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JP5333462B2 - チャネル推定装置、チャネル推定方法および通信システム - Google Patents

チャネル推定装置、チャネル推定方法および通信システム Download PDF

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Description

本発明は、チャネル推定を行うチャネル推定装置、チャネル推定方法、基地局および通信システムに関する。
たとえばLTE(Long Term Evolution)のようなOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiple:直交周波数分割多重)システムにおいては、各リンクの共通のRS(Reference Signal:参照信号)を用いてチャネル推定が行われる。
たとえば、第1の無線局からの無線信号を無線中継装置により中継して第2の無線局に送信する無線中継システムにおいて、前記無線中継装置は、前記第1の無線局と前記第2の無線局と自無線中継装置の間に介在する伝送路に関するチャネル情報に基づいて、中継信号の位相補正量を決定する位相補正量決定手段と、前記位相補正量決定手段により決定される位相補正量に基づいて、前記中継信号の位相を補正する位相補正手段と、を備える無線中継システムが開示されている(たとえば、下記特許文献1参照。)。
特開2005−229524号公報
しかしながら、上述した従来技術では、複数のポイントから端末装置へ送信される各参照信号のチャネルリソースが重なると、チャネル推定を行うことが困難になるという問題がある。また、複数のポイントから端末装置へ送信される各参照信号が、互いに重ならないようにチャネルリソースに割り当てられると、参照信号の割り当てに用いられるチャネルリソースが増加するため、チャネルリソースの利用効率が低下するという問題がある。
本発明の一側面では、チャネル推定を精度よく行うことを目的とする。また、本発明の他の一側面では、チャネルリソースの利用効率を向上させることを目的とする。
第1の案では、複数の無線通信部から送信される各参照信号群であって、一部の参照信号のチャネルリソースが互いに重なる各参照信号群を受信する受信部と、前記受信部によって受信された各参照信号群の一方の参照信号群における前記チャネルリソースが重なる参照信号を、前記一方の参照信号群における前記チャネルリソースが重ならない参照信号に基づいて推定する第一推定部と、前記第一推定部によって推定された参照信号に基づいて、前記各参照信号群の他方の参照信号群のうちの前記チャネルリソースが重なる参照信号を推定する第二推定部と、を備えるチャネル推定装置を用いることとする。
好ましくは、前記第一推定部は、前記受信部によって受信された各参照信号群のうちの、より強度が高い参照信号群の前記チャネルリソースが重なる参照信号を推定し、前記第二推定部は、前記受信部によって受信された各参照信号群のうちの、より強度が低い参照信号群の前記チャネルリソースが重なる参照信号を推定する。
好ましくは、前記第二推定部は、前記第一推定部によって推定された参照信号に基づいて推定した参照信号を、前記他方の参照信号群における前記チャネルリソースが重ならない参照信号に基づいてさらに推定する。
好ましくは、前記第一推定部は、前記第二推定部によって推定された参照信号に基づいて、前記一方の参照信号群における前記チャネルリソースが重なる参照信号をさらに推定する。
第2の案では、複数の無線通信部から送信される各参照信号群であって、一部の参照信号のチャネルリソースが互いに重なる各参照信号群を受信する受信工程と、前記受信工程によって受信された各参照信号群の一方の参照信号群における前記チャネルリソースが重なる参照信号を、前記一方の参照信号群における前記チャネルリソースが重ならない参照信号に基づいて推定する第一推定工程と、前記第一推定工程によって推定された参照信号に基づいて、前記各参照信号群の他方の参照信号群のうちの前記チャネルリソースが重なる参照信号を推定する第二推定工程と、を含むチャネル推定方法を用いることとする。
第3の案では、他の基地局から端末装置へ送信される第一参照信号群に対して、一部の参照信号のチャネルリソースが互いに重なる第二参照信号群を前記端末装置へ送信する無線通信部を備える基地局を用いることとする。
好ましくは、前記無線通信部は、前記第二参照信号群の前記チャネルリソースが重ならない参照信号を、前記第一参照信号群の前記チャネルリソースが重ならない参照信号と直交するように割り当てる。
好ましくは、前記無線通信部は、前記第二参照信号群の前記チャネルリソースが重ならない参照信号を、互いに直交する各サブキャリアに対して交互に割り当てる。
好ましくは、前記無線通信部は、前記第二参照信号群の前記チャネルリソースが重ならない参照信号をサブフレームの先頭に割り当てる。
第4の案では、一部の参照信号のチャネルリソースが互いに重なる各参照信号群をそれぞれ送信する複数の基地局と、前記複数の基地局によって送信された各参照信号群の一方の参照信号群における前記チャネルリソースが重なる参照信号を、前記一方の参照信号群における前記チャネルリソースが重ならない参照信号に基づいて推定し、推定した参照信号に基づいて、前記各参照信号群の他方の参照信号群のうちの前記チャネルリソースが重なる参照信号を推定するチャネル推定装置と、を含む通信システムを用いることとする。
本発明によれば、チャネルリソースの利用効率の向上を図ることができ、チャネル推定の精度の劣化がほぼないという効果を奏する。
図1は、実施の形態にかかる通信システムの構成を示すブロック図である。 図2は、図1に示したチャネルリソースCR4における参照信号の推定を示す図である。 図3−1は、参照信号の設計例を示す図(その1)である。 図3−2は、参照信号の設計例を示す図(その2)である。 図4は、各推定部によるチャネル推定の具体例を示す図である。 図5は、図4に示したチャネル推定を実現するための構成例を示すブロック図である。 図6は、図5に示した推定部521の構成例を示すブロック図である。 図7は、図5に示した推定部531の構成例を示すブロック図である。 図8は、図5に示した推定部522の構成例を示すブロック図である。 図9は、図5に示した推定部52nの構成例を示すブロック図である。 図10は、図5に示した推定部53nの構成例を示すブロック図である。 図11は、図5に示したチャネル推定装置の動作の一例を示すフローチャートである。 図12−1は、参照信号の他の設計例を示す図(その1)である。 図12−2は、参照信号の他の設計例を示す図(その2)である。 図13−1は、参照信号のさらに他の設計例を示す図(その1)である。 図13−2は、参照信号のさらに他の設計例を示す図(その2)である。 図14は、通信システムの適用例1を示す図である。 図15は、通信システムの適用例2を示す図である。 図16は、通信システムの適用例3を示す図である。 図17は、通信システムの適用例4を示す図である。 図18−1は、参照信号の設計の変形例1を示す図である。 図18−2は、参照信号の設計の変形例2を示す図である。 図18−3は、参照信号の設計の変形例3を示す図である。 図18−4は、参照信号の設計の変形例4を示す図である。 図18−5は、参照信号の設計の変形例5を示す図である。 図18−6は、参照信号の設計の変形例6を示す図である。
以下に添付図面を参照して、このチャネル推定装置、チャネル推定方法、基地局および通信システムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
(通信システムの構成)
図1は、実施の形態にかかる通信システムの構成を示すブロック図である。図1に示すように、実施の形態にかかる通信システム100は、基地局110と、基地局120と、チャネル推定装置130と、を含んでいる。符号101に示すように、図1においては、各種の信号が、4つの格子で図示されるチャネルリソースCR1〜CR4に割り当てられて基地局110および基地局120から送信される場合について説明する。
基地局110は、参照信号群111をチャネル推定装置130へ無線により送信する。参照信号群111においては、チャネルリソースCR1およびチャネルリソースCR4に参照信号RS0が割り当てられている。基地局120は、参照信号群121をチャネル推定装置130へ無線により送信する。参照信号群121においては、チャネルリソースCR3およびチャネルリソースCR4に参照信号RS1が割り当てられている。
このように、参照信号群111および参照信号群121は、一部の参照信号のチャネルリソースが互いに重なる各参照信号を送信する。たとえば、チャネルリソースCR4においては参照信号群111の参照信号RS0と参照信号群121の参照信号RS1とが重なっている。一方、チャネルリソースCR1においては、参照信号群111の参照信号RS0が割り当てられており、参照信号群121の参照信号RS1は割り当てられていない。
また、チャネルリソースCR3においては、参照信号群121の参照信号RS1が割り当てられており、参照信号群111の参照信号RS0は割り当てられていない。また、チャネルリソースCR2においては、参照信号RS0も参照信号RS1も割り当てられていない。したがって、チャネルリソースCR4においては参照信号が重なっており、チャネルリソースCR1〜CR3においては参照信号が重なっていない。
チャネル推定装置130は、受信部131と、第一推定部132と、第二推定部133と、を備えている。受信部131は、基地局110および基地局120から送信される参照信号群111および参照信号群121を同時に受信する。参照信号群140は、受信部131によって受信された参照信号群の状態を示している。
受信部131は、基地局110から送信された参照信号群111を第一推定部132へ出力する。具体的には、受信部131は、受信した参照信号群140から、基地局110が参照信号RS0を割り当てているチャネルリソースCR1およびチャネルリソースCR4を抽出して第一推定部132へ出力する。
ただし、受信部131が受信した参照信号群140のチャネルリソースCR4には、基地局120から無線送信された参照信号RS1も含まれている。このため、受信部131から第一推定部132へ出力する参照信号群111におけるチャネルリソースCR4には参照信号RS0および参照信号RS1が含まれている。
受信部131は、基地局120から無線送信された参照信号群121を第二推定部133へ出力する。具体的には、受信部131は、受信した参照信号群140から、基地局120が参照信号RS1を割り当てているチャネルリソースCR3およびチャネルリソースCR4を抽出して第二推定部133へ出力する。
ただし、受信部131が受信した参照信号群140のチャネルリソースCR4には、基地局110から無線送信された参照信号RS0も含まれている。このため、受信部131から第二推定部133へ出力する参照信号群121におけるチャネルリソースCR4には参照信号RS0および参照信号RS1が含まれている。
また、受信部131は、参照信号群111および参照信号群121のうちの、より強度が高い参照信号群を第一推定部132へ出力し、より強度が低い参照信号群を第二推定部133へ出力するようにしてもよい。ここでは、参照信号群111の強度が参照信号群121よりも大きかったとする。この場合は、受信部131は、参照信号群111を第一推定部132へ出力し、参照信号群121を第二推定部133へ出力する。
第一推定部132は、受信部131から出力された参照信号群111のうちの参照信号群121とチャネルリソースが重なる参照信号を、参照信号群111のうちの参照信号群121とチャネルリソースが重ならない参照信号に基づいて推定する。
ここでは、第一推定部132は、参照信号群111のうちのチャネルリソースCR4に割り当てられた参照信号RS0をチャネルリソースCR1に割り当てられた参照信号RS0に基づいて推定する。第一推定部132は、推定した参照信号RS0を、受信部131から出力された参照信号群111のチャネルリソースCR4に格納して後段へ出力する。また、第一推定部132は、推定した参照信号RS0を第二推定部133へ出力する。
第二推定部133は、受信部131から出力された参照信号群121のうちの参照信号群111とチャネルリソースが重なる参照信号を、第一推定部132から出力された参照信号RS0に基づいて推定する。ここでは、第二推定部133は、参照信号群121のうちのチャネルリソースCR4に割り当てられた参照信号RS1を、第一推定部132から出力された参照信号RS0に基づいて推定する。
具体的には、第二推定部133は、参照信号群121のチャネルリソースCR4の信号(参照信号RS0および参照信号RS1を含んでいる)を、第一推定部132から出力された参照信号RS0によって減算する。これにより、参照信号群121のチャネルリソースCR4に割り当てられた参照信号RS1が推定される。
また、第二推定部133は、第一推定部132から出力された参照信号RS0に基づいて推定した参照信号を、参照信号群121のうちの参照信号群111とチャネルリソースが重なる参照信号に基づいてさらに推定するようにしてもよい。具体的には、第二推定部133は、参照信号群121のうちのチャネルリソースCR4に割り当てられた参照信号RS1をチャネルリソースCR3に割り当てられた参照信号RS1に基づいて推定する。
第二推定部133は、推定した参照信号RS1を、受信部131から出力された参照信号群121のチャネルリソースCR4に格納して後段へ出力する。また、第二推定部133は、推定した参照信号RS1を第一推定部132へ出力するようにしてもよい。この場合は、第一推定部132は、参照信号群111のうちの参照信号群121とチャネルリソースが重ならない参照信号に基づいて推定した参照信号RS0を、第二推定部133から出力された参照信号RS1に基づいてさらに推定する(たとえば図4,図5参照)。
(参照信号の推定)
図2は、図1に示したチャネルリソースCR4における参照信号の推定を示す図である。図2において、横軸は時間軸を示している。縦軸は、図1に示したチャネルリソースCR4における信号の強度を示している。信号210は、受信部131が受信した参照信号群140のチャネルリソースCR4の信号を示している。
チャネルリソースCR4においては参照信号RS0および参照信号RS1が重なっているため、信号210には、参照信号RS0および参照信号RS1が含まれている。このため、信号210の強度は、参照信号RS0および参照信号RS1の各強度を合計した強度になっている。また、参照信号RS0は、参照信号RS1よりも強度が大きい。
信号220は、第一推定部132によって推定された参照信号RS0を示している。信号220は、たとえばチャネルリソースCR1の参照信号RS0に基づいて推定される。信号230は、第二推定部133によって推定された参照信号RS1を示している。信号230は、信号210から信号220を減算することによって推定される。
(参照信号の設計例)
図3−1は、参照信号の設計例を示す図(その1)である。図3−2は、参照信号の設計例を示す図(その2)である。図3−1に示す信号310は、基地局110から送信された信号を示している。図3−2に示す信号320は、基地局120から送信された信号を示している。信号310および信号320のそれぞれは、横軸および縦軸のグリッドによって分割される各チャネルリソース(リソースエレメント)に分割されている。
ここでは、たとえばLTEにおけるOFDMによるチャネルリソースの分割について説明するが、通信方法はLTEやOFDMに限らない。横軸のグリッドは、時間によるチャネルリソースの分割を示している。横軸の時間は、スロットl=0〜6を周期的に繰り返している。縦軸のグリッドは、周波数によるチャネルリソースの分割を示している。
サブキャリアSC0〜11のそれぞれは、信号310および信号320を周波数によって分割したサブキャリアSCを示している。サブキャリアSC0〜SC11のそれぞれは、スロットl=0〜6を単位とするサブフレーム331,332として送信される。
信号310の各チャネルリソースには、基地局110が送信する参照信号RS0、データ信号Data0、ヌル信号Nullのいずれかが割り当てられている。信号320の各チャネルリソースには、基地局120が送信する参照信号RS1、データ信号Data1、ヌル信号(Null)のいずれかが割り当てられている。ヌル信号は、参照信号やデータ信号の転送を行わない信号であり、参照信号の干渉を回避するための信号である。
信号310においては、サブキャリアSC0,SC6の各スロットl=0と、サブキャリアSC3,SC9の各スロットl=4と、に参照信号RS0が割り当てられている。また、信号310においては、サブキャリアSC1,SC7の各スロットl=0にヌル信号が割り当てられている。また、信号310の参照信号RS0またはヌル信号が割り当てられていないチャネルリソースにはデータ信号Data0が割り当てられている。
信号320においては、サブキャリアSC1,SC7の各スロットl=0と、サブキャリアSC3,SC9の各スロットl=4と、に参照信号RS1が割り当てられている。また、信号320においては、サブキャリアSC0,SC6の各スロットl=0にヌル信号が割り当てられている。また、信号320の参照信号RS1またはヌル信号が割り当てられていないチャネルリソースにはデータ信号Data1が割り当てられている。
信号310および信号320を同時に送信すると、サブキャリアSC3,SC9の各スロットl=4において参照信号RS0と参照信号RS1が重なる。一方、サブキャリアSC0,SC6の各スロットl=0については、信号310では参照信号RS0が割り当てられ、信号320ではヌル信号が割り当てられているため、参照信号の重なりはない。
また、サブキャリアSC1,SC7の各スロットl=0については、信号310ではヌル信号が割り当てられ、信号320では参照信号RS1が割り当てられているため、参照信号の重なりはない。このように、信号310の参照信号群および信号320の参照信号群は、一部の参照信号のチャネルリソースが互いに重なっている。
また、信号310および信号320において、互いに重ならない参照信号は、互いに直交するように割り当てられている。具体的には、信号310において、サブキャリアSC0に参照信号RS0が割り当てられているのに対して、信号320において、サブキャリアSC0と直交するサブキャリアSC1に参照信号RS1が割り当てられている。
また、信号310において、サブキャリアSC6に参照信号RS0が割り当てられているのに対して、信号320において、サブキャリアSC6と直交するサブキャリアSC7に参照信号RS1が割り当てられている。
また、ここでは、信号310および信号320において、互いに重ならない参照信号は、それぞれサブフレームの先頭に割り当てられている。すなわち、信号310の参照信号RS0は各スロットl=0に割り当てられている。また、信号320の参照信号RS1は各スロットl=0に割り当てられている。
(チャネル推定の具体例)
図4は、各推定部によるチャネル推定の具体例を示す図である。図4において、符号410は、第一推定部132における、基地局110から送信された参照信号群111(図1参照)の推定を示している。符号420は、第二推定部133における、基地局120から送信された参照信号群121(図1参照)の推定を示している。
ここでは、図3−1および図3−2に示した信号310および信号320のうちの、サブキャリアSC0〜7のサブフレーム一つ分(スロットl=0〜6の一周期分)の参照信号について説明する。また、信号310が信号320よりも強度が大きいとする。この場合は、第一推定部132による参照信号群111の推定から開始する。
符号411に示すように、第一推定部132へ入力される参照信号群には、参照信号RS1が重なった参照信号RS0(符号411a)と、参照信号RS1が重なっていない4つの参照信号RS0と、が含まれている。一方、符号421に示すように、第二推定部133へ入力される参照信号群には、参照信号RS0が重なった参照信号RS1(符号421a)と、参照信号RS0が重なっていない4つの参照信号RS1と、が含まれている。
第一推定部132は、入力された参照信号群に対してウィナーフィルタリング(Wiener Filtering)を行う。ここでは、参照信号の推定にウィナーフィルタリングを用いる例について説明するが、ウィナーフィルタリングに限らず他の回路を用いてもよい(以下同様)。これにより、符号412に示すように、ウィナーフィルタリングの重み付けによって、第一推定部132における参照信号群の各参照信号の強度が均一化され、符号411aに示す参照信号RS0のノイズが低減される(符号412a)。符号412aに示す参照信号RS0は、第二推定部133へ出力される。
第二推定部133は、符号421aに示す参照信号RS1に対して、第一推定部132から出力された参照信号RS0(符号412a)によって減算を行う。これにより、第二推定部133における参照信号群において、符号421aに示した参照信号RS1が、参照信号RS0の成分を除いた参照信号RS1(符号422a)になる。
また、第二推定部133は、符号422aに示す減算した参照信号RS1を含む参照信号群に対してウィナーフィルタリングを行う。これにより、符号423に示すように、ウィナーフィルタリングの重み付けによって、第二推定部133における参照信号群の各参照信号の強度が均一化され、符号422aに示す参照信号RS0のノイズが低減される(符号423a)。符号423aに示す参照信号は、第一推定部132へ出力される。
第一推定部132は、符号411aに示した参照信号RS0に対して、第二推定部133から出力された参照信号RS1(符号423a)によって減算を行う。これにより、第一推定部132における参照信号群において、符号411aに示した参照信号RS0が、参照信号RS1の成分を除いた参照信号RS0(符号413a)になる。
符号423aに示す参照信号RS1は、符号422に示した参照信号RS0による減算および符号423に示したウィナーフィルタリングによって精度よく推定された参照信号RS1である。このため、符号423aに示す参照信号RS1に基づいて推定した参照信号RS0(符号413a)は、符号412aに示す参照信号RS0よりもノイズ(参照信号RS1の成分)が精度よく取り除かれている。
符号414aに示す参照信号RS0は、第二推定部133へ出力され、符号422,423,413に示した動作が繰り返し行われる(二次元繰り返し推定法)。これにより、符号411aに示す信号に含まれる参照信号RS0と、符号421aに示す信号に含まれる参照信号RS1と、の推定精度を徐々に向上させることができる。
第一推定部132および第二推定部133は、たとえば、符号422,423,413に示した動作を一定回数行う。または、第一推定部132および第二推定部133は、符号422,423,413に示した動作を、チャネル推定の精度が向上しなくなるまで繰り返し行うようにしてもよい。
(チャネル推定装置の具体的な構成例)
図5は、図4に示したチャネル推定を実現するための構成例を示すブロック図である。図5に示すチャネル推定装置500は、図1に示したチャネル推定装置130の変形例である。チャネル推定装置500は、受信部510と、推定部521,522〜52nと、推定部531,532〜53nと、を備えている(n=3,4,5,…)。
受信部510は、基地局110から送信された参照信号群と、基地局120から送信された参照信号群と、を受信する。参照信号501は、基地局110から送信された参照信号群のうちの、基地局120から送信された参照信号群とチャネルリソースが重なっていない参照信号を示している。
参照信号502は、基地局120から送信された参照信号群のうちの、基地局110から送信された参照信号群とチャネルリソースが重なっていない参照信号を示している。信号503は、基地局110および基地局120から送信された各参照信号群のうちの、チャネルリソースが重なった信号を示している。
受信部510は、参照信号501および信号503を、推定部521,522〜52nのそれぞれへ出力する。また、受信部510は、参照信号502および信号503を、推定部531,532〜53nのそれぞれへ出力する。
推定部521は、受信部510から出力された参照信号501および信号503に対してウィナーフィルタリングを行い、信号503に含まれている基地局110からの参照信号を推定する。推定部521は、推定した参照信号を推定部531へ出力する。
推定部531は、受信部510から出力された信号503に対して、推定部521から出力された参照信号によって減算を行い、信号503に含まれている基地局120からの参照信号を推定する。また、推定部531は、受信部510から出力された参照信号502および推定した参照信号に対してウィナーフィルタリングを行い、基地局120からの参照信号を推定する。推定部531は、推定した参照信号を推定部522へ出力する。
推定部522は、受信部510から出力された信号503に対して、推定部531から出力された参照信号によって減算を行い、信号503に含まれている基地局110からの参照信号を推定する。また、推定部522は、受信部510から出力された参照信号501および推定した参照信号に対してウィナーフィルタリングを行い、基地局110からの参照信号を推定する。推定部522は、推定した参照信号を推定部532へ出力する。
推定部532は、受信部510から出力された信号503に対して、推定部522から出力された参照信号によって減算を行い、信号503に含まれている基地局120からの参照信号を推定する。また、推定部532は、受信部510から出力された参照信号502および推定した参照信号に対してウィナーフィルタリングを行い、基地局120からの参照信号を推定し、推定した参照信号を推定部523(不図示)へ出力する。
推定部52nは、受信部510から出力された信号503に対して、推定部53(n−1)(不図示)から出力された参照信号によって減算を行い、信号503に含まれている基地局110からの参照信号を推定する。また、推定部52nは、受信部510から出力された参照信号501および推定した参照信号に対してウィナーフィルタリングを行い、基地局110からの参照信号を推定する。
推定部52nは、推定した参照信号を推定部53nへ出力する。また、推定部52nは、ウィナーフィルタリングを行った各参照信号を後段へ出力する。このように、推定部521〜52nによって、推定部531〜53nから出力された参照信号による減算およびウィナーフィルタリングが繰り返し行われる(推定部521については減算は行わない)。これにより、基地局110からの参照信号が精度よく推定される。
推定部53nは、受信部510から出力された信号503に対して、推定部52nから出力された参照信号によって減算を行い、信号503に含まれている基地局120からの参照信号を推定する。また、推定部53nは、受信部510から出力された参照信号502および推定した参照信号に対してウィナーフィルタリングを行い、ウィナーフィルタリングを行った各参照信号を後段へ出力する。
このように、推定部531〜53nによって、推定部521〜52nから出力された参照信号による減算およびウィナーフィルタリングが繰り返し行われる。これにより、基地局120からの参照信号が精度よく推定される。推定部521〜52nによって推定された基地局110からの参照信号および推定部531〜53nによって推定された基地局120からの参照信号は、たとえば、チャネル推定装置500を備える端末装置に対するチャネルリソースの割当などに利用される。
図6は、図5に示した推定部521の構成例を示すブロック図である。図6に示すように、推定部521(図5参照)は、キャンセラ610と、ウィナーフィルタ620と、を備えている。推定部521へ入力された参照信号501および信号503のうち、信号503はキャンセラ610へ入力され、参照信号501はウィナーフィルタ620へ入力される。推定部521のキャンセラ610には推定された参照信号が入力されない(0)。
このため、キャンセラ610は、入力された信号503をそのままウィナーフィルタ620へ出力する。ウィナーフィルタ620は、入力された参照信号501と、キャンセラ610から出力された信号503と、に対してウィナーフィルタリングを行う。ウィナーフィルタ620は、ウィナーフィルタリングによって推定された、信号503に含まれる基地局110からの参照信号630を推定部531へ出力する。
図7は、図5に示した推定部531の構成例を示すブロック図である。図7において、図6に示した構成と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。推定部531においては、入力された参照信号502および信号503のうち、信号503はキャンセラ610へ入力され、参照信号502はウィナーフィルタ620へ入力される。
キャンセラ610には、信号503と、推定部521から出力された参照信号630と、が入力される。キャンセラ610は、入力された信号503に対して、推定部521から出力された参照信号630によりキャンセリング(減算)を行う。キャンセラ610は、キャンセリングにより得られた参照信号710をウィナーフィルタ620へ出力する。
ウィナーフィルタ620は、入力された参照信号502と、キャンセラ610から出力された参照信号710と、に対してウィナーフィルタリングを行う。ウィナーフィルタ620は、ウィナーフィルタリングによって推定された、信号503に含まれる基地局120からの参照信号720を推定部522へ出力する。
図8は、図5に示した推定部522の構成例を示すブロック図である。図8において、図6に示した構成と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。推定部522においては、入力された参照信号501および信号503のうち、信号503はキャンセラ610へ入力され、参照信号501はウィナーフィルタ620へ入力される。
キャンセラ610には、信号503と、推定部531から出力された参照信号720と、が入力される。キャンセラ610は、入力された信号503に対して、推定部531から出力された参照信号720によってキャンセリングを行う。キャンセラ610は、キャンセリングにより得られた参照信号810をウィナーフィルタ620へ出力する。
ウィナーフィルタ620は、入力された参照信号501と、キャンセラ610から出力された参照信号810と、に対してウィナーフィルタリングを行う。ウィナーフィルタ620は、ウィナーフィルタリングによって推定された、信号503に含まれる基地局110からの参照信号820を推定部532へ出力する。
図5に示した推定部532については、図7に示した推定部531と同様であるため図示を省略する。ただし、推定部532のキャンセラ610には、信号503と、推定部522から出力された参照信号820と、が入力される。キャンセラ610は、入力された信号503に対して、推定部522から出力された参照信号820によってキャンセリングを行う。ウィナーフィルタ620は、ウィナーフィルタリングによって推定された、信号503に含まれる基地局120からの参照信号を推定部523へ出力する。
図9は、図5に示した推定部52nの構成例を示すブロック図である。図9において、図6に示した構成と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。推定部52nにおいては、入力された参照信号501および信号503のうち、信号503はキャンセラ610へ入力され、参照信号501はウィナーフィルタ620へ入力される。
キャンセラ610には、信号503と、推定部53(n−1)から出力された参照信号910と、が入力される。キャンセラ610は、入力された信号503に対して参照信号910によってキャンセリングを行う。キャンセラ610は、キャンセリングにより得られた参照信号920をウィナーフィルタ620へ出力する。
ウィナーフィルタ620は、入力された参照信号501と、キャンセラ610から出力された参照信号920と、に対してウィナーフィルタリングを行う。ウィナーフィルタ620は、ウィナーフィルタリングによって推定された、信号503に含まれる基地局110からの参照信号930を推定部53nへ出力する。また、ウィナーフィルタ620は、ウィナーフィルタリングを行った参照信号群940を後段へ出力する。
図10は、図5に示した推定部53nの構成例を示すブロック図である。図10において、図6に示した構成と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。推定部53nにおいては、入力された参照信号502および信号503のうち、信号503はキャンセラ610へ入力され、参照信号502はウィナーフィルタ620へ入力される。
キャンセラ610には、信号503と、推定部52nから出力された参照信号1010と、が入力される。キャンセラ610は、入力された信号503に対して参照信号1010によってキャンセリングを行う。キャンセラ610は、キャンセリングにより得られた参照信号1020をウィナーフィルタ620へ出力する。
ウィナーフィルタ620は、入力された参照信号502と、キャンセラ610から出力された参照信号1020と、に対してウィナーフィルタリングを行う。ウィナーフィルタ620は、ウィナーフィルタリングを行った参照信号群1030を後段へ出力する。
(チャネル推定装置の動作)
図11は、図5に示したチャネル推定装置の動作の一例を示すフローチャートである。まず、基地局110から受信した参照信号RS0(たとえば参照信号501)の強度が、基地局120から受信した参照信号RS1(たとえば参照信号502)の強度より大きいか否かを受信部510において判断する(ステップS1101)。
ステップS1101において、参照信号RS0の強度が参照信号RS1の強度より大きい場合(ステップS1101:Yes)は、受信部510が、参照信号RS0を推定部521へ出力し、参照信号RS1を推定部531へ出力する。つぎに、推定部521が、参照信号RS0を推定する(ステップS1102)。つぎに、推定部531が、参照信号RS1を推定する(ステップS1103)。
つぎに、ステップS1102およびS1103による各参照信号の推定をn回行ったか否かを判断する(ステップS1104)。各参照信号の推定をn回行っていない場合(ステップS1104:No)は、ステップS1102へ戻って処理を続行する。各参照信号の推定をn回行った場合(ステップS1104:Yes)は、一連の動作を終了する。
ステップS1101において、参照信号RS0の強度が参照信号RS1の強度より大きくない場合(ステップS1101:No)は、受信部510が、参照信号RS1を推定部521へ出力し、参照信号RS0を推定部531へ出力する。つぎに、推定部521が、参照信号RS1を推定する(ステップS1105)。つぎに、推定部531が、参照信号RS0を推定する(ステップS1106)。
つぎに、ステップS1105およびS1106による各参照信号の推定をn回行ったか否かを判断する(ステップS1107)。各参照信号の推定をn回行っていない場合(ステップS1107:No)は、ステップS1105へ戻って処理を続行する。各参照信号の推定をn回行った場合(ステップS1107:Yes)は、一連の動作を終了する。
以上のステップにより、参照信号RS0および参照信号RS1のうちの強度が高い参照信号を先に推定することができる。また、図5に示したように、参照信号RS0に対しては、参照信号RS1による減算およびウィナーフィルタリングがn回行われる。また、参照信号RS1に対しては、参照信号RS0による減算およびウィナーフィルタリングがn回行われる。これにより、参照信号RS0および参照信号RS1が精度よく推定される。
なお、ここでは、参照信号RS0および参照信号RS1の推定をn回行う場合の動作について説明したが、ステップS1104およびステップS1107において、推定精度が向上したか否かを判断するようにしてもよい。これにより、推定精度が向上しなくなるまで参照信号RS0および参照信号RS1の推定を繰り返し行うことができる。
(参照信号の他の設計例)
図12−1は、参照信号の他の設計例を示す図(その1)である。図12−2は、参照信号の他の設計例を示す図(その2)である。図12−1および図12−2において、図3−1および図3−2と同様の部分については説明を省略する。この設計例においては、信号310および信号320において、参照信号群のうちのチャネルリソースが重ならない参照信号を、互いに直交する各サブキャリアに対して交互に割り当てる。
具体的には、信号310のサブフレーム331においては、サブキャリアSC1のスロットl=0と、サブキャリアSC3およびサブキャリアSC9の各スロットl=4と、サブキャリアSC6のスロットl=0と、に参照信号RS0が割り当てられている。また、信号310のサブフレーム331においては、サブキャリアSC0のスロットl=0と、サブキャリアSC7のスロットl=0と、にヌル信号が割り当てられている。
信号310のサブフレーム332においては、サブキャリアSC0のスロットl=0と、サブキャリアSC3およびサブキャリアSC9の各スロットl=4と、サブキャリアSC7のスロットl=0と、に参照信号RS0が割り当てられている。また、信号310のサブフレーム332においては、サブキャリアSC1のスロットl=0と、サブキャリアSC6のスロットl=0と、にヌル信号が割り当てられている。
このように、信号310においては、サブフレーム331ではサブキャリアSC1に参照信号RS0を割り当て、サブフレーム332ではサブキャリアSC1と直交するサブキャリアSC0に参照信号RS0を割り当てている。また、サブフレーム331ではサブキャリアSC6に参照信号RS0を割り当て、サブフレーム332ではサブキャリアSC6と直交するサブキャリアSC7に参照信号RS0を割り当てている。
信号320のサブフレーム331においては、サブキャリアSC0のスロットl=0と、サブキャリアSC3およびサブキャリアSC9の各スロットl=4と、サブキャリアSC7のスロットl=0と、に参照信号RS1が割り当てられている。また、信号320のサブフレーム331においては、サブキャリアSC1のスロットl=0と、サブキャリアSC6のスロットl=0と、にヌル信号が割り当てられている。
信号320のサブフレーム332においては、サブキャリアSC1のスロットl=0と、サブキャリアSC3およびサブキャリアSC9の各スロットl=4と、サブキャリアSC6のスロットl=0と、に参照信号RS1が割り当てられている。また、信号320のサブフレーム332においては、サブキャリアSC0のスロットl=0と、サブキャリアSC7のスロットl=0と、にヌル信号が割り当てられている。
このように、信号320においては、サブフレーム331ではサブキャリアSC0に参照信号RS1を割り当て、サブフレーム332ではサブキャリアSC0と直交するサブキャリアSC1に参照信号RS1を割り当てている。また、サブフレーム331ではサブキャリアSC7に参照信号RS1を割り当て、サブフレーム332ではサブキャリアSC7と直交するサブキャリアSC6に参照信号RS1を割り当てている。
信号310および信号320において、参照信号群のうちのチャネルリソースが重ならない参照信号を、互いに直交する各サブキャリアに対して交互に割り当てることで、周波数に対する参照信号の割り当てを分散させることができる。これにより、各周波数におけるチャネル推定の精度を向上させることができる。
図13−1は、参照信号のさらに他の設計例を示す図(その1)である。図13−2は、参照信号のさらに他の設計例を示す図(その2)である。図13−1および図13−2において、図3−1および図3−2と同様の部分については説明を省略する。この設計例においては、信号310および信号320において、参照信号群のうちのチャネルリソースが重なる参照信号をサブフレームの先頭に割り当てる。
信号310のサブフレーム1311およびサブフレーム1312においては、サブキャリアSC0およびサブキャリアSC6の各スロットl=0と、サブキャリアSC4およびサブキャリアSC9の各スロットl=4と、に参照信号RS0が割り当てられている。また、サブキャリアSC4およびサブキャリアSC10の各スロットl=4にヌル信号が割り当てられている。
信号320のサブフレーム1321およびサブフレーム1322においては、サブキャリアSC0およびサブキャリアSC6の各スロットl=0と、サブキャリアSC4およびサブキャリアSC10の各スロットl=4と、に参照信号RS0が割り当てられている。また、サブキャリアSC3およびサブキャリアSC9の各スロットl=4にヌル信号が割り当てられている。
このように、信号310および信号320において、参照信号群のうちのチャネルリソースが重なる参照信号をサブフレームの先頭(スロットl=0)に割り当てる。これにより、たとえば第一推定部132によるチャネル推定を、サブフレームの先頭を受信した時点から開始することができる。これにより、チャネル推定を高速に行うことができる。なお、図13−1および図13−2における範囲1301は、ウィナーフィルタリングを行う参照信号群の単位を示している。
(通信システムの適用例)
図14は、通信システムの適用例1を示す図である。図1に示した通信システム100は、たとえば、図14に示す通信システム1400に適用することができる。通信システム1400は、基地局1410と、基地局1420と、端末装置1430(UE:User Equipment)と、を含んでいる。基地局1410および基地局1420は、ともに端末装置1430に対して無線通信サービスを提供する。
基地局1410は、複数の参照信号RS0を含む第一参照信号群を端末装置1430へ送信する無線通信部を備えている。基地局1420は、複数の参照信号RS1を含む第二参照信号群を端末装置1430へ送信する無線通信部を備えている。第一参照信号群および第二参照信号群は、一部の参照信号のチャネルリソースが互いに重なっている。
端末装置1430は、図1に示したチャネル推定装置130または図5に示したチャネル推定装置500を備えている。端末装置1430は、受信した第一参照信号群および第二参照信号群を精度よく推定する。端末装置1430は、たとえば、推定結果に基づいて通信対象の基地局を基地局1410および基地局1420から選択する。
図15は、通信システムの適用例2を示す図である。図1に示した通信システム100は、たとえば、図15に示す通信システム1500に適用することができる。通信システム1500は、CoMP(Coordinated Multi−Point)システムである。具体的には、通信システム1500は、基地局1510と、基地局1520と、端末装置1531と、端末装置1532と、を含んでいる。
通信システム1500においては、基地局1510がServing eNode−Bであり、基地局1520がCollaborative eNode−Bである。端末装置1531および端末装置1532は、ともに、基地局1510から送信された参照信号RS0と、基地局1520から送信された参照信号RS1と、の両方を受信できる。
端末装置1531,1532のそれぞれは、図1に示したチャネル推定装置130または図5に示したチャネル推定装置500を備えている。端末装置1531,1532のそれぞれは、受信した第一参照信号群および第二参照信号群を精度よく推定する。端末装置1531,1532のそれぞれは、たとえば、推定結果に基づいて通信対象の基地局を基地局1510および基地局1520から選択する。
図16は、通信システムの適用例3を示す図である。図1に示した通信システム100は、たとえば、図16に示す通信システム1600に適用することができる。通信システム1600は、基地局1610と、中継局1620と、端末装置1631と、端末装置1632と、を含むリレー転送システムである。
端末装置1632は、基地局1610と直接無線通信を行う経路と、中継局1620および端末装置1631を経由して基地局1610と無線通信を行う経路と、を選択して通信を行うことができる。端末装置1632は、基地局1610から送信された参照信号RS0と、中継局1620から送信された参照信号RS1と、の両方を受信できる。
端末装置1632は、図1に示したチャネル推定装置130または図5に示したチャネル推定装置500を備えている。端末装置1632は、受信した第一参照信号群および第二参照信号群を精度よく推定する。端末装置1632は、たとえば、推定結果に基づいて、基地局1610と直接無線通信を行う経路と、中継局1620および端末装置1631を経由して基地局1610と無線通信を行う経路と、少なくともいずれかを選択する。
図17は、通信システムの適用例4を示す図である。図1に示した通信システム100は、たとえば、図17に示す通信システム1700に適用することができる。通信システム1700は、基地局1710と端末装置1720とを含むMIMO(Multiple Input Multiple Output:多元入力多元出力)システムである。基地局1710は、第一無線通信部1711と第二無線通信部1712とを備えている。
基地局1710は、第一無線通信部1711および第二無線通信部1712の両方によって端末装置1720と通信可能である。第一無線通信部1711は、参照信号RS0を含む第一参照信号群を端末装置1720へ送信する。第二無線通信部1712は、参照信号RS1を含む第二参照信号群を端末装置1720へ送信する。
第二無線通信部1712が送信する第二参照信号群は、第一無線通信部1711が送信する第一参照信号群に対して、一部の参照信号のチャネルリソースが互いに重なっている。この場合は、第一無線通信部1711は図1に示した基地局110に対応する構成となり、第一無線通信部1711は図1に示した基地局120に対応する構成となる。
端末装置1720は、第一無線通信部1711から送信された参照信号RS0と、第二無線通信部1712から送信された参照信号RS1と、の両方を受信できる。端末装置1720は、図1に示したチャネル推定装置130または図5に示したチャネル推定装置500を備えている。端末装置1720は、受信した第一参照信号群および第二参照信号群を精度よく推定する。端末装置1720は、たとえば、推定結果に基づいて通信対象の基地局を第一無線通信部1711および端末装置1720から選択する。
(参照信号の設計の配置例)
たとえば図3−1,図3−2においては、信号310および信号320のチャネルリソースが重なる参照信号に対して、チャネルリソースが重ならない4つの参照信号を囲むように各参照信号を配置する例について説明した。ただし、チャネルリソースが重ならない参照信号の配置はこれに限らない。つぎに、参照信号の他の配置例について説明する。
図18−1は、参照信号の設計の変形例1を示す図である。図18−1〜図18−6において、信号1810は、基地局110から送信された信号を示している。信号1820は、基地局120から送信された信号を示している。また、信号1810および信号1820のそれぞれは、図3−1,図3−2の例と同様に、横軸および縦軸のグリッドによって分割される各チャネルリソースに分割されている。
参照信号1811は、信号1810に含まれる参照信号群のうちの、信号1820に含まれる参照信号群とチャネルリソースが重なっている参照信号を示している。参照信号1812は、信号1810に含まれる参照信号群のうちの、信号1820に含まれる参照信号群とチャネルリソースが重なっていない参照信号を示している。
参照信号1821は、信号1820に含まれる参照信号群のうちの、信号1810に含まれる参照信号群とチャネルリソースが重なっている参照信号を示している。参照信号1822は、信号1820に含まれる参照信号群のうちの、信号1810に含まれる参照信号群とチャネルリソースが重なっていない参照信号を示している。
図18−1に示す例は、図3−1,図3−2などの例と同様に、信号1810において参照信号1811を4つの参照信号1812により囲む参照信号の配置例である。この場合は、信号1820においても参照信号1821を4つの参照信号1822により囲む。この例によれば、参照信号1811および参照信号1812に対するウィナーフィルタリングにおいて、参照信号1811が参照信号1812に基づいて精度よく推定される。
また、参照信号1821および参照信号1822に対するウィナーフィルタリングにおいて、参照信号1821が参照信号1822に基づいて精度よく推定される。このため、推定動作の繰り返し回数(たとえば図5や図11のn)を少なくしてもチャネル推定を精度よく行うことができる。このため、チャネル推定の速度を向上させることができる。
また、参照信号1811および参照信号1821が同一のチャネルリソースにおいて重なっているため、信号1810および信号1820において、参照信号の割り当てに使用するチャネルリソースを少なくすることができる。たとえば、すべての参照信号のチャネルリソースが互いに重ならないようにする場合と比べて、参照信号の割り当てに使用するチャネルリソースを1/4削減することができる。
図18−2は、参照信号の設計の変形例2を示す図である。図18−3は、参照信号の設計の変形例3を示す図である。図18−2および図18−3に示す例は、信号1810において参照信号1811を3つの参照信号1812により囲む参照信号の配置例である。この場合は、信号1820においても参照信号1821を3つの参照信号1822により囲むようにする。この例においても、ウィナーフィルタリングにおける参照信号の推定精度が向上する。
また、参照信号の割り当てに使用するチャネルリソースを少なくすることができる。たとえば、すべての参照信号のチャネルリソースが互いに重ならないようにする場合と比べて、参照信号の割り当てに使用するチャネルリソースを1/3削減することができる。
図18−4は、参照信号の設計の変形例4を示す図である。図18−5は、参照信号の設計の変形例5を示す図である。図18−6は、参照信号の設計の変形例6を示す図である。図18−4〜図18−6に示す例は、信号1810において1つの参照信号1811に対して2つの参照信号1812を配置する配置例である。この場合は、信号1820においても1つの参照信号1821に対して2つの参照信号1822を配置するようにする。この例においても、ウィナーフィルタリングにおける参照信号の推定精度が向上する。
また、参照信号の割り当てに使用するチャネルリソースを少なくすることができる。たとえば、すべての参照信号のチャネルリソースが互いに重ならないようにする場合と比べて、参照信号の割り当てに使用するチャネルリソースを1/2削減することができる。
以上説明したように、本発明によれば、一部のチャネルリソースが重なる各参照信号群を精度よく推定する方法を提供することにより、チャネル推定の精度向上およびチャネルリソースの利用効率の向上を図ることができる。
一部のチャネルリソースが重なる各参照信号群を精度よく推定する方法としては、まず、チャネルリソースが重なっていない参照信号を利用してチャネルリソースが重なっている参照信号を推定する。そして、推定した参照信号を利用してチャネルリソースが重なっている他方の参照信号を推定する。これにより、チャネルリソースが重なっている各参照信号についても精度よく推定することができる。
また、各参照信号群のうちの、より強度が高い参照信号群のチャネルリソースが重なる参照信号を先に推定する。これにより、チャネルリソースが重なっていない参照信号に基づいてチャネルリソースが重なっている参照信号を推定する際に、チャネルリソースが重なっていない参照信号の強度が高くなるため推定精度をさらに向上させることができる。
なお、チャネルリソースが重なっていない参照信号に基づいてチャネルリソースが重なっている参照信号を推定する方法について、ウィナーフィルタリングを利用する方法について説明したがこれに限らない。たとえば、チャネルリソースが重なっていない参照信号と、チャネルリソースが重なっている参照信号と、の強度を均一化する処理を行うことで、チャネルリソースが重なっている参照信号を推定することができる。
また、各参照信号群に対して、他方の参照信号群について推定された参照信号に基づくチャネルリソースが重なる参照信号の推定と、チャネルリソースが重なっていない参照信号に基づくチャネルリソースが重なる参照信号の推定と、を繰り返し行う。これにより、各参照信号群によるチャネル推定の精度をさらに向上させることができる。
上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)複数の無線通信部から送信される各参照信号群であって、一部の参照信号のチャネルリソースが互いに重なる各参照信号群を受信する受信部と、
前記受信部によって受信された各参照信号群の一方の参照信号群における前記チャネルリソースが重なる参照信号を、前記一方の参照信号群における前記チャネルリソースが重ならない参照信号に基づいて推定する第一推定部と、
前記第一推定部によって推定された参照信号に基づいて、前記各参照信号群の他方の参照信号群における前記チャネルリソースが重なる参照信号を推定する第二推定部と、
を備えることを特徴とするチャネル推定装置。
(付記2)前記第一推定部は、前記受信部によって受信された各参照信号群のうちの、より強度が高い参照信号群の前記チャネルリソースが重なる参照信号を推定し、
前記第二推定部は、前記受信部によって受信された各参照信号群のうちの、より強度が低い参照信号群の前記チャネルリソースが重なる参照信号を推定することを特徴とする付記1に記載のチャネル推定装置。
(付記3)前記第二推定部は、前記第一推定部によって推定された参照信号に基づいて推定した参照信号を、前記他方の参照信号群における前記チャネルリソースが重ならない参照信号に基づいてさらに推定することを特徴とする付記1に記載のチャネル推定装置。
(付記4)前記第一推定部は、前記第二推定部によって推定された参照信号に基づいて、前記一方の参照信号群における前記チャネルリソースが重なる参照信号をさらに推定することを特徴とする付記1に記載のチャネル推定装置。
(付記5)複数の無線通信部から送信される各参照信号群であって、一部の参照信号のチャネルリソースが互いに重なる各参照信号群を受信する受信工程と、
前記受信工程によって受信された各参照信号群の一方の参照信号群における前記チャネルリソースが重なる参照信号を、前記一方の参照信号群における前記チャネルリソースが重ならない参照信号に基づいて推定する第一推定工程と、
前記第一推定工程によって推定された参照信号に基づいて、前記各参照信号群の他方の参照信号群のうちの前記チャネルリソースが重なる参照信号を推定する第二推定工程と、
を含むことを特徴とするチャネル推定方法。
(付記6)他の基地局から端末装置へ送信される第一参照信号群に対して、一部の参照信号のチャネルリソースが互いに重なる第二参照信号群を前記端末装置へ送信する無線通信部を備えることを特徴とする基地局。
(付記7)前記無線通信部は、前記第二参照信号群の前記チャネルリソースが重ならない参照信号を、前記第一参照信号群の前記チャネルリソースが重ならない参照信号と直交するように割り当てることを特徴とする付記6に記載の基地局。
(付記8)前記無線通信部は、前記第二参照信号群の前記チャネルリソースが重ならない参照信号を、互いに直交する各サブキャリアに対して交互に割り当てることを特徴とする付記7に記載の基地局。
(付記9)前記無線通信部は、前記第二参照信号群の前記チャネルリソースが重ならない参照信号をサブフレームの先頭に割り当てることを特徴とする付記7に記載の基地局。
(付記10)端末装置へ第一参照信号群を送信する第一無線通信部と、
前記第一参照信号群に対して、一部の参照信号のチャネルリソースが互いに重なる第二参照信号群を前記端末装置へ送信する第二無線通信部と、
を備えることを特徴とする基地局。
(付記11)一部の参照信号のチャネルリソースが互いに重なる各参照信号群をそれぞれ送信する複数の基地局と、
前記複数の基地局によって送信された各参照信号群の一方の参照信号群における前記チャネルリソースが重なる参照信号を、前記一方の参照信号群における前記チャネルリソースが重ならない参照信号に基づいて推定し、推定した参照信号に基づいて、前記各参照信号群の他方の参照信号群における前記チャネルリソースが重なる参照信号を推定するチャネル推定装置と、
を含むことを特徴とする通信システム。
(付記12)一部の参照信号のチャネルリソースが互いに重なる各参照信号群をそれぞれ送信する複数の無線通信部を備える基地局と、
前記複数の無線通信部によって送信された各参照信号群の一方の参照信号群における前記チャネルリソースが重なる参照信号を、前記一方の参照信号群における前記チャネルリソースが重ならない参照信号に基づいて推定し、推定した参照信号に基づいて、前記各参照信号群の他方の参照信号群のうちの前記チャネルリソースが重なる参照信号を推定するチャネル推定装置と、
を含むことを特徴とする通信システム。
(付記13)複数の参照信号群であって、一部の参照信号のチャネルリソースが互いに重なる各参照信号群を送信する送信工程と、
前記送信工程によって送信された各参照信号群を受信する受信工程と、
前記受信工程によって受信された各参照信号群の一方の参照信号群における前記チャネルリソースが重なる参照信号を、前記一方の参照信号群における前記チャネルリソースが重ならない参照信号に基づいて推定する第一推定工程と、
前記第一推定工程によって推定された参照信号に基づいて、前記各参照信号群の他方の参照信号群のうちの前記チャネルリソースが重なる参照信号を推定する第二推定工程と、
を含むことを特徴とするチャネル推定方法。
100,1400,1500,1600,1700 通信システム
110,120,1410,1420,1510,1520,1610,1710 基地局
111,121,140,940,1030 参照信号群
130,500 チャネル推定装置
210,220,230,310,320,503,1810,1820 信号
331,332 サブフレーム
501,502,630,710,720,810,820,910,920,930,1010,1020,1811,1812,1821,1822 参照信号
610 キャンセラ
620 ウィナーフィルタ
1430,1531,1532,1631,1632,1720 端末装置
1620 中継局
1711 第一無線通信部
1712 第二無線通信部
CR1〜CR4 チャネルリソース
RS0,RS1 参照信号
SC0〜SC11 サブキャリア
Data0,Data1 データ信号

Claims (6)

  1. 複数の無線通信部から送信される各参照信号群であって、一部の参照信号のチャネルリソースが互いに重なる各参照信号群を受信する受信部と、
    前記受信部によって受信された各参照信号群の一方の参照信号群における前記チャネルリソースが重なる参照信号を、前記一方の参照信号群における前記チャネルリソースが重ならない参照信号に基づいて推定する第一推定部と、
    前記第一推定部によって推定された参照信号に基づいて、前記各参照信号群の他方の参照信号群における前記チャネルリソースが重なる参照信号を推定する第二推定部と、
    を備えることを特徴とするチャネル推定装置。
  2. 前記第一推定部は、前記受信部によって受信された各参照信号群のうちの、より強度が高い参照信号群の前記チャネルリソースが重なる参照信号を推定し、
    前記第二推定部は、前記受信部によって受信された各参照信号群のうちの、より強度が低い参照信号群の前記チャネルリソースが重なる参照信号を推定することを特徴とする請求項1に記載のチャネル推定装置。
  3. 前記第二推定部は、前記第一推定部によって推定された参照信号に基づいて推定した参照信号を、前記他方の参照信号群における前記チャネルリソースが重ならない参照信号に基づいてさらに推定することを特徴とする請求項1に記載のチャネル推定装置。
  4. 前記第一推定部は、前記第二推定部によって推定された参照信号に基づいて、前記一方の参照信号群における前記チャネルリソースが重なる参照信号をさらに推定することを特徴とする請求項1に記載のチャネル推定装置。
  5. 複数の無線通信部から送信される各参照信号群であって、一部の参照信号のチャネルリソースが互いに重なる各参照信号群を受信する受信工程と、
    前記受信工程によって受信された各参照信号群の一方の参照信号群における前記チャネルリソースが重なる参照信号を、前記一方の参照信号群における前記チャネルリソースが重ならない参照信号に基づいて推定する第一推定工程と、
    前記第一推定工程によって推定された参照信号に基づいて、前記各参照信号群の他方の参照信号群のうちの前記チャネルリソースが重なる参照信号を推定する第二推定工程と、
    を含むことを特徴とするチャネル推定方法。
  6. 一部の参照信号のチャネルリソースが互いに重なる各参照信号群をそれぞれ送信する複数の基地局と、
    前記複数の基地局によって送信された各参照信号群の一方の参照信号群における前記チャネルリソースが重なる参照信号を、前記一方の参照信号群における前記チャネルリソースが重ならない参照信号に基づいて推定し、推定した参照信号に基づいて、前記各参照信号群の他方の参照信号群における前記チャネルリソースが重なる参照信号を推定するチャネル推定装置と、
    を含むことを特徴とする通信システム。
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