JP3710408B2 - メッキ成形品の製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、樹脂成形品の裏面側に弾性層が一体成形された2色成形品の表面にメッキを処理する方法に関し、詳しくは、例えば、スイッチ、パソコン操作用キー・トップ等の電気、電子部品、パソコン、電話等のOA機器、DVD、MD等の通信機器表面のメッキ方法に関し、さらに詳しくは携帯電話の操作釦(キー)の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、携帯電話の操作釦においては、図1に示すように、樹脂成形品1の裏面にクッション性を付与するために弾性層2が一体成形された2色成形品の表面にメッキ3を施すことがある。
【0003】
このような成形品の表面にメッキを施す場合には、通常、エッチング工程、水洗工程、キャタリスト工程、アクセレーター工程を順次行う無電解メッキを行った後、電気メッキが行われる。
【0004】
エッチング工程においては、成形品をクロム酸と硫酸が混合されたクロム酸混液中に浸漬するが、このエッチングの際に、弾性層がクロム酸混液に溶解し易いために、その後の水洗工程等の際にこの溶解成分が凝固し、さらに次工程へ持ち込まれて拡散することにより、メッキ成形品表面に微細な異物が付着して不良品となることがある。
【0005】
このような問題を避けるためには、クロム酸混液の濃度を、弾性層が溶解し難い程度に下げることが考えられるが、そのようにすると、樹脂成形品表面にメッキされるメッキ層の密着不良を生じる。
【0006】
また、樹脂成形品だけをメッキ処理した後に、その裏面に弾性層を接着することも考えられるが、その場合には生産性が大きく低下する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記の実状に着目してなされたものであって、その目的とするところは、樹脂成形品の裏面に弾性層が一体成形された2色成形品の表面に、微細な凹凸が形成されることなくメッキを施すことができるメッキ成形品の製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のメッキ成形品の製造方法は、一次成形品の片面の少なくとも一部に、二次成形品として弾性層が一体成形された成形品の表面に、メッキを処理するメッキ成形品の製造方法であって、該成形品をクロム酸と硫酸とが混合されたクロム酸混液中に浸漬することにより、該成形品の表面をエッチングする工程を包含し、該エッチング工程が以下の処理条件で実施され、そのことにより上記目的が達成される:
(a)該クロム酸混液の温度:65〜69℃、(b)該クロム酸混液におけるクロム酸の濃度:370g/リットル〜390g/リットル、(c)該クロム酸混液における硫酸の濃度:190g/リットル〜230g/リットル。
なお、本明細書では、クロム酸の濃度は、無水クロム酸(CrO 3 )の濃度を意味する。
【0009】
一つの実施態様では、前記エッチング工程の後、さらに、水洗工程、キャタリスト工程、およびアクセレーター工程、をこの順で有し、該アクセレーター工程が、キャタリスト工程で使用した酸性溶液に比べてpHが中性側の酸性溶液に成形品を浸漬すると共に、該酸性溶液を活性炭と接触させて、酸性溶液中に含まれる不純物を吸着させる工程、および、その後、成形品を水洗する工程、を包含する。
【0010】
一つの実施態様では、前記水洗工程が、以下の方法で実施される:水タンクの底面に微細な空気の泡を吹き出すノズルを設置し、成形品に向けてノズルから空気の泡を吹き出すこと。
【0011】
一つの実施態様では、前記弾性層が、熱可塑性ポリウレタンエラストマーからなる。
【0012】
本発明のメッキ成形品は、上記いずれかの方法によって得られる。
【0013】
そのメッキ成形品が、携帯電話用釦であり得る。
【0014】
本発明の作用は次の通りである。
【0015】
最適なエッチング条件によって2色成形品をエッチングすることにより、弾性層の溶解を極力抑えながら、成形品表面に密着性よくメッキできるようになった。エッチング条件が不十分な場合には、メッキの密着性が十分ではなく、耐久性に劣る。またエッチング条件が本発明の範囲より過度である場合には、弾性層が溶解して成形品の表面状態が悪くなり不良品の発生率が高くなる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を詳細に説明する。
【0017】
本発明の携帯電話の操作釦等の成形品4は、図1に示すように、2色成形によって得られるものであり、成形樹脂にて形成された一次成形品1と、該一次成形品1の裏面側に二色成形によって成形された二次成形品として弾性層2とを有する。
【0018】
一次成形品1は、ABS樹脂、ポリプロピレン、塩化ビニル樹脂、ポリスチレン、ポリカーボネート、メタクリル樹脂、ポリスルホン、ポリエステル、ポリアセタール、ポリアミド等を使用できるが、特に好ましい樹脂は、ABS樹脂である。
【0019】
二次成形品2は、ゴム、エラストマー等にて形成され、操作釦が使用されるときのクッション性を付与するものである。弾性層2の硬度はショアーAにて80以上のものに対応でき、特に85〜92程度が好ましい。この弾性層2によって釦にクッション性を付与でき、釦の操作性を向上し、また携帯電話等の機器を落下したときの衝撃を吸収して破損を防止できる。
【0020】
弾性層2は、特に、熱可塑性ポリウレタンエラストマーにて形成することができる。市販品としては、熱可塑性ポリウレタン系エラストマーを使用できる。
【0021】
このようにして得られた成形品4の表面に以下の工程によりメッキ3処理が行われる。
(A)成形品を水洗し、その表面に無電解ニッケルメッキ(化学メッキ)または無電解銅メッキによって金属メッキ層を形成する。
【0022】
無電解メッキは、以下のように行うことができる。
A−1.エッチング工程
無水クロム酸と硫酸の混合液(クロム酸混液)に成形品を所定温度にて所定時間浸漬後、水洗し、表面を粗面化する。
【0023】
この工程での好ましい条件は以下の通りである。
【0024】
使用するクロム酸混液の温度:65〜69℃が好ましく、さらに好ましくは66〜68℃である。
【0025】
クロム酸混液におけるクロム酸の濃度:370g/リットル〜390g/リットルが好ましく、また硫酸の濃度は、190g/リットル〜230g/リットルが好ましい。エッチング工程での処理時間は、通常8〜12分である。
【0026】
クロム酸濃度が上記範囲より高すぎると、弾性層2が溶解されて不純物が溶け出すという欠点があり、また硫酸濃度が上記範囲より高すぎると、結晶が発生するため、連続生産性に劣る。これは、硫酸濃度が高いために、クロム酸混液中のクロム酸が飽和しているためと思われる。
【0027】
なお、上記エッチング工程の前に、予備のエッチング工程を行ってもよい。この場合のエッチング条件は、例えば、以下の通りである。
予備エッチング工程:
使用するクロム酸混液の温度:66〜68℃が好ましい。
【0028】
クロム酸混液におけるクロム酸の濃度:135g/リットル〜165g/リットルが好ましく、硫酸の濃度は、180g/リットル〜220g/リットルが好ましい。エッチング工程での処理時間は、通常2〜4分である。
A−2.水洗工程
上記クロム酸混液を成形品表面から除去するために、水洗工程を行う。水洗は水を成形品にシャワーすることによって行うことができる。また、必要に応じて水洗後、中和工程を行い、その後再び水洗するようにしてもよい。
A−3.キャタリスト(キャタライザー)工程
塩化パラジウムと塩化第一スズと塩酸の水溶液に、上記成形品を浸漬する。その後、水洗し、成形品表面にパラジウムを吸着させる。
【0029】
キャタリスト工程においては、以下の条件で浸漬処理するのが好ましい。
温度:31〜35℃
濃度(キャタリスト):53〜67g/リットル
濃度(塩酸):280〜320g/リットル
濃度(クロム不純物):150ppm以下
水洗工程では、シャワーによって実施することができる。
A−4.アクセレーター工程
塩酸の水溶液に成形品を浸漬し、水洗しキャタリスト工程でパラジウムと一緒に吸着したスズを塩酸で溶解、脱落させる。
【0030】
アクセレーター工程における浸漬条件は以下が好ましい。
【0031】
温度:36〜40℃
不純物(スズ):100ppm以下
ここで、成形品を直接水洗すると、キャタリスト工程で使用した酸性溶液のpH(通常pH1程度である)が急に中性側へ移行するため、水酸化物等の不純物が生成し、成形品の表面に付着するおそれがある。そこで、酸性溶液をpH1.5程度とした後、この溶液を活性炭に通して、不純物を吸着させ、その後水洗するのがよい。
【0032】
また、水洗する場合には、水タンクの底面に微細な空気の泡を吹き出すノズルを設置し、成形品の弾性層2に向けてノズルから空気の泡を吹きだしながら(バブリング)水洗するのがよい。空気の泡が成形品表面(特に弾性層2)に衝突するので、成形品表面に付着した不純物や薬品の残りを効果的に除去することができる。
A−5.無電解ニッケルメッキまたは銅メッキ(化学メッキ)
ニッケルまたは銅、ホルマリン、ロッセル塩、苛性ソーダ、次亜リン酸ソーダ、アンモニア、水等の混合液に浸漬し、水洗する。これによって、ホルマリン、次亜リン酸ソーダの還元反応により、ニッケル(銅)をパラジウム上に析出させる。
【0033】
次に、無電解メッキ層上に、以下のようにして電気メッキを行う。
【0034】
本発明では、ニッケル又は銅メッキをした後に、電気ニッケルメッキ、クロムメッキ、クロム合金メッキ、金メッキ、その他合金メッキをする。
【0035】
【実施例】
(実施例1)
ABS樹脂からなる一次成形品と、熱可塑性ポリウレタンエラストマーからなる二次成形品とを一体成形して2色成形の携帯用釦の成形品を得た。
【0036】
この成形品を以下の条件でエッチングし、エッチング処理後の成形品を2回水洗し、各々の水洗水をメンブランフィルタ(#2)で濾過を行い、濾紙に吸着した残渣を目視確認し、指数評価(最も悪い50、最も良い0)をした。さらに、水洗処理した成形品を、従来と同様の方法でメッキして、成形品のメッキ仕上がりを目視にて観察した。
A.試験目的
上記で説明した第2エッチング工程において、熱可塑性ポリウレタンエラストマーが溶解し、水洗等で凝固の後、次工程へ持ち込み、拡散することにより、ぶつ不良が発生していることが考えられるが、クロム酸混液組成のクロム酸、硫酸のどちらが影響しているかを検討した。
B.試験条件
クロム酸の濃度を変えた3水準(350〜410g/リットルまで、30g/リットル毎に濃度を変化させた)と、硫酸の濃度を変えた3水準(180〜240g/リットルまで、30g/リットル毎に濃度を変化させた)とを組み合わせたクロム酸混液を調製した。
C.試験方法
1リットルビーカーの中に上記で調製したクロム酸混液を入れ、この液中に上記成形品を6個浸漬して8分間エッチング処理した。このエッチング処理を2回繰り返した。
D.評価方法
項目Cでエッチング処理した成形品を2回水洗し、各々の水洗水をメンブランフィルタ(#2)で濾過を行い、濾紙に吸着した残渣を目視確認し、指数評価(最も悪い50、最も良い0)をした。また、濾紙に付着した油膜を目視観察した。
E.結果
結果を表1に示す。
【0037】
【表1】
表1中、nは試験総数、pは不良品の数、%は不良率を示す。また、ブツの大きさおよび突状面積は、成形品の表面に表れたブツの大きさおよびサイズを測定し評価した。
【0038】
表1から明らかなように、クロム酸濃度を380g/リットル、硫酸濃度を210g/リットルとした場合が最も良い結果が得られた。硫酸濃度を240g/リットルとした場合の試験では、ビーカーの液面周辺に液晶が発生するため、ラインには適さないことがわかる。この理由は、硫酸濃度が高すぎるために、クロム酸が混液中で飽和していると思われる。
【0039】
【発明の効果】
本発明によれば、2色成形品の弾性層の溶解を極力抑えながら、成形品表面をエッチングして密着性のよいメッキが行える。従って、成形品の表面にブツ等の発生を抑えて不良品の発生率を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造方法によって得られたメッキ成形品の一実施例の断面図である。
【符号の説明】
1 一次成形品
2 二次成形品
3 メッキ部分
4 成形品
Claims (5)
- 一次成形品の片面の少なくとも一部に、二次成形品として弾性層が一体成形された成形品の表面に、メッキを処理するメッキ成形品の製造方法であって、
該成形品をクロム酸と硫酸とが混合されたクロム酸混液中に浸漬することにより、該成形品の表面をエッチングする工程を包含し、
該エッチング工程が以下の処理条件で実施され、
(a)該クロム酸混液の温度:65〜69℃、
(b)該クロム酸混液におけるクロム酸の濃度:370g/リットル〜390g/リットル、
(c)該クロム酸混液における硫酸の濃度:190g/リットル〜230g/リットル、
該エッチング工程の後、さらに、水洗工程、キャタリスト工程、およびアクセレーター工程、をこの順で有し、
該アクセレーター工程が、キャタリスト工程で使用した酸性溶液に比べてpHが中性側である酸性溶液に成形品を浸漬すると共に、該酸性溶液を活性炭と接触させて、酸性溶液中に含まれる不純物を吸着させる工程、および、その後、成形品を水洗する工程、を包含する、メッキ成形品の製造方法。 - 前記水洗工程が、水タンクの底面に微細な空気の泡を吹き出すノズルを設置し、成形品に向けてノズルから空気の泡を吹き出す工程、を包含する請求項1に記載のメッキ成形品の製造方法。
- 一次成形品の片面の少なくとも一部に、二次成形品として弾性層が一体成形された成形品の表面に、メッキを処理するメッキ成形品の製造方法であって、
該弾性層が、熱可塑性ポリウレタンエラストマーからなり、
該成形品をクロム酸と硫酸とが混合されたクロム酸混液中に浸漬することにより、該成形品の表面をエッチングする工程を包含し、
該エッチング工程が以下の処理条件で実施される、メッキ成形品の製造方法:
(a)該クロム酸混液の温度:65〜69℃、
(b)該クロム酸混液におけるクロム酸の濃度:370g/リットル〜390g/リットル、
(c)該クロム酸混液における硫酸の濃度:190g/リットル〜230g/リットル。 - 請求項1〜3のいずれかの方法によって得られるメッキ成形品。
- 前記メッキ成形品が、携帯電話用釦である請求項4に記載のメッキ成形品。
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