ピッチを一定の関係にすることで、周期的に検出可能である。
図8Aには、レーザ20で照明されたウェハ1表面の線状の領域21と、ウェハ上に投影した光検出器350の受光面の画素アレイと、ウェハ上の異物欠陥との位置関係を、ウェハ1回転時の線状の照明領域21の長手方向の送り量を光検出器350のとしたときに、ウェハを4回転させたときの状態を示している。
図8Bには、図8Aで4回転させて検出した信号を足し合わせた結果を示す。図8Aで4回転させて検出した信号は、各階の信号をウェハ1回転時の送り量の2画素分ずつずらして足し合わせることにより、ウェハ上の同じ場所を検出した信号として得ることができる。このように同じ場所を検出して信号を足し合わせることにより、ランダムに発生するノイズ信号を互いに打ち消して欠陥の信号を強調させることにより、欠陥検出のS/N比を改善することができ、比較的低いしきい値Thを用いて欠陥を検出することが可能になり、欠陥の検出感度を向上させることができる。
以上のようにして各検出光学系で検出した信号をHaze信号を利用したパターンマッチングを行うことで,画素ずれの大きさと画素ずれの方向を検出し,画素ずれの大きさと方向に基づき検出信号の座標を補正することにより,概略同一の領域から発生した散乱光信号を精度良く加算可能とする。
また,照明領域の位置ずれをモニタリングすることや,ウエハに照射されたレーザビームの正反射光をモニタリングすることでウエハ高さ変動の大きさと方向を検出し,その信号に基づき検出信号の座標を補正することにより,概略同一の領域から発生した散乱光信号を精度良く加算可能とする。
また,検出光学系の配置されている方位角θ1〜6に応じて,光軸を中心としてラインセンサを回転させて配置し,かつ検出光学系の光学倍率を方位角θ1〜6に応じて調整することにより,ウエハ高さ変動による画素ずれの発生を回避可能とする。
図9を用いて信号処理回路381について説明する。信号処理回路381は、低角度検出光学系121の光学像を検出した光検出器350の複数の受光面それぞれから出力された信号を処理する。即ち、図2で示した低角度検出光学系121のユニット121−1に対応する光検出器350−1の8の受光面350−11〜350−18からの出力はA/D変換器371−1でA/D変換された後、信号処理部380に入力されてスイッチング部390−1で信号をオン/オフされ、スイッチング部390−1がオンの場合には受光面350−11からの信号は加算器392−1に入力され、低角度検出光学系121のユニット121−2に対応する光検出器350−2の受光面350−21からの出力、ユニット121−3に対応する光検出器350−3の受光面350−31からの出力などの各光検出器の対応する受光面からの出力と足し合わされる。
更に、光検出器350−1の受光面350−12からの出力は、A/D変換器371−2でA/D変換された後、信号処理部380に入力されてスイッチング部390−1で信号をオン/オフされ、スイッチング部390−1がオンの場合には加算器392−2に入力され、低角度検出光学系121のユニット121−2に対応する光検出器350−2の受光面350−22からの出力、ユニット121−3に対応する光検出器350−3の受光面350−32からの出力などの各光検出器の対応する受光面からの出力と足し合わされる。更に、光検出器350−1の受光面350−13からの出力は、A/D変換器371−2でA/D変換された後信号処理部380に入力されてスイッチング部390−1を通って加算器392−3に入力され、光検出器350−2の受光面350−23からの出力、ユニット121−3に対応する光検出器350−3の受光面350−33からの出力などの各光検出器の対応する受光面からの出力と足し合わされる。
同様にして各光検出器350−1〜6の対応する各受光面からの出力は加算記392−1〜6で足し合わされる。このとき、スイッチング部390−1〜6で各光検出器350−1〜6からの出力信号をオン/オフさせることにより、各光検出器350−1〜6からの出力を選択して加算することができる。たとえば、図2で示した各検出器の配置のうち、レーザ20の照明により前方散乱光に強いノイズ成分が乗っている場合には、前方散乱光を検出する低角度検出光学系121の各受光器のうちユニット121−3および121−4に対応する光検出器350−3及び350−4からの出力信号をオフにして、他の光学検出器からの出力を各加算器392−1〜6で加算するようにしても良い。
各加算器392−1〜6で加算された信号は、信号合成部394に入力されて合成信号が形成され、この合成信号は信号処理回路部395に送られて処理され、欠陥の種類や大きさ、位置情報が抽出される。信号処理回路部395で処理された情報は表示部82に送られて検出した欠陥に関する情報が画面上に表示される。また、信号処理回路部395で処理された情報は制御部382にも送られて他の情報、例えばウェハのロット番号や検査日時の情報、検査装置、検査条件の情報等と関連付けて記憶手段384に記憶される。
なお、上記した実施例1においては図7に示したように全方位の検出系について回折格子板340を用いた結像光学系を採用した例で説明したが、図2に示す121−2と121−5の位置に配置する検出光学系については、回折格子板340を用いずに図10に示すような通常の集光レンズ331’と結像レンズ332’とを組合わせた結像光学系330’とを用いても良い。
本発明による表面検査装置の第2の実施例について説明する。
第2の実施例に係る表面検査装置の構成は、基本的には図1に記載したものと同じであるが、高角度検出光学系122の集光光学系360の構成が異なる。
第1の実施例においては、低角度検出光学系121と高角度検出光学系122とは何れも図4に示したような光学系を採用していたが、斜方照明時に微小な異物からの反射散乱光は低角度方向により多く散乱し、高角度方向にはあまり散乱光が届かない場合がある。したがって、より微細な欠陥を検出することを目的とする場合、高角度検出光学系122を低角度検出光学系121と同じ高感度化を狙った構成にしてもあまりメリットが無い。
そこで、本実施例においては高角度検出光学系122の構成を単なる集光光学系で構成し、第1の実施例よりも比較的簡素な構成とした。
すなわち、第1の実施例において、高角度検出光学系122の集光光学系360の構成は図4に記載した低角度検出光学系121と基本的に同じであったが、本実施例においては、回折格子板340を用いず、第1の結像光学系330及び第2の結像光学系333の代わりに集光光学系を採用するようにした。図10にその構成を記載する。即ち、第2の実施例においては、高角度検出光学系を、図10に示したように、結像光学系360の代わりに集光レンズ362とピンホール363を備えた集光光学系360’を用い、マルチアノードタイプの複数の受光面を持つ光電子増倍管361の代わりに、シングルアノードタイプの光電子増倍管361’を使用する。そして、光電子増倍管361’の前に設置したピンホール363によりレーザ20で照明されたウェハ1表面の線状の領域21のうちの一部の領域に視野を絞り、ノイズを低減させて散乱光を検出するようにした。
本実施例においては、低角度検出光学系121にはマルチアノードタイプの複数の受光面を持つ光電子増倍管350を用いて光学像を検出し、高角度検出光学系122にはシングルアノードタイプの光電子増倍管361’を使用する。これらの検出器からの出力信号は、図11に示すように構成された信号処理部380’で処理される。
すなわち、図2に示すような配置に設定された低角度検出光学系121の各ユニット121−1〜6を構成する光電子増倍管350−1〜6のそれぞれの受光面350−11〜18、350−21〜28・・・で検出した散乱光の検出信号はA/D変換器371−1〜6でデジタル信号に変換される。一方、高角度検出光学系122を構成する光電子増倍管361’からのアナログ出力信号もA/D変換器372’でデジタル信号に変換される。このA/D変換器372’でデジタル信号に変換された光電子増倍管372’からの出力信号は、低角度検出光学系121の光電子増倍管350のそれぞれの受光面350−11〜18、350−21〜28・・・で検出した散乱光のうちピンホール363の視野に近い部分からの散乱光を検出した受光面からの出力(図11の場合は受光面350−13,350−23・・・からの出力)と加算器392’−3で加算される。他の加算器392’−1,2,4〜6は低角度検出光学系121の光電子増倍管350−1〜6のそれぞれに対応する受光面350−11〜18、350−21〜28・・・からの出力を加算する。
このとき、スイッチング部390−1〜6および391’で各光検出器350−1〜6及び361’からの出力信号をオン/オフさせることにより、各光検出器350−1〜6及びからの出力を選択して加算することができる。たとえば、図2で示した各検出器の配置のうち、レーザ20の照明により前方散乱光に強いノイズ成分が乗っている場合には、前方散乱光を検出する低角度検出光学系121の各受光器のうちユニット121−3および121−4に対応する光検出器350−3及び350−4からの出力信号をオフにして、他の光学検出器からの出力を各加算器392−1〜6で加算するようにしても良い。
各加算器392−1〜6で加算された信号は、信号合成部394に入力されて合成信号が形成され、この合成信号は信号処理回路部395に送られて処理され、欠陥の種類や大きさ、位置情報が抽出される。信号処理回路部395で処理された情報は表示部82に送られて検出した欠陥に関する情報が画面上に表示される。また、信号処理回路部395で処理された情報は制御部382にも送られて他の情報、例えばウェハのロット番号や検査日時の情報、検査装置、検査条件の情報等と関連付けて記憶手段384に記憶される。
本実施例によれば、レーザ20で照明されたウェハ1表面の線状の領域21を複数の方位角方向及び複数の仰角方向からそれぞれの検出光学系の視野を合わせて撮像して線状の領域21の画像を得ることができるので、それぞれの検出光学系で撮像して得た画像を組合わせて処理することが可能になり、より詳細に欠陥を検出し、分類す路ことが可能になった。
また、低角度検出光学系121からの欠陥検出信号と高角度検出光学系122からの欠陥検出信号とを組合わせて欠陥検出を行うことにより、それぞれの検出光学系を単独で用いる場合に比べて欠陥の検出感度及び欠陥分類性能を向上させることができる。
更にまた、図2に示したように、低角度検出光学系121及び高角度検出光学系122をそれぞれ複数の方位角方向に配置してレーザ20で照明されたウェハ1表面の線状の領域21からの反射散乱光による像を複数の方位角方向及び複数の仰角方向から撮像することにより、欠陥の種類や大きさ、形状などの違いにより異なる欠陥からの散乱光をより多く検出できる検出系を選択して欠陥検出を行うことにより、欠陥検出感度を向上させることができるとともに、検出した欠陥の分類精度も向上させることができる。また、欠陥からの反射散乱光が弱い方向の検出器からは、ウェハ表面粗さによるノイズ信号成分を抽出することも可能で、これを用いて欠陥検出信号を処理することにより、ノイズ信号に埋もれてしまうような小さな欠陥を検出することを可能にし、欠陥検出感度を向上させることができる。
照明光学系110においては、図1に示したように、光路切替えミラー6によりレーザ光源4から発射されたレーザ20の光路を垂直照明と斜方照明とに切替える構成としているが、斜方照明光学系を用いた場合には比較的小さな欠陥を検出するのに有利であり、垂直照明光学系を用いた場合には斜方照明の検出結果と組合わせることにより欠陥分類の精度を向上させることができる。
更に、高角度検出光学系をシングルアノードタイプの光電子増倍管361’で構成したために第1の実施例に比べて構成が比較的シンプルになり、第1の実施例に比べて比較的安価な構成でも小さな欠陥を検出することを可能にし、欠陥検出感度を向上させることができる。
なお、本実施例2においても、実施例1に最後の部分で説明したのと同様に、図2に示す121−2と121−5の位置に配置する検出光学系については、回折格子板340を用いずに図10に示すような通常の集光レンズ331’と結像レンズ332’とを組合わせた結像光学系330’とを用いても良い。
また、上記した実施例1及び2は、回転テーブル2でウェハを回転させながら欠陥を検出する方法について説明したが、本発明はこれに限るものではなく、回転テーブル2とステージ3との組み合わせの変わりにX方向に移動可能なステージとY方向に移動可能なステージとを組合わせて用いても良い。この場合、ステージをウェハ1上の線状の照明領域21に対して直角な方向に連続的に移動させながら高角度検出光学系と低角度検出光学系とで線状の照明領域21を撮像してウェハ上の欠陥を検出する。
1・・・ウエハ 2・・・回転テーブル 3・・・ステージ 4・・・レーザ光源 100・・・ステージ部 110・・・照明光学系 120・・・検出光学系 121・・・低角度照明光学系 122・・・高角度照明光学系 130・・・処理制御部 330・・・第1傑増光学系 333・・・第2結像光学系 340・・・回折格子 350,361・・・光電子増倍管 360・・・光学系 361’・・・光電子増倍管362・・・集光レンズ 363・・・ピンホール 380,380’・・・信号処理部 381・・・出力部 382・・・全体制御部 383・・・ステージ制御部 384・・・記憶部。

Claims (4)

  1. 試料を載置するテーブル手段と、
    該テーブル手段に載置された試料上の線状の領域を照明する照明手段と、
    該照明手段で照明された試料上の線状の領域からの散乱光のうち高角度方向に散乱した光
    を複数の方位角方向から検出する高角度検出光学系手段と、
    該照明手段で照明された試料上の線状の領域からの散乱光のうち低角度方向に散乱した光
    を複数の方位角方向から検出する複数の光学像検出部を備えた低角度検出光学系手段と、
    前記高角度検出光学系手段で前記試料からの散乱光を検出して得た信号と前記低角度検出
    光学系手段で前記試料からの散乱光を検出して得た信号とを処理して前記試料上の欠陥を
    検出する信号処理部と
    を備えた欠陥検査装置であって、
    前記低角度検出光学系手段前記複数の光学像検出部は、それぞれ第1の結像レンズ群と、回折格子、第2の結像レンズ群と複数の受光面を持つ光学像検出器とを組合わせて構成され、
    前記低角度検出光学系手段の前記複数の光学像検出部は、前記複数の光学像検出器のそれぞれの複数の受光面がそれぞれの検出方位角と平行となるように前記回折格子の法線と直交する面内で回転配置されており、
    前記信号処理部は、前記低角度検出光学系の複数の光学像検出部のそれぞれの光学像検出器からの信号を、それぞれの光学像検出器間で対応する受光面からの信号を加算して処理することを特徴とする欠陥検査装置。
  2. 試料を載置するテーブル手段と、
    該テーブル手段に載置された試料上の線状の領域を照明する照明手段と、
    該照明手段で照明された試料上の線状の領域からの散乱光のうち高角度方向に散乱した光
    を複数の方位角方向から検出する高角度検出光学系手段と、
    該照明手段で照明された試料上の線状の領域からの散乱光のうち低角度方向に散乱した光
    を複数の方位角方向から検出する複数の光学像検出部を備えた低角度検出光学系手段と、
    前記高角度検出光学系手段で前記試料からの散乱光を検出して得た信号と前記低角度検出
    光学系手段で前記試料からの散乱光を検出して得た信号とを処理して前記試料上の欠陥を
    検出する信号処理部と
    を備えた欠陥検査装置であって、
    前記低角度検出光学系手段の前記複数の光学像検出部は、それぞれ第1の結像レンズ群と、検光子と、1/2波長板と、回折格子と、第2の結像レンズ群と複数の受光面を持つ光学像検出器とを組合わせて構成され、
    前記低角度検出光学系手段の前記複数の光学像検出部で、前記検光子の回転角度に応じて前記1/2波長板の回転を調節し、前記回折格子に入射する光の偏光方向を常に一定に保つものであり、
    前記信号処理部は、前記低角度検出光学系の複数の光学像検出部のそれぞれの光学像検出器からの信号を、それぞれの光学像検出器間で対応する受光面からの信号を加算して処理することを特徴とする欠陥検査装置
  3. 前記試料を載置するテーブル手段は、前記試料を回転させる回転テーブル部と、前記試料
    を一方向に移動させるステージ部とを備えていることを特徴とする請求項1又は2の何れかに記載の欠陥検査装置。
  4. 前記高角度検出光学系は、前記照明手段で照明された試料上の線状の領域に対して複数の
    方位角方向に配置した光電子増倍管で前記試料上の線状の領域からの散乱光を集光して検
    出することを特徴とする請求項1又は2の何れかに記載の欠陥検査装置。
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