JP5493283B2 - メッキ付二色成形用熱可塑性ポリウレタン樹脂組成物、メッキ用二色成形体、メッキ付二色成形体、並びにそれらの製造方法 - Google Patents
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Description
ヘキサメチレンジイソシアネート(a1)を主成分とする有機ジイソシアネート(A)と、ポリカーボネートジオール(b1)を主成分とする高分子ポリオール(B)と、炭素数2〜10の脂肪族ジオール(c1)を主成分とする鎖延長剤(C)とを含有しており、
前記ヘキサメチレンジイソシアネート(a1)の含有量が、有機ジイソシアネート(A)の全質量に対して70質量%以上であり、
前記ポリカーボネートジオール(b1)の含有量が、高分子ポリオール(B)の全質量に対して70質量%以上であり、
前記高分子ポリオール(B)の数平均分子量が、500〜5000であり、
前記脂肪族ジオール(c1)の含有量が、鎖延長剤(C)の全質量に対して70質量%以上である、
ことを特徴とするものである。
前記第1の成形体の少なくとも一部の表面上に形成されており、ヘキサメチレンジイソシアネート(a1)を主成分とする有機ジイソシアネート(A)と、ポリカーボネートジオール(b1)を主成分とする高分子ポリオール(B)と、炭素数2〜10の脂肪族ジオール(c1)を主成分とする鎖延長剤(C)とを含有するTPUからなり、前記ヘキサメチレンジイソシアネート(a1)の含有量が有機ジイソシアネート(A)の全質量に対して70質量%以上であり、前記ポリカーボネートジオール(b1)の含有量が高分子ポリオール(B)の全質量に対して70質量%以上であり、前記高分子ポリオール(B)の数平均分子量が500〜5000であり、且つ前記脂肪族ジオール(c1)の含有量が鎖延長剤(C)の全質量に対して70質量%以上である第2の成形体
を備えることを特徴とするものである。
ヘキサメチレンジイソシアネート(a1)を主成分とする有機ジイソシアネート(A)と、ポリカーボネートジオール(b1)を主成分とする高分子ポリオール(B)と、炭素数2〜10の脂肪族ジオール(c1)を主成分とする鎖延長剤(C)とを含有しており、前記ヘキサメチレンジイソシアネート(a1)の含有量が有機ジイソシアネート(A)の全質量に対して70質量%以上であり、前記ポリカーボネートジオール(b1)の含有量が高分子ポリオール(B)の全質量に対して70質量%以上であり、前記高分子ポリオール(B)の数平均分子量が500〜5000であり、且つ前記脂肪族ジオール(c1)の含有量が鎖延長剤(C)の全質量に対して70質量%以上であるTPUを、前記第1の成形体の少なくとも一部に接触させた状態を保ちつつ成形することにより、前記TPUからなる第2の成形体を前記第1の成形体の少なくとも一部の表面上に形成させてメッキ用二色成形体を得る工程と、
を含むことを特徴とする方法である。
前記第1の成形体の少なくとも一部の表面上に形成されており、ヘキサメチレンジイソシアネート(a1)を主成分とする有機ジイソシアネート(A)と、ポリカーボネートジオール(b1)を主成分とする高分子ポリオール(B)と、炭素数2〜10の脂肪族ジオール(c1)を主成分とする鎖延長剤(C)とを含有するTPUからなり、前記ヘキサメチレンジイソシアネート(a1)の含有量が有機ジイソシアネート(A)の全質量に対して70質量%以上であり、前記ポリカーボネートジオール(b1)の含有量が高分子ポリオール(B)の全質量に対して70質量%以上であり、前記高分子ポリオール(B)の数平均分子量が500〜5000であり、且つ前記脂肪族ジオール(c1)の含有量が鎖延長剤(C)の全質量に対して70質量%以上である第2の成形体、並びに、
前記第1の成形体の表面のうち前記第2の成形体によって被覆されていない表面上に形成されたメッキ層
を備えることを特徴とするものである。
ヘキサメチレンジイソシアネート(a1)を主成分とする有機ジイソシアネート(A)と、ポリカーボネートジオール(b1)を主成分とする高分子ポリオール(B)と、炭素数2〜10の脂肪族ジオール(c1)を主成分とする鎖延長剤(C)とを含有しており、前記ヘキサメチレンジイソシアネート(a1)の含有量が有機ジイソシアネート(A)の全質量に対して70質量%以上であり、前記ポリカーボネートジオール(b1)の含有量が高分子ポリオール(B)の全質量に対して70質量%以上であり、前記高分子ポリオール(B)の数平均分子量が500〜5000であり、且つ前記脂肪族ジオール(c1)の含有量が鎖延長剤(C)の全質量に対して70質量%以上であるTPUを、前記第1の成形体の少なくとも一部に接触させた状態を保ちつつ成形することにより、前記TPUからなる第2の成形体を前記第1の成形体の少なくとも一部の表面上に形成させてメッキ用二色成形体を得る工程と、
前記メッキ用二色成形体にメッキ処理を施すことにより、前記第1の成形体の表面のうち前記第2の成形体に被覆されていない表面上にメッキ層を形成する工程と、
を含むことを特徴とする方法である。
前記TPUを、前記第1の成形体の少なくとも一部に接触させた状態を保ちつつ成形することにより、前記TPUからなる第2の成形体を前記第1の成形体の少なくとも一部の表面上に形成させてメッキ用二色成形体を得る工程と、
を含むことを特徴とする方法である。
前記メッキ用二色成形体にメッキ処理を施すことにより、前記第1の成形体の表面のうち前記第2の成形体に被覆されていない表面上にメッキ層を形成する工程と、
を含む方法である。
<イソシアネート>
HDI:ヘキサメチレンジイソシアネート、日本ポリウレタン工業社製、商品名「HDI」。
MDI:4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、日本ポリウレタン工業社製、商品名「ミリオネートMT」。
ポリオールA:1,4−ブタンジオールとアジピン酸から得られたポリエステルポリオール、数平均分子量1000。
ポリオールB:ポリテトラメチレングリコール、数平均分子量1000、保土谷化学社製、商品名「PTG−1000SN」。
ポリオールC:1,6−ヘキサンジオールとジエチルカーボネートから得られたポリカーボネートジオール、数平均分子量1000。
ポリオールD:3−メチル−1,5−ペンタンジオールとジエチルカーボネートから得られたポリカーボネートジオール、数平均分子量1000。
1,4−BD:1,4−ブタンジオール、三菱化学社製。
DOTDL:ジオクチル錫ジラウレート、キシダ化学社製。
<メッキ付二色成形用熱可塑性ポリウレタン樹脂組成物の作製>
実施例1においては、以下のようにして熱可塑性ポリウレタン樹脂組成物を得た。すなわち、ポリオールDを857.3部及び1,4−BDを142.7部混合タンクに仕込んだ後に混合してポリオールプレミックスを得た。その後、得られたポリオールプレミックスを温度75℃となるように温度調整した。一方、他の混合タンクにHDIを仕込んだ後に、温度50℃となるように温度調整した。
実施例1においては、以下のようにしてメッキ用二色成形体を得た。すなわち、先ず、二色成形射出成型機(日精樹脂工業株式会社製、製品名「DC−120−9A」)を用いて、ABS樹脂(UMG ABS株式会社製、商品名「サイコラック3001M」)を第1の成形体として射出成形し、次いで、得られた熱可塑性ポリウレタン樹脂組成物(PU−1)を、前記第1の成形体の内側に射出成形して一体形成することによりメッキ用二色成形体(大きさ:15mm×8mm×5mm)を得た。このようにして得られたメッキ用二色成形体を図1に示す。すなわち、図1に示すメッキ用二色成形体10は、第1の成形体1と、第1の成形体1の内側に成形された第2の成形体2とを備えている。
(I)メッキ付二色成形体の作製
実施例1、2及び比較例1〜3で得られたメッキ用二色成形体に対し、それぞれ以下に示すメッキ処理を施してメッキ付二色成形体を得た。すなわち、得られたメッキ用二色成形体に対し、以下のようにして、脱脂処理と、エッチング処理と、中和処理と、キャタリスト処理と、アクセレーター処理と、無電解ニッケルメッキ処理と、電解メッキ処理とを行った。なお、このようなメッキ処理においては、各工程の間に水洗工程を行った。
実施例1、2及び比較例1〜3で得られたメッキ付二色成形体について、以下の方法により第2の成形体の変色、メッキ処理耐性及び透明性を評価した。得られた結果を表2に示す。
メッキ処理前のメッキ用二色成形体とメッキ処理後のメッキ付二色成形体における第2の成形体のYI(黄色度)を分光測色計(スガ試験機社製)によって測定し、メッキ処理後の第2の成形体のYI値(YIa)とメッキ処理前の第2の成形体のYI値(YIb)との差△YI(YIa−YIb)を算出した。そして、△YIの値が5未満の場合を「○」と判定し、△YIの値が5以上の場合を「×」と判定した。
メッキ処理前のメッキ用二色成形体とメッキ処理後のメッキ付二色成形体における第2の成形体の表面をそれぞれ目視にて観察することにより、メッキ処理耐性を評価した。なお、メッキ処理耐性の評価は下記の基準に基づいて判定した。
○:メッキ処理前後で表面外観に差を見出せない。
△:メッキ処理後における第2の成形体の表面がやや粗く、メッキ処理前後で比較した場合にメッキ処理後における第2の成形体の表面の方が粗くなっている。
×:メッキ処理後における第2の成形体の表面が粗い。
メッキ処理後のメッキ付二色成形体における第2の成形体を目視にて観察することにより、透明性を評価した。なお、第2の成形体に濁り、ブルーム又はブリードが見られた場合には「△」と判定し、濁り、ブルーム及びブリードが全く見られない場合は「○」と判定した。
Claims (5)
- ロックウェル硬さがR80以上の硬質樹脂からなる第1の成形体と軟質樹脂からなる第2の成形体とを備えるメッキ用二色成形体の前記第2の成形体に用いるメッキ付二色成形用熱可塑性ポリウレタン樹脂組成物であって、
ヘキサメチレンジイソシアネート(a1)を主成分とする有機ジイソシアネート(A)と、ポリカーボネートジオール(b1)を主成分とする高分子ポリオール(B)と、炭素数2〜10の脂肪族ジオール(c1)を主成分とする鎖延長剤(C)とを含有しており、
前記ヘキサメチレンジイソシアネート(a1)の含有量が、有機ジイソシアネート(A)の全質量に対して70質量%以上であり、
前記ポリカーボネートジオール(b1)の含有量が、高分子ポリオール(B)の全質量に対して70質量%以上であり、
前記高分子ポリオール(B)の数平均分子量が、500〜5000であり、
前記脂肪族ジオール(c1)の含有量が、鎖延長剤(C)の全質量に対して70質量%以上である、
ことを特徴とするメッキ付二色成形用熱可塑性ポリウレタン樹脂組成物。 - ロックウェル硬さがR80以上の硬質樹脂からなる第1の成形体、並びに、
前記第1の成形体の少なくとも一部の表面上に形成されており、ヘキサメチレンジイソシアネート(a1)を主成分とする有機ジイソシアネート(A)と、ポリカーボネートジオール(b1)を主成分とする高分子ポリオール(B)と、炭素数2〜10の脂肪族ジオール(c1)を主成分とする鎖延長剤(C)とを含有する熱可塑性ポリウレタン樹脂組成物からなり、前記ヘキサメチレンジイソシアネート(a1)の含有量が有機ジイソシアネート(A)の全質量に対して70質量%以上であり、前記ポリカーボネートジオール(b1)の含有量が高分子ポリオール(B)の全質量に対して70質量%以上であり、前記高分子ポリオール(B)の数平均分子量が500〜5000であり、且つ前記脂肪族ジオール(c1)の含有量が鎖延長剤(C)の全質量に対して70質量%以上である第2の成形体
を備えることを特徴とするメッキ用二色成形体。 - ロックウェル硬さがR80以上の硬質樹脂からなる第1の成形体を準備する工程と、
ヘキサメチレンジイソシアネート(a1)を主成分とする有機ジイソシアネート(A)と、ポリカーボネートジオール(b1)を主成分とする高分子ポリオール(B)と、炭素数2〜10の脂肪族ジオール(c1)を主成分とする鎖延長剤(C)とを含有しており、前記ヘキサメチレンジイソシアネート(a1)の含有量が有機ジイソシアネート(A)の全質量に対して70質量%以上であり、前記ポリカーボネートジオール(b1)の含有量が高分子ポリオール(B)の全質量に対して70質量%以上であり、前記高分子ポリオール(B)の数平均分子量が500〜5000であり、且つ前記脂肪族ジオール(c1)の含有量が鎖延長剤(C)の全質量に対して70質量%以上である熱可塑性ポリウレタン樹脂組成物を、前記第1の成形体の少なくとも一部に接触させた状態を保ちつつ成形することにより、前記熱可塑性ポリウレタン樹脂組成物からなる第2の成形体を前記第1の成形体の少なくとも一部の表面上に形成させてメッキ用二色成形体を得る工程と、
を含むことを特徴とするメッキ用二色成形体の製造方法。 - ロックウェル硬さがR80以上の硬質樹脂からなる第1の成形体、
前記第1の成形体の少なくとも一部の表面上に形成されており、ヘキサメチレンジイソシアネート(a1)を主成分とする有機ジイソシアネート(A)と、ポリカーボネートジオール(b1)を主成分とする高分子ポリオール(B)と、炭素数2〜10の脂肪族ジオール(c1)を主成分とする鎖延長剤(C)とを含有する熱可塑性ポリウレタン樹脂組成物からなり、前記ヘキサメチレンジイソシアネート(a1)の含有量が有機ジイソシアネート(A)の全質量に対して70質量%以上であり、前記ポリカーボネートジオール(b1)の含有量が高分子ポリオール(B)の全質量に対して70質量%以上であり、前記高分子ポリオール(B)の数平均分子量が500〜5000であり、且つ前記脂肪族ジオール(c1)の含有量が鎖延長剤(C)の全質量に対して70質量%以上である第2の成形体、並びに、
前記第1の成形体の表面のうち前記第2の成形体によって被覆されていない表面上に形成されたメッキ層
を備えることを特徴とするメッキ付二色成形体。 - ロックウェル硬さがR80以上の硬質樹脂からなる第1の成形体を準備する工程と、
ヘキサメチレンジイソシアネート(a1)を主成分とする有機ジイソシアネート(A)と、ポリカーボネートジオール(b1)を主成分とする高分子ポリオール(B)と、炭素数2〜10の脂肪族ジオール(c1)を主成分とする鎖延長剤(C)とを含有しており、前記ヘキサメチレンジイソシアネート(a1)の含有量が有機ジイソシアネート(A)の全質量に対して70質量%以上であり、前記ポリカーボネートジオール(b1)の含有量が高分子ポリオール(B)の全質量に対して70質量%以上であり、前記高分子ポリオール(B)の数平均分子量が500〜5000であり、且つ前記脂肪族ジオール(c1)の含有量が鎖延長剤(C)の全質量に対して70質量%以上である熱可塑性ポリウレタン樹脂組成物を、前記第1の成形体の少なくとも一部に接触させた状態を保ちつつ成形することにより、前記熱可塑性ポリウレタン樹脂組成物からなる第2の成形体を前記第1の成形体の少なくとも一部の表面上に形成させてメッキ用二色成形体を得る工程と、
前記メッキ用二色成形体にメッキ処理を施すことにより、前記第1の成形体の表面のうち前記第2の成形体に被覆されていない表面上にメッキ層を形成する工程と、
を含むことを特徴とするメッキ付二色成形体の製造方法。
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