JP5478128B2 - ユニット建物 - Google Patents
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Description
図1には、ユニット建物10の概略構成が斜視図にて示されている。この図では、ユニット建物10の1フロア分(1フロアが全体であっても良い)が示されている。この図に示される如く、ユニット建物10は、箱形状に骨組みが配置された複数の建物ユニット12を妻方向及び桁方向に隣接して配置し、図示しない基礎又は下側階の上に順次据え付けていくことにより構成されている。
図4には、補強梁40の全体構成が斜視図にて示されている。また、図5(A)には補強梁40の平面図が示され、図5(B)には補強梁40の側面図が示されている。これらの図に示される如く、補強梁40は、略矩形板状に形成された本体部としての梁本体42と、天井大梁24に接合するためのユニット梁接合ブラケット44とを有して構成されている。梁本体42は、繊維強化樹脂である炭素繊維強化樹脂(以下、「CFRP」という)にて構成されている。CFRPは、その比重が鋼材の1/4〜1/3とされる。この実施形態では、梁本体42は、妻方向に沿う天井大梁24の2本分の長さよりも短く(例えば、天井大梁24の略1本分の長さに)構成されている。
図6には、天井仕口部22と床仕口部28とに上下両端が固定された仮柱20が桁側から見た側面図にて示されている。この図に示される如く、仮柱20は、本体部としての柱本体50の両端に、建物ユニット12の天井仕口部22、床仕口部28に接合されるユニット接合部51、52が設けられて構成されている。
次に、本発明の他の実施形態を説明する。なお、上記した第1の実施形態又は前出の構成と基本的に同一の部品、部分については、上記した第1の実施形態又は前出の構成と同一の符号を付して説明を省略する。
図11(A)には、本発明の第2の実施形態に係るユニット建物を構成する補強梁80が平面図にて示されており、図11(B)には、補強梁80が側面図にて示されている。これらの図に示される如く、補強梁80は、CFRP製の梁本体42が耐火被覆82にて覆われている点で、第1の実施形態に係る補強梁40とは異なる。耐火被覆82は、梁本体42の表裏両面の他、各端面(板厚部分)まで被覆している。
図12(A)には、本発明の第3の実施形態に係るユニット建物を構成する補強梁90が平面図にて示されており、図12(B)には、補強梁90が側面図にて示されている。これらの図に示される如く、補強梁90は、梁本体42が金属板としての一対の鋼板92にて挟み込まれている点で、第1の実施形態に係る補強梁40とは異なる。一対の鋼板92は、梁本体42の表裏全面を挟み込んでおり、梁本体42の各端面(板厚部分)は耐火被覆82にて被覆されている。
図13(A)には、本発明の第4の実施形態に係るユニット建物を構成する補強梁100が平面図にて示されており、図13(B)には、補強梁100が側面図にて示されている。これらの図に示される如く、補強梁100は、全体としてCFRP製の板材より成る梁本体42に代えて、CFRP製の板材より成る梁本体102に中骨104が設けられている点で、第1の実施形態に係る補強梁40とは異なる。
12 建物ユニット
18 柱
20 仮柱
24 天井大梁(梁)
38 柱レス部(仮柱集合撤去部)
40 補強梁
42 梁本体
44 ユニット梁接合ブラケット(握り部)
48 ユニット仕口連結ブラケット(握り部)
50 柱本体
54 接合プレート(握り部)
60 握り部
80・90・100 補強梁
82 耐火被覆(耐火手段)
92 鋼板(耐火手段、耐摩耗手段)
102 梁本体
104 中骨
108 横骨
Claims (8)
- 複数の建物ユニットによって構成されるユニット建物において、
複数の建物ユニットのうち、一部の柱が取り外し可能な仮柱によって構成された少なくとも一部の建物ユニットを当該仮柱同士が隣接するように複数個配置されると共に、当該仮柱が撤去される仮柱集合撤去部を形成することにより連続した広い空間が形成され、かつ、隣り合う建物ユニットにおける梁間に、平面視で前記仮柱集合撤去部を所定方向に横切るように補強梁が配置されているユニット建物であって、
前記補強梁、及び前記仮柱のうち少なくとも該補強梁は、繊維強化樹脂より成る部分を含んで構成されており、
さらに、前記補強梁における長手方向中央部でかつ梁成方向中間部の厚み方向両側にそれぞれ耐摩耗手段が施されたブラケットが設けられ、当該ブラケットは、前記仮柱集合撤去部の近傍における4つの天井仕口部に対し位置決め状態で固定されていると共に、
前記補強梁は、繊維強化樹脂より成る矩形板状の梁本体と、該梁本体の短幅方向中央部で長手方向に沿って設けられかつ該梁本体に内蔵された中骨と、を含んで構成されている、
ユニット建物。 - 前記補強梁は、前記梁本体の短幅方向に沿って設けられ該梁本体を補強する横骨部を含んで構成されている請求項1記載のユニット建物。
- 前記補強梁は、前記梁本体を厚み方向の両側から挟持する一対の金属板を含む耐火手段を有する請求項1又は請求項2記載のユニット建物。
- 前記仮柱の本体部は、繊維強化樹脂を含んで構成されており、
さらに、前記補強梁及び前記仮柱の一方又は双方は、ロボットによる握り部を有し、前記握り部が前記本体部とは別部材として構成されている請求項1記載のユニット建物。 - 前記補強梁及び前記仮柱の一方又は双方における繊維強化樹脂にて構成された部分には耐火手段が設けられている請求項1記載のユニット建物。
- 前記補強梁及び前記仮柱の一方又は双方は、ロボットによる握り部を有し、
当該握り部は、少なくとも一部が繊維強化樹脂にて構成されると共に、該繊維強化樹脂にて構成された部分に耐火手段が設けられている請求項1記載のユニット建物。 - 前記耐火手段は、耐火被覆である請求項5又は請求項6記載のユニット建物。
- 前記耐火手段は、前記繊維強化樹脂にて構成された部分を挟み込む金属部材を含んで構成されている請求項5又は請求項6記載のユニット建物。
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