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JP5488097B2 - 電流推定装置およびdcdcコンバータ制御システム - Google Patents

電流推定装置およびdcdcコンバータ制御システム Download PDF

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Description

本発明は、DCDCコンバータに流れる電流を推定する電流推定装置、および電流推定装置を備えるDCDCコンバータ制御システムに関する。
モータを制御する電力変換制御システムが広く用いられている。このシステムは、電池、DCDCコンバータ、インバータ等を備え、モータの制御を次のようにして行う。モータを加速する場合には、DCDCコンバータは、電池の出力電圧を昇圧しインバータに出力する。インバータは、DCDCコンバータから出力された直流電力を交流電力に変換し、その交流電力をモータに供給する。そして、モータを回生制動する場合には、インバータは、モータから出力された回生交流電力を直流電力に変換し、その直流電力をDCDCコンバータに出力する。DCDCコンバータは、インバータから出力された直流電圧を降圧して電池に印加し電池を充電する。
また、電力変換制御システムは、DCDCコンバータを制御するコントロールユニットを備える。コントロールユニットは、モータに対する操作指令情報、モータの回転状態等に基づいて、DCDCコンバータの昇圧電圧に対する指令値を求める。そして、昇圧電圧の値が指令値に近付くよう、DCDCコンバータを制御する。
以下の特許文献1には、モータの回生電力によって電池を充電するエレベータシステムについて記載されている。このシステムは、モータ、インバータ、降圧チョッパおよび電池を備える。降圧チョッパは、上述のDCDCコンバータに相当するものであるため、以下ではDCDCコンバータと称する。
このシステムでは、モータを加速する場合には、商用電源から供給され整流された直流電力を、インバータが交流電力に変換しモータに供給する。そして、モータを回生制動する場合には、インバータは、モータが発電した交流電力を直流電力に変換し、この直流電力に応じた直流電圧をDCDCコンバータに出力する。DCDCコンバータは、その直流電圧を降圧して電池に印加し電池を充電する。
特開2001−253653号公報
一般に、DCDCコンバータの制御は、入力側または出力側の電圧に基づいて行われる。そして、電圧に基づく制御にDCDCコンバータに流れる電流に基づくマイナーループ制御を加えることで、出力電圧の安定性が向上することが多い。
例えば、特許文献1に記載のシステムでは、モータの回生制動時に次のようなマイナーループ制御が行われる。すなわち、DCDCコンバータによる降圧前(入力側)の直流電圧の検出値およびその直流電圧の指令値に基づいて、DCDCコンバータが備えるDCリアクトルに流れる電流の指令値が求められる。そして、DCリアクトルに流れる電流の検出値がその指令値に近付くよう、DCDCコンバータの制御が行われる。
DCDCコンバータに流れる電流に基づくマイナーループ制御を行う場合、所定箇所の電圧を検出する電圧センサの他、所定電流経路の電流を検出する電流センサが必要となる。しかし、DCDCコンバータに電流センサを直接設けたのでは、ハードウエアのコストが上昇するという問題が生じる。
本発明は、DCDCコンバータに用いられる電流推定装置において、DCDCコンバータに電流センサを直接設けることなく、電流値を推定することを目的とする。
本発明は、DCDCコンバータに流れる電流を推定する電流推定装置において、電池から前記DCDCコンバータに至る電流経路を流れるコンバータ入力電流の推定値を、前記電池の開放電圧値、前記電池の出力電圧検出値、および前記電池の内部抵抗値に基づいて求める電流推定部と、前記電池に流れる電流の検出値を、前記電池の充電状態を制御する電池コントローラから取得し、前記電流推定部によって求められた電流推定値と、前記電池に流れる電流の検出値との差異に基づいて、当該電流推定値に含まれる電流誤差を求める電流誤差設定部と、前記DCDCコンバータの負荷状態と前記電池の出力電圧検出値との関係に基づいて前記電池の開放電圧の初期値を求める初期開放電圧設定部と、前記電池の内部抵抗値および前記電流誤差に基づいて、前記初期開放電圧設定部によって求められた初期開放電圧値に対する補正値を求める電圧補正値設定部と、前記初期開放電圧値および前記補正値に基づいて前記電池の開放電圧値を求め、求められた開放電圧値を前記電流推定部に与える開放電圧設定部と、を備え、前記電流推定部によって求められた電流推定値を出力することを特徴とする。
また、本発明に係る電流推定装置においては、前記電流誤差設定部は、前記電流推定部によって求められた電流推定値の時間平均値と、前記電池に流れる電流の検出値の時間平均値との差異を、前記電流誤差として求める手段を備え、前記電圧補正値設定部は、前記電流誤差と前記内部抵抗値との積を前記補正値として求める手段を備えることが好適である。
また、本発明は、前記電流推定装置と、前記電流推定値に基づいて前記DCDCコンバータの制御を行う制御装置と、を備えるDCDCコンバータ制御システムにおいて、前記制御装置は、前記電流推定値と前記コンバータ入力電流に対する指令値との差異を求める差異設定部と、前記差異設定部によって求められた差異に基づいて、前記DCDCコンバータが備えるスイッチング素子の駆動信号を生成する駆動信号生成部と、を備える。
本発明によれば、DCDCコンバータに用いられる電流推定装置において、DCDCコンバータに電流センサを直接設けることなく、電流値を推定することができる。
本発明の実施形態に係る電力変換制御システムの構成を示す図である。 駆動信号生成部および電流推定部の構成を示す図である。 初期開放電圧設定器が実行する処理を示すフローチャートである。 電池の内部抵抗値の温度特性の一例を示す図である。 入力電流推定器の構成を示す図である。 電圧補正値設定器の構成を示す図である。 電流推定部についての実験結果を示す図である。
図1に本発明の実施形態に係る電力変換制御システム10の構成を示す。電力変換制御システム10は、モータジェネレータを用いて走行する電気自動車、エンジンおよびモータジェネレータを用いて走行するハイブリッド自動車等に搭載される。ここでは、電力変換制御システム10を自動車に搭載した実施形態を示すが、本発明は、電池、電池ECU(Electronic Control Unit)、およびDCDCコンバータを用いるその他のシステムに用いることができる。ここで、電池ECUは、電池の充電状態を制御するコントロールユニットであり、その構成および動作については後述する。
電力変換制御システム10は、電池12、電池12の出力電圧を昇圧し、昇圧電圧を第1インバータ38および第2インバータ42に出力すると共に、インバータ側の電圧を降圧し、降圧電圧を電池12に出力するDCDCコンバータ14、DCDCコンバータ14と第1モータジェネレータ40との間で直流交流変換を行う第1インバータ38、DCDCコンバータ14と第2モータジェネレータ44との間で直流交流変換を行う第2インバータ42、第1インバータ38に接続される第1モータジェネレータ40、第2インバータ42に接続される第2モータジェネレータ44、およびコントロールユニット46を備える。電池12としては、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池等の二次電池を用いてもよい。
電池12の正極には、DCDCコンバータ14の電池側正極端子16が接続される。電池12の負極には、DCDCコンバータ14の電池側負極端子18が接続される。DCDCコンバータ14は、電池側正極端子16と電池側負極端子18との間の電圧を昇圧し、昇圧後の電圧をインバータ側正極端子34とインバータ側負極端子36との間に出力する。また、インバータ側正極端子34とインバータ側負極端子36との間の電圧を降圧し、降圧後の電圧を電池側正極端子16と電池側負極端子18との間に出力する。
電池側正極端子16と電池側負極端子18との間には、入力コンデンサ20が接続される。また、電池側正極端子16にはインダクタ22の一端が接続される。インダクタ22の他端は、上側IGBT24と下側IGBT26との接続節点に接続される。
ここでは、DCDCコンバータ14のスイッチング素子としてIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)を用いた例を示しているが、スイッチング素子としては、サイリスタ、トライアック、バイポーラトランジスタ、電界効果トランジスタ等のその他の半導体素子を用いてもよい。
上側IGBT24のエミッタ端子は、下側IGBT26のコレクタ端子に接続される。下側IGBT26のエミッタ端子は、電池側負極端子18に接続される。上側IGBT24のコレクタ端子とエミッタ端子との間には、エミッタ端子側がアノード端子となるようフリーホイールダイオード28が接続される。下側IGBT26のコレクタ端子とエミッタ端子との間には、エミッタ端子側がアノード端子となるようフリーホイールダイオード30が接続される。
上側IGBT24のコレクタ端子と下側IGBT26のエミッタ端子との間には出力コンデンサ32が接続される。上側IGBT24のコレクタ端子は、インバータ側正極端子34に接続され、下側IGBT26のエミッタ端子はインバータ側負極端子36に接続される。
コントロールユニット46は、次のような原理に基づき、上側IGBT24および下側IGBT26のスイッチング制御を行い、電圧の昇降圧制御を行う。
上側IGBT24をオフにし、下側IGBT26をオンにすると、インダクタ22を介して電池12の正極から下側IGBT26のコレクタ端子に電流が流入する。この状態において下側IGBT26をオフとするとインダクタ22に流れる電流が遮断され、インダクタ22に誘導起電力が発生する。
電池12の出力電圧に誘導起電力を加えた電圧が、出力コンデンサ32の端子間電圧より大きい場合には、フリーホイールダイオード28が導通する。これによって、出力コンデンサ32が充電される。したがって、電池12の出力電圧よりも大きい電圧によって出力コンデンサ32を充電することができ、出力コンデンサ32の端子間電圧をインバータ側正極端子34およびインバータ側負極端子36から昇圧電圧として出力することができる。
電池12の出力電圧に誘導起電力を加えた電圧が、出力コンデンサ32の端子間電圧より小さい場合には、フリーホイールダイオード28が遮断状態となる。このとき、上側IGBT24をオンにすることにより、出力コンデンサ32から上側IGBT24、インダクタ22を介して電池12の正極へと至る電流が流れる。これによって、出力コンデンサ32に蓄積されている電荷を放電し、インバータ側正極端子34とインバータ側負極端子36との間の電圧を下げると共に、電池12を充電することができる。
電池12の出力電圧に誘導起電力を加えた電圧が、出力コンデンサ32の端子間電圧と等しいときは、上側IGBT24およびフリーホイールダイオード28のいずれにも電流は流れず、出力コンデンサ32の端子間電圧は維持され、インバータ側正極端子34とインバータ側負極端子36との間の昇圧電圧も維持される。
このような回路動作によれば、電池12の出力電圧にインダクタ22の誘導起電力を加えた電圧に近づくようインバータ側の電圧を調整することができる。インダクタ22の誘導起電力は、下側IGBT26をオフにする直前においてインダクタ22に流れる電流の大きさに基づいて定まる。この電流は、下側IGBT26をオンにする時間を長くすることで大きくすることができ、下側IGBT26をオンにする時間を短くすることで小さくすることができる。また、上記のように、昇圧電圧を下げるためには、下側IGBT26のオフ時に上側IGBT24をオンにする。そこで、コントロールユニット46は、次に説明するように、上側IGBT24と下側IGBT26を交互にオンオフ制御することで、昇圧電圧を調整する。
コントロールユニット46は、上側IGBT24を制御する駆動信号PU、および下側IGBT26を制御する駆動信号PLを生成する駆動信号生成部48を備える。駆動信号PUは、上側IGBT24をオンにするオンレベルと、上側IGBT24をオフにするオフレベルとが交互に繰り返されるパルス信号である。駆動信号PLは、下側IGBT26をオフにするオフレベルと、下側IGBT26をオンにするオンレベルとが交互に繰り返されるパルス信号である。駆動信号PUおよびPLのレベルは相補的な関係にあり、一方がオンレベルのときに他方はオフレベルとなる。
駆動信号PUおよびPLについてはデューティ比が定義される。デューティ比は、制御周期に対する駆動信号PUのオンレベル時間の比である。制御周期は、駆動信号PUのオンレベル時間と、駆動信号PLのオンレベル時間と、駆動信号PUおよびPLの両者がオフレベルになる2回のデッドタイムとを加算した時間である。例えば、駆動信号PUがオンレベル、駆動信号PLがオフレベルとなる時間がt1だけ続いた後にデッドタイムが時間t2だけ続き、その後、駆動信号PUがオフレベル、駆動信号PLがオンレベルとなる時間がt3だけ続いた後に、デッドタイムが時間t4だけ続く場合には、制御周期TはT=t1+t2+t3+t4となる。また、デューティ比はt1/(t1+t2+t3+t4)となる。
駆動信号生成部48は、後述する処理によってデューティ比を求め、求められたデューティ比に従う駆動信号PUおよびPLを出力する。制御周期一定の条件の下、デューティ比を小さくすることは下側IGBT26のオン時間を長くすることに相当し、昇圧電圧を大きくすることに相当する。一方、デューティ比を大きくすることは、下側IGBT26のオン時間を短くすることに相当し、昇圧電圧を小さくすることに相当する。昇圧電圧の時間平均値に対する電池出力電圧の時間平均値の比はデューティ比となる。
駆動信号生成部48の構成および処理について説明する。駆動信号生成部48が実行する処理には昇圧電圧に対する指令値である昇圧電圧指令値VH*が用いられる。コントロールユニット46には、昇圧電圧指令値VH*、およびその他の指令値を決定する指令値決定部52が備えられ、コントロールユニット46は、昇圧電圧指令値VH*を駆動信号生成部48に出力する。
また、駆動信号生成部48が実行する処理には、電池12からDCDCコンバータ14のインダクタ22に至る経路を流れるコンバータ入力電流の推定値IBが用いられる。ここで、推定値とは、コンバータ入力電流を電流センサによって検出するものではなく、電池12の電圧降下値と内部抵抗値とに基づいて求められる値を意味する。コンバータ入力電流推定値IBを求めるため、コントロールユニット46には電流推定部50が備えられる。電流推定部50の構成および処理については後述する。
さらに、駆動信号生成部48および電流推定部50が実行する処理には、電池12の出力電圧の検出値および昇圧電圧の検出値が用いられる。そのため、DCDCコンバータ14には、電池12の出力電圧を検出する電池電圧センサ54、および昇圧電圧を検出する昇圧電圧センサ56が備えられる。
電池電圧センサ54は電池12の出力電圧を検出し、検出結果を電池電圧検出値VLとして駆動信号生成部48に出力する。また、昇圧電圧センサ56は昇圧電圧を検出し、検出結果を昇圧電圧検出値VHとして駆動信号生成部48に出力する。さらに、指令値決定部52は、昇圧電圧指令値VH*を求め駆動信号生成部48に出力する。昇圧電圧指令値VH*は、例えば、各モータジェネレータの回転速度、各モータジェネレータに流れる電流の検出値等に基づいて決定してもよい。
図2に駆動信号生成部48および電流推定部50の構成を示す。駆動信号生成部48は、昇圧電圧指令値VH*および電池電圧検出値VLに基づいて、初期デュティ比D0を求める。そして、昇圧電圧指令値VH*と昇圧電圧検出値VHとの偏差である電圧偏差ΔVHを求め、この電圧偏差ΔVHからコンバータ入力電流指令値IB*を求める。駆動信号生成部48は、さらに、このコンバータ入力電流指令値IB*と、電流推定部50から出力されたコンバータ入力電流推定値IBとの偏差である電流偏差ΔIBに基づいて、初期デューティ比D0に対するデューティ比補正値ΔDを求める。そして、初期デューティ比D0からデューティ比補正値ΔDを減算した値をデューティ比Dとし、そのデューティ比Dに従う駆動信号PUおよびPLを生成する。
駆動信号生成部48が実行する具体的な処理について説明する。初期デューティ比D0はデューティ比設定器62によって求められる。デューティ比設定器62は、電池電圧検出値VLに対し低域通過フィルタ処理を施す。そして、低域通過フィルタ処理後の電池電圧検出値VLを昇圧電圧指令値VH*で除した値を、初期デューティ比D0として求め減算器72に出力する。
次に、デューティ比補正値ΔDを求める処理について説明する。減算器64は、昇圧電圧指令値VH*から昇圧電圧検出値VHを減じた電圧偏差ΔVHを求める。電圧制御器66は、この電圧偏差ΔVHをゼロに近づけるようなコンバータ入力電流値を比例積分制御によって求め、これをコンバータ入力電流指令値IB*として出力する。
減算器68は、コンバータ入力電流指令値IB*から入力電流推定値IBを減じた電流偏差ΔIBを求め、電流制御器70に出力する。
電流制御器70は、電流偏差ΔIBに対して比例積分演算を行ってΔIBをゼロに近づけるようなデューティ比補正値ΔDを求め、減算器72に出力する。減算器72は、初期デューティ比D0からデューティ比補正値ΔDを減算したデューティ比Dを出力リミッタ74に出力する。出力リミッタ74は、デューティ比Dに対し上下限制限を加える演算処理手段である。すなわち、入力値が予め定められた第1閾値以上第2閾値以下であるときは、その入力値と同一の値を出力値として出力し、入力値が第1閾値未満であるときは第1閾値を出力値として出力し、入力値が第2閾値を超えたときは第2閾値を出力値として出力する。三角波比較器76は、デューティ比Dを、駆動信号PUおよびPLに変換する機能を有する制御信号発生器である。
例えば、三角波比較器76は、駆動信号PUおよびPLの制御周期と同一周期の基準三角波を生成する。そして、上記の例でデューティ比D=0.4と算出されるときは、基準三角波が閾値以上となる時間長を制御周期で除した値が0.4となるよう、その閾値を決定する。三角波比較器76は、三角波が閾値以上となる時間帯にオンレベルとなる駆動信号PUを出力する。三角波比較器76は、さらに、駆動信号PUのレベルに対し相補的な関係にある駆動信号PUを出力する。
このような処理によれば、駆動信号生成部48から上側IGBT24および下側IGBT26には、それぞれ、デューティ比Dに従う駆動信号PUおよびPLが出力される。これによって、上側IGBT24と下側IGBT26は、デューティ比Dに従い交互にオンオフ制御される。また、減算器64から減算器72に至る構成要素によって、コンバータ入力電流に基づくマイナーループ制御が行われ、昇圧電圧の安定性が向上する。
なお、デューティ比設定器62、電圧制御器66または電流制御器70の内部には、出力値が後段の回路の処理能力を超える値とならないよう、出力リミッタ74と同様のリミッタを設けてもよい。
次に、電流推定部50の構成および処理について説明する。電流推定部50は、電池12の開放電圧値V0、電池電圧検出値VL、および電池12の内部抵抗値RBに基づいて、コンバータ入力電流推定値IBを求める。すなわち、電池12の開放電圧値V0から電池電圧検出値VLを減算した電圧降下値を、内部抵抗値RBで除すことにより、コンバータ入力電流推定値IBを求める。
一般に、電池の出力電圧には、内部抵抗に基づいて電圧降下が生じる他、拡散抵抗に基づいて電圧低下が生じることがある。そのため、電池の出力電圧の低下の要因に、内部抵抗による電圧降下の他、拡散抵抗による電圧降下がある場合には、求められるコンバータ入力電流推定値IBに誤差が生じることが多い。そこで、本実施形態では、電池12の拡散抵抗に起因してコンバータ入力電流推定値IBに生じる誤差を低減するため、電池12の無負荷時に電池電圧センサ54を用いて検出された初期開放電圧値VL0に、電圧補正値ΔVを加算して開放電圧値V0を求める。この電圧補正値ΔVは、拡散抵抗に基づく電圧低下値に相当するものである。
図1に示されるように、電池電圧センサ54は電池12の出力電圧を検出し、検出結果を電池電圧検出値VLとして電流推定部50に出力する。昇圧電圧センサ56は、昇圧電圧を検出し、検出結果を昇圧電圧検出値VHとして電流推定部50に出力する。指令値決定部52は、上述の昇圧電圧指令値VH*の他、第1モータジェネレータ40に対するトルク指令値T1*および第2モータジェネレータ44に対するトルク指令値T2*を求める。指令値決定部52は、トルク指令値T1*およびT2*を電流推定部50に出力する。トルク指令値T1*およびT2*は、例えば、各モータジェネレータの回転速度等に基づいて決定してもよい。
図2に戻り、初期開放電圧設定器78は、電池電圧検出値VL、昇圧電圧検出値VH、トルク指令値T1*およびT2*に基づいて、電池12の初期開放電圧値VL0を求める。図3に初期開放電圧設定器78が実行する処理を示すフローチャートを示す。最初に、初期開放電圧値VL0を電池12の公称端子電圧の値とする(S10)。そして、トルク指令値T1*およびT2*の両者がゼロであるか否かを判断する(S12)。ここで、トルク指令値T1*=0、かつ、T2*=0が成立することは、DCDCコンバータ14の負荷回路としての第1モータジェネレータ40および第2モータジェネレータ44が無負荷状態であることを意味する。したがって、S12は、DCDCコンバータ14が無負荷状態であるか否かを判断していることになる。
S12の判断が否定されると、S10で設定された初期開放電圧値VL0は電池公称値のままとされ、更新が行われない(S14)。
S12の判断が肯定されると、次に、昇圧電圧検出値VHから電池電圧検出値VLを減じた差電圧である(VH−VL)が予め定めた範囲内にあるか否かが判断される(S16)。予め定めた範囲は、昇圧電圧センサ56と電池電圧センサ54のセンサ誤差の最大値と最小値とから設定される。図3の例では、±10Vが予め定めた範囲とされている。つまり、±10V以内の差電圧であるということは、電池電圧センサ54および昇圧電圧センサ56の検出誤差の範囲でDCDCコンバータ14が電圧変換を行っていないことを意味する。このように、S16は、DCDCコンバータ14が電圧変換を行っていないか否かを判断していることになる。
S16の判断が否定されると、S12の判断が否定されたときと同様に、S10で設定された初期開放電圧値VL0は電池公称値のままとされ、更新が行われない(S14)。S16の判断が肯定されると、そのときの電池電圧検出値VLが初期開放電圧値VL0として、S10で設定された電池公称値から更新される(S18)。つまり、DCDCコンバータ14が無負荷状態であり、かつ、DCDCコンバータ14が電圧変換を行っていないときの電池電圧検出値VLが初期開放電圧値VL0として設定される。S18およびS14の後は、再びS12に戻り、上記の過程が繰り返される。
初期開放電圧設定器78は、このようにして、電池12の初期開放電圧値VL0を求め更新する。初期開放電圧設定器78は、初期開放電圧値VL0を加算器80に出力する。加算器80は、初期開放電圧値VL0に電圧補正値設定器86から出力された電圧補正値ΔVを加算し、開放電圧値V0=VL0+ΔVを入力電流推定器82に出力する。
ここで、電圧補正値ΔVは、拡散抵抗によって生じる電池12の出力電圧の低下分を示す。したがって、開放電圧値V0は、拡散抵抗に基づく電池出力電圧の低下分を初期開放電圧値VL0に上乗せした値としての意義を有する。
電池抵抗推定器84は、電池12の内部抵抗値RBを求める機能を有する。電池抵抗推定器84は、電池12の温度と電池12の内部抵抗値RBとの関係を示す温度特性を記憶している。電池抵抗推定器84は、温度特性を参照し、電池温度センサ58によって検出された電池温度TBに対応する内部抵抗値RBを求める。電池抵抗推定器84は、求められた内部抵抗値RBを入力電流推定器82に出力する。
図4は、電池12の内部抵抗値RBの温度特性の一例を示す図である。ここでは、横軸に電池温度TBをとり、縦軸に内部抵抗値RBをとる。縦軸の内部抵抗値RBは、TB=20℃のときの値を1として規格化されている。例えば、TB=0℃では、規格化されたRBは約1.5であり、20℃のときの約1.5倍の大きさにRBが増加することが示されている。
また、電池12の内部抵抗値RBの推定は、他の方法で行ってもよい。例えば、電池12の動作を制御する電池ECU60において電池内部状態を推定し、劣化を考慮した内部抵抗値RBと温度との関係を示すマップを用いて、劣化による内部抵抗値RBを推定してもよい。
入力電流推定器82は、開放電圧値V0と、電池電圧検出値VLと、内部抵抗値RBとに基づいて、電流センサを用いずにコンバータ入力電流値を求め、これをコンバータ入電流推定値IBとする機能を有する演算処理手段である。
具体的には、開放電圧値V0から電池電圧検出値VLを減算した差分=(V0−VL)を求め、これを内部抵抗値RBで除すことで得られる値をコンバータ入力電流推定値IBとする。ここで、電圧差分(V0−VL)は、内部抵抗値RBに基づいて生じる電圧降下値を示す。この電圧降下値は、第1インバータ38によって第1モータジェネレータ40にトルクを発生させたとき、または、第2インバータ42によって第2モータジェネレータ44にトルクを発生させたときに、各モータジェネレータに電池12からDCDCコンバータ14および各インバータを介して流れる電流によって生じる。
上述のように、開放電圧V0は、電池出力電圧の拡散抵抗に基づく低下分を初期開放電圧値VL0に上乗せした値である。そのため、電圧差分(V0−VL)は、拡散抵抗による誤差が低減された、電池12の内部抵抗に基づく電圧降下値を示す。したがって、(V0−VL)/RBをコンバータ入力電流推定値IBとすることで、拡散抵抗に起因する誤差が低減されることとなる。
図5は、入力電流推定器82の構成を示す。入力電流推定器82は、減算器88と、除算器90とを含んで構成される。減算器88は、電圧センサ36の検出値である電池電圧検出値VLと、加算器80から出力された開放電圧値V0とを入力値として、(V0−VL)を算出する機能を有する。除算器90は、減算器88の出力である(V0−VL)を入力Aとし、電池抵抗推定器84によって求められた内部抵抗値RBを入力値Bとして、A/Bを演算する機能を有する。入力電流推定器82は、除算器90による演算結果A/Bを、コンバータ入力電流推定値IBとして電圧補正値設定器86および駆動信号生成部48に出力する。
なお、入力電流推定器82には、その後段に接続される回路の処理能力を超える値とならないよう、出力リミッタ74と同様のリミッタを除算器90の後段に設けてもよい。
図6に電圧補正値設定器86の構成を示す。電圧補正値設定器86は、電池ECU60から出力される電池電流基準値IB0、入力電流推定器82から出力されるコンバータ入力電流推定値IB、および電池抵抗推定器84から出力される内部抵抗値RBに基づいて、電圧補正値ΔVを求めるものである。
電池ECU60は、電池12の充電状態を示すSOC(State Of Charge)、電池12の劣化状態を示すSOH(State Of Health)等を測定するために設けられている。電池ECU60は、電池12に流れる電流を検出する電流センサ、電池12の出力電圧等を検出する電圧センサ等を備え、これらのセンサの検出結果に基づいてSOC、SOH等を求める。本実施形態においては、電池ECU60は、自らが備える電流センサの検出値を電池電流基準値IB0として電圧補正値設定器86に出力する。
一般に、電池を用いる電力変換制御システムには、電池の動作を制御する電池ECUが設けられることが多い。電池ECUに設けられる電流センサは、電池のSOC等を測定する程度の検出精度が要される。そのため、DCDCコンバータの制御に要される程度に電流検出周期を短くすることは困難であり、電池ECUに設けられる電流センサの検出値をコンバータ電流推定値IBとしてDCDCコンバータの制御に用いることは困難である。
また、電池ECUに設けられる電流センサの検出値を、コントロールユニットに出力する場合、通信による遅延が伴う場合が多い。そのため、DCDCコンバータの制御に要される程度に迅速に、コントロールユニットが電池ECUから電流検出値を得ることは困難であり、電池ECUに設けられる電流センサの検出値をコンバータ電流推定値IBとしてDCDCコンバータの制御に用いることは困難である。そこで、本実施形態においては、上述のように電池12の内部抵抗に基づく電池の電圧降下値を、内部抵抗値RBで除すことでコンバータ入力電流IBを求めることとしている。
電圧補正値設定器86の構成および処理について説明する。時間平均器92は、コンバータ入力電流推定値IBの時間平均値を求め減算器94に出力する。時間平均値は、演算を行う時から予め定められた時間だけ遡った時間範囲内での時間平均値として定義される。また、時間平均器96は、電池電流基準値IB0の時間平均値を求め、減算器94に出力する。減算器94は、時間平均器96の演算結果から時間平均器92の演算結果を減算した電流値誤差δIを求め、電流値誤差δIを乗算器98に出力する。他方、電池抵抗推定器84から出力された内部抵抗値RBは乗算器98に入力されている。乗算器98は、電流値誤差δIと内部抵抗値RBとを掛け合わせた電圧補正値ΔVを求め電圧補正値設定器86から出力する。上述のように、電圧補正値ΔVは加算器80に出力され、初期開放電圧値VL0に加算される。
このような処理によれば、電池電流基準値IBの時間平均値からコンバータ入力電流推定値IBの時間平均値を減算して得られた電流値誤差δIに基づいて、電圧補正値ΔVが求められる。電流値誤差δIは、電圧差分(V0−VL)に拡散抵抗に基づく電圧低下分が含まれているにもかかわらず、電圧差分(V0−VL)が電池12の内部抵抗に基づく電圧降下値であるとしたことに基づく誤差を示す。したがって、電流誤差δIに内部抵抗値RBを乗算する処理によって、拡散抵抗に起因する電圧低下分が求められ、加算器80において初期開放電圧値VL0に上乗せされる。これによって、コンバータ入力電流推定値IBに含まれる誤差が低減される。
本実施形態に係る電力変換制御システム10によれば、電池12からDCDCコンバータ14のインダクタ22に至る電流経路に電流センサを直接設けることなく、コンバータ電流推定値IBを求め、DCDCコンバータ14の制御が行われる。これによって、電流センサを設けることによるコストの上昇を回避することができる。
さらに、本実施形態に係る電力変換制御システム10によれば、電池12の拡散抵抗に基づく電圧低下分が除外された上で、電圧降下値と内部抵抗値とに基づいてコンバータ入力電流推定値IBが求められる。これによって、コンバータ入力電流推定値IBに含まれる誤差が低減され、DCDCコンバータ14についての制御誤差を抑制することができる。
本実施形態で用いられている電流推定部50についての実験結果を図7(a)および(b)に示す。横軸は時間を示し縦軸は電池12に流れる電流の値を示す。ここで、電池12に流れる電流はコンバータ入力電流値IBに相当する。図7(a)および(b)の特性C0は、電池12に流れる電流の検出値を示す。この検出値は、電池12の電流経路に実験用に設けた電流センサを用いて検出したものである。図7(a)の特性C1は、電圧補正値設定器86を用いずに電圧補正値ΔVを強制的にゼロとし、初期開放電圧値VL0から電池電圧検出値VLを減算した値を内部抵抗値RBで除した値を電流推定値としたものである。他方、図7(b)の特性C2は、開放電圧値V0=VL0+ΔVから電池電圧検出値VLを減算した値を内部抵抗RBで除した値を電流推定値としたものである。図7(b)の縦軸スケールでは、特性C0と特性C2とはほぼ重なっている。図7(a)および(b)からは、電圧補正値ΔVを考慮して求められた電流推定値の方が、電圧補正値ΔVを考慮しないで求められた電流推定値よりも、実際の検出値に近い電流推定値が得られることがわかる。
上記では、2台のモータジェネレータを備える電圧変換制御システムについて説明した。このようなシステムの他、1台のモータジェネレータを制御するシステム、3台以上のモータジェネレータを制御するシステムを構成することができる。この場合、指令値決定部52は、各モータジェネレータの回転状態に基づく昇圧電圧指令値VH*、および各モータジェネレータに対するトルク指令値を求めて電流推定部50に出力する。そして、初期開放電圧設定器78は、図3のS12において、総てのモータジェネレータに対するトルク指令値がゼロであるか否かの判定を行うこととすればよい。
10 電力変換制御システム、12 電池、14 DCDCコンバータ、16 電池側正極端子、18 電池側負極端子、20 入力コンデンサ、22 インダクタ、24 上側IGBT、26 下側IGBT、28,30 フリーホイールダイオード、32 出力コンデンサ、34 インバータ側正極端子、36 インバータ側負極端子、38 第1インバータ、40 第1モータジェネレータ、42 第2インバータ、44 第2モータジェネレータ、46 コントロールユニット、48 駆動信号生成部、50 電流推定部、52 指令値決定部、54 電池電圧センサ、56 昇圧電圧センサ、58 温度センサ、60 電池ECU、62 デューティ比設定器、64,68,72,88,94 減算器、66 電圧制御器、70 電流制御器、74 出力リミッタ、76 三角波比較器、78 初期開放電圧設定器、80 加算器、82 入力電流推定器、84 電池抵抗推定器、86 電圧補正値設定器、90 除算器、92,96 時間平均器、98 乗算器。

Claims (3)

  1. DCDCコンバータに流れる電流を推定する電流推定装置において、
    電池から前記DCDCコンバータに至る電流経路を流れるコンバータ入力電流の推定値を、前記電池の開放電圧値、前記電池の出力電圧検出値、および前記電池の内部抵抗値に基づいて求める電流推定部と、
    前記電池に流れる電流の検出値を、前記電池の充電状態を制御する電池コントローラから取得し、前記電流推定部によって求められた電流推定値と、前記電池に流れる電流の検出値との差異に基づいて、当該電流推定値に含まれる電流誤差を求める電流誤差設定部と、
    前記DCDCコンバータの負荷状態と前記電池の出力電圧検出値との関係に基づいて前記電池の開放電圧の初期値を求める初期開放電圧設定部と、
    前記電池の内部抵抗値および前記電流誤差に基づいて、前記初期開放電圧設定部によって求められた初期開放電圧値に対する補正値を求める電圧補正値設定部と、
    前記初期開放電圧値および前記補正値に基づいて前記電池の開放電圧値を求め、求められた開放電圧値を前記電流推定部に与える開放電圧設定部と、
    を備え、
    前記電流推定部によって求められた電流推定値を出力することを特徴とする電流推定装置。
  2. 請求項1に記載の電流推定装置において、
    前記電流誤差設定部は、
    前記電流推定部によって求められた電流推定値の時間平均値と、前記電池に流れる電流の検出値の時間平均値との差異を、前記電流誤差として求める手段を備え、
    前記電圧補正値設定部は、
    前記電流誤差と前記内部抵抗値との積を前記補正値として求める手段を備えることを特徴とする電流推定装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の電流推定装置と、
    前記電流推定値に基づいて前記DCDCコンバータの制御を行う制御装置と、
    を備えるDCDCコンバータ制御システムにおいて、
    前記制御装置は、
    前記電流推定値と前記コンバータ入力電流に対する指令値との差異を求める差異設定部と、
    前記差異設定部によって求められた差異に基づいて、前記DCDCコンバータが備えるスイッチング素子の駆動信号を生成する駆動信号生成部と、
    を備えることを特徴とするDCDCコンバータ制御システム。
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