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JP5390251B2 - 運転訓練装置 - Google Patents

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JP5390251B2
JP5390251B2 JP2009108114A JP2009108114A JP5390251B2 JP 5390251 B2 JP5390251 B2 JP 5390251B2 JP 2009108114 A JP2009108114 A JP 2009108114A JP 2009108114 A JP2009108114 A JP 2009108114A JP 5390251 B2 JP5390251 B2 JP 5390251B2
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Description

本発明は、車両を運転する際に要求される運転能力を、モニタ画面上に表示する模擬的な道路環境を利用して訓練する運転訓練装置に関し、特に、省燃費運転に関して、アクセル操作具の操作タイミングや操作量の改善点を被訓練者が実感として認識及び体験することができる運転訓練装置に関する。
車両を運転する際、運転者は、時々刻々と変化する道路環境に応じて、極めて複雑な情報処理と運転操作を実行する。運転能力には個人差があり、また、年齢に応じて運転能力が変化することが知られている。
このような運転能力を高めるために安全運転教育等を行う場合、危険場面の予知の時点から回避行動までの俊敏な動作の訓練のため、例えば、特許文献1、2に記載されるようなドライビングシミュレータ(運転訓練装置)が開発されている。
特開平11−065418号公報 特許第2592343号明細書
ところで、近年、環境問題が大きく取り上げられており、その一環として省燃費運転の重要性が叫ばれている。
しかしながら、特許文献1、2を初めとする従来の運転訓練装置には、省燃費運転の訓練を効果的に行うことができるものが存在しなかった。
本発明は、このような問題を考慮してなされたものであり、省燃費運転を効果的に訓練することが可能な運転訓練装置を提供することを目的とする。
本発明に係る運転訓練装置は、車両を運転する際に要求される運転能力を、モニタ画面上に表示する模擬的な道路環境を利用して訓練するものであって、前記運転訓練装置は、模擬車両から見える模擬的な道路環境を前記モニタ画面上に動画表示する訓練制御部と、前記模擬車両の動作を制御するハンドル操作具、アクセル操作具及びブレーキ操作具を備える車両動作指令入力部とを備え、前記訓練制御部は、省燃費運転を評価する評価対象区間を設けた模擬コースを用いて被訓練者に模擬運転を行わせる模擬運転処理と、前記模擬運転を前記モニタ画面上に動画で再現する再現処理とを実行し、前記模擬運転処理において、少なくとも前記評価対象区間について前記車両動作指令入力部に対する入力を記憶し、前記再現処理において、前記評価対象区間について前記模擬運転の再現をするとき、前記模擬運転の再現中、再現場面に対応させて前記アクセル操作具の操作量及び前記模擬車両の車速の連続的な表示並びに省燃費運転の名称及び当該省燃費運転を評価するためのデータの測定中である旨の表示を前記モニタ画面上で行うと共に、当該評価対象区間における省燃費運転の情報と前記模擬運転についての省燃費運転の評価結果を前記評価対象区間毎に映像又は音声で出力することを特徴とする。
本発明によれば、被訓練者の模擬運転を再現しながら、当該模擬運転に関連する省燃費運転の情報及び模擬運転についての省燃費運転の評価を映像又は音声で出力する。従って、被訓練者は、自己の模擬運転を見直しながら、模擬運転に関連する省燃費運転の情報及び模擬運転の評価を確認することができる。よって、被訓練者は、省燃費運転に関する自己の改善点を、実感を伴って把握することができる。また、模擬運転の再現をする際、アクセル操作具の操作量及び模擬車両の車速をモニタ画面上に表示する。このため、アクセル操作具の操作量や模擬車両の車速について目視確認できるため、省燃費に関する模擬運転の評価を説得力のある形で被訓練者に伝えることが可能となる。従って、省燃費運転を効果的に訓練することができる。
前記訓練制御部は、前記アクセル操作具の操作量の変化又は踏込みオンオフの操作タイミングを指標として前記模擬運転を評価してもよい。これにより、アクセル操作具の操作量の変化又は踏込みオンオフの操作タイミングで模擬運転を評価するため、評価のための閾値や範囲を設定することで省燃費運転の程度を簡易に評価することが可能となる。また、燃料消費の基本となるアクセル操作具の操作を、燃料消費量を抑制する操作の観点で運転訓練をすることが可能となる。このため、アクセル操作具の操作による加減速運転や巡航運転を評価対象とすれば、これらの運転についての省燃費運転の普及に大きく寄与することが期待できる。
前記訓練制御部は、前記被訓練者に前記模擬運転を再度行わせる再模擬運転処理を実行し、前記模擬運転処理及び前記再模擬運転処理における前記アクセル操作具の操作量の推移を、理想的な操作量の推移と重ねて前記モニタ画面上に表示してもよい。これにより、アクセル操作具の理想的な操作量を基準として1回目の模擬運転における操作量と2回目の模擬運転における操作量とを比較することが可能となる。従って、1回目の模擬運転と比較した2回目の模擬運転の改善状況や、1回目及び2回目の模擬運転における燃料消費量の無駄状況を視覚的に確認することが可能となる。
本発明によれば、被訓練者の模擬運転を再現しながら、当該模擬運転に関連する省燃費運転の情報及び模擬運転についての省燃費運転の評価を映像又は音声で出力する。従って、被訓練者は、自己の模擬運転を見直しながら、模擬運転に関連する省燃費運転の情報及び模擬運転の評価を確認することができる。よって、被訓練者は、省燃費運転に関する自己の改善点を、実感を伴って把握することができる。また、模擬運転の再現をする際、アクセル操作具の操作量及び模擬車両の車速をモニタ画面上に表示する。このため、アクセル操作具の操作量や模擬車両の車速について目視確認できるため、省燃費に関する模擬運転の評価を説得力のある形で被訓練者に伝えることが可能となる。従って、省燃費運転を効果的に訓練することができる。
本発明の一実施形態に係る運転訓練装置が設置された車両販売店の様子を示す図である。 前記運転訓練装置の入力部に含まれるハンドルの正面図である。 上記実施形態において運転シミュレーションを行うフローチャートである。 上記実施形態におけるエコロジーモードのフローチャートである。 上記実施形態における模擬コースの全体図である。 模擬運転処理時の運転画面の一例を示す図である。 再現処理時の運転画面の第1例を示す図である。 再現処理時の運転画面の第2例を示す図である。 再現処理時の運転画面の第3例を示す図である。 再現処理時の運転画面の第4例を示す図である。 再現処理時の運転画面の第5例を示す図である。 再現処理時の運転画面の第6例を示す図である。 第1結果表示処理時の表示画面の第1例を示す図である。 第1結果表示処理時の表示画面の第2例を示す図である。 第2結果表示処理時の表示画面の第1例を示す図である。 第2結果表示処理時の表示画面の第2例を示す図である。
図1は、本発明の一実施形態に係る運転訓練装置(ドライビングシミュレータ)10の概略的な構成を示す図である。本実施形態における運転訓練装置10は、車両の販売店12に設置されている。自動車ディーラーは、運転訓練装置10を用いて顧客に対して安全運転教育を行うことができる。なお、図1では、夫婦が販売店12に訪れ、同伴者且つ被訓練者P1である妻が運転訓練を受けている間に、夫P2が販売員P3と商談をしている。このため、被訓練者P1である妻は、待ち時間中に安全運転教育を受けることが可能となる。また、待ち時間でなくとも、販売店12側が顧客に積極的に利用を勧めることにより、車両の販売店12という車両に関して興味が湧く環境の中で、日常に役立つ運転知識や危険予測に役立つノウハウ等をゲーム感覚で楽しみながら学習することができるようになる。
運転訓練装置10は、被訓練者P1の運転能力を高めるためのものであって、入力部14と、モニタ18と、スピーカ20と、コンピュータ本体22とを備える。
入力部14は、被訓練者P1が操作するものであって、ハンドル24と、セレクトレバー26と、アクセルペダル28と、ブレーキペダル30とを有する。入力部14は、コンピュータ本体22に接続されており、被訓練者P1は、入力部14への入力を介してモニタ18上に表示される模擬車両Vs(四輪車)を運転することができる。
図2に示すように、ハンドル24には、4つのボタン(第1ボタン32a、第2ボタン32b、第3ボタン32c及び第4ボタン32d)が設けられている。第1ボタン32aの表面には「A」の文字が、第2ボタン32bの表面には「B」の文字が、第3ボタン32cの表面には「C」の文字が、第4ボタン32dの表面には「D」の文字が印刷されている。このため、以下では、第1ボタン32aをAボタン、第2ボタン32bをBボタン、第3ボタン32cをCボタン、第4ボタン32dをDボタンともいう。
本実施形態の運転訓練装置10では、コンピュータ本体22からの信号に応じて、モニタ18上に運転シミュレーションの画面が表示されると共に、スピーカ20から当該運転シミュレーションに伴う効果音や音声が出力される。被訓練者P1は、前記運転シミュレーションの画面に応じて入力部14への入力を行うことにより、モニタ18上の模擬車両Vsを運転することができる(詳細は後述する。)。
次に、本実施形態の運転訓練装置10の処理について説明する。以下に述べる処理は、コンピュータ本体22の図示しないCPU(Central Processing Unit)が、図示しないメモリに記憶されているソフトウェアを実行することで実施される。
運転訓練装置10では、運転シミュレーションの訓練モードとして、ドライブモード、ペアモード、キッズモード及びエコロジーモードとを備える。ドライブモードとは、運転者の運転能力(実技能力及び運転知識)の向上を目的とした訓練モードである。ペアモードとは、親子等の二人組みが一緒になって運転能力や交通安全知識を高めることができる訓練モードであり、運転訓練にゲーム性を持たせたものである。キッズモードとは、自動車に関する知識や交通安全知識を高めることを目的とし且つゲーム性を持たせた訓練モードである。エコロジーモードとは、環境に優しい運転(省燃費運転)を学習することを目的とした訓練モードである。
図3には、本実施形態の運転訓練装置10の処理の概要に関するフローチャートが示されている。
ステップS1において、コンピュータ本体22の電源がオンされると、コンピュータ本体22は、起動処理の後、ステップS2において、モニタ18上にユーザメニュー(図示せず)を表示し、ステップS3において、訓練モードを選択する。前記ユーザメニューでは、上述した各訓練モード(ドライブモード、ペアモード、キッズモード及びエコロジーモード)の選択肢が示される。各選択肢は、訓練モードの名称とシンボル画像(例えば、ペアモードであれば、親子2名の画像、キッズモードであれば、複数の子供の画像、エコロジーモードであれば、地球の画像)を枠の中に表示したものである。現在選択中の訓練モードは、太枠で囲まれて拡大表示されると共に、枠の近傍に当該訓練モードの説明が表示される。なお、本実施形態においては、ドライブモードがデフォルト設定である。
また、上記ユーザメニューでは、「ハンドルを回して、プレイする項目を選んで下さい。選んだら、Aボタンを押すか、アクセルペダルを踏んで決定して下さい。」とのメッセージが併せて表示される。このメッセージの通り、訓練モードの選択は、ハンドル24を回して選択し、Aボタン(入力部14の第1ボタン32a)又はアクセルペダル28を押すことで決定される。すなわち、ステップS3において、コンピュータ本体22は、ハンドル24が回されると、モニタ18上で選択されている訓練モードを切り替える。また、Aボタン(入力部14の第1ボタン32a)が押されたかどうか、及びアクセルペダル28が踏まれたかどうか(すなわち、訓練モードが選択されたかどうか)を監視し、いずれか一方が行われた時点の訓練モードが選択されたものと判定する。
ステップS3において訓練モードが選択されると、ステップS4において、コンピュータ本体22は、選択された訓練モードを実行する。
図4には、訓練モードとしてエコロジーモードが選択された場合のフローチャート(図3のS4の一例)が示されている。図3のステップS3においてエコロジーモードが選択されると、ステップS11において、コンピュータ本体22は、エコロジーモード用のオープニング演出処理を実行する。具体的には、モニタ18上に、エコロジーモードのうち体験モード(エコロジードライブコース)と検定モード(エコロジー検定コース)それぞれの選択肢を、キャラクタ(図示せず)と共に表示する(体験モードがデフォルト設定である。)。体験モードは、模擬運転の後、模擬運転を再現しながら省燃費運転を学習するモードである。検定モードは、模擬運転を介して省燃費運転の程度を評価するモードである。
また、上記表示に合わせて、前記キャラクタの音声として「ようこそ、エコロジーモードへ!」との言葉に続き、環境に優しい運転が安全運転にも繋がることの説明を音声で行う。
ステップS12において、コンピュータ本体22は、入力部14の第1ボタン32aが押されたかどうか、及びアクセルペダル28が踏まれたかどうかを監視し、いずれか一方の動作が行われた時に選択されている選択肢を、以後の処理で実行する。例えば、体験モードが選択された状態で第1ボタン32aが押されるか、アクセルペダル28が踏まれると体験モードが選択される。検定モードも同様に選択される。
続くステップS13において、コンピュータ本体22は、操作説明を行う。具体的には、モニタ18上に、図示しないメモリに記憶されている入力部14の画像を表示すると共に、各部の説明として、セレクトレバー26、アクセルペダル28及びブレーキペダル30の位置、並びに、第1ボタン32aが照明操作用、第2ボタン32bが左ウインカー操作用、第3ボタン32cが右ウインカー操作用、第4ボタン32dがワイパー操作用である旨を表示する。
続くステップS14〜S20において、コンピュータ本体22は、運転訓練(運転シミュレーション)を行う。以下では、体験モード(エコロジードライブコース)が選択された場合について説明する。
ステップS14において、コンピュータ本体22は、入力部14を用いて被訓練者P1が模擬車両Vsを運転する模擬運転処理を行う。模擬運転処理では、被訓練者P1が模擬コース50(図5)を模擬運転する。この際、スピーカ20からの音声及びモニタ18の画面に表示される案内矢印(図示せず)によりスタート地点Psからゴール地点Pgまでの模擬車両Vsの進路を指示する。
模擬運転処理では、ハンドル24の舵角θh[度]と、アクセルペダル28の開度θa[%]と、ブレーキペダル30の開度θb[%]とがスタート地点Psからゴール地点Pgまで図示しないメモリに記憶される。アクセルペダル28の開度θaは、アクセルペダル28の原位置を0%とし、アクセルペダル28が最も踏み込まれた位置を100%としたときのアクセルペダル28の踏込み量である。同様に、ブレーキペダル30の開度θbは、ブレーキペダル30の原位置を0%とし、ブレーキペダル30が最も踏み込まれた位置を100%としたときのブレーキペダル30の踏込み量である。
図6には、模擬運転処理でモニタ18に表示する運転画面の一例としての画面60が示されている。図6に示すように、模擬運転処理の画面60では、その下側中央に模擬車両Vsの動作状態を表示する動作状態表示枠62が配置される。動作状態表示枠62は、車速V[km/h]をデジタル表示する車速表示部64と、アクセルペダル28の開度θaをバー表示するアクセルペダル開度表示部66と、ブレーキペダル30の開度θbをバー表示するブレーキペダル開度表示部68とを有する。運転者は、画面60のような画面中に表示される模擬的な道路環境に応じた模擬運転を行う。
図4に戻り、ステップS15において、コンピュータ本体22は、再現処理を行う。再現処理では、模擬運転処理における模擬車両Vsの動きを再現しながら被訓練者P1が省燃費運転を学習する。
具体的には、コンピュータ本体22は、ステップS14の模擬運転処理において記憶したハンドル24の舵角θh、アクセルペダル28の開度θa、ブレーキペダル30の開度θbに基づいて模擬車両Vsの動きを再現する。再現に際しては、模擬コース50について予め設定しておいた複数の判定区間C1〜C7(図5)について特に詳細な説明を行う。その一方、判定区間C1〜C7以外の経路については、モニタ18上の模擬車両Vsは、一部例外を除き、早送りで移動させる。
上記判定区間C1〜C7のうち判定区間C1、C5は、模擬車両Vsの加速時の省燃費運転(以下「ふんわりアクセル」ともいう。)を判定する区間である。具体的には、判定区間C1の開始地点を交差点に設定しておき、当該交差点において模擬車両Vsを停車させる。そして、当該交差点の信号が赤から青に変わり、模擬車両Vsのアクセルペダル28が踏み込まれた時から所定時間(例えば、5秒間)経過後における模擬車両Vsの車速Vとその目標値(目標車速Vtar)(例えば、20km/h)との差Dv1[km/h]に基づいて省燃費運転の度合を判定する。同様に、判定区間C5は、その開始地点を踏切に設定しておき、当該踏切において模擬車両Vsを停車させる。そして、当該踏切が開き、模擬車両Vsのアクセルペダル28が踏み込まれた時から所定時間経過後における模擬車両Vsの車速Vと目標車速Vtarとの差Dv1に基づいて省燃費運転の度合を判定する。
具体的には、コンピュータ本体22は、判定区間C1、C5について、省燃費運転の程度を判定するための差Dv1の閾値{省燃費運転判定車速差閾値THdv1_eco1、THdv1_eco2(以下「閾値THdv1_eco1、THdv1_eco2」ともいう。)}を予め設定しておく。そして、差Dv1が閾値THdv1_eco1(例えば、18km/h)以上、閾値THdv1_eco2(例えば、22km/h)未満である場合、「○」(優)と評価する。また、差Dv1が閾値THdv1_eco1未満である場合、「△」(可)と評価する。さらに、差Dv1が閾値THdv1_eco2以上である場合、「×」(不可)と評価する。
図7には、再現処理においてふんわりアクセルの評価を行っている際にモニタ18に表示する運転画面の一例としての画面70が示されている。図8には、ふんわりアクセルの評価結果を示す画面80が示されている。
図7に示すように、ふんわりアクセルの評価中の画面70には、その旨(「ふんわりアクセル測定中」)の表示72と、その評価基準(「5秒で時速20キロ」)の表示74と、再現処理である旨(「リプレイ中」)の表示76とが含まれる。さらに、モニタ18上に模擬車両Vsとカウント値78とを表示する。なお、図7のカウント値78の「1」は、測定を開始してから1秒であることを示している。
コンピュータ本体22は、図7の画面70から動画表示を進めて行き、判定区間の最後において図8の画面80を表示する。その間、モニタ18には、動作状態表示枠62が表示され続ける。このため、被訓練者P1は、再現の間における車速V、アクセルペダル28の開度θa及びブレーキペダル30の開度θbの変化を確認することができる。
また、図8の画面80には、ふんわりアクセルの評価結果として、「×」の表示82と「ふんわりアクセルがまだまだです」の表示84とが含まれる。表示82、84に加えて、音声で当該評価結果を出力してもよい。なお、図8のカウント値78の「5」は、測定を開始してから5秒であることを示している。図7及び図8からわかるように、カウント値78は、1から5までカウントアップしていく。
判定区間C1、C5のうち先に現れる判定区間C1に入る際、ふんわり加速に関する説明画面(図示せず)を表示すると共に、ふんわり加速の説明を音声出力してもよい。或いは、判定区間C5でも同様の処理をすることもできる。ふんわり加速に関する説明としては、例えば、発進時には、アクセルペダル28を一気に踏み込むのではなく、ゆっくりと踏み込むのがよいことや、急発進を10回すると二酸化炭素を170cc無駄にすることを挙げることができる。
判定区間C2、C6は、模擬車両Vsの定速走行(クルーズ走行)時の省燃費運転を判定する区間である。具体的には、模擬車両Vsの車速Vが安定すると考えられる区間に判定区間C2、C6を設定しておき、判定区間C2、C6におけるアクセルペダル28の開度θaに基づいて省燃費運転の度合を判定する。
具体的には、コンピュータ本体22は、省燃費運転の程度を判定するための最大値Dθ_maxの閾値{省燃費運転判定開度閾値THθ_eco1、THθ_eco2(以下「閾値THθ_eco1、THθ_eco2」ともいう。)}を設定しておく。最大値Dθ_maxは、次のように求められる。すなわち、判定区間C2、C6それぞれの開始地点において、アクセルペダル28の開度θa(測定開始時開度θast)を測定し、測定開始時開度θastとその後の開度θaの差Dθを逐次判定する。差Dθの絶対値の最大値を最大値Dθ_maxとする。最大値Dθ_maxが閾値THθ_eco1(例えば、5%)以下である場合、「○」(優)と評価する。また、最大値Dθ_maxが閾値THθ_eco1を超え閾値THθ_eco2(例えば、15%)以下である場合、「△」(可)と評価する。さらに、最大値Dθ_maxが閾値THθ_eco2を超える場合、「×」(不可)と評価する。
また、コンピュータ本体22は、判定区間C2、C6について、制限速度としての目標車速Vtar2と車速Vとの差Dv2の閾値{車速差閾値THdv2_eco1、THdv2_eco2(以下「閾値THdv2_eco1、THdv2_eco2」ともいう。)}を設定しておく。差Dv2が閾値THdv2_eco1(例えば、−5km/h)以上、閾値THdv2_eco2(例えば、0km/h)以下である場合、後述する第1結果表示処理において、車速Vが適切である旨の評価を出力する。また、差Dv2が閾値THdv2_eco1未満である場合、第1結果表示処理において、車速Vが低すぎる旨の評価を出力する。さらに、差Dv2が閾値THdv2_eco2を超える場合、第1結果表示処理において、車速Vが高すぎる旨の評価を出力する。なお、制限速度としての目標車速Vtar2は、判定区間C2、C6に入る前の経路に配置された道路標識に示されている。
以上のように、判定区間C2、C6では、最大値Dθ_maxに関する評価に基づいて定速走行時の省燃費運転の度合を判定する。加えて、差Dv2に関する評価に基づいて、後に行う第1結果表示処理において、車速Vの高低に関する評価を行う。
図9には、再現処理において定速走行時についての省燃費運転の評価を行っている際にモニタ18に表示する運転画面の一例としての画面90が示されている。図10には、定速走行時についての省燃費運転の評価結果を示す画面100が示されている。
図9に示すように、定速走行時の評価中の画面90には、その旨(「クルーズ走行測定中」)の表示92と、その評価基準(「制限速度50キロ」)の表示94と、再現処理である旨(「リプレイ中」)の表示76とが含まれる。さらに、モニタ18上に模擬車両Vsを表示する。
図9の画面90から動画表示を進めて行き、判定区間C2、C6の最後において図10の画面100を表示する。その間、モニタ18には、動作状態表示枠62が表示され続ける。このため、被訓練者P1は、再現の間における車速V、アクセルペダル28の開度θa及びブレーキペダル30の開度θbの変化を確認することができる。
また、図10の画面100には、定速走行時の評価結果として、「○」の表示102と「安定したアクセル操作ができています」の表示104とが含まれる。表示102、104に加えて、音声で当該評価結果を出力してもよい。
なお、判定区間C2、C6のうち先に現れる判定区間C2に入る際、定速走行時の省燃費運転に関する説明を音声出力する。モニタ18に表示してもよい。或いは、判定区間C6でも同様の処理をすることもできる。定速走行時の省燃費運転に関する説明としては、例えば、走行中は加減速の少ない運転を心掛けることや、先行車がいる場合、車間距離を十分にとってアクセルペダル28の開度θaを一定に保つことを挙げることができる。
判定区間C3、C4、C7は、模擬車両Vsの減速時の省燃費運転(アクセルオフ)を判定する区間である。具体的には、判定区間C3を、模擬車両Vsが交差点で停車する区間に設定しておき、判定区間C4を、模擬車両Vsが踏切で停車する区間に設定しておき、判定区間C7を、模擬車両Vsが下り坂で減速する区間に設定しておく。そして、判定区間C3、C4において模擬車両Vsを減速及び停車させ、判定区間C7において模擬車両Vsを減速させる。この際、コンピュータ本体22は、判定区間C3、C4、C7において、アクセルオフ操作(例えば、アクセルペダル28の開度θaをゼロにする操作)が行われた地点を判定する。
より具体的には、判定区間C3については、模擬車両Vsと交差点の停止線(図示せず)との距離Dc1を用いる。判定区間C4については、模擬車両Vsと踏切手前の停止線(図示せず)との距離Dc2を用いる。判定区間C7については、減速開始目標地点から実際にアクセルオフ操作をした地点までの距離Dc3を用いる。そして、距離Dc1、Dc2、Dc3に基づいて省燃費運転の度合を判定する。
すなわち、コンピュータ本体22は、省燃費運転の程度を判定する距離Dc1〜Dc3の閾値{省燃費運転判定距離閾値THdc_eco1、THdc_eco2(以下「閾値THdc_eco1、THdc_eco2」ともいう。)}をそれぞれ予め設定しておく。そして、距離Dc1〜Dc3が閾値THdc_eco1(例えば、判定区間C3、C4全体の3/4の距離)以上である場合、「○」(優)と評価する。また、距離Dc1〜Dc3が閾値THdc_eco1未満且つ閾値THdc_eco2(例えば、判定区間C3、C4全体の1/4の距離)以上である場合、「△」(可)と評価する。さらに、距離Dc1〜Dc3が閾値THdc_eco2以下の場合、「×」(不可)と評価する。
図11には、再現処理においてアクセルオフの評価を行っている際にモニタ18に表示する運転画面の一例としての画面110が示されている。図12には、アクセルオフの評価結果を示す画面120が示されている。
図11に示すように、アクセルの評価中の画面110には、その旨(「早めのアクセルオフ測定中」)の表示112と、アクセルオフをすべき区間である旨(「アクセルオフエリア」)の表示114と、再現処理である旨(「リプレイ中」)の表示76とが含まれる。さらに、モニタ18上に模擬車両Vsを表示する。
図11の画面110から動画表示を進めて行き、判定区間の最後において図12の画面120を表示する。その間、モニタ18には、動作状態表示枠62が表示され続ける。このため、被訓練者P1は、再現の間における車速V、アクセルペダル28の開度θa及びブレーキペダル30の開度θbの変化を確認することができる。
また、図12の画面120には、アクセルオフの評価結果として「△」の表示122及び「アクセルオフが遅れ気味です」の表示124とが含まれる。表示122、124に加えて、音声で当該評価結果を出力してもよい。
なお、判定区間C3、C4、C7のうち最初に現れる判定区間C3に入る際、アクセルオフに関する説明画面(図示せず)を表示すると共に、アクセルオフの説明を音声出力してもよい。或いは、判定区間C4、C7でも同様の処理をすることもできる。アクセルオフに関する説明としては、例えば、停車位置を予測して早めのアクセルオフをすることにより、フットブレーキを使用する前にエンジンブレーキを利用して早めにフューエルカットをする方が燃費が良くなることや、下り坂では、下り坂の手前からアクセルオフをすることで十分な車速Vを維持しつつ、燃費を向上することができることを挙げることができる。
以上のように、再現処理では、判定区間C1〜C7において、模擬運転処理における被訓練者P1の操作を再現しながら、当該操作に関する省燃費運転の度合を評価する。
図4に戻り、ステップS16において、コンピュータ本体22は、第1結果表示処理を行う。第1結果表示処理は、模擬運転処理の結果を表示する処理である。
図13には、第1結果表示処理においてモニタ18に表示する画面の一例としての画面130が示されている。図13に示すように、コンピュータ本体22は、模擬運転処理におけるアクセルペダル28の開度θa(後述する再模擬運転処理における開度θaと区別するために「開度θ1」ともいう。)と、理想的な運転におけるアクセルペダル28の開度(理想開度θt)[%]とを表示する。理想開度θtは、例えば、省燃費運転に熟達した運転者がアクセルペダル28を操作した場合のデータを用いることができる。或いは、シミュレーション値を用いてもよい。
また、コンピュータ本体22は、開度θ1の方が理想開度θtよりも大きい領域を無駄部分Rw1として表示し、開度θ1の方が理想開度θtよりも小さい領域を節約部分Rs1として表示する。図13の画面130は、さらに、判定区間C1〜C7における評価結果及びアドバイスの表示132と、模擬運転の評価結果としての順位の表示134とを含む。
また、図14には、第1結果表示処理におけるモニタ18の表示画面の別の例としての画面140が示されている。画面140は、図13の画面130の後に表示される。図14に示すように、コンピュータ本体22は、標準的なモデル車両を想定したときの省燃費運転と模擬運転処理における模擬運転とを対比して表示する。すなわち、画面140では、平均燃費、所定条件におけるガソリン消費量、ガソリン消費量の差、当該差に伴う損益、当該差に伴う二酸化炭素の排出量について標準的な省燃費運転と模擬運転処理における模擬運転とを比較した数値を表示する。従って、省燃費運転の重要性を具体的な数値で示すことができる。
図4に戻り、ステップS17において、コンピュータ本体22は、再模擬運転処理を行う。再模擬運転処理は、ステップS14の模擬運転処理と同様の処理であり、上述のような内容で運転訓練と学習を行った被訓練者P1が、再度模擬運転を行う。模擬コース50は同一のものを用い、スタート地点Psからゴール地点Pgまでの経路も同じである。
ステップS18において、コンピュータ本体22は再現処理を行う。ここでの再現処理は、ステップS17の再模擬運転処理における再模擬運転の再現を行うものであり、具体的な処理は、ステップS15の再現処理と同様である。
ステップS19において、コンピュータ本体22は、第2結果表示処理を行う。第2結果表示処理は、基本的にステップS16の第1結果表示処理と同様であるが、表示する結果は、再模擬運転処理(S17)の評価結果のみではなく、模擬運転処理(S14)の評価結果も併せて表示する。
図15には、ステップS19の第2結果表示処理においてモニタ18に表示する画面の一例としての画面150が示されている。図15に示すように、コンピュータ本体22は、模擬運転処理におけるアクセルペダル28の開度θ1と、再模擬運転処理におけるアクセルペダル28の開度θa(模擬運転処理における開度θ1と区別するために「開度θ2」ともいう。)と、理想開度θtとを表示する。また、コンピュータ本体22は、開度θ2の方が開度θ1よりも大きい領域を無駄部分Rw2として表示し、開度θ2の方が開度θ1よりも小さい領域を節約部分Rs2として表示する。図15の画面150は、さらに、再模擬運転処理についての判定区間C1〜C7における評価結果及びアドバイスの表示152と、再模擬運転の評価結果としての順位の表示154とを含む。
また、図16には、ステップS19の第2結果表示処理においてモニタ18に表示する画面の一例としての画面160が示されている。画面160は、図15の画面150の後に表示される。図16に示すように、コンピュータ本体22は、模擬運転処理における模擬運転と再模擬運転処理における再模擬運転とを対比して表示する。すなわち、画面160では、平均燃費、所定条件におけるガソリン消費量、ガソリン消費量の差、当該差に伴う損益、当該差に伴う二酸化炭素の排出量について模擬運転処理及び再模擬運転処理それぞれにおける模擬運転を比較した数値を表示する。従って、省燃費運転の改善度合を具体的な数値で示すことができる。
図4に戻り、ステップS20において、コンピュータ本体22は、再模擬運転処理の再試行の要否、即ち、模擬運転をもう一度行いたいかどうかを被訓練者P1に問い合わせる。再試行の要否の問合せは、例えば、モニタ18上にその旨を表示すると共に、音声出力をすることで行うことができる。
被訓練者P1から再試行を要する旨の入力があった場合(S20:YES)、ステップS17に戻り、再模擬運転処理を再度行う。この場合、ステップS19の第2結果表示処理で用いられるのは、前回の再模擬運転処理と今回の再模擬運転処理の結果である。或いは、これらに加えて、最初の模擬運転処理の結果を用いてもよい。このようにして、被訓練者P1は、自分の納得がいくまで模擬運転を繰り返すこともできる。
被訓練者P1から再試行を要しない旨の入力があった場合(S20:NO)、ステップS21において、コンピュータ本体22は、エンディング演出処理を行う。具体的には、省燃費運転に関するその他の留意事項をモニタ18上に表示すると共に、当該留意事項について音声出力する。その他の留意事項としては、例えば、車両に積載する荷物を軽くしたり、余分な装備を外したりすること、計画ドライブで無駄なく走行すること、タイヤの空気圧は定期的に確認し、最適値を保つこと、駐停車時はアイドリングストップすること、できるだけ窓を開けてエアコンディショナの使用を控えることを挙げることができる。その後、省燃費運転の重要性に関するメッセージを表示すると共に、当該メッセージを音声出力する。
エンディング演出処理が終わると、エコロジーモードを終了し、ユーザメニュー(図3のS2)に戻る。
以上のように、本実施形態によれば、被訓練者P1の模擬運転を再現しながら、判定区間C1〜C7それぞれにおいて、当該模擬運転に関連する省燃費運転の情報(各判定区間C1〜C7における省燃費運転のポイントや評価基準等)及び模擬運転についての省燃費運転の評価を映像及び音声で出力する。従って、被訓練者P1は、自己の模擬運転を見直しながら、模擬運転に関連する省燃費運転の情報及び模擬運転の評価を確認することができる。よって、被訓練者P1は、省燃費運転に関する自己の改善点を、実感を伴って把握することができる。また、模擬運転の再現をする際、アクセルペダル28の開度θa及び模擬車両Vsの車速Vをモニタ18上に表示する。このため、開度θaや車速Vについて目視確認できるため、省燃費に関する模擬運転の評価を説得力のある形で被訓練者P1に伝えることが可能となる。従って、省燃費運転を効果的に訓練することができる。
本実施形態において、コンピュータ本体22は、定速走行に関する判定区間C2、C6についてアクセルペダル28の開度θaを指標として、減速に関する判定区間C3、C4、C7についてアクセルペダル28の操作タイミングを指標として模擬運転を評価する。これにより、アクセルペダル28の開度θa又は操作タイミングで模擬運転を評価するため、評価のための閾値や範囲を設定することで省燃費運転の程度を簡易に評価することが可能となる。また、燃料消費の基本となるアクセルペダル28の操作を、燃料消費量を抑制する操作の観点で運転訓練をすることが可能となる。このため、アクセルペダル28の操作による減速運転や巡航運転についての省燃費運転の普及に大きく寄与することが期待できる。
本実施形態の第2結果表示処理において、コンピュータ本体22は、模擬運転処理及び再模擬運転処理におけるアクセルペダル28の開度θ1、θ2の推移を、理想開度θtの推移と重ねてモニタ18上に表示する。これにより、理想開度θtを基準として1回目の模擬運転における開度θ1と2回目の模擬運転における開度θ2とを比較することが可能となる。従って、1回目の模擬運転と比較した2回目の模擬運転の改善状況や、1回目及び2回目の模擬運転における燃料消費量の無駄状況を視覚的に確認することが可能となる。
なお、本発明は、上記実施形態に限らず、この明細書の記載内容に基づき、種々の構成を採り得ることはもちろんである。例えば、以下に示す構成を採ることができる。
上記実施形態では、運転訓練装置10を車両の販売店12に設置したが、これに限られず、運転教習所、運転免許試験場、整備工場等、その他の場所に設置してもよい。
上記実施形態では、模擬車両Vsは四輪車であったが、これに限られず、例えば、二輪車や六輪以上の車両であってもよい。
上記実施形態では、ハンドル操作具、アクセル操作具及びブレーキ操作具として、四輪車用のハンドル24、アクセルペダル28及びブレーキペダル30を用いたが、これに限られない。例えば、二輪車用のハンドル、アクセルグリップ及びブレーキレバーやブレーキペダルであってもよい。或いは、ボタン操作によりアクセルやブレーキを操作することもできる。
上記実施形態では、模擬運転処理において記憶するデータとして、ハンドル24の舵角θhとアクセルペダル28の開度θaとブレーキペダル30の開度θbを用いたが、これらをまとめて模擬車両Vsの動作として記憶してもよい。また、スタート地点Psからゴール地点Pgまでの経路全体でデータを記憶したが、判定区間C1〜C7のみを記憶してもよい。この場合、再現処理では、判定区間C1〜C7のみを表示してもよい。
10…運転訓練装置 14…入力部
18…モニタ 22…コンピュータ本体(訓練制御部)
24…ハンドル 26…セレクトレバー
28…アクセルペダル 30…ブレーキペダル
50…模擬コース C1〜C7…判定区間(評価対象区間)
P1…被訓練者 V…模擬車両の車速
Vs…模擬車両
θ1…模擬運転処理におけるアクセルペダルの開度
θ2…再模擬運転処理におけるアクセルペダルの開度
θa…アクセルペダルの開度 θt…理想開度

Claims (3)

  1. 車両を運転する際に要求される運転能力を、モニタ画面上に表示する模擬的な道路環境を利用して訓練する運転訓練装置であって、
    前記運転訓練装置は、
    模擬車両から見える模擬的な道路環境を前記モニタ画面上に動画表示する訓練制御部と、
    前記模擬車両の動作を制御するハンドル操作具、アクセル操作具及びブレーキ操作具を備える車両動作指令入力部と
    を備え、
    前記訓練制御部は、
    省燃費運転を評価する評価対象区間を設けた模擬コースを用いて被訓練者に模擬運転を行わせる模擬運転処理と、前記模擬運転を前記モニタ画面上に動画で再現する再現処理とを実行し、
    前記模擬運転処理において、少なくとも前記評価対象区間について前記車両動作指令入力部に対する入力を記憶し、
    前記再現処理において、前記評価対象区間について前記模擬運転の再現をするとき、前記模擬運転の再現中、再現場面に対応させて前記アクセル操作具の操作量及び前記模擬車両の車速の連続的な表示並びに省燃費運転の名称及び当該省燃費運転を評価するためのデータの測定中である旨の表示を前記モニタ画面で行うと共に、当該評価対象区間における省燃費運転の情報と前記模擬運転についての省燃費運転の評価結果を前記評価対象区間毎に映像又は音声で出力する
    ことを特徴とする運転訓練装置。
  2. 請求項1記載の運転訓練装置において、
    前記訓練制御部は、前記アクセル操作具の操作量の変化又は踏込みオンオフの操作タイミングを指標として前記模擬運転を評価する
    ことを特徴とする運転訓練装置。
  3. 請求項1又は2記載の運転訓練装置において、
    前記訓練制御部は、
    前記被訓練者に前記模擬運転を再度行わせる再模擬運転処理を実行し、
    前記模擬運転処理及び前記再模擬運転処理における前記アクセル操作具の操作量の推移を、理想的な操作量の推移と重ねて前記モニタ画面上に表示する
    ことを特徴とする運転訓練装置。
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