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JP5461963B2 - デスキュー回路及びエラー測定装置 - Google Patents

デスキュー回路及びエラー測定装置 Download PDF

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JP5461963B2
JP5461963B2 JP2009258269A JP2009258269A JP5461963B2 JP 5461963 B2 JP5461963 B2 JP 5461963B2 JP 2009258269 A JP2009258269 A JP 2009258269A JP 2009258269 A JP2009258269 A JP 2009258269A JP 5461963 B2 JP5461963 B2 JP 5461963B2
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Description

本発明は、スキューを検出して補正するデスキュー回路及びデスキュー回路を備えるエラー測定装置に関する。
送信系又は受信系でスキューを発生するような高速データ伝送路において、スキューの検出及び補正を行う通信システムが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。このような高速データ伝送路においてデータを送受信する場合には、スキューの検出及び補正を行うことができるようなパターンをフレーム内に保持しておき、そのパターンを用いてスキューの検出及び補正を行う。
特表2002−533020号公報
送信系又は受信系でスキューを発生するような高速データ伝送路に用いられる装置やデバイスの開発を行う際には、まず、PRBS(Pseudo Random Binary Sequence)信号のようなスキューの検出及び補正を行う機能をもたない連続信号を用いて伝送路の品質評価を行う。
このとき、スキューの検出及び補正を行わなければ、スキュー発生やDEMUXの順序不一致が原因で、連続信号のパターン同期が取れなくなる。
連続信号にスキューの検出及び補正が行えるようなパターンを挿入しても、連続信号の性質が劣化したり、汎用的なBERT(Bit Error Rate Tester)システムと接続できなくなったりすることがある。
そこで、前記課題を解決するために、本発明は、スキューを検出して補正する機能をもたない連続信号を用いて、送信系又は受信系でスキューを発生するような高速データ伝送路の評価を可能にするデスキュー回路及びエラー測定装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本願発明のデスキュー回路は、
スキューを検出して補正する機能を持たない連続信号を用いて、送信系又は受信系でスキューを発生するような高速データ伝送路の評価を可能にするために、
予め定められた特定符号列の一定ビット後にレーン番号が付されたテスト信号を、複数のレーン番号について生成して出力するテスト信号発生回路(31)と、
連続信号が各レーンに入力されるとともに前記テスト信号発生回路から前記テスト信号が入力され、前記テスト信号に付されているレーン番号の前記連続信号を前記テスト信号に置換し、各レーンから前記連続信号又は前記テスト信号を出力するセレクタ回路(32)と、
前記特定符号列を検出して前記特定符号列の一定ビット後に付されている前記レーン番号及び前記レーン番号の検出時点を出力するテスト信号検出回路(35)と、
前記テスト信号検出回路からの前記検出時点を予め定められた時点と比較することで前記レーン番号のレーンにおけるスキューを検出して補正するスキュー補正回路(36)と、
を備え
前記予め定められた時点は、前記テスト信号検出回路の出力する他のレーン番号の検出時点であるか、又は、各レーンに生じる最大の時間差以上で繰り返す絶対的な基準時点である
テスト信号の検出時点を比較することで、どのレーン番号から出力された信号に、どの程度のスキューが生じているかを検出することができる。これにより、各レーンのスキューを補正することができる。したがって、本願発明のデスキュー回路は、スキューを検出して補正する機能をもたない連続信号を用いて、送信系又は受信系でスキューを発生するような高速データ伝送路の評価を可能にすることができる。
本願発明のデスキュー回路では、前記テスト信号発生回路は、前記テスト信号を複数のレーン番号について生成して出力し、前記予め定められた時点は、前記テスト信号検出回路の出力する他のレーン番号の検出時点である構成とすることができる。
各レーンの検出時点を互いに比較することで、各レーンのスキューを検出することができる。これにより、各レーンのスキューを補正することができる。
本願発明のデスキュー回路では、前記予め定められた時点は、各レーンに生じる最大の時間差以上で繰り返す絶対的な基準時点である構成とすることができる。
各レーンの検出時点を絶対的な基準時点と比較することで、各レーンのスキューを検出することができる。これにより、各レーンのスキューを補正することができる。
本願発明のデスキュー回路では、前記テスト信号は、予め定められたフレーム長を有し、同一レーン内での前記フレームの順番を示すシーケンス番号が前記レーン番号の一定ビット後に付されており、前記テスト信号検出回路は、前記レーン番号の一定ビット後に付されている前記シーケンス番号をさらに出力し、前記スキュー補正回路は、前記予め定められた時点によって定まる基準番号と前記テスト信号検出回路の出力するシーケンス番号との差を算出し、前記予め定められた時点と前記テスト信号検出回路の出力するレーン番号の検出時点との時間差を、前記基準番号と前記シーケンス番号との差のフレーム長に相当する時間だけ短縮する構成とすることができる。
テスト信号にシーケンス番号を付すことで、複数のフレームにわたってテスト信号を送信し、スキューを検出することができる。これにより、共通のカウンタを用いて各レーンのスキューを検出することができる。
本願発明のエラー測定装置は、本発明に係るデスキュー回路(100)と、複数列の前記連続信号を発生して前記デスキュー回路の各レーンに出力する信号発生部と、前記デスキュー回路からの出力信号に含まれる誤りを検出する誤り検出回路(23)と、スキューの補正中である旨を出力するディスプレイと、を備える。
本発明に係るデスキュー回路を備えることで、各レーンのスキューを補正することができる。したがって、本願発明のエラー測定装置は、スキューを検出して補正する機能をもたない連続信号を用いて、送信系又は受信系でスキューを発生するような高速データ伝送路の評価を可能にすることができる。
本願発明のエラー測定装置では、前記スキュー補正回路は、各レーンのスキューの補正が完了すると、切り替え停止を指示するロック信号を前記セレクタ回路に出力し、前記セレクタ回路は、前記ロック信号が入力されると、前記テスト信号への置換を停止し、各レーンから前記連続信号を出力する構成とすることができる。
各レーンのスキューの補正が終了した後に、各レーンから連続信号を出力し続けることができる。これにより、スキューを発生するような高速データ伝送路の評価を、スキューを検出して補正する機能をもたない連続信号を用いて行うことが可能となる。
本願発明のエラー測定装置では、前記誤り検出回路は、検出する誤り率が一定値を超えたときに動作指示信号を前記セレクタ回路に出力し、前記セレクタ回路は、前記動作指示信号が入力されると、入力される連続信号のうちの少なくとも1つのレーンの前記連続信号を前記テスト信号に置換する構成とすることができる。
いずれかのレーンにスキューが生じていると、誤り検出回路の検出する誤り率が高くなる。そこで、そのような誤り率を一定値に設定しておくことで、各レーンにスキューが生じていない状態を維持することができる。これにより、スキューを検出して補正する機能をもたない連続信号による伝送路の品質評価を適切に行うことができる。
本願発明のエラー測定装置では、前記セレクタ回路における連続信号から前記テスト信号への置換を、自動又は手動に切り替える切り替えスイッチ(34)をさらに、備え、前記切り替えスイッチが自動のとき、前記セレクタ回路は、前記動作指示信号が入力されると、入力される連続信号のうちの少なくとも1つのレーンの連続信号を前記テスト信号に置換し、前記切り替えスイッチが手動のとき、前記セレクタ回路は、前記動作指示信号が入力されても、各レーンから連続信号を出力する構成とすることができる。
被測定対象となる高速データ伝送路によっては、いずれかのレーンにスキューが生じていると誤り検出回路の検出する誤り率が一定値を超える場合もあるし、いずれのレーンにスキューが生じていなくても誤り率が一定値を超える場合もある。そこで、被測定対象が前者の場合には切り替えスイッチを自動にし、被測定対象が後者の場合には切り替えスイッチを手動にする。これにより、スキューを検出して補正する機能をもたない連続信号による伝送路の品質評価を適切に行うことができる。
なお、上記各発明は、可能な限り組み合わせることができる。
本発明によれば、スキューを検出して補正する機能をもたない連続信号による伝送路の品質評価を可能にするデスキュー回路及びエラー測定装置を提供することができる。
実施形態1に係るエラー測定装置の一例を示す。 連続信号の一例であり、(a)は連続信号発生回路からの連続信号を示し、(b)はシリアルパラレル変換回路からのパラレル信号を示す。 デスキュー回路の入出力信号の一例であり、(a)はテスト信号挿入部の各レーンに入力される信号を示し、(b)はテスト信号挿入部のレーン番号#0から出力される信号を示し、(c)はテスト信号挿入部のレーン番号#1から出力される信号を示し、(d)はテスト信号挿入部のレーン番号#9から出力される信号を示す。 テスト信号挿入部及び信号発生部の一例を示す。 テスト信号の一例を示す。 スキュー補正部及び誤り検出部の一例を示す。 スキュー補正回路の動作の一例であり、(a)は絶対的な基準時点を示し、(b)はレーン番号#0の検出時点を示し、(c)はレーン番号#1の検出時点を示し、(d)はレーン番号#9の検出時点を示す。 実施形態1において被測定対象がパラレル信号を伝送する場合の構成例を示す。 実施形態2に係るエラー測定装置の一例を示す。 実施形態2に係る信号発生部の別形態を示す。 実施形態2において被測定対象がパラレル信号を伝送する場合の構成例を示す。
添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は本発明の実施例であり、本発明は、以下の実施形態に制限されるものではない。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
(実施形態1)
本実施形態では、本発明に係るデスキュー回路とこれを備えるエラー測定装置について説明する。図1に、本実施形態に係るエラー測定装置の一例を示す。本実施形態に係るエラー測定装置101は、デスキュー回路100と、信号発生部11と、誤り検出部14と、を備える。さらに、デスキュー回路100は、テスト信号挿入部12と、スキュー補正部13と、を備える。
エラー測定装置101は、被測定対象91で生じるスキューを検出して補正する。この間、エラー測定装置101は、ディスプレイにスキューの補正中である旨を出力する。そして、スキューの補正が完了すると、エラー測定装置101は、スキューを検出して補正する機能をもたない連続信号を用いて被測定対象91の評価を行う。
図1に示す信号発生部11は、複数列の連続信号を発生してデスキュー回路100の各レーンに出力する。例えば、連続信号発生回路21と、シリアルパラレル変換回路22と、を備える。図2は、連続信号の一例であり、(a)は連続信号発生回路21からの連続信号を示し、(b)はシリアルパラレル変換回路22からのパラレル信号を示す。連続信号発生回路21は、512bitの連続信号を発生する。そして、シリアルパラレル変換回路22は、512bitの連続信号を128bitごとに分離し、10列のパラレル信号に変換する。
ここで、連続信号は、PRBS信号などのスキューを検出して補正する機能をもたない信号である。連続信号は、PRBS信号に限らず、ユーザ定義の信号であってもよい。また、本実施形態では、信号発生部11が、レーン番号#0、レーン番号#1、・・・レーン番号#9の10列の連続信号を発生する場合について説明するが、これに限られない。
図1に示すテスト信号挿入部12は、入力された連続信号に代えてテスト信号を被測定対象91に出力する。テスト信号は、信号発生部11からの連続信号のフレーム長FLと同じ予め定められたフレーム長FLを有する。例えば、連続信号が128bitであれば、テスト信号も128bitとなる。被測定対象91は、入力された連続信号を伝送し、デスキュー回路100の各レーンに出力する。
図3は、デスキュー回路100の入出力信号の一例であり、(a)はテスト信号挿入部12の各レーンに入力される信号を示し、(b)はテスト信号挿入部12のレーン番号#0から出力される信号を示し、(c)はテスト信号挿入部12のレーン番号#1から出力される信号を示し、(d)はテスト信号挿入部12のレーン番号#9から出力される信号を示す。
デスキュー回路100には、図3(a)に示すように、フレームの順番を示すシーケンス番号の順に、連続信号P1、連続信号P2、連続信号P3、連続信号P4及び連続信号P5が順に入力される。ここで、各レーンの連続信号P1は、被測定対象91でシリアル信号に変換されることを考慮して、それぞれ異なる符号列とする。その他の連続信号についても同様である。
デスキュー回路のレーン番号#0から出力される信号は、図3(b)に示すように、シーケンス番号2のフレームがテスト信号T2になっている。デスキュー回路のレーン番号#1から出力される信号は、図3(c)に示すように、シーケンス番号2のフレームがテスト信号T2になっている。デスキュー回路100のレーン番号#9から出力される信号は、図3(d)に示すように、シーケンス番号4のフレームがテスト信号T4になっている。
スキュー補正部13は、各レーンの連続信号に発生するスキューを検出して補正する。例えばレーン番号#0、レーン番号#1及びレーン番号#9のレーンから出力されたテスト信号を用いてスキューを検出する。この検出結果に基づいて、レーン番号#0、レーン番号#1及びレーン番号#9のレーンにおけるスキューを補正する。
スキュー補正部13は、各レーンのスキューの補正が完了すると、切り替え停止を指示するロック信号をテスト信号挿入部12に出力する。この場合、テスト信号挿入部12は、ロック信号が入力されると、テスト信号への置換を停止し、各レーンから連続信号を出力する。各レーンのスキューの補正が完了しているので、スキュー補正部13は、スキューが補正されている連続信号を誤り検出部14に出力することができる。
誤り検出部14は、デスキュー回路100からの出力信号に含まれる誤りを検出する。例えば、誤り検出部14は、スキュー補正部13の出力する信号が連続信号発生回路21の発生する連続信号と一致するか否かを判定する。このとき、誤り検出部14は、スキューが補正されている連続信号を取得することができる。これにより、スキューを検出して補正する機能をもたない連続信号による被測定対象91の品質評価を行うことができる。
誤り検出部14は、検出する誤り率が一定値を超えたときに動作指示信号をテスト信号挿入部12に出力する。動作指示信号が入力されると、デスキュー回路100は、スキューの検出及び補正を開始する。ここで、一定値は、スキューが発生した場合に生じる誤り率である。スキューの検出及び補正の開始を行う場合、テスト信号挿入部12は、入力される連続信号のうちの少なくとも1つのレーンの連続信号をテスト信号に置換する。これにより、スキュー補正部13における補正値でスキューを補正しきれなくなったときに、スキューの検出及び補正を再度行うことができる。
次に、デスキュー回路100の詳細について説明する。
図4に、テスト信号挿入部12及び信号発生部11の一例を示す。テスト信号挿入部12は、テスト信号発生回路31と、セレクタ回路32と、タイミングジェネレータ33と、切り替えスイッチ34と、を備える。
テスト信号発生回路31は、テスト信号を生成する。各レーンのテスト信号は、シーケンス番号が同一であってもよいし、異なってもよい。例えば、テスト信号発生回路31は、シーケンス番号2のテスト信号をレーン番号#0及びレーン番号#1について生成し、シーケンス番号4のテスト信号をレーン番号#9について生成する。このように、テスト信号発生回路31は、テスト信号を複数のレーン番号について生成してもよい。また、テスト信号のシーケンス番号がそれぞれ異なってもよい。
セレクタ回路32は、連続信号が各レーンに入力されるとともにテスト信号発生回路31からテスト信号が入力され、テスト信号に付されているレーン番号の連続信号をテスト信号に置換し、各レーンから連続信号又はテスト信号を出力する。例えば、レーン番号#0及びレーン番号#1からシーケンス番号2の連続信号を出力する際、セレクタ回路32は、レーン番号#0及びレーン番号#1の連続信号をテスト信号に置換する。このとき、セレクタ回路32は、タイミングジェネレータ33の出力信号のタイミングに従い、シーケンス番号2の連続信号をテスト信号に置換する。
図5に、テスト信号の一例を示す。テスト信号は、予め定められた特定符号列、第1のビット列、レーン番号、第2のビット列、シーケンス番号を順に含む。予め定められた特定符号列は、テスト信号であることを識別可能な符号列である。レーン番号は、特定符号列の第1のビット列後に付されている。第1のビット列は任意に設定することができ、例えば、レーン番号を特定符号列の直後に付してもよい。シーケンス番号は、同一レーン内でのフレームの順番を示し、レーン番号の第2のビット列後に付されている。第2のビット列は任意に設定することができ、例えば、シーケンス番号をレーン番号の直後に付してもよい。
切り替えスイッチ34は、セレクタ回路32における連続信号からテスト信号への置換を、自動又は手動に切り替える。切り替えスイッチ34が自動のとき、セレクタ回路32は、動作指示信号が入力されると、入力される連続信号のうちの少なくとも1つのレーンの連続信号をテスト信号に置換し、テスト信号を送出する。一方、切り替えスイッチ34が手動のとき、セレクタ回路32は、動作指示信号が入力されても、各レーンから連続信号を出力し続ける。これにより、誤り検出回路23で検出する誤り率が任意に設定した一定値による試験と、誤り検出回路23で検出する誤り率に関わらない試験を行うことができる。
図6に、スキュー補正部13及び誤り検出部14の一例を示す。スキュー補正部13は、テスト信号検出回路35と、スキュー補正回路36と、を備える。テスト信号検出回路35は、特定符号列を検出して特定符号列の一定ビット後に付されているレーン番号及びレーン番号の検出時点を出力する。テスト信号にシーケンス番号が付されている場合には、テスト信号検出回路35は、レーン番号及びレーン番号の検出時点とともに、シーケンス番号も出力する。
例えば、レーン番号#0のテスト信号を検出した場合、レーン番号#0の検出時点でフラグF0を出力するとともに、レーン番号#0及びシーケンス番号2を出力する。レーン番号#1のテスト信号を検出した場合、レーン番号#1の検出時点でフラグF1を出力するとともに、レーン番号#1及びシーケンス番号2を出力する。レーン番号#9のテスト信号を検出した場合、レーン番号#9の検出時点でフラグF9を出力するとともに、レーン番号#9及びシーケンス番号4を出力する。
スキュー補正回路36は、テスト信号検出回路35からの検出時点を予め定められた時点と比較することでレーン番号のレーンにおけるスキューを検出して補正する。図7は、スキュー補正回路の動作の一例であり、(a)は絶対的な基準時点を示し、(b)はレーン番号#0の検出時点を示し、(c)はレーン番号#1の検出時点を示し、(d)はレーン番号#9の検出時点を示す。
予め定められた時点は、例えば、テスト信号検出回路35の出力する他のレーン番号の検出時点である。この場合、フラグF0の出力時点とフラグF1の出力時点とを比較して、フラグF0とフラグF1の時間差S1Rを検出する。これにより、レーン番号#0とレーン番号#1との間のスキューを補正することができる。同様に、補正されたレーン番号#1と補正前のレーン番号#2を比較し、補正されたレーン番号#2と補正前のレーン番号#3を比較し、・・・補正されたレーン番号#8と補正前のレーン番号#9を比較し、それぞれ補正を行っていく。これにより、各レーンのスキューを補正することができる。
レーン番号#0とレーン番号#1とのスキューの補正では、共通のシーケンス番号2であったが、テスト信号のシーケンス番号は異なってもよい。例えば、フラグF0の出力時点とフラグF9の出力時点とを比較してもよい。この場合、スキュー補正回路36は、予め定められたフラグF0の時点によって定まる基準番号2とテスト信号検出回路35の出力するシーケンス番号4との差を算出する。そして、予め定められたフラグF0の時点とテスト信号検出回路35の出力するレーン番号#9のフラグF9の検出時点との時間差S9Rを、基準番号2とシーケンス番号4との差のフレーム長(2FL)に相当する時間だけ短縮する。これにより、レーン番号#0とレーン番号#9との間のスキューを補正することができる。
レーン番号#0とレーン番号#1とのスキューの補正では、予め定められた時点が相対的な時点であったが、予め定められた時点は絶対的な時点であってもよい。例えば、予め定められた時点は、各レーンに生じる最大の時間差以上の絶対的な基準時点である。この場合、絶対的な基準時点でフラグFA2、フラグFA3、フラグFA4を出力する。絶対的な基準時点は、フレームのシーケンス番号ごとに規定する。例えば、フラグFA2、フラグFA3及びフラグFA4は間隔LAで繰返し、フラグFA2はテスト信号のシーケンス番号2に対応し、フラグFA3はテスト信号のシーケンス番号3に対応し、フラグFA4はテスト信号のシーケンス番号4に対応する。フラグF0とフラグFA2との時間差S0Aを検出することで、レーン番号#0のスキューを補正する。フラグF1とフラグFA2との時間差S1Aを検出することで、レーン番号#1のスキューを補正する。フラグF9とフラグFA4との時間差S9Aを検出することで、レーン番号#1のスキューを補正する。これにより、レーン番号#0とレーン番号#9との間のスキューを補正することができる。
なお、図1では、被測定対象91がパラレル信号をシリアル信号に変換して伝送する例を示したが、これに限定されない。被測定対象91がパラレル信号のまま伝送する場合であってもスキューは生じるため、本実施形態に係るエラー測定装置101を用いることができる。
図8に、被測定対象がパラレル信号を伝送する場合の構成例を示す。被測定対象92は、テスト信号挿入部12から出力されたパラレル信号を、パラレル信号のまま伝送する。本実施形態に係るエラー測定装置101は、レーン番号が付されたテスト信号を各レーンから出力する。このため、スキュー補正部13に入力されたテスト信号のレーン番号と被測定対象92の出力ポートとを照合することで、被測定対象92の入力ポートと出力ポートの対応関係を容易に把握することができる。したがって、被測定対象92の入力ポート及び出力ポートの数が多い場合であっても、被測定対象92と容易に接続することができる。
(実施形態2)
図9に、本実施形態に係るエラー測定装置の一例を示す。本実施形態に係るエラー測定装置102は、図1に示すエラー測定装置101と、信号発生部11及び誤り検出部14において異なる。具体的には、図1に示す信号発生部11は、連続信号発生回路21及びシリアルパラレル変換回路22を用いて複数列の連続信号を発生していたが、本実施形態に係る信号発生部11は、連続信号発生回路21−0、連続信号発生回路21−1、・・・連続信号発生回路21−9を備える。また、誤り検出部14は、誤り検出回路23−0、誤り検出回路23−1、・・・誤り検出回路23−9を備える。
連続信号発生回路21−0、連続信号発生回路21−1、・・・連続信号発生回路21−9は、それぞれ、レーンごとに別個の連続信号発生回路を用いて、受信側のクロック・データ・リカバリができるような連続信号を発生する。誤り検出回路23−0は、対応する連続信号発生回路21−0の発生する連続信号と一致するか否かを判定する。誤り検出回路23−1、・・・誤り検出回路23−9も同様である。
このとき、スキュー補正部13がスキューを補正するため、誤り検出回路23−0には連続信号発生回路21−0の発生した連続信号が入力され、誤り検出回路23−1には連続信号発生回路21−1の発生した連続信号が入力され、・・・誤り検出回路23−9には連続信号発生回路21−9の発生した連続信号が入力される。これにより、誤り検出回路23−0、誤り検出回路23−1、・・・誤り検出回路23−9は、それぞれ、対応する連続信号発生回路の発生する連続信号と一致するか否かを判定することができる。
図10に、信号発生部11の別形態を示す。図9では10レーンの連続信号に対し、10台の連続信号発生回路及び誤り検出回路を用いたが、図10に示すように、20台の連続信号発生回路及び誤り検出回路を用いてもよい。この場合、連続信号発生回路21−0は、連続信号発生回路21−0−1と、連続信号発生回路21−0−2と、Mux25−0と、を備える。Mux25−0は、連続信号発生回路21−0−1からの連続信号と、連続信号発生回路21−0−2からの連続信号を多重化して出力する。これにより、連続信号発生回路21−0は、低速な連続信号発生回路21−0−1及び連続信号発生回路21−0−2を用いて高速な連続信号を発生させることができる。
誤り検出回路23−0は、誤り検出回路23−0−1と、誤り検出回路23−0−2と、DeMux26−0を備える。DeMux26−0は、スキュー補正部13からレーン番号#0に出力された信号を分離し、誤り検出回路23−0−1と誤り検出回路23−0−2に出力する。これにより、誤り検出回路23−0は、低速な誤り検出回路23−0−1と誤り検出回路23−0−2を用いて高速な連続信号の誤り検出を行うことができる。
図11に、被測定対象がパラレル信号を伝送する場合の構成例を示す。被測定対象92は、テスト信号挿入部12から出力されたパラレル信号を、パラレル信号のまま伝送する。本実施形態に係るエラー測定装置102は、レーン番号が付されたテスト信号を各レーンから出力する。このため、スキュー補正部13に入力されたテスト信号のレーン番号と被測定対象92の出力ポートとを照合することで、被測定対象92の入力ポートと出力ポートの対応関係を容易に把握することができる。したがって、被測定対象92の入力ポート及び出力ポートの数が多い場合であっても、被測定対象92と容易に接続することができる。
本発明はスキューを発生するような高速データ伝送路の試験に用いることができるため、情報通信産業に適用することができる。
11:信号発生部
12:テスト信号挿入部
13:スキュー補正部
14:誤り検出部
21、21−0、21−1、21−9、21−0−1、21−0−2、21−9−1、21−9−2、:連続信号発生回路
22:シリアルパラレル変換回路
23、23−0、23−1、23−9、23−0−1、23−0−2、23−9−1、23−9−2:誤り検出回路
24:パラレルシリアル変換回路
25−0、25−9:Mux
26−0、26−9:DeMux
31:テスト信号発生回路
32:セレクタ回路
33:タイミングジェネレータ
34:切り替えスイッチ
35:テスト信号検出回路
36:スキュー補正回路
81:多重化部
82:EO変換部
83:OE変換部
84:分離部
91、92:被測定対象
100:デスキュー回路
101、102:エラー測定装置

Claims (6)

  1. スキューを検出して補正する機能をもたない連続信号を用いて、送信系又は受信系でスキューを発生するような高速データ伝送路の評価を可能にするために、
    予め定められた特定符号列の一定ビット後にレーン番号が付されたテスト信号を、複数のレーン番号について生成して出力するテスト信号発生回路(31)と、
    連続信号が各レーンに入力されるとともに前記テスト信号発生回路から前記テスト信号が入力され、前記テスト信号に付されているレーン番号の前記連続信号を前記テスト信号に置換し、各レーンから前記連続信号又は前記テスト信号を出力するセレクタ回路(32)と、
    前記特定符号列を検出して前記特定符号列の一定ビット後に付されている前記レーン番号及び前記レーン番号の検出時点を出力するテスト信号検出回路(35)と、
    前記テスト信号検出回路からの前記検出時点を予め定められた時点と比較することで前記レーン番号のレーンにおけるスキューを検出して補正するスキュー補正回路(36)と、
    を備え
    前記予め定められた時点は、前記テスト信号検出回路の出力する他のレーン番号の検出時点であるか、又は、各レーンに生じる最大の時間差以上で繰り返す絶対的な基準時点であるデスキュー回路。
  2. 前記テスト信号は、予め定められたフレーム長を有し、同一レーン内での前記フレームの順番を示すシーケンス番号が前記レーン番号の一定ビット後に付されており、
    前記テスト信号検出回路は、前記レーン番号の一定ビット後に付されている前記シーケンス番号をさらに出力し、
    前記スキュー補正回路は、前記予め定められた時点によって定まる基準番号と前記テスト信号検出回路の出力するシーケンス番号との差を算出し、前記予め定められた時点と前記テスト信号検出回路の出力するレーン番号の検出時点との時間差を、前記基準番号と前記シーケンス番号との差のフレーム長に相当する時間だけ短縮することを特徴とする請求項に記載のデスキュー回路。
  3. 請求項1又は2に記載のデスキュー回路(100)と、
    複数列の前記連続信号を発生して前記デスキュー回路の各レーンに出力する信号発生部と、
    前記デスキュー回路からの出力信号に含まれる誤りを検出する誤り検出回路(23)と、
    スキューの補正中である旨を出力するディスプレイと、
    を備えるエラー測定装置。
  4. 前記スキュー補正回路は、各レーンのスキューの補正が完了すると、切り替え停止を指示するロック信号を前記セレクタ回路に出力し、
    前記セレクタ回路は、前記ロック信号が入力されると、前記テスト信号への置換を停止し、各レーンから前記連続信号を出力する請求項に記載のエラー測定装置。
  5. 前記誤り検出回路は、検出する誤り率が一定値を超えたときに動作指示信号を前記セレクタ回路に出力し、
    前記セレクタ回路は、前記動作指示信号が入力されると、入力される連続信号のうちの少なくとも1つのレーンの前記連続信号を前記テスト信号に置換する請求項に記載のエラー測定装置。
  6. 前記セレクタ回路における連続信号から前記テスト信号への置換を、自動又は手動に切り替える切り替えスイッチ(34)をさらに、備え、
    前記切り替えスイッチが自動のとき、前記セレクタ回路は、前記動作指示信号が入力されると、入力される連続信号のうちの少なくとも1つのレーンの連続信号を前記テスト信号に置換し、
    前記切り替えスイッチが手動のとき、前記セレクタ回路は、前記動作指示信号が入力されても、各レーンから連続信号を出力する請求項に記載のエラー測定装置。
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