JP5492742B2 - 鞍乗り型電動車両の冷却ダクト配索構造 - Google Patents
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Description
請求項2に記載した発明によれば、スイング軸を跨いで前方に延出している冷却ダクトはパワーユニットのスイング動作に対しても先端側は変化することはなく、スイング軸付近で若干湾曲するに止まる。また、仮に、冷却ダクトの先端側が固定されていても、パワーユニットのスイング動作やローリング動作に対して全体で捩れを吸収でき、局部的な捩れにより負荷がかかるのを防止できる。
請求項3に記載した発明によれば、上下方向に配置されたリヤクッションに沿うようにして上方に延出している場合には、上方から冷却用空気を吸入でき水の侵入防止の点で有利である。
請求項4に記載した発明によれば、冷却ダクトの配索作業が簡単であり、簡単な構造で冷却ダクトを保持することができる。
請求項5に記載した発明によれば、リヤクッションの下端を支持するためのクッションブラケットを有効利用して、冷却ダクトを保持することができる。
請求項6に記載した発明によれば、ローリングするスイングジョイントのジョイントシャフトとスイングするスイングジョイントのジョイントケース自体が冷却ダクトとなる。そのため、ジョイントシャフトに対して相対的な捩れがないバッテリケースとの連結部分を接続すれば、この連結部分に捩れが生ずことはなく、ジョイントケースに対して相対的な捩れがない車体フレームとの連結部分を接続すれば、この連結部分に捩れが生ずることはない。
したがって、両連結部分及びスイングジョイントの内部で構成される冷却ダクトの全体に亘って捻れる部分が存在しなくなり耐久性が格段に向上する。
図1、図2に示すように、鞍乗り型電動車両としての電動三輪車両1は、バッテリ駆動式の電動車両であって、前面にウインドスクリーン2を有し、底面に低床式のフロア3を有するルーフ付きのキャビン4を備えている。電動三輪車両1は側面から見てU字状に形成された車体フレーム5を備えている。
ステアリングシャフトの上端にはハンドルポスト14が取り付けられ、ハンドルポスト14の上端にハンドル15が取り付けられている。
モータケース33は側壁41にバッテリケース50の周壁が取り付けられるケース取付座39を備えている。収容凹部44の前部の下壁45には各ハンガープレート20の上部が上部ボルト25,25により前後2箇所で固定される図示しない固定部が設けられている。収容凹部44の内側壁には、上下方向にガイドレール29が設けられている。
ケース本体54の開口部55の周縁にはフランジ部56が形成されている。このフランジ部56にシール材57を介して蓋58がボルト59により固定されている。よって、ボルト59を外して蓋58を取り外すことにより開口部55が開放し、ボルト59を締め付ければ蓋58で開口部55を閉塞することができる。
車両走行時の走行風及び後輪8R,8Lの回転により生ずる空気流が、インナーフェンダー63として機能するケース本体54の側壁62及びアウターフェンダー66に沿って流れることによりバッテリケース50を冷却できる。
冷却ダクト70は、冷却ファン71により排出ダクト72から内部空気が排出されることにより、バッテリケース50の内部に冷却のための空気を供給する。
バッテリ51の充放電状況や温度等はバッテリマネージングユニット97が監視し、かつその情報はECU99と共有される。ECU99には、アクセル開度信号に加えて各種センサー類からの信号情報が入力され、これらの情報に基づき、ECU99がパワードライブユニット98を介してモータ32を駆動制御する。バッテリ51には、外部の給電機器から充電コネクタ80を介して電力が供給される。
この実施形態の冷却ダクト70Aは基端側の取付位置及び取付態様、及び可撓性のある材料で蛇腹状に形成されている点、ジョイントシャフト19に沿って、ジョイントシャフト19に近接した状態で前側に延出される点は第1実施形態と同様である。ここで、この実施形態の冷却ダクト70Aの先端側はリヤクッション21に沿うようにして配索されている。具体的にはリヤクッション21の下部に、リヤクッション21を径方向で挟むようにしてクランパ101が取り付けられ、このクランパ101の後部に筒状の保持部102が形成され、この保持部102に冷却ダクト70Aの先端部を下から挿入してある。冷却ダクト70Aの上端部は車体フレーム5の後部フレーム5rの下部に取り付けた樹脂製のホールドブラケット103のガイド部104間に挿入されている。
図12に示すように、ホールドブラケット103は上下側端部が後部フレーム5rの両側部に取付ボルト105で固定されていて、車幅方向に沿ってガイド部104が下向きに形成されている。ガイド部により冷却ダクト70Aに横方向の変位が規制される。
とりわけ、この実施形態では、リヤクッション21に沿うようにして上方に延出した冷却ダクト70Aは、上方から冷却用空気を吸入でき、ガイド部104にも開口部が囲まれているため水の侵入防止の点で有利である。
更に、冷却ダクト70Aはクランパ101の保持部102挿通しているだけであるので、配索作業が簡単であり、簡単な構造で冷却ダクト70Aを保持できる。
この実施形態の冷却ダクト70Bは、基端側の取付位置及び取付態様、及び可撓性のある材料で蛇腹状に形成されている点、、ジョイントシャフト19に沿って、ジョイントシャフト19に近接した状態で前側に延出される点は第1実施形態と同様である。ここで、この実施形態の冷却ダクト70Bは、リヤクッション21の下端を後部フレーム5rに支持しているU字状のクッションブラケット106を有効利用して配索されている。具体的にはU字状クッションブラケット106の空間部分に冷却ダクト70Bを挿通している。
冷却ダクト70Bの上端部は、シート10の下であって車体フレーム5の後部フレーム5rの上部に取り付けた樹脂製のホールドブラケット103Bのガイド部104B内に挿入されている。
この実施形態は、冷却ダクト70Cの一部がスイングジョイント17を構成するジョイントシャフト19とジョイントケース18の内部に形成されている。つまり冷却ダクト70Cがジョイントシャフト19に沿って、ジョイントシャフト19に一致する状態で形成されている。
ジョイントシャフト19は筒状に形成され、先端部には段差部107を介して小径部108が形成されている。ジョイントシャフト19の基端部には後部ダクト109がバンド110で連結されている。後部ダクト109は第1実施形態の冷却ダクト70の基部と同様のシールリング部70s,70sを図示しない基端側に備え、モータケース33及びバッテリケース50のダクト接続孔76,76’に接続され、バッテリケース50の内部に連通している。
したがって、冷却ダクト70Cの全体に亘って捻れる部分が存在しなくなり耐久性が格段に向上する。
更に、充電コネクタ80を設けて外部の商用充電装置により充電する場合について説明したが、家庭用電源により充電する形式を採用することができる。この場合には、図1に鎖線で示すように、コネクタ収容部81に100V用のプラグPをコードと一緒に収納できるようにしてもよく、また、シート10のシートバック10bを前側に倒し、背面側に100V用のプラグP及びコードを収納できるようにしてもよい。尚、100V用のプラグPを用いる場合には、バッテリケース50の内部にインバータを設ける。
9 パワーユニット
17 スイングジョイント
S スイング軸
18 ジョイントケース
19 ジョイントシャフト
51 バッテリ
8R,8L 後輪(駆動輪)
32 モータ
21 リヤクション
50 バッテリケース
70,70A,70B,70C 冷却ダクト
101 クランパ
106 クッションブラケット
Claims (6)
- 車体フレーム(5)の後部に車両走行駆動力を発生するパワーユニット(9)がスイングジョイント(17)を介して設けられ、前記スイングジョイント(17)が前記車体フレーム(5)に対してスイング軸(S)を介して上下動可能に支持されるジョイントケース(18)と、前記ジョイントケース(18)に対して左右方向に揺動可能に支持されるジョイントシャフト(19)とを備え、前記パワーユニット(9)は、前記ジョイントシャフト(19)に支持され、前記パワーユニット(9)が走行駆動源としてのバッテリ(51)と、このバッテリ(51)から供給される電力によって駆動輪(8R,8L)を駆動する走行駆動用のモータ(32)とを備え、前記パワーユニット(9)に前記駆動輪(8R,8L)が左右一対接続され、前記車体フレーム(5)の後部と前記パワーユニット(9)との間であって、車幅方向中央部にリヤクッション(21)が介装され、前記バッテリ(51)を収納するバッテリケース(50)が設けられ、前記バッテリケース(50)に、前記バッテリケース(50)内部に冷却風を供給する可撓性のある冷却ダクト(70)が接続され、前記冷却ダクト(70)が前記ジョイントシャフト(19)に沿って、前記ジョイントシャフト(19)に近接した状態で前側に延出されることを特徴とする鞍乗り型電動車両の冷却ダクト配索構造。
- 前記冷却ダクト(70)が前記スイング軸(S)を跨いで前方に延出していることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型電動車両の冷却ダクト配索構造。
- 前記冷却ダクト(70A)が前記リヤクッション(21)に沿うように上方に延出していることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型電動車両の冷却ダクト配索構造。
- 前記リヤクッション(21)の後方にクランパ(101)が設けられ、このクランパ(101)に冷却ダクト(70A)を保持することを特徴とする請求項3記載の鞍乗り型電動車両の冷却ダクト配索構造。
- 前記リヤクッション(21)は下端にU字状のクッションブラケット(106)を備え、このクッションブラケット(106)の内部に冷却ダクト(70B)を挿通することを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型電動車両の冷却ダクト配索構造。
- 前記スイングジョイント(17)の内部に冷却ダクト(70C)が形成されることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型電動車両の冷却ダクト配索構造。
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