JP5321274B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
ベルト斜行が発生すると、中間転写ベルトや記録用紙など転写媒体上の画像形成位置にずれが生じるため、これが画像の歪みとなる。また、ブラック(以下、Bkという)、イエロー(以下、Yという)、マゼンタ(以下、Mという)、シアン(以下、Cという)の単色画像を各々形成し、それらを転写媒体上で重ね合わせてカラー画像を得るカラー画像形成装置においては、画像形成位置のずれが各色トナー画像間の色ずれとなって現れる。これらはいずれも画像品質劣化につながるため、高画質の画像を得るためにはベルト斜行に関して何らかの対策を講じる必要がある。
また、無端状ベルトに寄りガイド部材を設ける以外の方法としては、特許文献2では、無端状ベルトが搬送方向に対して傾斜した状態で搬送されることを検出する斜行検出手段と、この斜行検出手段によって無端状ベルトの斜行が検出された場合に、斜行検出手段によって検出された無端状ベルトの斜行量に基づいて、画像形成手段により画像の歪みを補正する構成が記されている。
具体的には、ベルト搬送ローラ端面への触れ、および寄りガイド部材の主走査方向振れを含めたベルト一周期分の蛇行成分を予め測定するため、ローラ端面およびガイド部材双方の振れに起因するベルト蛇行を抑制できるものの、無端ベルトおよび寄りガイド部材の経時的な変形や温度、湿度等の環境変化に伴う変形に対応するためには、蛇行成分の測定を頻繁に実施する必要があり、画像形成動作を頻繁に中断することとなるため、画像出力高速化の大きな妨げとなる。また、振動の影響等による動的な変形に対しては対応が困難であるという問題もある。また、無端状ベルトに寄りガイド部材を設けることで、ベルト寄りを抑制する方法では、ベルトを高速で駆動した場合、寄りガイド部材に大きな外力が加わって、ベルトおよび寄りガイド部材の座屈や破損を招きやすく、画像出力高速化が困難である。
具体的には、ベルト斜行を検出する第1の方法として、ステアリングローラの制御信号を用いる方法が挙げられる。しかし、ステアリングローラはベルト上の各部分が1周後に常に同じ位置を通過するよう傾斜を調整することでベルト寄りを補正するものであり、1周の間の各ローラ間でどのような斜行が生じるかは各ローラの傾斜状態により決定される。このため画像歪みや色ずれに影響する画像担持体からの画像転写面におけるベルト斜行は、ステアリングローラ傾斜のみで決定されるわけではない。温度変動や経時的変動等によりステアリングローラ以外のローラに傾斜が生じた場合、ステアリングローラの制御信号ではベルト斜行を正確に検出することはできず、正確なベルト斜行補正は不可能となる。
また、ベルト寄り検出手段は、複数の検出部を検出する位置の主走査方向における間隔の変化に基づき中間転写ベルトの斜行角の変化を検出すると好ましい。
これらにより、寄りガイド部材等のベルト高速駆動の障害となる構成を用いずに、画像出力の大幅な高速化が可能であるとともに、簡単な構成で正確に無端ベルトの寄りおよび斜行を検出できる。そして、検出した寄り情報に基づきベルト寄りを確実に補正するとともに、検出した斜行情報に基づき中間転写ベルト画像形成位置を確実に補正することで、主走査方向の位置ずれによる画像歪みや色ずれを防止できるため、出力画像の大幅な高画質化が可能となる。
さらに、複数の検出部の他方も、中間転写ベルト上の副走査方向に一定間隔で設けた検出マークであり、主走査方向に複数設けた検出マークを検出する、複数のベルト速度検出手段および複数のベルト寄り検出手段が設けられ、複数のベルト速度検出手段は、検出マークの副走査方向移動を検出することでベルト速度を検出し、複数のベルト寄り検出手段は、検出マークの主走査方向移動を検出することでベルト寄りを検出し、複数の検出部における検出マークの主走査方向間隔の変化の検出に基づき、画像形成位置補正手段により中間転写ベルト上の主走査方向の画像形成位置を補正すると好ましい。
また、複数の検出部は、中間転写ベルトの搬送方向全周にわたって設けた検出ラインであると好ましい。
これらにより、新たな構成を付加することなく、斜行情報を検出することができるため、低コストで中間転写ベルト上の画像形成位置を補正することが可能となり、主走査方向の位置ずれによる画像歪みや色ずれを防止できる。
また、複数のベルト寄り検出手段が検出した寄り情報に基づき、ベルト寄り補正手段により中間転写ベルトの主走査方向移動を制御すると好ましい。
また、複数のベルト速度検出手段が検出する検出マークを一定間隔に設ける開始位置は、各ベルト速度検出手段により異なり、各ベルト速度検出手段を適宜選択して検出した速度情報に基づき、ベルト速度制御手段により中間転写ベルトの副走査方向速度を制御すると好ましい。
また、複数のベルト寄り検出手段が検出する検出マークを一定間隔に設ける開始位置は、各ベルト寄り検出手段により異なり、各ベルト寄り検出手段を適宜選択して検出した寄り情報に基づき、ベルト寄り補正手段により中間転写ベルトの主走査方向移動を制御すると好ましい。
これらにより、簡単な構成で、正確に中間転写ベルトの副走査方向速度、主走査方向移動および斜行情報を検出することができるため、ベルト速度の確実な制御およびベルト寄りの確実な補正が可能となるとともに、主走査方向の位置ずれによる画像歪みや色ずれを確実に防止できる。
中間転写ベルト200の表面には主走査方向一定位置に、搬送方向全周にわたって検出ライン201が形成されている。検出ラインに対向する位置には、ベルト寄り検出手段205が一体に配置され、検出ラインの主走査方向移動を検出可能に構成されている。ベルト寄り検出手段205は、この検出ラインの主走査方向検出位置を順次検出することにより、ベルト主走査方向移動を検出できる。本構成ではベルトに予め高精度に形成した検出ライン201のベルト主走査方向移動を検出することでベルト寄りを検出するため、特許文献2のようにベルトエッジの位置を検出することでベルト寄りを検出する構成と比較し、予め測定したエッジデータを参照したり、エッジ位置の周期的な変動を平均化したデータを記憶手段に記憶させておく必要はなく、より低コストな構成で、無駄時間のない高速なベルト寄り検出および制御が可能となる。
中間転写ベルト200は、複数のほぼ平行なローラにより張架されており、その中の一つの駆動ローラ211によりベルト搬送方向に駆動されている。駆動ローラ211および従動ローラ212,213は所定位置に固定されているのに対し、テンションローラ214の回転軸の両端は矢印方向に付勢され、ベルトはほぼ一定テンションで張架されている。また、ベルト寄り補正ローラ215は中間転写ベルト200に生じた寄り、つまり主走査方向移動を補正するもので、ベルト寄り補正ローラ215の回転軸の一端は、ピボット軸受等でローラ回転軸直交方向に揺動可能に支持されているとともに、他端側はベルト寄り補正手段であるアクチュエータ216により矢印方向に往復移動可能に支持されている。
図4において、ベルトを搬送する各ローラの傾きの影響により、画像転写面において中間転写ベルト200は斜行角θで傾いた方向に搬送されている。このため、画像転写面に形成される画像が斜行角θで傾くとともに、各感光体ドラムで形成される画像の中間転写ベルト上転写位置は主走査方向にずれてしまう。すなわち、画像歪みや、カラー画像における色ずれが発生する。
L1×cosθ1=L+M×sinθ1
L2×cosθ2=L+M×sinθ2
の関係が成り立つ。
L1=L+M×θ1
L2=L+M×θ2
となる。
よって、L2−L1=M×(θ2−θ1)となり、ベルト寄り検出手段205a,205bの検出間隔の変化(L2−L1)から、斜行角の変化(θ2−θ1)を求めることができる。
中間転写ベルト200の表面には主走査方向一定位置に、搬送方向全周にわたって複数の検出マーク202が一定間隔に形成されている。検出マークに対向する位置には、検出マークの副走査方向移動および主走査方向移動を検出可能に構成されたベルト寄り検出手段206が一体に配置されている。ベルト寄り検出手段206は、この一つ一つの検出マークの検出周期を順次検出することによりベルト副走査方向速度を検出できる。検出したベルト副走査方向速度に基づき、図示しない中間転写ベルト駆動モータを制御することにより、中間転写ベルトは目標速度で高精度に搬送される。また、ベルト寄り検出手段206は、この一つ一つの検出マークの主走査方向検出位置を順次検出することによりベルト主走査方向移動を検出できる。本構成ではベルト副走査方向速度検出のために予め高精度に形成した検出マーク202のベルト主走査方向移動を検出することでベルト寄りを検出するため、特許文献2のようにベルトエッジの位置を検出することでベルト寄りを検出する構成と比較し、予め測定したエッジデータを参照したり、エッジ位置の周期的な変動を平均化したデータを記憶手段に記憶させたりする必要はなく、より低コストな構成で、無駄時間のない高速なベルト寄り検出および制御が可能となる。
図11において、プリンタドライバ部301から転送された画像信号は、画像書き込み制御部302を構成する画像信号生成部303に入力される。また、エンジン制御部304からのエンジン制御情報も画像書き込み制御部302に入力される。画像信号生成部303では、入力された画像信号をエンジン制御情報に従った処理にて画像処理される。この際、画像信号生成部303では実際に記録紙上に画像を展開するため、画像形成に用いる最小画素を定義する画素クロック信号(wclk)にて処理される。この画素クロック信号は、画素クロック生成部にてエンジン制御部304からの解像度、感光体ドラム線速等の情報により所定の周波数のクロック信号(wclk)を生成し、画像信号生成部303および逓倍回路部に入力される。画像信号生成部303で画像処理された実画像信号は書込位置制御部307に入力される。書込位置制御部307には、他にレーザ書き込み装置308の同期検知部309から同期検知信号(DETP)、中間転写ベルト斜行情報により作成したベルト変位信号(Δa)、エンジン制御部304からのエンジン制御情報が入力される。同期検知信号(DETP)は、レーザビームを感光体ドラム134Bk上に露光させる際に主走査方向の書込開始位置を一定に保つための信号である。この信号は、レーザ書き込み装置308中のポリゴンミラー311にて反射偏向されたレーザビームの感光体ドラム134Bk上の走査領域外に配置された同期検知板からの出力信号であり、同期検知板にはフォトダイオード等の受光素子が同期検出センサとして配役され、同期検出センサは入射されるレーザビームを光電変換して同期検知信号(DETP)を出力する。ベルト変位信号(Δa)は、中間転写ベルト主走査方向変位を示す信号であり、ベルト寄り補正手段によるベルト寄り補正中に発生する、画像転写面内における中間転写ベルトの主走査方向変位をベルト斜行情報から算出した信号である。書込位置制御部307では、同期検知信号(DETP)に対し画像信号生成部303からの実画像信号を所定のタイミングで合成し、光源である半導体レーザを駆動させる信号を生成している。この際、ベルト変位信号(Δa)に応じて同期検知信号から実画像信号を書き込む開始タイミングを制御している。書込位置制御部307には、前記画素クロック生成部にて生成された画素クロック信号(wclk)を逓倍処理された斜行補正クロック信号(dclk)が入力される。この斜行補正クロック信号(dclk)は、画像形成可能な最小画素を定義する画素クロック信号(wclk)を逓倍処理して得られる、画素クロック信号よりも高周波な信号である。また、斜行補正クロック信号(dclk)は、転写スリット位置センサの検出分解能に応じた周波数のクロック信号であり、斜行補正クロック信号(dclk)の1クロックがベルト斜行情報の1分解能に相当している。ベルト斜行情報から算出したベルト変位信号(Δa)を検出し、書込位置制御部307に同期検知信号(DETP)とベルト変位信号(Δa)が入力される。このベルト変位信号(Δa)が0の場合の同期検知信号から実画像信号の主走査方向開始位置までがA(=N×wclk)とすると、Δa>0が検出された場合には、同期検知信号から実画像書出しタイミングまでの遅延時間をA+Δa×dclkと変更し、ベルト斜行が無い場合に対し実画像書出し開始位置を遅らせる。他方、Δa<0の場合は、上記遅延時間をA−Δa×dclkとし相対的に実画像書出し開始タイミングを速める。レーザ駆動部312には、書込位置制御部307で合成されたレーザ駆動信号が入力される。レーザ駆動信号のON/OFFによりレーザ駆動部312に実装された半導体レーザが点灯/消灯動作を繰り返し駆動される。半導体レーザを駆動することにより出射されたレーザビームはレーザ書き込み装置308に入射し、複数のレンズ、ミラー等を透過し、反射し光路中を進行する。光路途中に配置されたポリゴンミラー311にて回転偏向され、感光体ドラム134Bk上に主走査方向へレーザビームが露光する。この露光から出力画像が得られるまでの過程は前述した通りである。
図12において、ベルト上には搬送方向全周にわたってライン状の検出マーク202が複数形成されている。検出マークに対向する位置には、検出マークの主走査方向位置を検出可能な、ラインCCD等の1次元ラインセンサ207が配置されている。ベルトの搬送に伴い、各検出マークがラインセンサ207に対向したときのセンサ出力により、各検出マークの主走査方向位置を検出可能となる。この情報によりベルトの主走査方向位置を検出でき、各マークの主走査方向位置変化からベルト主走査方向移動を検出できる。
また、ベルトの搬送に伴い、各検出マークがラインセンサ207に対向、検知される周期により、各検出マークの副走査方向移動を検出可能となる。この情報によりベルトの副走査方向速度を検出できる。
なお、2つの検出手段206a,206bを同一の中間位置とせずに、中間位置近傍に配置することで、図7,8と同様に斜行変化方向を検出することができる。
215 ベルト寄り補正ローラ
201 検出ライン
201 検出マーク
205,206,207 ベルト寄り検出手段
Claims (12)
- 画像担持体上に潜像を形成する潜像形成部と、該潜像形成部に形成された潜像を可視像化する現像部と、前記画像担持体上に形成した可視像を一次転写する中間転写ベルトと、該中間転写体上の転写像を2次転写する記録材を搬送する記録材搬送手段と、前記中間転写ベルトの主走査方向移動を検出するベルト寄り検出手段と、前記中間転写ベルトの主走査方向移動を補正するベルト寄り補正手段と、前記中間転写ベルト上の主走査方向の画像形成位置を補正する画像形成位置補正手段とを備え、
前記中間転写ベルトは、所定の距離を隔てて相互にほぼ平行に配設された複数の搬送ローラと、前記各搬送ローラに掛け渡されて前記転写像を担持搬送する無端ベルト部材とを有し、
前記画像担持体上に形成した可視像を前記中間転写ベルト上に順次重ね、複数色の画像を形成し、前記ベルト寄り検出手段により検出した移動情報に基づき、前記ベルト寄り補正手段により前記中間転写ベルトの主走査方向移動を補正する画像形成装置において、
複数の検出部が前記中間転写ベルト上の主走査方向に一定間隔で設けられ、前記ベルト寄り検出手段は、主走査方向と直交する副走査方向において異なる位置にあり、複数の搬送ローラ間のベルト面のうち前記画像担持体上の可視像が転写されるベルト面において、前記複数の検出部の主走査方向位置を検出することでベルト斜行を検出し、当該検出に基づき、前記画像形成位置補正手段によって前記中間転写ベルト上の主走査方向の画像形成位置を補正することを特徴とする画像形成装置。 - 前記ベルト寄り検出手段は、前記複数の検出部を検出する位置の主走査方向における間隔の変化に基づき前記中間転写ベルトの斜行角の変化を検出することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記中間転写ベルトの副走査方向速度を検出するベルト速度検出手段と、当該ベルト速度検出手段により検出した速度情報に基づき、中間転写ベルトの副走査方向速度を制御するベルト速度制御手段とを有し、
前記複数の検出部の一方は、前記中間転写ベルト上の副走査方向に一定間隔で設けた検出マークであり、前記複数の検出部の他方は、前記中間転写ベルトの搬送方向全周にわたって設けた検出ラインであり、
前記ベルト速度検出手段は、複数の搬送ローラ間のベルト面のうち前記画像担持体上の可視像が転写されるベルト面において、前記検出マークの副走査方向移動を検出することでベルト速度を検出し、前記ベルト寄り検出手段は、前記検出ラインまたは前記検出マークの主走査方向移動を検出することでベルト寄りを検出し、
前記検出ラインと前記検出マークの主走査方向位置の検出に基づき、前記画像形成位置補正手段により前記中間転写ベルト上の主走査方向の画像形成位置を補正することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。 - 前記複数の検出部の他方も、前記中間転写ベルト上の副走査方向に一定間隔で設けた検出マークであり、
主走査方向に複数設けた前記検出マークを検出する、複数のベルト速度検出手段および複数のベルト寄り検出手段が設けられ、前記複数のベルト速度検出手段は、前記検出マークの副走査方向移動を検出することでベルト速度を検出し、前記複数のベルト寄り検出手段は、前記検出マークの主走査方向移動を検出することでベルト寄りを検出し、
前記検出マークの主走査方向位置の検出に基づき、前記画像形成位置補正手段により前記中間転写ベルト上の主走査方向の画像形成位置を補正することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。 - 前記複数の検出部は、前記中間転写ベルトの搬送方向全周にわたって設けた検出ラインであることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
- 前記画像形成位置補正手段は、前記画像担持体上の主走査方向の潜像形成位置を補正する潜像形成位置補正手段であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記ベルト速度検出手段および前記ベルト寄り検出手段は、副走査方向に一定間隔で設けた前記検出マークを検出することで前記中間転写ベルトの副走査方向速度を検出するとともに、前記検出マークの主走査方向位置を検出することで前記中間転写ベルトの主走査方向移動を検出することができる同一のセンサにより構成されることを特徴とする請求項3または4に記載の画像形成装置。
- 前記複数のベルト速度検出手段が検出した速度情報に基づき、前記ベルト速度制御手段により前記中間転写ベルトの副走査方向速度を制御することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
- 前記複数のベルト寄り検出手段が検出した寄り情報に基づき、前記ベルト寄り補正手段により前記中間転写ベルトの主走査方向移動を制御することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
- 前記複数のベルト速度検出手段が検出する前記検出マークを一定間隔に設ける開始位置は、各ベルト速度検出手段により異なり、各ベルト速度検出手段を適宜選択して検出した速度情報に基づき、前記ベルト速度制御手段により前記中間転写ベルトの副走査方向速度を制御することを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
- 前記複数のベルト寄り検出手段が検出する前記検出マークを一定間隔に設ける開始位置は、各ベルト寄り検出手段により異なり、各ベルト寄り検出手段を適宜選択して検出した寄り情報に基づき、前記ベルト寄り補正手段により前記中間転写ベルトの主走査方向移動を制御することを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
- 前記複数のベルト速度検出手段および前記複数のベルト寄り検出手段は、前記画像担持体上の可視像が転写される平面内において、複数の前記画像担持体がベルトに当接する範囲における副走査方向の中間位置近傍に配置され、同一の中間位置に配置されないことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
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