JP5318397B2 - ブラシレスモータ - Google Patents
ブラシレスモータ Download PDFInfo
- Publication number
- JP5318397B2 JP5318397B2 JP2007287860A JP2007287860A JP5318397B2 JP 5318397 B2 JP5318397 B2 JP 5318397B2 JP 2007287860 A JP2007287860 A JP 2007287860A JP 2007287860 A JP2007287860 A JP 2007287860A JP 5318397 B2 JP5318397 B2 JP 5318397B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- stator
- stator case
- brushless motor
- stator core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K5/00—Casings; Enclosures; Supports
- H02K5/04—Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
- H02K5/15—Mounting arrangements for bearing-shields or end plates
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Description
そして、コイルボビンに巻装されたコイルの巻き始め端及び巻き終わり端は、ターミナルまで引き出され、このターミナルを介して外方から引き込まれるリード線と電気的に接続されている。
ここで、コイルで発生した熱は、ティースからステータ、ステータケース等を伝い、最終的にブラケットを伝ってモータの外部へ熱引きされる。この場合、ステータケースとブラケットとの間の接触面は最も小さくなっており、その間における熱抵抗が大きく、コイルの冷却性が悪いという問題がある。したがって、コイルの巻数を増やすと、それに伴い発熱量も高くなってしまうため、定格トルクを向上させることができないという問題がある。
したがって、コイルの温度上昇を抑制することができるため、コイルの巻数を増やして定格トルクを向上させることができる。また、ステータケースとブラケットとの接触面積が向上することで、組み付け時のステータコアの位置決めも容易となるため、作業効率を向上させることが可能となる。
請求項2に記載した発明によれば、ブラケットの周壁をステータケースの内フランジ部との当接可能な突き当て面として厚肉形成することで、ステータケースとブラケットとの接触面積をより向上させて熱引きをより効率的に行うことができる。
図1に示すように、本実施形態のブラシレスモータ1は、インナーロータ型のブラシレスモータ1であって、円筒形状のステータ2と、ステータ2の内側に回転自在に設けられたロータ3とを備えている。
ステータコア2bは、磁性材料の板材を軸線方向に積層したり、磁性金属粉体を加圧したりすることで形成されたものであって、筒状の継鉄部11を備えている。継鉄部11の内周面には、径方向内側に延びる補極ティース12が継鉄部11の周方向に等間隔で6個一体形成されている。
このように隣接する補極ティース12の向かい合う肩部14が、平行になるように形成することで、スロット15のスペースをより大きく確保することができる。そして、補極ティース12の根元部13には、ステータコア2bの軸方向に沿って、周方向に3箇所等間隔でセットボルト孔16が形成されている。
隣接する補極ティース12間には、コイル7が巻装される分割コア18が設けられている。この分割コア18は、継鉄部11の周方向に等間隔で6個設けられており、補極ティース12と交互に配されている。なお、図2においては説明を分かりやすくするため、後述するコイルボビン60は省略する。
まず、図8に示すように、コイルボビン60にコイル7を巻き付ける。具体的には、巻き始め端のターミナル80aにコイル7を絡げ、巻線部62に巻き付けていく。ここで、ターミナル80aから引き回されるコイル7は、巻線部62に巻き付けるコイル7と方向性が異なるが(図8中K参照)、ターミナル80aから引き回されるコイル7の1周目を傾斜部69に逃がすことで、重なり合うコイル7が干渉することがなく容易に巻装作業を行うことができる。
そして、ステータケース2aの他端側(前側)からロータ3を挿入し、リヤブラケット5の軸受けハウジング54内に圧入された軸受け10の内輪10i側にシャフト3aの段付部19が突き当たるまで圧入する。
ここで、セットボルト48により締結作業が終了すると、ブラシレスモータ1の内部が与圧される。具体的には、ウェーブワッシャー46が軸受け9の外輪9a側に当接することにより、その圧力がボールを介して軸受け9の内輪9i側へ伝わり、これら内外輪9i,9a間の内部すきまによるガタツキをなくし、軸受け9の内輪9i側からロータ3のシャフト3aを介して軸受け10の内輪10i側へ伝わり、軸受け10の内外輪10i,10a間の内部すきまによるガタツキをなくすこととなる。これにより、各軸受け9,10の内外輪9i,9a,10i,10a全てが圧入固定された状態となるため、止めネジ等で軸受けを固定する必要がなく、部品点数を削減した上で各軸受け9,10内部すきまを0にすることができる。これにより、ブラシレスモータ1の小型軽量化を図ることができるとともに、ブラシレスモータ1作動時の振動、騒音を抑制することが可能となる。
したがって、コイル7の温度上昇を抑制することができるため、コイル7の巻数を増やして定格トルクを向上させることができる。また、ステータケース2aとフロントブラケット4との接触面積が向上することで、組み付け時のステータコア2bの位置決めも容易となるため、作業効率を向上させることが可能となる。
つまり、継鉄部11の肉厚を薄く形成することで、隣接する補極ティース12間に形成されるスロット15のスペースを大きく確保することができるため、ブラシレスモータ1自体を大型化したり、コイル7を複雑な巻き方にすることなく、コイル7の断面積を増やすことができる。
また、例えばブラシレスモータ1の高出力化を図り、軸長の長いブラシレスモータ1を製作する際に大径のセットボルト48を用いる場合でも、本体コア24の根元部13にセットボルト孔16の形成スペースを充分に確保することができるため、ブラシレスモータ1を径方向に大型化させることなく、高出力のブラシレスモータ1を製作することが可能である。
例えば、本実施形態においては、ステータケースの他端側(前側)の開口部に内フランジ部を形成したが、一端側(後側)の開口部にも内フランジ部を形成してもよい。
本実施形態において、コイル逃げ部をスロープ状に傾斜させたが、コイルの巻き始めを逃がす構造であれば、溝状に形成してもよい。また、逃げ溝の形状を半円状に形成したが、分割ティースを直接押し込める構造であれば、適宜設計変更可能である。
Claims (2)
- ステータケースと、
前記ステータケースに内装されコイルを巻装してある複数のティースを備えたステータコアと、
前記ステータコアの内側に軸受けを介して支持され前記ステータコアに対して回転自在に設けられたロータとを備えたブラシレスモータにおいて、
前記ステータケースの開口部周縁には、径方向内側に張り出す内フランジ部が前記ステータコアに軸方向で重なるように形成され、
前記内フランジ部には、軸方向の外側から前記内フランジ部に当接して前記開口部を閉塞するブラケットが固定されるとともに、前記ステータコアが軸方向の内側から当接し、
前記ステータコアは、外周面が前記ステータケースの内周面に密接するように前記ステータケースに内嵌固定されていることを特徴とするブラシレスモータ。 - 前記ブラケットの周壁は厚肉に形成され、ここに前記内フランジ部との当接可能な突き当て面を備えていることを特徴とする請求項1記載のブラシレスモータ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007287860A JP5318397B2 (ja) | 2007-11-05 | 2007-11-05 | ブラシレスモータ |
US12/264,307 US7781928B2 (en) | 2007-11-05 | 2008-11-04 | Brushless motor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007287860A JP5318397B2 (ja) | 2007-11-05 | 2007-11-05 | ブラシレスモータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009118612A JP2009118612A (ja) | 2009-05-28 |
JP5318397B2 true JP5318397B2 (ja) | 2013-10-16 |
Family
ID=40641152
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007287860A Expired - Fee Related JP5318397B2 (ja) | 2007-11-05 | 2007-11-05 | ブラシレスモータ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7781928B2 (ja) |
JP (1) | JP5318397B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5898876B2 (ja) * | 2011-07-26 | 2016-04-06 | 山洋電気株式会社 | 電気機器 |
JP5990896B2 (ja) | 2011-11-25 | 2016-09-14 | 株式会社ジェイテクト | 電動モータおよびこれを備える電動ユニット |
JP2013138586A (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-11 | Daikin Ind Ltd | 電機子および電機子の製造方法 |
KR101869951B1 (ko) * | 2016-12-19 | 2018-06-21 | 뉴모텍(주) | 팬 모터 |
JP6994165B2 (ja) | 2018-03-16 | 2022-01-14 | 日本電気株式会社 | 3次元形状計測装置、3次元形状計測方法及びプログラム |
DE102019107529A1 (de) * | 2019-03-25 | 2020-10-01 | Hanon Systems | Vorrichtung zum Antreiben eines Verdichters und Verfahren zum Montieren der Vorrichtung |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2406947A (en) * | 1944-08-30 | 1946-09-03 | Smith Corp A O | Centrifugal pump |
JPH0244866U (ja) * | 1988-09-21 | 1990-03-28 | ||
US5514922A (en) * | 1993-02-08 | 1996-05-07 | Sanden Corporation | Hermetic motor driven fluid apparatus having improved insulating structure |
JP3190511B2 (ja) | 1994-03-02 | 2001-07-23 | 三菱電機株式会社 | 回転電動機およびその製造方法 |
JPH07322551A (ja) * | 1994-05-25 | 1995-12-08 | Mabuchi Motor Co Ltd | 小型モータ |
JPH08149757A (ja) * | 1994-11-16 | 1996-06-07 | Meidensha Corp | 回転機の冷却構造 |
JP2005027383A (ja) * | 2003-06-30 | 2005-01-27 | Mitsuba Corp | 回転電機におけるブラケット |
JPWO2005107049A1 (ja) * | 2004-04-30 | 2008-03-21 | 株式会社ミツバ | ブラシレスモータ |
JP4726526B2 (ja) * | 2005-04-07 | 2011-07-20 | 株式会社ミツバ | ブラシレスモータ |
JP4869666B2 (ja) * | 2005-09-21 | 2012-02-08 | カルソニックカンセイ株式会社 | モータ構造およびモータのヨーク |
-
2007
- 2007-11-05 JP JP2007287860A patent/JP5318397B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2008
- 2008-11-04 US US12/264,307 patent/US7781928B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009118612A (ja) | 2009-05-28 |
US7781928B2 (en) | 2010-08-24 |
US20090127953A1 (en) | 2009-05-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5354888B2 (ja) | ブラシレスモータ | |
JP5253789B2 (ja) | ブラシレスモータ | |
US6166468A (en) | Rotary electric machine and bearing structure thereof | |
JP5354889B2 (ja) | ブラシレスモータ | |
JP5945726B2 (ja) | ブラシレスモータおよびその製造方法 | |
JP5044217B2 (ja) | 回転電機のマグネット固定構造 | |
JP5186180B2 (ja) | ブラシレスモータ | |
JP2009118615A (ja) | ブラシレスモータ | |
JP5318397B2 (ja) | ブラシレスモータ | |
JP7080621B2 (ja) | アウターロータモータ及びこれを備える掃除機 | |
JP2010115108A (ja) | 電気モータ | |
JP5938892B2 (ja) | ブラシレスモータ及び回転電機の固定子 | |
JP2008228367A (ja) | ブラシレスモータ | |
JP2013074725A (ja) | レゾルバステータ構造 | |
JP2021052493A (ja) | モータおよびモータの組立方法 | |
JP2007244084A (ja) | 回転電機 | |
JP5937458B2 (ja) | ステータ、ステータを用いたアウターロータ型回転電機、および、ステータの製造方法 | |
JP2003348782A (ja) | 固定子、固定子の製造方法およびモータ | |
JP5037257B2 (ja) | ブラシレスモータ | |
JP2009213264A (ja) | 磁石発電機の製造方法及び位置決め治具 | |
JP4811707B2 (ja) | 回転電機 | |
JP2007124828A (ja) | 回転電機 | |
JP2009033934A (ja) | ブラシレスモータ | |
JP5682649B2 (ja) | 回転電機 | |
JP2007166750A (ja) | ステータコア及びそれを用いた回転電機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100827 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120418 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120515 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120717 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130115 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130227 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130611 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130710 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5318397 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |