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JP5453850B2 - 半導体集積回路 - Google Patents

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JP5453850B2 JP2009054147A JP2009054147A JP5453850B2 JP 5453850 B2 JP5453850 B2 JP 5453850B2 JP 2009054147 A JP2009054147 A JP 2009054147A JP 2009054147 A JP2009054147 A JP 2009054147A JP 5453850 B2 JP5453850 B2 JP 5453850B2
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Description

本開示技術は、単一のビア層の変更のみで論理を変更できるルックアップテーブル、半導体集積回路、ルックアップテーブルの製造方法、および半導体集積回路の製造方法に関する。
近年、ASSP(Application Specific Standard Produce)のように分野・アプリケーションを限定して、機能・目的を特化させた半導体集積回路の需要が増加している。機能・目的を特化するためには、様々な種類の半導体集積回路を開発するため多品種となる。さらに、少量の生産の可能性があるため、新規に開発するためのコストを抑える必要がある。そのため、できる限り既存の製造の工程から変化させずに論理の異なる半導体集積回路を開発することで、開発期間を短縮することができ、コストを抑えることができる。
そして、開発期間を短縮する技術として、書き込み可能な半導体集積回路を使用する技術が知られている。たとえば、FPGA(Field Programmable Gate Array)(たとえば、下記特許文献1を参照。)、PLD(Programmable Logic Device)などが書き込み可能な半導体集積回路として挙げられる。
FPGAは、組み合わせ回路と等価な回路を実現するルックアップテーブル(以下、LUT(Look Up Table)と称す。)およびD−FF(D−Flip Flop)を含むCLB(Configurable Logic Block)と、CLB間を接続するスイッチマトリックスとにより構成されている。そして、FPGAでは、LUTの内容と、D−FFの動作モードと、スイッチマトリックスの状態とを保持するためにSRAM(Static Random Access Memory)が利用されている。
また、PLDでは、SRAMでなくEEPROM(Electrically Erasable And Programmable Read Only Memory)が利用されている。さらに、SRAM、EEPROMといった保存素子でなく抵抗をスイッチとして利用する技術(たとえば、下記特許文献2を参照。)が知られている。
また、開発期間を短縮化する技術として、Structured ASIC(Application Specific Integrated Circuit)を使用する技術が知られている。Structured ASICとは、あらかじめ複数の種類の回路が集積されているASICである(たとえば、下記特許文献3を参照。)。
特開2006−20329号公報 特開2005−101535号公報 特表2007−528167号公報
しかしながら、書き込み可能な半導体集積回路を使用する場合、たとえば、抵抗をスイッチとして利用する技術では、抵抗はビアに特殊な製造の工程を加えることで形成される。しかし、抵抗がどのビア層に形成されるかが定められていない。そのため、特殊な製造の工程が複数のビア層の形成工程で必要となり、製造工程が複雑化するという問題点があった。
また、書き込み可能な半導体集積回路を使用する場合、製造の工程の他に実現される回路情報を半導体集積回路に書き込む工程が必要となるため、生産する数量によりコストが増加するという問題点があった。
そして、たとえば、FPGAでは、上述したようにSRAMを使用しているため、ASICなどと比較して集積度が低く速度が遅いという問題点があった。たとえば、PLDでは、FPGAと同様にEEPROMを使用しているため、集積度が低く動作速度が遅いという問題点があった。さらに、FPGAおよびPLDでは、集積度が低いため面積が大きく製造のコストがかかるという問題点があった。
また、Structured ASICでは、あらかじめ集積されている複数種の回路の中から実際には使用しない回路が複数存在するという問題点があった。さらに、論理の異なる半導体集積回路を開発するために、3〜4の配線層およびビア層を変更しなければならないためにコストがかかるという問題点があった。
本開示技術は、上述した従来技術による問題点を解消するため、どの論理および配線の接続条件であってもビアの挿入のみで容易に製造でき、集積度が高く動作の速い低廉なルックアップテーブル、半導体集積回路、ルックアップテーブルの製造方法、および半導体集積回路の製造方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本開示技術は、N個の入力端子から入力される2Nの入力パターンに対応した2N個のビア挿入箇所を有する単一のビア層と、ビア挿入箇所の中から少なくとも1つの箇所に挿入され、入力端子と出力端子とを接続させるビアと、を備えることを要件とする。
本開示技術によれば、単一のビア層内のビア挿入箇所に挿入されるビアにより、どの組合せ回路であっても等価な回路を容易に製造することができる。したがって、低廉化を図ることができる。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するため、本開示技術は、LUTと、LUTの外部にある回路素子群と、LUTの単一のビア層と同一層にあるビア挿入箇所を有する領域と、領域内のビア挿入箇所に挿入され、回路素子群内の回路素子間を接続させるビアと、領域内のビア挿入箇所に挿入され、回路素子とLUTの出力端子とを接続させるビアと、を備えることを要件とする。
本開示技術によれば、どの回路素子間の接続または非接続であっても単一のビア層内のビア挿入箇所にビアが挿入されるか否かのみで容易に製造することができる。したがって、低廉化を図ることができる。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するため、本開示技術は、複数の論理ブロックと、複数の論理ブロックからの配線を選択的に接続させる単一のビア層と同一層にあるビア挿入箇所を有する領域と、領域内のビア挿入箇所の中から少なくとも1つの箇所に挿入され、論理ブロック間を接続させるビアと、を備えることを要件とする。
本開示技術によれば、どの論理ブロック間の接続または非接続であっても単一のビア層内のビア挿入箇所にビアが挿入されるか否かのみで容易に製造することができる。したがって、低廉化を図ることができる。
本ルックアップテーブル、半導体集積回路、ルックアップテーブルの製造方法、および半導体集積回路の製造方法によれば、どの論理および配線の接続条件であってもビアの挿入のみで容易に製造できることで、低廉化と、集積度の向上および動作の高速化を図ることができるという効果を奏する。
実施の形態1にかかるLUTの一例を示す説明図である。 実施の形態1にかかるLUTの選択回路が最適化された例を示す説明図である。 LUT200のレイアウトデータを示す説明図である。 ビア挿入箇所にスタックビア307のV2が挿入されている例を示す説明図である。 4個の入力端子101を有するLUTの一例を示す説明図である。 LUT500のレイアウトデータを示す説明図である。 実施の形態2にかかるCLBの構成を示す説明図である。 CLBOUTが1となる入力パターンが多い入出力例を示す説明図である。 真理値表800を論理回路にしたCLB700を示す説明図である。 真理値表800を論理回路にしたLUT200を示す説明図である。 CLBOUTが0となる入力パターンが多い入出力例を示す説明図である。 真理値表1100を論理回路にしたCLB700の一例を示す説明図である。 真理値表1100を論理回路にしたLUT200の一例を示す説明図である。 CLB700が複数接続された例を示す説明図である。 CLB700が複数接続された場合の真理値表を示す説明図である。 プリチャージ回路への入力のタイミングチャートを示す説明図である。 実施の形態3にかかる半導体集積回路を示す説明図である。 スイッチマトリックス1701を示す説明図である。 ラウタースイッチ1801のレイアウトデータの一例を示す説明図である。 ラウタースイッチ1801による配線の一例を3次元で示す説明図である。 CLB入力配線1702を示す説明図である。 CLB出力配線1703を示す説明図である。 本実施の形態を用いたエンベデッドアレイの一例を示す説明図である。
以下に添付図面を参照して、このルックアップテーブル、半導体集積回路、ルックアップテーブルの製造方法、および半導体集積回路の製造方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。本実施の形態では、半導体集積回路には単一のビア層が設けられ、このビア層は、LUTのビア挿入箇所と、LUTとLUTの外部に回路素子群を含むCLBのビア挿入箇所と、スイッチマトリックスのビア挿入箇所を有している。以下、LUTを実施の形態1で説明し、CLBを実施の形態2で説明し、半導体集積回路を実施の形態3で説明する。
(実施の形態1)
実施の形態1では、LUTには単一のビア層が設けられ、このビア層は、LUTのN個の入力端子に入力される2Nの入力パターンに対応し、2N個のビア挿入箇所を有している。そして、LUTでは、2N個のビア挿入箇所の中から少なくとも1つの選択された箇所にビアが挿入されている。
図1は、実施の形態1にかかるLUTの一例を示す説明図である。LUT100は、入力パターンを入力するための3個の入力端子101と、出力端子102と、プリチャージ回路であるM0と、8つの入力パターンに対応した選択回路を構成するM0_1〜M0_24と、ビア挿入箇所であるDP0_0〜DP0_7と、インバーターであるA1〜A6とにより構成されている。
DP0_0〜DP0_7は、単一のビア層のビア挿入箇所である。DP0_0〜DP0_7は、理解の容易さのためにスイッチ形状となっている。スイッチが接続されている場合、ビアが挿入されていることを示し、スイッチが接続されていない場合、ビアが挿入されていないことを示す。M0_1〜M0_24は、NチャネルMOSトランジスタ(以下、NMOSと称す。)である。
AD0〜AD2が、入力パターンを入力するための入力端子101である。PCAおよびVDDが、プリチャージ回路に入力される入力端子である。そして、LUTOUTが出力端子102である。LUTOUTには、AD0〜AD2に入力される入力パターンに対応するNMOSがオン状態となり1または0が出力される。たとえば、AD2=0,AD1=0,AD0=0が1つの入力パターンである。
たとえば、PCA=0,AD0=0,AD1=0,AD2=0がLUT100へ入力されるとM0_24と、M0_23と、M0_22がオンの状態となり、D0が0(VSS)となる。そして、DP0_0にビアが挿入されている場合、LUTOUTには、0(VSS)が出力され、DP0_0にビアが挿入されていない場合、LUTOUTには、プリチャージ回路により1(VDD)が出力される。
したがって、入力パターンに対応したNMOSがオンの状態となり、ビア挿入箇所にビアを挿入するか否かによりLUTOUTは、0(VSS)または1を出力する。入力端子101がN個の場合の選択回路のNMOSの個数は、下記式(1)より算出することができる。
k=2N×N
・・・(1)
ただし、kはNMOSの個数である。
たとえば、入力端子101が7個の場合、NMOSの個数は、上記式(1)により896個となる。したがって、単純な構成でLUTを実現することができる。つぎに、図2にてLUT100内のNMOSが最適化された例を示す。
図2は、実施の形態1にかかるLUTの選択回路が最適化された例を示す説明図である。LUT200は、3個の入力端子101と、出力端子102と、プリチャージ回路であるM0と、選択回路を構成するM1_1〜M1_14と、ビア挿入箇所であるDP1_0〜DP1_7と、インバーターであるA1〜A6とにより構成されている。DP1_0〜DP1_7は、単一のビア層のビア挿入箇所である。LUT200の入力端子101および出力端子102は、LUT100と同一である。
LUT200では、M1_1〜M1_14により選択回路を構成している。LUT200の選択回路では、最適化させることによりLUT100の選択回路と比較してNMOSの個数が少ない構成となっている。
たとえば、図1に示したLUT100内のM0_3、M0_6、M0_9、M0_12は、AD2=1の場合にオンの状態となる。そして、M0_15、M0_18、M0_21、M0_24は、AD2=0の場合にオンの状態となる。したがって、AD2が1のときにオンの状態となるNMOSを1個(M1_1)とし、AD2が0のときにオンの状態となるNMOSを1個(M1_8)とすることができる。
たとえば、LUT200への入力パターンがPCA=0,AD0=1,AD1=0,AD2=1の場合、M1_1と、M1_2と、M1_5とがオン状態となる。そして、DP1_5にビアが挿入されていれば、LUTOUTには0(VSS)が出力され、DP1_5にビアが挿入されていなければ、LUTOUTにはプリチャージ回路により1(VDD)が出力される。
NMOSの個数が最適化されることにより、NMOSの個数が減少した。これにより、LUTの面積の縮小化を図ることができる。したがって、低廉化を図ることができる。つぎに、図3を用いてLUT200のレイアウトデータについて説明する。
図3は、LUT200のレイアウトデータを示す説明図である。レイアウトデータ300は、拡散領域301と、Poly302と、Poly311と、下層配線303と、上層配線304と、ビア305と、ビア306と、スタックビア307とによって形成されている。
実際には、ビア305およびPoly311は、下層配線303より下の層であり、ビア306およびスタックビア307は、上層配線304より下の層である。しかし、レイアウトデータ300では、理解の容易化のために上層配線304より上に配置されている(点線の囲い)。
スタックビア307は、下層のビアであるV1と上層のビアであるV2により形成されている。レイアウトデータ300では、スタックビア307のV2とビア306は同一のビア層であり、スタックビア307のV1とビア305は同一のビア層である。領域308では、LUT200内のインバーターであるA1〜A6が形成されている。領域309では、拡散領域301とPoly302によりプリチャージ回路が形成されている。領域310では、拡散領域301とPoly311により14個のNMOSが形成されている。
そして、拡散領域301と下層配線303、Poly302と下層配線303、Poly311と下層配線303がビア305を介して接続されている。下層配線303と上層配線304がビア306を介して接続されている。そして、スタックビア307のV2は、ビア挿入箇所であるDP1_0〜DP1_7に挿入されるビアである。
レイアウトデータ300では、DP1_0〜DP1_3が、NMOSの配置に基づいて単一のビア層の平面方向に一列に配置されている。さらに、DP1_4〜DP1_7が、NMOSの配置に基づいて単一のビア層の平面方向に一列に配置されている。
たとえば、電子ビーム描画装置によりビアが形成される場合、マスクを使用せずに座標情報に基づいてウェハーにビアが直接描画される。したがって、スタックビア307のV2の少なくとも一部が一列に配置されることにより、電子ビーム描画装置による描画が容易に行われる。これにより、製造の工程では、単一のビア層を容易に変更することができる。さらに、電子ビーム描画装置による描画を容易化することにより低廉化を図ることができる。つぎに、図4にてスタックビア307のV2の接続例を示す。
図4は、ビア挿入箇所にスタックビア307のV2が挿入されている例を示す説明図である。レイアウトデータ400は、レイアウトデータ300の一部を3次元で示している。DP1_5にはV2が挿入されず、DP1_4にはV2が挿入されている。レイアウトデータ400内の上層配線304は、LUTOUTである。したがって、入力パターンがAD2=1,AD1=0,AD0=0の場合、LUTOUTには0が出力される。入力パターンがAD2=1,AD1=0,AD0=1の場合、LUTOUTには1が出力される。つぎに、図5にて4個の入力端子101を有するLUTを示す。
図5は、4個の入力端子101を有するLUTの一例を示す説明図である。LUT500は、AD0〜AD3の4個の入力端子101を有している。DP2_0〜DP2_15は、単一のビア層のビア挿入箇所である。
そして、M2_1〜M2_30のNMOSにより選択回路が構成されている。LUT200およびLUT500の選択回路の構成によるNMOSの個数は、下記式(2)により算出することができる。
Figure 0005453850
たとえば、7個の入力端子101を有するLUTの場合、選択回路を構成するNMOSの個数は、上記式(2)により254個、上記式(1)により896個となる。したがって、7個の入力端子101を有するLUTでは、最少で254個、最多で896個のNMOSにより選択回路が構成される。NMOSが最適化された選択回路をLUTに用いることで、LUTの面積の縮小化を図ることができる。つぎに、図6にてLUT500のレイアウトデータを示す。
図6は、LUT500のレイアウトデータを示す説明図である。レイアウトデータ600は、レイアウトデータ300と同一の要素で形成されている。そして、DP2_0〜DP2_7が、NMOSの配置に基づいて単一のビア層の平面方向に一列に配置されている。DP2_8〜DP2_15が、NMOSの配置に基づいてビア層の平面方向に一列に配置されている。したがって、入力端子101の個数増加に関わらずビア挿入箇所が一列に配置されることにより、製造時に単一のビア層へのビアの挿入を容易に変更することができる。
実施の形態1によれば、単一のビア層のビア挿入箇所の中から少なくとも1つの箇所にビアが挿入されて論理が決定されることで、動作の高速化を図ることができる。そして、集積度の向上を図ることができる。さらに、ビア挿入箇所の少なくとも一部を一列に配置させることで、ビアを挿入するか否かの変更を容易に行うことができる。したがって、容易にLUTの製造を行うことができる。
(実施の形態2)
実施の形態2では、実施の形態1のLUTとその外部にある回路素子群を含むCLBには単一のビア層が設けられ、このビア層は、実施の形態1のLUTの2N個のビア挿入箇所と、回路素子群のビア挿入箇所を有している。そして、CLBでは、ビア挿入箇所の中から選択された箇所にビアが挿入されている。
図7は、実施の形態2にかかるCLBの構成を示す説明図である。CLB700は、LUT701と、LUT701の外部にある回路素子群と、ビア挿入箇所であるCP1〜CP10とにより構成されている。回路素子群は、CLB700内のLUT701を除く素子である。CP1〜CP10は、単一のビア層内のビア挿入箇所である。CP1〜CP10は、理解の容易さのためにスイッチ形状となっている。スイッチが接続されている場合、ビアが挿入されていることを示し、スイッチが接続されていない場合、ビアが挿入されていないことを示す。
AD0〜ADNと、XADEXと、EX_LUT_INと、PCAとがCLB700の入力端子である。そして、CLBOUTが、CLB700の出力端子である。AD0〜ADNと、XADEXとがCLB700に入力パターンを入力する入力端子である。PCAは、LUT701内のプリチャージ回路に使用される入力となっている。
上述したLUT701により組み合わせ回路と等価な回路を実現し、組み合わせ回路と等価な回路の結果がD−FF702に保持される。LUT701では、入力端子101と、出力端子102を有している。上述したようにLUT701では、入力端子101がN個の場合、2Nの入力パターンに対応した組み合わせ回路と等価な回路を構成している。AD0〜ADNが、LUT701のN個の入力端子101に入力パターンを入力する入力端子である。
また、CLB700が複数接続されることにより入力端子の個数を増やし入力パターンを増やすことができる。CLB700が複数接続される例は、後述する。CP1〜CP4は、CLB700が複数接続される場合であるか複数接続されない場合であるかに応じて、ビアを挿入するか否かが決定される。
CP5とCP6にビアを挿入するか否かによりインバーター703を使用するか否かが決定される。インバーター703を使用する場合、LUT701の出力であるLUTOUTが論理反転されず、インバーター703を使用しない場合、LUTOUTが論理反転される。
CP7とCP8にビアを挿入するか否かによりインバーター704が使用されるか否かが決定される。インバーター704が使用される場合、EX_LUT_INおよびXADEXへの入力が論理反転されず、インバーター704が使用されない場合、EX_LUT_INおよびXADEXへの入力が論理反転される。
CP9とCP10にビアを挿入するか否かによりD−FF702が使用されるか否かが決定される。D−FF702が使用される場合、LUT701の出力がD−FF702に保持され、D−FF702が使用されない場合、LUT701の出力がD−FF702に保持されない。これにより、組み合わせ回路と等価な回路と、D−FF702に等価な回路の結果を保持する同期回路とをビアの接続と非接続により切り替えることができる。
これにより、論理の設計や変更を容易に行うことができ、短期間で半導体集積回路を開発することができる。したがって、低廉化を図ることができる。つぎに、図8〜図13にて具体的なCLB700の入出力例を示す。CLBOUTが1となる入力パターンが多い場合と、0となる入力パターンが多い場合とによりどのビア挿入箇所へビアが挿入されるかが決定される。これにより、貫通電流の低減化を図ることができる。図8〜図10には、CLBOUTが1となる入力パターンが多い場合について示す。そして、図11〜図13には、CLBOUTが0となる入力パターンが多い場合について示す。
図8は、CLBOUTが1となる入力パターンが多い入出力例を示す説明図である。真理値表800は、AD0〜AD2の入力パターンによりLUTOUTとCLBOUTの出力が決定される一例を示す真理値表である。XADEX=1の場合は、AD2=0,AD1=0,AD0=0の場合と、AD2=1,AD1=0,AD0=1の場合とでCLBOUT=0となっている。XADEX=1の場合で、その他の場合は、CLBOUT=1となっている。
なお、XADEX=0の場合は、CLBOUT=0となるが、入力パターンの数としてカウントされていない。したがって、2つの入力パターンにてCLBOUT=0となり、6つの入力パターンにてCLBOUT=1となるため、CLBOUTが1となる入力パターンが多くなっている。
なお、PCA=1の場合と、EX_LUT_IN=1の場合は、説明の簡略化のため省いている。つぎに、図9および図10にて真理値表800を論理回路にしたCLB700とLUT200のビアの接続例を示す。
図9は、真理値表800を論理回路にしたCLB700を示す説明図である。図9では、CLB700は、入力端子101が3個であるLUT200を有している。そして、CLB700では、LUT200の出力であるLUTOUTを論理反転せずD−FF702に保存している。CP1およびCP4にビアが挿入され、CP2およびCP3にビアが挿入されていない。つぎに、図10にてLUT200内のビアの接続を示す。
図10は、真理値表800を論理回路にしたLUT200を示す説明図である。真理値表800では、AD2=0,AD1=0,AD0=0の場合と、AD2=1,AD1=0,AD0=1の場合とがCLBOUT=0となっている。そして、図9で示したCLB700では、LUTOUTの値が論理反転されずにCLBOUTに出力されている。したがって、AD2=0,AD1=0,AD0=0の場合と、AD2=1,AD1=0,AD0=1の場合とがLUTOUT=0となる。
LUT200では、AD2=0,AD1=0,AD0=0の場合にLUTOUT=0とするためにDP1_0にビアが挿入されている。そして、AD2=1,AD1=0,AD0=1の場合にLUTOUT=0とするためにDP1_5にビアが挿入されている。その他の入力状態ではLUTOUT=1とするためにDP1_1〜DP1_4と、DP1_6〜DP1_7にビアが挿入されていない。つぎに、図11〜図13にてCLBOUTが0となる入力パターンが多い場合について示す。
図11は、CLBOUTが0となる入力パターンが多い入出力例を示す説明図である。真理値表1100は、AD0〜AD2の入力パターンによりLUTOUTとCLBOUTの出力が決定される一例を示す真理値表である。XADEX=1の場合は、AD2=0,AD1=1,AD0=1の場合と、AD2=1,AD1=0,AD0=0の場合と、AD2=1,AD1=1,AD0=1の場合とがCLBOUT=1となっている。XADEX=1の場合で、その他の場合は、CLBOUT=0となる。
なお、XADEX=0の場合は、CLBOUT=0となるがLUTの出力により0とならないため、CLBOUT=0となる状態の数としてカウントされていない。したがって、5つの入力パターンにてCLBOUT=0となり、3つの入力パターンにてCLBOUT=1となるため、CLBOUTが0となる状態が多くなっている。
なお、PCA=1の場合と、EX_LUT_IN=1の場合は、説明の簡略化のため省いた。つぎに、図12および図13にて真理値表1100のCLB700とLUT200のビアの接続例を示す。
図12は、真理値表1100を論理回路にしたCLB700の一例を示す説明図である。図12では、CLB700は、LUT200の出力であるLUTOUTを論理反転してD−FF702に保存している。そして、CP1とCP4にビアを挿入し、CP2とCP3にビアを挿入しないことにより、当該CLB700がその他のCLB700と接続されない。つぎに、図13にて真理値表1100を論理回路にしたLUT200を示す。
図13は、真理値表1100を論理回路にしたLUT200の一例を示す説明図である。真理値表1100では、AD2=0,AD1=1,AD0=1の場合と、AD2=1,AD1=0,AD0=0の場合と、AD2=1,AD1=1,AD0=1の場合とがCLBOUT=1になっている。そして、CLB700では、LUTOUTの値が論理反転されてCLBOUTに出力されている。したがって、AD2=0,AD1=1,AD0=1の場合と、AD2=1,AD1=0,AD0=0の場合と、AD2=1,AD1=1,AD0=1の場合とがLUTOUT=0となる。
LUT200では、AD2=0,AD1=1,AD0=1の場合にLUTOUT=0とするためにDP1_3にビアが挿入されている。そして、AD2=1,AD1=0,AD0=0の場合にLUTOUT=0とするためにDP1_4にビアが挿入されている。そして、AD2=1,AD1=1,AD0=1の場合にLUTOUT=0とするためにDP1_7にビアが挿入されている。その他の入力パターンでは、LUTOUT=1であるため、DP1_1と、DP1_2と、DP1_5と、DP1_6にビアが挿入されていない。
このように、LUT200では、LUTOUTに0が出力される場合、貫通電流が流れている。そのため、CLBOUTの出力データが、0となる入力パターンが多い場合と、1となる入力パターンが多い場合とにより、どのビア挿入箇所にビアが挿入されるか否かが決定される。
CLBOUTの出力データが1となる入力パターンが多い場合、出力データが0となる入力パターンに対応したLUT200内のビア挿入箇所にビアが挿入される。そして、CLB700内のLUT200の出力データが論理反転されるビア挿入箇所へビアが挿入されない。
一方、CLBOUTの出力データが0となる入力パターンが多い場合、出力データが1となる入力パターンに対応したLUT200内のビア挿入箇所にビアが挿入される。さらに、CLB700内のLUT200の出力データが論理反転されるビア挿入箇所へビアが挿入される。これにより、貫通電流を減らすことができる。したがって、半導体集積回路の低消費電力化を図ることができる。つぎに、図14および図15にてCLB700が複数接続された場合の例を示す。
図14は、CLB700が複数接続された例を示す説明図である。一方のCLBOUTの出力がEX_LUT_INに入力されているCLB700をマスターCLBとし、他方のCLBをスレーブCLBとする。マスターCLBの出力をCLBOUT1とし、マスターCLB内のLUT200の出力をLUTOUT1とする。そして、スレーブCLBの出力をCLBOUT2とし、スレーブCLB内のLUT200の出力をLUTOUT2とする。
マスターCLBでは、LUTOUT1またはLUTOUT2の値がD−FF702に保存される。一方、スレーブCLBでは、LUTOUT2の値がD−FF702に保存されず、直接マスターCLBのEX_LUT_IN_1に入力されている。つぎに、図15にて2つのCLB700が複数接続された場合の真理値表を示す。
図15は、CLB700が複数接続された場合の真理値表を示す説明図である。真理値表1500には、AD0〜AD3に入力される入力パターンによりCLBOUT1とCLBOUT2の出力が決定される。AD3=0の場合、CLBOUT1には、CLBOUT2の値が出力される。そして、AD3=1の場合、CLBOUT1には、LUTOUT1の値が出力される。
このように、CLB700を複数接続させることにより、LUT701の入力端子701の個数を変化させることなく、入力パターンを増加させることができる。つぎに、図16においてプリチャージ回路への入力について示す。
図16は、プリチャージ回路への入力のタイミングチャートを示す説明図である。タイミングチャート1600では、D−FF702内にデータを取り込むためのclkのタイミングと、プリチャージ回路の入力端子であるPCAのタイミングと、D−FF702の出力タイミングを示している。たとえば、clkの周期から4分の1周期異なるタイミングでPCAを変化させる。
D−FF702がデータを取り込むclkの立ち上がりでは、プリチャージ回路がオン状態にされて、D−FF702がデータを取り込まないclkの立ち下がりでは、プリチャージ回路がオフの状態にされる。clkのタイミングにPCAを同期させることにより、プリチャージ回路が常にオンの状態になっている場合に比べて貫通電流を減らすことができる。したがって、CLB700の低消費電力化を図ることができる。
実施の形態2によれば、単一のビア層のビア挿入箇所の中から選択された箇所にビアが挿入されて論理が決定される。したがって、論理の異なる製品が開発される場合、製造の工程では、単一のビア層のみが変更される。したがって、開発期間の短縮化および低廉化を図ることができる。
(実施の形態3)
実施の形態3では、実施の形態2の複数のCLBとこれらを接続する配線を含む半導体集積回路には単一のビア層が設けられ、このビア層は、実施の形態2のビア挿入箇所と、および配線のビア挿入箇所を有している。そして、半導体集積回路では、ビア挿入箇所の中から少なくとも1つの選択された箇所にビアが挿入されている。
図17は、実施の形態3にかかる半導体集積回路を示す説明図である。半導体集積回路1700は、CLB700とスイッチマトリックス1701と、CLB入力配線1702と、CLB出力配線1703と、配線群1704により構成されている。複数のCLB700はアレイ状に配置されている。
そして、スイッチマトリックス1701によりCLB700間が選択的に接続されている。CLB入力配線1702により配線群1704とCLB700の入力端子101とが選択的に接続されている。CLB出力配線1703により配線群1704とCLB700の出力端子102とが選択的に接続されている。上述したように各CLB700には、LUT701と回路素子群が含まれている。
CLB700内の組み合わせ回路と等価な回路の論理は単一のビア層にある複数のビア挿入箇所にビアを挿入するか否かにより変更される。さらに、スイッチマトリックス1701は、単一のビア層内の複数のビア挿入箇所と、配線により構成されている。そして、スイッチマトリックス1701のビア挿入箇所を有する単一のビア層と同一のビア層がスイッチマトリックス1701のビア挿入箇所を有している。
これにより、単一のビア層のみの変更により論理の異なる半導体集積回路を開発することができ、低廉化を図ることができる。つぎに、図18〜図20にてスイッチマトリックス1701について示す。そして、図21によりCLB入力配線1702について、図22によりCLB出力配線1703について示す。
図18は、スイッチマトリックス1701を示す説明図である。スイッチマトリックス1701には、複数のラウタースイッチ1801がアレイ状に配置されている。ラウタースイッチ1801は、単一のビア層にあるビア挿入箇所にビアを挿入するか否かにより配線が行われている。ラウタースイッチ1801により配線され、CLB700間が接続される。つぎに、図19にてラウタースイッチ1801の構成を示す。
図19は、ラウタースイッチ1801のレイアウトデータの一例を示す説明図である。ラウタースイッチ1801は、上層配線304と、下層配線303と、ビア挿入箇所であるMP1〜MP12により形成されている。MP1〜MP12は、実施の形態1および2の単一のビア層と同一のビア層のビア挿入箇所である。どのビア挿入箇所にビアが挿入されるかAの配線と、Bの配線と、Cの配線と、Dの配線の接続関係が決定される。つぎに、図20にてラウタースイッチ1801による配線の一例を示す。
図20は、ラウタースイッチ1801による配線の一例を3次元で示す説明図である。図20では、ラウタースイッチ1801は、MP1〜MP5と、MP11と、MP12にビア306が挿入されている。したがって、Aの配線と、Cの配線と、Dの配線がビア306を介して接続されている。
上述したようにビア306は、LUT700内での論理を変更するためのビアと同一層のビアである。したがって、ラウタースイッチ1801のすべてのビア306とLUT内のスタックビア307のV2とが同一のビア層である。これにより、単一のビア層内にビアを挿入するか否かのみで配線の異なる半導体集積回路を開発することができる。つぎに、図21にてCLB入力配線1702について示す。
図21は、CLB入力配線1702を示す説明図である。CLB入力配線1702は、上層配線304と、INP1_0〜INP1_Nと、INP2_0〜INP2_Nと、INP3_0と〜INP3_Nとにより形成されている。INP1_0〜INP1_Nと、INP2_0〜INP2_Nと、INP3_0と〜INP3_Nはビア挿入箇所である。そして、INP1_0〜INP1_Nと、INP2_0〜INP2_Nと、INP3_0と〜INP3_Nのビア層は、上述したLUT内のビア挿入箇所と同一のビア層である。
AD0〜ADNは、上層配線304により形成されている。したがって、CLB入力配線1702のどのビア挿入箇所にビアを挿入するか否かにより上層配線304と下層配線303とが選択的に接続される。そして、CLB700に入力される入力データが決定される。つぎに、図22にてCLB1703について説明する。
図22は、CLB出力配線1703を示す説明図である。CLB出力配線1703は、上層配線304と、OUTP1〜OUTP3により形成されている。OUTP1〜OUTP3は、ビア挿入箇所である。OUTP1〜OUTP3のビア層は、上述したLUT内のビア挿入箇所であるスタックビア307のV2と同一層である。
上述したレイアウトデータ300のようにCLBOUTは、上層配線304により形成されている。したがって、CLB出力配線1703のどのビア挿入箇所にビアを挿入するか否かにより上層配線304と下層配線303とが選択的に接続される。そして、CLB700の出力データが、他のCLB700の入力データとして入力される。
実施の形態3において、単一のビア層のビア挿入箇所の中から選択された箇所にビアが挿入されて論理および配線が決定される。したがって、異なる論理を有する半導体集積回路を新たに製造される場合、製造の工程では、単一のビア層のみが変更される。したがって、開発期間を短縮化することができ、低廉化を図ることができる。つぎに、図23にて本実施の形態を用いたエンベデッドアレイを示す。
図23は、本実施の形態を用いたエンベデッドアレイの一例を示す説明図である。エンベデッドアレイ2300は、MPU(Micro Processing Unit)やDSP(Digital Signal Processing)、FLASH Memory、Peripheral Circuit、Mix/Analog CircuitなどのスタンダードセルのIP(Intellectual Property)と、単一のビア層により論理の変更が可能な領域2301を含む構成である。また、たとえば、IPコア間がラウタースイッチ1801により接続されている。単一のビア層のみの変更でエンベデッドアレイ2300内のIP間配線や領域2301を修正することができる。
スタンダードセルにより構成されるIPと、本実施の形態1〜3のCLB700およびスイッチマトリックス1701により構成される論理の変更が必要な回路とが同一の半導体集積回路上に集積される。これにより、半導体集積回路の面積の縮小化を図ることができる。したがって、低廉化を図ることができる。
つぎに、本実施の形態1〜3にかかるLUTおよび半導体集積回路の製造方法について説明する。まず、単一のビア層のビア挿入箇所の中から論理に基づき選択された箇所のレジストを露光する。具体的には、たとえば、電子ビーム描画装置を用い、選択された箇所の座標情報に基づきウェハー上に電子ビームが当てられレジストが露光される。そして、露光された箇所の絶縁層をエッチングする。したがって、選択された箇所には、ビアホールが形成される。そして、ビアホールに導体金属が充填され、ビアが形成される。
したがって、異なる論理を有する半導体集積回路が新たに製造される場合、ビアホールを形成するための露光工程以外の工程には、変更が生じない。そのため、特殊な製造の工程を用いる必要がないため、製造が容易である。そして、開発期間を短縮化することができ、低廉化を図ることができる。
上述したLUTおよびCLB700内の論理が、SRAMなどの保存素子ではなく単一のビア層のビア挿入箇所にビアを挿入するか否かにより決定される。さらに、スイッチマトリックス1701の配線が、単一のビア層のビア挿入箇所にビアを挿入するか否かにより決定される。そして、LUTおよびCLB700内のすべてのビア挿入箇所とスイッチマトリックス1701のすべてのビア挿入箇所を同一のビア層とする。
以上説明したように、LUTおよびLUTの製造方法によれば、単一のビア層のビア挿入箇所の中から少なくとも1つの箇所にビアが挿入されて論理が決定されることで、動作の高速化を図ることができる。そして、集積度の向上を図ることができる。
また、LUTは、2Nの入力パターンに基づいてオンとオフの状態が決定されるN×2N個のトランジスタにより構成される選択回路を備えることにより、単純な構成でLUTを実現することができる。
また、LUTは、N×2N個未満、式2を満たす個数以上のトランジスタにより構成される選択回路を備えることにより、トランジスタの個数を減らすことができる。これにより、LUTの面積の縮小化および低廉化を図ることができる。
また、ビア挿入箇所の少なくとも一部を一列に配置させることで、ビアを挿入するか否かの変更を容易に行うことができる。したがって、容易にLUTの製造を行うことができる。
以上説明したように、半導体集積回路および半導体集積回路の製造方法によれば、LUTとその外部にある回路素子群を含む半導体集積回路には単一のビア層が設けられ、単一のビア層は、LUTの2N個のビア挿入箇所と、回路素子群のビア挿入箇所を有し、選択されたビア挿入箇所にビアが挿入されている。これにより、単一のビア層のビア挿入箇所の中から選択された箇所にビアが挿入されて論理が決定される。したがって、開発期間の短縮化および低廉化を図ることができる。
また、半導体集積回路の出力データを0とする入力パターンの数が1とする入力パターンの数より多い半導体集積回路を製造する場合、LUT内のビア挿入箇所の中からLUTの出力データの論理を反転させる箇所にビアが挿入される。さらに、外部の回路素子群のビア挿入箇所の中からLUTの出力データの論理を反転させる箇所にビアが挿入される。これにより、貫通電流を減らすことができる。したがって、半導体集積回路の低消費電力化を図ることができる。
また、複数の半導体集積回路と、半導体集積回路間を選択的に接続させる単一のビア層と同一のビア層内にビア挿入箇所とを、少なくとも1つのビア挿入箇所に挿入されるビアとを備えることで、単一のビア層のみで配線が行われる。したがって、開発期間の短縮化および低廉化を図ることができる。
上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)N個の入力端子から入力される2Nの入力パターンに対応した2N個のビア挿入箇所を有する単一のビア層と、
前記ビア挿入箇所の中から少なくとも1つの箇所に挿入され、前記入力端子と出力端子とを接続させるビアと、を備えることを特徴とするルックアップテーブル。
(付記2)前記2Nの入力パターンに基づいてオンとオフの状態が決定されるN×2N個のトランジスタにより構成される選択回路を備えることを特徴とする付記1に記載のルックアップテーブル。
(付記3)前記2Nの入力パターンに基づいてオンとオフの状態が決定され、下記式を満たす個数のトランジスタにより構成される選択回路を備えることを特徴とする付記1に記載のルックアップテーブル。
Figure 0005453850
(付記4)前記2Nのビア挿入箇所の少なくとも一部が一列に配置されていることを特徴とする付記1に記載のルックアップテーブル。
(付記5)付記1〜4に記載のルックアップテーブルと、
前記ルックアップテーブルの外部にある回路素子群と、
前記ルックアップテーブルの前記単一のビア層と同一層にあるビア挿入箇所を有する領域と、
前記領域内の前記ビア挿入箇所に挿入され、前記回路素子群内の回路素子間を接続させるビアと、
前記領域内の前記ビア挿入箇所に挿入され、前記回路素子と前記ルックアップテーブルの前記出力端子とを接続させるビアと、を備えることを特徴とする半導体集積回路。
(付記6)付記5に記載の複数の半導体集積回路と、
前記複数の半導体集積回路からの配線を選択的に接続させる前記単一のビア層と同一層にあるビア挿入箇所を有する領域と、
前記領域内の前記ビア挿入箇所の中から少なくとも1つの箇所に挿入され、前記半導体集積回路間を接続させるビアと、を備えることを特徴とする半導体集積回路。
(付記7)単一のビア層に形成されている、N個の入力端子から入力される2Nの入力パターンに対応した2N個のビア挿入箇所の中から選択された箇所に、ビアホールを形成する形成工程と、
前記形成工程により形成されたビアホールにビアを挿入する挿入工程と、
を含むことを特徴とするルックアップテーブルの製造方法。
(付記8)前記形成工程は、
少なくとも一部が一列に配置されている前記ビア挿入箇所の中から選択された箇所にビアホールを形成することを特徴とする付記7に記載のルックアップテーブルの製造方法。
(付記9)ルックアップテーブルとその外部にある回路素子群を含む半導体集積回路の製造方法であって、
前記ルックアップテーブルおよび前記回路素子群に共通の単一のビア層に形成されている、前記ルックアップテーブルのN個の入力端子から入力される2Nの入力パターンに対応した2N個のビア挿入箇所および前記回路素子群のビア挿入箇所の中から選択された箇所に、ビアホールを形成する形成工程と、
前記形成工程により形成されたビアホールにビアを挿入する挿入工程と、
を含むことを特徴とする半導体集積回路の製造方法。
(付記10)前記形成工程は、
前記2Nの入力パターンの内、前記半導体集積回路の出力データを0とする入力パターンの数が出力データを1とする入力パターンの数より多い半導体集積回路を製造する場合、前記ルックアップテーブル内のビア挿入箇所の中から出力データを1とする入力パターンに対応する箇所と、前記回路素子群のビア挿入箇所の中から前記ルックアップテーブルの出力データの論理を反転させる箇所にビアホールを形成することを特徴とする付記9に記載の半導体集積回路の製造方法。
(付記11)ルックアップテーブルとその外部にある回路素子群を含む複数の論理ブロックおよびこれらを接続する配線を有する半導体集積回路の製造方法であって、
前記論理ブロックおよび前記配線に共通の単一のビア層に形成されている、前記ルックアップテーブルのN個の入力端子から入力される2Nの入力パターンに対応した2N個のビア挿入箇所、前記回路素子群のビア挿入箇所、および前記配線のビア挿入箇所の中から選択された箇所にビアホールを形成する形成工程と、
前記形成工程により形成されたビアホールにビアを挿入する挿入工程と、
を含むことを特徴とする半導体集積回路の製造方法。
100,200,500,701 ルックアップテーブル
101 入力端子
102 出力端子
306,V2 ビア
1700 半導体集積回路
CP1〜CP10,DP0_0〜DP0_7,DP1_0〜DP1_7,DP2_0〜DP2_15,MP1〜MP12,INP1_0〜INP1_N,INP2_0〜INP2_N,INP3_0〜INP3_N,OUTP1〜OUTP3 ビア挿入箇所
M0_1〜M0_24,M1_1〜M1_14,M2_1〜M2_30 トランジスタ

Claims (5)

  1. N個の入力端子と、前記N個の入力端子に入力される2Nの入力パターンに基づいてN個の端子に第1の出力データを出力する第1の回路素子群と、前記2 N 個の端子のそれぞれにビア層を配置できる2 N 個の第1の領域、前第1の領域の中から少なくとも1つの箇所に挿入され、前記第1の回路素子群の2 N 個の端子と出力端子とを接続させる第1のビアと、を有するルックアップテーブルと、
    反転素子と、
    前記第1の出力データに基づいて第2の出力データを出力する第2の回路素子群と、
    前記ルックアップテーブルの出力端子と前記反転素子の入力端子との間にビア層を配置できる第2の領域と、
    前記ルックアップテーブルの出力端子と前記第2の回路素子群の入力端子との間にビア層を配置できる第3の領域と、
    前記反転素子の出力端子と前記第2の回路素子群の入力端子との間にビア層を配置できる第4の領域と、
    を有し、
    前記第1の出力データに基づいて出力される前記第2の出力データの論理値のHレベルである第1論理値の個数が、Lレベルである第2論理値の個数以上の場合に、
    前記第3の領域に挿入され、前記ルックアップテーブルの出力端子と前記第2の回路素子群の入力端子とを接続させる第2のビアを有し、
    前記第1の出力データに基づいて出力される前記第2の出力データの論理値の前記第1論理値の個数が、前記第2論理値の個数より少ない場合に、
    前記第2の領域に挿入され、前記ルックアップテーブルの出力端子と前記反転素子の入力端子の入力端子とを接続させる第3のビアと、
    前記第4の領域に挿入され、前記反転素子の出力端子と前記第2の回路素子群の入力端子とを接続させる第4のビアとを有することを特徴とする半導体集積回路。
  2. 前記第1の回路素子群は、
    前記2Nの入力パターンに基づいてオンとオフの状態が決定されるN×2N個のトランジスタにより構成される選択回路を備えることを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路
  3. 前記第1の回路素子群は、
    前記2Nの入力パターンに基づいてオンとオフの状態が決定され、下記式を満たす個数のトランジスタにより構成される選択回路を備えることを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路
    Figure 0005453850
  4. 前記2N 第1の領域の少なくとも一部が一列に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路
  5. 請求項に記載の半導体集積回路を複数個有し
    記複数の半導体集積回路からの配線を選択的に接続させるビア層を配置できる第5の領域と、
    前記第5の域の中から少なくとも1つの箇所に挿入され、前記半導体集積回路間を接続させる第5のビアと、を備えることを特徴とする半導体集積回路。
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