JP5321158B2 - レーザクラッドバルブシート用シート材及びレーザクラッドバルブシート形成方法 - Google Patents
レーザクラッドバルブシート用シート材及びレーザクラッドバルブシート形成方法 Download PDFInfo
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Description
先ず、レーザクラッドバルブシート形成装置の構成について説明する。
実施形態2では、レーザ照射開始部9Bとレーザ照射終端部9Cに対するレーザビームhvの焦点位置を高さ方向でずらして、それぞれのレーザ照射開始部9B及びレーザ照射終端部9Cをレーザビームhvの照射により溶融させる。
実施形態3では、レーザ照射開始部9Bの先端部に、レーザビームhvが照射される複数の角度からなるレーザ照射面を形成した例である。図10は実施形態3の一例を示す図である。
2…バルブシート部位
3…レーザ照射装置
4…レーザ発振器
5…レーザ発振器制御部
7…光学系機構部
9…シート材(レーザクラッドバルブシートシート材)
9A…リング部
9B…レーザ照射開始部
9C…レーザ照射終端部
10…切欠部(切り欠き)
11(11A〜11F)…レーザ照射面
12…レーザ照射開始部の先端面
13…レーザ照射終端部の先端面
14…治具
17…位置基準出し部
17a…先端基準面
17b…支持面
18…環状凹溝
19…肉盛り層
Claims (7)
- シリンダーヘッドのバルブシート形成部位に配置され、レーザビームの照射により溶融されて該バルブシート形成部位に肉盛りされることによりレーザクラッドバルブシートとなるレーザクラッドバルブシート用シート材において、
金属粉末からなるリング部と、このリング部の一部に切欠部を有して形成されるレーザ照射開始部と、このレーザ照射開始部の上方に前記リング部から起立したレーザ照射終端部と、からなり、
前記レーザ照射終端部は、前記レーザ照射開始部の上に重なるようにオーバーラップして形成され、
前記レーザ照射開始部の先端肉厚を、他の部位の肉厚よりも薄くした
ことを特徴とするレーザクラッドバルブシート用シート材。 - 請求項1に記載のレーザクラッドバルブシート用シート材であって、
前記レーザ照射開始部の先端部に、前記レーザビームが照射される一つ又は複数の角度からなるレーザ照射面が形成されている
ことを特徴とするレーザクラッドバルブシート用シート材。 - シリンダーヘッドのバルブシート形成部位に、レーザクラッドバルブシート用シート材を配置した後、このシート材にレーザビームを照射し溶融させて該バルブシート形成部位を肉盛ることによりレーザクラッドバルブシートを形成するレーザクラッドバルブシート形成方法において、
前記レーザクラッドバルブシート用シート材を、金属粉末からなるリング部と、このリング部の一部に切欠部を有して形成されるレーザ照射開始部と、このレーザ照射開始部の上方に前記リング部から起立したレーザ照射終端部と、を有した形状とし、レーザ照射終端部は、レーザ照射開始部の上に重なるようにオーバーラップして形成し、更にレーザ照射開始部の先端肉厚を他の部位の肉厚よりも薄く形成しており、
前記レーザビームを前記レーザ照射開始部から照射し始めて前記リング部を円周上に順次照射して行き、前記レーザ照射終端部で照射を終了することにより、前記シート材を溶融するレーザ照射工程で、起立する前記レーザ照射終端部の根元にレーザビームを照射して前記レーザ照射終端部を前記レーザ照射開始部の上に倒し、その倒したレーザ照射終端部を溶融する
ことを特徴とするレーザクラッドバルブシート形成方法。 - 請求項3に記載のレーザクラッドバルブシート形成方法であって、
前記レーザ照射開始部に前記レーザビームを照射し始める時に、前記レーザ照射終端部の先端に前記レーザビームが当たらないようにする
ことを特徴とするレーザクラッドバルブシート形成方法。 - 請求項3または請求項4に記載のレーザクラッドバルブシート形成方法であって、
前記レーザ照射終端部に前記レーザビームを照射し始める時に、前記レーザ照射終端部の先端に前記レーザビームが当たらないようにする
ことを特徴とするレーザクラッドバルブシート形成方法。 - 請求項3から請求項5のうち何れか1項に記載のレーザクラッドバルブシート形成方法であって、
前記レーザ照射開始部と前記レーザ照射終端部に対する前記レーザビームの焦点位置を高さ方向でずらして、それぞれのレーザ照射開始部及びレーザ照射終端部を前記レーザビームの照射により溶融させる
ことを特徴とするレーザクラッドバルブシート形成方法。 - 請求項3から請求項6のうち何れか1項に記載のレーザクラッドバルブシート形成方法であって、
前記レーザクラッドバルブシート用シート材を前記バルブシート形成部位に配置する際に、前記リング部に形成した切欠部を基準として前記シート材を保持する治具を使用し、この治具にて前記シート材を、前記バルブシート形成部位のレーザクラッド開始位置に合わせてに配置する
ことを特徴とするレーザクラッドバルブシート形成方法。
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