JP5310184B2 - 双方向昇降圧チョッパ回路 - Google Patents
双方向昇降圧チョッパ回路 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5310184B2 JP5310184B2 JP2009076746A JP2009076746A JP5310184B2 JP 5310184 B2 JP5310184 B2 JP 5310184B2 JP 2009076746 A JP2009076746 A JP 2009076746A JP 2009076746 A JP2009076746 A JP 2009076746A JP 5310184 B2 JP5310184 B2 JP 5310184B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diode
- snubber
- main switch
- chopper
- series connection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Rectifiers (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
Description
Vout>2Vin−1/2・(L/(C・Vin))・(Pout/(Vin・η))2
の式で表される。(非特許文献1)
(3)出力ダイオードの順電圧による電力損失が大きいという課題がある。
図3(a)は図4の時点-t3〜-t2における動作モード1を示す等価回路である。補助スイッチ41のゲート信号Vg41を主スイッチ11のゲート信号よりも所定のごく僅かな時間だけ前に供給する。これによって、補助スイッチ41は主スイッチ11よりも先にターンオンし、可飽和リアクトル61には図示の極性に出力電圧Voと入力電圧1/2・Vinの差電圧が印加される。
時点-t2において可飽和リアクトル61が飽和すると、図3(b)に示す次の動作モード2となる。時点-t2〜-t1における動作モード2では、入出力電圧差(Vo−1/2 ・Vin)を可飽和リアクトル61の飽和後のインダクタンスL1で除した値で、線形に可飽和リアクトル61の電流I61が立ち上がり、主リアクトル7の電流I7に達し、主スイッチ12の逆並列ダイオードが逆回復してオフすると動作モード2は時点-t1で終了し、図3(c)の次の動作モード3となる。
時点-t1よりスナバコンデンサ21は放電し、可飽和リアクトル61の飽和後のインダクタンスL1とスナバコンデンサ21の容量C21で決まる共振現象により、可飽和リアクトル61には図4のI61のように正弦波状の電流が流れる。
この動作モード4の時点t0〜t1間に、可飽和リアクトル61に移ったエネルギーが電源1bへ回生されて零となる。
3 出力コンデンサ
4a,4b 入力コンデンサ
5 負荷
7 主リアクトル
10,11,12,13,14 主スイッチ
20、21,22,23,24 スナバコンデンサ
30、31,32,33,34 スナバダイオード
40,41,42,43,44 補助スイッチ
50,51,52,53,54 回生ダイオード
60,61,62,63,64,65 可飽和リアクトル
70,71,72,73,74 直列接続体
101 入力電源
102 出力ダイオード
103 出力コンデンサ
104 補助スイッチ
105 回生ダイオード
106 補助リアクトル
107 直流リアクトル
108 帰還ダイオード
111 主スイッチ
112 スナバコンデンサ
113 スナバダイオード
A,B 昇圧チョッパ部
C,D 降圧チョッパ部
Claims (7)
- 昇圧動作および降圧動作を双方向で行なう双方向昇降圧チョッパ回路において、
昇圧動作を行なう昇圧チョッパ部および降圧動作を行なう降圧チョッパ部を備え、
前記昇圧チョッパ部および降圧チョッパ部は、
前記主スイッチと当該主スイッチの両極間に接続したスナバコンデンサとスナバダイオードと、
ダイオードと補助スイッチと可飽和リアクトルとを直列接続した直列接続体とを備え、
前記直列接続体の一端を前記スナバコンデンサとスナバダイオードとの接続点に接続し、前記直列接続体の他端を直流電源に接続し、
前記直流電源の電圧に対するチョッパ部の出力電圧の昇圧率を2以上とすることを特徴とする双方向昇降圧チョッパ回路。 - 昇圧動作および降圧動作を双方向で行なう双方向昇降圧チョッパ回路において、
第1と第2の直流電源と、
前記第1と第2の直流電源に対してそれぞれ並列接続した第1と第2の入力コンデンサと、
主リアクトルと、
負荷に対して並列接続した出力コンデンサと、
昇圧動作を行う2つの昇圧チョッパ部と降圧動作を行なう2つの降圧チョッパ部とを備え、
第1の昇圧動作を行なう第1の昇圧チョッパ部は、
一方の極を前記第2の直流電源の負の電圧端子に接続し、他方の極を前記主リアクトルの一端に接続した主スイッチと、
前記主スイッチの両極間に接続したスナバコンデンサとスナバダイオードとの直列接続体と、
前記スナバコンデンサとスナバダイオードの接続点と前記2分割した直流電源の中間点との間に接続したダイオードと補助スイッチと可飽和リアクトルとを直列接続した第1の直列接続体を備え、
第2の昇圧動作を行なう第2の昇圧チョッパ部は、
一方の極を前記第2の直流電源の負の電圧端子に接続し、他方の極を前記主リアクトルの他方の端子に接続した主スイッチと、
前記主スイッチの両極間に接続したスナバコンデンサとスナバダイオードとの直列接続体と、
前記スナバコンデンサとスナバダイオードの接続点と前記2分割した直流電源の中間点との間に接続したダイオードと補助スイッチと可飽和リアクトルとを直列接続した第2の直列接続体を備え、
第1の降圧動作を行なう第1の降圧チョッパ部は、
一方の極を前記第1の直流電源の正の電圧端子に接続し、他方の極を前記主リアクトルの一端に接続した主スイッチと、
前記主スイッチの両極間に接続したスナバコンデンサとスナバダイオードとの直列接続体と、
前記スナバコンデンサとスナバダイオードの接続点と前記2分割した直流電源の中間点との間に接続したダイオードと補助スイッチと可飽和リアクトルとを直列接続した第3の直列接続体を備え、
第2の降圧動作を行なう第2の降圧チョッパ部は、
一方の極を前記出力コンデンサの正の電圧端子に接続し、他方の極を前記主リアクトルの他方の端子に接続した主スイッチと、
前記主スイッチの両極間に接続したスナバコンデンサとスナバダイオードの直列接続体と、
前記スナバコンデンサとスナバダイオードの接続点と前記第1の直流電源の正の電圧端子との間に接続したダイオードと補助スイッチと可飽和リアクトルとを直列接続した第4の直列接続体とを備え、
前記各チョッパ部が備える前記各補助スイッチは、前記主スイッチよりも先にオンすることによって主スイッチのスイッチング動作を零電圧および零電流で行なうことを特徴とする双方向昇降圧チョッパ回路。 - 昇圧動作および降圧動作を双方向で行なう双方向昇降圧チョッパ回路において、
第1と第2の直流電源と、
前記第1と第2の直流電源に対してそれぞれ並列接続した第1と第2の入力コンデンサと、
主リアクトルと、
負荷に対して並列接続した出力コンデンサと、
昇圧動作を行う昇圧チョッパ部と降圧動作を行なう降圧チョッパ部とを備え、
前記昇圧チョッパ部は、
一方の極を前記第2の直流電源の負の電圧端子に接続し、他方の極を前記主リアクトルの一端に接続した主スイッチと、
前記主スイッチの両極間に接続したスナバコンデンサとスナバダイオードとの直列接続体と、
前記スナバコンデンサとスナバダイオードの接続点と前記2分割した直流電源の中間点との間に接続したダイオードと補助スイッチと可飽和リアクトルとを直列接続した昇圧側直列接続体を備え、
前記降圧チョッパ部は、
一方の極を前記第1の直流電源の正の電圧端子に接続し、他方の極を前記主リアクトルの一端に接続した主スイッチと、
前記主スイッチの両極間に接続したスナバコンデンサとスナバダイオードとの直列接続体と、
前記スナバコンデンサとスナバダイオードの接続点と前記2分割した直流電源の中間点との間に接続したダイオードと補助スイッチと可飽和リアクトルとを直列接続した降圧側直列接続体を備え、
前記各チョッパ部が備える前記各補助スイッチは、前記主スイッチよりも先にオンすることによって主スイッチのスイッチング動作を零電圧および零電流で行なうことを特徴とする双方向昇降圧チョッパ回路。 - 前記昇圧側直列接続体が備える可飽和リアクトルと前記降圧側直列接続体が備える可飽和リアクトルを共通の一つの可飽和リアクトルで構成し、
当該可飽和リアクトルの一端を2分割した直流電源の中間点に接続することを特徴とする、請求項3に記載の双方向昇降圧チョッパ回路。 - 昇圧動作および降圧動作を双方向で行なう双方向昇降圧チョッパ回路において、
第1と第2の直流電源と、
前記第1と第2の直流電源に対してそれぞれ並列接続した第1と第2の入力コンデンサと、
主リアクトルと、
負荷に対して並列接続した出力コンデンサと、
昇圧動作を行う昇圧チョッパ部と降圧動作を行なう降圧チョッパ部とを備え、
昇圧チョッパ部は、
一方の極を前記第2の直流電源の負の電圧端子に接続し、他方の極を前記主リアクトルの他方の端子に接続した主スイッチと、
前記主スイッチの両極間に接続したスナバコンデンサとスナバダイオードとの直列接続体と、
前記スナバコンデンサとスナバダイオードの接続点と前記2分割した直流電源の中間点との間に接続したダイオードと補助スイッチと可飽和リアクトルとを直列接続した昇圧側直列接続体を備え、
降圧チョッパ部は、
一方の極を前記出力コンデンサの正の電圧端子に接続し、他方の極を前記主リアクトルの他方の端子に接続した主スイッチと、
前記主スイッチの両極間に接続したスナバコンデンサとスナバダイオードの直列接続体と、
前記スナバコンデンサとスナバダイオードの接続点と前記第1の直流電源の正の電圧端子との間に接続したダイオードと補助スイッチと可飽和リアクトルとを直列接続した降圧側直列接続体とを備え、
前記各チョッパ部が備える前記各補助スイッチは、前記主スイッチよりも先にオンすることによって主スイッチのスイッチング動作を零電圧および零電流で行なうことを特徴とする双方向昇降圧チョッパ回路。 - 前記主スイッチは半導体スイッチで構成し、当該半導体スイッチに逆並列接続されるボディダイオードを出力ダイオードとし、
主電流がボディダイオードを通流中に前記半導体スイッチをオン制御する同期整流することを特徴とする、請求項1から5の何れか一つに記載の双方向昇降圧チョッパ回路。 - 前記第1の直流電源と前記第2の直流電源は、一つの直流電源を2分割し、当該分割した2つの端子間に第1の入力コンデンサおよび第2の入力コンデンサをそれぞれ並列接続したことを特徴とする、請求項2から6の何れか一つに記載の双方向昇降圧チョッパ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009076746A JP5310184B2 (ja) | 2009-03-26 | 2009-03-26 | 双方向昇降圧チョッパ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009076746A JP5310184B2 (ja) | 2009-03-26 | 2009-03-26 | 双方向昇降圧チョッパ回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010233312A JP2010233312A (ja) | 2010-10-14 |
JP5310184B2 true JP5310184B2 (ja) | 2013-10-09 |
Family
ID=43048620
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009076746A Expired - Fee Related JP5310184B2 (ja) | 2009-03-26 | 2009-03-26 | 双方向昇降圧チョッパ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5310184B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105510682A (zh) * | 2016-03-04 | 2016-04-20 | 云南电网有限责任公司电力科学研究院 | 一种移动式变电站过电压监测装置 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0795766A (ja) * | 1992-06-03 | 1995-04-07 | Sawafuji Electric Co Ltd | 電源装置 |
JP2001224165A (ja) * | 2000-02-09 | 2001-08-17 | Mitsubishi Electric Corp | チョッパ装置 |
JP2004080880A (ja) * | 2002-08-13 | 2004-03-11 | Fuji Electric Holdings Co Ltd | スナバ回路 |
JP2005184965A (ja) * | 2003-12-18 | 2005-07-07 | Toyota Motor Corp | 電圧変換装置およびそれを搭載した自動車 |
JP4834865B2 (ja) * | 2006-03-30 | 2011-12-14 | 国立大学法人横浜国立大学 | 双方向昇降圧チョッパ回路 |
JP4806325B2 (ja) * | 2006-10-11 | 2011-11-02 | 本田技研工業株式会社 | Dc−dcコンバータ |
-
2009
- 2009-03-26 JP JP2009076746A patent/JP5310184B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105510682A (zh) * | 2016-03-04 | 2016-04-20 | 云南电网有限责任公司电力科学研究院 | 一种移动式变电站过电压监测装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010233312A (ja) | 2010-10-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7728562B2 (en) | Voltage link control of a DC-AC boost converter system | |
JP5023338B2 (ja) | チョッパ回路 | |
JP6369808B2 (ja) | 駆動装置、電力変換装置 | |
JP6390959B2 (ja) | 駆動装置、電力変換装置 | |
US11431184B2 (en) | Power supply device | |
KR20140015583A (ko) | 전원 시스템 | |
US8680795B2 (en) | Vehicle electric drive and power systems | |
US9866129B2 (en) | Power conversion device including primary inverter, transformer, secondary converter, and controller | |
JP5446054B2 (ja) | 電源システム | |
US9866135B2 (en) | Power conversion device including primary inverter, transformer, secondary converter | |
Stillwell et al. | Design of a 1 kV bidirectional DC-DC converter with 650 V GaN transistors | |
JP6008079B2 (ja) | 電力変換装置 | |
Rahman et al. | Performance enhancement of a bi-directional DC-DC converter using a Ćuk converter for electric vehicle applications | |
JP4834865B2 (ja) | 双方向昇降圧チョッパ回路 | |
JP5931366B2 (ja) | 電力変換装置 | |
JP6953634B2 (ja) | Dc/dcコンバータを備える車両充電器 | |
JP6502088B2 (ja) | 電源システム、車両及び電圧制御方法 | |
JP5310184B2 (ja) | 双方向昇降圧チョッパ回路 | |
Béreš et al. | Bi-directional DC/DC converter for hybrid battery | |
JP7296558B2 (ja) | Dc/dc変換装置 | |
JP2011109776A (ja) | 電力変換装置 | |
JP2015162990A (ja) | 電源システム | |
JP2011097740A (ja) | 電力変換装置 | |
JP2016077102A (ja) | 双方向dc−dcコンバータ | |
Franke et al. | A detailed analysis of a power converter to buffer the battery voltage in lift trucks |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120224 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130528 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130529 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130617 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D04 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |