JP5316973B2 - 二酸化炭素冷媒による冷却および除霜システム、およびその運転方法 - Google Patents
二酸化炭素冷媒による冷却および除霜システム、およびその運転方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5316973B2 JP5316973B2 JP2011273986A JP2011273986A JP5316973B2 JP 5316973 B2 JP5316973 B2 JP 5316973B2 JP 2011273986 A JP2011273986 A JP 2011273986A JP 2011273986 A JP2011273986 A JP 2011273986A JP 5316973 B2 JP5316973 B2 JP 5316973B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling
- carbon dioxide
- defrost
- load
- heat exchanger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Defrosting Systems (AREA)
Description
自然冷媒として、アンモニアおよび二酸化炭素を用いた自然冷媒冷却システムが、たとえば特許文献1に開示されている。
より詳細には、この自然冷媒冷却システムは、負荷側冷却器と、カスケードコンデンサーと、アンモニアを冷媒とし、アンモニア冷媒がカスケードコンデンサーを通って循環するアンモニア1次冷媒回路と、二酸化炭素を冷媒とし、二酸化炭素冷媒が負荷側冷却器とカスケードコンデンサーを通って循環される二酸化炭素2次冷媒回路とを備え、二酸化炭素2次冷媒回路は、カスケードコンデンサーから液化二酸化炭素を負荷側冷却器に送る冷却往路と、負荷側冷却器から二酸化炭素ホットガスをカスケードコンデンサーに送る二酸化炭素冷媒復路とを有し、冷却往路には、液化二酸化炭素レシーバーが設けられ、これにより、カスケードコンデンサーにより二酸化炭素冷媒とアンモニア冷媒との熱交換を行い、二酸化炭素冷媒を冷却して冷媒液に変えるとともに、アンモニア冷媒を加熱して気化させるように構成される。
しかしながら、このような冷却および除霜システムには、2次冷媒回路とデフロスト回路とが一部共用されていることに起因して、以下のような技術的問題点が存する。
このような技術的問題点は、アンモニア1次冷媒回路により低熱源を提供して液化された液化二酸化炭素により負荷側冷却器を冷却するとともに、アンモニア1次冷媒回路により高熱源を提供して気化された気化二酸化炭素により負荷側冷却器を除霜する場合に限定される固有の問題ではなく、二酸化炭素冷媒を負荷側冷却器の冷却に用いるとともに、負荷側冷却器の除霜にも用いる場合に提起される技術的課題である。
負荷側冷却器を二酸化炭素冷媒により冷却する冷却回路と、該冷却回路において冷却に用いる二酸化炭素冷媒を利用して負荷側冷却器を除霜するデフロスト回路と、前記冷却回路による冷却モードと前記デフロスト回路によるデフロストモードとの間を切り替える切り替え手段とを有する、二酸化炭素冷媒による冷却および除霜システムにおいて、
前記冷却回路は、低温熱源からの熱媒体により二酸化炭素冷媒を冷却する冷却用熱交換器と、該冷却用熱交換器から液化二酸化炭素を前記負荷側冷却器に送る冷却往路と、前記負荷側冷却器から二酸化炭素ホットガスを該冷却用熱交換器に送る二酸化炭素冷媒復路とを有し、
前記デフロスト回路は、高温熱源からの熱媒体により二酸化炭素冷媒を加熱するデフロスト用熱交換器と、該デフロスト用熱交換器から二酸化炭素ホットガスを前記負荷側冷却器に送るデフロスト往路と、前記負荷側冷却器から液化二酸化炭素を該デフロスト用熱交換器に直接送るデフロスト復路とを有し、それにより、前記冷却回路と独立の閉回路を構成し、
前記デフロスト回路は、冷却モード完了後において前記負荷側冷却器内に残存する液化二酸化炭素を用いて、前記負荷側冷却器の除霜完了まで前記負荷側冷却器を連続的に除霜することが可能である、構成としている。
それに対して、切り替え手段によりデフロストモードに切り替えることにより、冷却モード完了後において負荷側冷却器内に残存する液化二酸化炭素を用いることを前提に、デフロスト用熱交換器において、高温熱源からの熱媒体により加熱されてホットガスとなった二酸化炭素冷媒は、デフロスト往路を通じてデフロスト用熱交換器から負荷側冷却器に送られ、ホットガスとなった二酸化炭素冷媒が負荷側冷却器を除霜し、二酸化炭素冷媒は冷却されて液化する。液化二酸化炭素はデフロスト復路を通じて直接デフロスト用熱交換器に送られ、再度高温熱源により加熱され、上記のサイクルを繰り返してデフロスト回路内で二酸化炭素冷媒を循環させることにより、負荷側冷却器を除霜することが可能である。
この場合、デフロスト回路のデフロスト復路について、負荷側冷却器から液化二酸化炭素をデフロスト用熱交換器に直接送る態様とし、それにより、デフロスト回路を冷却回路とは独立の閉回路としており、従来のように、デフロスト回路の一部を冷却回路と共用化することにより、独立の閉回路を構成せず、たとえば負荷側冷却器からの液化二酸化炭素をいったん冷却回路の液化二酸化炭素レシーバーに戻し、そこからデフロスト用熱交換器に送るとすれば、そのヘッド差(数MPa)ゆえに大型ポンプが必要となったり、あるいはこのような大型ポンプの設置を回避するとすれば、液化二酸化炭素のリザーバタンクを液化二酸化炭素レシーバーの下流側に設置する必要が生じ、それゆえ除霜を行うのに液化二酸化炭素の保有量が増大するとともに、デフロストモードがリザーバタンクに溜められた液化二酸化炭素の量により制限を受け、バッチ処理となってしまうところ、本件発明によれば、このような大型ポンプ等の設置を不要とすることで冷却および除霜システムの簡素化を図りつつ、液化二酸化炭素の保有量の増大を回避するとともに、負荷側冷却器の除霜完了まで負荷側冷却器の除霜が連続的に可能となる。
前記冷却水回路は、前記デフロスト用熱交換器において冷却された冷却水を前記冷却水加熱用熱交換器に送る往路と、前記冷却水加熱用熱交換器において加熱された冷却水を前記デフロスト用熱交換器に送る復路とを有するのが好ましい。
さらにまた、負荷側冷却器の除霜終了時に負荷側冷却器内の二酸化炭素ホットガスを前記冷却用熱交換器側へ逃がすことにより、サーマルショックによる負荷側冷却器に対する健全性を維持可能なように、負荷側冷却器内を徐々に減圧するための減圧調整手段を有するのが好ましい。
加えて、サーマルショックによる負荷側冷却器に対する健全性を維持可能なように、かつ二酸化炭素ホットガスの負荷側冷却器内での異常沸騰を防止可能なように、負荷側冷却器の除霜終了後所定時間に亘って、負荷側冷却器の運転を待機させるのが好ましい。
請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の冷却および除霜システムにおいて、複数の負荷側冷却器それぞれに対して、前記デフロスト用熱交換器が設けられ、
複数の負荷側冷却器のいずれかの冷却モードと、複数の負荷側冷却器の他のいずれかのデフロストモードとを同時併行で実行する、構成としている。
請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の冷却および除霜システムにおいて、複数の負荷側冷却器間で、単一の前記デフロスト用熱交換器が設けられ、
複数の負荷側冷却器のいずれかの冷却モードと、複数の負荷側冷却器の他のいずれかのデフロストモードとを同時併行で実行する、構成としている。
また、前記デフロスト復路において、液化二酸化炭素が重力差により負荷側冷却器から前記デフロスト用熱交換器に向かって流れ、それにより前記デフロスト往路において、圧縮機なしに、二酸化炭素ホットガスが前記デフロスト用熱交換器から負荷側冷却器に向かって流れるように、前記デフロスト用熱交換器を負荷側冷却器の設置レベルより下方に配置するのがよい。
加えて、負荷側冷却器には、一端が前記冷却往路および前記デフロスト往路それぞれに接続され、他端が前記二酸化炭素冷媒復路および前記デフロスト復路に接続される冷却用および除霜用コイルが、負荷側冷却器の内部全体に及ぶように配置され、負荷側冷却器の下方には、ドレンパンが設けられ、該ドレンパンの下面には、一端が前記デフロスト往路に接続され、他端が前記デフロスト復路に接続されるU字状除霜用コイルがドレンパンの全体に及ぶように密着形態で設けられ、二酸化炭素ホットガスにより、コイル、ドレンパンおよびケーシングを除霜するのがよい。
図1に示すように、二酸化炭素冷媒による冷却および除霜システム10は、冷却モードにより冷却の対象とされ、デフロストモードにより除霜の対象とされる負荷側冷却器12と、負荷側冷却器12を二酸化炭素冷媒により冷却する二酸化炭素冷媒回路14と、二酸化炭素冷媒回路14において冷却に用いる二酸化炭素冷媒を利用して負荷側冷却器12を除霜するデフロスト回路16と、二酸化炭素冷媒回路14による冷却モードとデフロスト回路16によるデフロストモードとの間を切り替える切り替え手段18と、アンモニア冷媒が低温熱源として二酸化炭素冷媒を冷却するアンモニア冷媒回路20と、冷却水が高温熱源として二酸化炭素冷媒を加熱する冷却水回路22と、システム全体を決められた手順に従って制御する演算回路で構成される制御部24とから概略構成される。
二酸化炭素冷媒復路28には、液化された二酸化炭素冷媒を蓄えておく二酸化炭素レシーバー30が設置され、二酸化炭素冷媒往路27には、二酸化炭素レシーバー30内の二酸化炭素を負荷側冷却器に供給する二酸化炭素冷媒用ポンプ32が設けられている。
さらに、負荷側冷却器の運転を、冷却モードまたはデフロストモードの何れか一方の運転に切り換えるための電動弁34A,Bが、二酸化炭素冷媒復路28および二酸化炭素冷媒往路27それぞれに設置されるとともに、二酸化炭素冷媒往路27には、庫内温度指示調節器36が、一方二酸化炭素冷媒復路28には、二酸化炭素冷媒圧力指示調節器38がそれぞれ、設けられ、各調節器で検出した庫内温度および二酸化炭素圧力検出信号が、制御部24に送られて、運転モードを制御するようにしている。
本実施形態では、除霜初期時及び除霜終了時に負荷側冷却器12及びその周辺設備をサーマルショック等から保護するための手段が設けられている。
すなわち、負荷側冷却器12の除霜初期に二酸化炭素ホットガスが負荷側冷却器12内に供給される量を調整することにより、サーマルショック(急な加熱)による負荷側冷却器12に対する健全性を維持可能なように、負荷側冷却器12内を徐々に加圧するための加圧調整手段を有するとともに、負荷側冷却器12の除霜終了時に負荷側冷却器12内の二酸化炭素ホットガスを冷却用熱交換器26側へ逃がすことにより、サーマルショック(急な冷却)による負荷側冷却器12に対する健全性を維持可能なように、負荷側冷却器内を徐々に減圧するための減圧調整手段をさらに有する。
加圧または減圧圧力調整手段はそれぞれ、圧力調整配管と、圧力調整配管を通る冷媒量を調整する調整弁とを有し、より詳細には、一端部側を調整弁41を介してデフロスト往路42の上流側に接続するとともに、他端部側を調整弁41を介してデフロスト往路42の下流側に接続してなるホットガスバイパス39を設け、二酸化炭素冷媒圧力指示調節計38によって二酸化炭素冷媒電動弁43を自動的に開閉調整するようにしている。
デフロスト用熱交換器40は、冷却水加熱用熱交換器50において、アンモニア冷凍機ユニット45から排出されたアンモニア冷媒で生じる熱により、冷却水回路22の冷却水を加熱して、デフロスト用熱交換器40中の二酸化炭素冷媒を気化させて二酸化炭素冷媒ホットガスを生成するように構成されている。
なお、本実施例では、デフロスト用熱交換器40は、負荷側冷却器12より低いレベルに設置されており、それにより、液化二酸化炭素が重力差により負荷側冷却器12からデフロスト用熱交換器40に向かって流れ、デフロスト往路42において、圧縮機なしに、二酸化炭素ホットガスがデフロスト用熱交換器40から負荷側冷却器12に向かって流れるようにしている。
また、デフロスト往路42およびデフロスト復路44それぞれには、電動弁53A,Bが、設けられ、これらは、電動弁34A,Bと同様に、冷却モードとデフロストモードの間の切り替え手段を構成している。
アンモニア冷媒往路55には、液化されたアンモニア冷媒を蓄えておくアンモニアレシーバー58、エコノマイザー59、アンモニア冷媒供給調整弁61が、一方アンモニア冷媒復路57には、圧縮機および凝縮機を含むアンモニア冷凍機ユニット45が設置されている。
冷却水往路63には、冷却塔67および冷却水用ポンプ69が設置され、一方冷却水復路65には、デフロスト用冷却水制御弁71、冷却用冷却水制御弁73および水抜き弁75が設置されている。
制御部24について、従来既知のコンピューター制御、あるいはたとえばリレーおよびタイマー等を利用したシーケンシャル制御でもよい。
図3に示すように、ステップ1において、制御部24は冷却運転指令の受信を常時確認している。冷却運転指令が確認されたら、ステップ2において、冷凍倉庫11の庫内温度が設定以上であるかを確認する。ステップ3において、庫内温度が設定以上であると、冷却モードに入り、冷却水回路22、アンモニア冷媒回路20、二酸化炭素冷媒回路14それぞれを稼働する。より詳細には、二酸化炭素冷媒回路14の二酸化炭素冷媒往路27および二酸化炭素冷媒復路28それぞれに設けた電動弁34を開く一方、デフロスト回路16のデフロスト往路42およびデフロスト復路44それぞれに設けた電動弁53を閉じたうえで、冷却水ポンプ69を稼働して、冷却水を冷却塔67から冷却水加熱用熱交換器50に液送して、冷却水を冷却水回路22内で循環させる一方、圧縮機45を稼働して、アンモニアをオイルセパレータ(図示せず)から冷却水加熱用熱交換器50に送って、アンモニアをアンモニア冷媒回路20内で循環させるとともに、二酸化炭素用ポンプ32を稼働して、液化二酸化炭素を二酸化炭素レシーバー30から負荷側冷却器12に液送して、二酸化炭素冷媒を二酸化炭素冷媒回路14内で循環させる。これにより、二酸化炭素冷媒により負荷側冷却器12は冷却され、気化した二酸化炭素冷媒は、アンモニア冷媒により冷却され、気化したアンモニア冷媒は、冷却水により冷却するようにしている。
冷却中は、デフロスト用冷却水制御弁71を閉、冷却用冷却水制御弁73を開として、デフロスト用熱交換器40へは冷却水を供給しない。さらに、水抜き弁75を開としデフロスト用熱交換器40内の水を抜く。この操作により、デフロスト用熱交換器40内部に保持している高圧の液化二酸化炭素冷媒ガスの、さらなる圧力上昇を抑え省エネルギーが促進される。以下、このサイクルを繰り返す。
デフロスト運転指令が確認されたら、ステップ5において、デフロストモードに入り、アンモニア冷媒回路20、二酸化炭素冷媒回路14それぞれはそのまま運転継続した状態で、デフロスト回路16を稼働する。より詳細には、二酸化炭素冷媒回路14の二酸化炭素冷媒往路27および二酸化炭素冷媒復路28それぞれに設けた電動弁34を閉じる一方、デフロスト回路16のデフロスト往路42およびデフロスト復路44それぞれに設けた電動弁53を開いたうえで、二酸化炭素冷媒用ポンプ32を停止する。これにより、冷却モード完了後において負荷側冷却器12内に残存する液化二酸化炭素を用いて、負荷側冷却器12の除霜完了まで負荷側冷却器12を連続的に除霜することが可能である。
次いで、ステップ7において、制御部24からデフロスト運転終了指令が送信されているかを確認し、送信されていない限り、デフロスト運転を継続する。
以上の構成を有する二酸化炭素冷媒による冷却および除霜システム10によれば、切り替え手段18により冷却モードに切り替えることにより、冷却用熱交換器26において、低温熱源からの熱媒体により冷却されて液化二酸化炭素となった二酸化炭素冷媒は、二酸化炭素冷媒往路27を通じて冷却用熱交換器26から負荷側冷却器12に送られ、液化された二酸化炭素冷媒が負荷側冷却器12の冷却を行い、二酸化炭素冷媒は加熱されてガス化する。二酸化炭素ホットガスは二酸化炭素冷媒復路28を通じて冷却用熱交換器26に送られ、再度低温熱源により冷却され、上記のサイクルを繰り返して二酸化炭素冷媒回路14内で二酸化炭素冷媒を循環させることにより、負荷側冷却器12を冷却することが可能である。
それに対して、切り替え手段18によりデフロストモードに切り替えることにより、冷却モード完了後において負荷側冷却器12内に残存する液化二酸化炭素を用いることを前提に、デフロスト用熱交換器40において、高温熱源からの熱媒体により加熱されてホットガスとなった二酸化炭素冷媒は、デフロスト往路42を通じてデフロスト用熱交換器40から負荷側冷却器12に送られ、ホットガスとなった二酸化炭素冷媒が負荷側冷却器12を除霜し、二酸化炭素冷媒は冷却されて液化する。液化二酸化炭素はデフロスト復路44を通じて直接デフロスト用熱交換器40に送られ、再度高温熱源により加熱され、上記のサイクルを繰り返してデフロスト回路16内で二酸化炭素冷媒を循環させることにより、負荷側冷却器12を除霜することが可能である。
この場合、デフロスト回路16のデフロスト復路44について、負荷側冷却器12から液化二酸化炭素をデフロスト用熱交換器40に直接送る態様とし、それにより、デフロスト回路16を二酸化炭素冷媒回路14とは独立の閉回路としており、従来のように、デフロスト回路16の一部を二酸化炭素冷媒回路14と共用化することにより、独立の閉回路を構成せず、たとえば負荷側冷却器12からの液化二酸化炭素をいったん二酸化炭素冷媒回路14の液化二酸化炭素レシーバー30に戻し、そこからデフロスト用熱交換器40に送るとすれば、そのヘッド差(数MPa)ゆえに大型ポンプが必要となったり、あるいはこのような大型ポンプの設置を回避するとすれば、液化二酸化炭素のリザーバタンクを液化二酸化炭素レシーバー30の下流側に設置する必要が生じ、それゆえ除霜を行うのに液化二酸化炭素の保有量が増大するとともに、デフロストモードがリザーバタンクに溜められた液化二酸化炭素の量により制限を受け、バッチ処理となってしまうところ、本件発明によれば、このような大型ポンプ等の設置を不要とすることで冷却および除霜システム10の簡素化を図りつつ、液化二酸化炭素の保有量の増大を回避するとともに、負荷側冷却器12の除霜完了まで負荷側冷却器12の除霜が連続的に可能となる。
以下に、本発明の第2実施形態を詳細に説明する。以下の説明では、第1実施形態と同様な構成要素には、同様な参照番号を付することにより、その説明は省略し、本実施形態の特徴について、詳細に説明する。
本実施形態の特徴は、図4に示すように、負荷側冷却器12が複数(2基)設けられ、複数の負荷側冷却器12それぞれに、デフロスト用熱交換器40が設けられる点、および、それに応じて、複数の負荷側冷却器12において、冷却モードとデフロストモードとの切り替えをどのように運転するかにある。
より詳細には、制御部24の演算回路の設定により、2基の負荷側冷却器12のいずれかの冷却モードと、2基の負荷側冷却器12の他のいずれかのデフロストモードとを同時併行で実行するようにしている。すなわち、2基の負荷側冷却器12の一方について、冷却モードにより冷却する際、二酸化炭素冷媒により負荷側冷却器12は冷却され、気化した二酸化炭素冷媒は、アンモニア冷媒により冷却され、気化したアンモニア冷媒は、冷却水により冷却するようにしつつ、2基の負荷側冷却器12の他方について、この冷却モードにより加熱された冷却水を他方の負荷側冷却器12専用のデフロスト用熱交換器40に液送し、ここで二酸化炭素をホットガス化して、他方の負荷側冷却器12のデフロストを同時併行で行うことが可能である。運転フローを図5に示す。図5に示すように、ステップ5において、ステップ4において冷却モードを実行する冷凍倉庫11が、デフロストモードに入るか否かを確認した後、他の冷凍倉庫11がデフロストモードに入るか否かを確認し、デフロストモードに入る場合には、待機させるようにし、2基の負荷側冷却器12が同時にデフロストモードに入らず、他の冷凍倉庫11のデフロストモードを後から実行するようにしている。
なお、たとえば、負荷側冷却器12を5基設け、そのうち、3基について冷却モードを行いつつ、残りの2基についてデフロストモードを同時併行で行うことも可能である。
本実施形態の特徴は、図6に示すように、負荷側冷却器12が複数(2基)設けられているが、第2実施形態とは異なり、複数の負荷側冷却器12において、デフロスト用熱交換器40を共用化し、単一のデフロスト用熱交換器40のみを最下方の負荷側冷却器12より下方レベルに設置している。
運転方法としては、図5に示す運転フローと同様であり、複数の負荷側冷却器のいずれかの冷却モードと、複数の負荷側冷却器の他のいずれかのデフロストモードとを同時併行で実行することが可能であり、一方で第2実施形態に比較して、デフロスト用熱交換器40の共用化により、さらなる設備コストの低減を図ることが可能である。
たとえば、本実施形態において、負荷側冷却器を冷凍倉庫を冷却する場合のものとして説明したが、それに限定されることなく、冷蔵倉庫、冷凍倉庫以外に、食品等の凍結庫や食品連続フリーザー、食品バッチフリーザー、環境試験装置、冷凍ショーケース等の冷凍システムにも応用できる。
たとえば、本実施形態において、アンモニア1次冷媒回路により低熱源を提供して液化された液化二酸化炭素により負荷側冷却器12を冷却するとともに、アンモニア1次冷媒回路により高熱源を提供して気化された気化二酸化炭素により負荷側冷却器12を除霜する場合として説明したが、それに限定されることなく、二酸化炭素冷媒を負荷側冷却器12の冷却に用いるとともに、負荷側冷却器12の除霜にも用いる場合に適用可能である。
11 冷凍庫
12 負荷側冷却器
14 二酸化炭素冷媒回路
16 デフロスト回路
18 切り替え手段
20 アンモニア冷媒回路
22 冷却水回路
24 制御部
26 冷却用熱交換器
27 二酸化炭素冷媒往路
28 二酸化炭素冷媒復路
30 二酸化炭素冷媒レシーバー
32 二酸化炭素冷媒用ポンプ
34 電動弁
36 温度指示調節器
38 圧力指示調節器
39 ホットガスバイパス
40 デフロスト用熱交換器
41 調整弁
42 デフロスト往路
43 二酸化炭素圧力制御用電動弁
44 デフロスト復路
45 アンモニア・冷凍機ユニット
50 冷却水加熱用熱交換器
51 二酸化炭素冷媒ホットガス調整弁
53 二酸化炭素冷媒用電動弁
55 アンモニア冷媒往路
57 アンモニア冷媒復路
58 アンモニアレシーバー
59 エコノマイザー
61 アンモニア冷媒供給調整弁
63 冷却水往路
65 冷却水復路
67 冷却塔
69 冷却水用ポンプ
71 デフロスト用冷却水制御弁
73 冷却用冷却水制御弁
75 水抜き弁
80 冷却用および除霜用コイル
81 ケーシング
82 ドレンパン
84 U字状除霜用コイル
Claims (12)
- 負荷側冷却器を二酸化炭素冷媒により冷却する冷却回路と、該冷却回路において冷却に用いる二酸化炭素冷媒を利用して負荷側冷却器を除霜するデフロスト回路と、前記冷却回路による冷却モードと前記デフロスト回路によるデフロストモードとの間を切り替える切り替え手段とを有する、二酸化炭素冷媒による冷却および除霜システムにおいて、
前記冷却回路は、低温熱源からの熱媒体により二酸化炭素冷媒を冷却する冷却用熱交換器と、該冷却用熱交換器から液化二酸化炭素を前記負荷側冷却器に送る冷却往路と、前記負荷側冷却器から二酸化炭素ホットガスを該冷却用熱交換器に送る二酸化炭素冷媒復路とを有し、
前記デフロスト回路は、高温熱源からの熱媒体により二酸化炭素冷媒を加熱するデフロスト用熱交換器と、該デフロスト用熱交換器から二酸化炭素ホットガスを前記負荷側冷却器に送るデフロスト往路と、前記負荷側冷却器から液化二酸化炭素を該デフロスト用熱交換器に直接送るデフロスト復路とを有し、それにより、前記冷却回路と独立の閉回路を構成し、
前記デフロスト回路は、冷却モード完了後において前記負荷側冷却器内に残存する液化二酸化炭素を用いて、前記負荷側冷却器の除霜完了まで前記負荷側冷却器を連続的に除霜することが可能である、ことを特徴とする冷却および除霜システム。 - さらに、アンモニア冷媒が前記低温熱源として二酸化炭素冷媒を冷却するアンモニア冷媒回路と、冷却水が前記高温熱源として二酸化炭素冷媒を加熱する冷却水回路とを有し、 前記アンモニア冷媒回路は、アンモニア冷媒の排熱により冷却水を加熱する冷却水加熱用熱交換器を有し、該冷却水加熱用熱交換器から液化アンモニアを前記冷却用熱交換器に送る往路と、前記冷却用熱交換器からアンモニアホットガスを前記冷却水加熱用熱交換器に送る復路とを有し、
前記冷却水回路は、前記デフロスト用熱交換器において冷却された冷却水を前記冷却水加熱用熱交換器に送る往路と、前記冷却水加熱用熱交換器において加熱された冷却水を前記デフロスト用熱交換器に送る復路とを有する、請求項1に記載の冷却および除霜システム。 - 負荷側冷却器の除霜初期に二酸化炭素ホットガスが負荷側冷却器内に供給される量を調整することにより、サーマルショックによる負荷側冷却器に対する健全性を維持可能なように、負荷側冷却器内を徐々に加圧するための加圧調整手段をさらに有する、請求項1または請求項2に記載の冷却および除霜システム。
- 負荷側冷却器の除霜終了時に負荷側冷却器内の二酸化炭素ホットガスを前記冷却用熱交換器側へ逃がすことにより、サーマルショックによる負荷側冷却器に対する健全性を維持可能なように、負荷側冷却器内を徐々に減圧するための減圧調整手段をさらに有する、請求項1または請求項2に記載の冷却および除霜システム。
- さらに、サーマルショックによる負荷側冷却器に対する健全性を維持可能なように、かつ二酸化炭素ホットガスの負荷側冷却器内での異常沸騰を防止可能なように、負荷側冷却器の除霜終了後所定時間に亘って、負荷側冷却器の運転を待機させる請求項4に記載の冷却および除霜システム。
- 請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の冷却および除霜システムにおいて、複数の負荷側冷却器それぞれに対して、前記デフロスト用熱交換器が設けられ、
複数の負荷側冷却器のいずれかの冷却モードと、複数の負荷側冷却器の他のいずれかのデフロストモードとを同時併行で実行する、二酸化炭素冷媒による冷却および除霜システムの運転方法。 - 請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の冷却および除霜システムにおいて、複数の負荷側冷却器間で、単一の前記デフロスト用熱交換器が設けられ、
複数の負荷側冷却器のいずれかの冷却モードと、複数の負荷側冷却器の他のいずれかのデフロストモードとを同時併行で実行する、二酸化炭素冷媒による冷却および除霜システムの運転方法。 - 冷却モードにおいて、前記デフロスト用熱交換器への冷却水の供給を停止するとともに、冷却水の前記往路または前記復路を介して、前記デフロスト用熱交換器内の冷却水を抜く、請求項6または請求項7に記載の二酸化炭素冷媒による冷却および除霜システムの運転方法。
- 前記デフロスト復路において、液化二酸化炭素が重力差により負荷側冷却器から前記デフロスト用熱交換器に向かって流れ、それにより前記デフロスト往路において、圧縮機なしに、二酸化炭素ホットガスが前記デフロスト用熱交換器から負荷側冷却器に向かって流れるように、前記デフロスト用熱交換器を負荷側冷却器の設置レベルより下方に配置する、請求項1に記載の冷却および除霜システム。
- 前記切り替え手段は、前記冷却回路において、前記冷却往路および前記二酸化炭素冷媒復路それぞれに設けられた切り替え弁を有し、前記デフロスト回路において、前記デフロスト往路および前記デフロスト復路それぞれに設けられた切り替え弁を有する、請求項1に記載の冷却および除霜システム。
- 負荷側冷却器には、一端が前記冷却往路および前記デフロスト往路それぞれに接続され、他端が前記二酸化炭素冷媒復路および前記デフロスト復路に接続される冷却用および除霜用コイルが、負荷側冷却器の内部全体に及ぶように配置され、負荷側冷却器の下方には、ドレンパンが設けられ、該ドレンパンの下面には、一端が前記デフロスト往路に接続され、他端が前記デフロスト復路に接続されるU字状除霜用コイルがドレンパンの全体に及ぶように密着形態で設けられ、二酸化炭素ホットガスにより、コイル、ドレンパンおよびケーシングを除霜する、請求項1に記載の冷却および除霜システム。
- 前記加圧または減圧圧力調整手段はそれぞれ、圧力調整配管と、該圧力調整配管を通る前記冷媒量を調整する調整弁とを有する、請求項1に記載の冷却および除霜システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011273986A JP5316973B2 (ja) | 2011-12-15 | 2011-12-15 | 二酸化炭素冷媒による冷却および除霜システム、およびその運転方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011273986A JP5316973B2 (ja) | 2011-12-15 | 2011-12-15 | 二酸化炭素冷媒による冷却および除霜システム、およびその運転方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013124812A JP2013124812A (ja) | 2013-06-24 |
JP5316973B2 true JP5316973B2 (ja) | 2013-10-16 |
Family
ID=48776170
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011273986A Active JP5316973B2 (ja) | 2011-12-15 | 2011-12-15 | 二酸化炭素冷媒による冷却および除霜システム、およびその運転方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5316973B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20160178258A1 (en) * | 2013-12-17 | 2016-06-23 | Mayekawa Mfg. Co., Ltd. | Defrost system for refrigeration apparatus, and cooling unit |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6508592B2 (ja) * | 2015-01-28 | 2019-05-08 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 安全システム |
EP3433553A4 (en) * | 2016-03-24 | 2019-10-23 | Scantec Refrigeration Technologies Pty. Ltd. | defrost |
EP4006451A4 (en) * | 2019-07-22 | 2022-08-10 | Mayekawa Mfg. Co., Ltd. | Defrost system |
WO2024127997A1 (ja) * | 2022-12-16 | 2024-06-20 | 株式会社前川製作所 | 冷凍装置のデフロストシステム |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3218842B2 (ja) * | 1994-03-09 | 2001-10-15 | ダイキン工業株式会社 | 冷凍装置 |
JP4120081B2 (ja) * | 1999-01-06 | 2008-07-16 | ダイキン工業株式会社 | 冷凍装置 |
JP2002243350A (ja) * | 2001-02-16 | 2002-08-28 | Sanden Corp | 冷却装置 |
JP2003214731A (ja) * | 2002-01-23 | 2003-07-30 | Mac:Kk | デフロスト方法及びその装置 |
JP5185541B2 (ja) * | 2007-02-15 | 2013-04-17 | 株式会社東洋製作所 | 冷却システム |
JP5312075B2 (ja) * | 2009-02-05 | 2013-10-09 | 株式会社東洋製作所 | 二酸化炭素循環・冷却システムにおけるデフロスト装置 |
-
2011
- 2011-12-15 JP JP2011273986A patent/JP5316973B2/ja active Active
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20160178258A1 (en) * | 2013-12-17 | 2016-06-23 | Mayekawa Mfg. Co., Ltd. | Defrost system for refrigeration apparatus, and cooling unit |
EP2940410A4 (en) * | 2013-12-17 | 2016-11-30 | Maekawa Seisakusho Kk | SUBLIMATION DISTRIBUTION SYSTEM FOR COOLING DEVICES AND SUBLIMATION TESTING METHOD |
EP2940408A4 (en) * | 2013-12-17 | 2016-11-30 | Maekawa Seisakusho Kk | DEFROSTING SYSTEM FOR COOLING DEVICE AND COOLING UNIT |
EP2940409A4 (en) * | 2013-12-17 | 2017-03-08 | Mayekawa Mfg. Co., Ltd. | Defrost system for refrigeration device and cooling unit |
US9746221B2 (en) * | 2013-12-17 | 2017-08-29 | Mayekawa Mfg. Co., Ltd. | Defrost system for refrigeration apparatus, and cooling unit |
KR101790461B1 (ko) * | 2013-12-17 | 2017-10-25 | 가부시끼가이샤 마에가와 세이사꾸쇼 | 냉동 장치의 승화 디프로스트 시스템 및 승화 디프로스트 방법 |
KR101790462B1 (ko) * | 2013-12-17 | 2017-10-25 | 가부시끼가이샤 마에가와 세이사꾸쇼 | 냉동 장치의 디프로스트 시스템 및 냉각 유닛 |
US9863677B2 (en) | 2013-12-17 | 2018-01-09 | Mayekawa Mfg. Co., Ltd. | Sublimation defrost system and sublimation defrost method for refrigeration apparatus |
EP3267131A1 (en) * | 2013-12-17 | 2018-01-10 | Mayekawa Mfg. Co., Ltd. | Defrost system for refrigeration apparatus, and cooling unit |
KR101823809B1 (ko) * | 2013-12-17 | 2018-01-30 | 가부시끼가이샤 마에가와 세이사꾸쇼 | 냉동 장치의 디프로스트 시스템 및 냉각 유닛 |
EP3285028A1 (en) * | 2013-12-17 | 2018-02-21 | Mayekawa Mfg. Co., Ltd. | Defrost system for refrigeration apparatus, and cooling unit |
US10302343B2 (en) | 2013-12-17 | 2019-05-28 | Mayekawa Mfg. Co., Ltd. | Defrost system for refrigeration apparatus, and cooling unit |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013124812A (ja) | 2013-06-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5316973B2 (ja) | 二酸化炭素冷媒による冷却および除霜システム、およびその運転方法 | |
JP5530904B2 (ja) | ヒートポンプ式高温水発生器 | |
JP5312075B2 (ja) | 二酸化炭素循環・冷却システムにおけるデフロスト装置 | |
JP5842310B2 (ja) | 冷凍装置、および負荷冷却器のデフロスト方法 | |
JP2009014298A (ja) | 冷凍機およびこれを用いたチラー | |
KR20130105460A (ko) | 히트펌프 | |
JP5677472B2 (ja) | 冷凍装置 | |
CN203203293U (zh) | 空气源热泵制冷制热系统 | |
JP5084933B2 (ja) | 二酸化炭素循環・冷却システムにおけるデフロスト装置 | |
JP5084934B2 (ja) | 二酸化炭素循環・冷却システムにおけるデフロスト装置 | |
JP2010044678A (ja) | 自動販売機 | |
KR20090043991A (ko) | 냉장고의 핫 라인 장치 | |
JP6455752B2 (ja) | 冷凍システム | |
JP4188461B2 (ja) | 複合型冷媒回路設備 | |
JP5482689B2 (ja) | 二酸化炭素循環・冷却システムにおけるデフロスト装置 | |
JP5058348B2 (ja) | 二酸化炭素循環・冷却システムにおけるデフロスト装置 | |
JP2009192187A (ja) | 氷蓄熱式冷凍装置 | |
JP5624648B1 (ja) | 冷凍機 | |
TWI506237B (zh) | 冷凍空調系統 | |
JP2014112002A (ja) | ショーケースの温度制御装置及び温度制御方法 | |
KR101385173B1 (ko) | 냉동탑차의 냉각장치 | |
JP6341481B2 (ja) | 冷凍システム | |
TWI595200B (zh) | 具有除霜功能的冷凍系統 | |
JP2023135438A (ja) | 制御装置、排熱回収冷凍機システム、制御方法及びプログラム | |
JP6347427B2 (ja) | 冷凍システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130626 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130627 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5316973 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |