JP5493273B2 - 撮像装置、撮影方法及びプログラム - Google Patents
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Description
自動露出処理における測光方式には、画面を複数の領域に分割して測光する分割測光方式、画面の一部分に露出を合わせるスポット測光方式、画面中央部の被写体に特に露出を合わせる中央重点測光方式などがある。
そして、これら複数の測光方式を撮影状況に応じて切り換えたり、中央重点測光方式における重み付けテーブルを切り換える技術も開発されている(例えば、特許文献1参照)。
図1は、本発明を適用した実施形態1の撮像装置100の概略構成を示すブロック図である。
具体的には、図1に示すように、撮像装置100は、撮像部1と、撮像補助部2と、表示部3、操作部4と、記録媒体5と、USB端子6と、制御部7等を備えて構成されている。
電子撮像部12は、撮像レンズ11を通過した被写体像を二次元の画像信号に変換するCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-oxide Semiconductor)等から構成されている。
映像信号処理部13は、電子撮像部12から出力される画像信号に対して所定の画像処理を施すものである。
画像メモリ14は、画像処理後の画像信号を一時的に記憶する。
ズーム駆動部22は、撮像レンズ11に接続されたズーム機構部(図示略)を駆動させる。
なお、フォーカス駆動部21、ズーム駆動部22は、撮影制御部15に接続され、撮影制御部15の制御下にて駆動する。
具体的には、シャッターボタン41aは、ユーザにより半押し操作された場合に、自動合焦処理(AF)等の実行指示を出力する。また、シャッターボタン41aは、記録指示手段として、ユーザにより全押し操作された場合に、撮像部1による被写体の静止画像(記録画像)の記録指示を出力する。
ここで、動作モードとしては、例えば、所定サイズの静止画像を撮影する静止画撮影モードや、所定のフレームレートで動画像を撮影する動画撮影モード、撮像された画像を再生表示する再生モード等が挙げられる。
そして、ユーザによりモード設定ボタン41bが操作されて所定の動作モード(例えば、静止画撮影モード)が選択されると、当該動作モードの設定指示を入力回路42を介してCPU71に出力する。CPU71は、設定指示が入力されると、各部を制御して当該動作モードに応じた設定を行う。
具体的には、CPU71が焦点距離取得プログラム72aを実行することで、撮像部1による被写体の撮像の際に、フォーカス駆動部21やズーム駆動部22により光軸方向に移動した撮像レンズの焦点距離を取得する。
具体的には、CPU71が逆光状態判定プログラム72bを実行することで、ユーザによる逆光ボタン41cの操作の有無に基づいて、逆光状態であるか否かを判定する。
なお、CPU71は、撮像部1により生成された複数の画像フレームの画素値のヒストグラムを算出して、そのヒストグラムの画素値の分布に基づいて、逆光状態であるか否かを判定しても良い。
具体的には、CPU71による顔検出プログラム72cの実行に基づいて、複数の画像フレームのうち、一の画像フレームについて顔画像探索範囲を画像全体として顔画像探索枠を所定方向に走査して、顔パーツ(特徴部分)を特定して各顔パーツの位置関係から顔であるか否かを判定し、所定の判定値(閾値)よりも大きく顔であると判定されると当該探索枠領域を顔とみなす。また、所定の画像フレームにて顔が検出されると、次の画像フレームにて、検出された顔の近傍の所定領域を顔画像探索範囲として顔検出する。
そして、顔が検出されると、画像表示部32は、当該顔に重畳させて顔検出枠(図示略)を表示する。
即ち、CPU71が焦点距離取得プログラム72a、逆光状態判定プログラム72b及び顔検出プログラム72cの各々を実行することで、焦点距離、逆光状態、顔検出状態等の複数の観点について各観点毎に撮影状況を特定する撮影状況特定処理を行う。
具体的には、CPU71がテーブル設定プログラム72dを実行することで、焦点距離取得処理、逆光状態判定処理、顔検出処理(撮影状況特定処理)にて特定された焦点距離、逆光状態、顔検出状態等の撮影状況に基づいて、重点測光領域Mの位置、数、大きさ、局所性、重み量等の複数種類の重み付けパラメータのうち、少なくとも一が異なる複数の複数の生成用テーブルT2(図3〜図5参照)を乗算により組み合わせて重み付けテーブルを生成する。即ち、CPU71は、撮影状況特定処理にて特定された撮影状況に係る焦点距離、逆光状態、顔検出状態に基づいて、これら焦点距離、逆光状態、顔検出状態の各々と関連付けて記憶されている各生成用テーブルT2を組み合わせるか否かを判定する。
重点測光領域Mの数としては、図7(a)〜図7(d)に示すように、画像フレーム内に一つ(図7(a)参照)、二つ(図7(b)参照)、三つ(図7(c)参照)、四つ(図7(d)参照)等が挙げられる。
重点測光領域Mの大きさとしては、図8(a)及び図8(b)に示すように、画像フレーム全体に対する大きさが小さいもの(図8(a)参照)と、大きいもの(図8(b)参照)等が挙げられる。
重点測光領域Mの局所性としては、図9(a)及び図9(b)に示すように、画像フレーム内で一部分のみが他の部分に対して重み量が大きくなっている(スポット測光に近い)局所性が高いもの(図9(a)参照)と、重点測光領域Mの重み量が周辺に対して次第に大きくなっているもの(図9(b)参照)等が挙げられる。
重点測光領域Mの重み量としては、図10(a)及び図10(b)に示すように、画像フレーム内で重点測光領域Mの他の部分に対する重み量が大きくなっているもの(図10(a)参照)と、それほど大きくなっていない(小さい)もの(図10(b)参照)等が挙げられる。
なお、使用テーブル判定用テーブルT1における焦点距離(mm)の数値は、一例であってこれに限られるものではなく、適宜任意に変更することができる。
また、顔検出処理にて顔検出状態であると判定されると、CPU71が、重み付けテーブルの生成のために組み合わせる生成用テーブルT2として重点測光領域Mの位置が顔検出位置で、数が一つ、大きさが小さく、局所性が高く、重み量が中程度の顔検出状態生成用テーブルT23(図5参照)を取得する。
具体的には、CPU71が露出調整プログラム72eを実行することで、重み付けテーブルを用いて撮像部1によるスルー画像の撮像により生成された画像フレームの明るさを判定して、当該画像フレームの明るさに基づいて、例えば、シャッター速度や絞り、または増幅率(ゲイン)等の露出条件を設定する。
具体的には、CPU71が露出条件補正プログラム72fを実行することで、自動露出処理にて設定された露出条件を撮像部1により被写体をさらに明るく撮像するように予め定められた固定のシフト量でEVシフトを行う。
生成用テーブルT2としては、焦点距離に応じて規定された焦点距離別生成用テーブルT21(図3(a)〜図3(c)参照)、逆光状態にて用いられる逆光状態生成用テーブルT22(図4参照)、顔検出状態にて用いられる顔検出状態生成用テーブルT23(図5参照)等が挙げられる。
図11は、露出調整処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。また、図12は、重み付けテーブル設定処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
なお、以下に説明する露出調整処理は、撮像装置100の動作モードが静止画像を撮影する静止画撮影モードに設定されている場合について説明する。
以下に、重み付けテーブル設定処理について図12を参照して詳細に説明する。
ここで、焦点距離(mm)が35〜137の場合には、焦点距離別生成用テーブルT21としてワイドテーブルT21aを選択し(ステップS23)、焦点距離(mm)が138〜252の場合には、焦点距離別生成用テーブルT21としてミドルテーブルT21bを選択し(ステップS24)、焦点距離(mm)が253〜420の場合には、焦点距離別生成用テーブルT21としてテレテーブルT21cを選択する(ステップS25)。
ここで、逆光状態であると判定されると(ステップS27;YES)、CPU71は、プログラムメモリ72内のテーブル設定プログラム72dを実行して、焦点距離別生成用テーブルT21に逆光状態生成用テーブルT22を乗算して重み付けテーブルを生成する(ステップS28)。
なお、ステップS27にて、逆光状態ではないと判定された場合にも(ステップS27;NO)、ステップS29に移行する。
ここで、顔が検出された(顔検出状態)と判定されると(ステップS29;YES)、CPU71は、プログラムメモリ72内のテーブル設定プログラム72dを実行して、焦点距離別生成用テーブルT21(若しくは、焦点距離別生成用テーブルT21に逆光状態生成用テーブルT22が乗算されたテーブル)に顔検出状態生成用テーブルT23を乗算して重み付けテーブルを生成する(ステップS30)。
これにより、重み付けテーブル設定処理を終了する。
なお、ステップS5にて、露出条件の補正の実行が指示されていないと判定された場合にも(ステップS5;NO)、ステップS8に移行する。
ここで、シャッターボタン41aが全押し操作されたと判定されると(ステップS8;YES)、CPU71は、露出調整処理にて設定された露出条件で被写体の本撮像を行う(ステップS9)。
これにより、露出調整処理を終了する。
従って、撮影状況に応じて重点測光方式における重み付けテーブルの重み値をより適正に効率良く設定することができる。
また、手振れによる撮影フレーム内の被写体の位置変化が大きい望遠撮影の場合には、重点測光領域を大きくしたり、重み量を小さくすることで手振れの影響が少ない測光を行うことができ、手振れによる撮影フレーム内の被写体の位置変化が小さい広角撮影の場合には、重点測光領域を小さくしたり、重み量を大きくすることでより正確な測光を行うことができ、その中間の焦点距離の場合であっても、手振れによる影響と精度とのバランスのとれた測光を行うことができる。
また、逆光状態が検出された場合に、完全にスポット測光に切り換えるのではなく、重点測光領域の大きさが小さい(または、局所性が高い)重み付けテーブルを、逆光以外の他の観点で判断される撮影状況に対応する重み付けテーブルと演算して新たな重み付けテーブルを生成するので、逆光状態であるか否かを含む様々な撮影状況においてバランスのとれた測光を行うことができる。
また、顔が検出された場合に、完全にスポット測光に切り換えるのではなく、重点測光領域の大きさが小さい(または、局所性が高い)重み付けテーブルを、顔検出以外の他の観点で判断される撮影状況に対応する重み付けテーブルと演算して新たな重み付けテーブルを生成するので、人の顔以外にも重要な被写体を含む可能性のある撮影状況においてバランスのとれた測光を行うことができる。
即ち、動画撮影モードにあっては、重み付けテーブル設定処理にて、動画撮影モードにおいてのみ用いられ、重み付けテーブルの生成のために組み合わされる動画撮影生成用テーブル(図示略)を乗算等により組み合わせるようにしても良い。或いは、焦点距離別生成用テーブルT21、逆光状態生成用テーブルT22、顔検出状態生成用テーブルT23の各々を静止画撮影モードと動画撮影モードとで別々に用意しておき、動作モードに応じて組み合わせる生成用テーブルT2を変更するようにしても良い。
即ち、変形例1の撮像装置200にあっては、図13に示すように、手ぶれ量検出部8が搭載されている。
なお、変形例1の撮像装置200は、手ぶれ量検出部8を備える以外の点では、実施形態1の撮像装置100と略同様の構成をなし、その詳細な説明は省略するものとする。
なお、手ぶれ量検出手段として、角速度センサを例示したが、これに限られるものではなく、被写体の撮像の際の手ぶれ量を検出できる構成であれば如何なるものであっても良い。
なお、手ぶれ生成用テーブルT2は、手ぶれ量が大きくなるほど、重点測光領域Mの大きさが大きくなったり、局所性が低くなるようになっている。
また、上記変形例1にあっては、手ぶれ量に応じて選択された重み付けテーブルを、焦点距離に応じて選択された重み付けテーブルを含む他の重み付けテーブルと乗算しているが、手ぶれ量と焦点距離とは関連性が強いため、手ぶれ量と焦点距離の両方で1つの重み付けテーブルを選択するようにしてもよい。
このとき、重み付けテーブルの設定に係る生成用テーブルT2の組み合わせの方法を乗算か加算の何れか一方に設定するための所定の設定キー等を備えるようにしても良い。
以下に、実施形態2の撮像装置300について図14〜図16を参照して説明する。
ここで、図14は、本発明を適用した実施形態2の撮像装置300の概略構成を示すブロック図である。
実施形態2の撮像装置300は、焦点距離、逆光状態、顔検出状態等の複数の観点について各観点毎に撮影状況を特定して、関連付けテーブルT3にて当該観点毎の撮影状況と関連付けられている重点測光領域Mの変更量をこれら複数の観点について複合して重み付けテーブルを設定する。
なお、実施形態2の撮像装置300にあっては、以下に説明する重み付けテーブル設定処理に係る以外の点では実施形態1と同様であるので、その説明は省略する。
即ち、撮影状況として焦点距離を例示すると、焦点距離がワイドに設定されている撮影状況では、重点測光領域Mの位置は中央、数は一つ、大きさは小さく、局所性は低く、重み量は大きく、組合せの条件は乗算が関連付けられている。同様に、焦点距離がミドルに設定されている撮影状況では、重点測光領域Mの位置は中央、数は一つ、大きさは小さく、局所性は低く、重み量は大きく、組合せの条件は乗算が関連付けられ、焦点距離がテレに設定されている撮影状況では、重点測光領域Mの位置は中央、数は一つ、大きさは大きく、局所性は低く、重み量は中程度、組合せの条件は乗算が関連付けられている。
また、撮影状況として逆光状態を例示すると、逆光時では、重点測光領域Mの位置はAF位置、数は一つ、大きさは小さく、局所性は高く、重み量は小さく、組合せの条件は乗算が関連付けられ、非逆光時では、重み付けテーブルの変更量はなしが関連付けられている。
また、撮影状況として顔検出状態を例示すると、顔検出時では、重点測光領域Mの位置は顔検出位置、数は一つ、大きさは小さく、局所性は高く、重み量は中程度、組合せの条件は乗算が関連付けられ、顔非検出時では、重み付けテーブルの変更量はなしが関連付けられている。
なお、ここでは、重点測光領域Mの大きさなどのパラメータを、大きい小さいなどの表現で示しているが、実際には具体的な数値情報が設定されるものである。
以下に説明する重み付けテーブル設定処理は、実施形態1における重み付けテーブル設定処理に代えて行われる処理であり、露出調整処理の他の処理は実施形態1と略同様であり、その説明は省略するものとする。
そして、CPU71は、取得した重み付けパラメータの変更量に基づいて演算用の重み付けテーブルを生成する(ステップS35)。
ここで、他の観点を考慮すると判定されると(ステップS38;YES)、ステップS32に移行して、複数の観点のうち、未だ選択されていない観点(例えば、逆光状態等)を選択して、それ以降の処理を行う。
上記の処理をステップS38にて他の観点を考慮しないと判定されるまで(ステップS38;NO)、繰り返し、これにより、重み付けテーブル設定処理を終了する。
従って、撮影状況に応じて重点測光方式における重み付けテーブルの重み値をより適正に効率良く設定することができる。
また、重み付けテーブルの設定に係る重み付けパラメータとして、重点測光領域Mの位置、数、大きさ、局所性、重み値等を例示したが、これに限られるものではなく、重点測光領域Mの重み値を規定するためのパラメータであれば如何なるものであっても良い。
以下に、実施形態3の撮像装置400について図17及び図18を参照して説明する。
ここで、図17は、本発明を適用した実施形態3の撮像装置400の概略構成を示すブロック図である。
実施形態3の撮像装置400は、撮影状況が逆光状態である場合に、重み付けテーブルの重み付けパラメータの変更度合いと、露出補正処理におけるEVシフト量の変更度合いを関連付けて変更する逆光露出調整処理を行う。
なお、実施形態3の撮像装置400にあっては、逆光露出調整処理を行う以外の点では実施形態1と同様であるので、その説明は省略する。
具体的には、CPU71が関連制御プログラム72gを実行することで、逆光状態判定処理にて撮影状況が逆光であると特定された場合に、テーブル設定処理における逆光に対応する重み付けテーブルを用いた重み付けパラメータの変更と、露出補正処理における逆光に対応した露出条件のEVシフトによる補正との割合を制御する。
ここで、逆光に対応した重み付けテーブルは、例えば、重点測光領域MがAF位置とされ、数は一つで、大きさも小さく、局所性も高く、重み量が小さくなっている。
図18は、逆光露出調整処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
ここで、逆光状態であると判定されると(ステップS41;YES)、CPU71は、プログラムメモリ72内のテーブル設定プログラム72dを実行して、逆光に対応した重み付けテーブルを取得する(ステップS42)。
従って、逆光状態にてEVシフトを固定値として露出条件を補正する場合に比べて、EVシフトによる補正度合いと重み付けテーブルの重み付けパラメータの変更度合いを撮影状況に応じて関連付けて制御することで、撮影状況に応じて自動露出処理をより適正に行うことができる。また、撮影状況の自動判断が難しい状況であっても、ユーザの指示操作に応じて逆光状態を判断して露出補正を行うことができ、自動露出調整と手動露出補正とのバランスのとれた露出調整を行うことができる。
1 撮像部(撮像手段)
41c 逆光ボタン
71 CPU(露出調整手段、撮影状況特定手段、テーブル設定手段、焦点距離取得手段、逆光状態判定手段、顔検出手段、露出条件補正手段、関連制御手段)
8 手ぶれ量検出部(手ぶれ量検出手段)
72 プログラムメモリ(テーブル記憶手段)
T3 関連付けテーブル(パラメータ関連付け手段)
M 重点測光領域
Claims (9)
- 被写体を撮像して画像フレームを生成する撮像手段と、
画像フレームのうち、重点測光領域の重み値に対して当該重点測光領域の周辺の周辺測光領域の重み値が低い重み付けテーブルを用いて、前記撮像手段による被写体の撮像の際の露出条件を調整する露出調整手段と、
複数の観点について各観点毎に前記撮像手段による被写体の撮影状況を逐次特定する撮影状況特定手段と、
前記撮影状況特定手段により逐次特定される前記撮影状況に基づいて、前記重み付けテーブルの重み付けに係る重み付けパラメータであって、前記重点測光領域または前記周辺測光領域の大きさに係る重み付けパラメータを含む複数種類の重み付けパラメータのうち、二種類以上を逐次変更するテーブル設定手段と、
前記撮影状況特定手段により各観点毎に特定可能な複数の撮影状況の各々に対して、前記テーブル設定手段により変更可能な前記複数種類の重み付けパラメータの各々に対する変更量を関連付けて予め記憶するパラメータ関連付け手段と、
を備え、
前記テーブル設定手段は、前記撮影状況特定手段により前記観点毎の撮影状況が特定された後に、この特定された観点毎の撮影状況に関連付けて前記パラメータ関連付け手段に記憶されている前記複数種類の重み付けパラメータの変更量を取得し、この取得した複数種類の重み付けパラメータの変更量を複数の観点について複合して前記重み付けテーブルの重み値を生成することを特徴とする撮像装置。 - 前記テーブル設定手段は、前記取得した複数種類の重み付けパラメータの変更量を複数の観点について乗算または加算して前記重み付けテーブルの重み値を生成することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記撮像手段による被写体の撮像の際の焦点距離を取得する焦点距離取得手段と、
前記撮像手段による被写体の撮像が逆光状態で行われているか否かを判定する逆光状態判定手段と、
前記撮像手段により生成された前記画像フレームから前記被写体内の顔を検出する顔検出手段と、を備え、
前記複数の観点は、前記焦点距離取得手段により取得された焦点距離、前記逆光状態判定手段により判定された逆光状態、前記顔検出手段により検出された顔検出の有無のうち、少なくとも何れか一であることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。 - 前記パラメータ関連付け手段は、前記撮影状況特定手段により各観点毎に特定可能な複数の撮影状況の各々に対して、前記重点測光領域または前記周辺測光領域の位置、数、大きさ、局所性、重み量のうちの少なくとも2つを含む複数種類の重み付けパラメータの各々に対する変更量を関連付けて予め記憶することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の撮像装置。
- 前記撮影状況特定手段により各観点毎に特定可能な複数の撮影状況の各々に対して、前記重み付けテーブルの重み値を生成する際に複数種類の重み付けパラメータの変更量を乗算するか加算するかを示す組み合わせ条件を関連付けて予め記憶する条件記憶手段と、
前記テーブル設定手段は、前記取得した複数種類の重み付けパラメータの変更量を、前記条件記憶手段に記憶された組み合わせ条件に従い、複数の観点について乗算または加算して前記重み付けテーブルの重み値を生成することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。 - 前記撮像手段による被写体の撮像の際の手ぶれ量を検出する手ぶれ量検出手段を備え、
前記テーブル設定手段は、前記手ぶれ量検出手段により検出された前記手ぶれ量に基づいて、前記重点測光領域の前記重み付けパラメータを変更することを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の撮像装置。 - 前記複数種類の重み付けパラメータは、前記重点測光領域または前記周辺測光領域の重み値に係る重み付けパラメータを含むことを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の撮像装置。
- 被写体を撮像して画像フレームを生成する撮像手段を備える撮像装置のコンピュータを、
画像フレームのうち、重点測光領域の重み値に対して当該重点測光領域の周辺の周辺測光領域の重み値が低い重み付けテーブルを用いて、前記撮像手段による被写体の撮像の際の露出条件を調整する露出調整手段と、
複数の観点について各観点毎に前記撮像手段による被写体の撮影状況を逐次特定する撮影状況特定手段と、
前記撮影状況特定手段により逐次特定される前記撮影状況に基づいて、前記重み付けテーブルの重み付けに係る重み付けパラメータであって、前記重点測光領域または前記周辺測光領域の大きさに係る重み付けパラメータを含む複数種類の重み付けパラメータのうち、二種類以上を逐次変更するテーブル設定手段と、
前記撮影状況特定手段により各観点毎に特定可能な複数の撮影状況の各々に対して、前記テーブル設定手段により変更可能な前記複数種類の重み付けパラメータの各々に対する変更量を関連付けて予め記憶するパラメータ関連付け手段と、
として機能させるプログラムであって、
前記テーブル設定手段は、前記撮影状況特定手段により前記観点毎の撮影状況が特定された後に、この特定された観点毎の撮影状況に関連付けて前記パラメータ関連付け手段に記憶されている前記複数種類の重み付けパラメータの変更量を取得し、この取得した複数種類の重み付けパラメータの変更量を複数の観点について複合して前記重み付けテーブルの重み値を生成することを特徴とするプログラム。 - 被写体を撮像して画像フレームを生成する撮像処理と、
画像フレームのうち、重点測光領域の重み値に対して当該重点測光領域の周辺の周辺測光領域の重み値が低い重み付けテーブルを用いて、撮像手段による被写体の撮像の際の露出条件を調整する露出調整処理と、
複数の観点について各観点毎に前記撮像手段による被写体の撮影状況を逐次特定する撮影状況特定処理と、
前記撮影状況特定処理により逐次特定される前記撮影状況に基づいて、前記重み付けテーブルの重み付けに係る重み付けパラメータであって、前記重点測光領域または前記周辺測光領域の大きさに係る重み付けパラメータを含む複数種類の重み付けパラメータのうち、二種類以上を逐次変更するテーブル設定処理と、
を含み、
前記テーブル設定処理は、前記撮影状況特定処理により前記観点毎の撮影状況が特定された後に、各観点毎に特定可能な複数の撮影状況の各々に対して、前記テーブル設定処理により変更可能な前記複数種類の重み付けパラメータの各々に対する変更量を関連付けて予め記憶したパラメータ関連付け手段から、前記撮影状況特定処理により特定された前記観点毎の撮影状況に関連付けて記憶されている前記複数種類の重み付けパラメータの変更量を取得し、この取得した複数種類の重み付けパラメータの変更量を複数の観点について複合して前記重み付けテーブルの重み値を生成することを特徴とする撮影方法。
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